【ワールドトリガー】黒トリガー(ブラックトリガー)とは?風刃など一覧で紹介

ワールドトリガーの中でも特別で強力なトリガーとして登場するのが黒トリガー(ブラックトリガー)です。風刃を始めノーマルトリガーと比較すると常軌を逸した強さを持ったトリガーとなっています。今回はワールドトリガーの黒トリガー(ブラックトリガー)について、空閑遊真や天羽などの所持者、既にワールドトリガー作中に登場しているブラックトリガーなども一覧としてまとめて紹介していきます。

【ワールドトリガー】黒トリガー(ブラックトリガー)とは?風刃など一覧で紹介のイメージ

目次

  1. ワールドトリガーの黒トリガー(ブラックトリガー)とは?
  2. ワールドトリガーの黒トリガーと使用者一覧~ボーダー所有~
  3. ワールドトリガーの黒トリガーと使用者一覧~アフトクラトル所有~
  4. ワールドトリガーの黒トリガー(ブラックトリガー)で最強は?
  5. ワールドトリガーの黒トリガー(ブラックトリガー)に関する感想や評価
  6. ワールドトリガーの黒トリガー(ブラックトリガー)まとめ

ワールドトリガーの黒トリガー(ブラックトリガー)とは?

ワールドトリガーでも特別な武器として登場しているのが黒トリガー(ブラックトリガー)です。今回は黒トリガー(ブラックトリガー)について一覧にしてまとめて紹介していきます。

ワールドトリガーの作品情報

ワールドトリガーの概要

黒トリガー(ブラックトリガー)が登場するワールドトリガーは2013年から葦原大介先生が週刊少年ジャンプにて連載しているSFアクション漫画です。一般的な漫画よりも圧倒的に多いにも関わらず個性豊かなキャラクターと多対多の戦闘描写の旨さが高い人気と評価を集める作品で、アニメ化やゲーム化、タイアップなどメディアミックス展開も積極的に行われている作品です。

2016年から2018年にかけて、葦原大介先生の病気により長期休載期間がありました。2019年からは病気を鑑みて週刊少年ジャンプから月刊誌であるジャンプスクエアに移籍したという経緯を持っていますが、2020年12月現在もジャンプスクエアにて連載中の漫画です。

ワールドトリガーのあらすじ

中規模都市の三門市に突如開いた異世界への門(ゲート)。そのゲートから出現する化物、近界民(ネイバー)は地球上の兵器の一切が通用しない存在で人々は恐怖に慄く事になります。そんなネイバーを倒した謎の組織ボーダーは瞬く間に防衛体制を整え三門市ではなんとか平穏な暮らしを保っていました。物語はそれから4年半後ボーダーの訓練生C級隊員の三雲修がネイバーの世界からやってきた少年空閑遊真と出会う所から始まります。

黒トリガー(ブラックトリガー)とは?

ワールドトリガーの世界ではネイバーに唯一通用する武器であるトリガーを用いての戦闘が基本です。そんなトリガーの中でも「1つで劣勢の戦争の状況をひっくり返してしまう程の戦力になる」と言われているのが黒トリガー(ブラックトリガー)です。

命と引き換えに生成される

黒トリガー(ブラックトリガー)が通常のトリガーと最も異なる点は黒トリガー(ブラックトリガー)が優れたトリオン使いの命と引換えに生成されるという点にあります。優れたトリオン使い=優れた戦力でもあるので簡単には生成出来ず、ワールドトリガー作中でもかなり限られた数しか登場しておらず、近界においても遠征に持ち出すのはレアケースであるとされています。

今回一覧でまとめて紹介するようにワールドトリガー作中では「誰が作ったか」も重要なポイントになっている例も多くなっている反面、アフトクラトルの黒トリガーや天羽月彦のブラックトリガーのように製作者が不明の黒トリガー(ブラックトリガー)も多く登場しています。

高い性能

命を代償として作られる黒トリガー(ブラックトリガー)は今回一覧で個別にまとめて紹介するように通常のトリガーよりも高い性能を持つようになります。同時に非常に個性的な能力を持っているのも特徴になっています。非常に尖った能力をしている事もあり単独で運用される事も多く、ボーダーでは黒トリガー(ブラックトリガー)の所有者は自動でS級隊員として特別扱いされ、部隊を組んだりランク戦に参加する事もなくなります。

使い手を選ぶ

黒トリガー(ブラックトリガー)のもう1つの特徴と言えるのが使い手を選ぶという点です。これは作った人物(命を代償とした人物)の人格が反映される為であるとされており、黒トリガー(ブラックトリガー)+適合者がいて初めて真価を発揮する事が出来るという点でも通常の兵器とは少し異なる性質を持っている点も黒トリガー(ブラックトリガー)の大きな特徴となっています。

ただし適合者は必ずしも1人ではなく、物によっては共有して使う事も可能になっているものもあるなど、一口にブラックトリガーといってもその性質は大きく異なっている場合も多いです。

ワールドトリガー | 東映アニメーション

ワールドトリガーの黒トリガーと使用者一覧~ボーダー所有~

名称不明(空閑遊真)

名称は「特に無い」とされているのが空閑遊真のブラックトリガーです。正確にはボーダー所有というよりもボーダーに所属する空閑遊真個人の所有物であるブラックトリガーで、メインの武装を持たない代わりに様々な特殊能力を持っているブラックトリガーになっています。同時に他のトリガーの機能をコピーする機能なども持っているなど今回一覧にしてまとめて紹介するブラックトリガーの中でも非常に稀有な能力を持っているのが特徴です。

実際ワールドトリガー作中では、このブラックトリガーを使いボーダーの持つノーマルトリガーの1つである鉛弾(レッドバレット)を対三輪隊戦でコピーし「錨(アンカー)」としてコピーた他、遠距離攻撃をする為の「射(ボルト)」もコピーしています。その他にも弾(バウンド)、強(ブースト)、盾(シールド)などといった印(いん)を用いて戦うのが空閑遊真のブラックトリガーの戦闘スタイルです。

元になっているのは空閑遊真の父である空閑有吾で、近界での戦いの最中瀕死の重傷を負った空閑遊真を助けるべく作られました。その為、ブラックトリガーの内部に空閑遊真本来の身体が封印されており、普段の空閑遊真の身体は完全にトリオン体で構成されています。ブラックトリガー本体は黒い指輪の形をしており、外してもいきなり死にはしないもののいずれは死んでしまうとされています。

ワールドトリガー作中で明言されているわけではありませんが上記のような性質上、基本的には空閑遊真以外に適合者のいないブラックトリガーではないかと考察されています。ちなみに空閑遊真のブラックトリガーはフルパワーを発揮するには空閑遊真のブラックトリガーと同じく空閑有吾が作ったレプリカの補佐が必須であり、レプリカなしでも使えはしますが、性能の一部に余計な手間や時間がかかってしまうようになってしまいます。

風刃(迅悠一)

ワールドトリガー連載開始時点では迅悠一が所有していたのが風刃です。見た目は孤月と近い片刃の直刀をしており、その能力は「物体に斬撃を伝播させる事で遠距離攻撃が可能である」というものです。斬撃の射程範囲は目の届く範囲ならどこでも可能である他、オペレーターに支援を受ければさらにその範囲を伸ばす事が可能になっています。

今回一覧でまとめて紹介しているブラックトリガーの中でも唯一ワールドトリガー作中にて明確に弱点が示されているブラックトリガーでもあり、「剣にまとう光の帯の数で残り弾数が分かり、使い切ると再装填する必要がある」「接近戦に持ち込まれると能力が発揮しづらい」という弱点が上げられていますが、迅悠一の場合は自身のサイドエフェクトである「未来視」と組み合わせる事で弱点を補っています。

もう1つの風刃の大きな特徴となっているのが非常に適合者が多いという点にあります。ワールドトリガー連載開始時点での風刃の所有者であった迅悠一、大規模侵攻で所持する事になった三輪を含む20人に近い適合者がいる事が明らかになっています。これは風刃の元になっている迅悠一の恩師、最上宗一の性質が反映されていると考えられています。

ちなみに風刃の適合者としてワールドトリガー作中で名前が上がっているのが迅悠一、風間、木虎、嵐山、村上、加古、生駒、弓場などで逆に風刃の適合者になっていないのが太刀川です。大規模侵攻後は三輪からの提言もあり、本部に管理され状況に応じて適合者の誰でも風刃を使えるようになっており、迅悠一が積極的に適合者に風刃の使い方を教えるといった一面も見せています。

名称不明(天羽月彦)

今回一覧にまとめて紹介しているボーダーが所有するブラックトリガーの中でも2020年12月現在詳細の不明点が多いのが天羽月彦が持つブラックトリガーです。天羽月彦の持つブラックトリガーは名称も能力も製作者も不明ですが判明している点としては天羽月彦自身が「万能手」扱いである事、大規模侵攻では2区画を更地にしてしまう程の広い範囲攻撃を持つという事で、その戦闘能力は風刃所有時の迅悠一を上回るとも言われています。

ただし天羽月彦自身の素行の悪さ、またブラックトリガー使用時の外見が万が一にも一般に漏れるとボーダーのイメージに関わるとしてメディア対策室長の根付は天羽月彦が出撃する事に顔を曇らせる事もあるなどといった点からも使用者である天羽月彦の見た目から大きく変わってしまい高い戦闘能力を持つブラックトリガーになるものと考察されています。

ちなみにブラックトリガーに起因するのかは不明ながら天羽月彦は「敵の情報を色として認識するサイドエフェクト」を持っている事も明らかになっています。

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ワールドトリガーの黒トリガーと使用者一覧~アフトクラトル所有~

卵の冠・アレクトール(ハイレイン)

アフトクラトルのハイレインが所有するブラックトリガーが卵の冠(アレクトール)です。トリオンを動物型の弾として打ち出すという見た目にはシンプルなアレクトールですがその本質は「触れたトリオンをキューブ化させてしまう」という能力にあります。触れたトリオンはトリオン体はもちろんトリオンで構成されたトリガー、つまり武器もキューブ化させてしまうという点にあります。

加えてアレクトールの所持者であるハイレインはこのキューブからトリオンを補充する事が可能であり、相手を無効化する能力と回復する能力を持つというまさにブラックトリガーらしいチート性能の高いブラックトリガーであるとされています。一応トリガーの本体はハイレインが右手に持つ卵型の発行体だと考えられています。

窓の影・スピラスキア(ミラ)

ブラックトリガーらしいチート性能を持つとされているのがアフトクラトルのミラが使用した窓の影(スピラスキア)です。「大窓」と「小窓」と呼ばれる2つの能力を持っており、大窓は人やトリオン兵の移動に、小窓は棘のように伸びて相手を攻撃する事が出来る能力になっています。やはり強力なのが大窓の能力で、数キロ先まで任意の場所に出現させる事が可能であるのでかなり広範囲の移動を一瞬で行う事が可能です。

所持者のミラがアフトクラトルの遠征部隊の中ではオペレーターという立ち回りであった事から大規模侵攻ではトリオン兵の移動や、他のメンバーの回収など補助的な使われ方がメインになっていますが、その能力はブラックトリガーらしく今回一覧でまとめて紹介している他のブラックトリガーと同じように単体で戦っても十分に高い性能を誇るブラックトリガーであるといえます。

星の杖・オルガノン(ヴィザ)

星の杖(オルガノン)は仕込み杖のような形をしたブラックトリガーです。所有国であるアフトクラトルでは国宝として扱われているブラックトリガーで、複数の円軌道を設定した上でその円軌道にブレードを走らせる事で広範囲を無差別で切断する事が出来るという能力になっています。風刃と比較すると単純な射程には劣ると思われますが、1度に攻撃出来る範囲の広さはオルガノンの方が圧倒的に広いと考えられます。

ブラックトリガーの性質としては中~遠距離攻撃を得意とするブラックトリガーであり反面近距離が弱点とも言えますが、そもそも円軌道はほぼ不可視である為、初見で見切るのはほぼ不可能であり近づく事が困難である事、加えて使用者のヴィザ翁が剣の達人でもある為に全範囲に隙がないトリガーとなっています。

泥の王・ボルボロス(エネドラ)

泥の王(ボルボロス)はエネドラが使用していたブラックトリガーで、使用者のトリオン体を固体、液体、気体に変化させる事が出来るというトリガーです。液体化すれば物理攻撃は無効化される他、気体化すれば敵の体内に入り込む事も出来るというやはりチート性能とも言える能力を持っています。

大規模侵攻の中でエネドラがミラによって「処分」されたものの、ボルボロスはしっかりと回収していった為、2020年12月現在でもボルボロスはアフトクラトルの手にありますが、現在の所有者・適合者は不明です。

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ワールドトリガーの黒トリガー(ブラックトリガー)で最強は?

卵の冠(アレクトール)が最強?

ワールドトリガー作中での活躍を鑑みると今回一覧にしてまとめて紹介しているブラックトリガーの中でも最強格と考えられているのが卵の冠(アレクトール)です。やはり「相手の無効化+回復」という能力はそれぞれ単体であっても非常に強い能力であり、この2つを併せ持っているという事はやはり最強と言わざるを得ないのではないでしょうか。

一応対奥策としてはワールドトリガー作中でも出水がやったように、「打ち出される動物型の弾を全部撃ち落とす」事で無効化はされませんが、そもそも相手の弾に全て命中させるという芸当が出来なければ対応策にもならず、それも「無効化」を防げるだけで「回復源」にはされてしまうので完全な対策とは言えません。

唯一不明点がその射程範囲であり、射程が短いのであれば、対抗馬になりそうなのはヴィザ翁の持つオルガノンになります。いずれにしても両方を併せ持つアフトクラトルが軍事大国と言われるのは当たり前と言えるだけの性能を有しているのは間違いありません。

天羽のトリガーが最強?

アフトクラトルのブラックトリガーに対してボーダーの持つ今回一覧にしてまとめて紹介したブラックトリガーの中で最強と言えるのはやはり天羽月彦の持つブラックトリガーだと考えられます。ワールドトリガー作中でも「風刃を持った迅よりも戦闘能力は上」とされている事、空閑遊真のブラックトリガーがレプリカの補助を受けられなくなって能力が最大限発揮できないという点も天羽月彦のブラックトリガーが最強という状況を後押ししています。

詳細は不明ながら天羽月彦の出撃に顔を曇らせる根付のイメージの後ろには化物のような姿が描かれており、大規模侵攻での2区画を更地にしながらもトリオン兵を1人でまとめて相手をして全滅させる広い攻撃範囲を持っている事など、分かっている事だけでも天羽月彦のブラックトリガーは風刃以上の範囲と威力を持っているのは間違いないと言えるのではないかと考えられます。

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ワールドトリガーの黒トリガー(ブラックトリガー)に関する感想や評価

ここからはワールドトリガーを既に視聴した人の感想をまとめて紹介していきます。ブラックトリガー自体の設定はワールドトリガー作中でもしっかり描かれているので分かりやすいという人が多い反面、ベイルアウトが仕組みとしてある中で今後ブラックトリガー化するという展開はあるのだろうかという疑問を考察するファンも多くなっています。

一方でアニメオリジナルのストーリーの中で「基地の周辺でないとベイルアウトはできない」という設定が登場しており、これが葦原大介先生も監修した原作でも同様の設定であるのだとしたら遠征先でブラックトリガー化する事もあるのではないかとも考察されています。ブラックトリガー化するのではないかと心配する声が最も多いのが迅悠一です。様々な描写が伏線のようになっているように見えるという声も非常に多くなっています。

ブラックトリガーが「命を代償に作られる」という設定はワールドトリガー作中でも比較的序盤に描かれている事もあり、今回一覧にしてまとめたように製作者が分かっているブラックトリガーもある反面、製作者が不明なブラックトリガーもあり誰が元になっているのか気になるとする声も多くなっています。

特に能力や名前も不明である天羽月彦のブラックトリガーはどのような能力でどのような経緯で誰がブラックトリガー化したもの気になるという声も多くなっています。風刃以上と言われる能力とその性質が今後のワールドトリガー作中の中でどのような役割を果たす事になるのか気になるという声も多くなっています。

またやはりブラックトリガー化する人物がいれば、適合者も必要であり、その適合者になる事で強くなるのが三雲修なのではないかとする声も多いです。三雲修の成長幅ひ非常に狭く、戦術などを磨いているとはいえ、やはり単独の戦士としての力を持つ事を考えたらブラックトリガーの適合者になるのが一番手っ取り早いのではないかとする声も多くなっています。

ワールドトリガーの中でも一番の適合者候補であるとされつつも、三雲修は最弱だからこそ魅力があるという声もあり、できればこのままでいてほしいという声も多い稀有なキャラクターになっています。今回一覧でまとめて紹介したようにブラックトリガーはチートとも言える性能を持っているので三雲修にはそういう力を持ってほしくないという声も目立つようになっています。

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ワールドトリガーの黒トリガー(ブラックトリガー)まとめ

ワールドトリガーの黒トリガー(ブラックトリガー)はチートとも言われる性能を有したトリガーです。その能力は「戦況をひっくり返せる程」であるとされており、実際作中で既に能力が判明しているブラックトリガーも通常のトリガーと比較して非常に高い能力を持っています。ブラックトリガーにもタイプは様々あり、空閑遊真のような近距離戦用のものから風刃のような遠距離戦を得意とするものまで様々です。

設定こそほぼ出揃っていると考えられるブラックトリガーですが、今回一覧でまとめて紹介したようにまだワールドトリガー作中での登場数は決して多くはなく、今後も登場するのではないかと考えられています。黒トリガー(ブラックトリガー)の登場や活躍にも注目しつつワールドトリガーを視聴してみてはいかがでしょうか?

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