【ヒロアカ】爆豪勝己の文化祭編でのドラムがかっこいい!耳郎も認める実力?

爆豪勝己が文化祭でドラムを演奏して話題になりました。『僕のヒーローアカデミア』のメインキャラクターの中でも強烈な性格が目立つ爆豪勝己は、どのようなドラムの演奏を披露したのでしょうか?また、音楽が大好きでバンドを率いた耳郎響香の反応も注目されました。戦闘やシリアスなシーンの多いヒロアカですが、文化祭では主人公達の高校生らしい新たな一面も描かれています。「かっこいい」と評判の爆豪勝己のドラム演奏を中心に、彼らのバンド活動を振り返ります。

【ヒロアカ】爆豪勝己の文化祭編でのドラムがかっこいい!耳郎も認める実力?のイメージ

目次

  1. 爆豪勝己とは?
  2. 爆豪勝己の文化祭編でのドラムがかっこいい
  3. 爆豪勝己と同じバンド隊のメンバーと担当楽器
  4. 爆豪勝己のアニメ声優
  5. 爆豪勝己が文化祭でドラムを叩く姿に関する感想や評価
  6. 爆豪勝己が文化祭でドラムを叩く姿まとめ

爆豪勝己とは?

僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)の作品情報

本記事では僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)に登場する爆豪勝己のドラムシーンについてまとめていきます。爆豪勝己のドラムシーンはファンから大変好評でかっこいい!と話題になっています。では爆豪勝己のドラムシーンについて紹介する前に僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)の作品情報をお伝えします。

僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)の概要

『僕のヒーローアカデミア』略称『ヒロアカ』は、『週刊少年ジャンプ』で2014年から堀越耕平が連載している漫画です。累計発行部数は2800万部を越えています。2016年にアニメ化され、2021年には第5期の放送が予定されています。映画2作目『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』の興行収入は17.6億円に達し、北米では『千と千尋の神隠し』を上回ったと話題になりました。

国内の「マンガ大賞」などに留まらず、アメリカとフランスでも受賞やランクインの実績があり、海外から高い評価を受けています。また、VOMIC(ヴォイスコミック)や複数のスピンオフ漫画、小説、ゲームへも展開しており、2019年には実写舞台化されました。

僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)のあらすじ

世界の総人口の約8割が「個性」と呼ばれる超常能力を持つ社会で、「ヴィラン」(敵、悪党など)を「ヒーロー」が職業として取り締まるようになりました。双方、有名な者は強力で特性に優れた「個性」を持つ場合が多く、実力・人気No.1のヒーロー「オールマイト」に主人公の緑谷出久も憧れています。しかし緑谷は幼い頃に珍しい「無個性」と診断されてしまい、ヒーローになるのは不可能だと周囲の人々に言われます。

それでも夢を諦めきれず、難関の雄英高校ヒーロー科を受験しようと励む緑谷は、その志望を幼馴染の爆豪勝己に激しく否定されます。しかしオールマイトが現れ、彼に見込まれたため、緑谷は「ワン・フォー・オール」という「個性」を継承しました。雄英高校ヒーロー科にも合格し、様々なクラスメイトとの切磋琢磨を通して、またヴィラン達による度重なる危険な襲撃を切り抜けて成長していきます。

爆豪勝己のプロフィール

爆豪勝己は、爆破の「個性」を持つ強気な少年です。主人公の緑谷と同じく折寺中学校出身で、雄英高校ヒーロー科1年A組に所属しています。幼少期から頭がよく、他の子ども達のリーダーとして君臨した自信家でした。夢は「高額納税者」と言うなどの野心家な一面や、数々の乱暴な言動も目立ちますが、緑谷に負けないくらいオールマイトに憧れていたように、爆豪勝己は本気でトップヒーローを目指しています。

爆豪勝己は掌の汗腺からニトロ(爆薬の一種)に似た物質を出せる「個性」を、天性の戦闘センスと身体能力、鍛えた体力や筋力で操って、相手を攻撃したり加速・移動したり閃光弾を放ったりすることができます。素早く敵の弱点を見抜く力がありますが性格は短気です。緑谷への暴言や不良のような振る舞いをクラスメイト達に注意されたり、また一方であまりに様々な才能を持っていることを親しげに茶化されたりしています。

一人っ子で、気風のよい母親にはあまり逆らわず、穏和な父と共に登山を好むなど、家族仲は良好なようです。雄英高校ヒーロー科に進学し、中学時代のとりまきのようにおもねるのではない、対等に近い関係もあり得ると気づき、後にクラスメイトの切島鋭児郎の手を取って窮地を脱したシーンもありました。賢く強く、意見をはっきりと言う性格で顔も整っているためか、かっこいいと人気を集めるヒロアカのメインキャラクターです。

TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』

爆豪勝己の文化祭編でのドラムがかっこいい

爆豪勝己が初めてドラムを叩いたのはいつ?

爆豪勝己が初めてドラムを叩いたのは、おそらくアニメでは第82話(4期19話)「文化祭って準備してる時が一番楽しいよね」で、バンドの配役を決めた際と目されています。音楽に詳しい耳郎響香が、バンドの要であるドラムについて、自分も未熟ですぐには教えられないため、経験者か適性のある者に任せたいと言います。

そこで上鳴電気が、爆豪は昔「音楽教室に通っていた」という情報を口に出し、瀬呂範太が「かなりムズい」と難しさをアピールすると、爆豪勝己はすぐにドラムを叩いて見せました。最初は「誰がやるかよ」と乗り気ではない様子でしたが、難易度が高いと言われたことに挑まないという選択は、プライドの高い爆豪勝己としてはあり得なかったようです。

よくある小児向けの音楽教室では、そこまで本格的にドラムを教えるとは考え難く、また大きな教室でなければドラムセットを置いていないこともあります。爆豪勝己は「才能マン」とあだ名されるほど多種多様な物事を素早く学んで身につける人物です。この時が初めてとの明言はありませんが、爆豪勝己はその場でとっさにドラムを叩いてみせたのだ、という解釈が多いようです。この点もかっこいいと言われています。

爆豪勝己のドラムの才能がすごい!耳郎も認めた?

瀬呂に煽られた爆豪勝己は、瞬時に素早い連打や、両手や足も同時に使ってシンバルやバスドラムも操る器用さを見せ、とても初心者とは思えないワンフレーズを披露します。音楽をよく聴く耳郎も、「か…完ペキ」と目を剥いて汗を流すほどの見事な演奏でした。手元を見ずにスネアドラムやシンバルを叩いている姿も、様になっていてかっこいいです。

ドラムの初心者は、リズム正しく連打をこなすこと、両手をクロスさせること、右手と左手と右足で別の動きをすることに躓く場合が多いです。これらを初手からクリアした上に、アップスピードでとっさにワンフレーズを即興で試し打ちするセンスも、かなり貴重です。ドラムを練習したことがある耳郎には特に、爆豪の演奏の凄さがわかったのでしょう。

爆豪勝己の文化祭当日の活躍

文化祭当日、アニメ第86話(4期23話)「垂れ流せ!文化祭!」でのバンドの演奏は、爆豪勝己のかけ声から始まります。スティックを持った両手を高く上げて、ドスの効いた声で爆豪は「音で殺(や)るぞ!」と叫び、舞台の天井に届きそうな爆発も見せます。それを合図に演奏が始まり、観客達は勢いに圧倒されます。

鋭いシンバルと力強いバスドラム、スネアでの高速連打、フレーズの合間のアドリブも曲によく合っています。踊れる明るい曲を選んだため、試し打ちの時よりもアップテンポですが、爆豪は一度もミスをしません。耳郎の歌声とベースにもマッチし、終盤はこの2人で息ぴったりにテンポダウンしつつ、余韻を響かせて曲をしっかりと終えました。

また、バンドに選ばれなかったA組の生徒達の多くはダンスを披露していて、彼らが全体に合わせて踊れたのは爆豪のドラムが正確で音もよく届いていたからとも言えます。他の生徒が照明やスモーク・紙テープのような演出を始めるタイミングも、どのような位置からでも必要な物を見ながら、ドラムを聞いて計ることができたでしょう。耳郎の言う通りドラムはバンドの要です。爆豪の演奏は、A組の文化祭での成功に大きく寄与しました。

爆豪のかっこいい姿勢

最初のかけ声で爆豪が「殺る」と言ってA組の士気を上げた背景には、他科の生徒達からの非難の視線がありました。雄英高校はヒーロー科で有名ですが、サポート科や経営科、普通科もあります。特に普通科の生徒達は、A組がヴィラン達から度重なる襲撃を受けたために学校の警備が厳重になり、文化祭へ学外の人間が参加できなくなったこと、ヒーロー科のみに寮が建設されたことなど、様々な制限や特別措置に不満を募らせていました。

時折聞こえるように不平を呟かれ、A組の生徒達は自分達は文化祭は自粛すべきでは、何か披露するのなら普通科の生徒達のストレス発散になるような内容にしてはどうかと、配慮していました。そこで爆豪は、自分達は好きでヴィランに転がされたわけではないし、ストレスの元凶が機嫌をとっても効果はないから、馴れ合いではなく殴り合い、本気を見せて音で「殺る」だけだと皆に発破をかけます。

過去にヴィランに誘拐されたことでA組の誰よりも批難の対象になっている爆豪が、縮こまるなと強気な発言をしたことで、皆は前向きに練習に励み、本番でも迫力満点の演奏ができました。「殺る」は彼らしく物騒な言葉ですが、馴れ合って顔色を窺うような薄く消極的な対応はせず、本気のパフォーマンスを堂々と見せることで義のない中傷者を黙らせる力技は、協調性が高く俯瞰性も持つ生徒もいるA組に勇気を与えました。

演奏中、陰口を叩いていた普通科の生徒達が、優れた演奏に圧倒されコミカルなダンスに思わず笑ってしまうシーンもありました。彼らはその後、わざわざ頭を下げて謝罪を伝えに現れ、爆豪は「勝った」とニヒルに笑います。彼の言葉では、「殴り合い」に「音」で勝った状態です。A組の、音楽のみならず常日頃ヒーローを目指し危機を切り抜けてきた本気の姿勢と、他科の生徒達を楽しませたいという真心が伝わった、とも解釈できます。

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爆豪勝己と同じバンド隊のメンバーと担当楽器

耳郎響香(ボーカル兼ベース)

耳郎響香は、ベース(低音のエレキギター)を演奏しながらパワフルに歌って、爆豪と共にバンドを牽引しました。高く美しい声で英語の発音もよく、明るい曲調に合わせて元気よく演奏を盛り上げました。演奏中、音楽関係の仕事を持つ両親に、泣きながら音楽ではなくヒーローの道を選ぶと打ち明けた様子を回想します。しかし両親に励まされた言葉も思い出し、音楽とヒーロー活動はつながっていると自信を持って歌いきりました。

上鳴電気(ギター)

上鳴電気は、文化祭の演目を決める時から、耳郎の音楽好きを認めてバンド結成を勧めるなど、積極性を見せています。耳郎の寮の部屋に音楽関係の物が多く置いてあることや、他の女子達に楽器を教えるのがうまいことなども指摘し、音楽は趣味に過ぎないと恥じていた耳郎の背中を押します。配役決めの際にも、さっそくギターを少し演奏してみせ、そのまま担当に決まりました。

常闇踏陰(ギター)

常闇踏陰も、配役決めの時にギター経験者であることを明かして、なかなかのテクニックを披露しています。以前ギターを練習していて、「Fコード」という複雑な指の置き方を習得できずに一度断念したと彼は言います。多くの人が躓く難しいコードなので、その段階までは弾けたということでしょう。常闇もギター担当としてバンドのメンバーに選ばれ活躍します。

八百万百(キーボード)

八百万(やおよろず)百(もも)は、ピアノ経験者であるためキーボードを担当しました。言葉が丁寧で言動の端々に育ちのよさが現れているため、所謂お嬢様としてピアノも習っていたのだろうと考えられています。後述するタンバリンは、彼女の「個性」である「創造」(自分の体内の脂質であらゆる無生物を創り出す)で作られました。また、本番中は腕からカラフルな紙テープを創造し射出するなど、演出にも参加しています。

黒影(タンバリン)

黒影は、常闇踏陰の「個性」である影のようなモンスターです。知性があり会話ができるため、『僕のヒーローアカデミア 雄英白書 祭 それぞれの文化祭』(小説)では「自分も皆と何かしたい」とねだりました。舞台には黒影が嫌いな照明(光)が当たる、今からベースの指使いは覚えられないと常闇に諭されてもぐずり、爆豪に「ガキらしく何か叩いとけや」と一喝され、耳郎の提案でタンバリンに決まると嬉しそうに叩きました。

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爆豪勝己のアニメ声優

岡本信彦のプロフィール

岡本信彦はプロ・フィット所属の声優で、2009年第3回声優アワードで新人男優賞を受賞しています。幼い頃から『SLAM DUNK』などのアニメが好きで、大学受験の前に養成所に入りました。2012年には『Palette』(ミニアルバム)も出し、個人名義で歌手活動も行っています。2020年6月に瘢(はん)痕化した声帯を手術し、1か月の休養の後、段階的に復帰すると発表しました。2020年に声優の大亀あすかとの婚姻も公表しています。

岡本信彦の主な出演作品

『青の祓魔師』の奥村燐や、『とある魔術の禁書目録』シリーズの一方通行(アクセラレータ)などの主役も演じています。また『暗殺教室』の赤羽業は、成績優秀で要領がよい、身体能力が高く戦闘センスが鋭い、主人公に嫉妬しているなどの点が爆豪と共通していると話題になりました。『ディズニー ツイステッドワンダーランド』(ゲーム)では、フロイド・リーチという間延びした話し方をする人魚も演じています。

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爆豪勝己が文化祭でドラムを叩く姿に関する感想や評価

A組のキャラクター達だけでなく、ヒロアカのファンからも「才能マン」と呼ばれて爆豪が賞賛されています。アニメでは音や動きも加わり、改めてドラムの演奏がかっこいいと話題になりました。音楽に詳しい、或いは実際に文化祭や趣味の場などで挑戦した経験のある視聴者は、いかにドラムの演奏が難しく、バンドの要となる役割かを知っているため、より一層感心したようです。

以前から爆豪勝己のファンだった人も、演奏だけでなく、その心意気が表れたセリフや闘志に満ちた姿勢など一連の言動も含めて高く評価したようです。過度な自信や凶暴性、緑谷に対する痛烈な仕打ちなど、独特な性質が際立っていましたが、それらを支える爆豪の強い自我が、A組の面々に良いように作用した文化祭でした。

中には、アニメ第82話(4期19話)で試し打ちをした際に、爆豪が裸足でバスドラムのペダルを踏んでいるという細部に注目した人もいました。裸足だと足の指などの感覚も使って鋭敏に響きが伝わり、より早く正確に打てたり繊細な演奏ができたりするという説があります。それを爆豪がセンスで見抜いたか、知識としてわかっていたのでは、という解釈でしょう。

アニメ第64話(4期1話)「スクープ雄英1年A組」では、和食の魚を散らかさずに綺麗に食べた爆豪の姿が描かれ、話題になりました。粗暴な言動が目立つ爆豪の、細々と箸を使い骨を取り除いて行儀よく魚を食べた様子とのギャップが魅力的だったようです。ヒロアカのアニメ制作陣が爆豪の多面性や長所を取り上げたことに彼のファンは喜び、細部でキャラクターの性格や特長を描こうとする姿勢も、広く視聴者に評価されました。

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爆豪勝己が文化祭でドラムを叩く姿まとめ

文化祭でドラムを演奏した爆豪が、どのようにかっこいいと言われているのかをまとめました。音楽好きの耳郎を驚愕させるほどの演奏と、強烈ながら芯の通った自論でA組を引っ張っていく爆豪の活躍が描かれたエピソードで、「才能マン」としてのスキルの高さだけではなく彼の自立した精神性も表れています。自信やプライドを持って堂々と振る舞うこと自体は悪いことではなく、時に必要でよい結果を生むこともあります。

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