【甲鉄城のカバネリ】登場人物・声優一覧！一番強いのは？あらすじや見所も紹介

『甲鉄城のカバネリ(こうてつじょうのカバネリ)』とは、アニメ版『進撃の巨人』の制作を手掛けたWIT STUDIOによるアクション作品です。2014年に「ノイタミナプロジェクト発表会2015」にて本作の制作が発表されテレビアニメが放送されることとなりました。物語では不死の怪物・カバネとの戦いが描かれており、バトルアクションやゾンビ、時代劇などの要素が込められています。

ここでは『甲鉄城のカバネリ』の制作スタッフを見ていきましょう。まず、シリーズ構成と脚本を担当したのは、『コードギアス反逆のルルーシュ』を手掛けたことで知られる大河内一楼です。次にキャラクター原案は『超時空要塞マクロス』を手掛けたことで知られる美樹本晴彦、最後に音楽を澤野弘之がそれぞれ担当しています。なお、制作テーマについては、「自分たちが最も得意なこと(シビアでハードな作品)」となっているようです。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・キャラクター一覧の1人目は、本作の主人公である生駒(いこま)です。ぼさぼさの黄土色の髪が特徴的な少年で、右だけにレンズが入った眼鏡をかけています。顕金駅で蒸気鍛冶師をしつつ、密かに回収したカバネの死体を使って研究をしており、その研究から独自の武器「ツラヌキ筒」やカバネのウイルスから身を守る器具などを開発していました。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・キャラクター一覧の2人目は、本作のヒロインである無名(むめい)こと穂積(ほづみ)です。甲鉄城に乗って顕金駅を訪れていた少女で、小柄な体格とおかっぱ頭が特徴的。

生駒と行動を共にしつつ甲鉄城をカバネから守る役割を担っており、「兄様」と呼び慕う美馬の命令がきっかけでその役割を担うこととなりました。高い戦闘技術と身体能力を兼ね備えているキャラクターであり、普段は力を抑制する枷紐を首に巻いているのですが、その枷紐を外すことによって圧倒的な戦闘力を開放します。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・キャラクター一覧の3人目は、顕金駅を治める四方川家惣領の菖蒲(あやめ)です。生駒とは、彼がカバネリになる前から面識があり、あやめが誠実で責任感が強い性格をしているためか彼の正しく在ろうとする意志に期待を込めているようです。あやめ自身は周囲の行動に流されてしまうような所がありますが、無名と生駒には恩があるので、2人のために民衆を恐怖から守るべく尽力するシーンがありました。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・キャラクター一覧の4人目は、菖蒲の身辺警護を務める顕金駅の来栖(くるす)です。青年侍として誇りにあふれる性格をしているのですが、その反面、頑固で融通が利かない所もあります。

無名と生駒から身を挺して甲鉄城の道を開いてもらったことで、多少なりとも恩を感じているようですが、それでも生駒と無名がカバネリであるため危険視していました。しかし、今では数々の騒動を経たことで、生駒と無名の2人に対する態度は軟化しています。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・キャラクター一覧の5人目は、生駒の親友である蒸気鍛冶師の逞生(たくみ)です。無名からは「おデブ」と呼ばれるなど、小太りな体型が特徴的。

密かにカバネの研究をしていた生駒のサポートをしていたキャラクターで、その後生駒がカバネリになった時も驚きと戸惑いを覚えつつも彼に対する態度を変えず接するなど彼を終始サポートしていました。逞生の最後となったのは、生駒が初音の緑の石を車内に落としてしまった時でした。それを身を挺して拾い上げたことで絶命してしまいます。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・キャラクター一覧の6人目は、蒸気鍛冶師の鰍(かじか)です。自ら炊事や子守りを買って出るような家庭的な一面を持ち、周囲への気配りや優しさにあふれた少女。見た目もそんな性格を反映したような明るい茶色の髪が特徴的です。

逞生と同じく生駒をサポートしていたキャラクターで、普段は甲鉄城で炊事や子守りを担当しています。近寄りがたい雰囲気を纏った無名との関係はあまりよくありませんでしたが、時間の経過と共に無名を知っていったことで今では良好な友人関係を築いているようです。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・キャラクター一覧の7人目は、駿城運転士の侑那(ゆきな)です。寡黙で冷静沈着な性格をしている少女で、緑色の目とピンク色の短髪が特徴的。カバネの襲撃によって師を失ったことで、見習い運転士を卒業し、甲鉄城の運転を担当することになりました。冷静沈着な性格をしている一方で、孤児になった子供の面倒を見たり、菖蒲を庇うために自ら盾になったりなど人情に厚い一面も見せていました。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・キャラクター一覧の8人目は、カバネを狩る精鋭部隊「狩方衆」の総長を務める美馬(びば)です。桃色髪のオールバックといった容姿が特徴的。部下からの人望が厚く、さらに民衆から「解放者」と呼ばれ称賛されるなど周囲からは英雄視されているようです。しかし、彼の本性・性格は周囲の印象とは全く違い、冷酷かつ嗜虐的です。自分に害を為す者を殺害する際は笑顔を浮かべていました。

無名には「弱い者は死ね」と教え、さらに本名を捨てさせたのも美馬です。今では数多くの人間から命を狙われつつも、その原因となった10年前の事件の黒幕を探していましたが、その黒幕が父親だったことを知ります。それ以降、磐戸駅でかねてよりの計画を実行に移し、倒幕をおこなおうとしていました。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・キャラクター一覧の9人目は、蒸気鍛冶師の巣刈(すかり)です。金髪に近い茶髪の髪を後ろで結んでいるのが特徴的。皮肉屋でいつも斜めに構えた性格をしているのですが、仕事に対しては真面目で責任をしっかり全うしようとする所があります。カバネリである無名や生駒には横暴な態度を取っていますが、それでも劇場版『海門決戦』では生駒が感じた違和感を信じ、カバネの出処をいち早く調査していました。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・キャラクター一覧の10人目は、顕金駅の青年侍である吉備土(きびと)です。あごひげと大柄な体格、そして赤い甲冑をしているのが特徴的。

来栖と共に菖蒲の護衛にあたっており、当初はカバネリに怯える周囲の人達を考慮し、生駒に対して厳しい態度を取っている様子が描かれていました。しかし、物分かりが良い性格をしていたため、生駒の存在が自分達の戦力になると見抜いたことで協力的な態度を取るようになり、それ以降良き仲間となっています。また、観察眼にも優れているため、無名の近接戦がカバネに有効であることも見抜いていました。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・生駒役を担当したアニメ声優は、賢プロダクションに所属している畠中祐です。畠中は小学5年生の頃にウォルト・ディズニーの映画『ナルニア国物語』のエドマンド・ペベンシー役で声優デビューを果たしていました。主な出演作品は『遊☆戯☆王ZEXAL』の九十九遊馬役、『うしおととら』の蒼月潮役、『バッテリー』の永倉豪役などがあります。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・役を担当したアニメ声優は、アイムエンタープライズに所属している千本木彩花です。千本木は高校生の時にテレビアニメ『帰宅部活動記録』の九重クレア役で声優デビューを果たしていました。主な出演作品は『ガーリッシュナンバー』の烏丸千歳役、『マジきゅんっ!ルネッサンス』の愛ヶ咲小花役、『ピアシェ〜私のイタリアン〜』の七瀬萌里菜役などがあります。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・役を担当したアニメ声優は、アイムエンタープライズに所属している内田真礼です。内田は声優として2012年から活動しており、『中二病でも恋がしたい!』の小鳥遊六花役でブレイクしていました。

主な出演作品は『ゴクジョッ。〜極楽院女子高寮物語〜』の七里愛役、『中二病でも恋がしたい!』の小鳥遊六花役、『HUNTER×HUNTER』のアルカ＝ゾルディック役などがあります。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・役を担当したアニメ声優は、トイズファクトリーに所属している増田俊樹です。増田は2010年にラジオ『A&G ARTIST ZONE 2h』のアシスタントパーソナリティを担当しながら、声優としての活動も開始していました。主な出演作品は『遊☆戯☆王ZEXAL』の神代凌牙役、『サムライフラメンコ』の羽佐間正義役、『ハイキュー!!』の縁下力役などがあります。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・役を担当したアニメ声優は、ヴィムスに所属している梶裕貴です。梶は2004年にPlayStation 2用ゲーム『帝国千戦記』で声優デビューを果たしていました。主な出演作品は『Over Drive』の篠崎ミコト役、『イナズマイレブン』の一之瀬一哉役、『おとめ妖怪 ざくろ』の花桐丸竜役などがあります。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・役を担当したアニメ声優は、アクセルワンに所属している沖佳苗です。沖は2006年に『ふたりはプリキュア Splash Star』で声優デビューを果たしていました。主な出演作品は『RD 潜脳調査室』の蒼井ミナモ役、『ソウルイーター』のジャクリーン・オー・ランタン・デュプレ役、『デジモンクロスウォーズ』の天野ユウ役などがあります。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・役を担当したアニメ声優は、アクロス エンタテインメントに所属している伊瀬茉莉也です。伊瀬は2004年に『愛してるぜベイベ★★』で声優デビューを果たしていました。主な出演作品は『エア・ギア』の野山野林檎役、『Yes!プリキュア5』の春日野うらら役、『おおかみかくし』の櫛名田眠役などがあります。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・役を担当したアニメ声優は、EARLY WINGに所属している逢坂良太です。逢坂は2012年にノイタミナ『つり球』の真田ユキ役でアニメ初出演を果たしています。主な出演作品は『となりの怪物くん』の佐々原宗平役、『ガッチャマン クラウズ』の橘清音役、『四月は君の嘘』の渡亮太役などがあります。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・役を担当したアニメ声優は、アクセントに所属している佐藤健輔です。佐藤はハスキーボイスを活かし、青年から老人役まで幅広く演じていることで知られています。主な出演作品は『神霊狩/GHOST HOUND』の勝俣剛役、『イナズマイレブンGO』の三国太一役、『妖怪ウォッチ』の万尾獅子役などがあります。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・役を担当したアニメ声優は、劇団ひまわりとKING AMUSEMENT CREATIVEに所属している宮野真守です。宮野はNHK教育の海外ドラマ『私はケイトリン』で声優デビューを果たしています。主な出演作品は『WOLF'S RAIN』のキバ役、『アイシールド21』の桜庭春人役、『DEATH NOTE』の夜神月役、『機動戦士ガンダム00』の刹那・F・セイエイ役などがあります。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・キャラクターの強さランキングTOP3位は、精鋭部隊「狩方衆」のメンバーである滅火がランクインしました。戦闘能力の強さや無名とのチームワークも申し分ないのですが、美馬に利用されていると知っていながらも最後まで美馬に尽くしており、最終的に美馬に利用され続けた結果、暴走状態まで陥ってしまいました。

ただ、無名よりも体力があったり、カバネに屈しない姿勢が強さの秘訣。判断能力の高さも彼女の強さに繋がっていたのでしょう。もし、彼女が自分自身を大切にするキャラクターであったのであれば、気持ちの面からもかなりの強さを発揮するキャラクターとなっていたのかもしれません。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・キャラクターの強さランキングTOP2位は、本作の主人公である生駒がランクインしました。カバネリとなってからは戦闘能力が格段に上がり、かなりの強さを身に付けています。さらに、独自に開発したツラヌキ筒も彼の強さの秘訣と言えるでしょう。

正義感の強さが異常で、自分の信念を貫く気持ちも強さに繋がっているのかもしれません。そして誰よりもカバネに対して躊躇することが無く、行動力も高いです。また、判断力の高さも強さの1つで、カバネの研究を独自におこなっていたため知識も豊富です。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・キャラクターの強さランキング、堂々の1位に輝いたのは無名です。特筆すべき強さは、何十体というカバネの猛攻に対してゲーム感覚で挑む精神力の高さ。さらに集中力や持久力も高いことが彼女の強さに繋がっていると言えるでしょう。

戦闘シーンでは無傷であることが多く、またケガをしても怯むことなく果敢に挑む姿勢が逞しいです。12歳という若さでありながらも経験豊富で、精鋭部隊「狩方衆」のメンバーでもありました。誰もが躊躇うはずのカバネリ化も躊躇することなく志願しているなど、そんな野心が現在の強さを身に付けているようで、戦闘中の彼女を誰も止めることができません。

これまでに『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・キャラクターや声優、強さランキングを一覧形式で紹介してきました。ここからは、『甲鉄城のカバネリ』のあらすじや世界観を見ていきましょう。はじめにあらすじを紹介し、続いて世界観や用語に触れていますのであらすじを参考にしつつご覧ください。

ここでは『甲鉄城のカバネリ』のあらすじを紹介していきます。舞台は怪物「カバネ」と呼ばれる、噛んだ人間をウイルス感染させて同族に変えてしまう存在がいる世界です。主にあらすじの舞台として登場するのは、極東の島国・日ノ本。そこでは、「駿城」という装甲蒸気機関車で従来し、カバネから隔離されて生活する環境が整えられていました。

そんな環境で主人公・生駒は独自の研究を密かにおこないつつ、カバネに対抗するための器具を制作していました。ある日、生駒の前に不思議な少女が現れた事で、そんな生活に終止符が打たれます。そしてそれ以降、無名と共に美馬が率いる精鋭部隊「狩方衆」と合流し、美馬との交渉によって金剛郭に向かうまで行動を共にすることとなります。

あらすじで登場した極東の島国・日ノ本は、鉄道網を全国に張り巡らせて要塞化し、各要所で「駅」と呼ばれる砦が築かれている環境となっています。この環境は、西欧で発生した「カバネ」から身を守るために将軍が万一に備えた処置となっており、西欧からやってきたカバネが九州に上陸した後、人々は各駅で互いに生産物を融通し合って生活するようになっていました。

そしてあらすじで登場した用語「駿城(はやしろ)」は、四方川家が治めている顕金駅でほとんど生産されています。また、タイトルにある甲鉄城というのは、駅同士を行き来する装甲蒸気機関車・駿城の1つとなっているので、あらすじを見る際はぜひこの用語を意識しつつご覧ください。

あらすじで敵として立ちはだかるカバネは不死の化け物です。一度噛みつかれてしまえば血を吸われ、さらにカバネが持つウイルスに感染することによって同じ化け物になってしまいます。また、カバネに似たカバネリというのも存在しており、これはカバネの不死身の体を持ちつつも人間の心を持つ存在です。

紹介したあらすじでは登場していませんでしたが、生駒はツラヌキ筒という武器を使用します。この武器は生駒が友人の逞生と共に開発した対カバネ用の武器です。噴流弾をツラヌキ筒に装填し起爆させることによって、弾が発射しカバネの心臓被膜を破壊することができます。

『甲鉄城のカバネリ』の見所は、ヒロインであり強さランキング1位に輝いた無名の活躍が見れる点です。圧倒的なキャラ立ちが話題になったキャラクターで、美馬に「弱い者は死に、強い者だけが生き残る」といった理由でカバネリ化された不思議な生い立ちをしています。そのため、圧倒的な強さでカバネを次々と打倒しており、その姿は第1話から見ることができるので是非チェックしてみてください。

『甲鉄城のカバネリ』にける2つ目の見所は、アニメーションの迫力です。カバネとの激しい戦いにも妥協を許しておらず、圧倒的な迫力のシーンを楽しむことができます。絵の上手さも際立っており、観る者を魅了し満足感を得ることができるでしょう。

『甲鉄城のカバネリ』にける3つ目の見所は、分かりやすいキャラと世界観にあります。一見、登場人物・キャラクターが多い印象がありますが、ストーリー展開・世界観が分かりやすいため登場人物の特徴が理解しやすくなっています。また、登場人物のポジションも明確に描かれているため、アニメをあまり観ない方でも観やすい作品と言えるでしょう。

こちらでは『甲鉄城のカバネリ』に登場する無名についてツイートされています。本作の戦闘シーンやカバネよりも人間の怖さを感じさせる所が高評価のようで、無名のかわいい様子も評価されています。これを機に見所と無名に焦点を当てて作品をご覧になってみてください。

こちらの感想では『甲鉄城のカバネリ』が面白く無名がかなりかわいいと言われています。載せられた画像には、戦闘シーンの無名と生駒と一緒にいる無名の様子が描かれていますが、圧倒的な強さを見せる様子とかわいらしい普段の様子にギャップを感じ、そんなところが魅力的だと思う人はきっと多い事でしょう。

こちらでは『甲鉄のカバネリ』の主人公・生駒が他の作品に登場する主人公よりもかっこよく魅力があると言われています。かっこよくてかわいいと言われているので、ぜひ生駒の様子をチェックし魅力に迫ってみてください。

『甲鉄城のカバネリ』の登場人物・キャラクターや声優、強さを、あらすじを交えつつ一覧形式で紹介してきましたがいかがでしたか？

敵として登場するカバネですが、カバネよりも「人を疑い思いやりを無くす人間の愚かさ」に焦点が当てられているため、本作はその世界観によってそれぞれのキャラクターの個性が活かされていると言えるでしょう。これから『甲鉄城のカバネリ』を観る人や改めて観る人は、ぜひ今回紹介した登場人物の一覧を参考にしてみてください。