甲鉄城のカバネリ 海門決戦をネタバレ解説!劇場版のあらすじや感想を紹介

劇場版「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」は、アニメ「甲鉄城のカバネリ」に続く物語です。荒金駅を目指す甲鉄城は、道中でカバネで溢れた海門駅に行き着きます。しかし、そこにいるカバネは、一般的な本能のままに行動するカバネとは違い、何かに操られるようにして行動していました。この記事では、劇場版「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」のネタバレあらすじや、視聴者の感想などを紹介していきます。

甲鉄城のカバネリ 海門決戦をネタバレ解説!劇場版のあらすじや感想を紹介のイメージ

目次

  1. 甲鉄城のカバネリ 海門決戦(劇場版)とは?
  2. 甲鉄城のカバネリ 海門決戦のあらすじネタバレ解説
  3. 甲鉄城のカバネリ 海門決戦の謎をネタバレ考察
  4. 甲鉄城のカバネリ 海門決戦の見どころ
  5. 甲鉄城のカバネリ 海門決戦の主題歌
  6. 甲鉄城のカバネリ 海門決戦の声優キャスト
  7. 甲鉄城のカバネリ 海門決戦に関する感想や評価
  8. 甲鉄城のカバネリ 海門決戦のネタバレまとめ

甲鉄城のカバネリ 海門決戦(劇場版)とは?

甲鉄城のカバネリ 海門決戦の概要

劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」は、アニメ「甲鉄城のカバネリ」の後に続く物語です。天鳥美馬との戦いを終え、金剛郭を後にした甲鉄城は、荒金駅を目指しさらに進路を進めて北陸の要衝海門駅に向かいます。カバネに包囲された海門を突破するために一同は、さらなる戦いに備えるのでした。本作は、アニメ「甲鉄城のカバネリ」を視聴済みでなくとも、楽しめるものとなっています。

甲鉄城のカバネリ 海門決戦のスタッフ

劇場版「「甲鉄城のカバネリ」のアニメーション制作には、「進撃の巨人」や「終わりのセラフ」などを制作した経歴のあるWIT STUDIOが携わりました。音楽は、「進撃の巨人BGM」でJASRAC賞銀賞を獲得した澤野弘之です。脚本とシリーズ構成を担当したのは、小説家としても活躍する大河内一楼でした。

監督はアニメーター、演出家でもある荒木哲郎、キャラクターデザインは、「マクロス7 トラッシュ」などを手がけたことでも知られ、漫画家やイラストレーターなど多岐に渡って活躍する美樹本晴彦が担当しました。

劇場中編アニメーション「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」公式サイト

甲鉄城のカバネリ 海門決戦のあらすじネタバレ解説

あらすじネタバレ①突破しなければならない難所「海門」

紅葉が散る中、返り血を浴びたたくさんのお地蔵様たちの前には、回る傘ぐるまと回らない傘ぐるまが置かれています。その前を、カバネに追われる無名が颯爽と横切りました。建物内に入った無名は、カバネたちを武器で撃ち殺します。彼女は、甲鉄城の進行を妨げないようカバネを退治していました。

金剛郭を後にした甲鉄城は、さらに進路を進め目的地の荒金駅へ向かいます。道中にある北陸の要衝海門は、カバネに包囲されており、通り抜けることは困難を極めました。甲鉄城一同は、カバネからその地を奪い返そうと戦う北陸連合軍と結託し、戦うことにします。後方のカバネを一掃した無名は、前線の見張り台にいる北陸連合軍と合流し戦いを支援しました。戦いの中、無名は時折起こる頭痛に疑問を抱きます。

見張り台は、すでに数多のカバネに囲まれていました。よじ登ってきたカバネは、北陸連合軍の兵と無名を襲います。一人のカバネに足を掴まれ転落しそうになった無名を、生駒が助けました。見張り台の上に上がった生駒は、カバネの集団を銃で撃ち、中に捕らえられていた北陸連合軍の一人を引っ張り出します。生駒の合図で無名は、カバネたちに銃を放ちその場を爆破によって一掃しました。

爆風から身を呈して守ってくれる生駒に対して、無名は顔を赤くします。周辺のカバネを一掃したことにより、一同は休息を取ることにしました。無名は、生駒の気遣いを素っ気なく返します。彼女と同様に体調が芳しくなかった生駒は、頭を押さえてその場にしゃがみこみました。北陸連合軍には、生駒や無名の正体が人間とカバネの中間であるカバネリであると知れ渡っていました。

声をかけられた生駒は、挑発的な言動を浴びせられ、信頼されていないと実感します。北陸連合軍の幹部は、第5地区までカバネから取り戻すことに成功し、海門城を攻略するまで間もなくであると部下から報告を受けました。北陸連合軍は、海門城を壊すことを目的としているようです。甲鉄城を点検していた侑那と巣刈は、座り込んで地面を観察する生駒に声をかけます。

生駒は、海門駅のカバネは、一般的なカバネとは異なると指摘しました。人の血液を吸うため本能の赴くままに動くカバネは、自ら考えて行動することがありません。しかし、戦い後のカバネの足跡は、何かに誘導されているかのように、進行方向が定まった規則的な動きをしていました。先ほど無名と生駒が戦ったカバネたちは、殺戮を目的としたように人を襲っていました。

あらすじネタバレ②プレゼントの手袋

このことから生駒は、カバネは何かに誘導されて動いているのではないかと仮説を立てます。カバネの様子をメモする中、再び頭痛が訪れ頭を押さえました。海門駅に到着してからというもの、生駒も無名も時折謎の頭痛に悩まされます。一同は、戦地からみんなの集まる海門駅の連合軍本部へと赴きました。前々から無名は、鰍に手袋の編み方を教わっていました。手袋は、お守りの石をくれた生駒へのお礼として作ったものでした。

生駒は、自分のことは亡くなった妹の初音と友達の逞生が守ってくれるからと言い、ずっと大切に持っていたお守りを無名に渡しました。そして、無名を人間に戻す方法を探すと約束します。そのことを鰍に話すと、プロポーズなのではないかと茶化されました。無名は鰍の言葉を恥ずかしさから否定しつつ、明日渡す予定の手袋作りを再開します。翌日、出来上がった手袋を渡しに生駒の元を訪れます。

調査を続けていた巣刈と生駒は、カバネの奇妙な行動を菖蒲に報告しようと外へ出たところで、無名と出くわします。急を要していたこともあり、彼女の用件を聞かず、会議に向かう菖蒲を追いかけました。勇気を出して渡しに来たにも関わらず取り合ってもらえなかったことにいじけた無名は、その場を後にします。会議には、甲鉄城、玄路軍、虎落軍が参加しました。

第5地区まで取り戻すことに成功したため、艦隊は海門近くまで進むことができます。このことで、海門城の攻略も難なく進めることができるようになりました。作戦は、第3地区まで玄路軍と虎落軍が赴き海門城を攻撃、甲鉄城はそれをサポートをするというものでした。海門駅の人々は、さらに200人の兵を集めるよう要求されます。

前線ばかりを気にする幹部に生駒は、今までカバネは前線基地に向かって襲撃に来ており、後方からもやってきていると説明します。後方に見落としている抜け道があると仮定し、調査させてほしいと申し出ました。しかし、知能を持たないカバネの行いではないとして、信じてもらえません。カバネと人間の中間である生駒は、玄路軍と虎落軍と警戒されており、調査に出ることも許されませんでした。

感情的になって机を叩く生駒に、再び頭痛が訪れます。結局、生駒の言い分は聞き入れてもらえず、会議は終了しました。無名は、再び手袋を渡すために、生駒が宿泊する部屋に入ります。そこには、独断で調査に向かおうとする生駒がいました。自分の命を顧みず行動する生駒を、無名は危険であるとして止めます。そんな中、生駒は、頭を押さえて苦しそうに呻き出しました。

カバネ化が進んで正気を失った生駒は、無名に襲い掛かります。その拍子にお互い外に出てしまい、周囲に目撃されました。再び無名を襲おうとした時に正気を取り戻した生駒は、軍に拘束され3日間に投獄を自ら望みました。騒ぎを見ていた玄路軍の幹部は、生駒の申し出を聞き入れます。軍に連れていかれる中、生駒は無名に向かって次の作戦時までには戻ると約束しました。

あらすじネタバレ③第6地区の調査

生駒の様子を気にしていた菖蒲は、来栖との剣術稽古に集中できずにいます。そんな彼女に来栖は、生駒が真の敵を見極められなかったことは今までなかったとして、誰かが影でカバネを操っているという見解を信じると口にしました。菖蒲は、来栖の言葉に同意し、共に生駒を信じることにします。作戦決行日が迫る中、海門城の天主に通じる地下通路が存在したことが判明しました。

それは、かつての海門城の城主・駒井景之の命で作られた抜け穴でした。その通路は、トロッコ用の坑道にも繋がっており、カバネはそこから侵入していたのでした。生駒の推理は正しかったとして、巣刈と無名は海門の人々の案内され調査に向かいます。そこは、行き来できるような状態ではありませんでした。しかし、もう一方の通路は、人為的に隠されていた上、カバネの金属皮膜で塞がれていました。

そんな中、翌日に予定されていた作戦が決行されることになります。急な予定変更に混乱する中、玄路軍が抜け道を調査していた無名たちの元へとやってきました。金属皮膜で塞がれていた門からは、数多のカバネの声が聞こえてきます。巣刈と海門の人たちは、カバネと戦う無名に一緒に逃げるよう呼びかけます。しかし、カバネの司令塔を叩くとして、無名は通路の中へと一人で入っていきました。

あらすじネタバレ④鳴神作戦

海門城の射程距離内に入った鳴神作戦の準備を進めます。無名が通路に一人で入って行ったことは、周囲に知れ渡っていました。カバネリはカバネの味方であると判断した軍は、鎖で繋がれたままの生駒に銃弾を浴びせ殺そうとします。生駒は、自ら鎖を砕いて兵の一人から武器を奪い、無名の元へと向かいました。海門城から景之は、鳴神の主砲に銃弾を浴びせます。

放たれた砲弾からは血液が飛び散り、血に反応したカバネたちは一斉に鳴神に向かいました。主砲に群がったカバネに邪魔され、砲弾は暴発し鳴神は炎に包まれます。玄路軍の駿城内は、カバネに囲まれ侵略されつつありました。駿城を運転する玄路はカバネに襲われ、駿城もろとも地に落ち大破します。鳴神作戦が失敗したことを受けて、虎落軍は早々に退散することにしました。

あらすじネタバレ⑤海門城へ

菖蒲は、早々に逃げ出す行為はカバネと大差ないと言って虎落軍を止めます。甲鉄城は菖蒲の指揮のもと、海門城に進軍しました。菖蒲の叱責から逃げるのをやめた虎落軍は、そのサポートに回り周囲のカバネを倒していきます。一方、海門城付近にたどり着いた無名は、強力なカバネに遭遇し、苦戦を強いられていました。戦いの中で武器を水に落としピンチに陥る中、生駒が駆けつけて相手のカバネを倒します。

無名の元へ向かう途中、生駒はカバネと間違えられ砲弾を食らっており、疲弊した状態でした。生駒は無名に支えられながら、ずっとそばにいてほしいと思いを伝え、彼女の血を口にします。その時、2人の身体が光に包まれます。それからというもの、海門駅に来て以来2人を悩ませていた謎の頭痛はなくなりました。そこへ巣刈たちが、生駒と無名を助けにやってきます。

一同はそのままトロッコに乗り、カバネを倒しながら海門城へ進みました。たどり着いた天主の中核には、青い繭のようなものに覆われた少女がいます。繭の近くにいた先代の景之は、銃で生駒たちを狙い撃ってきました。安全な場所まで移動した一同は、付き添って来ていた景之の元家臣の雲母から昔の話を聞かされます。

5年前に景之は、カバネに噛まれるも、生駒と同じように感染する前に首をしめて、脳にウィルスが回らないよう処置を施しカバネリになったといいます。しかし、幕府はカバネに噛まれた彼を信用せず、銃を向けました。景之は、その場にいた家臣の雲母に、自分はカバネなのか人間なのかと問います。雲母は、すぐに答えることができませんでした。娘の深雪は、武士の銃弾から景之を庇って亡くなります。

あらすじネタバレ⑥黒煙の襲撃

目の前で娘を殺されたことを嘆いた景之は、自身に銃を向けていた武士たちを噛みました。その場から逃げ出す前に雲母は、景之が深雪を噛んでカバネにしたところを目撃済ます。天主にある青い繭は黒煙の心臓であり、中にいるのは深雪本人でした。城全体が黒煙になろうとしており、暴走は目前であるといいます。一同は、黒煙が暴走する前に指揮を取っている景之を倒すことにしました。

雲母は景之の説得を試みますが、銃で肩を撃ち抜かれます。さらに雲母を狙って引き金が引かれますが、生駒が庇って負傷しました。動揺した景之の隙をつき、無名は銃弾を景之の武器にあてて落とします。落とした銃を手にした景之は、無名を遠くに飛ばしました。景之の行く手を阻むように立った雲母は、彼の武器で胸を刺されます。

カバネに噛まれた時、景之は雲母に自分が人間かカバネなのか問いました。しかし、彼はその問いに答えることができませんでした。当時の恨み言を口にしながら、景之は雲母を斬り捨てます。無名は景之の後ろから銃で胸を撃ち抜き、疲労からその場に倒れました。生駒は気絶した無名に駆けつけます。景之の死を目にした深雪は、泣き叫びながら周囲を破壊し、黒煙となって動き出しました。

巣刈、海門の人々、無名を抱えた生駒は、外へと逃げ出します。生駒たちが乗り込んだ後、甲鉄城は出発しました。黒煙は、逃げようとする甲鉄城に襲い掛かります。運転手の侑那は、加速させてトンネルに黒煙を衝突させる案を思いつきました。菖蒲は、そのことを車内アナウンスでみんなに伝えます。トンネルに差し掛かったところで車体にひっつく黒煙を砲撃し、撃退に成功しました。

あらすじネタバレ⑦出発

雪のように粉々になった黒煙は、海門駅に降り注ぎます。その景色を見ていた景之は空に手を伸ばし、雲母に支えられながら息を引き取りました。甲鉄城は、海門駅の人々に見送られながら、目的地へ向かいます。甲鉄城の操縦をする侑那は、抜け道調査から帰還した巣刈に無事でよかったと安堵の気持ちを口にしました。来栖は、菖蒲に今後は無茶をしないように注意をします。

心配を感じ取ったのか菖蒲は、来栖の説教を笑顔で頷きながら聞きます。生駒は、憎しみの感情が増幅した生き物がカバネであり、ウィルスにはその作用があるのだろうと無名に話しました。海門駅での不安の正体は、その感情が伝染したのだろうといいます。しかし、先のカバネとの戦いで光に包まれ不安が消し飛んだように、人を大切に思う気持ちが、憎しみの感情を抑えることができると推測します。

生駒の左手には、お守りの石が編み込まれた手袋がはめられていました。手袋の石を見る生駒に無名は、石は模様が移り変わると教えます。興味を持った生駒は、石を凝視しました。無名は石に気を取られている生駒にキスをします。突然のことに戸惑う生駒でしたが、無名の方も顔を真っ赤にして恥ずかしがりました。さらに、石の模様が移り変わるというのも、隙をつくための口実だったようです。

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甲鉄城のカバネリ 海門決戦の謎をネタバレ考察

ネタバレ考察①自閉的ヒロイズム

「甲鉄城のカバネリ」は、カバネと人間の戦いを描いた物語であり、登場キャラクターたちは死と隣り合わせの世界に身を置いています。生駒は無名に、自身のお守りの石を渡して、カバネリとなった身体を人間に戻す方法を見つけると約束しました。その際、死なないと約束も交わしましたが、生駒は一人で危険な抜け道の調査に出かけようとします。

抜け道があるという推理を周囲に聞いてもらえず、カバネリということで信用も得られない苛立ちから、自身の命を顧みない発言をしています。カバネリから人間に戻すという約束を放棄したのかと、無名はショックを受けました。その後、カバネ化した生駒は、無意識に無名に襲いかかり、独房に入れられています。本作で、憎しみが増大した存在がカバネなのだと示唆されていました。

調査に一人で向かおうとする生駒の行動源は、理解されないことへの憎しみによるものでした。憎しみから生まれた周囲を気遣えない自閉的な正義感は、カバネと大差ありません。しかし、無名との約束を思い出し、助けに駆けつけた生駒は、光に包まれたことによって不安感や憎しみから解放されています。自閉的なヒロイズムでなく、仲間との協力が本作が描こうとしているものとも受け取れます。

ネタバレ考察②テーマは何?

プラスの感情もマイナスの感情も、周囲に伝達するといわれています。本作でも、カバネたちが発する憎しみや不安といったマイナス感情が人々に伝わっていました。普段は温厚な生駒ですが、抜け道があるという言い分を聞いてもらえなかった時は、マイナス感情に捉えられ、自暴自棄になったり乱暴な言動をしています。

カバネは憎しみが増大した存在だが、大切な人を思う気持ちによって鎮められるだろうと、最後に生駒は無名に語っていました。このあらすじ最後の生駒の言葉が、本作のテーマとなっているのではないかとファンの間で推測されています。今後の伏線や、カバネを滅するヒントになる可能性もあります。

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甲鉄城のカバネリ 海門決戦の見どころ

見どころ①無名のかわいさ

劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」は、ヒロインの無名がかわいいといった感想が多くあります。アニメ「甲鉄城のカバネリ」終盤で、2人はお互いが大切な存在であると認識します。生駒は、ずっと大切に身につけていたお守りの石を無名に渡し、カバネリから人間に戻す方法を探し出すと約束しました。劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」序盤あらすじでは、無名はカバネとの戦いで生駒から助けられる度に顔を赤くしています。

アニメの段階では仲間という意識が強かったようですが、劇場版では確実に生駒を意識している様子がうかがえます。さらに、もらったお守りの石のお礼として、無名もお守りの石を編み込んだ手袋を作ってプレゼントしました。鰍と交わす恋話、石の模様が変わるという小さな嘘をついてキスをする場面など、無名の可愛いシーンが多く登場します。

見どころ②「戦」と「恋愛」を両立?

「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」は、迫力あるアクションシーンとキャラクターたちの恋愛模様をバランスよく織り交ぜているのも見どころです。あらすじで紹介した通り海門駅に出没するカバネの奇妙な行動にいち早く気が付いた生駒は、誰かが誘導していると勘づきます。その後、調査に向かった無名は、一人でカバネがやってくる抜け道をかけて海門城へと向かいました。幽閉されていた生駒は、兵士からそのことを知らされます。

自分の意見を聞こうとせず、無名を危険に晒すきっかけを作った北陸連合軍に怒りを感じながらも、生駒は自ら鎖を砕いて助けに行きます。一方で、カバネを倒しながら先へ進む無名も、生駒のことを考えていました。強力なカバネに遭遇した無名は、武器も落としてピンチに陥りますが、駆けつけた生駒に助けられます。自分を抱きしめる無名に生駒は、ずっと側にいてほしいと告白とも取れるセリフを口にしました。

戦いの中に恋愛シーンがうまく盛り込まれており、鑑賞者を夢中にさせる展開に定評があります。生駒と無名の他にも、巣刈と侑那、菖蒲と来栖の関係にも注目が集まっています。

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甲鉄城のカバネリ 海門決戦の主題歌

EGOISTによる主題歌「咲かせや咲かせ」

劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」の主題歌は、EGOISTが歌う「咲かせや咲かせ」です。本作は日ノ本を舞台とした物語であり、作品を意識した和風の曲調となっています。

劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」エンディングでは、曲に合わせてキャラクターたちが鳴子を持って踊る姿を見ることができます。CDジャケットには、エンディング映像と同じように鳴子を両手に持ち、華やかな衣装を着たキャラクターたちが描かれていました。

「咲かせや咲かせ」のPV

こちらは、ノイタミナYouTubeチャンネルがアップしている「咲かせや咲かせ」のPVです。「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」の作中映像、美しい背景、曲に合わせて主要キャラクターが踊るシーンがかっこいいといった感想が多くありました。

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甲鉄城のカバネリ 海門決戦の声優キャスト

生駒(いこま)役/畠中祐

生駒は、友達の逞生と共にカバネについて研究を重ねてきた主人公の青年です。噛まれても脳にウィルスが回らなければカバネにならずに済むという仮説から、首をしめてウィルスを食い止める機械を開発します。カバネに噛まれた際、この器具を用いてカバネになるのを防ぎますが、人間とカバネの中間の存在・カバネリとなりました。以来、身体能力が飛躍し、怪我もすぐ治るようになります。

前髪の一部が白っぽくなったカーキ色の髪、赤い瞳にメガネをかけたキャラクターです。妹の初音と共に作ったお守りをずっと大事に持っていましたが、初音と逞生が自分を守ってくれるとして、それを無名に譲りました。

当初は甲鉄城の人々から警戒されていましたが、正義感の強さと周囲を守ろうとする行動から信頼を集めるようになります。劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」では、無名との関係に進展がありました。劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」で生駒の声を担当した声優は、「武装少女マキャヴェリズム」納村不道役、「ワールドトリガー」笹森日佐人役などでも知られる畠中祐でした。

無名(むめい)役/千本木彩花

無名は、劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」のヒロインの12歳の少女です。ショートヘアーで、髪の一部を頭のてっぺんで結んでいます。明るく無邪気な性格で、己の強さに自信を持っています。生駒とは異なり、強さを求めて自らカバネリになることを選びました。首の紐を解くと、飛躍的に身体能力が上がります。ミニスカート、肩を出した軽装でカバネと戦います。

あらすじネタバレでも取り上げた通り、生駒からお守りをもらい、カバネリから人間に戻す方法を探すと約束されます。あらすじネタバレで紹介した通り劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」では、すでに生駒のことが気になっているようで、お守りをくれたお礼として手袋を編んで送り、ラストではキスをしています。

劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」で無名役を演じた声優は、「帰宅部活動記録」九重クレア役、「ガーリッシュナンバー」烏丸千歳役、「アニメガタリズ」上井草有栖役などで知られる千本木彩花でした。

菖蒲(あやめ)役/内田真礼

四方川菖蒲は、優しく責任感の強い女性で、生駒たちが住まう顕金駅を統治する四方川家当主の娘です。父親の堅将がカバネと化したことにより、甲鉄城の主導者となります。長い髪をポーニーテールにし、花の髪飾りをつけています。弓道の他、来栖から習い剣術も身につけていました。

劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」で菖蒲役をした声優は、「ノラガミ」壱岐ひより役、「デート・ア・ライブ」八舞耶倶矢役、「アオハライド」吉岡双葉役などで知られる内田真礼でした。

来栖(くるす)役/増田俊樹

来栖は、四方川家に仕える武士であり、菖蒲の護衛や剣術の稽古も担っています。クールで表情の変化はあまりありませんが、菖蒲と接するときは度々顔を赤くししどろもどろな態度となっていました。カバネと人間の中間であるカバネリの無名と生駒を警戒していますが、共に戦う内に信頼を寄せるようになります。

劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」で来栖役を演じた声優は、「美男高校地球防衛部LOVE!」蔵王立役、「山田くんと7人の魔女」宮村虎之介役、「僕のヒーローアカデミア」切島鋭児郎役などで知られる増田俊樹でした。

甲鉄城のカバネリ 海門決戦に関する感想や評価

劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」の視聴者の感想を紹介していきます。あらすじネタバレで紹介した通り、ラストで無名は手袋に編み込んだお守りの石は、模様が変化すると嘘を教え、不意をついて生駒にキスをしていました。このシーンが可愛かった、ドキドキしたといった感想もあります。

あらすじネタバレで紹介した通り、劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」は、それぞれのキャラクターの恋愛模様も垣間見える作品となっています。生駒や無名だけでなく、そのほかのキャラクターたちの掛け合いもよかったといった感想や、可愛かったといった感想もありました。

劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」のエンディングは、EGOISTの「咲かせや咲かせ」に合わせて主要キャラクターたちが鳴子を持って踊る姿が描かれています。このエンディング映像がよかったといった感想や、可愛かったといった感想も多くありました。

あらすじネタバレで紹介した通り、劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」の敵キャラクターである景之は、最後まで民衆のためにカバネと戦ったよき城主でした。しかし、自ら首をしめてカバネリとなり、娘を目の前で殺されています。景之を同情する感想も多くありました。

劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」は、作画の美しさも話題となりました。背景が綺麗だったといった感想、作画が美しかったといっか感想、アクションシーンがかっこよかったといった感想などもありました。

劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」は、カバネと言われるゾンビ的存在と戦う物語です。一般的なゾンビとは異なり、俊敏な動きをします。ゾンビ映画にあまり馴染みがなかったけれど楽しめたといった感想も多くありました。

劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」の無名は、お守りをくれた生駒に、手編みの手袋をプレゼントしたり、助けられて顔を赤くしたりなど表情豊かです。ラストでは、生駒とキスを交わして赤面していました。劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」の無名が可愛かったといった感想、無名ファンは押さえておきたい作品といった感想も多くありました。

甲鉄城のカバネリ 海門決戦のネタバレまとめ

劇場版「甲鉄城のカバネリ・海門決戦」のネタバレあらすじや、登場キャラクター、視聴者の感想、見どころなどを紹介してきました。目的地・荒金駅の道中にある海門駅での戦いを描いた物語です。戦闘シーンの他、キャラクターたちの恋愛模様も好評の作品です。続編を期待する感想も多くあります。

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