【甲鉄城のカバネリ】天鳥美馬は美しき悪役!声優や悲しい過去・最後を紹介

甲鉄城のカバネリの悪役である天鳥美馬について、演じている声優や悲しい過去、彼の持つ能力や無名との関係性などについてをまとめています。天鳥美馬にはあまり注目していなかったという人も、キャラクターの詳細や切ない過去と最後についてを知れば、興味を持つことができるはずです。甲鉄城のカバネリについての基本的な情報や、美馬という人物に関するネット上での感想などもまとめています。

【甲鉄城のカバネリ】天鳥美馬は美しき悪役!声優や悲しい過去・最後を紹介のイメージ

目次

  1. 天鳥美馬は美しき悪役
  2. 天鳥美馬のアニメ声優
  3. 天鳥美馬の悲しい過去・最後
  4. 天鳥美馬に関する感想や評価
  5. 天鳥美馬まとめ

天鳥美馬は美しき悪役

甲鉄城のカバネリに登場する天鳥美馬(あまとり びば)は、悪役とは思えない美しさを持つ人気キャラクターです。今回はそんな天鳥美馬というキャラクターについて、彼の持つ能力や気になる過去、演じている声優や最後の姿をまとめて紹介します。

甲鉄城のカバネリの作品情報

天鳥美馬についてを知る前に、まずは甲鉄城のカバネリという作品についての基本的な情報を紹介します。甲鉄城のカバネリは2016年4月から6月まで、フジテレビの「ノイタミナ」枠で放送されていたオリジナルアニメ作品です。

甲鉄城のカバネリの概要

甲鉄城のカバネリを手掛けたのはWIT STUDIOで、「進撃の巨人」や「鬼灯の冷徹」といった有名作品を制作している会社です。テレビアニメの放送後には、総集編となる劇場版が前後編で制作されたほか、2019年5月10日には「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」も公開されました。

甲鉄城のカバネリのあらすじ

ゾンビのような怪物「カバネ」に噛まれることでウイルス感染し、世界はカバネによって覆われてしまいます。そんな世界の中で駅という砦を作り、装甲蒸気機関車を走らせて人々はカバネから隔離された生活を確保していました。カバネに妹を殺された過去を持つ生駒は、カバネに対抗する手段を独自に研究しています。そんなある日、生駒は無名という一人の少女との出会いを果たします。

天鳥美馬のプロフィール

天鳥美馬は桃色の髪の毛をオールバックにした、容姿の整った青年です。12月6日生まれの22歳で、将軍家の長男という立場でありながら勘当されています。あらゆる地でカバネの殲滅をしており、「解放者」と呼ばれ民衆からは英雄として称えられ、部下からの信頼も厚い人物です。

天鳥美馬は総長!能力は?

天鳥美馬はカバネを狩るための精鋭部隊である「狩方衆(かりかたしゅう)」の総長を務めている人物です。無名も属している隊で、カバネ殲滅のためには不可欠ともいえる隊です。総長としての統率能力だけでなく、自身の戦闘能力も高く、見た目も能力も非の打ちどころの無い人物といえます。

天鳥美馬の克城

天鳥美馬の率いる狩方衆は、克城(こくじょう)という蒸気機関車を拠点として活動しています。甲鉄城とは異なりカバネに対抗することのできる仕様となっているので、蒸気機関車でありながら砲撃が可能であったりと、戦車のような能力を有しています。内部ではカバネの研究なども行われており、それ専用の「恙所」というブロック内には研究用のカバネが大量に捕獲されています。

天鳥美馬の冷酷な性格

人望も厚く英雄として扱われている天鳥美馬ですが、実はその本性は多くの人が目にしているものとは真逆であることも判明しています。天鳥美馬には嗜虐的で冷酷な一面があり、部下を自身の野望を叶えるための駒として扱ったり、自身に刃を向けた者に手を掛けた際にはゾッとするほどの美しい笑みを浮かべていたのです。以前は誠実な人物であったものの、父親が原因でこのように歪んでしまいました。

天鳥美馬と無名の関係

天鳥美馬が総長である狩方衆に属している無名ですが、彼女にとって天鳥美馬は命の恩人でもあります。元は母親と二人で暮らしていた無名でしたが、カバネと勘違いされてしまったことで母親が殺され、自身もまたカバネとして殺されかけたところを天鳥美馬により救われていました。本名を捨てて無名と名乗ることになります。無名は天鳥美馬を「兄様(あにさま)」と呼び、慕っています。

天鳥美馬のアニメ声優

悪役でありながらも美しく魅力たっぷりの天鳥美馬ですが、そんなキャラクターをアニメで演じているのはどんな声優なのか、気になった人もいるのではないでしょうか?続いては天鳥美馬役を演じた声優の宮野真守さんについても、少しだけ紹介します。

宮野真守のプロフィール

名前:宮野真守(みやの まもる)
生年月日:1983年6月8日(現在37歳)
出身:埼玉県大宮市
身長:182cm
血液型:B型
職業:声優、俳優、歌手
所属事務所:劇団ひまわり

宮野真守の主な出演作品

甲鉄城のカバネリで天鳥美馬役を演じている、宮野真守さんの声優としての主な出演作品は「真・女神転生Dチルドレン ライト&ダーク」「蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT」「桜蘭高校ホスト部」「DEATH NOTE」「ときめきメモリアル Only Love」「機動戦士ガンダム00」「スキップ・ビート!」「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ」「ちはやふる」などが挙げられます。

天鳥美馬の悲しい過去・最後

演じている声優もまた魅力たっぷりな天鳥美馬ですが、英雄と悪役としての二面性だけではなく、その過去には悲しいエピソードも持つキャラクターでした。続いては天鳥美馬という人物の壮絶な最後についてや、彼の持つ過去の出来事についても順番に紹介します。悲しい過去を知ってから改めて甲鉄城のカバネリを観てみると、美馬というキャラクターに対する印象も変わってくるかもしれません。

天鳥美馬の最後

まずは甲鉄城のカバネリの中でも大きなエピソードのひとつでもある、天鳥美馬の最後についてを紹介します。ヒロインである無名との関係も深い人物である美馬ですが、悪としてだけではない彼の人間性を知ったことで、感情移入してしまったファンも少なくなかったはずです。演じている声優の演技力も重なって、印象深い最後を迎えました。

生駒との決着

無名を守るために、生駒は天鳥美馬と1対1で戦います。そんな生駒に対して美馬は時折、彼に何かを期待しているかのような発言をこぼしていました。しかし生駒は、美馬の心臓を目掛けた一撃を受けてしまいます。美馬の能力はとても高く、無傷に近い状態で戦っていました。けれどこれは、単純に美馬が生駒よりも能力が高かったというだけの話ではなかったのです。

美馬もカバネリだった

多くのカバネを殲滅してきた美馬でしたが、実は彼自身もまたカバネだったのです。刺された生駒は美馬の刀を折り、反撃に出ました。その腕を破壊したことで彼の服が破けてしまいますが、そこで心臓が露になったことで事実が明らかとなりました。

無名が美馬にトドメをさす

動くことのできなかった生駒の代わりに、美馬にトドメを刺したのは無名でした。美馬を倒した無名は、最後に自分の名前は無名ではなく「穂積」だと口にします。恩人であり兄様と慕った相手にトドメを刺した彼女は、新たな旅路に出る際にどこか寂しそうな顔を見せていました。

天鳥美馬の過去

甲鉄城が最終目的地としている金剛郭(こんごうかく)の当主は、美馬の父親でした。10年前に幕府の命により、40万人もの軍勢を九州へと派遣することとなります。その際に総大将として動いていたのが、当時12歳の美馬でした。しかし突然支援が途絶えてしまい、彼らは孤立することとなってしまいます。その状況を作ったのが父親であったことを知った美馬は、父親に復讐することを決意したという過去がありました。

天鳥美馬に関する感想や評価

冷酷な悪役でありながらもどこか憎みきれない、悲しいキャラクターであることがわかった天鳥美馬ですが、そんな彼に対して視聴者はどんな感想を抱いたのか気になる人もいるはずです。続いては甲鉄城のカバネリを視聴した人の、美馬に対するTwitter上での感想や評価についても少しだけ紹介します。

冷酷なこともしてきた悪役ではあるものの、内面の魅力に加え美麗な容姿も相俟ってイチオシになったファンも多いようです。ただ美しいだけのキャラクターではなく、総長としての実力もあり悲しい過去も背負う人物だからこそ、夢中になるのも頷けるはずです。

物語の初期の頃には、美馬は人間として視聴していた人も多かったはずです。しかし美馬がカバネであるという事実を知った上で、改めて物語を見返してみると、最初は気付くことのできなかった伏線が張り巡らされていることに気が付けるのも、作品の良さといえそうです。

ビジュアルが美しいキャラクターであるだけに、コスプレをして楽しむファンも多いことがわかります。現代とは世界観も異なる作品であるために、衣装や武器などを準備するだけでもかなりの労力がかかることがわかります。それだけの労力をかけても、コスプレを楽しみたいと思わせるだけの魅力が詰まった人物なのです。

天鳥美馬まとめ

甲鉄城のカバネリに登場した天鳥美馬というキャラクターについて、彼の持つ能力や性格、悲しい過去や演じている声優についてをまとめて紹介しました。これまでは彼に対してあまり注目していなかったという人も、改めて美馬という人物に焦点を当てて物語を見てみたくなったのではないでしょうか?

映像も綺麗で物語の評価も高い甲鉄城のカバネリですが、まだ作品に触れたことがないという人は、この機会にアニメをイッキ見してみるというのもオススメです。全12話構成なので視聴もしやすいですし、全4巻が刊行されている漫画版の甲鉄城のカバネリも違った視点から楽しむことができるはずです。

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