【七つの大罪】バンの煉獄帰還後の強さは?技や神器・闘級はどのくらい?

「七つの大罪」に登場する、七つの大罪・強欲の罪(フォックス・シン)のバンが、煉獄から帰還後にどのくらい強くなったのか?について考察します。バンはまるで地獄のような場所と言われている煉獄を生き抜き、生還しています。この煉獄帰還後のバンの強さと闘級はどのくらい上がったのか?を考察し、バンの技や神器についても紹介します。また、バンが持っている不死身の力についても考察していきます。さらに、バンが一途に想う女性、エレインとの出会いも紹介します。

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目次

  1. 七つの大罪のバンとは?
  2. 七つの大罪のバンの煉獄帰還後の強さを考察!闘級は?
  3. 七つの大罪のバンの神器や技を考察
  4. 七つの大罪のバンの不死の力を考察
  5. 七つの大罪のバンに関するその他の謎を考察
  6. 七つの大罪のバンのアニメ声優
  7. 七つの大罪のバンに関する感想や評価
  8. 七つの大罪のバンの煉獄後の強さまとめ

七つの大罪のバンとは?

七つの大罪の作品情報

「七つの大罪」は、鈴木央(すずきなかば)によって週刊少年マガジンで連載された漫画です。2012年から2020年まで連載された「七つの大罪」はコミック全41巻が発売中。アニメは2014年から2020年まで「七つの大罪」、「聖戦の予兆」、「戒めの復活」、「神々の逆鱗」の4シリーズが放送され、2021年1月には「七つの大罪 憤怒の審判」が予定されています。2018年に劇場版「七つの大罪 天空の囚われ人」が公開されました。

また、「七つの大罪」は外伝として「迷え!七つの大罪学園!」(全4巻)、「七つの大罪プロダクション」(全4巻)が発売中です。小説版は4シリーズが発売されており、さらには「バンダイナムコエンターテインメント」からゲーム「七つの大罪 真実の冤罪」、「七つの大罪 ブリタニアの旅人」が発売されています。

七つの大罪の概要

「七つの大罪」は2015年に「講談社漫画賞」(少年部門)を獲得した作品で、作者の鈴木央の連載漫画としては初めて映像化された作品です。「七つの大罪」は、人間と人間ではないものが共に存在する古代ブリタニアを舞台として、騎士団「七つの大罪」の活躍が描かれている冒険・ファンタジー漫画となっています。

七つの大罪のあらすじ

ブリタニアに君臨する大国、リオネス王国は聖戦を戦う聖騎士たちの傍若無人な行いにすっかり荒廃しています。主人公のメリオダスは伝説の騎士「憤怒の罪」ですが、10年前に聖騎士長殺害のぬれぎぬを着せられ、身元を隠して移動酒場の店主をしていたところ、リオネス王国の前途を憂う王女エリザベスと出会います。メリオダスはエリザベスと共に「七つの大罪」の騎士たちを探す旅に出ます。

バンのプロフィール

バンは、七つの大罪の強欲の罪(フォックス・シン)です。誕生日は2月14日、血液型はB型、身長は210㎝、体重は70㎏です。外見は銀髪に瞳は赤色、首と頬に傷があり、左脇腹に狐のマークがあります。闘級は3220で、内訳は「魔力1380、武力930、気力910」となっています。バンは元は盗賊で「盗賊のバン(バンデット・バン)」と呼ばれたり、不死身なので「不死身のバン(アンデッド・バン)」とも呼ばれたりします。

七つの大罪のバンは強欲の罪ということで、興味を持ったものに対する執着心は深く、すべて奪わなければ気がすまない人物です。メリオダスのことは「団ちょ」と呼び、ホークのことは「師匠」と呼びます。「豚の帽子亭」では料理を担当しています。言葉遣いは軽薄で、一見軟派な雰囲気を漂わせていますが、子どもや仲間、恋人には優しく、彼らが痛めつけられたりすると激怒します。

TVアニメ「七つの大罪 憤怒の審判」公式サイト

七つの大罪のバンの煉獄帰還後の強さを考察!闘級は?

「七つの大罪」の原作・243話で、バンがメリオダスの魂を取り戻そうと、煉獄に足を踏み入れました。バンが煉獄に行くにあたってマーリンは、いくら不死身とはいえ魂は人間のバンには非常に危険であると忠告しました。それでもバンは親友であるメリオダスのために危険も顧みず煉獄へと向かいました。ここでは、バンが煉獄にいた時間、そして帰還した後のバンの強さを考察していきます。

バンが煉獄にいた時間は千年以上?

七つの大罪のメリオダスの魂を救い出すために煉獄に入ったバンですが、煉獄とはどのような場所なのかについて見ていきます。煉獄の環境についてはマーリンが下記のように語っています。

灼熱と極寒が入り混じる大気と猛毒の大地にして
生ける者の肉体を破壊し
歪んだ時空は
一分の時の流れを一年に変え
死せる者の魂を蝕み侵す
感覚は失われ頼れるものは第六感のみ
魂を砕かれし亡者と化け物が獲物を求め跋扈する混沌の国

さらに、息つく間もなく襲い掛かる化け物との戦いに明け暮れ、生者の肉体は破壊され、死者の魂は蝕まれるという過酷な環境です。さらに、煉獄の1年は現世では1分という時の流れまで歪んだ世界です。かつてマーリンの父親が煉獄に入ったのですが、帰ってきた時には廃人となっており、会話をすることもできなくなっていたということです。このような過酷な環境の中でバンが煉獄で過ごした時間は、千年以上とされています。

煉獄での千年という長い時間、バンは非常に過酷で、しかも人間を廃人にしてしまうほどの環境で過ごし、正気を保ったまま生還しています。メリオダスは煉獄で自分自身を失わずに生き抜いた人間はバンぐらいだと言っています。このような過酷な煉獄で過ごしたバンは、闘級もかなり上がったのではないかと言われています。

バンのセリフにメリオダスが爆笑した意味

煉獄での千年はバンにとって自身の強さをこれまで以上にレベルアップする機会になったようですが、バン本人はそのことに気づいていないということです。煉獄から帰ってきたバンはメリオダスに「十戒と互角に戦えるぐらいにはなっていて欲しいものだ」という意味のことを話しています。この言葉を聞いたメリオダスは思わず吹き出し、爆笑しました。

メリオダスが爆笑した理由は、バンが自分の強さがレベルアップしていることに気づいていないことを笑ったのでした。煉獄から帰還したバンの強さについては、この時点で強さを示す数値である闘級などで表されることはありませんでした。しかし、バンの強さのレベルが確実に上がったと分かるシーンが描かれています。それは、メリオダスの体に乗り移って現世にやって来た魔神王とバンが対戦した時でした。

その前に、妖精王として目覚めたキング、20万という闘級を誇るリュドシエル、女神族で最強と称されるマエルも、それぞれ魔神王と対戦したのですが、まるで太刀打ちできず勝負になりませんでした。そこにバンが登場したのですが、その時のバンは不死身ではありませんでした。その理由を見ていくと、バンは煉獄で新たに「贈与(ギフト)」という技を身に付けており、その技で恋人のエレインを生き返らせました。

「生命の泉」のエネルギーによってバンは不死身の体でしたが、エレインを蘇らせるためにエネルギーを全部使ってしまい、不死身の体ではなくなってしまいました。バンはこのような状態で魔神王と対決することになりました。いつもの通りにバンが攻撃を繰り出したところ、煉獄に行く前までの攻撃力とは格段に威力が上がっており、魔神王はかなりのダメージを受けたようです。

このように、バンは煉獄での過酷な環境を生き抜いたことによって、魔神王にダメージを与えるほどの攻撃力を身に付けることができたのでした。それは、バンの闘級の数値にも表れていると思われますが、次はバンの闘級について考察していきます。

バンの煉獄帰還後の闘級はどれくらい上がった?

煉獄から帰ったバンの強さは、確実にレベルアップしていることが分かりましたが、この強さはどのくらい闘級に反映されているのでしょうか?闘級とは「魔力」、「武力(身体能力)」、「気力(忍耐と冷静さ)」の三つの能力を数値化し、合計したものです。煉獄に行く前のバンの闘級は3220でした。煉獄から帰還後のバンの闘級の具体的な数値は明らかにされていませんが、どのくらい上がったのかを考察していきます。

まず、魔神王と戦った際、まるで歯が立たなかったリュドシエルの闘級を見てみると、闘級は20万1000だということです。バンは魔神王に対してダメージを与えることができたということで、その闘級はリュドシエルよりも高くなっているはずです。煉獄では少しでも弱気になれば直ちに化け物になってしまい、また、肉体的にも過酷な環境でした。

そんな環境を生き抜いたバンは闘級の中でも特に「武力(身体能力)」と「気力(忍耐と冷静さ)」の数値が上がったのではないかと考えられています。これらのことを踏まえてバンの闘級を推測してみると、リュドシエルの20万よりも高く、30万とも40万とも考えられています。

バンの新たな魔力「ギフト」

七つの大罪のバンは煉獄での過酷な経験により新たな魔力を手に入れました。それは「贈与(ギフト)」という魔力で、これはバンが持っている魔力「強奪(スナッチ)」とは逆の魔力となります。相手のものを奪うのではなく、相手に与えるという回復魔力で、バンは不死身の身体を持っているため相手に無限に力を与えることができます。恋人のエレインを生き返らせたのもこの魔力「贈与(ギフト)」でした。

バンはゼルドリスを瞬殺する強さ?

七つの大罪のバンは煉獄での過酷な環境を生き抜いたことで、その強さは格段に上がり、煉獄で新たな魔力も身に付け、七つの大罪最強とまで言われるようになりました。魔神王にさえもダメージを与えることができるバンなら十戒のゼルドリスが相手でも瞬殺してしまうだろうと言われています。ゼルドリスは闘級61000、魔神王から貸与されたという魔力「魔神王(ゴッド)」を持つ十戒のリーダーです。

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七つの大罪のバンの神器や技を考察

ここまで「七つの大罪」の強欲の罪、バンが煉獄から帰還した後の強さ、闘級、新たな魔力について見てきました。煉獄での過酷な環境を生き抜いたバンの強さは格段に上がり、新たな魔力「贈与(ギフト)」を身に付けるなど強大な力を身に付けました。ここからは、そんな七つの大罪のバンの神器について紹介し、バンが操る技を紹介していきます。

バンの神器は聖棍クレシューズ

七つの大罪のバンの神器は「聖棍(せいこん)クレシューズ」で、形状は四節棍で両方の先が尖っています。この神器「聖棍クレシューズ」によって変則攻撃ができるようになり、煉獄帰りでレベルアップしたバンが扱うことでさらに強大な攻撃力を発揮することができます。ちなみに、バンが日頃使っている三節棍は普通の武器で神器ではありません。

神器「聖棍クレシューズ」については、バンがバステ監獄に収監された際、聖騎士によって奪われ、所在が分からなくなっていのたですが、315話でバンの神器の所在が判明しました。バンの神器「聖棍クレシューズ」はマーリンが持っていました。マーリンがどのような経緯でバンの神器を手に入れたのかは明らかにされてはいませんが、マーリンの能力に関係があるようです。

マーリンは「明星アルダン」という神器を持っていますが、その神器はブリタニア全土の様子を知ることができる能力です。マーリンはその能力でバンの神器を発見したのではないかと言われています。煉獄での経験によってレベルアップしたバンに神器が加わったことで、最強の七つの大罪となる可能性があるとされています。

身体狩り(フィジカルハント)

七つの大罪のバンの魔力は「強奪(スナッチ)」なので、その技は奪う、盗むというのが特徴となっています。それでは、七つの大罪のバンの技を紹介していきます。技の一つ目、身体狩り(フィジカルハント)は、狙いをつけた相手から身体能力を奪取し、その身体能力をバン自身の能力に加えるという技です。ただし、この技を行うと、少しの間身体を動かしにくいという反動があります。

狩りの祭典(ハンターフェス)

七つの大罪・バンの技の2個目は「狩りの祭典(ハンターフェス)」です。この技は半径数十ヤードにいるすべての生物の身体能力、主に武力を奪い取ってしまうことができます。この技は「身体狩り(フィジカルハント)」を、更にスケールアップさせた技となります。

獲物狩り(フォックスハント)

七つの大罪・バンの技の3個目は、獲物狩り(フォックスハント)です。この技はバンの武器である三節棍を使い、奪い取ることに特化した技です。三節棍を使用しなくても手をかざすだけで遠く離れた敵を狙い、欲しいものを奪うこともできます。この能力は赤い魔神やガラン、メラスキュラとの戦いでも発揮されており、バンは彼らの心臓を瞬時に正確に奪い取りました。また、この技は奪うだけでなく、敵を倒すこともできる必殺技です。

バニシング・キル

七つの大罪・バンの技の4個目は、バニシング・キルです。この技はバン自身の身体をそのまま武器として使い攻撃する技です。敵に向かって身体を高速に回転させながら敵を斬っていくというものです。

絶気配(ゼロサイン)

七つの大罪・バンの技の5個目は、絶気配(ゼロサイン)です。この技は、気配を一切消すことができる技で、敵に気づかれることなく動き周ることができます。この技は元盗賊独自の技とされています。バンが絶気配(ゼロサイン)を発動すると、十戒メンバーであってもバンの気配に気づくことはできません。

死神の一薙ぎ(アサルトハント)

七つの大罪・バンの技の6個目は、死神の一薙ぎ(アサルトハント)です。この技は、バンの神器である「聖棍クレシューズ」から繰り出す技です。神器「聖棍クレシューズ」は変則攻撃を繰り出すことが可能ということで、空中戦でも十分にその能力を発揮することができます。特に煉獄帰還後のバンが神器を扱うことで、最大・最強の威力を発揮することができます。

乱獲(クレイジーハント)

七つの大罪・バンの技の7個目は、乱獲(クレイジーハント)です。この技は、元々バンが持っていなかった技ですが、煉獄で多くの化け物と戦ううちに身に付けていった技です。煉獄での経験により、複数の敵に対して一度に乱獲(クレイジーハント)を繰り出して攻撃することができます。

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七つの大罪のバンの不死の力を考察

七つの大罪のバンは煉獄での過酷な戦いを経て強大な力を手に入れました。そんなバンの必殺技を紹介しました。バンは以前、エレインに飲ませてもらった生命の泉によって不死身の身体となっていたのですが、ここでは、不死身のバンの力について考察していきます。

考察①十戒メラスキュラ戦

七つの大罪のバンにとって天敵とされているのが、十戒のメラスキュラです。バンは不死身という能力を持っていますが、あくまでもそれはバンの身体(肉体)が不死身なのであって、魂は別だということです。そのため、魂を狙ってくる敵には無意味な能力です。この魂に攻撃を仕掛ける魔力を持っているのが、メラスキュラです。

メラスキュラは魂を操る魔力「獄門(ヘルゲート)」の持ち主で、その中でも「暗憺の繭(あんたんのまゆ)」という、狙った相手の魂を抜く能力があります。メラスキュラはこの魔力でバンの魂に攻撃を仕掛け、魂さえ抜いてしまえば簡単に倒すことができます。実際にメラスキュラと戦ったバンは魂を抜かれてしまい、抜け殻状態となってしまったことがあります。

考察②魔神族との関係

七つの大罪のバンの不死身の力と魔神族との関係を見ていきます。バンはたとえ身体を斬られても潰されても、不死身の力で何事もなかったかの様に元に戻ります。しかし、魔神族の攻撃で付けられた傷は別で、バンの首にある傷は魔神王の息子であるメリオダスに付けられたものです。これは聖騎士見習いのジェリコと戦ったときにも見られました。

その戦いを見てみると、ジェリコは魔神から血をもらったことで魔力を持つ「新世代」となり、バンと戦いました。ジェリコの魔力には再生する力を阻止する能力があるため、剣でバンの身体に斬りつけたとき、傷口は元に戻りませんでした。このように、バンの身体には不死身の力がありますが、魔神族から受けた傷口は治りにくかったり、傷跡が残ってしまうことがあることが分かりました。

考察③エレインとの出会い

七つの大罪のバンが持っている不死身の力は、バンが生まれた時から持っていたものではありません。不死身の力がバンに備わったのは、バンがまだ盗賊だった頃で、エレインとの出会いが関係しています。エレインは妖精王キングの妹で、妖精の森にある「生命の泉」を700年守り続けていました。エレインは長い間、この「生命の泉」を狙う盗賊たちを見ているうちに、誰にも心を許すことのない冷たい感情を抱くようになっていました。

20年前、盗賊だったバンが「生命の泉」を求めて妖精の森に侵入してきました。エレインはバンもまたこれまでと同じ悪い盗賊だと考え、冷たく追い返していたのですが、いつしかバンが他の盗賊たちとは違うと感じ始めました。やがてエレインとバンは心を寄せ合うようになり、互いが大切な存在となりました。

ある日、突然魔神族が妖精の森を襲撃しました。妖精の森は失われ、エレインとバンは魔神族に襲われ、深手を負いました。生命の危機に瀕したエレインは、同じく瀕死の状態のバンを助けるため「生命の泉」をバンに口移しで飲ませました。こうして「生命の泉」を飲んだことでバンは不死身の力を手に入れたのでした。自身の命を捨ててバンを救ったエレイン。バンは、エレインを必ず生き返らせてみせると誓うのでした。

不死身の力を手に入れたバンは、七つの大罪のメンバーとなりました。この妖精の森が失われてしまったのは魔神族の襲撃によるものですが、バンはエレインという最愛の女性を守ることができなかったことを罪とし、「強欲の罪」を自ら引き受けたのでした。

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七つの大罪のバンに関するその他の謎を考察

ここまで、七つの大罪のバンが持つ不死身の力についての考察と、不死身の力を手に入れた経緯について見てきましたが、そこには最愛の女性、エレインとの哀しい過去がありました。バンはエレインを生き返らせることを誓い、七つの大罪のメンバーとなり、自ら「強欲の罪」を受け入れたのでした。ここからは、七つの大罪のバンに関するいくつかの謎について見ていきます。

考察①ホークを「師匠」と呼んでいる理由

七つの大罪のバンはホークのことを「師匠」と呼んでいますが、いつから呼ぶようになったのでしょうか?その謎について見ていくと、まず、バンがホークを初めて「師匠」と呼んだのは、バイゼルの喧嘩祭りでした。ホークとは人間の言葉を話すことができるブタで、メリオダスの親友として共に旅をしています。

バンは初めてホークと出会ったとき、人間の言葉を理解し会話ができることについてかなり驚いていたということですが、バンがどのような想いでホークのことを「師匠」と呼ぶのかは明らかにされていません。

考察②バンの実年齢

七つの大罪のバンは不死身の力を持っていますが、実年齢はいくつなのでしょうか?「七つの大罪」の公式ガイドブックでは、バンの実年齢が公表されています。ガイドブックによるとバンの実年齢は43歳だということです。バンが「生命の泉」を飲み、不死身の力を得た時の年齢が23歳だったので、肉体年齢は23歳だということです。ただし、不死身でなくなった時に再び年齢が重ねられていくことになります。

考察③ジェリコとの関係

七つの大罪のバンにとって最愛の女性はエレインただ一人ですが、このエレインに代わってバンの愛情を得ようとしたのが、ジェリコでした。ジェリコとは聖騎士見習いで、バンとの出会いは幼少期だったのですが、その頃からジェリコはバンと縁があったようです。大人になり聖騎士を目指すことになってからバンと再会したときは、バンに恥ずかしい思いをさせられるなど、バンを憎らしく思うこともありました。

ジェリコはバンへの執着心が強く、ヘンドリクセンの誘いに乗り魔神の血を飲んだことで強い魔力を手に入れ「新世代」として活動することになりました。魔力を手にしたジェリコはバンを倒したこともありますが、ある時ヘンドリクセンの呪文によってジェリコは魔神化してしまいました。暴走を始めたジェリコはバンに殺して欲しいと懇願しますが、バンはジェリコの呪いを解き放ってあげました。

この時、ジェリコはバンにお姫さま抱っこをしてもらっており、ジェリコはバンに対して素直に好意を寄せるようになりました。バンに自分の想いを間接的に伝えたりもしましたが、エレイン一筋のバンが振り向くことはなく、それでもバンの周りをうろつくジェリコです。

バンはそんなジェリコを子分か何かのように思っているのか、冷たく突き放すということはないようです。ジェリコはエレインを想うバンの気持ちは理解していますが、それでもバンに対する想いは諦められないようだと言われています。

考察④「狐」のマーク

七つの大罪のバンは「強欲の罪」ということで、狐のマークがトレードマークとして左脇腹に記されています。七つの大罪という言葉は、キリスト教(カトリック教会)において「七つの死に至る罪」という意味の用語ですが、七つの大罪のそれぞれの罪を動物の姿で表したりもします。「強欲の罪」の場合は狐、狸、烏などで表されます。ここから、漫画「七つの大罪」のバンのトレードマークは狐となったということです。

七つの大罪で強欲の罪のバンは元盗賊で、魔力も「強奪(スナッチ)」ということで、奪い取る能力となっています。狐のイメージも「化かす」や「裏切る」などがあります。実際にバンはメリオダスを裏切ったこともあり、狐のイメージとバンの能力が重なります。また、両親に虐待されていたバンを救い、育てたジバゴが狐の姿をした獣人でした。ジバゴは両親に愛情をもらえず、人間不信に陥っていたバンの心を救ってくれた恩人です。

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七つの大罪のバンのアニメ声優

ここまで、七つの大罪のバンについて様々な謎の考察をしてきました。ここからは、アニメ「七つの大罪」で、バンの声を担当している声優を紹介します。アニメ「七つの大罪」のバンを担当している声優は鈴木達央(すずきたつひさ)です。それでは、声優・鈴木達央について紹介していきます。

鈴木達央のプロフィール

「七つの大罪」のバンの声優・鈴木達央は、1983年11月11日生まれ、千葉県出身です。歌手のLISAとは2020年1月に結婚しました。所属事務所は「アイムエンタープライズ」で、鈴木達央は声優、歌手として活動しています。声優デビュー作は2003年のアニメ「DEAR BOYS」の石井務役でした。2015年にアニメ雑誌「アニメージュ」主催の「アニメグランプリ」の声優部門で、グランプリを獲得しています。

鈴木達央の主な出演作品

「七つの大罪」のバンの声優・鈴木達央の主な出演作を紹介します。2008年「黒執事」ドルイット子爵、「図書館戦争」手塚光、2009年「とある魔術の禁書目録」天井亜雄、2011年「BLOOD-C」時真慎一郎、2012年「CRASH!」黒瀬桐、「黒子のバスケ」高尾和成、「聖闘士星矢Ω」栄斗、「となりの怪物くん」吉田春、2013年「イナズマイレブンGO ギャラクシー」井吹宗正、2014年「ダイヤのA」三島優太。

2015年「終わりのセラフ」柊深夜、2016年「SERVAMP-サーヴァンプ-」椿、「だがしかし」遠藤豆、2017年「エルドライブ【ēlDLIVE】」レイン・ブリック、「ブレンド・S」秋月紅葉、2018年「アンゴルモア元寇合戦記」阿比留弥次郎、「BAKUMATSU」徳川慶喜、「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」プロシュート、2019年「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」二条クジャク。

2019年「アサシンズプライド」ウィリアム・ジン、2020年「ソマリと森の神様」ヤバシラ、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」アラン・スティアート、「魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」アノス・ヴォルディゴード、「陰陽百鬼物語」源博雅。

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七つの大罪のバンに関する感想や評価

エレインと一緒にいる時のバンがとても良く、二人は最高のカップルだという感想です。自らの命の代わりにバンに命を与えたエレインは、バンにとって最愛の女性で、エレインを守れなかったことを自らの罪として、エレインを生き返らせてみせると誓い、バンは七つの大罪のメンバーになりました。

七つの大罪のバンは、煉獄に行く前に弱くなってしまった時がありましたが、煉獄で過ごしたことにより、その強さはパワーアップし「贈与(ギフト)」という新たな魔力も身に付けました。神器を再び手にしたバンは最強の七つの大罪だと思うと同時に、強さだけでなく弱い面もある、そんなバンが好きだという感想です。

七つの大罪のバンは、メリオダスのことを「団ちょ」と呼んで懐いていますが、時に価値観の違いから争うこともあり、バンはメリオダスに受けた傷がいまだに残っています。しかし「強欲の罪」を背負っているにも関わらず、バンは仲間想いの面があり、そんなバンがすごいという感想です。

「七つの大罪」という作品は、タイトルの通り、主人公を含めた七人の大罪人が登場しますが、このように面白いバトル系の漫画は主人公だけでなく他のキャラクターも強くて魅力があるという感想です。中でもバンがとてもかっこ良いということです。

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七つの大罪のバンの煉獄後の強さまとめ

いかがでしたか?七つの大罪の「強欲の罪」バンの煉獄後の強さの考察と、バンの神器、技を紹介しました。バンは過酷な煉獄で生き抜いたことから、闘級も上がったとされており、すべてにおいてレベルアップし、その強さは最強と言われています。神器についても煉獄後のバンが扱うことによってより威力が増すだろうと考えられていました。また、バンの不死身の力について見てきました。

バンはエレインから「生命の泉」を飲まされたことで不死身となったのですが、そのことで最愛の女性だったエレインとの哀しい別れを経験しています。このバンとエレインについては最高のカップルだという声が寄せられていました。煉獄帰還後のバンはさらに強くなり、七つの大罪最強となったのでは?と言われているバンの活躍にこれからも注目していきましょう。

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