【七つの大罪】煉獄とはどんな所?描写シーンやマーリン・デリエリのセリフから考察

2014年から2015年にかけてテレビアニメが放送され人気を博した作品『七つの大罪』。主人公メリオダスは冤罪の真実を知るために旅をし始めたのですが、それに反して話数が進んでいくにつれ謎が謎を呼ぶこととなりました。その謎の1つが煉獄です。バンが約1000年以上もの時を過ごし、メリオダスが死んだ時に父である魔神王と会った際に、初めて煉獄が描かれました。では、煉獄とはどんな所なのでしょうか?当記事では『七つの大罪』に登場する煉獄について、描写シーンやマーリン・デリエリのセリフから考察していきます。

【七つの大罪】煉獄とはどんな所?描写シーンやマーリン・デリエリのセリフから考察のイメージ

目次

  1. 七つの大罪とは?
  2. 七つの大罪の煉獄とは?描写シーンから考察
  3. 七つの大罪の煉獄帰還後のメリオダスは強くなった?
  4. 七つの大罪のホークも煉獄出身だった?
  5. 七つの大罪の煉獄に関する感想や評価
  6. 七つの大罪の煉獄まとめ

七つの大罪とは?

七つの大罪の概要

『七つの大罪(ななつのたいざい)』は鈴木央によるハイ・ファンタジー作品です。2012年から2020年までに全41巻・全346話の構成で漫画が『週刊少年マガジン』にて連載されており、2014年から2015年にかけてテレビアニメがTBS系列で放送されました。漫画版の本編完結時点で累計発行部数が3700万部を突破するなど人気を博し、またその人気から2020年までには劇場版やテレビアニメスペシャルを含む計5作品が製作されています。

七つの大罪のあらすじ

ここでは『七つの大罪』のあらすじを見ていきましょう。舞台はブリタニアの大地。そこでは、リオネス王国といったブリタニア随一の大国が存在していました。

そのリオネス王国は『聖戦』のために聖騎士達の軍備増強の影響に横暴を働く者達で荒れに荒れていました。そんな中、移動酒場を営むメリオダスと、彼に救国の助命を乞う第三王女エリザベスが出会います。こうして片や母国を救うため、片や冤罪の真実を知るために2人は旅を始めたのでした。

TVアニメ「七つの大罪 憤怒の審判」公式サイト

七つの大罪の煉獄とは?描写シーンから考察

考察①煉獄とは?マーリンのセリフとは?

煉獄は『七つの大罪』に登場する「強欲の罪(フォックス・シン)のバン」が1000年以上もの時を過ごしたことで広く知られています。煉獄が初めて描かれたのはメリオダスが死んだことで、父である魔神王と出会った時でした。では、煉獄とは一体何なのでしょうか?

「煉獄は灼熱と極寒が入り混じる大気と猛毒の大地にして、生ける者の肉体を破壊し、歪んだ時空は1分の時の流れを1年にも変え、しせる者の魂を蝕み侵す。感覚は失われ頼れるものは第6感のみ。魂を砕かれし亡者と化け物が獲物を求め跋扈する混沌の国」

ここでは、煉獄についてマーリンのセリフと共に解説していきます。マーリンのセリフを見ると、最後に混沌の国と述べている点が気になります。これは死者の都のような所を指しているのでしょうか?また、メリオダスが死んだことによって辿り着いた場所と考えれば、地獄のような場所だと考えても良さそうです。

考察②デリエリのセリフ

煉獄が初めて描かれた際はメリオダスが魔神王と再会を果たしたとお伝えしましたが、魔神王とは魔界を統べる人物です。つまり、そんな立場にある魔神王と会ったということは、煉獄が魔界の一部にある可能性も考えられます。しかし、実際はデリエリのセリフを見ていただくと、煉獄とは魔界と全くの別物であることが分かります。

「……そっか…私は…… しんだんだ 。じゃあここが煉獄ってとこか…?…にしちゃどうも見覚えがある景色だ…まるで魔界と瓜二つ…」

デリエリが上記のセリフを述べた後にモンスピートが登場したことで、結果的には過去の記憶を見ていたことが分かりました。ただ、このセリフからは魔神族であり十戒のメンバーであるデリエリですらも煉獄の存在を知らなかったということが分かります。メリオダスとバンが煉獄で冒険をしていた際も魔神族は描かれていなかったため、魔界と煉獄は違うと言えそうです。

考察③死者の都?

煉獄とは何かをマーリンのセリフと共に解説した際に、死人が訪れる場所であれば死者の都と同じ場所である可能性があるとお伝えしましたが、実際はどうなのでしょうか?ただ、デリエリのセリフからは地獄のような場所とも捉えることができます。

そうなると、死者の都は悪行をおこなってこなかったエレインがいた場所であるため、天国のような場所と言えそうです。また、デリエリは「じゃあここが煉獄か…?」と述べていることから、魔神族には死ぬと煉獄に行くといった言い伝えがあるのかもしれません。

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七つの大罪の煉獄帰還後のメリオダスは強くなった?

考察①煉獄帰還後のメリオダスは強くなった?

メリオダスはバンと共に約1000年以上もかけて煉獄で過ごし、その内の60年間魔神王に挑み続けました。結果は全敗。バンは煉獄で過ごしたことで強くなり、ギフトを扱えるようになったり魔神族を片手で倒すことも可能にしました。では、メリオダスも煉獄に行ったことで強くなったのでしょうか?

まず、バンとメリオダスの違いと言えば、メリオダスの場合は精神だけが煉獄に行ったという点です。それが原因となっているのか、メリオダスは新しい技を覚えた様子がありませんでした。どちらかと言えば、闘級11万のエスカノールとチャンドラーと同等の闘級である18万を超えているため、強くなったのは目覚めた力の方だと言えるでしょう。

考察②メリオダスの呪い

メリオダスには毎回死ぬ度に煉獄へと連れてこられるという呪いがかけられていました。3000歳以上という年齢が設定されているメリオダスですが、煉獄での時間単位は1時間が1年となるため、煉獄で過ごした時間は1000年以上の期間を過ごしてきているということになります。今回は何度も魔神王に挑み続けるというイレギュラーが発生し、最終的にはバンと共に魔神王の手から逃れているため、今回ばかりは通常とは違うと言えそうです。

考察③魔神王の右手

メリオダスは所詮チャンドラーの借り物と馬鹿にされました。魔神王は反転を持っているため、反転を使っている最中に回復系のギフトを使わない限り攻撃が通じません。しかし、メリオダスは魔神王の右腕を煉獄から抜け出す際に破壊しました。

考察④魔神王が困惑した理由

ここでは『七つの大罪』で描かれた魔神王が困惑した様子に注目してみます。何度も死んだメリオダスは、そのたびに魔神王から感情を食われ続けた結果、邪悪なメリオダスだけ生き返る状況となっていました。しかし、その後バンが出会ったのは邪悪な存在ではなく本来のメリオダス。

そして魔神王は腕を破壊され、煉獄からメリオダスの精神が抜けだしたことでかなり焦っている様子が描かれています。なぜ魔神王は困惑したのでしょうか?おそらく、その理由として挙げられるのは、その破壊した力が天使側や最高神によるものだったからだと考えられます。

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七つの大罪のホークも煉獄出身だった?

考察①ヘンドリクセン戦で生きていたホーク

ここでは『七つの大罪』の中でも異質なキャラクターであるホークについて考察していきます。まず、『七つの大罪』第1部で繰り広げられたヘンドリクセン戦におけるホークに注目。その戦いではなぜかホークが生きており、どうやってホークが復活を遂げたのか未だ謎に包まれています。ホークがヘンドリクセンの攻撃に耐え抜いたことから、かなり頑丈なことが分かり、その異質さから煉獄出身であることがうかがえます。

考察②ワイルドと似ている

『七つの大罪』には煉獄でワイルドという猪のような生き物が登場します。バン達がワイルドに出会ったことでホークが煉獄出身であることが判明したのですが、出身が同じであるためかホークとワイルドの見た目は非常に似ています。

ワイルドの見た目はホークに鋭い二本の牙が生え、さらに縦縞があるのが特徴的です。第一印象は猪ですが、『七つの大罪』の公式ファンブックには「残飯豚」と記載されているため、実際は豚のような生き物のようです。

考察③必殺技

『七つの大罪』で描かれたワイルドは魔神王に12万回も戦いを挑んでいましたが、結果は全敗でした。負けはしたものの、生き抜いていることからヘンドリクセン戦で見せたホークと同じく耐久力が非常に高いことが分かります。そして魔神王との戦いでもそのタフさを活かした技が多く見受けられ、回転猪(グルグルワイルド)、「猪突猛進」、電光猪(ジグザクワイルド)など直進攻撃ばかりでした。

考察④闘級の違い

ここでは『七つの大罪』のホークの闘級を見ていきましょう。ワイルドが直進的な攻撃や、激闘の末生き抜いていることを考慮すれば同じ煉獄出身のホークも並大抵の闘級ではないはずです。しかし、ホークの闘級は30(武力25/気力5)とかなり低く、兄妹にも関わらずどうしてこれほどの闘級の違いが出てくるのでしょうか?おそらく、これは環境の違いが闘級にも影響しているのかもしれません。

七つの大罪の煉獄に関する感想や評価

こちらでは『七つの大罪』における煉獄からのストーリーが気になるとツイートされています。やはり、煉獄は謎に包まれているため、同じように気になっていた方が多いのではないでしょうか?

こちらでは『七つの大罪』のキャラの強弱と煉獄後のストーリー展開についてツイートされています。特に煉獄後のバンに期待されているようなので、ぜひ注目してみてください。

こちらでは『七つの大罪』の作画についてツイートされています。挙げられている画像にうつっているキャラクターが煉獄にいるバンなのかが気になっているようです。画像には地獄のような風景が描かれています。

七つの大罪の煉獄まとめ

『七つの大罪』の煉獄とはどんな所なのか?という疑問をマーリン・デリエリのセリフから考察してきましたがいかがでしたか?マーリンのセリフから、煉獄とは地獄のような場所であることがうかがえ、死者の都とはまた違った場所と考えられます。そして『七つの大罪』に登場するワイルドとホークが同じ煉獄出身であることが判明。今後、『七つの大罪』をご覧になる際は、煉獄についての考察を参考にしつつ注目してみてください。

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