【エヴァンゲリオン】使徒レリエルの強さ・能力を考察!球体ではなく影が本体?

レリエルとはアニメ新世紀エヴァンゲリオンに登場する使徒の1体です。アニメ新世紀エヴァンゲリオンに登場するレリエルは12番目に数えられている球体型の使徒であり、作中で碇シンジが乗るエヴァンゲリオン初号機と交戦しました。第12使徒レリエルの体内には巨大な虚数空間が広がっており、戦ったシンジとエヴァンゲリオン初号機を取り込んでしまいます。そんな第12使徒レリエルはその能力から最強の使徒の1体に数えられています。本記事ではそんな第12使徒レリエルの最強といわれる強さやシンジとの戦いなどを解説紹介します。

【エヴァンゲリオン】使徒レリエルの強さ・能力を考察!球体ではなく影が本体?のイメージ

目次

  1. エヴァンゲリオンとは?
  2. エヴァの使徒レリエルは最強?強さ・能力を解説
  3. エヴァの使徒レリエルは球体ではなく影が本体?
  4. エヴァのレリエルの名前の由来
  5. エヴァのレリエルの名シーン
  6. エヴァのレリエルがゲームで登場?
  7. エヴァのレリエルに関する感想や評価
  8. エヴァのレリエルまとめ

エヴァンゲリオンとは?

アニメ新世紀エヴァンゲリオン第16話で碇シンジが乗るエヴァンゲリオン初号機と交戦した第12使徒レリエル。第12使徒レリエルは球体のような見た目をした特徴的な使徒であり、永遠に広がる虚数空間に敵を引きずり込む能力を持っています。そんな第12使徒レリエルは碇シンジごと初号機を飲み込み、最強と称されるほどの強さを見せました。本記事では第12使徒レリエルの碇シンジ戦や最強といわれる理由などを解説紹介します。

新世紀エヴァンゲリオンの概要

それでは第12使徒レリエルの最強と評される理由や碇シンジとの戦いなどを解説紹介していく前に、第12使徒レリエルが登場するアニメ新世紀エヴァンゲリオンシリーズの作品情報について解説していきます。第12使徒レリエルが登場する新世紀エヴァンゲリオンとは1995年に放送が開始された日本のオリジナルアニメ作品です。アニメエヴァンゲリオンは人類と使徒との戦いを描いた作品であり、1996年まで放送されていました。

1995年から1996年にかけて放送されたアニメ新世紀エヴァンゲリオンは放送当初より社会現象になるほどの大ブームを巻き起こし、2020年11月現在日本を代表するアニメ作品の1つに数えられています。またアニメ新世紀エヴァンゲリオンは「ガンダムシリーズ」と同じくアニメが注目されるきっかけとなった作品となっています。アニメ新世紀エヴァンゲリオンが無ければ、アニメが日本の文化になることが無かったかもしれません。

そんなアニメ新世紀エヴァンゲリオンは2020年11月現在も非常に高い人気を博しており、これまで劇場版アニメや漫画、ゲームといった数々のメディア作品が制作されています。特に劇場版アニメはアニメ新世紀エヴァンゲリオンのメディア作品の中で最も有名です。アニメ新世紀エヴァンゲリオンは放送終了後の1997年に、アニメと全く違う結末を描いた劇場版「新世紀エヴァンゲリオンAir/まごころを、君に」が公開されました。

「Air/まごころを、君に」の公開後、アニメ新世紀エヴァンゲリオンはしばらく新たな作品を制作しませんでした。しかし2006年に公式から「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」というアニメのリメイク映画の公開が発表され、2007年に第1作目である「序」が公開されました。その後2009年と2012年に「破」と「Q」といった2作品が公開されることとなり、2021年の1月には最終章となる「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の公開が決定しています。

新世紀エヴァンゲリオンのあらすじ

時は西暦2000年9月13日、突如発生したセカンドインパクトという大災害により世界は崩壊寸前となってしまいます。この大災害から15年が経った後、主人公の碇シンジは父・碇ゲンドウに呼び出され、第3新東京市を訪れました。すると碇シンジは突然エヴァンゲリオンに乗って使徒と戦うよう父親に命令されます。この命令がきっかけとなり、碇シンジは謎の敵・使徒と人類の命運を賭けた戦いに身を投じていくことになるのでした。

エヴァンゲリオン公式サイト

エヴァの使徒レリエルは最強?強さ・能力を解説

レリエルの強さや攻撃方法

本記事で最強と称される理由や碇シンジとの戦いなどを解説紹介するレリエルとはアニメ新世紀エヴァンゲリオンに登場する使徒の1体です。アニメ新世紀エヴァンゲリオンの敵役である使徒は合計18体おり、本記事で解説紹介するレリエルは第12番目の使徒に数えられています。第12使徒であるレリエルはアニメ新世紀エヴァンゲリオンだけの敵キャラクターであり、ヱヴァンゲリヲン新劇場版には名前すらも一切登場していません。

そんな第12使徒レリエルはアニメ新世紀エヴァンゲリオンの第16話「死に至る病、そして」で初登場を飾ります。第16話で初登場した第12使徒レリエルは白黒模様の球体のような形が大きな特徴となっており、常に空を浮遊しています。作中で碇シンジはエヴァンゲリオン初号機に搭乗し、第12使徒レリエルと交戦します。しかし第12使徒レリエルの特殊な能力により、碇シンジはエヴァンゲリオン初号機ごと飲み込まれてしまいました。

この特殊な能力が強すぎるため、第12使徒レリエルは使徒の中で最強クラスの強さを持っているのではないかと考えられています。ではその最強といわれる攻撃及び能力は一体何なのでしょうか。ここからはアニメ新世紀エヴァンゲリオンに登場する第12使徒レリエルが最強と評されている理由について解説紹介していきます。まず第12使徒レリエルが最強の使徒だと評される理由で挙げられるのは前述で解説した特殊な能力です。

後述で詳しく解説紹介するのですが、第12使徒レリエルの本体は球体の下に出来た謎の影です。なので影自体が第12使徒レリエルであり、球体はただの影に過ぎません。そのため碇シンジは第12使徒レリエル戦で球体に攻撃するものの、一切ダメージを与えることが出来ませんでした。そんな第12使徒レリエルの能力は虚数空間に戦う敵を引きずり込むことです。影が本体である第12使徒レリエルの肉体には虚数空間が広がってます。

第12使徒レリエルの肉体にある虚数空間とは厚さ3ナノメートル、直径680mという広大な暗黒空間であり、武器を使うこともレーダーを使うことも一切出来ません。また行き着く先は宇宙であり、絶対に逃げ出すことが出来ないといわれています。そのため取り込まれた碇シンジは何も出来ず、虚無の空間に幽閉されてしまいました。この虚数空間は「ディラックの海」と呼ばれており、一対一で戦うと必ず勝つ最強の能力となっています。

レリエルの言語能力

上述で解説した通り、アニメ新世紀エヴァンゲリオンに登場する第12使徒レリエルは絶対に脱出出来ない虚数空間へ戦う相手を引きずり込むといった最強の能力を持った使徒です。しかし最強といわれる理由はこの能力だけではありません。虚数空間の能力の他に、第12使徒レリエルが最強と評される理由はその言語能力です。基本アニメ新世紀エヴァンゲリオンに登場する使徒は「知恵の実」が無いため、人語を話すことが出来ません。

しかし第12使徒レリエルは虚数空間に引きずり込んだ戦う相手と対話することが可能となっています。第12使徒レリエルの言語能力は相手の精神へ語りかけるような能力です。いわば第12使徒レリエルの言語能力は精神攻撃の一種なのです。アニメ新世紀エヴァンゲリオンの作中で精神攻撃を使う使徒は最強の強さを持っており、「人の心」に迫る使徒と呼ばれています。そのため第12使徒レリエルも「人の心」に迫る使徒だといえます。

どんな強靱な心を持った人間でも精神が壊れてしまうと戦うことが出来なくなってしまいます。このことから第12使徒レリエルの言語能力は人間を相手にすると最強の能力だといえるでしょう。アニメ新世紀エヴァンゲリオンの作中でエヴァンゲリオン初号機を虚数空間に飲み込んだ第12使徒レリエルは幼い碇シンジとなり、碇シンジの精神に直接語りかけました。この会話で碇シンジは孤独感により、精神崩壊を起こしそうになります。

常に不安感でいっぱいな碇シンジは第12使徒レリエルに存在そのものを否定され、命ともいえる精神力が尽きかけました。するとその瞬間エヴァンゲリオン初号機が碇シンジを守るために暴走を始めます。第12使徒レリエルは最強の能力を持っているものの、直接的な戦闘能力は皆無でした。なので第12使徒レリエルは暴走したエヴァンゲリオン初号機に破壊されました。ちなみになぜ言語能力を持っているかは詳しく判明していません。

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エヴァの使徒レリエルは球体ではなく影が本体?

レリエルは球体が本体ではない?

アニメ新世紀エヴァンゲリオンの作中で脱出不可能の虚数空間と相手の精神を惑わす言語能力を兼ね備えた最強使徒レリエル。ではそんな最強と称されている第15使徒レリエルとはどういった見た目をした使徒なのでしょうか。ここからはアニメ新世紀エヴァンゲリオンに登場する第15使徒レリエルの特徴について詳しく解説紹介していきます。上述で解説した通り、第15使徒レリエルは白黒模様の球体のような姿が特徴の使徒です。

だいたいその球体の直径は約300mだと考えられており、常に上空を漂っています。この第12使徒レリエルの白黒模様の球体は特に戦闘能力を持っていません。なのでただ上空を浮いているだけの球体なのです。そのため初めてアニメ新世紀エヴァンゲリオンを見る方は第12使徒レリエルが最弱の使徒だと感じることでしょう。しかしこの白黒模様の球体は上述で少し解説紹介した通り、第12使徒レリエルの本体及びコアではありません。

おそらくどんなエヴァンゲリオンのパイロットでもまず最初に第12使徒レリエルの球体を攻撃するはずです。しかし白黒模様の球体は本体じゃないため、一切第12使徒レリエルにダメージを与えることが出来ません。このことから第12使徒レリエルは所見殺しの代表といっても過言では無い使徒といえるでしょう。ちなみに使徒は出現時青色のパターンが確認されるものの、第12使徒レリエルの球体は青色のパターンすら出しません。

アニメ新世紀エヴァンゲリオンの作中で碇シンジは他のエヴァンゲリオンパイロットと共に、第12使徒レリエルの白黒模様の球体を一斉攻撃しました。しかし球体が本体で無いため、碇シンジ達は第12使徒レリエルに傷を負わせることが出来ませんでした。またこの時攻撃された第12使徒レリエルの球体は姿を消し、瞬間移動する姿を見せました。その後第12使徒レリエルは本体を露わにし、碇シンジを虚数空間に飲み込みました。

レリエルの球体の影が本体

上述で詳しく解説紹介した通り、第12使徒レリエルの白黒模様の球体は本体じゃありません。でははたして第12使徒レリエルの本体はどこにあるのでしょうか。アニメ新世紀エヴァンゲリオンの第16話「死に至る病、そして」に登場した第12使徒アリエルの球体の下には丸い影が描かれています。当初これはただの球体の影だと思われていました。しかしこれは球体の影では無く、攻撃が一切通らない第12使徒レリエルの本体なのです。

アニメ新世紀エヴァンゲリオンの作中で第12使徒レリエルが出現した時、碇シンジはエヴァンゲリオン初号機で必死に球体を攻撃しました。しかし影のような部分が本体であるため、第12使徒レリエルにダメージを与えることが出来ませんでした。その光景を見た葛城ミサトや赤木リツコは新種の使徒なのではないかと考え、困惑します。その瞬間第12使徒レリエルの本体は碇シンジが乗るエヴァンゲリオン初号機を飲み込み始めます。

上述の最強といわれる理由で解説紹介した通り、第12使徒レリエルの本体には決して逃げ出すことが出来ない虚数空間(ディラックの海)が広がっていました。そのため碇シンジはエヴァンゲリオン初号機を使って必死にもがくものの、全く脱出することが出来なくなってしまいます。そしてそのまま第12使徒レリエルは碇シンジごとエヴァンゲリオン初号機を取り込みました。おそらくファンの方はこのシーンに驚愕したことでしょう。

その後第12使徒レリエルは幼い碇シンジの姿となり、取り込んだ碇シンジを精神世界に呼び込みます。そして精神世界で第12使徒レリエルは碇シンジの精神を崩壊させようとしました。しかし第12使徒レリエルは内部でエヴァンゲリオン初号機が暴走したことにより、無惨な最後を遂げてしまいました。ちなみに第12使徒レリエルの本体は直径300メートルもあるといわれており、ATフィールドはその本体に内向きで搭載されています。

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エヴァのレリエルの名前の由来

使徒の名前はユダヤ・キリスト教の天使に由来している

ではここからはアニメ新世紀エヴァンゲリオンに登場する最強の使徒・レリエルの名前の由来について解説紹介していきます。それでは第12使徒レリエルについて解説紹介していく前に、第12使徒レリエルとは別の使徒の名前の由来について見ていきましょう。アニメ新世紀エヴァンゲリオンに登場する使徒の名前はユダヤ・キリスト教の天使に由来しています。この名前の由来になった天使は聖書偽典の「エノク書」に登場する天使です。

上述で解説紹介しましたが、アニメ新世紀エヴァンゲリオンには合計18体もの使徒が登場しています。その18体の中で第1使徒に選ばれているアダムはユダヤ・キリスト教の「創世記」に登場する「アダム」が名前の由来です。名前の由来となった「アダム」は最初の人類とされている存在であり、「知恵の実」を食べて「エデンの園」を追放されたことで知られています。作中を通して一番高い人気を博している使徒は第3使徒サキエルです。

第3使徒サキエルの名前の由来となったのは水を司る天使「サキエル」です。「サキエル」とは「神を覆うもの」という意味が込められた天使の名前となっており、「七大天使」という大天使の軍団の1人に数えられています。また第3使徒サキエルと並ぶほど高い人気を博す第14使徒ゼルエルの名前は天使「ゼルエル」が名前の由来となっています。「ゼルエル」とは「神の腕」という意味が込められた天使であり、戦場で頼りになるといわれています。

名前の由来となった天使が特に有名なのは第7使徒イスラフェルと第8使徒サンダルフォンです。第7使徒イスラフェルは「イスラーフィール」という「四大天使」の1人の名前が由来となっており、「神の火」や「燃え上がるもの」といった意味が込められているとされています。第7使徒イスラフェルと同じく有名な第8使徒サンダルフォンの名前は天国の歌と戦争の指揮を任せられている「七大天使」の1人「サンダルフォン」が由来となっています。

これらのように、アニメ新世紀エヴァンゲリオンに登場する使徒の名前は非常に名前が有名な天使に由来しています。近年の漫画やアニメ、ゲームといったメディア作品は頻繁に天使の名前が取り入れられています。もしかするとアニメ新世紀エヴァンゲリオンの影響を受けているのやもしれません。しかしほとんどがユダヤ・キリスト教の天使の名前に由来しているものの、登場する一部の使徒は天使の名前が由来となっていません。

天使の名前が由来になっていない使徒の代表といえるのが第2使徒リリスです。第2使徒リリスの名前の由来となったのは「リリス」という悪魔です。「リリス」は最初の女性と考えられている悪魔であり、「夜の魔女」とあだ名されています。また第17使徒タブリスと第18使徒リリン(人間)の名前の由来ははっきりと分かっていません。このように一部の使徒は天使が名前の由来になっていないので、初見の方はご注意下さい。

レリエルの名前の由来

上述で解説紹介した通り、アニメ新世紀エヴァンゲリオンに登場するほとんどの使徒の名前はユダヤ・キリスト教の天使に由来しています。それではアニメ新世紀エヴァンゲリオンの第16話で初登場を飾った第12使徒レリエルの名前の由来は何なのでしょうか。第12使徒レリエルは大半の使徒と同じく、天使の名前が由来となっています。第12使徒レリエルの名前の由来になったのは、「ライラエル」という別名を持つ天使「レリエル」です。

上述の解説を見て頂くと分かる通りユダヤ・キリスト教の聖典である「エノク書」の天使達はそれぞれ自然界や天候などを司っています。第12使徒レリエルの名前の由来となった「レリエル」とは夜を司る天使となっています。そのため、「レリエル」の名前には「神の夜」という意味が込められていると伝えられています。おそらく「レリエル」が夜を司る天使であることから第12使徒レリエルは暗黒の虚無空間を身体に宿しているのでしょう。

夜を司る「レリエル」は主に出産をする妊婦を見守る役割を務めており、赤子の将来の運命を預言してくれるといわれています。また他にも母親の胎内へ赤子を導くといった仕事も務めています。「レリエル」は将来の運命を占う時、最終的に赤子の鼻を弾いて自身の記憶を忘れさせるそうです。ただ「レリエル」という天使の名前は「エノク書」以外に「ユダヤ伝承」や普通の「キリスト教」でも登場しており、それぞれ役割が全く違っています。

まずキリスト教に登場する「レリエル」は夜を司る天使じゃありません。なんとキリスト教では死を司っている悪魔に近い天使として伝えられています。一方「ユダヤ伝承」ではアブラハムという預言者を救うために戦場へ赴いた勇気ある天使と考えられています。さらに「ユダヤ伝承」の一説に登場する「レリエル」は天使では無く悪魔となっています。この説の「レリエル」は天界から追放され、悪魔となった堕天使として扱われています。

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エヴァのレリエルの名シーン

レリエルと初号機との戦い

ではここからはアニメ新世紀エヴァンゲリオンに登場する最強の使徒・レリエルの名シーンについて解説紹介していきます。アニメ新世紀エヴァンゲリオンに描かれた第12使徒レリエルの名シーンはなんと言っても碇シンジが乗るエヴァンゲリオン初号機との戦いです。上述で解説紹介した通り、アニメ新世紀エヴァンゲリオンの第16話で第12使徒レリエルが出現した時、碇シンジはエヴァンゲリオン初号機に搭乗して迎撃に向かいます。

迎撃に向かった碇シンジが乗るエヴァンゲリオン初号機は白黒模様の球体の形をした第12使徒レリエルの身体を攻撃します。しかしその瞬間第12使徒レリエルは姿を消し、別の場所へ瞬間移動してしまいました。この不可思議な動きを見た葛城ミサトや赤木リツコは第12使徒レリエルに困惑します。すると第12使徒レリエルは影のような形をした本体を露わにし、碇シンジごとエヴァンゲリオン初号機を虚数空間に飲み込み始めました。

第12使徒レリエルの虚数空間は一度飲み込まれてしまうと絶対に脱出することが出来ません。さらに体内には強力なATフィールドが搭載されているため、内部からの攻撃も無効化してしまいます。碇シンジは第12使徒レリエルの危険を察知し、必死にエヴァンゲリオン初号機を使って抵抗しました。しかし一度虚数空間に足を踏み入れると後は飲み込まれるのを待つしかありません。さらに虚数空間は直径300mもの大きさがありました。

そのため碇シンジは抵抗虚しく、叫びながらエヴァンゲリオン初号機と共に第12使徒レリエルの虚数空間に引きずり込まれてしまうことになりました。虚数空間に引きずり込まれた碇シンジはエヴァンゲリオン初号機に搭載されたレーダーとソナー機能を使用します。しかし第12使徒レリエルの虚数空間ではレーダーもソナーも使えませんでした。そして碇シンジは命が失いかけるほどの精神攻撃を受けることになってしまうのでした。

レリエルに取り込まれるシンジ

アニメ新世紀エヴァンゲリオンの作中で第12使徒レリエルの虚数空間に飲み込まれてしまった碇シンジとエヴァンゲリオン初号機。虚数空間に閉じ込められた碇シンジはエヴァンゲリオン初号機を使っても全く逃げ出すことが出来ませんでした。その瞬間碇シンジは精神世界に飛ばされ、電車の中に立っていました。すると精神世界の電車の中にいる碇シンジの前に、幼い碇シンジの姿となった第12使徒レリエルが突如として出現します。

幼い碇シンジとなった第12使徒レリエルは2人の自己で碇シンジが出来ていると語り出します。そして第12使徒レリエルは多数の人々の中に碇シンジが住んでおり、碇シンジはその他人の中の自分を怖がっていると伝えました。これに碇シンジは他人に嫌われる自分が怖いと答えます。すると第12使徒レリエルはただ自分が傷付くのが嫌いなだけなのではと語りました。この言葉で碇シンジは孤独に苛まれ、精神が崩壊しそうになります。

人間は誰しも傷付くことを恐れています。そのため人間は傷付くことを自然と忘れながら日々を送っています。ただその恐怖を知ってしまうと、平和な日常は崩れ去ってしまうことでしょう。アニメ新世紀エヴァンゲリオンの作中で碇シンジはその恐怖を精神に直接第12使徒レリエルに突かれてしまったのです。そのため碇シンジが精神崩壊寸前となり、死にそうになってしまったのも仕方が無かったのではないかと考えられます。

しかしその瞬間エヴァンゲリオン初号機は碇シンジを守るように暴走を始めます。おそらくこれはエヴァンゲリオン初号機のコアに入った母・碇ユイの碇シンジへの愛情なのでしょう。そして暴走したエヴァンゲリオン初号機はそのまま第12使徒レリエルの体内を突き破り、産まれたばかりの赤ん坊のような姿を見せました。一方第12使徒レリエルはそのまま無惨な最後を遂げ、アニメ新世紀エヴァンゲリオンの物語から退場するのでした。

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エヴァのレリエルがゲームで登場?

レリエルがエヴァっちで登場?

ではここからは第12使徒レリエルが登場するゲーム作品やグッズ情報についてまとめて解説紹介していきます。アニメ新世紀エヴァンゲリオンは日本を代表する大人気アニメ作品であるため、これまで数多くのゲーム作品が制作されています。その中で第12使徒レリエルは「エヴァっち」というゲーム作品に登場しています。「エヴァっち」とは大人気育成ゲーム「たまごっち」とコラボした作品であり、2020年の6月に発売されました。

「たまごっち」のコラボゲームである「エヴァっち」はアニメ新世紀エヴァンゲリオンに登場する使徒を育成するゲームとなっており、20種類以上の使徒が登場しています。そんなゲーム「エヴァっち」では第12使徒レリエルも育成することが出来ます。「エヴァっち」に登場している第12使徒レリエルはアニメ新世紀エヴァンゲリオンの姿がドット絵で見事に再現されており、球体の下に本体である影のような線がしっかりと描かれています。

エヴァっちよりも前に使徒育成ゲームがあった?

アニメ新世紀エヴァンゲリオンの第12使徒レリエルを育成することが出来るゲーム「エヴァっち」。ゲーム「エヴァっち」は上述で解説した通り「たまごっち」のコラボ作品であるため、2020年11月現在も非常に多くのアニメエヴァンゲリオンシリーズファンに愛されています。実はそんなゲーム「エヴァっち」が発売される前にも同じような育成ゲームが発売されていました。そのゲームとは「シト育成」というタイトルの育成ゲーム作品です。

正式名称は「新世紀エヴァンゲリオンシト育成」といい、ワンダースワンというバンダイの携帯ゲーム機専用ソフトとして1999年に発売されました。そんなワンダースワン専用ソフト「新世紀エヴァンゲリオンシト育成」はその名前の通り、「エヴァっち」と同じく使徒を育成するゲーム作品となっています。2020年11月現在この「新世紀エヴァンゲリオンシト育成」は中古でしか入手出来ないものの、気になる方はチェックしてみて下さい。

レリエルのグッズはある?

大人気アニメ作品である新世紀エヴァンゲリオンは漫画やゲームといったメディア作品の他に、フィギュアやキーホルダーといった多数のグッズも制作されています。碇シンジや綾波レイ、惣流・アスカ・ラングレーといったメインキャラクターが中心となっているものの、使徒のグッズももちろん発売されています。発売されている使徒のフィギュアは非常にリアルであり、多くのファンから高く支持されています。

では第12使徒レリエルのグッズは2020年11月現在までに発売されているのでしょうか。残念ながら第12使徒レリエルはヱヴァンゲリヲン新劇場版に登場していないため、そこまで知名度が高くありません。しかしTシャツやかわいい擬人化フィギュアといった第12使徒レリエルのグッズが発売されています。このグッズはAmazonで購入が可能となっているので、欲しい方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

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エヴァのレリエルに関する感想や評価

アニメ新世紀エヴァンゲリオンに登場する第12使徒レリエルに関する感想では第12使徒レリエルが最強だといった感想が非常に多く寄せられていました。球体の下の影が本体である第12使徒レリエルは無限に等しい虚数空間で精神攻撃を行なう使徒となっており、エヴァンゲリオン初号機の暴走が無ければ倒すことが出来ませんでした。そのため第12使徒レリエルは使徒の中で最強と評されています。

アニメ新世紀エヴァンゲリオンに登場する第12使徒レリエルに関する感想では内部を突き破るエヴァンゲリオン初号機が出産に見えるといった感想も多く寄せられていました。暴走したエヴァンゲリオン初号機は第12使徒レリエルの身体を突き破り、まるで胎児のような血だらけ姿で外に脱出します。まるで出産のような描かれた方がされた理由はおそらく第12使徒レリエルが出産を見守る天使をモデルにしているからなのでしょう。

アニメ新世紀エヴァンゲリオンに登場する第12使徒レリエルに関する感想では第12使徒レリエルが怖いといった感想も多く見受けられました。第12使徒レリエルの虚数空間は一度入ると二度と出ることが出来ず、精神崩壊を起こして死ぬのを待つしかありません。アニメ新世紀エヴァンゲリオンが放送されていた時、そんな第12使徒レリエルは多くの視聴者に強い恐怖を与えました。

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エヴァのレリエルまとめ

本記事ではアニメ新世紀エヴァンゲリオンに登場する第12使徒レリエルについて最強といわれる理由や碇シンジとの戦い、最後などをまとめて解説紹介しました。アニメ新世紀エヴァンゲリオンに登場する第12使徒レリエルはエヴァンゲリオンが暴走しないと倒せない圧倒的な強さと防御力を持った使徒となっていました。なので数多くいる使徒の中で第12使徒レリエルはまさに最強の力を持った使徒だといえるでしょう。

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