【七つの大罪】グロキシニアの声優は誰？十戒になった理由やドロールとの関係は？

今回は「七つの大罪」の十戒メンバー・グロキシニアのアニメ声優を務めた小林裕介さんについて紹介し、グロキシニアの過去や強さ、最後などを考察していきます。まず、ここでは「七つの大罪」の作品情報をみていきます。

「七つの大罪」は週刊少年マガジンで2012年〜2020年にかけて連載されていた鈴木央先生による人気漫画です。テレビアニメ化作品も2014年〜2020年の間に第1期〜第4期が放送され、2018年8月には「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」が公開となりました。さらに、2021年1月からはテレビアニメ第5期の「七つの大罪 憤怒の審判」の放送がスタートします。

かつてブリタニアに君臨する大国として栄えたリオネス王国は、聖戦のために強化した聖騎士たちの横暴により荒廃。そして10年前、王国聖騎士殺害の容疑をかけられた聖騎士団「七つの大罪」の団長のメリオダスは王国を去り、国を憂う王女のエリザベスも旅立ちます。2人は旅の途中で出会い、10年前の事件の真相を明かし、国を救うため、バラバラになったメリオダスの仲間「七つの大罪」メンバーを捜し始めます。

「七つの大罪」グロキシニアは魔神王直属の精鋭部隊「十戒」のメンバーの1人で、初代妖精王です。「七つの大罪」第2部で十戒の復活と同時に登場しました。彼は初代巨人族の長・ドロールと行動をともにしており、子どものような外見ですが実際には1400歳以上の年齢となっています。

さらに、グロキシニアは小柄な身体に大きな虹色の羽、尖った耳という特徴的な容姿を持ち、上半身は裸で下はズボンのみという出で立ちをしています。そして、普段は植物の触手に包まれていることが多く、一人称は「あたし」で語尾に「っス」とつける話し方をします。

グロキシニアは第一印象こそ不思議な雰囲気を醸し出していましたが、それなりに軽めの性格で、比較的常識的な性格だと考えられています。さらに、妹のゲラードに対し、兄として深い愛情を持っており、かなり仲の良い兄妹です。また、グロキシニアの軽めの性格について、そもそも心優しい純粋な性格の正義側に立つ妖精だったようですが、過去の事件により歪んでしまったと推測されているようです。

アニメ「七つの大罪」でグロキシニアの声優を務める小林裕介さんは1985年3月25日生まれ、年齢は35歳（2020年11月現在）、東京都出身で「ゆっけ」「ゆーしー」などの愛称で親しまれています。また、身長は164cm、血液型はB型、所属事務所はゆーりんプロで2009年からアニメやゲームの声優、ナレーションとして活動しています。

グロキシニアのアニメ声優・小林裕介さんの声優としての主な出演作品さんの主な出演作品を見ていくと「Re:ゼロから始める異世界生活」ナツキ・スバル役、「暁のヨナ」スウォン役、「ウィッチクラフトワークス」多華宮仄役、「アルスラーン戦記」アルスラーン役、「コメット・ルシファー」ソウゴ・アマギ役、「この美術部には問題がある!」内巻すばる役、「ブブキ・ブランキ」一希東役、「DIVE!!」吉田幸也役などです。

他に「Fate/Apocrypha」カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア役、「妹さえいればいい。」羽島伊月役「博多豚骨ラーメンズ」斉藤役、「ガンダムビルドダイバーズ」ミカミ・リク役、「アンゴルモア 元寇合戦記」導円役、「天狼 Sirius the Jaeger」フィリップ役、「Dr.STONE」石神千空役、「なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-」阿閦如来役、「なんでここに先生が!?」田中甲役、「賢者の孫」シン＝ウォルフォード役などです。

他に「selector infected WIXOSS / selector spread WIXOSS」紅林香月役、「胡蝶綺 〜若き信長〜」織田信長（吉法師）役「星合の空」月ノ瀬直央役、「風夏」榛名優役、「炎炎ノ消防隊」アーサー・ボイル役、「ダーウィンズゲーム」須藤要役、「遊☆戯☆王SEVENS」カイゾー役、「ミュークルドリーミー」南川朝陽役、「ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」カウレス・フォルヴェッジ役などです。

グロキシニアが初代妖精王だったことを知り、キングは驚いていました。そして、なぜ妖精族の頂点に立つ妖精王でありながら、彼が魔神族側の十戒メンバーなのかを不思議がっていました。

なぜ妖精王の頂点に立つ妖精王でありながら、グロキシニアは十戒のメンバーなのでしょうか？それは3000年前の事件が影響していると言われています。3000年前の聖戦時、グロキシニアは魔神族打倒を掲げる正義側、女神族が率いる光の聖痕（スティグマ）の一員でした。また、ドロールもグロキシニアと同様に光の聖痕の一員でした。

3000年前、光の聖痕の一員として、グロキシニアはエリザベスやメリオダスとも一緒に人間を助けました。そして、妖精王の森でグロキシニアが森を離れなければならない事態になったとき、その助けた人間たちが自分たちが妖精王の森を守ると言い出します。そこで、グロキシニアは彼らを信じて妹のゲラードを残し、妖精の森を離れました。グロキシニアはその人間たちが光の聖痕への復讐を目論んでいたことを知らなかったのです。

森に戻ってきたグロキシニアは瀕死状態のゲラードを見て、怒りを爆発させます。そして、グロキシニアは人間たちを皆殺しにしますが、それだけでは彼の暴走は止まらず、気づけば光の聖痕メンバーに対しても攻撃を仕掛ける側、魔神族に加担する立場となっていました。これがグロキシニアが十戒のメンバーの1人となった経緯です。また、このとき、死んだと思われていたゲラードですが、実は奇跡的に生き残りました。

3000年前、ドロールもグロキシニアと同様に光の聖痕の一員でした。しかし、ゼルドリスが負け、仲間になるか死を選ぶかの瀬戸際でドロールは十戒のメンバーになる道を選んだのでした。こうして、光の聖痕の一員だったときから仲の良かったドロールとグロキシニアは、共に十戒のメンバーとなり、封印されて復活した後も行動を共にします。

グロキシニアの強さや戒禁・魔力の考察、1つ目はグロキシニアの強さです。グロキシニアの強さについて、その強さは十戒メンバーの中で真ん中くらいの闘級と考えられています。しかし、グロキシニアも霊槍バスキアスを使用するなどすれば、上位クラスの強さとなるのではないかと考えられています。

グロキシニアの強さや戒禁・魔力の考察、2つ目はグロキシニアの魔力です。グロキシニアの魔力はサポートに最適だと言われており、特に「月の華（ムーンローズ）」は瀕死の重傷を負う者でも一瞬で癒やすことができる、作中随一の回復力を発揮します。また、霊槍バスキアスを使用した攻撃に関しても、第一形態は山でさえも一瞬で消し去るほどの威力と殺傷力に優れ、作中トップクラスの魔力を誇ると言われています。

グロキシニアの強さや戒禁・魔力の考察、3つ目はグロキシニアの戒禁です。グロキシニアの戒禁は「安息」です。しかし、グロキシニアのその戒禁の能力がどのようなものなのか明らかになる前に彼が死んでしまったため、分からないままとなってしまいました。

グロキシニアの武器・霊槍バスキアスとは、妖精王の森に生える神樹に最初に選ばれた者に与えられた伝説の霊槍のことです。グロキシニアが普段包まれている特殊な触手もバスキアスであり、傷を癒やすなど特殊な力を多く持っています。また、霊槍バスキアスは妖精王が使用する武器としてはトップクラスの有能な武器で、キングの霊槍シャスティフォルと同じようにいくつかの形態があります。

第一形態「霊槍（バスキアス）」は、通常の槍の形態ですが、山でさえも一瞬で消し去ってしまうほど威力を誇ります。

第二形態「守護虫（ガーディアン）」は、巨大な蜂の形態で、高速回転することによってキングが解放した神器による攻撃であっても跳ね返すほどの威力があります。

第五形態「神樹の鎧（ユグドラアーマー）」は、身体を覆う鎧状の形態のことで、これにより身を守ることができます。

第七形態「月の華（ムーンローズ）」は、バスキアスの一部を華に変え、その華から瀕死の者でも一瞬で癒すことが可能な「生命の雫」を生じさせる回復技です。

第九形態「死荊（デスソーン）」です。光華（サンフラワー）であっても除ききれない害悪を滅亡させるため、神樹のはるか上に生えるとされる恐怖の蔦の形態です。その蔦のいばらには少しのかすり傷であっても、全身から血を噴き出させて死に至らしめる致死性があります。

第十形態「翠蛸（エメラルド・オクト）」です。緑色のタコの足のような触手の形態で、攻撃にも身を隠すことにも使用できます。

復活を果たした十戒でしたが、魔力が尽きているため、それぞれバラバラになっていました。そこで、彼らはそれぞれ自分のやり方で魔力を集めることにしました。そんな中、グロキシニアは大喧嘩祭りを行い、人を集めることで魔力を集める方法を選びます。

ドロールもグロキシニアと同様に大迷宮を作り出すなど、2人で行動を共にします。その結果、グロキシニアたちはメリオダスたちと戦うことになり、苦戦。他の十戒メンバーが集まってきたことでなんとか生き残れました。ただ、この大喧嘩祭りがきっかけで、グロキシニアとドロールはそれぞれ妖精王と巨人族の長に戻ることができました。

大喧嘩祭りでメリオダスと戦い、苦戦したグロキシニアとドロールでしたが、駆けつけた十戒メンバーの手助けにより、メリオダスを倒すことができました。しかし、2人は少し疑問を抱くようになり、それをはっきりさせるため、キングとディアンヌに自分たちの過去を経験するという試練を与えます。

結果的にキングとディアンヌは2人の過去の経験の中で違う選択をし、この試練のおかげでキングもディアンヌもパワーアップします。また、自分たちの過去を経験しても、2人が違う選択したことを知ったグロキシニアとドロールは、それがきっかけで心を入れ替えることとなります。

試練の後、グロキシニアは妖精王の森へ足を運び、死んだと思っていた妹のゲラードと再会します。そして、グロキシニアは自分がこれまでしてきたことが間違っていたことに気がつくのでした。

妹との再会で心を入れ替えたグロキシニアは十戒を抜けます。そして、キングたちが妖精王の森を離れる際には、その代理として妖精王の森を守り抜くと約束し、再び妖精王の森で暮らすこととなります。

グロキシニアが十戒を抜けたのと同時にドロールも十戒を抜けます。そして、ゼルドリスから招集がかかったときもそれを断り、戒禁も返しました。その後、七つの大罪に対してチャンドラーが猛威を振るい出します。

グロキシニアはそこへ助けに入りますが、圧倒的なチャンドラーの強さを前に結局、チャンドラーに殺されてしまいました。最後にグロキシニアはメリオダスに対し、その苦しみが報われることを願うと言い残しました。

こちらは「七つの大罪」のグロキシニアに関するツイートです。グロキシニアが可愛いと評価されており、意外と声が低かったという感想となっています。

こちらも「七つの大罪」のグロキシニアに関するツイートです。グロキシニアのことが「七つの大罪」作中でも1・2を争うくらい好きだという感想となっています。

こちらも「七つの大罪」のグロキシニアに関するツイートで、グロキシニアは特に最後がかっこいいという感想となっています。

いかがでしたか？「七つの大罪」グロキシニアの声優・小林裕介さんについて紹介し、グロキシニアの過去や強さ、最後などについてみてきました。そして、グロキシニアは初代妖精王でしたが、3000年前の事件がきっかけで十戒のメンバーとなり、復活後に行った大喧嘩祭りやキングとディアンヌに与えた試練の後、心を入れ替えて十戒を抜けたことが分かりました。

さらに、グロキシニアは最後には七つの大罪メンバーを助けに行き、チャンドラーに殺されたことが分かりました。また、魔力が高く、特に霊槍バスキアスを使ったときの攻撃の威力が凄まじいことも分かりました。皆さんもぜひ「七つの大罪」のグロキシニアそして、その声優を務めた小林裕介さんに注目してみて下さい！