【七つの大罪】ディアンヌとキングの過去と恋の行方は？今後結婚する可能性は？

漫画「七つの大罪」の主要キャラクターであるディアンヌとキングは、七つの大罪に加入する前に、一緒に暮らしていた過去がありました。今回はディアンヌとキングの過去に触れながら、2人の関係や今後結婚する可能性について掘り下げていきます。

ディアンヌとキングの関係や過去について掘り下げる前に、まずは2人の登場する七つの大罪という作品を紹介します。七つの大罪は鈴木央の少年漫画が原作です。巨人族や妖精族などの暮らす異世界を舞台に、世界を支配しようとする魔神族との戦いを描いた物語です。

七つの大罪は作者の鈴木央による独特の世界観と個性的なキャラクター、そして少年漫画らしいストーリー展開が人気となっています。高い人気を集めた七つの大罪は、現在では漫画だけでなく様々なコンテンツになっています。また作者の鈴木央は二次創作に対して寛容で、担当編集者から二次創作を許可する宣言も公式にされています。

七つの大罪は鈴木央の少年漫画が原作で、2011年の読切掲載を経て2012年から週刊少年マガジンの連載を開始しました。七つの大罪は徐々に高い人気を集めていき、2015年には第39回講談社漫画賞の少年部門を受賞しました。コミックの累計発行部数は2018年10月時点で3000万を超えており、2019年9月時点で38巻まで発売しています。

原作漫画が人気となった七つの大罪は、2014年にはアニメ化もされました。その後2016年にはスペシャルアニメにもなっており、2018年にはアニメ第2期、そして2019年にはアニメ第3期も放送しています。また2018年にはオリジナルストーリーのアニメ映画も公開され、興行収入は6憶5000万円にもなりました。

リオネス王国の第3王女のエリザベスは、聖騎士達の不穏な動きに気付きます。そしてエリザベスは聖騎士達を止めるために、伝説となった聖騎士団の七つの大罪を探しに旅に出ます。慣れない旅で疲れ果てていたエリザベスは、移動酒場の主人メリオダスに助けられます。実はそのメリオダスこそが、エリザベスの探し求めていた七つの大罪の団長でした。

そしてメリオダスとエリザベスは、散り散りとなっていた七つの大罪の仲間を集めてリオネス王国の危機を救います。ようやく平和が訪れたリオネス王国でしたが、かつて女神族に封印されたはずの魔神族が復活してしまいます。個々の事情でバラバラとなっていた七つの大罪は、再集結して強敵の魔神族と交戦します。そんな魔神族との戦いの中で、メリオダスやエリザベスの過去が次第に明らかとなっていきます。

巨人族のディアンヌは、12月24日生まれで年齢は約750歳です。人間に換算すると15歳のディアンヌは、豚の帽子亭では大看板娘をしています。巨人族のマトローナを毒殺し聖騎士を惨殺したという罪状で死刑となる予定でしたが、王の勅命によって七つの大罪に加入する事となりました。

戦闘種族の巨人族という事もあり戦闘能力は非常に高く、ドロールの舞を使えば闘級は48000にも達します。優しく素直な性格をしており、15歳の少女らしい言動も多々見受けられます。好戦的な巨人族には珍しく傷付ける事に抵抗があり、それ故に本来持っている力を十分に発揮出来ていないところもあります。

妖精族のキングは、4月1日生まれで年齢は約1300歳です。普段は少年の容姿をしているキングですが姿を変える事が可能で、国王と謁見する時などは正装として大人の姿に変身します。豚の帽子亭では仕入れ担当をしています。妖精族である親友のヘルブラムの虐殺を見過ごした罪状で禁固刑になりましたが、王の勅命によって七つの大罪に加入しました。

真の姿は妖精王ハーレクインという事もあり非常に高い魔力を持っていて、完全に羽が生えて覚醒した後の闘級は41600になりました。七つの大罪の中では常識的な人格者ですが、一時はバンと衝突していた事もありました。先代の妖精王グロキシニアは覚醒前の時点で、キングは歴代最強の妖精王になれる逸材だと感じていました。

ディアンヌとキングの関係について触れる前に、まずは七つの大罪の作品情報と2人のプロフィールを紹介しました。ここからは2人の関係について掘り下げていきます。それでは早速、ディアンヌとキングの過去を説明していきます。

ディアンヌとキングの本当の出会いは、およそ700年前まで遡ります。まだ幼かったディアンヌは、怪我を負っているキングを見付けて介抱します。その頃のキングは妖精王ハーレクインとして活躍していましたが、記憶を失っていて覚えていませんでした。

キングが辛うじて覚えていたのは、人間に攻撃されて傷付いた事だけでした。今まで一人ぼっちで生活していたディアンヌは、キングと一緒に暮らし始めて楽しい時を過ごしました。友達ができて喜んだディアンヌは、キングに豚をプレゼントしようとします。

記憶を失っていたキングにとっても、ディアンヌと過ごす時間は心地の良いものでした。ある日うたた寝をしていたキングは、記憶に関わる重大な事を思い出しました。キングは親友のヘルブラムという妖精の存在を思い出しましたが、それ以上の事は分かりませんでした。

楽しい生活をしていた2人でしたが、ディアンヌの体調が悪くなってしまいます。ディアンヌのために薬草を摘みに行こうと考えたキングでしたが、心細く感じたディアンヌに止められてしまいます。そんなディアンヌの行動に刺激されて、キングはまた記憶の一部を思い出します。親友のヘルブラムを追うために、キングは妖精の森に妹のエレインを残してきたのでした。

ディアンヌとキングの仲は、次第に友達以上の関係へ変わっていきました。ある日追いかけっこをしていた時に、ディアンヌの服が破れてしまいました。唯一の服が破れて困ってしまったディアンヌに、キングは新しい服を作ってあげました。キングに服をプレゼントされて、ディアンヌは大変喜びました。

以前から人間に食料を貰ったりしていたディアンヌは、新たに人間の集落を見付けたのでキングを誘って訪ねました。その人間の集落で結婚という習わしを知ったディアンヌは、結婚に憧れを抱きます。そしてディアンヌはキングに、ずっと好きでいて欲しいとお願いします。そんなディアンヌに、キングは好きでい続けると約束します。

徐々に記憶が戻ってきていたキングは、遂に全てを思い出します。そしてキングは、ディアンヌに親友のヘルブラムを探しに行かなくてはならないと告げます。真剣な面持ちのキングに対して、ディアンヌは精一杯の笑顔で見送ります。涙を浮かべているディアンヌに、キングはまた戻ってくると約束をします。

ディアンヌとキングの関係について、まずは2人の過去を説明しました。続いてはディアンヌとキングの恋の行方や結婚する可能性を考察していきます。過去に悲しい別れを経験した2人ですが、運命の再会を果たした現代で見事結ばれるのでしょうか?

ディアンヌはキングとの過去の記憶を失っているので、物語の当初はキングの片思いでした。ディアンヌからあまり恋愛対象として見てもらえていませんでしたが、それでもキングはアプローチを続けていました。キングのディアンヌに対する愛情の深さと、約束を守る健気さが溢れていました。

キングがディアンヌを好きでい続けていた一方で、物語の当初のディアンヌは七つの大罪の団長メリオダスが好きでした。巨人族でもきちんと女性扱いをしてくれた事が嬉しかったようで、ディアンヌはメリオダスを好きになりました。またその頃のディアンヌは、恋敵となるエリザベスに対しても嫉妬心を剥き出しにしていました。

記憶を失っているディアンヌは、キングを恋愛対象として意識していませんでした。しかしディアンヌは王都戦後、奇跡的にキングとの過去を思い出します。その記憶と共にディアンヌはキングが好きだという感情も取り戻し、ようやく2人は両想いになりました。

ようやく両想いとなったディアンヌとキングですが、結婚の可能性はあるのでしょうか?七つの大罪の世界観では、長命の巨人族や妖精族は結婚をあまり意識していません。しかし乙女なディアンヌは、結婚に対して憧れを抱いているようです。心優しいキングはディアンヌの希望を叶えて、結婚式を執り行うかもしれません。

ディアンヌとキングについて2人の過去に触れていき、結婚の可能性を考察しました。続いてはディアンヌの記憶がなくなった経緯と、記憶が戻った後の2人の関係について説明します。記憶が戻ったディアンヌは、キングに対してどのような行動を取ったのでしょうか?

ディアンヌは2回記憶を失っています。最初は500年前のキングが、1人で辛くないようにと別れ際にディアンヌの記憶を消しました。そしてディアンヌは長い時間をかけて、次第に記憶を取り戻します。しかしディアンヌが全てを思い出しかけていた矢先、人の心を知りたがっているゴウセルによって再び記憶を消されてしまいました。

ゴウセルの記憶操作によって、ディアンヌの記憶は七つの大罪に加入する前に戻ってしまいました。キングを好きだという気持ちを失っただけでなく、キングの存在自体を知らない状態となってしまいました。そんなディアンヌは、前妖精王グロキシニアと前巨人王ドロールによる修行でキングと共に過去へと飛ばされてしまいます。

3000年前の世界に飛ばされたディアンヌとキングは、それぞれ先代王の姿になっていました。2人が元の世界に戻るには、先代王と違う選択をしなくてはなりません。キングは人間への復讐心を、ディアンヌは死とプライドをかけた選択を迫られます。そして2人はグロキシニアとドロールには出来なかった選択をして、元の世界へと戻ります。

3000年の世界でディアンヌは、人間のゴウセルと出会います。人間のゴウセルはディアンヌに、現代にいる人形のゴウセルを正しい方向へ導いて欲しいと申し入れます。心優しいディアンヌが快諾すると人間のゴウセルは、お礼にディアンヌの記憶を元に戻してくれました。

元の世界に戻ったディアンヌは、先に戻っていたキングにキスをします。ディアンヌの行動に驚いたキングが理由を尋ねると、ディアンヌは約束を守ってくれたからだと返答します。ディアンヌの記憶が戻った事にキングは気付き、ようやく結ばれた2人は幸せそうに再びキスをします。

ディアンヌとキングについて、2人の過去やディアンヌの記憶が戻った時の様子を説明しました。それでは最後に、ディアンヌとキングに対する世間での感想や評価を紹介します。ようやく好きという気持ちが通じ合ったディアンヌとキングに対して、世間ではどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?

こちらはディアンヌとキングのカップルが好きだという内容のツイートです。七つの大罪にはメリオダスとエリザベス、バンとエレインなどのカップリングが存在します。ディアンヌとキングのカップリングはキンディアと呼ばれており、妖精王オベロンと妻ティターニアが元ネタになっていると言われています。

こちらはディアンヌとキングの過去を知り、2人に幸せになってほしいと願っている内容のツイートです。単行本10巻に収録されている番外編では、ディアンヌとキングの過去が明らかとなりました。2人の悲しい別れとずっと好きでいるという約束に、多くのファンが心を揺さぶられました。

こちらはディアンヌに対するキングの愛の深さについて書かれているツイートです。記憶がなくなったディアンヌを、キングは約束通りずっと好きでい続けました。そして奇跡的に記憶が戻ったディアンヌは、ずっと好きでい続けてくれたキングと結ばれました。ようやく好きという気持ちが通じ合った2人の仲は、もう誰にも引き裂く事は出来ません。

ディアンヌとキングの過去や関係について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?七つの大罪にはディアンヌとキング以外のカップリングにも、それぞれ切ない物語があります。このような細かなストーリーも魅力的な七つの大罪を、この機会にご覧になってみてはいかがでしょうか?