七つの大罪の初代妖精王グロキシニアの強さや技・闘級まとめ!十戒になった理由は?

七つの大罪・十戒編に登場したグロキシニアは、初代妖精王であり、魔神王直属の精鋭部隊・十戒のメンバーとして登場しました。小柄な姿に、アゲハチョウに似た鮮やかな羽、ジンジャーの香りが特徴の中性的な容姿が特徴の妖精です。本文では、七つの大罪・十戒編に登場した初代妖精王グロキシニアの強さや技、闘級、行動を共にするドロールとの関係や十戒になった理由などを紹介しています。

七つの大罪の初代妖精王グロキシニアの強さや技・闘級まとめ!十戒になった理由は?のイメージ

目次

  1. 七つの大罪のグロキシニアとは?
  2. 七つの大罪のグロキシニアの強さや闘級・技
  3. 七つの大罪のグロキシニアとドロールが十戒になった理由
  4. 七つの大罪のグロキシニアの謎を解説
  5. 七つの大罪のグロキシニアに関する感想や評価は?
  6. 七つの大罪のグロキシニアの強さや技・闘級まとめ

七つの大罪のグロキシニアとは?

人間と人間以外の種族の世界が分かれていない古の時代・ブリタニアの大地を舞台に、伝説の騎士団・七つの大罪の闘いを描いたファンタジー作品・七つの大罪に登場するグロキシニアは、魔神王直属の精鋭部隊・十戒に所属する妖精です。以下では、七つの大罪・グロキシニアの正体や強さ、闘級、ドロールと共に十戒に入った経緯などを紹介します。

七つの大罪の作品情報

鈴木央先生の人気漫画「七つの大罪」は、週刊少年マガジンにて、2011年の読み切り掲載を経て、2012年45号から長期連載されている作品で、単行本は、2019年4月時点で計36巻が刊行されています。また、2015年には、漫画「七つの大罪」が、第39回講談社漫画賞・少年部門受賞、2018年10月には累計発行部数3000万部突破を記録しました。

「七つの大罪」は、漫画だけでなく、それらを原作とするアニメ作品も制作され、2014年~2018年までに計3作品が放送されました。また、2019年秋には、新作アニメ「七つの大罪・神々の逆鱗」が放送予定であり、ファンを中心に期待が高まっています。

七つの大罪の概要

本作品のメインキャラクターが所属する組織名であり、漫画のタイトルにも起用された「七つの大罪」とは、カトリック教会における用語で、人間を罪に導く7つの欲望や感情を指します。カトリック教会における7つの大罪は、高慢・物欲(貪欲)・ねたみ(嫉妬)・怒り・色欲・貪食・怠惰を指し、漫画「七つの大罪」に登場するキャラクター達は、これらになぞられた異名と刺青を有しています。

七つの大罪のあらすじ

漫画「七つの大罪」は、聖騎士たちによる軍事強化と彼らの横暴により、悪化の一途を辿るブリタニア髄一の大国・リオネス王国の奪還と、主人公・メリオダスと伝説の騎士団・七つの大罪のメンバー5人の集結、魔神族復活を目論むリオネス王国の聖騎士長・ヘンドリクセンの決闘までを描いたリオネス奪還編と、3000年前に起こった聖戦の真相とメリオダスの過去が明らかになった十戒編に区分されています。

グロキシニアは初代妖精王

七つの大罪に登場するグロキシニアは、ブリタニアの支配を目論む魔神王直属の先鋭部隊・十戒のメンバーで、赤い長髪に、尖った耳・アゲハチョウに似た羽を持つ妖精であり、3000年前に戦争で命を落とした初代妖精王であったことが判明しています。また、「十戒」メンバーは、魔神王より賜った戒禁を持っており、グロキシニアは、「安息」という戒禁を持っています。

現時点では、グロキシニアの安息の戒禁の効果について判明しておらず、名称から何らかの形で戦闘不能に陥る能力ではないかと考察されています。

グロキシニアとドロールの関係

ドロールは、緑色の肌に4本の腕を持つ巨人族の祖で、彼の逸話は巨人族の間では伝説として語り継がれています。グロキシニアとドロールは、3000年前に起こった魔人族との戦争で、魔王神をたおすべくメリオダスと共に戦いに身を投じた戦友でしたが、グロキシニア共に十戒のメンバーに加わり暗躍し始めました。

TVアニメ「七つの大罪 神々の逆鱗」公式サイト

七つの大罪のグロキシニアの強さや闘級・技

グロキシニアの強さ・闘級、技の紹介・イメージ画像

魔神王直属の精鋭部隊・十戒のメンバーとして桁外れの強さを誇るグロキシニアの強さや闘級・技について、以下にて紹介します。

グロキシニアの強さ①魔力は「災厄」

グロキシニアの魔力「厄災(ディザスター)」は、植物の繁栄・間引きを行なう、妖精王以外の妖精には扱うことが出来ない能力です。厄災(ディザスター)の能力には、かすり傷の重症化や猛毒化のように、状態異常を促進させる効果を持っています。七つの大罪では、神樹から創り出された武器「霊槍バスキアス」の技を、最大限まで引き出すために発揮されています。

グロキシニアの強さ②闘級

七つの大罪では、並み外れた強さ(闘級)を持つことで知られる十戒のメンバーですが、グロキシニアの闘級も相当高いことが判明しています。グロキシニアの闘級は、魔力47000・武力0・気力3000に内訳させ、全体の闘級は50000です。武力を補うかのように、魔力の数値が高いことは、現在の妖精王・キングのように妖精族の特徴だと推測されます。

グロキシニアの強さ③霊槍バスキアス

グロキシニアが使用する武器「霊槍バスキアス」は、神樹に選ばれし最初の者に授けられたと言われる伝説の霊槍で、神樹によって創り出された武器です。通常は、触手にも似た植物の蔓状を身にまとい、戦闘時には、形態を変化させて技・能力を繰り出します。七つの大罪の現妖精王・キングも神樹から創り出された「霊槍シャスティフォル」を所持しています。

グロキシニアの霊槍バスキアスは、通常の槍の状態である第一形態「霊槍」、神樹の根・表皮で作られた鎧とカギ爪状の腕で構成された第5形態「神樹の鎧(ユグドラアーマー)」などの多彩な変化を見せており、現妖精王・キングを戦闘不能に追い込むほどの高い戦闘力を有しています。

グロキシニアの技①生命の雫

生命の雫・イメージ画像

グロキシニアが使用する霊槍バスキアスは、相手の強さに応じて、様々な形態に変化させて攻撃を繰り出す一方、味方の回復させる形態も存在します。霊槍バスキアスの第7形態「月の華(ムーンローズ)」は、触手の先を薔薇に似た大きな花に変化させて、生命の雫を花から滴り落とします。生命の雫は、それらを口にすることで、致命傷でも驚異的な回復力を発揮します。

グロキシニアの技②呪蔓樹

グロキシニアの技・呪蔓樹は、バイゼルけんか祭で、グロキシニアが身代わりに作った花人形(グロキシニアサーバント)を作る際に使用されたと推測されています。呪蔓樹は、地中の木の根を操ることで、人形の姿に形造り、蔓のような腕で攻撃を仕掛けます。

触手上の蔓による攻撃は、霊槍バスキアスの第10形態「翠蛸(エメラルド・オクト)」にも見られ、グロキシニアが普段に身にまとっている植物の蔓を巨大化させた姿をしています。戦闘時には、複数の蔓を巨大化させて、敵に向かって一斉に攻撃を仕掛けます。

グロキシニアの技③壊死毒

グロキシニアの霊槍バスキアスの第2形態「守護虫(ガーディアン)」にて繰り出される壊死毒(ネクロシス)は、蜂に似た巨大な昆虫を駆使して、お尻の針で壊死毒(ネクロシス)を打ちこみます。壊死毒(ネクロシス)を打たれた相手は、その能力によって打たれた箇所が壊死し、動きを封じ込められてしまいます。

グロキシニアによる毒を用いた攻撃は、霊槍バスキアス第9形態「シ荊(デスソーン)」にも見られ、荊によって、身体にかすり傷を負っただけでも、全身から血が噴出し、命を落とす危険性がある強い毒性が見られます。

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七つの大罪のグロキシニアとドロールが十戒になった理由

七つの大罪にて、長い間謎とされてきたグロキシニアとドロールが十戒になった経緯について、キング(グロキシニア)とディアンヌ(ドロール)の追体験によって判明しました。以下は、七つの大罪・グロキシニアとドロールが十戒になった理由と、戒禁を授かった経緯について紹介します。

グロキシニアが十戒になった理由

七つの大罪・グロキシニアが十戒になった経緯について、メリオダスによると「信じていた者に裏切られ、自分の命よりも大切なものを奪われた」と説明されています。それは、グロキシニアが、初代妖精王だった3000年前の世界・光の聖痕として魔神族と闘っていた時に経験した一連の出来事が関係しています。魔神族に襲われた人間の村を救った光の聖痕は、人間族も仲間に加えて妖精王の森へ向かいました。

そこには、グロキシニアの妹・ゲラートを始めとする妖精族・女神族・巨人族が集結しており、森の奥に佇む「光の恩寵」では、女神族の四大天使・リュドシエルによって魔神族の壊滅計画が実行されようとしていました。そして、リュドシエルの思惑通りに、十戒を先頭とする魔神族の軍勢が妖精王の森へ近づいてくことに気が付いたメリオダスは、十戒と交渉するためにグロキシニアらと共に妖精王の森から離れます。

一方、残されたゲラードは、人間族のロウと共に留守を任され、光の聖痕に対して恨みを持つロウは、密かに魔神族と結託し、グロキシニアたちの不意を突きます。そして、妖精王の森へ侵入した魔神族によって、多くの妖精族や巨人族が命を奪われ、ゲラードも重傷を負います。一連の惨劇を間の当たりにしたグロキシニアは、怒りに我を忘れ、ロウの命を奪います。

そして、怒りと憎しみを制御することが出来なくなったグロキシニアは、ゲラードを守れなかった仲間・光の聖痕を襲い始め、気が付いた時には十戒の人間として闘いに身を投じていました。

ドロールが十戒になった理由

七つの大罪・ドロールが十戒になった経緯についても、メリオダスによって「マトローナと共に、リオネスの聖騎士、人間族の罠にはめられた」と明かされており、何かしらの形で人間族に裏切られたと考察されます。また、最強を目指す騎士故に、仲間である女神族が魔神族に対して行った卑劣な手や、魔神族を倒すために、ドロールの仲間の巨人族がおとりに利用されたことも考えられています。

二人が戒禁を授かった理由

光の聖痕に所属、かつ魔神族でもないグロキシニアとドロールが、魔神王から戒禁を授かった理由について、魔神族の目的はブリタニアの支配であり、妖精族や巨人族などの他種族の根絶やしにすることまでは考えていなかったためと考察されています。また、ガランの戒禁の能力の前では嘘をつけないこと、つまりグロキシニアとドロールは、魔神王の前で嘘偽りがなかったことも、理由の1つに挙げられます。

そして、2人は、かつて魔神族を裏切ったメリオダスの仲間であり、今回は、魔神族の裏切り者・メリオダスを裏切ったから、十戒メンバーに加われたとも考えられています。

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七つの大罪のグロキシニアの謎を解説

グロキシニアの謎の考察・イメージ画像

七つの大罪・241話にて、七つの大罪のピンチを機に姿を現したグロキシニアとドロールは、理由を応えることなく、彼等の応援に駆けつけ、

解説①グロキシニアのキングたちへの試練

七つの大罪・十戒編にて、グロキシニアとドロールが、キングとディアンヌに対して、強くなるための修行を施す場面が登場しました。そして、グロキシニアは、2人を鍛え上げる代償として、3000年前に起こった聖戦時を追体験させ、自分たちと異なる選択ができるかどうかの試練を与えました。

そして、2人の3000年前の聖戦を追体験する形で修行を始めたキングとディアンヌは、2人は異なる選択をし、その光景を見たグロキシニアは、自らの過ちに気付くと同時に、ドロールと共に十戒を脱退しました。

解説②ゲラードの生存

グロキシニアの妹・ゲラードは、3000年前の聖戦で殺害されたと信じられていましたが、後に生存が確認されました。そして、グロキシニアも、現代の妖精王の森にいるゲラートの姿を目撃したことも、自身の過ちに気付くきっかけになったでしょう。

解説③チャンドラーとの戦い

七つの大罪に代わってチャンドラーとの戦いに身を投じたグロキシニアには、3000年前に、光の聖痕を惨殺したことに対する償いの念が伺えます。そして、チャンドラーから重大な裏切りを伝えられても、ドロールと共に、十戒でも王でもない、ただの妖精と巨人だと名乗り、3人の壮絶な戦いが繰り広げられました。

解説④グロキシニアの願い

グロキシニアにとって現在の妖精王・キングは自分の子孫のように大切な存在のように感じられます。そして、先に逃げた七つの大罪の元へディアンヌと共に飛ばす直前に、グロキシニアはキングにある想いを伝えます。羽が生え始めたばかりのキングを見たグロキシニアは、自分と同等に霊槍の力を引き出せていることを告げます。

そして、羽が完全な進化を遂げた時には、キングが歴代最強の妖精王になることを予言し、七つの大罪の元へキングを飛ばします。その後、ドロールと共に、チャンドラーとの戦いに身を投じたグロキシニアは、壮絶な闘いに敗れたことが示唆されています。

七つの大罪のグロキシニアに関する感想や評価は?

グロキシニアに関する感想や評価の紹介・イメージ画像

七つの大罪・十戒のメンバーでありながら、過去の過ちを認め組織を脱退、罪滅ぼしとしてチャンドラーとの決戦に身を投じたグロキシニアに関する感想や評価を紹介します。

感想1:戦闘シーンがカッコいい

七つの大罪の人気キャラクター・グロキシニアは、エチゾチックな外見だけでなく、妖精とは思えない闘級を秘めいることも魅力に挙げられます。小柄でありながら、背中に生えた鮮やかな羽を駆使して華麗に戦う姿や運動神経の良さが、アニメ版では最大限に発揮されており、ファンの間でカッコイイと称されています。

感想2:女性ファンの間ではかわいいとの評価も

漫画だけでなく、アニメ版も男女共に人気の高い「七つの大罪」で、グロキシニアの中性的な顔立ちは、女性ファンの間では、かわいいと称されています。十戒のメンバーであり、桁外れの闘級を有するキャラクターでありながら、時折覗かせる穏やかな表情は、観る者をほっこりさせているでしょう。

感想3:グロキシニアは花の名前

七つの大罪の登場キャラクター・グロキシニアの名前は、ブラジル原産の球根植物・グロキシニアがモデルではないかと推測され、アニメ版では、花びらと同様に羽の鮮やかさが目を引きます。グロキシニアの開花時期は、6月~10月までとされ、季節ごとに多様な色・形の花を咲かせています。

七つの大罪のグロキシニアの強さや技・闘級まとめ

七つの大罪・グロキシニアの強さや技・闘級、十戒に入った理由や戒禁を授かった経緯や、グロキシニアに関する謎について紹介しました。十戒のメンバーから脱退し、自らの過ちを認めると同時に、罪滅ぼしと称してチャンドラーとの戦いに身を投じたグロキシニアは、現在も多くのファンに愛されているキャラクターの1人です。

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