【エヴァンゲリオン】裏設定・都市伝説を一覧で紹介！Qの隠された秘密も考察

裏設定や都市伝説・トリビアを知る前に、まずは「新世紀エヴァンゲリオン」の基本情報を紹介していきます！新世紀エヴァンゲリオンは1995年から1996年まで放送されていたアニメで、当時のアニメブームの火付け役となった作品と言われています。監督を務めた庵野秀明は山口県出身で、下積み時代はスタジオジブリの作品などに携わっていたようです。

新世紀エヴァンゲリオンの主人公は碇シンジです。碇シンジは平凡な学生生活を送っていましたが、NERVの総司令官を務めている父親・碇ゲンドウに呼び出され、半ば強制的に人型決戦兵器エヴァンゲリオンのパイロットになっています。アニメ版で物語は幕を降ろしていましたが、2007年からは設定が変更された新劇場版の公開がスタートしています。

ここからは「新世紀エヴァンゲリオン」の都市伝説・トリビアをまとめて紹介していきます！新世紀エヴァンゲリオンは独特な設定が特徴的な作品のため、ファンの間で様々な都市伝説・トリビアが浮上しているようです。まずはキャラクターに関する面白い説を考察していきます。

新世紀エヴァンゲリオンのメインキャラクターの名前は「戦艦」が由来になっているようです。監督を務めた庵野秀明は幼少期に見た「宇宙戦艦ヤマト」から大きな影響を受けていると言われているため、キャラクターに戦艦の名前を付けたという考察がなされているようです。

新世紀エヴァンゲリオンの作中には碇シンジ以外の生徒たちも描かれていますが、生徒たちは全員母親がいない事が分かっています。母親たちの魂はNERVに保管されており、その魂をエヴァンゲリオンに入れ込む事でパイロットとのシンクロ率を高めているようです。そのためメインキャラクター以外の生徒たちもエヴァンゲリオンのパイロット候補になっている事が分かります。

明言はされていませんが、主人公・碇シンジの名前は「船の錨」が由来になっているという考察がなされているようです。他のキャラクターたちの名前は戦艦が由来になっているため、碇シンジは船を止める役割を担っているのかもしれません。

新世紀エヴァンゲリオンは秘密結社「フリーメイソン」の設定が関わっているという都市伝説・トリビアが浮上しているようです。フリーメイソンのシンボルには「石工」「定規」が描かれているため、これを組み合わせた「碇」という文字が主人公の名前になったという考察がなされているようです。

綾波レイの名前は旧日本海軍駆逐艦「綾波」が由来になっているという考察がなされているようです。綾波は「吹雪型駆逐艦」で日中戦争の上陸作戦などに参加していたようです。また単艦で撃沈破5という戦果を上げており、第三次ソロモン海海戦で名を高めたと言われています。

惣流・アスカ・ラングレーの名前は旧日本海軍空母「蒼龍」が由来になっているという考察がなされているようです。日本初の本格的な空母で、太平洋戦争で戦果を上げていたようです。またアスカは日本人とドイツ人のクォーターですが、ミドルネームには米国海軍空母「ラングレー」を使用しているようです。

ここからは「新世紀エヴァンゲリオン」の「ループ説」に関する都市伝説・トリビアをまとめて紹介していきます！新世紀エヴァンゲリオンの物語は不可解な進み方をしているため、ファンの間で「ループ説」が浮上しているようです。登場したキャラクターや使徒を紹介しながら説を考察していきます。

新劇場版で渚カヲルは「また三番目とはね。変わらないな、君は」「今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ」という意味深なセリフを使用しています。アニメ版と新劇場版は設定が違うため世界観も違うと考えるのが妥当ですが、渚カヲルはまるで世界がループしているようなセリフを使っていました。

渚カヲルはアダムの魂が肉体に乗り移った存在と言われています。新劇場版で渚カヲルが目覚めた時には周囲に9つの棺桶が並べられており、4つの棺桶が開いた状態でした。また渚カヲルは5つ目の棺桶から出ているため、世界は4回ループしているという考察がなされているようです。そのため世界をループさせているのはアダムの意志だという説も浮上しているようです。

量産型エヴァンゲリオンにはパイロットが存在しておらず、渚カヲルのダミープラグで自立稼働する事ができます。この量産型エヴァンゲリオンは9体登場しており、前述した「9つの棺桶」と関係しているという説が浮上しているようです。

エヴァンゲリオンの作中では「SDAT」という携帯型の音楽プレイヤーが描かれています。このプレイヤーは碇シンジが持っていましたが、何故か25曲目と26曲目ばかりがリピートされています。そのためここからもエヴァンゲリオンの世界はループしているという説が浮上したようです。

前述したように25曲目と26曲目をループしていた「SDAT」ですが、新劇場版・破では27曲目が再生されています。再生されたきっかけは新劇場版・破から登場したマリが碇シンジにぶつかった時で、マリが碇シンジが落とした「SDAT」を手渡した時に再生が可能になっています。そのためマリが停滞していた世界を進めたという考察がなされているようです。

ここからは「新世紀エヴァンゲリオン」と「ふしぎの海のナディア」に関する都市伝説・トリビアをまとめて紹介していきます！両作品はまったく違う時期に制作された作品ですが、とある理由で物語が繋がっているという都市伝説・トリビアが浮上しているようです。

ふしぎの海のナディアとは1990年から1991年まで放送されていたアニメです。SF小説「海底二万里」「神秘の島」を原案にした作品で、総監督は新世紀エヴァンゲリオンと同じ庵野秀明が担当しています。作中では褐色の肌を持つ少女・ナディアの物語が描かれています。

ふしぎの海のナディアには、かつて地球に飛来した宇宙人「アトランティス人」という設定があり、アトランティスは「レッドノア」という宇宙船に乗って地球に飛来しています。アトランティスとは9000年前に水没した伝説の島と言われています。

ふしぎの海のナディアの最終回ではレッドノアが爆発で16個の個体になっており、これが始祖を除いた16体の使徒に関係しているという説が浮上しているようです。また16個の個体が知性を持って使徒になったという考察がなされているようです。

レッドノアの内部では奴隷の研究が行われており、最初の人間であるアダムが放置されていました。アダムは「体の大きさを縮める実験に失敗した」という理由で巨人になっているため、これも新世紀エヴァンゲリオンのアダムに関係しているという考察がなされているようです。

ふしぎの海のナディアにはネオ・アトランティスのボスであるガーゴイルというキャラクターが登場しており、ガーゴイルは閃光を浴びて溶けて塩になっています。この閃光はセカンドインパクトと似ている事で話題になりましたが、公式でも同じ現象であると認めているようです。

ふしぎの海のナディアのドラマCDではナディアの曾孫の声が収録されています。曾孫は第2東京市で「リツコ」という友人と話しており、このリツコが「赤木リツコ」だという説が浮上しているようです。このようにふしぎの海のナディアと新世紀エヴァンゲリオンは通ずる部分が多く存在しているようです。

ここからは「新世紀エヴァンゲリオン」の声優に関する都市伝説・トリビアをまとめて紹介していきます！新世紀エヴァンゲリオンには豪華な声優陣が出演していますが、そんな声優に対しても様々な都市伝説・トリビアが浮上しているようです。

主人公・碇シンジの誕生日は6月6日で、声優を務めた緒方恵美の誕生日も6月6日だという事が分かっています。他のキャラクターたちも声優と同じ誕生日が使用されているため、見えない所にも面白い設定が盛り込まれているようです。とはいえキャラクターと声優の誕生日が同じ事は設定には影響がなく、制作陣の遊び心と言われているようです。

新世紀エヴァンゲリオンの作中では、敵の攻撃を受けている碇シンジが「熱い！熱い！」と苦しむ場面があります。監督の庵野秀明は声優の緒方恵美に「口の中の肺までが沸騰しているようなイメージでやってくれ」という注文を出しており、その通りに演技したアフレコは一発OKだったようです。

極限の演技で一発OKを出した緒方恵美ですが、次の日に喉の調子が悪くなって病院に向かったようです。すると碇シンジが攻撃を受けていた部分が火傷のような状態になっており、緒方恵美と碇シンジが本当にシンクロしていたという噂が浮上したようです。

ここからはエヴァンゲリオン新劇場版Qに関する都市伝説・トリビアをまとめて紹介していきます！2007年からは新しい設定の新劇場版が公開されていますが、2作目・破と3作目・Qの間には大きな溝があるため、ファンの間で様々な都市伝説・トリビアが浮上しているようです。

新劇場版は「序」「破」「Q」というサブタイトルが付けられていますが、これは能楽の構成形式である「序破急」が由来と言われています。本来ならばそのまま「急」を使っても良い所ですが、製作途中で「Q」という英語表記に変更されたと言われています。またQは「Quikckening」の略で、直訳すると「胎動」「次第に早くなる」という意味を持っているようです。

本編が始まる以前にゼーレは「裏死海文書」という文書を見つけていた事が分かっています。この「裏死海文書」に使徒に関する記述があったため、人類は使徒が襲来する事を予期できたという考察がなされているようです。また「アダムが造った使徒がアダムと接触すると、人類が滅亡する」とも書かれているため、これが「サードインパクト」に認定されているようです。

NERVは「人類補完計画」という大きな目標を持っていますが、その全貌は明らかになっていません。使徒の殲滅は滅亡を防ぐために行っていますが、劇場版のパンフレットには「出来損ないの群体として既に行き詰まった人類を、完全な単体としての生物へ人工進化させる計画」と書かれているため、人類を新しい姿に進化させるという考察がなされているようです。

使徒がアダムに接触する事で「サードインパクト」が発生すると言われていますが、アダムは「セカンドインパクト」でバラバラになってしまったと言われています。そのため使徒は同じ始祖であるリリスを狙っており、リリスが保管されている「第3新東京市」に向けて侵攻している事が分かっています。

エヴァンゲリオンは取り込まれている魂とパイロットがシンクロして動くと言われているため、シンクロ率が稼働率に変化を与えてきます。またエヴァンゲリオンは「母親のいない14歳の子ども」だけが動かせると言われており、エントリープラグ内は水で満たされた「母親の羊水」のような状態になっているようです。

新劇場版の「破」と「Q」の間には「14年間の空白」があり、その間には「ニアサードインパクト」が発生し、反NERV組織「ヴィレ」が組織させるなどの大きな変化がありました。またメインキャラクターのアスカは何故か眼帯を着けていますが、目の奥が青く光っているため、人間ではなくなったという説が浮上しているようです。

ゼーレは太古より人類を支配していると言われている秘密組織です。アニメ版では12人のメンバーが登場しており、「人類補完計画」を進めながら使徒の殲滅を指示しています。ですが物語途中で碇ゲンドウと決裂しているため、NERVはゼーレとは違う目的を持つようになったようです。

前述したように碇シンジの苗字である「碇」はフリーメイソンの「石工」「定規」が由来になっていると言われています。またフリーメイソンは世界を裏で動かしている秘密組織と言われているため、シンジには「神の子」という意味もあるようです。

新世紀エヴァンゲリオンは1995年に放送されていますが、当時の視聴率はとても悪かったようです。ですが同年にはインターネットが普及し始めており、ネットユーザーの間で話題になった事で人気に火が付いたと言われています。前述したように新世紀エヴァンゲリオンは謎が多い作品のため、考察という観点でファンを熱狂させたようです。

新世紀エヴァンゲリオンには「不完全な自己を抱えて苦しむ子供たち」とテーマがあるようです。監督の庵野秀明は本作を通して「外で遊ぼう」というメッセージを伝えたかったようですが、アニメ版の意味不明な最終回で賛否両論が起こってしまったようです。新劇場版はそのようなファンに向けた「答え」として制作された作品と言われています。

前述したように新世紀エヴァンゲリオンは難解な設定が描かれているため、否定的な意見を持っている視聴者も多いようです。それでも一部の熱狂的なファンが作品を支えているため、アニメ版で終わる事なく新劇場版の制作に至ったという考察がなされているようです。

セカンドインパクトは南極に飛来した第1の使徒アダムを調査中に発生したと言われていましたが、これは真っ赤な嘘で、実際には「他の使徒が襲来する前にロンギヌスの槍でアダムを卵まで還元」しようとしており、それが引き金になって発生した事が分かっています。そのためゼーレは情報操作を行って事実を隠蔽しているようです。

アニメ版ではNERVの意味は分かっていませんでしたが、漫画版で「NEO EATH OF RETARN VERERASION TEAM」の略称だという事が判明しています。またこの英語は綴りが滅茶苦茶なので直訳はできませんが、NERVはドイツ語で「神経」という意味を持っているようです。エヴァンゲリオンは機体と人間をシンクロさせる事を大事にしているため、神経の意味を持つ組織名が使用されたという考察がなされています。

NERVのロゴにはアダムとイブが恥部を隠していた「イチジクの葉」が描かれています。また人類補完計画の目的には「出来損ないの群体として既に行き詰まった人類」という言葉が含まれているため、NERVは人類を原初に帰そうとしているという考察がなされているようです。アニメ版ではイチジクの葉だけでしたが、新劇場版は「上下逆さまのリンゴ」が背景に追加されているようです。

新世紀エヴァンゲリオンには人型決戦兵器のエヴァンゲリオンが登場していますが、ジブリ作品の「風の谷のナウシカ」には巨神兵という巨大な兵が登場しています。スタジオジブリの監督である宮崎駿は若手の庵野秀明に巨神兵のシーンを任せたと言われており、これがエヴァンゲリオンのモデルになったという考察がなされています。

新世紀エヴァンゲリオンでは「死海文書」が重要なアイテムになっていますが、「風の谷のナウシカ」には「腐海文書」というアイテムが描かれています。また「風の谷のナウシカ」でも「使徒」という言葉が使われているため、何かしらの関連性があるのかもしれません。とはいえ宮崎駿と庵野秀明はまったく作風が違うため、アニメーターの大先輩である宮崎駿に対するリスペクトなのかもしれません。

新世紀エヴァンゲリオンの監督を務めた庵野秀明は「ウルトラマン」の大ファンと言われています。新劇場版では葛城ミサトの青い車が廃車になっていますが、その後に乗っていた車のナンバーには「1971」という数字が書かれていました。この1971は「帰ってきたウルトラマン」が放送されていた時期と言われています。

新世紀エヴァンゲリオンには車のナンバーだけでなく、葛城ミサトの携帯の着信音が「科学特捜隊の呼び出し音」なとのオマージュが散りばめられているようです。また新劇場版で「エヴァンゲリオンが帰ってきた」という理由でウルトラマンではなく「帰ってきたウルトラマン」の放送年をナンバーに書いているという考察がなされているようです。

キャラクター・声優や新劇場版Qについて知った後は、都市伝説・トリビアに関する視聴者の感想を紹介していきます！前述したようにエヴァンゲリオンには様々な都市伝説・トリビアが浮上しているため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。

本記事で紹介したように「新世紀エヴァンゲリオン」には様々な都市伝説・トリビアが浮上しているようです。そんな設定が面白いという感想が挙がっているようです。また新劇場版の放映が終了したら裏設定を解説している本を出して欲しいという声も挙がっているようです。

本記事で紹介したように「新劇場版Q」には様々な設定が隠されている事が分かっています。また前作の「破」が終わっていきなり14年後という世界観が描かれているため、「新劇場版Qの内容が意味不明」という感想が挙がっているようです。またQのそんな設定と描写がエヴァンゲリオンらしいという肯定的な意見も挙がっているようです。

エヴァンゲリオンの監督・庵野秀明は「パイロットの設定を変更しているため、整合性を持たせるために名前も変更した」というコメントを出しています。この言葉が本当ならばアスカは性格や人間性が変わっている事になるため、変更された部分を知りたいという声が挙がっているようです。

新劇場版で名前が変更されたメインキャラクターはアスカだけです。そのためアスカが新劇場版において重要な役割を担っているという考察がなされているようです。また新キャラクターである真希波・マリ・イラストリアスの役割も知りたいという感想が挙がっているようです。

本記事では「新世紀エヴァンゲリオン」の都市伝説・トリビアを紹介していきましたがいかがだったでしょうか？エヴァンゲリオンは難解な設定・描写が多い作品のため、それをそれぞれファンが解釈している事で様々な都市伝説・トリビアが浮上しているようです。そんなエヴァンゲリオンをまだ見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい！