【名探偵コナン】警察関係者の階級を一覧で紹介！登場キャラクターの役職は？

数多く登場している名探偵コナンのキャラの中でもその比率が高いのが警察関係者です。しかもそれぞれの警察関係者は多くの場合は階級や役職までしっかりと設定されています。今回はそんな名探偵コナンの警察関係者を階級順に一覧にしてまとめて紹介していきます。

名探偵コナンは1994年から週刊少年サンデーで連載されている推理漫画です。黒の組織によって少年になってしまった高校生探偵の工藤新一が江戸川コナンとして数々の事件を解決していく作品で、週刊少年サンデーで定期連載している作品としてはサンデー史上最長の連載期間を誇る作品になっています。小学館漫画賞少年部門を受賞するなど高い評価を得ている作品でもあります。

メディアミックス展開も盛んに行われている作品で1996年から行われているアニメは2020年10月現在も放送中で、海外でも40カ国で放映されています。1997年から行われている劇場版は今も新作が続けられており、これまでに23作品が公開されています。その他にもゲーム、小説、舞台などのメディアでも展開されています。

黒の組織に飲まされた薬によって少年になってしまった工藤新一、江戸川コナンと名乗った彼は黒の組織の行方を追うべく、探偵をしている幼馴染、毛利蘭の家に居候をする事になります。江戸川コナンの推理力に正体を知るアガサ博士の協力もあってヘッポコ探偵であった毛利蘭の父、毛利小五郎を「眠りの小五郎」として知名度を上げていく事になります。

名探偵コナンの警察関係者の階級について一覧で順に紹介する前に、警察組織についてもまとめて紹介しておきます。

公安警察、通称公安とは国家を守るべく、主にテロ組織や、その他国家の転覆を目論むような組織、個人を相手取る警察の事です。最大の特徴といえるのは通常警察は相手がどれだけ怪しい相手であったとしても「事件後」にしか逮捕出来ないのに対し、公安警察なら怪しいというだけで事件を起こす前から逮捕できるという点にあります。名探偵コナンでは警察内部でも特にエリートであるとみなされます。

公安警察所属の人はその仕事の関係上、自身が公安警察所属である事を知られてはいけない為、本名や所属を伏せており、公安警察以外の警察関係者を含めて知られていないのが一般的です。名探偵コナンでは安室透が公安警察の一員であり、彼は公安警察である事を知られない為に普段は私立探偵として活動している事になっているのもその一例、彼が公安警察である事は主要な警察キャラである目暮警部や高木刑事なども知りません。

また警察関係者としては警察と検察が登場していますが、警察が犯人（と思われる人物）を逮捕するのが仕事であるのに対し、検察は警察が逮捕した犯人を裁判にかけ有罪を決定付けるのが仕事です。国家公務員試験或いは地方公務員試験を受ける事でなることができる警察官と違い検察官になるには弁護士資格を持った上でさらに優秀であると認められる必要があり、どちらかといえば裁判官に近い立場にあります。

またこちらも分かりにくい警視庁と警察庁の違いですが、まず警察庁は文字通り警察の為の省庁であり、日本全ての警察の本部に当たる組織です。警察庁に所属できる者は警察官の中でも超エリートな存在であり、完全に格上の存在になっています。一方で警視庁は東京の警察の本部であり、他の県でいう警察本部に相当します。名探偵コナンで言うとお馴染みの目暮警部などは警視庁の所属です。

しかし警視庁と他の県警察本部ではトップの階級が違い、警視庁のトップは警視総監という階級の人物が務めるのに対し、県警察本部はその1つの下の階級の警視監が務めているという違いもあります。

名探偵コナンの世界は同じ作者の手掛ける「まじっく快斗」と共通の世界観をしている事が確定しており、まじっく快斗の方で先に発覚した警視総監がキッドのライバルで探偵の白馬探の父親です。名探偵コナンでもこの設定が引き継がれているものの立場も相まって滅多な事では登場しておらず下の名前も明らかになっていません。ちなみに警視総監だけは役職名も階級も同じ警視総監であったりします。

警察の階級を順序だてると警視総監の1つ下、警視監の階級にあるキャラクターが服部平蔵です。西の高校生探偵である服部平次の父親で、今回の一覧で見ても分かるように名探偵コナン作中にて名前が判明している警察関係者の中では最も階級が上になっています。役職は大阪府警の本部長で、いわば大阪府警で一番偉い人になります。平次には厳しい反面、妻の静華には頭が上がりません。

ちなみに名探偵コナンでも珍しく明確にコナンや平次より推理力や観察力が高いとされているキャラクターになっており、今回紹介する警察関係者一覧の中でもずば抜けています。基本的に冷静沈着な性格をしており冗談が通じないという一面も持ち合わせています。また普段は細目ながら、感情的になったり重要な案件を伝える際に開いた場面も見られています。

警視監の次に階級が高い警視長の立場にあるキャラクターが遠山銀次郎です。和葉の父親で、役職は大阪府警の刑事部長となっています。平蔵とは幼馴染であり親友として平蔵を支える存在でもあります。ただ性格は対照的に冗談好きで部下からも慕われており、義理堅い一面を持ち合わせたキャラクターです。和葉の事をとても可愛がっており、「他の誰かに取られるくらいなら平次と」などと冗談めいた事を発言しているキャラクターでもあります。

県警察本部なら部長クラス、警察署であれば署長クラスの役職を任されるのが警視正です。制度的にノンキャリアではどれだけ最短で昇格しても50代である事から基本的にはキャリア組の為の階級であると言えます。またそういった都合上、警視正まで上り詰める人物はかなり少数派であり、名探偵コナンで登場しているキャラクターも少なめです。

名探偵コナン作中で明確に昇進が描かれている数少ないキャラクターの1人が松本清長です。元々は警視として登場し、役職は刑事部捜査一課管理官で、いわば目暮警部らの直属の上司でした。その後昇進し所属は不明ながらも警視正に昇進した事が明らかになっています。強面で左目の刀傷のようなものが特徴的になっており、過去にはこの左目の傷に関するエピソードが展開された事もあるキャラクターになっています。

名探偵コナンでは警察関係者の殉職者も複数登場していますがその1人が佐藤正義です。18年前に殉職した佐藤刑事の父親で、佐藤刑事はその父親の強い正義感を引き継いで警察になっています。ちなみに存命時の階級は警部でしたが殉職による二階級特進により階級順的に2つ上の階級である警視正になったキャラクターであり、実際の役職は警視長捜査一課の一員です。

階級順でいえば警視正の次に当たる警視長では管理官、県警察本部では課長や管理官、警察署であれば署長を務める事もある階級にあるのが警視です。キャリア組であれば一応20代でも警視の階級まで昇進する可能性もあり、今回の一覧で見ても分かるように少しずつではありますが名探偵コナン作中でも警視階級の人物も増えていきます。

警視の階級にある名探偵コナンのキャラクターの中でも最も注目を集めているのが黒田兵衛です。元々警視庁所属ですが、初登場時は長野県警に出向していました。後に出向を終えて上記でも紹介した松本清長に代わり、警視庁捜査一課の管理官に就任しています。大柄で隻眼という特徴が黒の組織No2のRAMの特徴と一致する事からコナンから疑いを持たれているキャラクターになっています。

茶木神太郎は警視庁捜査二課に所属する警視です。名探偵コナンで初登場したキャラクターですが、そもそも捜査二課自体が登場するのは基本的にキッド関連である事から後に「まじっく快斗」でも登場しました。その性質上名探偵コナン発のキャラクターでありながら出番は非常に少ないです。余談ですが、過去には捜査一課に所属していた事もあり毛利小五郎の警察時代の先輩に当たる存在でもあります。

名探偵コナンの警察関係者でも珍しい「定年退職したキャラ」が鮫崎島治です。元は警視長捜査一課に所属する警視で、上記でも紹介した平蔵との旧知の仲のキャラクターとして登場しました。

名探偵コナン作中に最も多く登場していると考えられる警察関係者が目暮十三です。捜査に際し他者の助言を受け入れる事が多く、工藤優作、工藤新一、毛利小五郎と順に頼りにしてきました。一方で事件に居合わせる事が多い毛利小五郎やコナンの事を呆れている節もあり毛利小五郎には「死神」、小学生のコナンには「皆勤賞」と少々皮肉めいた事を発言した事もあります。

一方で刑事としては名探偵コナンという作品の性質上、あまり優秀とはいえず、加えて機械音痴で捜査でも高木刑事に任せる、また芸能や芸術などにも疎いという設定になっており、高木刑事を始めとするキャラが目暮警部に教えるという形で読者にも必要な情報を与えるというのがある種お決まりになっています。

劇場版名探偵コナンから原作に逆輸入される形で登場したのが白鳥任三郎です。映画での初登場時は警部補でしたが、原作に登場する際には警部に昇進していました。また名探偵コナン作中でも明確にキャリア組であるとされているキャラクターであり、役職としては警視庁捜査一課の係長であり、目暮警部とは別に班を持っている事が明らかになっています。

元々劇場版での登場しか考えられていないキャラクターだった事、加えて同じ捜査一課にあっても目暮警部とは違う班という事もあって原作、アニメオリジナルエピソードにおいても出番は少ない一方で、初登場時のインパクトもあって名探偵コナンにはなくてはならないキャラクターになりました。

大阪府警捜査一課の警部として登場する機会が多いのが大滝悟郎です。大阪の目暮警部に相当するポジションで平次が絡む事件で多く登場しています。平次の事をかなり可愛がっており、お互いに「大滝ハン」「平ちゃん」と呼び合う仲で事件の事情も話してくれたりします。立場上大阪府警所属のキャラクターの中では最も登場回数も多いキャラクターです。

元々は埼玉県警捜査一課に所属していたのが横溝参悟です。初登場時は警部補だった可能性もあるキャラクターですがいつの間にか昇進し警部になっていました。後々静岡県警に転勤している事も明らかになっています。地方の警察関係者としてはかなりの古株キャラクターであり、登場回数もかなり多いです。毛利小五郎の事を心から尊敬しているといったキャラクターであり、また神奈川県警には弟の横溝重悟が所属しています。

今回一覧で紹介している名探偵コナンに登場する警察関係者の中でも異例とも言える昇進をしているのが群馬県警捜査一課所属の山村ミサオです。何故刑事になれたのか？とコナンや平次に疑問を持たれる程重度なドジかつ推理力皆無のヘッポコ刑事である一方で、警察関係者で唯一コナンに「探偵役」に仕立て上げられたキャラクターでもあり、その功績もあってか警部に昇進しました。

ちなみにコナンに推理役にされた事に対して1度「途中で意識を失い、いつの間にか事件が解決する事がある」と同僚の刑事に相談した事がありますが信じてはもらえなかった一方、自身が解決したという事実を疑う事はないというのが特徴で、コナンは彼以外の警察関係者に麻酔銃を使う事はないとしています。

今回一覧で紹介する名探偵コナンの警察関係者キャラの中でも極めて高い推理力をもっているのが大和敢助です。役職は長野県警捜査一課で、過去に雪崩に巻き込まれた経験から隻眼となり杖を付きながら捜査を行っている人物です。眠りの小五郎の正体がコナンにあると自力で見抜いた人物でもあり、コナンの事を強く信頼しており事件解決の為にわざわざ迎えに行った事もある程のキャラになっています。

同じく長野県警の警部として登場するのが諸伏高明です。弟に元公安警察所属で既に他界してしまった景光がいます。コナンの推理力を信頼しており、捜査に参加させる事にも積極的な姿勢を取っています。ちなみに東都大学法学部を主席で卒業しキャリア組になれるにも関わらず試験を受けずにノンキャリアで長野県警本部に入った変わり者として知られています。

通称「おじゃる警部」と言われるのが綾小路文麿です。京都府警捜査一課の警部で、白鳥任三郎と同期のキャリア組です。元々は劇場版に登場したキャラクターであり、その後順番的にはアニメオリジナル、原作という順に通常とはある意味逆順で登場したキャラクターでもあります。一番の親友としてシマリスを飼っており捜査の際にも連れている事で周囲からは呆れられるような一面も持っています。

警視庁捜査二課の警部として登場するのが中森銀三です。元々はまじっく快斗で怪盗キッドを追う警部として登場しましたが、怪盗キッドの名探偵コナンへの出演が増えるにつれて名探偵コナンでも出番を増やしています。元々は港警察署に所属していました。キッドを執拗に追いかけすぎて他の事件をないがしろにする姿勢には上司である茶木神太郎の悩みのタネになっています。

フルネームは不明ながらも複数回に渡って登場しているのが弓長警部です。役職は警視長捜査一課火災犯で火事が絡む事件で登場する事が多いです。ちなみに警察時代の毛利小五郎が一時火災犯係に席を置いた際の上司でもあり「一課の火事オヤジ」という通称で呼ばれています。情に厚い性格でコナン達にも優しく接する事が多く、毛利小五郎と共に現場を荒らしてしまい怒られるような相棒のようなキャラクターでした。

警視長捜査三課に所属する警部として時折登場するのが百瀬警部です。弓長警部同様フルネームは不明で、コナンが遭遇する事件で窃盗は少ない為に出番はかなり少なくなっています。情に厚い一面を持ち合わせており狂言強盗を不問にするようなエピソードも描かれています。

警部補という階級の中で最も多く登場しているのが佐藤美和子です。役職は警視長捜査一課の強行犯三係で目暮警部の部下になっています。捜査一課にとっては紅一点のアイドル的存在ながらも名探偵コナン作中で発砲シーンが複数回描かれている唯一の刑事であったり、格闘技で犯人を確保するシーンもあるなどかなり派手にアクションシーンが取り入れられているキャラクターでもあります。

ちなみに格闘術の腕前は油断していたとはいえ柔道の達人である毛利小五郎を一撃で倒す程に高いです。勘が非常に鋭い一方で他者からの好意には非常に鈍感であり、捜査一課の男性署員達からの好意にも基本的には気づいていません。また「眠りの小五郎」に対して頬をつねるなどして本当に寝ているのではないかなどと確認する場面も見られ、コナンは佐藤刑事の前では眠りの小五郎をしないように心がけています。

警視庁交通部所属という立場ながらも登場回数が多いのが宮本由美です。佐藤刑事の親友である事、本人の広い交友関係もあって登場回数も多くなっています。佐藤・高木の恋愛に発破を駆ける存在であった一方で周囲の男女にロマンスが訪れた事で焦っているような時期も描かれています。大学時代に1度付き合ったものの湧かれた将棋のプロ棋士である羽田秀吉と交際する姿が描かれており、2020年10月現在同棲するようになってもいます。

階級がはっきりしないキャラクターも多い公安警察所属のキャラクターながらも明確に警部補であると判明しているのが風見裕也です。元々は劇場版に登場したキャラクターで、その後原作でも登場する事になりました。名探偵コナン作中、安室透の事を本名の「降谷さん」と呼ぶ数少ないキャラクターでもあります。ちなみに公安警察での役職的に安室透の直属の部下ではないようですが、彼の指示に基本従っているとする描写もあります。

目暮警部と共に名探偵コナン作中で登場する機会の多い警察関係者の1人が高木渉です。元々は名探偵コナン作中に多い「事件の経過を説明するシーン」を担当するアニメオリジナルで作られたキャラクターですが後に原作に逆輸入される形で登場。その後頻繁に登場するようになったキャラクターでもあります。立場上現場に居合わせる事が多い事もあってコナン達が警察に連絡する際にまず高木刑事に連絡を取るようになっていたりもします。

子供であるコナンや少年探偵団にも丁寧な口調で話す事が多く、大人相手の場合は例え相手が明確に年下であっても敬語で話すのが常になっていますが同僚の千葉刑事だけにはタメ口で話す関係性にあります。また最近では機械音痴な目暮警部に変わって様々な機器を用いて捜査する場面も見られています。また紆余曲折を経て佐藤刑事と交際するようになり非番の日にはデートに出かけるなど関係性を深めています。

高木刑事と同じくアニメ、原作の順で登場するようになったのが千葉和伸です。目暮警部の部下として高木と共に捜査に当たる事が多いキャラクターである一方で役職上は上官に当たる白鳥警部に釘を指せる数少ない存在であるなどしています。また目暮警部の部下は基本スーツ姿で捜査を行うのが常であるのに対し唯一スーツを着用せず私服での勤務を続けている希少なキャラクターでもあります。

警視庁交通課に所属する巡査部長で宮本由美と共に警邏を担当している事が多いのが三池苗子です。元々はモブキャラ的扱いでそこまで目立った存在ではありませんでしたが、女性警官を狙った事件の際などに目立つようになりました。実は千葉一伸の幼馴染ですがその正体を長らく明かしておらず、明かした後に交際するようになっています。

警察関係者の中でも唯一階級が不明とも言えるキャラクターが安室透です。公安所属の警官であり、安室透は偽名で本名は降谷零と言います。普段は私立探偵として活動しており、同時に公安警察として黒の組織に潜入、バーボンの名をもらって活動しています。警察学校を主席で卒業し様々な技能・知識を有しています。また眠りの小五郎の正体がコナンである事を見抜き情報を共有するような一面も見せています。

ちなみに正式な階級は不明ながらも警部補の風見を始め多数の警察関係者を指揮する場面も描かれている事、警察学校を主席で卒業するような高い実力を誇る事から少なくとも警部以上の階級にあると考えられています。

諸伏景光は安室透の警察学校時代の同期で卒業後には同じく公安警察へと進み黒の組織に潜入、「スコッチ」の名で活躍していました。しかし3～4年前に組織側に正体が公安警察であると露見してしまった事をきっかっけに自殺してしまっています。長野県警捜査一課の警部諸伏高明の生き別れの弟でもあります。公安警察所属になった事で音信不通となっていましたが、遺留品を見た兄には公安警察に所属して殉職したと見抜かれています。

安室透の警察学校時代の同期で高い知識と実技レベルを持ちながらも協調性に欠けるとされていたのが松田陣平です。元々は佐藤刑事の片思いの相手として名前が登場していたキャラクターで後に安室透の同期であった事が明らかになりました。元々安室透とは犬猿の仲でしたが、信頼関係を構築し自身が得意とする爆弾解体の方法を教えていたりします。名探偵コナン作中では既に爆弾事件で殉職しており故人です。

松田陣平と幼少期から付き合いがある警察学校の同期として登場したのが荻原研二です。コミュニケーション能力が非常に高く、同期内では1番女性にモテていました。警察学校卒業後は爆発物処理班に所属、しかしある事件の爆弾解体の際に殉職する事になりました。彼の殉職は特に松田陣平に大きな影響を与えています。警察学校組では順番的に一番最初に殉職したキャラと言えます。

安室透の警察学校の同期の1人として登場したのが伊達航です。父親も元警察官で殉職した過去を持っています。警察学校時代は安室透に次ぐNo2の実力者であり、リーダーシップなども持ち合わせていました。卒業後には警視長捜査一課に配属され、高木刑事の教育係になりましたが、1年前に事故により殉職しています。普段高木刑事が使用している警察手帳は彼の形見であったりします。

ここからは既に名探偵コナンを視聴している人の警察関係者についての感想も紹介していきます。名探偵コナンが大人になっても楽しめる要素になっているのが様々な形で登場する警察関係者の存在が大きいとする声は非常に多いです。基本的にはコナン達が推理を披露する場を整える役割になる警察関係者ですが、それぞれの対応の差や大人同士だからこその恋愛模様が面白いという声も多いです。

特に連載初期はその立場上どうしても無能に描かれがちだった警察の中にも優秀な人物がおり、コナンの「眠りの小五郎」について見抜いているような人物がいたり、明確に推理力で凌いでる存在がいるのが良いとする声も多くなっています。

一方で名探偵コナンには「警部」が多すぎるのではないかという声もあります。それぞれの地方や担当があるとはいえ、今回の一覧で紹介したように名探偵コナンでは多くの場合、警部が現場に赴いて捜査を指揮するような場面も多く、対して警部補以下のキャラクターは地方警察ではモブ的な制服警官が務める場合も多いなどしている事が原因ですが、本来はもっと現場に多いはずの警部補以下のキャラが増えても良いのでは？とする声もあります。

また特に警察組織の上層部に関しては階級順が分かりにくいとも言われており、名探偵コナンで登場した事で理解したという声も多いです。そういった形式も多い事からもっと下の階級のキャラも登場させてほしいという声が増えています。

一方で今回一覧で紹介した警察関係者で主要といえるキャラクターはかなり少なく、特にコナンが担当地域に行かない限り登場しない地方警察の警部達の出番がもっと欲しいという声も多いです。それぞれの地域の特色なども反映した個性豊かなキャラクターが多いだけに勿体ないとする声も多くなっています。

地方警察の中でも特に人気が高いのが今回の一覧でも複数人登場している長野県警組で、コナンの捜査参加にも積極的である事からもっと活躍させても良いのではないかとする声も多くなっています。また同時にまだまだ登場していない地域も多い事から順番になる可能性が高いとはいえさらなる地方警察キャラの登場を期待する声も多くなっています。

名探偵コナンの警察関係者にはそれぞれエピソードが多いですが、過去編である警察学校編は特に人気が高くなっており注目を集めています。過去に明かされたエピソードの中に登場したキャラクターなどを上手く取り入れた事、元々名探偵コナンでも人気の高い安室透が主人公となった本作では、小学生であるコナンが主人公ではやりにくいようなエピソードも展開されるのではないかとされています。

名探偵コナンは非常に登場人物が多い作品ですがその中でも多いのが警察関係者です。多くの警察関係者にはしっかりと階級や所属まで設定されており、それぞれの地域でコナンが事件に遭遇した際に順番に登場する形になっています。一方で警察組織全体で見ればまだまだ名探偵コナン上では名前が登場していない「空席」とも言える階級順や役職もあり今後も或いは誰かが昇進する可能性も見られます。

一部現実では起こり得ない事もあるとはいえ基本的に名探偵コナンの警察組織は現実の警察組織に準じている為、公安警察なども含めて立場関係が整理しやすいとも言われています。まだ名探偵コナンを視聴していないという人は今回一覧で紹介した警察関係者の階級や役職にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか？