【名探偵コナン】上原由衣は長野県警の女性刑事！大和勘助や諸伏高明との関係は？

名探偵コナンの作中で大和勘助や諸伏高明らと共に長野県警に所属している刑事・上原由衣。上原由衣は長野県警の中でかなり優秀な実力を持った美人刑事であり、親しくしている大和勘助や諸伏高明達と共に名探偵コナンのエピソードに度々登場しています。そのため上原由衣が気になる方も多いのではないでしょうか。本記事ではそんな名探偵コナンに登場する上原由衣について大和勘助や諸伏高明との関係や声優などをご紹介します。

では上原由衣の大和勘助や諸伏高明との関係やアニメの声優などについてご紹介していく前に、上原由衣が登場する名探偵コナンの作品情報や大まかな物語のあらすじについて見ていきましょう。上原由衣が登場する名探偵コナンとは少年の姿になった工藤新一が江戸川コナンという名前で活躍する姿を描いた青山剛昌の漫画作品です。漫画名探偵コナンは1994年に｢週刊少年サンデー｣で連載が開始され、2020年10月現在も続いています。

漫画名探偵コナンの単行本はこれまで合計98巻も刊行されており、単行本の他にスピンオフ作品やガイドブックといった書籍も刊行されています。そんな漫画名探偵コナンは1996年にアニメ化され、翌年の1997年には劇場版アニメが制作されました。2020年10月現在漫画名探偵コナンはアニメや劇場版アニメといったメディア作品が制作され続けており、2億部を越える累計発行部数を記録するなど全世界で高い人気を博しています。

上述で少し触れた通り、名探偵コナンは黒の組織によって少年の身体に変えられた天才高校生の工藤新一が江戸川コナンと名を改め、推理の力で黒の組織を追う姿を描いた推理漫画作品となっています。名探偵コナンは膨大なエピソードのほとんどに巧妙なトリックや伏線などが描かれており、年齢関係無く幅広い層から愛され続けています。また上原由衣をはじめとする非常に数多くの魅力的な登場人物も人気を博す理由となっています。

本記事で大和勘助や諸伏高明の関係やアニメの声優などをご紹介する上原由衣とは名探偵コナンに登場するキャラクターの1人です。名探偵コナンに登場する上原由衣は高い鼻とつり目が特徴の非常に美しい容姿をしたキャラクターであり、作中で長野県警に所属しています。長野県警において上原由衣は刑事を務めており、同じ長野県警に所属している大和勘助や諸伏高明と同様に、観察力と洞察力に優れた高い実力を有しています。

また頭脳明晰な刑事としても知られており、上原由衣が所属する長野県警は非常に優秀な人材が揃う組織だと評されています。しかし資料で事件を捜査する方法や推理が苦手であり、少し抜けているのが欠点となっています。また強気な雰囲気をしているものの、ホラー系の話が非常に苦手です。ちなみにそんな上原由衣の年齢は29歳であり、名前の由来は｢由布姫｣や｢湖依姫｣と呼ばれる武田信玄の側室・諏訪御料人をモデルにしています。

ホラー系の映画が苦手であるものの、上原由衣は綺麗なお姉さん的キャラクターです。それを証拠に名探偵コナンの作中で上原由衣は服部平次に恋をする遠山和葉に的確なアドバイスをして後押しするといった大人な一面を見せていました。しかし本当はかなりうっかりした性格をしたキャラクターであり、作中で仲良しの大和勘助を上司なのに｢カンちゃん｣と呼んでいます。この見た目と性格のギャップは上原由衣の魅力となっています。

ではここからは名探偵コナンに登場する上原由衣の大和勘助や諸伏高明との関係や名言についてご紹介します。まず最初にご紹介する大和勘助とは事故が原因で隻眼となった渋いキャラクターであり、長野県警の警部を務めています。そんな大和勘助と上原由衣は幼馴染み同士の関係にあります。そのため上原由衣は上司なのに大和勘助を｢カンちゃん｣と呼んでいます。実は上原由衣は内心、大和勘助に強い好意を昔から寄せています。

諸伏高明とは七三分けと口髭が特徴の35歳のキャラクターであり、名探偵コナンの作中で大和勘助と同じく長野県警の警部を務めています。長野県警で警部を務めている諸伏高明は東都大学の法学部を主席で卒業した非常に高い頭脳を持っており、江戸川コナンの才能をすぐに見抜いて協力関係を築き上げました。そんな諸伏高明は大和勘助と同様に上原由衣の幼馴染みであり、お互いの得意分野を活かして共に事件の捜査を行っています。

名探偵コナンの作中で初登場した時、上原由衣は警察官を辞めて虎田家という長野県の名家で当主の跡取りである虎田義郎と結婚していました。しかし名家が次々と殺害される事件が起こり、夫である虎田義郎が殺害されてしまうことになります。実は上原由衣は虎田義郎を愛しておらず、雪崩事件で行方不明となった大和勘助が担当する事件を捜査するために虎田家に嫁いだだけでした。事件解決後、上原由衣は無事刑事に復帰しました。

上記の名言は名探偵コナンの作中で上原由衣が遠山和葉に発したセリフです。名探偵コナンのメインキャラクターである遠山和葉は服部平次に想いを寄せていたものの、中々告白することが出来ずにいました。その姿を見た上原由衣はかつて武田信玄が用いていた風林火山になぞらえ、上記の名言を伝えて遠山和葉の背中を押しました。この名言で仲良くなった上原由衣と遠山和葉はその後連絡先を交換することになるのでした。

ではここからは名探偵コナンの上原由衣の登場回について一覧でご紹介していきます。まず最初にご紹介する｢風林火山 迷宮の鎧武者/陰と雷光の決着｣とは名探偵コナンの第59巻に収録されたエピソードであり、虎田義郎の妻として上原由衣が初登場を飾りました。大和勘助が雪崩で行方不明となった後、上原由衣は彼が担当していた甲斐巡査殺害事件の捜査のため虎田家に嫁ぎます。しかし虎田義郎は突然死亡してしまいました。

そこで虎田家の当主である虎田直信は息子の死の真相を知るために長野県警に捜査依頼を行いました。一方虎田家のライバルである龍尾家も跡継ぎを殺害されてしまい、服部平次と遠山和葉に協力を仰ぎました。上原由衣は風林火山になぞらえた連続殺人事件の中で大和勘助と再会を果たします。その後事件が解決し、上原由衣は大和勘助の一言で刑事に復帰しました。この回は上原由衣と大和勘助の活躍が一番見れる物語となっています。

｢危険な二人連れ｣とは｢死亡の館、赤い壁｣という第558話からのストーリーのプレストーリーであり、名探偵コナンの第65巻に収録されました。｢死亡の館、赤い壁｣は山梨に出かけた阿笠博士と灰原哀の帰宅途中から物語が始まります。帰宅途中の阿笠博士と灰原哀は車がエンストしてしまったため、途中で出会った男女2人組の車で帰ることにしました。しかし2人組が物騒な会話を始めたため、阿笠博士達は急いで逃げようとしました。

この2人組は上原哀と大和勘助であり、困っていた阿笠博士と灰原哀を普通に帰らせるつもりでした。しかし長野県特有の方言や事件関連の会話、社内に残る血の痕から阿笠博士と灰原哀を怖がらせてしまいます。結局阿笠博士と灰原哀がドライブインで電話した江戸川コナンの機転で物語は結末を迎えます。確かにもし上原由衣と大和勘助を知らずに物騒な会話や車内を目にしてしまうと、一目散に逃げ出すこと間違い無しです。

｢死亡の館、赤い壁｣とは三国時代の諸葛亮孔明をなぞらえた合計4話のエピソードシリーズの1つであり、漫画名探偵コナンの第65巻に収録されました。また上原由衣の幼馴染みである諸伏高明が初登場したエピソードでもあります。｢死亡の館、赤い壁｣の作中で江戸川コナンや毛利小五郎達は大和勘助から依頼を受け、｢死亡の館｣とあだ名される洋館を訪れます。そこで一面赤く染められた密室で明石周作が餓死する事件が発生します。

この事件で諸伏高明は容疑者の1人として登場しました。実は諸伏高明は上司の命令を無視して大和勘助を捜索したことから違う部署に異動させられており、江戸川コナンの監視役として事件を解くことで本部に復帰させようとする大和勘助の考えでした。しかし諸伏高明は無事事件を解決するものの、大和勘助に手柄を全てあげて喧嘩をしてしまいます。この回は諸伏高明の名演技が見れる珍しいエピソードとして有名となっています。

｢毒と幻のデザイン｣とは服部平次に届いた奇妙な手紙の真相を探るために江戸川コナンが殺害された若葉耕平の自宅を訪れるといった4話構成のエピソードであり、漫画名探偵コナンの第74巻と第75巻に収録されました。上原由衣は大和勘助と諸伏高明と共に｢S｣と｢Poison｣の2話に登場し、捜査をする江戸川コナンと服部平次を裏でサポートしました。この回は諸伏高明が本部に復帰していたものの、あまり長野県警の出番がありません。

｢赤い女の惨劇｣とは｢湯煙｣｢悪霊｣｢復讐｣という3話構成のエピソードであり、漫画名探偵コナンの82巻に収録されました。｢赤い女の惨劇｣は江戸川コナンと毛利蘭、鈴木園子の3人が訪れた別荘の近くで15年前に殺された少女の遺体が発見されるというエピソードであり、上原由衣は｢悪霊｣と｢復讐｣の2話に登場しました。またこのエピソードは若き日の大和勘助と諸伏高明が登場するレアな回となっています。

｢県警の黒い闇｣とは前編中編後編で分けられた3話構成のエピソードであり、漫画名探偵コナンの第86巻に収録されました。江戸川コナンは長野県の川中島を観光で訪れていた時、山本勘助関連の名所を観光していた上原由衣・大和勘助・諸伏高明の3人と出会います。その途中、江戸川コナン達は長野県警の捜査第一課で働く竹田繁警部の死体を発見します。その後次々と竹田班所属の警察が被害に遭っていくといった物語になっています。

そんな｢県警の黒い闇｣は長野県の事件であるため、上原由衣が所属している長野県警が非常に活躍しているエピソードです。諸伏高明は同じ長野県警に所属している黒田兵衛と共に大和勘助をあえて容疑者にし、真犯人を捕まえようとします。また諸伏高明の他に上原由衣は大和勘助と距離を近づけます。特にバツイチに悩む上原由衣を大和勘助が自分の顔にもバツがあるといって励ますシーンは非常に微笑ましい光景となっています。

｢キッドVS高明　狙われた唇｣とはその名の通り諸伏高明が東京で怪盗キッドと戦うエピソードであり、漫画名探偵コナンの第96巻に収録されました。｢キッドVS高明 狙われた唇｣は諸伏高明が黒の組織に潜入しているスコッチこと諸伏景光の兄だと分かる重要なエピソードとなっており、諸伏高明の生まれ育ちが濃く描かれています。また上原由衣と大和勘助も電話のシーンで少しだけ登場しています。

アニメ名探偵コナンで上原由衣の声優を務めたのは日本の女性声優である小清水亜美です。上原由衣の声優を担当した小清水亜美とは2003年にデビューした女性声優であり、2020年10月現在フリーで声優・歌手・舞台女優など幅広い分野で活動しています。2003年に声優デビューした小清水亜美は2006年のアニメ｢コードギアス｣でヒロインの1人である紅月カレンを演じたことによりブレイクしました。

そんな小清水亜美は高い演技力とセクシーな大人役から少女役まで演じれる幅広い声色を持つ声優として知られており、これまで数多くの人気キャラクターの声優を担当しています。アニメ名探偵コナンでも声優の小清水亜美は持ち前の声色と演技力を活かし、大人なお姉さんキャラである上原由衣を見事に演じきっています。

• 2003年のアニメ｢明日のナージャ｣：ナージャ・アップルフィールド役
• 2004年のアニメ｢スクールランブル｣：塚本天満役
• 2005年のアニメ｢交響詩篇エウレカセブン｣：アネモネ役
• 2006年のアニメ｢コードギアスシリーズ｣：紅月カレン役
• 2011年のアニメ｢スイートプリキュア♪｣：北条響ことキュアメロディ役
• 2019年のアニメ｢臨死！！江古田ちゃん｣：江古田ちゃん役

名探偵コナンに登場する上原由衣に関する感想では上原由衣がかわいいといった感想が多く寄せられていました。名探偵コナンに登場する上原由衣は大人なお姉さん的キャラクターであり、作中トップクラスの美貌を持っています。そのため上原由衣は名探偵コナンファンに高い人気を博しています。

名探偵コナンに登場する上原由衣に関する感想では大和勘助とのカップリングが好きといった感想も多く寄せられていました。上原由衣は大和勘助が大好きであり、幼い頃よりずっと想い続けています。しかし大和勘助はそれに気付いているのか気付いていないのか不明ですか、あまり気持ちを表に出しません。この絶妙な距離感を保っている上原由衣と大和勘助は数ある名探偵コナンのカップリングの中でも特に高い人気を博しています。

名探偵コナンに登場する上原由衣に関する感想では早く大和勘助と一緒になって欲しいといった感想も多く寄せられていました。上原由衣と大和勘助は上述でご紹介した通り、絶妙な距離感を保ったままで未だ交際していません。もしかすると、今後上原由衣と大和勘助の恋愛にスポットを当てたエピソードが描かれることになるやもしれません。

本記事では名探偵コナンに登場する上原由衣について大和勘助や諸伏高明との関係や登場回、アニメの声優などをまとめてご紹介しました。作中でトップクラスの美貌を持つ上原由衣は長野県警の刑事として大和勘助や諸伏高明と共に今後も活躍する姿を見せてくれることでしょう。また今後描かれるであろう上原由衣と大和勘助の関係も目を離すことが出来ません。