【名探偵コナン】FBIの捜査官のメンバー一覧！初登場回はアニメ・原作の何話？

名探偵コナンの作中で江戸川コナンと同じく黒の組織を追うFBI。FBIとは赤井秀一を筆頭に数々の優秀な捜査官がメンバーとして所属しているアメリカの一大警察機関であり、同じ黒の組織を追う江戸川コナンと協力関係を築き上げています。本記事ではそんなFBIに所属する捜査官のメンバーの名前や初登場回を一覧でご紹介します。またメンバーの名前や登場回の他にもアニメの声優や殉職した赤井秀一のその後などもご紹介します。

それではまずFBIのメンバーの名前や初登場回などを一覧でご紹介していく前に、FBIが登場する名探偵コナンの作品情報についてご紹介していきます。FBIが登場する名探偵コナンとは黒の組織によって子供の姿に変えられた主人公・工藤新一が江戸川コナンという名前を語り、数々の事件を解決していく青山剛昌の推理漫画作品です。連載誌は｢週刊少年サンデー｣となっており、1994年から2020年10月現在まで連載が続いています。

20年以上も連載が続く漫画名探偵コナンはアニメや劇場版アニメも長期に渡って制作され続けており、知らない人がいないほど非常に高い知名度を誇っています。名探偵コナンが一大シリーズとなった理由はその人気です。漫画名探偵コナンは全世界で老若男女問わず愛されており、これまで2億3000万部もの累計発行部数を記録しています。2020年10月現在名探偵コナンの人気は衰えておらず、今後も人気を伸ばし続けることでしょう。

名探偵コナンの主人公・高校生探偵の工藤新一は難関な事件を見事な推理力で見抜く｢日本警察の救世主｣であり、様々な人々に慕われていました。しかし工藤新一は毛利蘭と訪れた遊園地で黒の組織に襲われ、ある薬で子供の姿に変えられてしまいます。子供の姿になった工藤新一は江戸川コナンと名前を改め、毛利蘭の家で居候することに。そして江戸川コナンと名前を改めた工藤新一は黒の組織を追うために行動を始めるのでした。

本記事で所属しているメンバーの名前や初登場回、アニメの声優などを一覧でご紹介するFBIとは名探偵コナンシリーズに登場する組織の1つです。名探偵コナンシリーズに登場するFBIはアメリカに実在する連邦捜査局という名前の警察機関の略称であり、江戸川コナンこと工藤新一と並ぶ実力を持った捜査官が多数メンバーとして在籍しています。そんなFBIは犯罪組織である黒の組織を追っており、合計4人のメンバーが登場しています。

名探偵コナンの本編の5年前あたりからFBIはメンバーの1人である捜査官・赤井秀一を使って黒の組織の潜入捜査を行っていました。しかし途中でミスが発生し、潜入捜査は失敗に終わってしまいます。その後FBIは標的の1人ベルモットを追い、日本を秘密裏に訪れました。そこでFBIは同じく黒の組織を追う江戸川コナンと協力関係を築き上げます。ちなみにメンバー全員が日本語を話せるものの、未だ日本人のメンバーは登場してません。

ではここからは名探偵コナンに登場するFBIの捜査官及びメンバーの名前と初登場回を一覧でご紹介していきます。まず最初に一覧でご紹介するFBIのメンバーの名前は赤井秀一です。FBIに所属している赤井秀一とは名探偵コナンの主要キャラクターの1人であり、鋭い目つきとニット帽が大きな特徴となっています。赤井秀一はFBIが切札としているほどの捜査官となっており、並ぶ者がいないほど卓越した頭脳と射撃能力を持ってます。

FBIが追う黒の組織もその高い実力を知っており、赤井秀一は狼人間さえも殺すことが出来る｢シルバーブレット｣という名前で恐れられています。名探偵コナンの作中で赤井秀一は灰原哀の姉である宮野明美に接触し、ライという名前で黒の組織に潜入しました。その中で赤井秀一は黒の組織を追う江戸川コナンと共同戦線を張ることになりました。そんな赤井秀一の初登場回はコミックス29巻に収録された｢謎めいた乗客｣です。

またアニメ版の名探偵コナンでは230話｢謎めいた乗客｣の前編で初登場を飾りました。その後赤井秀一はアニメ名探偵コナン第345話｢黒の組織と真っ向勝負　満月の夜の二次元ミステリー｣で黒の組織に潜入するFBI捜査官であることが判明しました。他にも赤井秀一はコミックス85巻（アニメ781話）の｢緋色シリーズ｣やコミックス92巻（アニメ881話）の｢さざ波の魔法使い｣といった多数のエピソードに登場しています。

2人目にご紹介するFBIのメンバーの名前はジェイムズ・ブラックです。ジェイムズ・ブラックとは上述でご紹介した赤井秀一に指示を出すFBI捜査官チームのトップを務めるキャラクターであり、灰色の髭とメガネが特徴となっています。FBI捜査官チームのトップであるジェイムズ・ブラックは江戸川コナンに並ぶほどの洞察力と推理力を持っており、江戸川コナンの高い実力をすぐに見抜いて情報を渡すなどの協力関係を結んでいます。

そんなジェイムズ・ブラックの初登場回は漫画名探偵コナンの第32巻に収録された｢シカゴから来た男｣です。これはアニメ版名探偵コナンの第258話にあたるエピソードです。この初登場回でジェイムズ・ブラックはアニマルショーのスポンサーに間違えられて誘拐され、江戸川コナンに助けられました。また他にもジェイムズ・ブラックはコミックス58巻とアニメ497話に収録された｢赤と黒のクラッシュ｣にも登場しています。

3人目にご紹介するFBIのメンバーの名前はジョディ・スターリングです。ジョディ・スターリングとは黒の組織を追うために毛利蘭が通う帝丹高校の英語教師として日本に潜入したキャラクターであり、大きめのフレームと美しい綺麗な容姿が特徴となっています。昔ジョディ・スターリングはFBI捜査官であった父親を黒の組織のメンバーであるベルモットに殺害されており、ベルモットへの強い恨みから証人保護システムを受けました。

証人保護システムを受けたことでジョディ・スターリングはFBIの捜査官となり、ベルモットを追って日本を訪れました。捜査でミスをしたという嘘をついているものの、江戸川コナンや毛利蘭とは親しい関係を築き上げています。特に｢Cool Kid｣や｢Cool Guy｣と呼んでいる江戸川コナンのことを高く評価しています。そんなジョディ・スターリングの初登場回はコミックス27巻の｢バトルゲームの罠（アニメ226話）｣となっています。

4人目にご紹介するFBIのメンバーの名前はアンドレ・キャメルです。アンドレ・キャメルとはトレーニングが大好きな体格のいいFBI捜査官であり、人相の悪さと荒っぽい言動が特徴となっています。FBI捜査官の中でアンドレ・キャメルは非常に優れたドライビングテクニックを持っており、キールの移送作戦に呼ぶなど赤井秀一から高く評価されています。そんなアンドレ・キャメルの初登場回は58巻の｢赤と黒のクラッシュ｣です。

上述でご紹介した通り｢赤と黒のクラッシュ｣はアニメ497話にあたるエピソードです。初登場回でアンドレ・キャメルは赤井秀一の作戦で捜査をかき乱し、黒の組織のメンバーと疑われていました。また他にもアンドレ・キャメルはコミックスの第85巻に収録された｢緋色シリーズ（アニメ781話から783話）｣にも登場しています。ちなみにアンドレ・キャメルがミスをしたことで赤井秀一が行っていた黒の組織の潜入捜査が失敗しました。

ではここからはアニメ名探偵コナンでFBIのメンバーを演じた声優について一覧でご紹介していきます。まずアニメ名探偵コナンで赤井秀一を演じた声優は1970年代から活動しているベテラン声優の池田秀一です。池田秀一は｢機動戦士ガンダム｣のシャア役で知られている声優であり、非常に高い人気を博しています。シャアの他にも池田秀一は｢ガンダムSEED｣のギルバートや｢るろうに剣心｣の比古清十郎などのキャラを演じています。

アニメ名探偵コナンでジェイムズ・ブラックを演じた声優は｢風の谷のナウシカ｣でクロトワを演じたベテラン声優の家弓家正です。家弓家正は悪者や品の良い老人キャラを多く演じている声優であり、｢銀河英雄伝説｣のレベロ役や｢未来少年コナン｣のレプカ役などを担当しています。しかし家弓家正は2014年に80歳で死去し、名探偵コナンのジェイムズ・ブラック役は｢北斗の拳｣のアミバ役で知られる土師孝也が引き継ぐことになりました。

上述でご紹介した通り、ジェイムズ・ブラックの声優は家弓家正が死去したことで土師孝也に引き継がれました。家弓家正からジェイムズ・ブラック役を引き継いだ土師孝也とは1974年から芸能界で活動しているベテラン声優であり、俳優出身であることから非常に高い演技力を持っていることで知られています。そんな土師孝也は｢北斗の拳｣のアミバ役の他に｢ハリーポッターシリーズ｣のスネイプ先生の吹き替え声優も担当しています。

アニメ名探偵コナンでジョディ・スターリングを演じた声優は女優としても活動している女性声優の一城みゆ希です。一城みゆ希とは1969年にデビューしたベテラン声優であり、これまで｢真マジンガーZ｣の錦織つばさや｢ロジャー・ラビット｣のジェシカ・ラビットといった妖艶なキャラクターを数多く演じています。アニメ名探偵コナンでも一城みゆ希は綺麗な大人のお姉さんであるジョディ・スターリングを見事に演じています。

アニメ名探偵コナンでアンドレ・キャメルを演じた声優はフリーで活動している男性声優の梁田清之です。梁田清之とは1987年にデビューした男性声優であり、力強い渋めな声色を持っていることから｢ドラゴンボールGT｣のナッパ役や｢コードギアスシリーズ｣のダールトン役などに起用されています。またアニメの他にも梁田清之は映画の吹き替えや特撮ドラマの声優としても活躍しています。

名探偵コナンの48巻と49巻に収録された｢ブラックインパクト！組織の手が届く瞬間｣の作中で黒の組織に所属しているキールこと水無怜奈はFBIに追跡され、その途中で事故に遭って重傷を負ってしまいました。事故に遭った後、水無怜奈は赤井秀一が所属するFBIの監視下に置かれることになりました。その後名探偵コナンの56巻から59巻に収録された｢赤と黒のクラッシュシリーズ｣で水無怜奈がCIAのスパイであることが判明します。

それを知った赤井秀一は江戸川コナンと共に水無怜奈を再びキールとして黒の組織に戻し、黒の組織の情報を得ようと画策しました。しかし黒の組織の幹部であるジンはこれを疑い、赤井秀一を殺害するよう水無怜奈へ命じます。水無怜奈はこの命令を受け、肺と頭を銃で撃って赤井秀一を殺害します。その後水無怜奈の首に付けたカメラで監視するジンは赤井秀一を仕留めたと確信し、証拠隠滅のために赤井秀一の車を爆破するのでした。

水無怜奈ことキールに射殺されて車ごと爆破された死体はFBIの調べで赤井秀一のものだと断定されました。しかしその後コミックス85巻に収録された｢緋色の帰還｣で赤井秀一は再び姿を現します。赤井秀一が殺害される前、彼に追われた黒の組織の楠田陸道は自殺していました。実は赤井秀一は楠田陸道の死体を使い、死を偽装していたのです。この案は江戸川コナンが考えたものであり、影でジョディが証拠隠滅を行っていました。

楠田陸道の死体を使うことで生きていた赤井秀一。赤井秀一は黒の組織から生存を察知されないため、大学生の沖矢昴と名乗り、生活することにします。しかし住んでいた場所が燃えてしまい、最終的に工藤邸で身を潜めることにしました。その後赤井秀一は黒の組織の調査と並行して灰原哀の護衛も務めることになりました。ちなみに沖矢昴と名乗った赤井秀一の初登場回は単行本第60巻に収録された｢赤白黄色の探偵団｣です。

名探偵コナンに登場するFBIに関する感想ではFBIの中で一番赤井秀一がかっこいいといった感想が多く寄せられていました。名探偵コナンに登場する赤井秀一は非常にかっこいい容姿と優れた実力を持った捜査官であり、FBIにとって黒の組織を追い詰める一番の戦力となっています。そんな容姿と実力の両方を兼ね備える赤井秀一は名探偵コナンファンからトップクラスの人気の高さを誇っています。

名探偵コナンに登場するFBIに関する感想ではメンバー全員が好きといった感想も多く寄せられていました。本記事でご紹介した通り、名探偵コナンに登場するFBIは非常に魅力的なキャラクターが多数所属しているアメリカの捜査機関です。そのため赤井秀一以外のFBIのメンバーも高い人気を博しています。

名探偵コナンに登場するFBIに関する感想では赤井秀一以外が無能だといった感想も多く見受けられました。残念ながらFBIのメンバー達は赤井秀一以外、名探偵コナンの作中で碌な成果を挙げていません。逆に度々作戦途中でミスを犯してしまっています。このことから名探偵コナンに登場するFBIは人気を博しているものの、評価自体はあまり高くありません。

本記事では名探偵コナンシリーズに登場するFBIについて所属しているメンバーの名前や初登場回などをまとめて一覧でご紹介しました。FBIに所属しているメンバー達は全員魅力的なキャラクターとなっており、非常に高い人気を博し続けています。未だ黒の組織を捕らえることが出来ていないので、おそらくFBIのメンバー達は今後も名探偵コナンシリーズの作中で大活躍してくれることでしょう。