【名探偵コナン】宮野明美の声優はだれ？赤井秀一との関係やアニメ登場回も紹介

• 作品名：名探偵コナン
• 原作：青山剛昌(あおやまごうしょう)
• ジャンル：ミステリーアクションアニメ
• 放送局：読売テレビ
• 放送期間：1996年1月～

名探偵コナンは、1994年から連載がスタートし、今もなお週刊少年サンデーで連載中の青山剛昌の人気推理少年漫画シリーズです。週刊少年サンデーの史上歴代最長の連載期間を持つ作品で、日本のみならず世界で愛されている日本を代表する漫画作品の一つです。

漫画・名探偵コナンの人気は漫画にとどまることなく、漫画連載から2年後の1996年にはアニメ連載がスタートし、劇場版や実写版、ゲームなど様々なメディア展開がなされている人気シリーズです。

名探偵コナンは、高校生探偵・工藤新一が事件を追う途中で、謎の黒づくめの集団(黒の組織)の薬のせいで少年にさせられてしまったところから始まる物語です。黒の組織の謎を解明するために、様々な事件を解決しながら組織の謎に迫っていく物語です。

宮野明美(みやのあけみ)は、灰原哀(宮野志保)の姉で、表向きは銀行員(漫画では大学生)をしている黒の組織のメンバーです。宮野明美は、イギリス人とのハーフの母親と、日本人の父親の間に生まれたクォーターで、家族思いで正義感の強い性格の持ち主です。

宮野明美は、黒の組織に加担していませんでしたが、生まれた時から黒の組織の中にいた妹の事を思い、組織から妹を開放してもらうように頼み込み黒の組織の任務を遂行するようになります。黒の組織で働く人間として、人をだます演技力を兼ね備えており、妹を救おうと大きな組織に立ち向かう強さを兼ね備えた女性です。

宮野明美の家族・1人目にご紹介するのが、「宮野厚司(みやのあつし)」です。宮野厚司は、宮野明美と宮野志保(灰原哀)の父親で、研究所の火事で36歳で命を落としています。宮野厚司は、宮野明美の父親であるとともに、赤井秀一のおじさんでもあり、赤井秀一の父親の赤井務武は義理のお兄さんです。名探偵コナンの登場回数は少ないキャラクターです。

宮野厚司は過去に製薬会社で研究員として働いていた時に、研究を悪とされ、学会・会社から追放されました。追放されてからは、個人病院で医師として働いていましたが、研究のバックアップを打診され黒の組織のメンバーとして働いた経歴を持ちます。宮野厚司が黒の組織で研究員として働き、「シルバー・ブレット」という薬の研究・開発に携わっていました。

宮野明美の家族・2人目にご紹介するのが、宮野エレーナです。宮野エレーナは、宮野明美と宮野志保(灰原哀)の母親です。日本人の父親とイギリス人の母親とのハーフで、赤井秀一の母親・メアリー・世良の実妹です。地味で無口、人見知りな性格の持ち主で、宮野厚司と同じく研究所の火事で30歳でなくなっています。名探偵コナンの登場回数は少ないキャラクターです。

宮野エレーナは、宮野厚司と共に黒の組織の科学者として働き、黒の組織からは「ヘル・エンジェル(地獄に落ちた天使)」と呼ばれていました。宮野厚司と同じく「シルバー・ブレット」という薬を開発している途中に、火事で亡くなったといわれています。

宮野明美の家族・3人目にご紹介するのが、宮野志保(灰原哀)です。宮野志保は、宮野明美の妹で、現在は灰原哀という名前で小学生として生活しています。宮野志保は、親が黒の組織の研究所で働いていたため、生まれたときから黒の組織の一員とされ、頭の良さを活かし、科学者としていろいろな薬の開発に携わっていた人物です。

宮野志保が自身の開発途中の薬「APTX4869」の作用によって、小学生のように幼児化した現在の姿がこちらです。宮下志保は、現在灰原哀として、小学校に通い阿笠博士の家で生活しています。

宮野明美のアニメ声優を演じているのが、玉川砂記子(たまかわさきこ)です。玉川砂記子は、1962年1月20日生まれ・東京都出身で、シグマ・セブンに所属している声優兼女優・歌手です。

玉川砂記子は子役として芸能界に入り、大河ドラマなど多くの作品で子役を演じ、その後歌手としても活躍、ムーミンの主題歌をカバーし、レコード大賞童謡賞を獲得するなど一躍有名になります。玉川砂記子はその後、1970年頃から声優としても活動をはじめ、幅広い役柄をこなせる声優として活躍している人気声優です。

宮野明美の声優・玉川砂記子の主な出演作品が「逮捕しちゃうぞ」です。逮捕しちゃうぞは美人婦人警官コンビが主人公のアクションコメディです。宮野明美の声優・玉川砂記子は主人公で、正義感が強い性格の女性警察官(階級は巡査)の辻本夏実の声優を演じています。

宮野明美の声優・玉川砂記子の主な出演作品が「創聖のアクエリオン」です。創聖のアクエリオンは、SFロボットアニメです。宮野明美の声優・玉川砂記子はエレメント候補生のサイコセラピストとして、生徒の心のケアをするソフィア・ブランの声優を演じています。

宮野明美の声優・玉川砂記子の主な出演作品が「昭和物語」です。昭和物語は、高度成長期の東京を舞台にした家族物語です。宮野明美の声優・玉川砂記子は主人公の易しい母親の山崎佳乃子の声優を演じています。

宮野明美と赤井秀一は、元恋人同士の関係でした。赤井秀一はFBIに所属しており、黒の組織に潜入するために、黒の組織の一員である宮野明美と交際したといった過去があります。黒の組織に潜入するための偽装恋愛として付き合い始めたものの、赤井秀一は宮野明美に惚れてしまって、本気で交際するようになっています。

宮野明美は、赤井秀一が黒の組織に潜入していると気づきながら交際していたものの、いつの間にか、宮野明美にとって赤井秀一はなくてはならない存在になってしまっていて、お互いに相思相愛な恋人関係でした。

宮野明美と赤井秀一の出会いは、交通事故がきっかけです。この事故は、宮野明美が乗る車に、赤井秀一が運転する車がぶつかって起こりました。実は、宮野明美の車にぶつかって、宮野明美の連絡先を聞き宮野明美を口説いて黒の組織に潜入するといった赤井秀一の企みで故意的に起こした事故です。結果赤井秀一は、宮野明美の恋人となり黒の組織に潜入することに成功しています。

宮野明美と赤井秀一の、二人の関係を語る上で、外せないといわれているのが「メールのPSの内容」です。メールのPSの内容とは、宮野明美が赤井秀一に送ったメールの続きのことです。宮野明美は妹を組織から抜けさせる条件として、10億円強奪事件を起こします。

その事件を起こした際に、黒の組織に殺害されてしまうのですが、殺害されてしまう前に赤井秀一に送ったメールで、PSの続きはアニメや漫画などでは記されておらず謎のままになっています。しかし、PSの後には赤井秀一に自分の妹を自分の変わりに守ってほしいなどと書かれていたのではないか？と名探偵コナンファンの間では推測されています。

宮野明美と赤井秀一は元恋人同士ですが、実は親戚同士の関係でもあります。赤井秀一の母親のメアリー・世良と、宮野明美の母親の宮野エレーナは実の姉妹であり、姉妹の子ども同士なので、実際にはいとこの関係にあるとされています。そのため、赤井秀一の母親のメアリー・世良の容姿は、灰原哀とよく似ており親戚関係だということが顔立ちを見てもわかります。

宮野明美は黒の組織の一員で、灰原哀(宮野志保)の姉でもあるため、登場回数は多くないものの、アニメ・名探偵コナンの重要なシーンで登場しています。そんな、宮野明美が登場した際の名言や名シーン、登場回などについてご紹介します。

宮野明美が名探偵コナンのアニメに初登場した登場回は、128話です。アニメ・名探偵コナン128話「黒の組織10億円強盗事件」で宮野明美として登場し、灰原哀の姉である事がわかりました。

宮野明美の名言1つ目にご紹介するのが、「言わなきゃわかんない？…」です。この名言は、宮野明美がアニメ・名探偵コナン503話の登場回で言ったセリフです。FBIだとわかっているのに交際していたことを赤井秀一が知り、なぜ離れないか？を宮野明美に聞いたときに、宮野明美が発した名言です。

宮野明美の名言2つ目にご紹介するのが、「頼んだわよ…」です。この名言は、宮野明美がアニメ・名探偵コナン128話の登場回で言ったセリフです。宮野明美が亡くなる前に、10億円が入っているロッカーのカギをコナンに渡しながら発した言葉です。10億円のありかはもちろん、黒の組織の全貌を暴いてなどといった意思が込められていると考えられている宮野明美の深い意味をもつ名言です。

宮野明美が死亡した理由は、黒の組織によく思われていなかったからです。妹の宮野志保を黒の組織から解放するために黒の組織に掛け合った宮野明美は、交換条件に「10億円強盗事件」を起こすように命じられます。

10億円強盗事件は失敗に終わり、10億円強盗事件の責任を宮野明美のせいにして殺害するのが黒の組織の目的でした。しかし、強盗事件は成功し宮野明美の思い通りになったかと思いましたが、10億円の在りかを黒の組織に話さなかったため、結果的に黒の組織に殺害されてしまいました。

宮野明美は、妹の宮野志保の事を大切に思い妹の為に行動している家族思いな性格の持ち主でしたが、灰原哀自身も姉の事を大切に思い慕っていました。灰原哀が生まれてすぐに両親が火事で亡くなっているため、唯一の肉親でしたが唯一の肉親が亡くなったショックは計り知れないものだと考えられます。自身の姉の宮野志保の事を、アニメ29話で語っています。

宮野明美は、強盗事件の後に黒の組織によって殺害されてしまいますが、黒の組織によって亡くなった年齢は25歳です。

宮野明美の元恋人でもある赤井秀一は、現在32歳か33歳だといわれています。33歳として週刊少年サンデーに登場していますが、コミック版では32歳として訂正するなどといった情報もあり、正式な年齢は不明です。しかし、32.33歳と30代前半であることは間違いありません。

宮野明美の声優を演じた玉川砂記子は、赤井秀一の声優を演じている池田秀一の妻で、名探偵コナンファンの間の中では有名な話として知られています。そのほかにも名探偵コナンの声優は、いろいろなつながりがある人が多く、名探偵コナンの声優あるあるといわれる一つとして話題を集めています。

宮野明美の声優・玉川砂記子と、赤井秀一の声優の池田秀一が、結婚しているということを知って、名探偵コナンのストーリーでは相思相愛だったのにも関わらず結ばれなかった二人が、現実世界で結ばれていると考える人も多く、声優二人の関係に幸せを感じる名探偵コナンファンが多いです。

宮野明美の声優・玉川砂記子の演技力を支持する人も多く、幅広い役を演じられる声優・玉川砂記子のすごさを名探偵コナンで感じる人も多いです。特に、攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXのタチコマを演じた声優と宮野明美の声優が同じといった、宮野明美の声優としての演技力の幅の広さに事に驚く人も多いです。

灰原哀の姉・宮野明美は、妹の為に黒の組織に立ち向かった姉であり、名探偵コナンで重要なキャラクターともいえる赤井秀一の元交際相手として、たびたび回想シーンで登場するキャラクターです。声優・玉川砂記子の演技力もすごいと話題を集めているので、宮野明美のキャラクターや声優の演技力が気になった方は一度アニメ・名探偵コナンを見てみてはいかがでしょうか？