【名探偵コナン】黒の組織に潜入したスパイ・裏切者一覧！赤井秀一の秘密も考察

大人気少年漫画『名探偵コナン』の黒の組織について焦点を当てて紹介をしていきます。そして、赤井秀一と安室透の因縁の過去についても触れていきます。それではさっそく見ていきましょう。

• 漫画タイトル：名探偵コナン
• 原作者：青山剛昌
• 連載期間：1994年から連載中（2019年1月時点）
• 巻数：95巻（2018年10月時点）
• 掲載誌：週刊少年サンデー（小学館）

黒の組織とは、『名探偵コナン』の主人公の工藤新一の体をアポトキシン4869を投与したことによって体を小さくさせた謎の組織です。黒ずくめの組織と言われることもあります。国際的犯罪集団で、正式名称は不明。黒の組織の目的はいまだに明かされておらず、「極秘プロジェクト」を進めている集団だと言います。

黒の組織に潜入捜査に入っているスパイの赤井 秀一です。彼は、FBIの捜査官です。黒の組織のコードネームは「ライ」。黒の組織に、潜入捜査で加入した時の名前は、諸星 大（もろぼしだい）という偽名を使ってスパイ活動を続けます。しかし、黒の組織に入った3年後にスパイであることがバレてしまい逃走しています。

黒の組織の目を欺くために、コナンのトリックにより、赤井秀一は「死んだ」と思わせるために楠田陸道という男を使い死亡のねつ造をしています。現在は、沖矢昴という大学院生になりすまし工藤新一の家に住んでいます。黒の組織からすれば、赤井秀一は、裏切り者扱いということになります。

黒の組織に潜入捜査に入っているスパイの（本名）本堂 瑛海です。彼女は、CIAの諜報員です。黒の組織のコードネームは「キール」。アナウンサーとして活動していた時の名前は、水無 怜奈（みずなし れな）という偽名で活動をしていました。自分のミスで、黒の組織に正体がバレそうになっていましたが、父の死と引き換えにバレずにいます。そして、父親の意思を受け継ぎ、黒の組織を滅ぼそうとしてくれているコナンの仲間です。

ある事件で、FBI捜査官に追い詰められてオートバイから転倒をして入院していたが、「赤井秀一を殺せ」というジンの命令に従い、ジンの目を欺くことに成功し、黒の組織に戻ることができました。そして現在も黒の組織に潜入捜査として入っているスパイです。

先ほど上記で紹介した、コードネーム「キール」の父親です。黒の組織に潜入しているスパイでした。CIAとして父も活動をしていて同じ時期に、娘の本堂 瑛海も黒の組織でスパイ活動をしていました。しかし、その活動をしているときに娘に発信機が取り付けられていることに気づかず2人とも命のピンチが訪れてしまいます。しかし、父は、自分が悪者になり、娘をかばって殉職してしまいます。

映画『名探偵コナン　ゼロの執行人』より人気急上昇中の安室透ですが、この、安室透という名前は偽名です。本名は、降谷 零（ふるや れい）です。黒の組織に潜入しているスパイで、職業は、日本の公安警察の1人です。コナンの家の下にある喫茶店ポアロでバイトをしている建前、毛利小五郎の弟子として探偵をしながら黒の組織に潜り込んでいるので、組織からしてみれば、裏切り者になります。

コードネームは「バーボン」。赤井秀一とは、あることがきっかけで因縁関係にあり今でも嫌悪感を示しているほどです。安室透の能力は、長けていて、黒の組織のNO2のRUMに近い存在であると言われています。

コードネームは「スコッチ」。安室透と同じく公安警察の人間で黒の組織に潜入しているスパイになります。安室透とは、同期に近い存在で親しい間柄でした。しかし、黒の組織に潜入していたスパイだとバレてしまい組織から追われることになります。赤井秀一に追い詰められて、赤井が持っていた拳銃で胸ポケットに入っていたケータイと一緒に心臓を打ち抜いて自殺します。
 

安室透が、スコッチを心配して追いかけたことも自殺を招く引き金となってしまいました。そこにいた赤井秀一を目撃した安室透は、赤井秀一が「スコッチ」を殺したと思い込んでいます。安室透と、赤井秀一の因縁は、「スコッチ」が原因になっています。

『劇場版名探偵コナン、純黒の悪夢（じゅんこくのナイトメア）』にて初めて登場したキャラクターです。コードネームは「リースリング」。黒の組織に潜入捜査しているドイツ連邦情報局（BND）からのスパイです。黒の組織に潜入しているスパイ（裏切り者）だと、ジンたちにバレてしまいベルリンで射殺されてしまいます。

『劇場版名探偵コナン、純黒の悪夢（じゅんこくのナイトメア）』にて初めて登場したキャラクターです。コードネームは「スタウト」。黒の組織に潜入捜査しているMI6(英国秘密情報部)からのスパイです。黒の組織に潜入しているスパイ（裏切り者）だと、ジンたちにバレてしまいコルンによってロンドンで射殺されてしまいます。コルンとは組織内で親しい間柄だったようです。

『劇場版名探偵コナン、純黒の悪夢（じゅんこくのナイトメア）』にて初めて登場したキャラクターです。コードネームは「アクアビット」。黒の組織に潜入捜査しているCSIS(カナダ安全情報局)からのスパイです。黒の組織に潜入しているスパイ（裏切り者）だと、ジンたちにバレてしまい、トロントで観光ガイドをしていた時に、ヘリコプターからキャンティに射殺されます。

本名は、宮野志保（みやのしほ）、黒の組織でのコードネームは「シェリー」。両親の死後、両親が開発した「APTX4869」（アポトキシン4869）の遺志を継ぎ、薬の開発に携わるようになります。姉の宮野明美を、黒の組織に殺されてから、反発心がありました。開発途中だった薬を勝手に使われたことに激怒し、薬の開発を中止したことで監禁されてしまいます。

その時に、予備で持っていた「APTX4869」を自殺するために、自分で服用し、身体が幼児化してダッシュボードから抜け出すことに成功。黒の組織からの脱走者として追われることになります。現在は、灰原哀と名乗りコナンたちと一緒に小学生として生きています。ミステリートレインの時に、爆発事故に巻き込まれたと思われていて、ベルモット以外は生きていることを知りません。

赤井秀一（諸星 大）は、組織の脱走者である灰原哀の姉・宮野明美と付き合っていました。黒の組織に潜入した当初は、髪の毛がロングでした。しかし、ジンに正体がバレてしまい、組織から脱走者となり追われる身となりました。髪を切った理由は「恋人にフラれっぱなしのゲン直し」とのことです。宮野明美に申し訳ない気持ちもあったからなのでしょうか？赤井の心は何を思っているかわからないのでまだまだ謎多き男性キャラクターだと言えます。

ここでいう恋人とは、おそらくですが、黒の組織と、宮野明美の両方を指していると考えられます。恋人＝宿敵のジンのように漫画やアニメでも描かれるシーンもありました。恋人を殺したヤツ（ジン）を必ず捕まえるという赤井の心の現れだったのかもしれません。

コナンと赤井たちFBIは、楠田陸道を使って「赤井の死の偽装工作」をしました。FBIでそのことを知っていたのは、ジェームスだけです。そして、アパートに下宿していましたがそのアパートもまさかの火事で焼失してしまいアガサ博士の隣にある工藤新一の家で暮らすことになります。この変装は、アガサ博士が開発したチョーカー型変声期と、新一の母・工藤有希子の変装術を学び、変装をしています。

工藤新一の家に住んでいるのは、おそらくですが、アガサ博士の家に居候をしている、灰原哀を守るためもあるのでしょう。灰原哀＝宮野志保を追いかけている黒の組織の仲間のバーボンもいましたし念のためというところもあるのでしょう。

ここからは、名探偵コナンで現在人気急上昇中の安室透の秘密について紹介をしていきます。まずは、安室の「トリプルフェイス」の異名があることについて触れていきます。それでは見ていきましょう。

• 公安警察官の「降谷零（ふるやれい）」（本名）警察庁警備局警備企画課（通称ゼロ）所属
• 黒の組織、コードネームは「バーボン」
• 毛利小五郎の弟子「安室透（あむろとおる）」

安室透は、29歳独身の男性で小麦色の肌に白い髪の青年です。アニメ版の声優は、古谷徹が演じています。愛車は白のマツダ・RX-7 (FD3S)。普段の安室透は、少年探偵団のメンバーにも優しいですが、黒の組織での活動中は、声のトーンも低くしているのが特徴です。冷淡な男を演じているのでしょう。女性に大人気の秘密がこのトリプルフェイスの中にあるようです。

公安警察としての姿は、映画『ゼロの執行人』が一番長く描かれています。そして、安室透とFBI捜査官の赤井秀一とはある因縁があります。安室の親友である、組織に潜入をしていた「スコッチ」（本名不詳）がなくなったことに関係しています。安室透は、赤井が、「スコッチ」を殺したと思っていますが、実はそうではなく「階段を駆け上がる音が敵が来たと勘違いをして秘密を守るために自殺した」ということが真実です。

その時、赤井秀一がそばにいたので安室透は勘違いをしているのです。安室透が階段を駆け上がっていた音を敵と勘違いしてしまったことを赤井は知っているので黙っているのだと考えられます。安室のせいで親友の「スコッチ」が死んだとは言えずにいる赤井秀一です。自殺を止めていたのにそれすらも隠している赤井秀一もまた謎多き男です。

バーボンとベルモットは、黒の組織内では29歳と同い年になっています。ベルモットとバーボンは単独行動をしながらも協力関係を保っています。お互いが、お互いを探っているのかもしれません。赤井秀一の死亡説を確かめるために安室を似せた男に変装して調査したり、灰原哀の抹殺を頼んだりしています。ベルモットは、コナンと蘭だけには危害を加えないようにといつもお願いをしています。

そして、バーボンはベルモットの”ある秘密”を知っているらしいです。ボスとベルモットには何やら深い関係があるようです。黒の組織で「ベルモットの秘密」を知っているのはほんの数人しかいないそうです。バーボンが死ねば、その秘密が公になる手はずになっているとも言っていました。ベルモットの真相も明らかになっていないのでまだまだ謎が多いです。

黒の組織NO2と言われている「RUM（ラム）」は、『劇場版　名探偵コナン　 純黒の悪夢（じゅんこくのナイトメア）』で初登場をしています。声を変声期で変えて登場しているので誰なのかわかっていませんが、その時のしゃべり方や口調から「女性ぽさ」が出ていることもあり、「RUMは女のキャラクターなのでは？」というファンの見方もあります。

黒の組織の「あの方」の側近でNO2です。潜入捜査をしていた赤井も「ジン以上の大物」だと言っていました。灰原と赤井が組織にいたころも会ったことがなく全く分からない存在です。RUMの噂では、「屈強な大男・女のような男・年老いた男」様々な特徴があるようです。唯一は、「事故で片目を負傷して義眼であること」だと言います。RUMの情報は、たくさんあるようであまりない状態です。今後の展開に期待です。

コードネームは「ベルモット」。女優として活動をしていた時は、「クリス・ヴィンヤード」でもあり「シャロン・ヴィンヤード」です。どちらの人物もベルモットが変装した人物です。新一の母、工藤有希子とも知り合いで、なぜか年を取っていません。何よりも、コナンと蘭に関しては、命を守ろうとしているところもありますが、灰原哀に対しては容赦なく抹殺をしようと試みています。

ベルモットに関しては、謎が多すぎるところもあります。あの方との重要な関係あるようなのですが、まだ明らかになっていません。余談ですが、シャロンとクリスが同一人物であることを知っているのは、新一の母・ジョディ（FBI）・コナン・赤井秀一などです。ベルモットの年齢は、おそらく40代くらいだろうと予想されていますが年齢すらも不明です。ベルモットの今後の展開に期待です。

黒の組織に最初からいる人物。コードネームは「ジン」。工藤新一を「アポトキシン4869」を使い小さくした人物でもあります。長い銀色の髪の毛が特徴的。あの方の駒として黒の組織の中で活動をしている様子です。ジンは、コナンと対峙することがありましたが、強靭な精神力と洞察力に優れた人物です。冷酷さもあり、人を抹殺することを何とも思っていません。

黒の組織に最初からいる人物。コードネームは「ウォッカ」。ジンを兄貴と呼び慕ってるジンの右腕として活動をしています。サングラスとぽっちゃり体形が特徴的です。変装をしたり、運転をするなどしてジンのサポートをしている人物です。人を抹殺することに躊躇することもあるので、黒の組織内では、人間味が意外にもある人物です。

コードネームは「キャンティ」。黒の組織の中では、スナイパーとしての役割です。黒の組織の話では、途中から参戦したメンバーになります。ベルモットが、カルバドスを連れて狩り（灰原哀を抹殺）に出たときに、赤井秀一がカルバドスを仕留めたことに腹を立てているのでベルモットのことが嫌いで仕方ないです。映画にも黒の組織編では、大体出てくるようになったので中堅的位置にいる存在です。

コードネームは「コルン」。黒の組織の中では、キャンティと同じくスナイパーとしての役割です。キャンティと同じく、途中から参戦したメンバーになります。無口で口数は少ないが、スナイパーとしての腕前は確かな人物です。しゃべり方は、なぜか片言で話します。キャンティと同じ理由でベルモットのことが大嫌いです。

黒の組織に関する感想などがたくさんSNSに寄せられています。今回は、Twitterを使って紹介をしていきます！一番多かったのは、安室透のこと、そしてRUMの考察についてが多かったです。

2019年の名探偵コナンに登場するメインキャラクターの京極真が最近では少し話題になっています。黒の組織に、京極を連れていけば勝てる！という意見が圧倒的に多いようです。今までずっと待機状態だった京極さんも映画での活躍を期待しています。今後、もしかすれば黒の組織とのかかわりも出てくるかもしれません。

京極さんに関するツイートと黒の組織の評価です。以外にも外部の人間が多数在籍している黒の組織。”黒の組織は、弱いグループなのでは？”とネットなどでも話題になっています。京極さんと赤井秀一、コナン、公安警察官の降谷さんで乗り込めば、コナンすぐに解決するかも？という話題にもなっています。黒の組織の完結を含め、コナンの完結が待ち遠しいと思っている方も多いようです。

黒の組織のNO2・RUMの情報があったようです。RUMは、安室透を使い情報収集をしているので、安室透は、RUMの中では、相当お気に入りの人物だということがわかります。コナンは、安室透にRUMの情報を一つだけ教えてくれています。「せっかち」であること。この「せっかち」には、かなり奥が深そうな意味を持っていそうです。今後のRUM情報を待っていましょう。

RUMの予想が過熱しています。RUMの話が出てきてから、時間が経っていますが全然正体がわかりません。SNS(Twitter)でRUM予想を議論されています。一番多いのは、黒田管理官・若狭先生の名前をよく見ました。そろそろRUMの正体もわからないとファンの人たちはしびれを切らしそうなところまで来ているかもしれません。RUMの正体がわかる日が来るのをみんなが待っている状況です！

羽田浩司がRUMだと予想している人もいます。この人は、昔事件に巻き込まれて死んでいるのですが、死体はないそうです。まさかの、生存している説が浮上してきています。羽田浩司にも秘密がありそうですし、ASACAという男もよくわからず死亡しているようなので黒の組織の事件がらみはより複雑さを増してきている状況です。

コナンに、登場する黒の組織に焦点を当てて紹介をしてきました。黒の組織は、スパイや裏切り者がたくさんいる国際的犯罪組織集団です。組織からの脱走者である灰原哀にもまだ秘密がありそうです。そして、コードネーム「RUM」の正体も気になるところです。解決されてないことがまだまだたくさんありますが、平成から令和へ向けて新たな黒の組織の謎を解明していきましょう！