2020年10月19日公開
2020年10月19日更新
【名探偵コナン】寺井黄之助の過去や正体は?声優や阿笠博士との関係は?
寺井黄之助とは名探偵コナンと同じ世界線を描いた漫画まじっく快斗に登場するキャラクターの1人です。まじっく快斗に登場する寺井黄之助は「じいきのすけ」という読み方をする老人のキャラクターであり、「ブルーパロット」というビリアード場のオーナーを務めています。その正体は初代怪盗キッドの元助手であり、名探偵コナンに登場する阿笠博士と交友関係を持っています。本記事ではそんなまじっく快斗に登場する寺井黄之助について名前の読み方や阿笠博士との関係、アニメの声優などをまとめてご紹介します。
寺井黄之助とは?
漫画まじっく快斗の作中でビリアード場の「ブルーパロット」のオーナーを務める寺井黄之助。寺井黄之助は独特な読み方をする老人のキャラクターであり、元々初代怪盗キッドの助手をしていたことから黒羽快斗の保護者と補佐を務めています。そんな寺井黄之助は名探偵コナンに登場する阿笠博士と昔からの知人だったといわれています。本記事では寺井黄之助について名前の読み方や阿笠博士との関係、アニメの声優などをご紹介します。
名探偵コナンの概要
では寺井黄之助の読み方や阿笠博士との関係、アニメの声優などをご紹介していく前に、寺井黄之助が登場する漫画名探偵コナンと漫画まじっく快斗の作品情報についてご紹介していきます。まず名探偵コナンとは1994年から「週刊少年サンデー」で連載されている日本の国民的漫画作品です。漫画名探偵コナンは少年の姿になった工藤新一の活躍を描く推理漫画であり、2020年10月現在までに合計98巻もの単行本が刊行されています。
その人気は凄まじく、これまで全世界において2億3000万部を越える累計発行部数を記録しています。そんな大人気漫画名探偵コナンはテレビアニメや劇場版アニメ、イベントとのコラボといった多数のメディア展開が行われています。特にアニメは1996年から放送が続いている長寿番組であり、子供から大人まで幅広いファンから支持されています。また他にも合計23作品も制作されている劇場版アニメも非常に高い人気を博しています。
まじっく快斗の概要
寺井黄之助がメインに登場しているまじっく快斗とは1987年に「週刊少年サンデー」で連載が開始された青山剛昌の漫画作品です。まじっく快斗は名探偵コナンと同じ世界線を舞台に、怪盗キッドこと主人公・黒羽快斗の活躍を描いた作品となっています。そんな怪盗キッドは漫画名探偵コナンより先に連載が開始された作品であり、「週刊少年サンデー」で連載されている作品の中で最も長い漫画作品といわれています。
しかし作者の青山剛昌が漫画名探偵コナンや漫画YAIBAの連載を始めたため、2020年10月現在不定期で「週刊少年サンデー」に掲載される短編作品となっています。そのため、単行本はわずか5巻しか刊行されていません。しかし怪盗キッドにスポットを当てた漫画まじっく快斗は非常に高い人気を博しており、これまで2回アニメ化されています。また同じ世界線であることから漫画まじっく快斗のキャラは名探偵コナンにも登場しています。
寺井黄之助の読み方やプロフィール
それでは本記事でご紹介する寺井黄之助のプロフィールや読み方について見ていきましょう。漫画まじっく快斗に登場する寺井黄之助とは「ブルーパロット」と呼ばれるビリヤード場のオーナーを務めるキャラクターであり、主人公の黒羽快斗から「じいちゃん」と呼ばれています。ビリヤード場「ブルーパロット」のオーナーを務める寺井黄之助は61歳の老人キャラクターであり、後ろ髪だけ長い禿げた髪型と丸メガネが特徴となっています。
普通の読み方ですと、「てらいきのすけ」になります。しかし漫画まじっく快斗に登場する寺井黄之助の正しい読み方は「じいこうのすけ」です。おそらくこの読み方は黒羽快斗から「じいちゃん」と呼ばれているからでしょう。漫画まじっく快斗のキャラは基本色の漢字が入っており、「じいこうのすけ」という読み方をする寺井黄之助は黄色のキャラとなっています。そんな寺井黄之助は昔、初代怪盗キッド・黒羽盗一の助手を担当していました。
黒羽盗一が黒羽快斗の父親であるため、寺井黄之助は黒羽快斗の保護者的立場にあります。また黒羽快斗の正体である二代目の怪盗キッドの補佐も劇中で務めています。実は老人であるもののビリヤードの才能が非常に高く、ビリヤードチャンピオンに輝いた一流のハスラーだけに渡される伝説のキューを持っています。ちなみに名探偵コナンのアニメと劇場版アニメにも登場しており、少年の姿になったコナンの正体を知っています。
寺井黄之助の過去や正体・阿笠博士との関係
寺井黄之助の温厚な性格
ではここからは漫画まじっく快斗に登場する寺井黄之助の正体や阿笠博士との関係などをまとめてご紹介していきます。「じいこうのすけ」という読み方をする老人の寺井黄之助は非常に穏やかで温厚な性格をした心優しいキャラクターとなっています。そのためビリヤード場「ブルーパロット」の近くに住む黒羽快斗は寺井黄之助を「じいちゃん」と呼んで信頼を寄せています。しかしそれとは別に寺井黄之助は心配性な性格も持ち合わせています。
そのため、怪盗キッドとして時折無茶をする黒羽快斗を心から心配し、漫画まじっく快斗の作中内で「おやめ下さい」や「嫌な胸騒ぎがする」などの台詞を発しています。なので寺井黄之助は様々な手引きや道具の調達などをして全力で黒羽快斗をサポートしています。さらに寺井黄之助は非常に正義感の強い性格もしており、「ブルーパロット」に迷惑を掛ける悪質な客に強く叱咤するなど男らしくかっこいい姿を作中で見せてくれています。
寺井黄之助の職業はバーテンダー
上述でご紹介した通り、漫画まじっく快斗に登場する寺井黄之助は「ブルーパロット」という名前のビリヤード場でオーナーを務めているキャラクターです。この「ブルーパロット」はバーも併設されており、オーナーと一緒にバーテンバーも務めています。元々寺井黄之助は若い頃、非常に優れた一流のハスラーでした。その腕は非常に優れていたらしく、ビリヤードチャンピオンだけが持つ伝説のキューを保有していることが分かってます。
そのため寺井黄之助は腕が非常に器用であり、ヘリコプターを始め数多くの乗り物の免許を習得しています。さらに道具の調達から管理まで全てを完璧にこなしています。漫画まじっく快斗の主人公である黒羽快斗はそんな完璧な裏の顔を隠す寺井黄之助を強く慕っています。
寺井黄之助は過去に黒羽盗一の助手をしていた
漫画まじっく快斗の主人公である黒羽快斗は二代目の怪盗キッドです。では初代の怪盗キッドは誰なのでしょうか。実は黒羽快斗の父親である黒羽盗一が昔、初代怪盗キッドを務めていました。初代の怪盗キッドであった黒羽盗一は世界でも優秀のマジシャンであり、「東洋の魔術師」とあだ名されていました。漫画まじっく快斗の本編に登場する寺井黄之助はそんな初代怪盗キッド・黒羽盗一の助手と執事の両方を務めていました。
しかし寺井黄之助が執事兼助手として共に世界中で活動していた黒羽盗一はとある謎の組織にとって殺害されてしまいます。その後黒羽盗一を失った寺井黄之助は彼の息子である黒羽快斗の保護者となり、二代目怪盗キッドの座を譲り渡しました。怪盗キッドの座を譲り渡した寺井黄之助は漫画まじっく快斗の作中で潜入や逃走の下準備や特殊道具の調達と管理、マジックの準備といった様々なサポートを黒羽快斗へ行っています。
寺井黄之助の知人は阿笠博士?
阿笠博士とは江戸川コナンとなった工藤新一に様々なサポートをしている名探偵コナンシリーズのメインキャラクターです。名探偵コナンシリーズの作中でそんな阿笠博士は知り合いにとあるバーテンダーがいるといった発言をしています。一方漫画まじっく快斗に登場する寺井黄之助は黒羽快斗のバイクが壊れた時、知り合いの博士に治して貰いました。この2つのシーンからおそらく寺井黄之助と阿笠博士は知人だと考えられます。
しかし残念ながら寺井黄之助と阿笠博士のプライベートは謎に包まれており、どのような友好関係があるのか分かっていません。また漫画名探偵コナンと漫画まじっく快斗の作者である青山剛昌も想像に任せるとだけ語り、真偽のほどを明かしていません。それでもお互い主人公を支える立場にある2人は知人同士の可能性が高いです。この2人の関係については漫画名探偵コナンか漫画まじっく快斗の今後の展開の中で語られることでしょう。
寺井黄之助の声優
寺井黄之助の声優①肝付兼太
寺井黄之助は漫画まじっく快斗と漫画名探偵コナンのアニメ両方に登場しているものの、作品ごとに声優が変更されています。ではここからはアニメで寺井黄之助を演じた声優について作品ごとに分けてご紹介していきます。まずアニメ名探偵コナンで寺井黄之助を演じた声優は日本の男性声優である肝付兼太です。肝付兼太とは1973年版の「ドラえもん」でジャイアンを演じ、1979年版の「ドラえもん」でスネ夫を演じていた声優です。
「ドラえもん」以外にも肝付兼太は1978年のアニメ「銀河鉄道999」の999号車掌役や1976年のアニメ「ドカベン」の殿馬一人役、1988年のアニメ「おそ松くん」のイヤミ役などを担当しており、日本を代表するベテラン声優の1人に数えられています。しかし肝付兼太は1954年から2016年まで活動していたものの、2016年の10月に肺炎で死去してしまいました。ベテラン声優の肝付兼太の死は多くの声優やファン達を涙させました。
寺井黄之助の声優②矢田耕司
アニメまじっく快斗で寺井黄之助を演じた声優は日本の男性声優である矢田耕司です。アニメまじっく快斗で寺井黄之助を演じた矢田耕司とは1950年にデビューした大ベテランの男性声優であり、これまで1970年のアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の子泣き爺役や1986年のアニメ「聖闘士星矢」の天秤座の童虎役、1992年のアニメ「ドラゴンボールZ」のドクターゲロ役などを担当しています。しかし矢田耕司は2014年に81歳で亡くなりました。
寺井黄之助の声優③羽佐間道夫
アニメの2期にあたるアニメまじっく快斗1412で寺井黄之助を演じた声優は日本の男性声優である羽佐間道夫です。アニメまじっく快斗1412で寺井黄之助を演じた羽佐間道夫は1950年代から活躍している声優業界の重鎮であり、アメリカの俳優であるシルヴェスター・スタローンの吹き替えで知られています。またアニメでも「ど根性ガエル」の石松や「初代マクロス」のブルーノといった人気キャラクターを数多く担当しています。
寺井黄之助の声優④陶山章央
映画名探偵コナン業火の向日葵に登場した寺井黄之助を演じた声優は日本の男性声優である陶山章央です。映画名探偵コナン業火の向日葵で寺井黄之助を演じた陶山章央とは1990年代から活動している男性声優であり、2020年10月現在シグマ・セブンに所属しています。そんな陶山章央は青年や癖のあるキャラクターをよく演じており、「ちびまる子ちゃん」の山根や「サクラ大戦シリーズ」の大神一郎などの声優を担当しています。
寺井黄之助の名セリフや名シーン集
名シーン①怪盗キッド姿
ではここからは漫画まじっく快斗に登場する寺井黄之助の名セリフや名シーンについてご紹介していきます。まず最初にご紹介するのは怪盗キッドの姿をした寺井黄之助の名シーンです。昔、寺井黄之助は初代怪盗キッドである黒羽盗一の執事と補佐を努めていました。しかし黒羽盗一は謎の組織に殺されてしまいます。この訃報を聞いた寺井黄之助は仇を取るため、自らが怪盗キッドとなって謎の組織の正体を探ろうとしました。
なので黒羽快斗が怪盗キッドになる前に起こった怪盗キッドによる一部の事件は寺井黄之助の仕業となっています。その中で寺井黄之助は父親の隠し部屋にあった怪盗キッドの服を着た黒羽快斗と対決します。この戦いで寺井黄之助は敗れ、2代目怪盗キッドの座を黒羽快斗へ譲り渡しました。
名シーン②黒羽快斗を心配するシーンのセリフ
「以前のような窮地に追いこまれ、ぼっちゃまの身にもしもの事があれば、この寺井、先代のキッドである盗一様の霊前に、なんとお詫びすればよいのやら…」
上述でご紹介した通り、漫画まじっく快斗に登場する寺井黄之助は温厚な性格をしているものの、非常に心配性なキャラクターです。一方主人公の黒羽快斗は若さ故か、度々無茶な行動を取っています。そのため、黒羽快斗が何よりも大事な寺井黄之助は上述のセリフを彼へ投げかけています。黒羽盗一を亡くした寺井黄之助は黒羽快斗も失いたくないのです。黒羽快斗はこの気持ちを理解しており、寺井黄之助を強く信頼しています。
寺井黄之助に関する感想や評価
寺井黄之助が結構好きです
— 沙莉 (@sairi_04) April 17, 2020
主要キャラ's 協力者もみんな有能すぎ
漫画まじっく快斗に登場する寺井黄之助に関する感想では寺井黄之助が好きといった感想が多く寄せられていました。漫画まじっく快斗に登場する寺井黄之助は非常に温厚な性格をした心優しいお爺ちゃんです。また心優しい一面の他に、潜入の手引きや道具の調達をして怪盗キッドを裏からサポートしている一面も持っています。この表と裏の顔を持つ寺井黄之助はその魅力の多さから非常に高い人気を博しています。
紺青の拳の見所はちらっと映る寺井黄之助なので、みんな見つけような!!!!!!
— ひなの (@hinano6117) April 17, 2020
2019年の4月に、名探偵コナンの映画シリーズの23作目として「紺青の拳」が全国で公開されました。この「紺青の拳」は怪盗キッドや京極真がメインキャラクターとなっている作品です。そんな映画「紺青の拳」で寺井黄之助は怪盗キッドが登場しているためか、一瞬だけゲスト出演しています。この寺井黄之助の登場シーンは非常に多くの名探偵コナンシリーズファンの注目を集めました。
コナン民半分ぐらい寺井黄之助知らない説ある
— トブトゥ (@Tobu_first) April 17, 2020
漫画まじっく快斗に登場する寺井黄之助に関する感想では名探偵コナンファンは寺井黄之助を知らないのではといった感想も寄せられていました。寺井黄之助は漫画まじっく快斗に欠かせない非常に重要なキャラクターです。しかし名探偵コナンにはアニメで少し登場しただけであり、ほとんど活躍していません。そのため、漫画まじっく快斗を知らない名探偵コナンファンにはあまり知名度が高くありません。
寺井黄之助まとめ
本記事では漫画まじっく快斗に登場する寺井黄之助について名前の読み方や阿笠博士との関係、声優などをまとめてご紹介しました。漫画まじっく快斗の作中で黒羽快斗が扮する怪盗キッドのサポートを務める寺井黄之助はストーリー全体に欠かせないキャラクターとなっていました。そんな寺井黄之助は阿笠博士と交友関係があるような内容が描かれているため、今後名探偵コナンの作中にメインとして登場するやもしれません。