2020年10月05日公開
2020年10月05日更新
【ケンガンアシュラ】拳願絶命トーナメント参加者一覧と仕合結果!優勝したのは誰?
迫力ある描写で人気急上昇の漫画「ケンガンアシュラ」は、拳願と呼ばれる格闘仕合でbジネスを決める企業と、彼らに雇われた格闘家たちの熾烈な競争や戦いを描いた格闘漫画です。本文では、闘技者たちが繰り広げる怒涛の仕合展開から目が離せない、「ケンガンアシュラ」の拳願絶命トーナメント表の参加者一覧と仕合結果、各仕合の勝敗や気になるトーナメント優勝者などをネタバレ紹介します。
目次
ケンガンアシュラとは?
圧倒的な画力と怒涛の展開が人気を博した「ケンガンアシュラ」は、拳願と呼ばれる格闘仕合でビジネスを決める企業の代理戦争を描いた格闘漫画です。以下では、漫画「ケンガンアシュラ」で実施された拳願絶命トーナメント対戦表一覧と出場闘技者、各仕合の結果ネタバレ、ケンガンアシュラ・拳願絶命トーナメント表の頂点に君臨する優勝者などを紹介します。
ケンガンアシュラの概要
サンドロビッチ・ヤバ子原作・だろめおん作画による「ケンガンアシュラ」は、2012年4月~2018年8月にかけて「裏サンデー」で連載された格闘漫画で、単行本は全27巻で構成されています。また、2019年1月からは、新章「ケンガンオメガ」の連載が開始され、2020年4月時点で計5巻が刊行されています。
漫画「ケンガンアシュラ」の格闘シーンは、フルコンタクト格闘経験など、格闘技経験のあるサンドロビッチ・ヤバ子先生と、担当編集者・小林翔さんによる組手の検証を元に描写されています。漫画「ケンガンアシュラ」の格闘シーンによりリアリティを持たせ、人気に拍車をかけています。
ケンガンアシュラのあらすじ
乃木出版の平社員・山下一夫は、ある日、会社の会長に呼び出され、日本経済の裏の顔と称される「拳願仕合」について聞かされ、新たに雇われた闘技者・十鬼蛇王馬の世話係に任命されます。その頃、裏社会では、次期次期拳願会・会長を決定する「拳願絶命トーナメント」の開催が発表されます。山下は成り行きで拳願会員・山下商事の社長となり、王馬と共にトーナメント参加を決め、優勝を目指して奮闘します。
ケンガンアシュラのトーナメント表の参加者一覧と仕合結果!1回戦前半
参加者32名による仕合が繰り広げられた、ケンガンアシュラ・拳願絶命トーナメントは、闘技者の勝敗が会社の運命を決める壮絶な戦いでもあります。以下では、ケンガンアシュラの主人公・十鬼蛇王馬をはじめ、優勝候補が名を連ねたケンガンアシュラ・トーナメント表の参加者一覧と仕合結果・一回戦前半をネタバレ紹介します。
トーナメント第一仕合
以下では、ケンガンアシュラ・拳願絶命トーナメント第一仕合、ボスバーガーの「皇帝」アダム・ダッドリーのストリートファイトと、西品治警備保障の「絞殺王(キング・オブ・ストラングラー)」今井コスモの柔術の戦いと、その勝敗をネタバレ紹介します。
アダム・ダッドリーと今井コスモの戦い
アメリカのNHLアイスホッケチームの元乱闘要員だったアダム・ダッドリーは、所属企業の社長のスカウトにより来日した闘技者で、拳願仕合戦績は1勝0敗です。対戦相手・今井コスモは、史上最年少・14歳で闘技者デビューした天才で、拳願仕合戦績は21勝0敗の記録を持つ19歳の大学生です。
仕合の流れと勝者
スピードを重視した今井コスモは、巧みな関節蹴りと蟹挟でアダム・ダッドリーのマウントを取り、開始早々、勝敗が決まったと思われた矢先、アダムの容赦ない手打ちのパンチがコスモを襲います。そして、アダムの右打ち下ろし・ハイスティックショットで仕合が決まろうとした矢先、コスモのゾンが発動します。続けて三角絞めを下したコスモが、第一仕合を勝ち進めました。
トーナメント第二仕合
以下では、トーナメント第二仕合、ゲーム会社NENTENDO所属のデストロイヤー(破壊者)河野春男と、逮捕術を得意とする若桜生命所属の処刑人・阿古谷清秋による戦いと勝敗をネタバレ紹介します。
河野春男と阿古谷清秋の戦い
河野春男は、ヒマラヤの山岳民族の傭兵集団・グルカ兵で、噂を聞きつけた河野社長のスカウトで来日、拳願仕合戦績は4勝0敗を記録する22歳です。対戦相手・阿古谷清秋は、表の世界では、警視庁の機動隊隊長を務め、凶悪犯罪者を相手とし、拳願仕合戦績は39勝0敗です。
仕合の流れと勝者
巨体からは想像が付かない俊敏な動きで相手を攻める河野春男でしたが、逮捕術の達人・阿古谷も華麗な武術で、相手の攻撃を受け流します。一時は阿古谷の優勢に持ち込まれていた仕合は、春男の闘争本能の覚醒により、状況は一変します。そして、闘神を意味するインドラと化した春雄のラッシュに、阿古谷の負けは確実のように思えました。
しかし、若桜生命・桧山社長の意味深な発言後、春男の膝のじん帯が切れる音が会場を包みこみ、インドラモードが解除された春男へ、阿古谷の容赦ない攻撃が繰り広げられ、第二仕合は阿古谷清秋が制しました。
トーナメント第三仕合
以下では、トーナメント第三仕合、IT企業・アンダーマウント社所属の魔人・呉雷庵と、セントリー所属の撲殺する牧師こと茂吉・ロビンソンとの戦いと勝敗をネタバレ紹介します。
呉雷庵と茂吉・ロビンソンの戦い
暗殺集団「呉一族」の人間である呉雷庵は、一族伝来の武術・雷心流の使い手で、拳願仕合は初参戦であるものの、欲望のままに殺戮を繰り出す性格は、一族でも危険視されています。対戦相手・茂吉・ロビンソンは、イギリス出身の34歳で、拳願仕合戦績は48勝0敗です。また、伝説の闘技者・琴浦茂之介の末裔であり、使用武術・バリツは、茂吉自らが考案しました。
仕合の流れと勝者
勝つためから手段を選ばない、独特の戦闘スタイルを繰り出す呉雷庵に、茂吉の指関節からショートアッパー、一本背負いを喰らった呉雷庵の敗北は確実と見なされ、茂吉は「REST IN PEASE(冥福を)」と送ります。しかし、ここで勝敗は決まっておらず、呉雷庵が一族の秘技「外し」を解禁することで、茂吉との仕合を再開させます。
仕合は、潜在能力を100%まで引き上げたスピードパワーを繰り出した、呉雷庵が優勝へ一歩近づきました。一方、呉雷庵のトドメを受けた茂吉は、辛うじて一命を取り留めており、トーナメント開催中は治療に専念することとなりました。
トーナメント第四仕合
以下では、トーナメント第四仕合、日本最大の電機メーカー・ぺナソニック所属の黒呪の亡霊こと、暗殺拳・因幡流の当主・因幡良と、「ケンガンアシュラ」の主人公で、山下商事所属の阿修羅・十鬼蛇王馬の仕合と勝敗のネタバレを紹介します。
因幡良と十鬼蛇王馬の戦い
因幡良は、代々暗殺を生業とする一族の当主で、155cmの小柄な体型に、床まで伸ばした長髪が特徴です。拳願仕合初参戦者の1人で、戦いでは長髪を使用した奇抜な戦法を繰り出します。一方、十鬼蛇王馬は、元乃木グループの所属であり、身長及び体重は拳願仕合戦績は3勝0敗、使用武術は二虎です。
仕合の流れと勝者
仕合序盤は、王馬の優勢で始まったものの、因幡流の歩法術に惑わされ、顔面に蹴りを入れるも、因幡の長髪の一部を蹴っていただけでした。そして、長髪を武器にした因幡の攻撃がはじまり、窮地に立たされた王馬でしたが、前借を使用することで、勝利を掴みます。
トーナメント第五仕合
以下では、トーナメント第五仕合、ユナイテッドクロージング所属の測定不能・室淵剛三と、古海製薬所属の猛虎・若槻武士の因縁の戦いとその勝敗をネタバレ紹介します。
室淵剛三と若槻武士の戦い
室淵剛三は、陸上選手から闘技者に転向した異色の経歴持ち主で、拳願仕合戦績は19勝1敗と、格闘競技は素人ながら、持ち前の身体能力で勝利を獲得しています。一方、若槻武士は、闘技者生活20年以上のベテランであり、193cm/193kgの体型でありながら、拳願仕合歴代最多勝利数を誇る、拳願会の古豪です。
仕合の流れと勝者
室淵のリベンジが掛かった対若槻戦でしたが、開始間もなく、若槻の右手が振り下ろされ、古参としての圧倒的な力を見せつけました。しかし、室淵も腕挫十字固で応戦し、両者の戦いは激しさも増すも、若槻武士が勝利しました。
トーナメント第六仕合
以下では、トーナメント第六仕合、マーダーミュージック所属の暗黒島・沢田慶三郎と、東洋電力所属のモンスターことユリウス・ラインホルトによる戦いと勝敗をネタバレ紹介します。
沢田慶三郎とユリウス・ラインホルトの戦い
沢田慶三郎は、トーナメント予選を突破して本戦出場を勝ち取った実力者の1人で、日本舞踊の名家に生まれ、バレエダンサーを経て闘技者になりました。拳願仕合戦績は4勝0敗です。対戦相手・ユリウス・ラインホルトは、致死量に達する大量のドーピングを摂取した末に生み出された、強靭な肉体が特徴で、拳願仕合戦績は51勝0敗を記録します。
仕合の流れと勝者
双方のただならぬ雰囲気から、一触即発の仕合展開が予想されるも、マーダーミュージックが棄権したことで、ユリウス・ラインホルトの不戦勝となりました。しかし、ユリウスの勝利は、マーダーミュージック社長・戸川好子が二階堂に脅された結果とも言えるでしょう。
トーナメント第七仕合
以下では、トーナメント第七仕合、岩美重工所属の虐殺者(ジェノサイダー)ことムテバ・ギゼンカと、海洋証券の鳴き男・目黒正樹による戦いと勝敗をネタバレ紹介します。
ムテバ・ギゼンカと目黒正樹の戦い
ムテバ・ギゼンカは、岩美重工の経営者・東郷とまりにスカウトされたプロの傭兵で、刺青を入れた巨体といかつい容姿・盲目が特徴で、軍隊格闘術を使用する拳願仕合初参戦者の1人です。対戦相手・目黒正樹は、正規の闘技者を倒して代表入りしたサイコキラーで、拳願仕合初参戦の柔術の使い手です。
仕合の流れと勝者
傭兵と柔道家という肩書を持つ快楽殺人鬼による仕合は、これまで以上に過激かつ危険極まりない展開を迎えます。そして、ムテバが目黒の目潰しと同時に、急所をついたことで目黒が死亡したことで、ムテバが勝利します。
トーナメント第八仕合
出典: https://prcm.jp
以下では、トーナメント第八仕合、ガンダイ所属の獄天使・関林ジュンと、禍谷園所属の土俵の喧嘩屋こと鬼王山尊による戦いと勝敗をネタバレ紹介します。
関林ジュンと鬼王山尊の戦い
関林ジュンは、本格プロレスからデスマッチまでこなす、超日本プロレスの不動のエースであり、闘技者屈指の実力者です。拳願仕合実績は57勝1敗で、プロレス技で仕合に挑みます。対戦相手・鬼王山尊は、大相撲にも出場する現役力士であり、十両で全勝優勝を果たした各界の実力者です。拳願仕合戦績は7勝0敗で、格闘スタイルは古代相撲です。
仕合の流れと勝者
出典: https://prcm.jp
異色の組み合わせとなった第八仕合は、鬼王山のチョップから始まり、お互いのタフさを見せつけると共に、会場も大盛り上がりを見せます。そして、古代相撲の鬼王山が優勢と思われたその時、密かに鬼王山にダメージを与えていた関林の痛恨のトドメで勝負が決まり、関林が勝利しました。
トーナメント第九仕合
以下では、トーナメント第九仕合、夜明けの村所属の吼える闘魂・鎧塚サーパインと、あじろ水産所属、日本海の大入道こと最強の漁師・賀露吉成の戦いと勝敗をネタバレ紹介します。
鎧塚サーパインと賀露吉成の戦い
鎧塚サーパインは、ミャンマー出身の闘技者で、彼の父・兄も闘技者として活躍していました。2年前に仕合中で亡くなった、兄の後をついで闘技者の道に進んだ経緯を持ち、拳願仕合戦績は17勝0敗、使用格闘技は、ミャンマーラウェイです。対戦相手・賀露吉成は、経歴40年のベテラン漁師であり、数々の伝説を持つ最強の漁師です。拳願仕合は初参戦で、格闘スタイルは不明です。
仕合の流れと勝者
この仕合は、八百長によって賀露が負けることが決まっていましたが、賀露の裏切りにより、サーパインとの攻防戦が勃発します。代々闘技者として活躍してきたサーパインと、人食いサメを海中で仕留めたこともある賀露の仕合もハイレベルとなりましたが、サーパインが二回戦進出を決めました。
ケンガンアシュラのトーナメント表の参加者一覧と仕合結果!1回戦後半
優勝に向けて盛り上がりを見せる、ケンガンアシュラ・拳願絶命トーナメント表の一回戦後半には、拳願仕合の帝王も名を連ねており、優勝争いが激しさを増していきます。以下では、ケンガンアシュラのトーナメント表の参加者一覧と仕合結果・1回戦後半を紹介します。
トーナメント第十仕合
以下では、ケンガンアシュラ・トーナメント第十仕合、栃木ディスティニーランド(TDL)所属、夢の国から来た男・根津マサミと、ゴールドプレジャーグループ所属の雷人こと御雷零の戦いと勝敗をネタバレ紹介します。
根津マサミと御雷零の戦い
根津マサミは、栃木最大の暴走族の総長から闘技者になった経歴の持ち主で、裏の格闘団体の1つ・「毘沙門」の絶対王者として君臨するも、大ファンであるTDLからのスカウトを受け、拳願に転向しました。拳願仕合は初参戦です。対戦相手・御雷零は、暗殺拳「雷心流」の当主であり、不殺の境地に立つ新たな雷心流の作るべため、拳願会の頂点を目指す、御雷流の使い手で、拳願仕合戦績は1勝0敗です。
仕合の流れと勝者
身長221cmの根津に対して、御雷は179cmと仕合前は根津が優勢と思われました。しかし、根津の入場と共に、御雷の速攻に倒れたことで、勝敗が一瞬で決まりました。
トーナメント第十一仕合
以下では、トーナメント第十一仕合は、SH冷凍所属の超人こと理人と、モーターヘッドモータース所属の魔槍・黒木玄斎による戦いと勝敗をネタバレ紹介します。
理人と黒木玄斎の戦い
理人は、拳願会史上初の社長兼闘技者で、元・義武不動産闘技者である、我流の使い手です。生まれながらに桁外れのピンチ力を有しており、自らを超人と名乗っており、拳願仕合戦績は5勝1敗です。対戦相手・黒木玄斎は、呉一族に並ぶ暗殺者で、沖縄発祥の殺人拳法・怪腕流を使用します。滅堂からの依頼で拳願絶命トーナメントに初参戦しました。
仕合の流れと勝者
自らを超人と名乗るほど、腕に自信のあった理人でしたが、経験豊富な暗殺者・黒木玄斎の前では、圧倒的な実力の差を見せつけられます。そして、仕合結果は黒木玄斎の勝利となり、優勝へ近づき始めます。
トーナメント第十二仕合
以下では、トーナメント第十二仕合、白夜新聞所属の天狼衆を束ねる殿・番人こと二階堂蓮と、皇桜学園グループの美獣・桐生刹那による戦いと勝敗をネタバレ紹介します。
二階堂蓮と桐生刹那の戦い
二階堂蓮は、日式中国拳法「天狼拳」の達人であり、旧日本軍特殊部隊・天狼衆を長を担う闘技者であり、拳願仕合は他の参加者と同様に、初参戦となりました。対戦相手・桐生刹那は、古流武術「狐影流」の使い手で、学園の闘技者採用バトルロイヤルに飛び入り参加後、正式に闘技者として採用され、拳願仕合参戦を果たしました。
仕合の流れと勝者
拳願仕合初参戦同士の戦いとあった第十二仕合は、ケンガンアシュラの美形同士の勝負となりました。そして、天狼流と狐影流による仕合も、華麗さを極めたものの、勝負は二階堂の背後を取り、トドメをさした桐生刹那が勝利しました。
トーナメント第十三仕合
以下では、トーナメント第十三仕合、義武不動産所属・顔のない男(グレートアクター)こと千葉貴之と、乃木グループ所属の浮雲・初見泉の戦いと勝敗をネタバレ紹介します。
千葉貴之と初見泉の戦い
千葉貴之は、一度見た人間の動きを完璧にトレースできる能力の持ち主で、裏専門の役者では、荒事専門の武闘派に分けられ、拳願仕合は初参戦です。対戦相手・初見泉は、初見流合気道の使い手で、乃木グループの正闘技者、拳願仕合戦績は39勝15敗を記録しています。拳願屈指の実力者でありながら、素行に問題がある「拳願会史上、最強の無責任男」とも称されています。
仕合の流れと勝者
ヨボヨボの老人姿からマッチョに変身した千葉貴之と、いつもと違う髪型で参戦する初見泉の試合は、わずか26秒で勝負が決まりました。外見で相手を油断させ、ここぞという時に力を発揮した初見泉が、二回戦出場を獲得しました。
トーナメント第十四仕合
以下では、トーナメント第十四仕合、帝都大学所属の解剖魔・英はじめと、十王通信所属の血染めの象牙、格闘技未経験の坂東洋平による戦いと勝敗をネタバレ紹介します。
英はじめと坂東洋平の戦い
英はじめは、表向きはフリーランスの外科医であるが、その正体は、日本政府から派遣された始末人であり、霊枢禽拿術で坂東洋平の始末に挑みます。対戦相手・坂東洋平は、常人離れした関節の可動域を持つ殺人鬼で、過去に45回も刑が執行されるも、その特異体質で生き延びていることから政府から危険視され、英はじめに命を狙われています。
仕合の流れと勝者
目的のために命を狙う者・狙われる者同士の組み合わせとなった、第十四仕合は、これまでにない迫力ある展開を見せるも、勝負は僅差で坂東洋平がトーナメント戦を勝ち抜きました。しかし、英の工作により、坂東の余命は幾ばもない状況に陥ったことから、2人の勝負は英の勝ちとも言えるでしょう。
トーナメント第十五仕合
以下では、トーナメント第十五仕合、八頭貿易所属のタイの闘神・ガオラン・ウォンサワットと、義伊國屋書店所属の大食い(ジャイアントキラー)・金田末吉による戦いと勝敗をネタバレ紹介します。
ガオラン・ウォンサワットと金田末吉の戦い
ガオラン・ウォンサワットは、タイ王国財政界の支配者の側近兼ボディガードを務めるプロボクサーであり、史上初のヘヴィー級四冠王を称する実力者です。格闘スタイルは、ムエタイとボクシングで、拳願初参戦です。対戦相手・金田末吉は、病弱体質の紅人流の使い手であるが、将棋指しで見出した「先読み」の技術を駆使した格闘スタイルが特徴の拳願仕合初参戦者です。
仕合の流れと勝者
圧倒的な身体能力の差から、この勝負はガオランの勝利が目に見えていたものの、お互いの本音と本気をぶつけ合った末、ガオランが二回戦出場を決めました。
トーナメント第十六仕合
以下では、トーナメント表・第十六仕合、ムジテレビ所属の格闘王・大久保直也と、大日本銀行所属の滅堂の牙こと、優勝候補の加納アギトによる戦いと勝敗をネタバレ紹介します。
大久保直也と加納アギトの戦い
大久保直也は、総合格闘戦績26勝26敗を誇る、表武術界屈指の強さを誇る、アルティメットファイトの絶対王者ですが、拳願仕合は初参戦となりました。対戦相手・加納アギトは、拳願仕合史上最強の闘技者であり、拳願仕合戦績は、脅威の157勝0敗、多くの闘技者を再起不能にした「拳願仕合の帝王」、五代目・滅堂の牙を名乗っています。
仕合の流れと勝者
帝王・アギトに挑んだ大久保の戦いは、息をつかせぬ怒涛の展開を見せたと思いきや、進化したアギトの前に大久保はなすすべがなく、加納アギトが二回戦出場を決めました。
トーナメントの優勝者は誰?
ケンガンアシュラのトーナメント表・一回戦の試合結果は、強敵と称される闘技者たちが二回戦進出を決めました。しかし、今大会には、ケンガンアシュラで無敗を誇る帝王・加納アギトも参戦しており、彼との優勝争いから目が離せません。
ケンガンアシュラのトーナメント表の参加者一覧と仕合結果!2回戦
真の強者である16人の闘技者による激しいぶつかり合いが見どころの、「ケンガンアシュラ」トーナメント表・2回戦の参会者一覧と仕合結果を紹介します。
今井コスモと阿古谷清秋の戦い
絞め技を得意とする天才・今井コスモと「正義」執行人・阿古谷清明の仕合は、序盤こそ技術面に優れたコスモが勢いを見せていましたが、阿古谷の拷問さながらの精神面への攻撃から、2人の勝敗は予測不能の展開を迎えました。結果は、今井コスモが勝利しましたが、ダメージの大きさからコスモの三回戦出場が危ぶまれます。
呉雷庵と十鬼蛇王馬の戦い
開始早々から、十鬼蛇王馬の二虎流がさく裂したものの、その威力は呉雷庵には効いていません。そして、王馬の「前借」と雷庵の「外し」で両者の激しいぶつかり合いが勃発し、王馬は絶対絶命に追い込まれます。しかし、雷庵も限界に近づいていたことから、この仕合は王馬が勝利し、優勝へ一歩近づきます。
若槻武士とユリウス・ラインホルトの戦い
筋肉自慢同士の仕合となった若槻武士とユリウス・ラインホルトの戦いは、体格差で優勢に立つユリウスの勝利が予想される展開が繰り広げられました。しかし、若槻の唯一の武器である「爆芯」を駆使してユリウスの態勢が崩れたことで、2人の勝敗は決定し、ユリウスにトドメの一撃をさした若槻が勝ちました。
ムテバ・ギゼンガと関林ジュンの戦い
関林に苦しむムテバでしたが、「心臓抜き」を繰り出すことで危機を脱し、関林の瀕死状態を持って勝敗が決まったように思われました。しかし頑丈な肉体を持つ関林は、立ち上がってムテバへ反撃を試みるも、力尽きてしまいます。その後、ムテバが関林の上に覆いかぶさり、3カウントを取ることで、ムテバの三回戦進出が決まりました。
鎧塚サーパインと御雷零の戦い
確実に急所を狙いながら攻撃を繰り出す御雷零に対して、サーパインは異常な骨を硬さを武器に応戦します。その後、御雷を捕まえたサーパインは、これで勝敗が決まったと油断し、2度に渡ってあごを攻撃され、御雷が勝利します。
黒木玄斎と桐生刹那の戦い
武術家同士の組み合わせである黒木玄斎・桐生刹那の仕合は、これまでの仕合とは異なり、ただならぬ緊張感を漂わせています。そして、2人の勝敗は、将棋のごとく相手の先の動きを読みながら進める、黒木玄斎が勝利します。
初見泉と坂東洋平の戦い
異常体質の坂東洋平との仕合に苦戦を強いられた初見泉でしたが、隙を見て坂東の腕の骨を折ることに成功してからは、攻めの姿勢に入ります。一方、坂東は思うように反撃ができず、初見泉が三回戦進出を決めます。
ガオラン・ウォンサワットと加納アギトの戦い
序盤こそ、ガオランの優勢と思われましたが、ガオランへの対抗策を見い出した加納の反撃開始により、形勢が逆転します。そして、仕合は加納が勝利しましたが、加納自身は思うような結果ではなかったと、自身に苛立ちを覚えます。
ケンガンアシュラのトーナメント表の参加者一覧と仕合結果!3回戦
決勝戦に向けて、闘技者同士の試合も激しさを増していった、ケンガンアシュラのトーナメント表・3回戦の参加者一覧と仕合結果をネタバレ紹介します。
今井コスモと十鬼蛇王馬の戦い
お互いに満身創痍のまま迎えた今井コスモと十鬼蛇王馬の仕合は、激しい組技合戦の末、並みならぬ戦闘力を見せつけた王馬が勝利を掴み、準決勝に挑みます。
若槻武士とムテバ・ギゼンガの戦い
新たな組み技を隠し玉に三回戦に挑んだ若槻は、自慢の怪力でムテバを追い詰めるも、経穴を突かれたことで逃がしてしまいます。一方、五感を潰されたムテバは、岩美重工の赤外線を感知する義眼を頼りに反撃に繰り出すも、カウンターを繰り出してきた若槻に敗れます。仕合は、若槻が勝利しましたが、右眼の視力を失っていたことが判明します。
御雷零と黒木玄斎の戦い
身体能力の限界を超える速度で攻撃を繰り出す御雷でしたが、先を読む黒木には通用せず、直線的な攻撃しかできないこと御雷に、黒木のカウンターが飛びます。仕合は、黒木玄斎が勝利しました。
初見泉と加納アギトの戦い
1・2回戦共にかすり傷程度の初見と、苦戦を強いられた加納の仕合は、帝王・アギトの敗北が予想されました。しかし、アギトの覚醒により形勢逆転し、加納アギトが準決勝進出を決めました。
ケンガンアシュラのトーナメント表の参加者一覧と仕合結果!4回戦・決勝
真の強者や会社の運命を決める、ケンガンアシュラのトーナメント表・4回戦及び決勝戦の参加者一覧と仕合結果をネタバレ紹介します。
十鬼蛇王馬と若槻武士の戦い
この仕合には、十鬼蛇王馬へ八百長を用いた敗戦が提案されていましたが、王馬はそれを拒否し、若槻武士との真剣勝負に挑みます。重篤なダメージを負っていたことや、圧倒的なパワー・隙のない攻防で追い詰める若槻に、王馬は窮地に追い込まれる王馬でしたが、2度目の「鬼鏖」が成功した結果、王馬が決勝進出を決めます。
黒木玄斎と加納アギトの戦い
「真の強者」と認め合った黒木玄斎と加納アギトの戦いは、お互いの「気の起こり」を読みながら壮絶な戦いを繰り広げます。仕合は、黒木の絶え間ない攻撃により加納アギトが敗れる結果となり、黒木が決勝に進出しました。
十鬼蛇王馬と黒木玄斎の戦いの勝敗は?優勝者は誰?
強者揃いの仕合となったケンガンアシュラ・拳願絶命トーナメント・決勝戦は、十鬼蛇王馬と彼より格上の黒木玄斎による優勝争いとなりました。王馬は、「前借」と「二虎流」を組み合わせた独自の技を繰り出すも、辛うじて黒木が優勢を保ちます。そして、王馬の決死の鬼鏖を防ぎ渾身の一撃を加えた黒木玄斎が優勝を決め、ケンガンアシュラ・拳願絶命トーナメントの頂点に立ちました。
ケンガンアシュラのトーナメントに関する感想や評価
あらゆる格闘技を駆使した闘技者たちによる企業の戦いを描いた「ケンガンアシュラ」は、2019年からは新章「ケンガンオメガ」が連載開始され、迫力ある展開に人気をが高まりつつあります。以下では、優勝決定まで怒涛の展開を繰り広げた「ケンガンアシュラ」のトーナメントに関する感想や評価を紹介します。
感想1:「ケンガンアシュラ」にハマった
後れ馳せながらケンガンアシュラにハマった私…
— ゅん (@hdod_luvoice) October 3, 2020
王馬様…最高です😍そして健蔵も、ね💕w
もっと早く観れば良かった…😭#ケンガンアシュラ
2019年からは、Netflixによるアニメ配信も始まった「ケンガンアシュラ」は、迫力ある格闘シーンが人気を呼び、新章「ケンガンオメガ」が連載されている2020年現在も、多くの注目を集め続けています。個性豊かなキャラクターによる仕合が見どころの「ケンガンアシュラ」の中でも、主人公・王鬼蛇王馬の人気は特に高く、新章での登場や活躍にも期待が寄せられています。
感想2:胸の熱くなる展開に涙
#ケンガンオメガ
— モカ (@6_n4a) February 19, 2020
#十鬼蛇王馬
何この激アツ展開!!
泣けるわ ; ; pic.twitter.com/Ie84NvqyPO
原作者らによる組手の検証を元に格闘シーンが描写された「ケンガンアシュラ」は、多彩な闘技者による命ががけの仕合だけでなく、読者の胸に突き刺さる名シーンの宝庫としても、注目されています。従来の格闘漫画といえば、男性が読むものという風潮が強かったですが、かっこいいキャラクターや名セリフの多さが、「ケンガンアシュラ」の女性ファンに支持されているでしょう。
感想3:黒木玄斎役に藤岡弘さんを選んでほしい
#ケンガンアシュラ の #黒木玄斎 の実写版は #藤岡弘 しかいない。 pic.twitter.com/G8zAXhyoOV
— 冬みかん (@huyumikan) August 2, 2020
今回紹介したケンガンアシュラ・トーナメント表の優勝者・黒木玄斎は、拳願会一の強さだけでなく、闘技者としての信念も兼ね備えた、「ケンガンアシュラ」のかっこいいキャラクターの1人です。武術の達人らしい風貌と威厳あふれる姿が特徴の黒木玄斎は、実写版「ケンガンアシュラ」では、俳優・藤岡弘さんに演じて欲しいとの声も上がるほど、ファンの高い注目を集めています。
感想4:出場選手の入場曲がかっこいい
今日の1枚「The Anthems」
— バンドが知りたい! 宮代みずのSIG! (@FmBanShigu) September 26, 2020
アニメ #ケンガンアシュラ OP&ED曲と登場選手の入場曲集。クセの強すぎる選手に対応した入場曲集のチョイスが豪華で良い。
個人的に好きなのは #天照 「業」。天照さんは世界の音楽闇鍋ミクスチャーみたいな、キャッチーな楽曲が本っ当に上手い。https://t.co/tOmsbj5agj
アニメ版「ケンガンアシュラ」では、選手出場と共に入場曲も流れており、各キャラクターをイメージした個性的な曲調も、「ケンガンアシュラ」の魅力です。また、アニメ版「ケンガンアシュラ」は、OP・ED曲も高く評価され、曲がかっこいいとの感想や評価も見られます。このように、格闘シーンだけでなく、劇中曲も楽しめることも、アニメ「ケンガンアシュラ」の魅力でしょう。
ケンガンアシュラのトーナメントネタバレまとめ
「ケンガンアシュラ」の拳願絶命トーナメント表の参加者一覧と、各仕合の結果、優勝者などをネタバレを交えながら紹介しました。江戸中期の商人たちの争いを収める手段を発祥とする拳願は、作中では多彩な格闘技術を身に付けた闘技者による企業同士の戦いとして継承され、組手の検証を元に描かれた格闘シーンや頂点を目指す闘技者たちの熱き仕合から目が離せません。