【ケンガンアシュラ】呉一族は謎多き暗殺集団！メンバー一覧や秘伝の能力とは？

呉一族とは、人気の格闘漫画ケンガンアシュラに登場する暗殺を生業とする一族です。呉一族は様々な癖のあるキャラクターが登場しているケンガンアシュラ作中において、特に異彩を放っている存在です。そんな呉一族について、一族秘伝の外しについてや、雷庵やカルラといった呉一族の面々についてなど、様々な情報を掘り下げていきます。まず始めに、呉一族が登場しているケンガンアシュラについて紹介します。

ケンガンアシュラとは、裏サンデーにて連載されていた漫画作品で、源作をサンドロビッチ・ヤバ子、作画をだろめおんが担当しています。2012年から2018年まで連載され、マンガワンでも連載されることとなったケンガンアシュラは、2019年にはテレビアニメ化もされさらに人気となっています。

ケンガンアシュラには、呉一族をはじめとする個性的で強烈なキャラクターが多数登場しています。そんなキャラクターが繰り広げる、白熱の格闘が注目されているケンガンアシュラは、現在続編となるケンガンオメガも連載中となっています。

呉一族も登場するケンガンアシュラのあらすじを紹介していきます。ケンガンアシュラの主人公で謎めいた格闘家の王馬は、最強を証明するため、拳願仕合に挑んでいきます。企業同士が利益をかけて闘技者を戦わせる拳願仕合。王馬は戦いに挑み続け、やがて世界中から強者が集う拳願絶命トーナメントへ挑戦することとなります。

ケンガンアシュラに登場する呉一族の概要を紹介していきます。呉一族とは、暗殺集団として活動している一族で、本拠地は京都にある『呉の里』です。一族の者は皆、黒目と白目が反転したような眼をしているという身体的特徴を持っています。また、呉一族は生まれもって強い伊唐だと、強敵な身体能力を持っていることでも知られています。

呉一族は飛鳥時代から1300年も脈々と続いてきた一族で、その時代ごとに新しい武術を取り入れ、また強い武芸者の血も取り込み続けたことで、所謂品種改良を施してきた血族です。そのため、呉一族に生まれた者は、非常に強靭な肉体を持っているのです。

ケンガンアシュラに登場する呉一族の中で、現在の呉一族の当主を務めている人物が、呉恵利央です。ケンガンアシュラに登場した時点では、呉恵利央は年老いてはいますが、過去には拳願絶命トーナメントで優勝を果たした事もある強者です。強魔という通り名を持っており、若かりし頃には初代・滅堂の牙として、片原滅堂を拳願会の会長へと導いた闘技者でした。

ケンガンアシュラに登場する呉一族は、ブラジリア柔術を世界的に有名にした一族、グレイシー一族をモデルとしており、呉一族の名前もグレイシー一族から取られています。呉恵利央は、エリオ・グレイシーをモデルにしていると言われています。呉恵利央はひ孫にあたる、呉迦楼羅を非常に可愛がっています。作中で迦楼羅が一目惚れする王馬に対しては、殺意をむき出しにしていました。

ケンガンアシュラに登場する呉一族の呉迦楼羅は、作中ではカルラと呼ばれる事が多い女性キャラクターです。カルラは登場時、ケンガンアシュラの主人公・王馬に一目惚れしており、その後はいきなり抱きつくなど積極的なアプローチを続けています。王馬と結婚したいと彼を追いかけまわしているカルラですが、呉一族らしい高い戦闘能力と女子高校生らしい屈託ない優しい性格を併せ持っています。

同じ呉一族から、雷庵が拳願絶命トーナメントへ出場する事になり、それに伴ってカルラも曾祖父の呉恵利央らと共にトーナメント会場へと赴いています。カルラは呉一族秘伝の外しでは、85パーセントもリミッターを外す事が出来ると言う、類稀なる才能の持ち主です。

ケンガンアシュラに登場する呉一族の呉雷庵とは、拳願絶命トーナメントへと出場した、現在の呉一族最凶の男とされている闘技者です。呉雷庵は呉一族の中でも非常に稀な、外しを100パーセント行える存在です。その驚異的な戦闘能力で、パワーで敵を蹂躙するのを好む、非常に好戦的な性格をしています。

呉雷庵のモデルとなったのは、ハイアン・グレイシーです。ハイアン・グレイシーとは、一族でも問題視されていた、グレイシー一族最凶の喧嘩家と呼ばれた好戦的な人物でした。

ケンガンアシュラに登場する呉ホリスは、鬼哭童子という呼び名で知られており、呉一族の中でも屈指の実力を持っています。外しでも80パーセントの解放率を誇っています。呉一族は非常に癖の強いキャラクターが揃っているのですが、その中では冷静な性格をしています。

ケンガンアシュラに登場した呉玲一とは、呉一族当主・呉恵利央の又従兄弟の曾孫にあたる人物です。外しは50パーセントの解放率を誇っていました。一族きってのナルシストとしても知られており、鏡に映る自分の姿に見とれていました。また、雷庵の事は強さを認めながらも、粗暴な性格をよく思っていませんでした。

ケンガンアシュラに登場する呉堀雄は、鬼牛という通り名を持っているキャラクターでした。呉一族当主・呉恵利央の大叔父の玄孫にあたる人物です。外しでの解放率は、60パーセントでした。世界中で戦いを経験している猛者で、ムデバと戦った事もあるキャラクターでした。

ケンガンアシュラに登場する呉風水とは、呉雷庵の妹で魔弾の射手という異名を持っている人物でした。ケンガンアシュラに登場した時には、アンダーマウント社の社長を狙うと言う指令を帯びていました。一族秘伝の外しでは、28パーセント解放することが出来ます。

呉変造とは、呉一族の一員で狩鬼という通り名を持っています。風水のサポートを行っていたキャラクターで、高所恐怖症なのに鳶職をしています。呉一族の本拠地である、呉の里出身の人物です。

呉一族のキャラクターは、ケンガンアシュラの原作者・サンドロビッチ・ヤバ子が原作を務めたアニメ・ダンベル何キロ持てる？にも登場しています。ダンベル何キロ持てる？に登場する呉夜叉とは、皇桜女学院の教師を務めている人物で、実はケンガンアシュラのカルラの母親です。

優秀な闘技者を多数排出しており、拳願仕合での敗戦も歴史上ほとんどないと言われている呉一族。そんな呉一族の強さには、一族秘伝の外しという技が関わっています。呉一族の外しとは、脳のリミッターを強制的に外してしまう荒業です。あらゆる人間は、普段は脳のリミッターにより、最大限の力が出せていないと言われています。

呉一族はこの脳のリミッターを、あえて『外し』てしまう事で、非常に強大なパワーを発揮することができるのです。外しによってパワーアップする呉一族。呉一族のなかでも、外しで解放できる力はそれぞれ違っています。

呉一族の秘儀外しには、実はこれと言った弱点が存在しないのです。しかし、その強力さから長時間使用すると体力を消耗し、連続して使えなくなるというデメリットはあります。

ケンガンアシュラの呉一族に関しての感想や評価を紹介します。まず、呉一族に関しては、かっこいいという感想が多く挙がっていました。呉一族のキャラクターは、誰しもが強靭な肉体と高い戦闘力を秘めています。一族全体がプロの暗殺集団でもあり、その強さがかっこいいと評価されていました。

呉一族に関しては、もっと技が見たかったという感想も見られています。特に最強のキャラクターである雷庵は、力技で蹂躙するタイプだったため、もっと呉一族特有の技を見せてほしいと言われていました。

ケンガンアシュラの呉一族の人気は非常に高く、カルラの母親である呉夜叉がダンベル何キロ持てる？に登場した時は、多くのファンから喜びに声が上がっていました。原作者が同じでケンガンアシュラと同一の世界線だとされているダンベル何キロ持てる？にも、呉一族が登場しており注目を集めていました。

ここでは、人気格闘漫画ケンガンアシュラに登場する呉一族について、メンバー一覧や秘儀外しについて等、様々な情報を紹介しました。是非、ケンガンアシュラをチェックして、癖の強い呉一族の登場シーンにも注目して見てください。