【キングダム】韓国の登場キャラクター一覧!史実では騰によって滅ぼされる?

韓とは漫画キングダムに登場する国名の1つです。漫画キングダムに登場する韓国は中国大陸の中央に位置している韓王安が治める国家であり、大将軍を務める成恢を筆頭に張平や馬関などの武将が所属しています。しかし史実での韓国は春秋戦国時代で最弱の国家とされており、秦の将軍である騰の侵攻によって滅亡してしまいました。本記事ではそんな韓国について所属している武将・将軍の一覧や滅亡してしまった史実などをまとめてご紹介します。

【キングダム】韓国の登場キャラクター一覧!史実では騰によって滅ぼされる?のイメージ

目次

  1. キングダムの韓とは?
  2. キングダムの韓の登場キャラクター一覧
  3. キングダムの韓は史実では騰によって滅ぼされる?
  4. キングダムの韓の史実
  5. キングダムの韓に関する感想や評価
  6. キングダムの韓まとめ

キングダムの韓とは?

キングダムの作品情報

異様な見た目をした毒使いの大将軍・成恢が登場したことによって読者に強い印象を与えた漫画キングダムの韓国。韓国は春秋戦国時代の国の中でも一瞬で滅亡してしまった弱小国家であるものの、漫画キングダムの作中では上述の成恢や張平といった優れた将軍を抱える一大国家となっています。本記事ではそんな漫画キングダムに登場する韓国について所属している将軍・武将の一覧や滅亡した史実などをまとめてご紹介していきます。

キングダムの概要

では漫画キングダムの作中で韓国に所属している将軍・武将の一覧や滅亡してしまった史実の歴史などをご紹介する前に、漫画キングダムとはどのような作品なのかについて簡単にご紹介していきます。韓国が登場するキングダムとは春秋戦国時代を舞台にした原泰久の歴史漫画作品です。原泰久が描く漫画キングダムは2006年に漫画雑誌の1つ「週刊ヤングジャンプ」で連載が開始され、2020年9月現在も連載され続けている長編作品です。

約14年間連載が続いている漫画キングダムは後に秦国大将軍の李信となる少年・信と後に秦の始皇帝となる嬴政の一生を描いた作品となっており、これまで単行本は合計59巻刊行されています。そんな漫画キングダムはそのストーリーの面白さから老若男女問わず非常に高い人気を博しており、6800万部を越える累計発行部数を記録しています。この人気から漫画キングダムはアニメや実写映画など多数のメディア作品が制作されてます。

キングダムのあらすじ

漫画キングダムの主人公である信は戦争孤児の農民であるものの、親友の漂と共に天下の大将軍になることを夢見ていました。しかし漂は突然、後の秦の始皇帝である嬴政の身代わりとなって死亡してしまいます。それを知った信は激怒し、嬴政と対峙します。しかし信は自身の夢と漂の思いを叶えるため、嬴政の配下となりました。そして信は嬴政や多くの仲間達と共に戦場を駆け抜け、天下の大将軍への道を駆け上がっていくのでした。

韓の概要

本記事で所属している将軍・武将の一覧や滅亡した史実などをご紹介する韓とは漫画キングダムに登場する国家の1つです。漫画キングダムに登場する韓は王安王という王様が治める国であり、秦・魏・楚に囲まれた中国大陸の中央に位置しています。漫画キングダムの馬陽攻防編で韓は秦に攻撃されそうになるも横やりに入った趙のお陰で助かり、合従軍編にて韓国の大将軍である成恢の登場で多くの読者から注目を集めるようになりました。

しかし合従編で成恢や奈棍といった名だたる将軍・武将が戦死してしまい、韓国は大きく戦力を低下させてしまいます。2020年9月現在王安王が治める韓は滅亡一歩手前の状況に立たされています。史実では紀元前453年に独立して国を立ち上げるものの、最終的に秦の将軍である騰によって呆気なく滅亡してしまいました。このことから漫画キングダムに登場する韓国も史実と同じく騰の手によって滅亡するのではないかと考察されています。

TVアニメ「キングダム」公式サイト

キングダムの韓の登場キャラクター一覧

張平

ではここからは漫画キングダムの作中で韓国に所属している将軍・武将を一覧でまとめてご紹介していきます。まず将軍・武将の一覧で1人目にご紹介する張平とは韓国で宰相を務めている政治家の武将です。韓国で宰相を務める張平は嬴政の戴冠式に参加したというだけで、あまり漫画キングダムの作中に登場していません。しかし張平は中華大陸全土で「賢者」とあだ名されるほどの頭脳を持っており、韓国の大黒柱的存在となっています。

そんな韓国で宰相を務める張平は史実に実在した人物です。史実においても漫画キングダムに登場する張平は大臣の中で最高職とされている相国の地位を韓国に任じられており、大きな功績を残した漢の三英傑の1人に数えられています。また劉邦の軍師となる張良の父親でもあります。しかし張平は漫画キングダムの本編では本来死亡してしまっている人物であり、2人の韓の君主に仕えたということ以外に詳しい記述が残っていません。

成恢

将軍・武将一覧で2人目にご紹介する成恢とは漫画キングダムにおいて韓国の筆頭大将軍にあたるキャラクターです。漫画キングダムの作中で韓国の筆頭大将軍を務める成恢は顔中に浮き出た黒い血管と醜悪な見た目が特徴のキャラクターであり、合従軍編で初登場を飾りました。そんな醜悪な見た目が特徴の成恢は長年重ねた研究で生み出した毒を武器に戦う将軍となっており、韓国で自身が開発した毒兵器を扱う特殊な部隊を率いています。

漫画キングダムの本編で成恢は異様な見た目をしたキャラクターとして登場しているものの、元々は非常に男前の美男子でした。しかし猛毒の研究による影響で上記の画像のような禍々しい容姿になってしまいました。合従軍編で韓国の大将軍を務めた成恢は毒兵器で秦の張唐軍を苦しめるものの、張唐の命と引き換えに自分も討ち取られてしまいます。ちなみに成恢は史実に登場しない漫画キングダムのオリジナルキャラとなっています。

張印

将軍・武将一覧で3人目にご紹介する張印とは成恢に仕える将軍の1人です。成恢に仕える将軍の1人・張印は左目の横に付いた傷と顎髭が特徴のキャラクターであり、漫画キングダムの作中で楚国の大将軍である媧燐に度々絡まれてしまっています。そんな張印は合従軍編で直属の上司である成恢を張唐との戦いで亡くしてしまいます。成恢の戦死によって韓国は大将軍という重要な立場を任せる人間を失うという痛い打撃を受けました。

この時張印は成恢の後を継ぎ、代理として韓国の大将軍に就任することになりました。しかし張印は成恢ほどの胆力を持ち合わせておらず、他の合従軍に参加した将軍達に圧倒されてしまいます。韓国の史実で張印は名前すら登場しておらず、おそらく漫画キングダムのオリジナルキャラクターであると考えられます。なので今後騰が韓国に攻撃を開始した時、張印は戦いの中で戦死するか逃亡するかの結末を遂げると予想出来ます。

奈棍

将軍・武将一覧で3人目にご紹介する奈棍とは上述の張印と同じく成恢に仕えている将軍の1人です。漫画キングダムに登場する奈棍は右頬に付けた大きな傷跡が特徴のキャラクターであり、円月刀のような薙刀を武器にしています。初登場は成恢と同じく合従軍編であり、韓国の本陣を守る守備隊の隊長を努めていました。初登場した際の奈棍は強者のようなオーラを守っており、韓国の中でかなりの実力者ではないかと考えられていました。

奈棍の上司である成恢が毒を使って張当の軍を苦しめたことで、奈棍が所属している韓国は勝利の気分に酔っていました。しかし張当は秦の将軍である桓騎を引き連れ、韓国の本陣に奇襲を掛けます。本陣の守備隊長を務めていた奈棍は武器を手に持って戦うものの、成恢と同じく張当によって討たれてしまいました。そんな漫画キングダムで見せ場が無かった奈棍は成恢や張印と同じく史実に登場しないオリジナルキャラとなっています。

馬関

将軍・武将一覧で最後にご紹介する馬関とは韓国で二千人将を務めている武将です。韓国で二千人将を務める武将の馬関は長い顎髭と荒っぽい言葉遣いが特徴のキャラクターであり、大きな刃が付いた矛を武器にしています。漫画キングダムの序盤、王安王が統治する韓国は徐国という国を滅ぼそうとしていました。この時韓国の武将である馬関は独立軍の隊長に任じられ、徐国を滅ぼすために侵攻を開始しました。

馬関の実力はさすが二千人将を務めているだけあって高く、韓国に刃向かう兵士達を散々に打ち破りました。その途中、馬関は信が隊長を務める飛信隊の襲撃を受けてしまいます。そして馬関は激戦の末、飛信隊を率いる信によって討ち取られて戦死しました。ちなみに信の手で討ち取られた馬関も史実に登場しない漫画キングダムのオリジナルキャラクターとなっています。

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キングダムの韓は史実では騰によって滅ぼされる?

韓に攻めに入った秦国

ではここからは韓国の史実で滅亡してしまった最期を時系列順に一覧でまとめましたのでご紹介していきます。春秋戦国時代に実在した韓国は中華大陸で一番最弱な国家であったものの、秦や楚といった強国に囲まれてしまっていました。その中で生き残るため、韓国は大規模な灌漑事業をさせて秦国を弱体化させようと考えます。早速韓国は鄭国という使者を送り、秦国に大きな水路を作る大規模な工事を行わせることにしました。

しかし鄭国を使って行った韓国の秦国弱体化作戦はバレてしまいます。秦は国を弱体化させようとした鄭国を使い、逆に農地を開拓して国内を豊かにさせました。この時韓非は「韓非子」を残して韓国を強くしようとするものの、受け入れられませんでした。韓非は中国を代表する思想家であったものの、使者として訪れた秦国で投獄されるという最期を遂げてしまいます。その後力を付けた秦は一気に韓国へ進軍を開始するのでした。

騰が派遣され滅ぼされた?

漫画キングダムに登場する騰とは「ファルファルファル」という口癖が特徴のキャラクターであり、王騎に匹敵する高い実力から秦国の大将軍を務めています。そんな騰は「内史騰」という名前で歴史に名を残しています。強大な軍隊を持つ秦国は最弱の国家であった韓国を一瞬で倒し、豊かな南陽の地を手に入れました。この時内史騰は史実で初めて登場し、韓国から奪った南陽の地を統治する群の長官「群守」の地位を任されました。

そして南陽の地を奪った翌年の紀元前230年、内史騰は10万もの秦軍を率いて韓国の首都に攻撃を仕掛けました。この戦いで内史騰は王安王を捕虜にする功績を立て、韓国はそのまま滅亡してしまいました。滅亡後韓国の首都で元貴族達が反乱を起こしました。この反乱は秦軍によって鎮圧され、王安王は処刑されてしまいます。おそらく漫画キングダムでも史実と同じく、韓国は秦軍を率いる騰にとって滅亡すると考えられます。

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キングダムの韓の史実

史実①鄭国を秦に派遣

ではここからは韓国が滅亡するまでの歴史を一覧でまとめましたのでご紹介していきます。上述でもご紹介した通り、韓国は韓非の意見を受け入れず、鄭国という人物に秦国を弱体化させる作戦を任せました。この鄭国とは実在した水利技術者であり、当時において一流の技術を有していました。秦国に到着した鄭国は早速秦王となった嬴政と対面し、大規模な灌漑事業を行わせて莫大な資金を浪費させようとします。

しかし秦国は鄭国が韓国による間者であることを察知します。事がバレた鄭国は自身の罪を認めて秦国へ寝返り、120キロに及ぶ巨大な水路を完成させます。この水路は現代でも「鄭国渠」という名前で残っており、土地が貧しかった秦国に豊かな経済力をもたらしました。鄭国と韓非を失った韓国にもはや国を立て直す術は残っておらず、そのまま秦国の手によって滅亡して併呑されてしまいました。

史実②韓の武将・将軍は最弱だった?

漫画キングダムの作中で韓国の頼みの綱であった成恢は合従軍編にて戦死してしまいます。これにより韓国は有能な将軍・武将がいなくなってしまいます。賢者と謳われる張平も史実では既に死亡しており、活躍の目がありません。また実際の歴史において滅亡寸前の韓国に名を残した名将は存在していません。このことから漫画キングダムに登場する韓国は人材・領地問わず春秋戦国時代に実在した国の中で最弱の国家だと断言出来ます。

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キングダムの韓に関する感想や評価

漫画キングダムに登場する韓に関する感想では筆頭大将軍を務める成恢が好きといった感想が多く寄せられていました。韓で筆頭大将軍を務める成恢は漫画キングダムでもかなり異質なキャラクターとなっており、合従軍編で戦死するものの多くの読者に強い印象を与えました。そのため成恢は漫画キングダムの読者に高い人気を博しています。

漫画キングダムに登場する韓に関する感想では一番最初に滅亡するのではといった感想も寄せられていました。史実において、最弱の国家であった韓は一瞬で秦国に併呑されてしまい、滅亡します。漫画キングダムは史実の中にオリジナル要素を入れた作品であるため、歴史通りに韓は最初に秦国に滅ぼされると見ていいでしょう。

漫画キングダムに登場する韓に関する感想では最弱の中に張良が生まれるのが熱いといった感想も見受けられました。張良とは韓で宰相を務める張平の子供であり、秦の滅亡後天下を統一して漢帝国を立ち上げた劉邦の軍師です。上述でもご紹介した通り韓は最弱の国家です。しかしそんな韓で生まれた張良が逆に劉邦と共に天下を統一します。こういった歴史の因果は歴史を知るにあたって一番面白い魅力となっています。

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キングダムの韓まとめ

本記事では漫画キングダムに登場する韓国について将軍・武将の一覧や滅亡までの史実などをまとめてご紹介しました。合従軍編で成恢を失った韓国は窮地に立たされており、このままでは秦国の手によって滅亡してしまいます。しかしもし張平や張印が力を覚醒すれば、勝つことは出来なくても秦に一矢報いることが出来るでしょう。なので今後描かれるであろう秦国の韓国攻略戦は注目すべき大きなポイントの1つといえます。

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