【キングダム】廉頗四天王を徹底解説！輪虎・玄峰・姜燕・介子坊の強さは？

廉頗四天王とは、キングダムに登場した人気キャラクター・廉頗将軍の信頼する腹心の部下達の事です。廉頗四天王が登場する事によって、キングダム作中での秦と魏との戦いは非常に盛り上がりを見せました。ここでは、キングダムの廉頗四天王とは？その強さなどの詳細を一覧で紹介していきます。その前に、廉頗将軍と廉頗四天王の活躍したキングダムの作品情報も紹介していきます。

キングダムとは、春秋戦国時代の中国大陸を舞台とした漫画作品で、大将軍を目指して戦場を駆ける主人公の成長や、仲間との絆を描いた第人気作品です。キングダムは日本の漫画家原泰久による作品で、2006年から集英社の漫画雑誌・週刊ヤングジャンプにて連載を開始しています。現在も連載中のキングダムは、2020年最新刊である59巻が発売された時点で、累計発行部数は6800万部を突破しています。

キングダムは原作漫画は非常に高い人気を誇っており、週刊ヤングジャンプの看板作品として愛されています。第17回手塚治虫文化賞・マンガ大賞も受賞しているキングダムは、数々の漫画賞を受賞する非常に注目度の高い作品でもあります。そんなキングダムは、2012年からはテレビアニメも放送されていました。その後、2013年、2020年と続編となるシリーズも放送中となっています。

キングダムは春秋戦国時代の中国を舞台としているため、登場する武将は史実に実在した人物が多い事でも知られています。ここで紹介する廉頗四天王を率いる廉頗将軍も、実在していた有名な武人です。キングダムは登場キャラクターが非常に魅力的な事でも人気であり、テレビアニメ化の他にも実写映画化やゲーム化もされ、メディアミックスも盛んな作品となっています。

廉頗四天王も登場してストーリーを盛り上げたキングダムのあらすじを紹介していきます。キングダムの主人公・信は、戦災孤児であり下僕として働いている少年です。親友の漂と共に天下の大将軍になる事を夢見ていました。しかし、王宮から呼び出された漂は、ある任務の為に命を落とします。その後、信は亡き漂に瓜二つの秦国大王・政と出会います。信は天下の大将軍になる夢を胸に、政の剣となり戦場を駆け抜けていきます。

キングダムに登場する廉頗四天王の概要を紹介していきます。まず、廉頗四天王は魏の廉頗将軍が率いる精鋭部隊です。廉頗将軍とは、もともとは趙の将軍でした。かつて秦の六将が戦場を駆け廻っていた時代、廉頗将軍は趙の三大天の一人として名を轟かせた武将でした。その強さは凄まじく、天下の大将軍と呼ばれるにふさわしい人物です。そんな廉頗将軍を支える部下達こそ、廉頗四天王と呼ばれる四人なのです。

廉頗四天王がキングダムに登場したのは、秦趙同盟結成後、秦が魏の山陽に攻め込んだ山陽攻略編での事でした。秦は総大将を白老・蒙驁とし、山陽へ侵攻します。それを迎え撃ったのが、魏の将軍となっていた廉頗将軍だったのです。廉頗将軍は元趙三大天の1人であり、魏へ移ったあとはあまり戦場に出ていませんでした。そんな伝説級の廉頗将軍の登場により、中華全土がこの戦に注目する事となったのでした。

戦場に現れた廉頗将軍は、ここでは、キングダムに登場しストーリーを大いに盛り上げた廉頗四天王について、その強さや詳細を詳しく一覧にして紹介していきます。

廉頗四天王一覧その①は、輪虎です。輪虎とは、自らを廉頗の剣と名乗っている武将で、見た目は少年のようなキャラクターですが、実際の年齢は30代と言われています。両手に双剣を持ち、戦況を的確に見定められる頭脳と、優れた剣術の腕前を誇っている輪虎は、廉頗の剣として廉頗将軍に強い忠誠心を抱いています。そんな輪虎の強い忠誠心は、孤児だった輪虎を廉頗将軍が拾って育てたという境遇から来ています。

輪虎は秦が魏の山陽を攻めた山陽攻略戦において、戦が始まる前に暗殺部隊として暗躍し、敵将を数々打ち取ると言う活躍を見せています。廉頗将軍と共に魏に亡命した後は、戦の場に現れる事はありませんでしたが、山陽攻略編にて廉頗将軍と共に出陣し、廉頗四天王の中では最も危険な存在だと評されていたキャラクターです。

廉頗四天王一覧その②は介子坊です。介子坊とは、廉頗四天王の筆頭に数えられている有能な武将です。とても大柄な体型をしており、辮髪が特徴的なキャラクターでした。廉頗四天王の中では、パワータイプの武将として活躍を見せていました。斧の形をした大きな矛を操れるほどの怪力の持ち主ではありますが、戦場では奇作に弱いという面も見せていました。

廉頗四天王一覧その③は姜燕です。姜燕とは、中華十弓に数えられる弓の名手です。戦場でもその優れた弓の腕前を活かし、攻撃だけではなく矢で味方に指示を出す事も出来ました。かつては小国の将軍として、廉頗将軍とは敵同士だったという過去を持っています。国が滅ぼされた後、廉頗将軍の人間性に惹かれて従うようになった武将です。

廉頗四天王一覧その④は玄峰です。玄峰とは、廉頗将軍の師匠でもあった、非常に優れた頭脳を持った軍略家です。廉頗軍の作戦指揮には欠かせない存在であり、山陽攻略戦では知略を巡らせ、秦軍を相手取って多大なる損害を与えていました。ぎょろっとした目とはげ頭が特徴的で、非常に小柄な老人である玄峰。戦闘能力はほとんどない玄峰でしたが、軍略家としての働きで、廉頗四天王の中で欠かせない存在でした。

廉頗四天王について、その強さも一覧で紹介していきます。廉頗四天王一覧その①の輪虎は、廉頗の剣として戦場で大活躍する武将です。輪虎の高い戦闘能力は、戦災孤児だった所を廉頗将軍に拾われた後、開花させていったものです。廉頗将軍が最も信頼している武将にまで成長した輪虎は、数々の戦場で廉頗将軍の懐刀として敵将を討取っていくことになります。

輪虎は廉頗軍で最も突破力がある将軍としても一目置かれていました。廉頗将軍が趙の三大天だった頃から、秦の六将相手に共に激闘を繰り広げてきた輪虎。かつて王騎将軍に一太刀浴びせたという逸話も持っていました。輪虎は山陽攻略編において、王賁と信の二人を相手取って戦い、それでも圧倒的な力を見せつけるほどの実力者でした。

そんな輪虎は、戦いの中で成長し続ける信に次第に圧倒されていきます。そして、最後は信に打ち取られる事となりました。信との戦いで時代の変遷を感じた輪虎は、自分の役目はすでに終わっていたと悟っていました。信は輪虎を倒して大きな武功をあげましたが、何度も死を覚悟したと振り返っていました。

廉頗四天王一覧その②の介子坊の強さは、力だけだと廉頗将軍に匹敵すると言われています。山陽攻略編では、巨大な武器を振り回して凄まじい突破力を発揮。戦の副将を務めていた桓騎将軍の本陣へ突撃し、半壊させるという活躍を見せていました。その後、介子坊の部隊はバラバラになりながらも、数十騎という精鋭に絞り廉頗を助けるために蒙武軍へと攻撃をしかけています。

山陽攻略編では、そこまで活躍シーンの多いキャラクターではなかった介子坊。しかし、巨大な体型にパワータイプの迫力のある戦闘シーンが評価されており、もっと活躍が見たかった武将だと言われています。そんな介子坊は、戦の後廉頗将軍と共に楚に亡命しており、今後の秦と楚との戦いで再登場する事が期待されています。

廉頗四天王一覧その③姜燕の強さは、その弓矢の腕前によるものが多いです。姜燕自身はそこまでパワーがあるタイプではなく、廉頗将軍が出陣前に喝を入れるため廉頗四天王を抱擁する際には、力強さに負けてよろめいていました。しかし、その弓矢の腕前は、常人の二倍の飛距離を誇っています。そして何より、遠く離れた自軍の兵士に対し、矢を飛ばして的確に指示が出せると言う所が、非常に有利に戦況を動かしているのです。

姜燕は矢を飛ばして山を越えて指示を出す事が出来ます。その為、山間部など味方と連携が取りにくい場面でも、敵よりも有利に戦いを進められるのです。そのような姜燕の能力は、敵将の王翦将軍にも高く評価され、味方に引き入れようとされていました。

廉頗四天王一覧その④玄峰の強さは、やはりその頭脳です。玄峰は優れた頭脳を持った軍師として、廉頗軍を支え続けた存在でした。廉頗将軍にとっても師匠のような存在だった玄峰。山陽戦の初日には、罠や煙幕を使って信達を翻弄していました。また、桓騎本陣も発見した玄峰でしたが、伝令兵に変装して紛れ込んだ桓騎将軍により討たれてしまいます。

廉頗将軍は歴史上にも登場した有名な武将であり、刎頸の交わりのエピソードでも非常に有名です。刎頸の交わりとは、廉頗将軍と藺相如が友情を結んだ有名なエピソードで史記にも記されています。廉頗将軍は藺相如の事を口先だけで出世した人物だとして良く思っていませんでした。そんな廉頗将軍の態度を知った藺相如は、あまり人前に姿を見せなくなってしまいます。

藺相如は廉頗将軍と自分が対立する事で、国の守りが弱くなると考えていました。そんな藺相如の考えを知った廉頗将軍は、自分の態度を恥ずかしく思います。廉頗将軍は藺相如に「茨の鞭で打ってくれ」と身体を張って謝罪しましたが、藺相如は笑って許したのでした。そんな藺相如に感激した廉頗将軍は、「藺相如の為に頸を刎ねられても構わない」と、固く友情を結んだのでした。

廉頗将軍と藺相如が固く友情を結んだ刎頸の交わりからは、廉頗将軍の実直で漢気のある性格が分かります。キングダムで描かれた廉頗将軍も、仲間である廉頗四天王を心から信頼しており、友情に厚い性格が描写されていました。

もともとは趙の三大天として名を馳せた廉頗将軍。魏に亡命した後は、戦には参加しないまま何年か経過していました。王騎将軍の死をきっかけに、戦場に舞い戻った廉頗将軍。廉頗将軍は山陽攻略編で蒙驁と一騎打ちを演じ圧倒していましたが、本陣が落とされたのをきっかけに和睦に応じています。その後、魏からは追放される形で亡命し、楚に渡っています。今後、キングダム作中で再登場が期待されています。

キングダムの廉頗四天王に関しての感想や評価を紹介していきます。廉頗四天王に関しては、キングダムに登場するキャラクター達の中でも好きだと言う感想が多くなっています。廉頗四天王は、四人それぞれに違った魅力があり活躍シーンも多かった為、キングダムファンの間でも人気のあるキャラクターとなっています。

キングダムの廉頗四天王に関しては、主である廉頗将軍との絆がとても良かったという感想も見られていました。廉頗四天王は四人とも廉頗将軍を支える忠誠心の強い部下でした。特に息子同然に育てた輪虎に関して、信に討取られた事を知った廉頗将軍が激昂するシーンは多くのファンの心に残っています。

廉頗四天王に関しての感想では、廉頗四天王四人のかけあいが面白かったという感想も多くなっています。廉頗四天王のかけあいからは、それぞれに信頼をおいている事が伝わってきました。そんな廉頗四天王でしたが、輪虎と玄峰が討ち死にしてしまい、残念だと言う声も挙がっていました。

ここでは、キングダムに登場した廉頗四天王の強さや詳細を一覧にして紹介しています。廉頗四天王とは、キングダム作中で天下の大将軍として主人公信の前に立ちふさがった敵将・廉頗将軍の腹心の部下達の事です。廉頗四天王は、廉頗の剣として活躍した武将・輪虎を始め、個性的で有能なキャラクターばかりが集まっていました。

廉頗四天王はキングダムの山陽攻略編で登場し、それぞれに印象深い活躍を見せましたが、輪虎は主人公の信に討たれ、玄峰も奇襲にあって死亡しています。廉頗将軍はその後楚に亡命しており、今後再登場する事が期待されていました。是非、キングダムをチェックして、廉頗四天王の活躍シーンにも注目して見てください。