【黒子のバスケ】緑間真太郎はゾーンに入れない？もしゾーンに入ったら最強になる？

黒子のバスケで最強の精神力を持っている緑間真太郎は、3Pシュートを得意としていました。常に誠実に人事を尽くしている彼は全てのプレーにおいて最強を誇っていましたが、キセキの世代の中では唯一ゾーンに入れない選手だったのです。おしるこが大好きな彼は目も非常に悪く、時にお茶目な姿も披露していました。自信家でプライドが高い彼は、努力においては誰にも負けない自信があったのです。

黒子のバスケで監督や先輩に対してはわきまえることができるものの、同級生や後輩に対しては上から目線となってしまう緑間真太郎は仲間同士でありながらも不穏な空気を作ってしまうことが多くありました。しかし、楽しいことが大好きな高尾などがフォローすることで場を収めていたのです。そこで、最強の力を持ちながらゾーンに入れない緑間真太郎の得意な3Pシュートやキセキの世代で唯一ゾーン入れない理由などを紹介します。

全30巻によって単行本が刊行されている「黒子のバスケ（くろこのばすけ）」は、3100万部の累計発行部数を誇っている漫画となっています。バスケットボールを題材にして描かれた黒子のバスケは、週刊少年ジャンプ（2009年2号～2014年40号）によって連載されました。東京都出身の藤巻忠俊さんによって描かれた黒子のバスケは、全276話で展開され、小説化やVOMIC化などが2010年以降から行われていったようです。

ある中学校ではキセキの世代と呼ばれる五人の天才が同時に現れたことで、バスケが大いに盛り上がることになります。キセキの世代が天才的な才能を持った表の存在であるとしたら、非常に印象が薄く存在感がない影の存在でありながらキセキの世代の五人に注目されていた幻の六人目の存在もあったのです。彼らは別々の高校へ進学することによって高校バスケにおいて天才的なプレーを披露していくことになります。

本を読んだり音楽を聞いたりすることが好きな緑間真太郎は、中学生の頃はキセキの世代の一人として姿を現しています。秀徳高校一年生でありながらバスケの試合に出場している彼は、才能至上主義のところがありますが、誰よりも努力をすることができる誠実な人間だったのです。そのため、試合をすればすぐに相手がどれくらい努力を積んできたのかを見抜くことができました。それゆえに見下した態度になってしまったようです。

• 名前：緑間真太郎（みどりましんたろう）
• 所属：秀徳高校一年生
• ポジション：シューティングガード（SG）
• 血液型：B型
• 誕生日：7月7日
• 背番号：6（帝光：7）
• 座右の銘：人事を尽くして天命を待つ
• 得意科目：化学、生物
• 好きな食べ物：おしるこ

「～なのだよ」という独特な話し方をする彼は、左利きでかっこいい名言やセリフも数多くいい放っていました。「人事を尽くして天命を待つ」という言葉を座右の銘に掲げている緑間真太郎は、天才でありながら努力の人でもあったのです。天才的な才能を持っている彼でしたが、ゾーンにいまだに入れない弱点も持っていました。キセキの世代のメンバーは意識的にゾーンに入る人もいますが彼はいまだに入れないのです。

3Pシュートが得意な緑間真太郎は、キセキの世代の一人として最強の力を見せています。しかし、キセキの世代の中では唯一ゾーンに入れないメンバーだったのです。ゾーンとはどのような状態を意味しているのでしょうか？本来の人間は自分が持っている力の80％くらいまでしか使用できていないといわれています。80％でも出せればかなり力を発揮できているといえるのです。

ゾーンに入った際にはその人が持っている最強の力である100％を発揮することができるとされています。そのため、ゾーンに入ることができる選手とはそのスポーツが好きで好きでたまらずに、極限まで集中している際に入ることができる世界だったのです。天才や能力が高い人、直観や野生の勘が鋭い人もゾーンに入りやすい傾向にあるといわれています。最強の才能を持っているキセキの世代の多くはゾーンに入ることができました。

色黒の青峰大輝は意識的にゾーンに入ることもできたのです。ゾーンに入るには最強の才能を持っていること、バスケが好きで本気で取り組んでいることの二点を満たしている必要がありました。ゾーンに入ることでシュート率やスピード、パワーが格段にアップするため、ゾーンに入ってしまった選手を止めることは非常に大変なことだったのです。

人事を尽くして天命を待つという言葉を座右の銘に掲げている緑間真太郎は、キセキの世代の中では唯一ゾーンに入れない選手となっています。しかし、彼はキセキの世代の中でも人一倍人事を尽くしてバスケに本気で打ち込んでいるため、いつゾーンに入ってもおかしくない状況となっていました。彼のバスケに関する才能はキセキの世代のメンバーも認めている程なのでバスケの才能に関しても申し分ないでしょう。

最強の3Pシュートを放つことができる緑間真太郎は、たまたま今までの試合などでゾーンに入る機会がなかっただけで、ゾーンに入れないということではないのかもしれません。ゾーンに入ることをコントロールできる、自分の意志で入ることができる選手はほんのわずかとなっています。

ほとんどの選手が偶然にゾーンに入っているのです。キセキの世代の中では今のところ唯一ゾーンに入れない選手となっていますが、人事を尽くしている緑間真太郎であればいつ入ってもおかしくはないでしょう。彼がゾーンに入ってさらに最強の力を発揮することを期待している人はたくさんいました。

コートのあらゆる場所から3Pシュートを放ち決めることができる緑間真太郎は、キセキの世代の中では唯一ゾーンに入れない選手となっていますが、それでも他のメンバーと渡り合える最強のプレーを見せています。もしかしたら、彼はゾーンに入る必要が今のところないので入っていないのかもしれません。ゾーンに入れないのではなく、入る必要がないとも考えることができます。

現時点でも天才的な選手と渡り合うことができる緑間真太郎が、ゾーンに入ることができた場合はもう誰も止めることができなくなってしまうかもしれません。ゾーンに入っていない状況でもコートのあらゆる場所から3Pシュートを放つことができる彼は、ゾーンに入ることで弱点となっているタメの時間がほとんど必要なくなる可能性はあります。現時点では相棒の高尾と弱点を新たな技によってある程度克服していました。

彼は外から放つ3Pシュートによってあらゆる必殺技を編み出していますが、ゾーンに入った際にはスピードも格段にアップするためドリブルによる攻撃を見ることができるかもしれません。外からも内からもシュートを放つことができたらキセキの世代のメンバーの中でも飛び抜けた選手になってしまう可能性もあります。一人だけいまだゾーンに入っていないということは多くの可能性を残しているともいえるのです。

あらゆる努力を惜しまない性格の緑間真太郎は、コートのあらゆる場所から3Pシュートを放つことができました。彼のシュートの成功率はほぼ100％で、相手のディフェンスによって相当フォームを崩されない限りはほぼ完ぺきにシュートを決めることができるという「超長距離（スーパーロングレンジ）3Pシュート」を放つことができたのです。

中学生の頃はまだ力もあまりなかったために、ハーフコートが精一杯でしたが高校では全てのコート（オールレンジ）からシュートを放つことができるようになりました。彼から放たれた「超長距離（スーパーロングレンジ）3Pシュート」は、シュート率が高いことに加えてボールの軌道が非常に高く滞空時間が長かったために、味方が余裕を持ってディフェンスに戻る時間も作り出していたのです。

ダンクシュートでさえも簡単にブロックしてしまうような高いジャンプ力を備えている緑間真太郎は、相手が戦う自信を失ってしまうような精神的なダメージを与える天才的なプレーを度々披露していました。遠距離からのゴールも難なく決めてしまう彼ですが、「超長距離（スーパーロングレンジ）3Pシュート」を放つには相当なタメが必要でした。しかし、人事を尽くす彼はそれすらも相棒の高尾と一緒に克服しています。

あらゆることに人事を尽くす性格の緑間真太郎は、シュート率がほぼ100％の「超長距離（スーパーロングレンジ）3Pシュートシュート」を放って相手を圧倒していますが、シュート以外の能力も最強の選手となっていました。パワーフォワード（PF）を務めているキセキの世代の一人である火神大我との1on1においても互角に戦える力を持っています。

成功率が高い3Pシュート以外にもシュートに見せかけて敵を十分引き付けてからパスを放ったり、フェイクを織り交ぜたりも可能だったので、圧倒的に有利な状態を作り出しながら戦うこともできたのです。さらに、「超長距離（スーパーロングレンジ）3Pシュートシュート」での弱点を克服するために相棒の高尾と編み出した「空中装填式3Pシュート」を放つことで圧倒的な才能を見せていました。

ゾーンに入っていないながらもゾーンに入っている相手と対等に戦うことができる緑間真太郎の声を担当したのは声優の小野大輔さんです。家具店を営んでいる家庭に生まれた彼は、予想を超える、期待を裏切るということをモットーに生きてきました。そんな彼には獣医として活躍している兄がいます。俳優になるために青二塾日曜クラスや日本大学芸術学部放送学科を卒業した彼ですが声優の道へ進むことになりました。

• 名前：小野大輔（おのだいすけ）
• 愛称：小野D、おのでぃ
• 職業：声優、歌手
• 所属事務所：フリー
• 出身地：高知県高岡郡
• 血液型：O型
• 身長：175㎝
• 生年月日：1978年5月4日
• 声優デビュー：2001年

声優として活動をスタートした声優の小野大輔さんは、2008年には第2回声優アワードサブキャラクター男優賞（助演男優賞）を受賞して努力を認められることになります。2010年においては第4回声優アワード主演男優賞を受賞しました。さらに、翌年の2011年においてもアニメージュ第33回アニメグランプリ声優部門にてグランプリを受賞しています。数々の賞を受賞している彼はその後も幅広い分野で活躍していきました。

声優の小野大輔さんの主な出演作品には、花咲ける青少年のユージィン・アレキサンドル・ド・ヴォルカン役や、うみねこのなく頃にの右代宮戦人役、ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜の月島十六夜役、バトルスピリッツ ブレイヴのクラッキー・レイ役、裏切りは僕の名前を知っているの蓮城焔椎真役、機動戦士ガンダムAGEのウルフ・エニアクル役、伝説の勇者の伝説のシオン・アスタール役などがありました。

その他のテレビアニメとしては、ジュエルペット きら☆デコッ!の尾崎青騎士・ブルーナイト役や輪廻のラグランジェのフィン・エ・ルド・シ・ディセルマイン役、進撃の巨人のエルヴィン・スミス役、ジョジョの奇妙な冒険シリーズの空条承太郎役、TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-の明智小五郎役、プリンス・オブ・ストライド オルタナティブの支倉ヒース役、覆面系ノイズの悠埜佳斗役などがあります。

黒子のバスケにおいてしんちゃん（緑間真太郎）が一番かっこいいと感想を寄せている人は意外と多くいました。独特な言葉を放つ彼は人事を尽くす性格ゆえにルックスもかっこいい上に努力を惜しまない内面の誠実さもかっこいいと評価している人もいます。不遜な態度をとってしまう彼ですが、彼には努力をしている人とそうでない人を瞬時に見分ける力もあったためにそのようになっていたのでした。

緑間真太郎が最高だとコメントしている人もいました。おしるこが大好きな彼は視力が悪くお風呂においては仲間だと勘違いしてライオンの置物に熱く語りかけるという可愛らしい一面も持っています。彼の人柄を知れば知るほど、彼のかっこいい名言を聞けば聞くほど彼の虜になってしまった人は多くいたようです。徹底的に人事を尽くす彼はゾーンに入らなくても天才的な最強の力を放っていました。

バスケ経験者である人からは、決して練習をサボらずに人事を尽くしている緑間真太郎の姿に感動し、尊敬しているとコメントされていました。彼と星座や血液型が同じで、さらにバスケの部活も同じで嬉しいと感想を寄せている人もいます。楽しいことが大好きなお気楽な性格の高尾とのやり取りも魅力的で、クールに人事を尽くす彼に振り回されている高尾との絡みを楽しみにしている人もいました。

自信家で非常にプライドが高い才能至上主義の緑間真太郎は、キセキの世代で唯一ゾーンに入れないキャラクターとなっています。しかし、ゾーンに入っていない状態でありながらゾーンに入っている選手と対等に戦っているために彼がゾーンに入った際には最強になってしまうのでは？と話題になっていました。彼にとってはまだゾーンに入らなくてもよい状況であり、今後も計り知れない才能を見せていくのでしょう。