【フェアリーテイル】六魔将軍（オラシオンセイス）のメンバー一覧！各キャラの強さは？

作者・真島ヒロによる漫画「フェアリーテイル」は、2006年から2017年まで週刊少年マガジンで連載されていました。コミックは全63巻が世界中で発売され、累計発行部数は6000万部を超えています。また、「フェアリーテイル」の小説版が第4巻まで発売中です。アニメ版は第3期まで製作され、2009年から2019年にかけてテレビ東京系で放送されました。

「フェアリーテイル」は、同じ週刊少年マガジンで連載された「RAVE」の作者・真島ヒロによるバトル・ファンタジー漫画です。一人前の魔導士を目指す若者たちの戦いの物語で、主人公はナツという少年です。「フェアリーテイル」は原作漫画、アニメ版、ラノベ版の他にも劇場版が2作品、舞台版が製作されています。

世界のあちこちに存在する「魔導士ギルド」は、日々魔導士たちに仕事を紹介しています。魔導士を目指す少女・ルーシィは、ナツという名前の「滅竜魔導士（ドラゴンスレイヤー）」と出会いました。ルーシィはナツが所属している「妖精の尻尾（フェアリーテイル）」というギルドに入り、そこで二人は一人前の魔導士となるべく様々な試練に立ち向かっていきます。

六魔将軍（オラシオンセイス）は「フェアリーテイル」に登場する「闇ギルド」と言われる組織の一つです。「闇ギルド」とは、評議員による解散命令を無視し、闇で活動するギルドで、中心には「バラム同盟」と呼ばれる3つのギルドがあります。それは、六魔将軍（オラシオンセイス）、悪魔の心臓（グリモアハート）、冥府の門（タルタロス）で、これらは傘下に多くの闇ギルドを抱えています。

この「バラム同盟」の中で最も力のある闇ギルドが六魔将軍（オラシオンセイス）です。六魔将軍には6人のメンバーがおり、彼らは一人でもギルド一つを倒せるほどの力を持つ実力者の集団です。各メンバーは、それぞれが所有している「祈り」とコードネームを介して「生体リンク魔法」で繋がっています。

六魔将軍（オラシオンセイス）の司令塔はブレインです。元は魔法開発局で魔法の開発・製造に携わっていました。豊富な知識を持つブレインは「古文書（アーカイブ）」からニルヴァーナの情報を発見し、起動させることで光世界の崩壊を目論んでいます。ブレインの顔のラインは「生体リンク魔法」で、メンバーが負けるとラインが消えていくという仕組みで、全てのラインが消えると、もう一つの人格「マスターゼロ」が出現します。

ブレインのもう一つの人格「マスターゼロ」は六魔将軍（オラシオンセイス）のギルドマスターです。マスターゼロになると、体は筋肉が付き一回り大きくなり、目の色は赤く、衣装も軍服に似たものに変わります。ブレインの時と決定的に違うものは人格です。暴力的で残忍な性格に変貌し、無抵抗な者にも攻撃の手を緩めないなど、狂暴な人物となります。ブレイン自身、ゼロの出現を恐れて「生体リンク魔法」で封じていたほどです。

クロドアとは、ブレインが持っている意思のあるドクロの杖で、六魔将軍（オラシオンセイス）の7人目のメンバーだと名乗っています。日頃はドクロの杖として静かにしていますが、ブレインの身に何かが起きると自らの意思で行動を起こします。しかし、ブレインから出現したマスターゼロに逆らったことで破壊されてしまいました。その後「星空の鍵編」で新生六魔将軍のメンバー（自称）として再登場します。

メンバー一覧の一人目、ミッドナイトは六魔将軍（オラシオンセイス）で最強とされる魔導士です。ブレインのことを「父上」と呼ぶほど慕っており、心酔しています。魔法「屈折（リフレクター）」の使い手で、あらゆる物体や魔法をねじ曲げることができ、敵のどんな攻撃でもはね返すことができます。また、光をねじ曲げて相手に幻覚を見せることもできますが、人体をねじ曲げることだけはできません。

メンバー一覧の二人目、コブラは「毒竜のコブラ」という名前で呼ばれる「滅竜魔導士（ドラゴンスレイヤー）」です。体中に毒をまとって行う攻撃や、毒をばらまくことで敵を死に追いやる「竜毒の咆哮」など、毒を使った攻撃をします。また、「聴く」という魔法を持つコブラは、相手の呼吸や筋肉の動き、思考まで聞き取れるという驚異的な聴力の持ち主です。巨大な毒蛇・キュベリオスは大切なパートナーです。

メンバー一覧の三人目、エンジェルは六魔将軍（オラシオンセイス）でただ一人の女性で、星霊を召喚できる魔法「星霊魔法」を使う星霊魔導士です。黄道十二門の「白羊宮のアリエス」、「天蠍宮のスコーピオン」、「双児宮のジェミニ」を所有しています。エンジェルは語尾に「…（だ）ゾ」と付けるなど、独特の口調で話します。

メンバー一覧の四人目、サングラス姿にモヒカンヘアーが特徴のレーサーは「魔道二輪」を使う魔道士です。闇ギルドの「尾白鷲（ハルピュイア）」という暴走集団を支配下にしています。作中で、超高速で走っている様に見える魔道二輪ですが、実は「相手の体感速度を下げる」という魔力によって、高速で走っているように見せかけているのでした。

メンバー一覧の五人目、ホットアイは「天眼（てんげん）のホットアイ」という名前で呼ばれています。弟のウォーリー・ブキャナンを探すために金が必要で、常に金のことしか頭になかったホットアイ。魔法「ニルヴァーナ」の魔力で心を入れ替えたのですが、この「ニルヴァーナ」の魔力によって改心したのはホットアイだけです。ちなみに、ホットアイの名前はリチャード・ブキャナンです。

ここまで「フェアリーテイル」の六魔将軍（オラシオンセイス）のメンバーを一覧で紹介してきました。ここで、アニメ版オリジナルの新生六魔将軍（オラシオンセイス）のメンバーであるイミテイシアを紹介します。新生六魔将軍（オラシオンセイス）とは、旧六魔将軍（オラシオンセイス）のメンバーだったミッドナイトが新たな司令塔、ブレインⅡ世となり作られた組織です。

イミテイシアはアニメ版オリジナルのギルド・新生六魔将軍（オラシオンセイス）のメンバーです。地位としてはナンバー2という実力者で「擬態と虚偽の標」という名前で呼ばれています。右眼にバラの花の形状をした眼帯を付け、バラの葉やイバラをイメージしたドレスを着ています。痛覚がないということで、痛みを感じることがないと本人は言っています。武器は、片刃の剣に花の形をした盾で一対の魔武器「シリス」です。

イミテイシアの正体は幼い頃のルーシィ・ハートフィリアが誕生日にプレゼントされた人形です。当時はルーシィに妹の様に可愛がられていましたが、やがてルーシィが人形のことを忘れた頃、ブレインⅡ世によって人間の体を与えられました。その後、ミシェル・ロブスターというハートフィリア家の親戚の令嬢の名前を名乗ってハートフィリア家にやってきました。

その目的は、ルーシィの父親の遺品を届けることでした。実はイミテイシアは本当のミシェルではありません。ミシェル本人は事故のため意識不明で眠っています。イミテイシアはそのミシェルの名前を騙ったのでした。しかし、イミテイシアは人形だった頃、ルーシィに愛されていたことを忘れることができず、今でもルーシィを姉のように慕っています。

「フェアリーテイル」の六魔将軍（オラシオンセイス）が、かっこいいという感想です。司令官のブレインの強さやメンバーのエンジェル、ミッドナイトの可愛さやレーサー、コブラのかっこよさ、他にもホットアイの人柄など、メンバーそれぞれの良さが出ているという感想です。

「フェアリーテイル」の六魔将軍（オラシオンセイス）のメンバーの中でもゼロについての感想です。ゼロはブレインのもう一つの人格で、見た目から中身、声のすべてが好きで、謎めいたところも気になるということです。

「フェアリーテイル」の六魔将軍（オラシオンセイス）は、司令官のブレインをはじめとする6人のメンバーそれぞれが個性的で強くかっこいいと言われています。そんなメンバーが好きだという感想です。

いかがでしたか？「フェアリーテイル」の闇ギルド・六魔将軍（オラシオンセイス）のメンバーを一覧で、それぞれの強さや特徴などを見てきました。6人のメンバーは皆、ブレインを中心に強い魔導士でした。また、アニメオリジナルキャラのイミテイシアはかつてルーシィに愛された人形でした。実力者が集まる闇ギルドの中核をなす六魔将軍（オラシオンセイス）に注目して「フェアリーテイル」をお楽しみください。