【ナルト】大蛇丸の技名を一覧で紹介!伝説の三忍の強さと能力を考察

NARUTO(ナルト)の中でも伝説の三忍と呼ばれ特に新術の開発に余念がないキャラクターが大蛇丸です。NARUTO(ナルト)作中、過去を含めて様々な暗躍を繰り返しながら多くの術を開発している姿が描かれています。今回は大蛇丸について、使用する技の技名を一覧形式で紹介しつつ、大蛇丸の強さやNARUTO(ナルト)アニメ化の際の大蛇丸の声優についてなどまとめて紹介していきます。

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目次

  1. 大蛇丸とは?
  2. 大蛇丸の技名・術一覧~忍術系~
  3. 大蛇丸の技名・術一覧~口寄せ系~
  4. 大蛇丸の技名・術一覧~封印術系~
  5. 大蛇丸・伝説の三忍の強さと能力
  6. 大蛇丸のアニメ声優
  7. 大蛇丸に関する感想や評価
  8. 大蛇丸の技名まとめ

大蛇丸とは?

NARUTO(ナルト)作中において伝説の三忍と呼ばれる3人の忍者の1人が大蛇丸です。「忍者とは忍術を扱う者」という思想のもと、多数の忍術を習得、開発しているキャラクターです。特に人の命すらも厭わない残忍な気質をもっています。今回はそんな大蛇丸がNARUTO(ナルト)作中で使用する技の技名を一覧形式で紹介していきます。

NARUTO(ナルト)の作品情報

NARUTO(ナルト)の概要

大蛇丸が登場するNARUTO(ナルト)は1997年に赤丸ジャンプにて読み切りを掲載し1999年から週刊少年ジャンプにて連載された岸本斉史先生の忍者を題材とした作品です。多くのキャラクターが交わりながら成長していく姿やそれを支える大人達などのキャラクター性とその見せ方、アジア文化を多数取り入れた独特な世界観が高い人気を集めジャンプの看板と言える作品にまでなった作品です。

その作風は日本はもちろん海外でも高い人気を誇り、同じジャンプ作品という事も相まって連載終了後、海外で人気を集めていた「ドラゴンボール」の後釜的作品として広く受け入れられる事になりました。結果的に原作漫画は46ヶ国以上で発売され発行部数は2億5000万部に到達、アニメは80ヶ国以上で放映され、主人公のナルトは「世界が尊敬する日本人100」に架空の人物で唯一選出される程に高い人気を獲得しています。

NARUTO(ナルト)のあらすじ

落ちこぼれながらも恩師イルカ先生に認められた事でなんとか忍者になる事ができたナルト。担当上忍のカカシやライバルのサスケの存在もあって少しずつですが着実に成長していきます。そんな中、中忍選抜試験を受ける事になったナルト達第七班は第一次試験を無事に突破して第二試験「死の森のサバイバル」に進みますが、そんなナルト達の前に正体を隠して姿を見せる事になるのが大蛇丸です。

大蛇丸のプロフィール

大蛇丸は猿飛ヒルゼンの元で育ち、第三次忍界大戦では自来也、綱手と共に「伝説の三忍」と謳われた優秀な忍者です。優れた才能で将来を渇望される存在でしたが、目的の為には手段・犠牲を厭わない残忍な性格をしておりその結果四代目火影になる事も叶わず、挙句の果てには禁術の実験の為に里の者を誘拐・拉致していたとして抜け忍になってしまった存在です。

抜け忍になった後は暁に所属した時期もありましたが紆余曲折を経て暁も離れており暁からも狙われる立場になり現在は独自にアジトを持ち勢力を広げており、「忍者とは忍術を扱う者」という思想の元に様々な術の開発を行っています。特に忍術を極める為には莫大な時間が必要であり一生だけでは足らないという判断から様々な術の開発の中でも特に不老不死の術の開発に多くの力を注いでいます。

NARUTO(ナルト)作中、物語の開始時点以前から様々な暗躍を行っており、過去のイタチとの因縁も相まってうちはの生き残りであるサスケに興味を持ってナルト達の前に姿を見せる事になります。しかし木ノ葉崩しの際に忍術を使う為に印を結ばなければならない両腕を封印されてしまった事で長らく口寄せを中心とした戦い方を強いられる事になります。

オネェ言葉で話すのが特徴で、残忍ながらもどこか情のような物を持っている一面も見せており、一種のカリスマ性も持ち合わせており、部下などからは信頼を得ている側面もあります。その他判明しているプロフィールとしては慎重が172cmで体重は57.3kg、年齢は第一部の時点で51歳、第二部で54歳で誕生日は10月27日のさそり座、血液型はB型で忍者登録番号は002300となっています。

テレビ東京・あにてれ NARUTO-ナルト- 疾風伝

大蛇丸の技名・術一覧~忍術系~

白蛇遣いの術

大蛇丸は普段は人間の身体をしていますが、その身体は禁術開発や薬品などを使用した影響で既に白い大蛇と化しています。白蛇遣いの術(しろへびつかいのじゅつ)は人間の身体から本来の白い大蛇の状態に戻る為の術です。ちなみにこの身体はチャクラコントロールにより制御されています。基本的には不屍転生の前提技として使用される事がほとんどです。

消写顔の術

初登場時などに大蛇丸が使用した術である消写顔の術(しょうしゃがんのじゅつ)は相手の顔に手を当てる事でそのまま顔を奪い取ることができる忍術です。瓜二つに变化するのは難しい変化の術とは違い、相手の顔をそのまま奪う術なので寸分狂いない変相が可能になっています。大蛇丸が下記で紹介する不屍転生で肉体を移しても同じ顔なのはこの消写顔の術で自身の顔、器となった身体に奪い取っている為です。

軟の改造

身体を軟体にして様々な用途に使用してみせる大蛇丸ですがそれらの技は「軟の改造(なんのかいぞう)」と技名を付けられた技です。身体の関節を外した上でチャクラを用いて肉体を操る術ですが大蛇丸の場合はさらに伸縮自在であるなどさらに独自の要素が加わっています。術的には全身を軟体化させる事も身体の一部分のみを軟体化させる事も出来ます。

大蛇丸の場合は主に首をろくろ首のように伸ばして相手の身体に巻き付いたり、不意を付くのに使用しています。自身の肉体を改造して行っているので今回の一覧の中でも厳密に技と言えるのかは怪しいですがNARUTO作中では秘技・秘伝忍術に区分されており、実際に大蛇丸から大蛇丸の遺伝子を持つミツキに受け継がれミツキはこの技を改名した「荒蟒蛇(あらうわばみ)」をメインの攻撃手段として用いています。

風遁・大突破

他の者が使わない多種多様な術を扱う大蛇丸ですが、今回の一覧の中でも唯一他にも使用者がおりまともで五大性質変化に当てはめる事ができる技と言われるのが風遁・大突破(ふうとん・だいとっぱ)です。チャクラを込めた息で風圧を強くするというシンプルな技ですがそのシンプルさ故に使用者によって技の威力が変わりやすい技であり、伝説の三忍である大蛇丸が使用すると暴風が起こる程の威力になっています。

不屍転生

大蛇丸が望んでいた不老不死をある種完成させた術と言えるのが不屍転生(ふしてんせい)という技名を付けられた術です。上記でも紹介した白蛇遣いの術を使用した状態で器となる相手の身体を取り込む事で相手の精神を覚めぬ眠りに落とし身体を乗っ取るという恐ろしい術です。実際大蛇丸はこの術を使って何度も器を入れ替えており、サスケを狙っていたのもこの術を用いる器とする為です。

魂が転生する形での不老不死を実現する不屍転生ですが、1度使用すると2~3年は使用できないと言われており、NARUTO(ナルト)作中でもサスケの肉体が間に合わずに転生した例などが見られています。ただし使用できなくなるタイミングはあくまでも転生が完了したタイミングなのか失敗された場合はカウントされていないようです。

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大蛇丸の技名・術一覧~口寄せ系~

大蛇

技名や固有の名前を持たないながらも大蛇丸が口寄せする大蛇の中でも口寄せされる機会が多いのが大蛇です。大蛇丸が口寄せする場合は2匹セットで口寄せする場合が多くなっています。登場する場面は多い物の、損な役回りが多く、NARUTO(ナルト)腹を破裂させられる、底なし沼に落とされる、大ガマに踏み潰されるなどの目にあっています。また大蛇と呼ばれ続けた為、大蛇自体の名前も2匹とも不明です。

マンダ

大蛇丸が契約する蛇の中でも最強格と言われるのが紫の蟒蛇のマンダです。大蛇丸が口寄せする蛇の中では唯一喋る事が出来ます。基本的に気性の荒い大蛇の中でもとりわけ気性が荒く、大蛇丸でさえ従わせるのには苦労する程です。大蛇丸から大量の生贄をもらう見返りに渋々従っており、カブトからは「大蛇丸が怪我をしている状態としてばすぐにでも裏切る」とされており、かなり打算的な関係にあると言えます。

しかし最強格と言われるだけにその能力は高く、スピードが早く相手の攻撃を脱皮して躱すなど意外と頭もキレるタイプです。また自来也が契約するガマブン太とは犬猿の仲の関係にあります。ちなみにマンダは大蛇丸の弟子であるサスケとも契約しており、デイダラの爆発の盾にされる形で口寄せされてしまい、その事に文句を言いながら息絶えるという最後を迎えています。

潜影蛇手

潜影蛇手(せんえいじゃしゅ)は事前に口寄せしておいた小型蛇を袖の中に仕込んでおき、袖の中から飛び出した蛇を相手に絡ませて捕らえる奇襲性の高い技です。NARUTO(ナルト)作中では発展型の技として、大量の蛇に相手を襲わせる「潜影多蛇手」、大型の蛇を使用する事で拘束力を高め、相手を蛇の餌にもしてしまえる「蛇睨呪縛」という技も登場しています。

万蛇羅の陣

万蛇羅の陣(まんだらのじん)は技名がついている大蛇丸の技一覧の中でも特に呼ぶ蛇の数が多い技です。口寄せした蛇を口からおびただしい数の送り出し相手を襲わせる技で見た目のインパクトはかなり強烈ですが尾獣化していたナルトにあっさり一掃されてしまっている事からも蛇単体の強さはそこまで多くなく、数の暴力を利用した技であったと想定されています。

八岐の術

八岐の術(やまたのじゅつ)はその技名の通り、8つの頭を持つ巨大な白い大蛇を呼び出す術です。大蛇丸が口寄せできる口寄せ動物の中ではマンダと同じく最強格であるとされていますが、元々相性が悪いと言われるイタチを前に使用しておりあっさり封印されてしまった為、技の強さはもちろん呼び出された八岐の大蛇にマンダのような名前があったかどうかも定かにはなっていません。

草薙の剣

大蛇丸の使用する口寄せ系統の技の中でも異質な存在とも言えるのが草薙の剣です。大蛇丸はこの草薙の剣を体内に保管しており必要に応じて口寄せする事で操っています。剣としての強度も高くまた伸縮も自在です。同系の草薙の剣はNARUTO第二部よりサスケも使用していますが別物であり、また大蛇丸は蛇が擬態した草薙の剣を使用する事もあるなどしています。

口寄せ・穢土転生

大蛇丸が使用する技一覧の中でも、NARUTO(ナルト)作中に登場する技を一覧にしても史上最悪の禁術と言われる忍術が口寄せ・穢土転生(えどてんせい)です。死者の魂を現世に蘇らせるという技で、大蛇丸はNARUTO作中、主に木の葉の里の歴代火影を蘇生しています。元々は二代目火影の扉間が「死者から情報を得る為の術」として考案しましたが大蛇丸が戦闘に転用できるNARUTO作中で主に使用される形に改変した上で完成させました。

使用する際には呼び出す死者1人につき1人の生贄が必要である事、死者を術者が縛る事で死者が生前獲得していた忍術などをそのまま使用できる点など、穢土転生の存在はそのまま忍者界のバランスを崩しかねない程に強力な技です。倫理観や道徳なども一切無視した効率重視の技であるが故に作中でも警戒心が強く、嫌悪される事すらある紛れもない禁術となっています。

口寄せ・三重羅生門

大蛇丸の部下、音の五人衆の1人左近・右近が使用した羅生門の上位互換技である三重羅生門(くちよせ・さんじゅうらしょうもん)はその技名の通り少しずつデザインの異なる3つの羅生門(受・減・拡)を縦に並べる事で相手の強力な攻撃を防ぐ技です。元々弾性にも優れる羅生門だけに1つでは殺しきれない勢いを持つ攻撃を徐々に弱めて受け止めるという形で使用されています。

余談ですが、初代火影である千手柱間がさらなる上位互換技である五重羅生門を使用しており、場合によってはもっと上まで存在していそうな技にもなっています。

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大蛇丸の技名・術一覧~封印術系~

五行封印

大蛇丸が初登場した中忍選抜試験編にて後に成長する事を危惧してかナルトに使用したのが五行封印(ごぎょうふういん)です。片手のそれぞれの指に五行のチャクラを込めて相手に打ち込む事で施す封印術です。ナルトの九尾の封印が八卦封印なのを知ってか知らずか結果的に大蛇丸がナルトに五行封印を使用した事で元々九尾とのやりとりでただでさえ苦手なチャクラコントロールを著しく妨げられる事になりました。

ちなみにNARUTO作中では偶数封印である八卦封印の上に奇数封印である五行封印を施した事がナルトのチャクラコントロールを妨げる要因になっているとされており、大蛇丸は五行封印を他の場面では使用していない事から単体で使用した場合にどのような効果があるのかは不明です。ただしその技自体は影クラスでなければ使用できないとされ実際にこの封印は同じ伝説の三忍である自来也によって解かれています。

自業呪縛の印

自業呪縛の印(じごうじゅばくのいん)は相手の首~喉元にかけて呪印を仕掛ける事で相手の身体を縛り一時的に身体の自由を奪う技です。受けた相手は身体に帯状の模様が広がります。大蛇丸の場合は首元に噛み付いて使用しています。何気に今回紹介している大蛇丸の技一覧の中でも数少ない大蛇丸とその弟子や部下以外にも使用者がいる技で、他には志村ダンゾウが使用している技です。

屍鬼封尽・解

ヒルゼンやミナトが使用した屍鬼封尽の術の唯一の解除方法として使用されたのが屍鬼封尽・解(しきふうじん・かい)です。屍鬼封尽は元々相手と術者自身の魂を死神に封印する術であり、その魂は穢土転生すらも出来ない状態になってしまいますが、屍鬼封尽・解を使用する事で魂の封印を解除する事が可能で過去にヒルゼンによって両腕を封印された大蛇丸がその封印を解く為に使用しました。

元々屍鬼封尽がうずまき一族の封印術をベースとしている事も相まって術の使用には相応の準備が必要で、うずまき一族の能面堂にある死神の面を装着した状態で術を発動させる事で屍鬼封尽で現れる死神を自らに憑依させ切腹を行い魂を解放させるという術になっています。切腹をするとう関係上、基本的には術者の命が犠牲になる技ですが大蛇丸は使用後にすぐ捕獲しておいた白ゼツの身体に不屍転生をする事で死亡を回避しています。

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大蛇丸・伝説の三忍の強さと能力

強さや能力①五大性質変化全てに加えて陰陽遁まで使いこなす

NARUTOの世界において血継限界を除けば5つある性質変化はそれぞれの資質もあって基本的に1つないし2つしか使用する事が出来ません。写輪眼によるコピーを除いて作中でこの五大性質変化を使用する事ができるのは三代目火影であるヒルゼンと大蛇丸だけです。加えて大蛇丸は陰陽遁まで使用する事が可能であり、さらに不完全ながらも仙術さえも使う事が出来ます。

元々木の葉の里所属時代には天才と言われる存在だった事もありセンスも高く、不完全にしか習得できなかった仙術も、不完全である事を理解しつつ不完全なりに使いこなす事ができるというのは大蛇丸の強さの証明の1つでもあると言えます。それら限られた術であっても同じ伝説の三忍でさる綱手や自来也と戦う事ができるなど対応力の高さも持ち合わせています。

その多様さだけでもNARUTOにおいては強さを発揮できると言われています。今回の技一覧でそれらの技を使用していないのは一重にNARUTO全体で見れば序盤である木ノ葉崩しの際から終盤の第四次忍界大戦まで術を発動する為の印を結ぶ両手を屍鬼封尽により封印されていた為です。これにより大蛇丸はその戦い方を大きく制限され続けていたといえます。

元々の大蛇丸の「忍者とは忍術を使う者」という思想やその思想に伴う研究などを考えると、NARUTO(ナルト)作中では使用しておらず今回の一覧では紹介していない技、また技名が登場していない技なども多く使用できると考えられます。特に五大性質変化技をほぼ使用していないので元々どの性質変化を得意としていたかなども不明になっていると言えます。

強さや能力②「不屍転生」を完成させた?

術の開発・研究に余念がない大蛇丸ですがその中でもピックアップするべき技が今回の一覧でも紹介した穢土転生と不屍転生の2つです。とりわけ不屍転生に関しては、定期的に肉体を入れ替える必要があるというデメリットこそ存在しているものの、大蛇丸が渇望していた事実上の不老不死を実現させた技であり結果的にこの術を持っているからこそ大蛇丸は穢土転生とはまた違う形で復活を遂げる事が出来ています。

一応その他にもデメリットとして「相手が特殊な瞳術を持っていたりすると逆に身体を乗っ取られてしまう」というリスクこそあるものの、そのような相手を狙いさえしなければ文字通り不老不死となる事が可能です。分類上は再生能力に近い能力である事から最低限身体の一部は残っている必要があり封印術に弱いなど弱点がないわけでもありませんがそれでも十分以上に強力な技であるといえます。

NARUTO(ナルト)の実質的続編であるBORUTO(ボルト)においては同年代で存命である綱手を初めとした第四次忍界大戦時代の五影やカカシ世代らが軒並み老いを感じさせる見た目になっているのに対し大蛇丸はむしろNARUTO時代よりも若々しい姿を見せてナルト達を驚かせるなどしており、「不屍転生」の存在の大きさを感じさせる結果にも繋がっています。

強さや能力③意外と面倒見が良い?

NARUTO(ナルト)作中では暗躍も多く、また長い期間を屍鬼封尽によって腕を封印されていた状態とはいえ、そのカリスマ性に惹かれる者も多くなっています。加えて第四次忍界大戦ではサスケの行く末を見守る形で動き、その過程で歴代火影からサスケに真実を聞かせる為に屍鬼封尽・解や穢土転生などを使用するなど禁術と言われる術を当たり前のようにあっさりと使用しています。

その後、歴代火影から聞いた真実を受けてサスケが里を守るという結論を出して第四次忍界大戦に介入した際には綱手を治療してやったりするなど、性格や思想故に目立ちにくいだけで面倒見の良さから自身の思想と合致すれば惜しみなく忍術を使用する一面を持ち合わせています。それらの思想が大蛇丸の強さ、カリスマ性に繋がっているともいわれています。

強さや能力④多くの技を受け継いだミツキの存在

NARUTOの実質的続編に当たるBORUTOには大蛇丸の子供であるミツキが主人公のボルトと同じ第七班に所属するメインキャラクターの1人として登場しています。ミツキは技名を「荒蟒蛇」とした軟の改造を中心に今回の一覧で紹介した大蛇丸の技の多くを受け継いでおり、口寄せ契約もしているようで大蛇こそまだ口寄せしていませんが口寄せを使用した術も使用しています。

中には大蛇丸が体得できなかった仙人モードなども含まれており完全に大蛇丸そのものというわけではありませんが大蛇丸が使用しなかった雷遁の使用するなどといった一面も見せており、或いは大蛇丸の本来の戦い方をある程度模倣した形になっているのではないかとも考察されています。もちろん単純な力量では大蛇丸の方が何倍も強いですが、その才能の一端は既に発揮している点からも大蛇丸の強さが垣間見える存在だと言われています。

強さや能力⑤大蛇丸の弱点

封印されてしまった両腕以外にも実ははっきりとした弱点も描かれています。それがチャクラ量の少なさです。正確にいえば少ないわけではないですが、大蛇丸クラスで戦う事になる相手と対峙した時にチャクラ量で押し負ける例も目立っています。その最たる例が仙人モードで、大蛇丸が仙人モードを習得出来なかった理由も自身のチャクラ量が多くはないという部分に起因しています。

同じ伝説の三忍でありチャクラ量が多いと言われる自来也ですら仙人モードの使用時には少し蛙化してしまったおり、弟子のカブトは仙人モードの取得を強行した結果かなり蛇に近づいた姿になっているなどしている事から、習得自体はできたものの蛇化を恐れて行わなかった可能性も0ではありません。或いは大蛇丸が様々な術を研究するのもその弱点を補う為であった可能性もあります。

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大蛇丸のアニメ声優

くじらのプロフィール

アニメNARUTO(ナルト)にて大蛇丸の声優を務めたくじらさんは1980年代から声優として活躍するベテラン声優さんです。女性としては低めでしゃがれた声が特徴的な声質をしており、その声質から中年~老年の女性キャラ、オカマキャラを演じる事が非常に多いです。特におばちゃんキャラはモブキャラまで多数に渡って演じてきた実績を誇っている声優さんでもあります。

自身の声質から諦めていたとしながらも若いキャラクターを演じてみたかったという思いも吐露しており、ゲーム「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」にて女子高生である大神さくら役に選ばれた際には喜んだというエピソードが残る程になっています。またおしゃべりで豪快なキャラを演じる事も多いですがこれはくじらさん本人の性格に起因している部分もあると言われています。

くじらの主な出演作品

くじらさんが声優としてこれまでに出演した作品としては「銀魂」のお登勢役、「おそ松さん」の松野松代役、「ソニックX」のエラ役、「妖しのセレス」の小田玖役、「キングダムハーツ」シリーズのアースラ役、「グランブルーファンタジー」のネネ役などがあります。またアニメ「らき☆すた」では犬のチェリー役を演じる傍ら、登場する全ての女性モブキャラ全般を演じたりした事もあります。

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大蛇丸に関する感想や評価

ここからは既にNARUTO(ナルト)を視聴した人の大蛇丸の技に関しての感想や評価を紹介していきます。大蛇丸は登場してすぐに腕を封印された事も相まって長い登場期間やキャラクター設定にも関わらず意外と使用している技のバリエーションが少ないと言われています。戦闘では口寄せ、それ以外の場面ではやはり穢土転生のイメージが強いという人も多くなっています。

また大蛇丸の使用する技はNARUTO(ナルト)作中本編で初登場した際には技名が描かれなかった技が多いのも印象の薄さに繋がっているとする技も多いです。今回の一覧で紹介した技名も後に判明した技やNARUTOのゲームで大蛇丸が登場した際に、そこで初めて技名が発覚したような技も多くなっており、技名と実際の技のイメージが結びついていないとする声も多くなっています。

またこちらも腕を封印されてしまった事が要因になっていますが、大蛇丸が使用する技は主に口寄せがほとんどとなっており印象に残る技、見た目に映える技がほとんどないというのも大蛇丸の技のインパクトが薄いと言われる要因になっているとする声も見られます。また比較的大技である口寄せの術関連の技は後にサスケやカブトが使用している事から「大蛇丸の技」という印象が薄くなったとする声も多いです。

今回一覧で紹介したように技の数自体は多い大蛇丸ですが、実際に戦闘では敗れているシーンも多い印象になっていると言われています。しかしそれも全て腕を封印されてしまっているからこそであり、また相性が悪いと言えるイタチとの戦いであったりといった場面が多く、全力で戦う大蛇丸をもっと見てみたかったとする声も多く、NARUTO作中でも最も強さが未知数なキャラになったとする声も多いです。

ただ逆に大蛇丸というキャラクターを登場させながらも序盤に力を弱くするような措置を取ったのはそうしなければ仮に木ノ葉崩しは止められたとしても大蛇丸の存在だけで作中のパワーインフレが起こるからではないかとする声も見られます。それほどまでに大蛇丸の想定される技が強力であり、NARUTO作中で使用しなかった技も多いのではないかと考察されています。

大蛇丸の声優を務めたくじらさんに関してはその印象が強くつく程に強烈なキャラクターになったとする声も多いです。大蛇丸役をくじらさんの代表作とも言える演技だったという声も多く声質はもちろんくじらさんが大蛇丸を演じる際に残したエピソードが好きという人も多くなっています。

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大蛇丸の技名まとめ

いかがでしたか?大蛇丸の技について紹介をしていきました。大蛇丸の技は今回の一覧で紹介したように禁術クラスの技のオンパレードであり、大蛇丸の強さやセンスの高さなどが伺える一方で技名などは意外と印象に残っていないとする声も多くなっています。今回の一覧で紹介したように初登場時には技名が登場しなかった技なども見られるなどその強さの一端しか見る事が出来なかったとされるキャラクターでもあります。

とはいえ大蛇丸の立ち位置的にそうしなければいけなかったとする声も多くなっており、もっと大蛇丸の強さが発揮される場面が見たかったとする声も多いです。まだNARUTO(ナルト)を視聴していない人は大蛇丸の使用する技にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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