2020年08月10日公開
2020年08月10日更新
【ナルト】奈良シカクが死亡した理由は?かっこいい名言・名シーンも紹介
人気漫画『NARUTO(ナルト)』には奈良シカクというキャラクターが登場します。奈良シカクはシカマルの父で第4次忍界大戦で死亡しました。死亡してしまったキャラクターですが、劇中に登場した時にはかっこいい名言を残しています。この記事では『NARUTO(ナルト)』の奈良シカクがどのような人物なのか、プロフィールや名言を紹介します。また死亡した理由についてもまとめています。
奈良シカクとは?
NARUTO(ナルト)の作品情報
奈良シカクは『NARUTO(ナルト)』に登場するキャラクターです。奈良シカクはナルトの友人のシカマルの父親です。劇中での登場シーンは少ないものの、シカマルのことを陰ながら見守っていたり、第4次世界大戦では参謀長として活躍を見せました。ここでは奈良シカクについて詳しく紹介する前に『NARUTO(ナルト)』の作品情報についてまとめています。
NARUTO(ナルト)の概要
『NARUTO(ナルト)』は岸本斉史によって連載されていた少年漫画です。1999年から2014年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、単行本は全72巻で完結しました。2016年からは続編となる『BORUTO(ボルト)』が池本幹雄によって連載されています。
NARUTO(ナルト)のあらすじ
『NARUTO(ナルト)』の主人公・うずまきナルトは木ノ葉隠れの里の皆から嫌われていました。幼い頃はなぜ嫌われているのかわかりませんでしたが、その理由はかつて木ノ葉隠れの里を襲った九尾が身体に封印されていたからです。ナルトは幼少期から大人達に無視され続け、やがて自分を認めてもらうために火影を目指すようになります。
奈良シカクのプロフィール
奈良シカクはシカマルの父で、木ノ葉隠れの里の上忍です。シカマル達と同じように、かつてはチョウザやいのいちと共に使う猪鹿蝶のコンビ技を得意としていました。ヨシノと結婚していますが、恐妻家でシカマルもなぜあんな怖い母と結婚したのかと疑問に思うほど恐ろしいようです。しかし奈良シカクはヨシノの笑った顔が好きだと言っており、愛妻家でもあるようです。
外見はシカマルとそっくりで、黒い髪を後ろでひと括りにしています。そして顔の右側には二本の傷があり、顎にヒゲを生やしているのが特徴的です。任務のときには毛皮のような上着を着ていることもあります。
奈良シカクの性格
奈良シカクはIQ200以上のシカマルが将棋で勝てないほどの頭脳を持っており、冷静な参謀役として任務に当たることが多いキャラクターです。そのため、シカマルに対して接する時も常に冷静にアドバイスをしている姿が描かれています。このような能力があることから、第4次忍界大戦では参謀長として忍連合軍の指揮を取りました。
一見クールに見える奈良シカクですが妻・ヨシノには敵わず、怒られることもしばしばあります。死亡する間際にも、ヨシノに見つかる前に物置の左棚の木箱を回収するようにとあわててシカマルに伝えていました。またシカマルとその息子のシカダイが元々何事にもやる気のない性格だったことから、奈良シカクも幼い頃はやる気のない一面があったのではないかといわれています。
ちなみにナルトに対しては、他の木ノ葉隠れの里の大人たちのように関わるなとは言わず、シカマルの意見を尊重していました。そのおかげでシカマルはナルトの理解者となり、火影補佐に就任しました。
奈良シカクの実力や強さ
奈良シカクは劇中で目立った戦闘シーンはないものの、上忍なのでそれだけ高い実力を持っていることが分かります。木ノ葉崩しの時には複数人の敵を一度に「影真似の術」で捕まえるなどその実力を見せています。
奈良シカクの緊急時の対応
奈良シカクは第4次忍界大戦以外でもたくさん活躍しているシーンがあります。例えば緊急事態が発生した時です。ペインが襲来した時には、交戦で火影の綱手が意識不明の重体となってしまいました。そのため綱手の後任を決める会議が行われます。
その会議に奈良シカクは参加しており、この緊急時に適している火影としてカカシを推薦しました。その他にも第4次忍界大戦の作戦会議や連合会議に参加するなど緊急時に応じて重要な役回りをこなしていました。
奈良シカクの第4次忍界大戦での活躍や死亡した理由
奈良シカクの第4次忍界大戦での活躍
奈良シカクは第4次忍界大戦で参謀長として活躍しました。参謀長としては他の里の忍達から関心されるほどの指揮を取ります。そして死亡することが分かっていても最後まで諦めずに忍達に作戦を伝え続けました。
奈良シカクが死亡した理由
奈良シカクの死亡シーンが描かれたのは『NARUTO(ナルト)』の613話です。奈良シカクは連合軍の参謀長として一番狙われやすい本部にいました。613話ではついに十尾が復活してしまいます。状況把握した奈良シカクは動きを止めるのが得意な奈良一族の術でも十尾を止めるのは不可能だと思います。そこである作戦を思いつき、カカシに繋ぎますがそれを伝える前に十尾が暴れだしました。
マダラは真っ先に戦の指揮を取っている本部を狙い、尾獣玉で攻撃してきたのです。街が一瞬で吹き飛ぶ程の威力がある尾獣玉を受ければ本部は壊滅状態に陥ります。そこで尾獣玉が本部に到達する数秒間で、十尾を抑える作戦を伝えました。この作戦を伝えた後、奈良シカクは尾獣玉によって亡くなっています。しかし奈良シカクのおかげで十尾の動きを止める事ができました。
奈良シカクのかっこいい名言・名シーン集
奈良シカクの名言①「本当に仲間を大切に思うならな…」
奈良シカクには「本当に仲間を大切に思うならな…」というかっこいい名言があります。この名言は『NARUTO(ナルト)』の235話で描かれたセリフです。235話では、サスケ奪還作戦に失敗してしまったシカマルが忍を続けることに自信を失くしていました。そんなシカマルに喝を入れるために言った名言です。このセリフはシカマルを中忍として成長させる言葉になりました。
本当に仲間を大切に思うならな、逃げることを考える前に…仲間のためにてめーが優秀になることを考えやがれ!
奈良シカクの名言②「生きててめーが指揮をとれ…」
奈良シカクには「生きててめーが指揮をとれ…」というかっこいい名言があります。この名言は『NARUTO(ナルト)』の616話で奈良シカクが死期を悟り、最後の作戦を伝えた時にシカマルに言ったセリフです。奈良シカクはシカマルに将棋くらいしか教えられなかったと言いますが、シカマルはそれだけで充分だと言って奈良シカクの想いを受け継ぎました。
生きててめーが指揮をとれ……シカマル
奈良シカクのアニメ声優
家中宏のプロフィール
アニメ『NARUTO(ナルト)』で奈良シカク役を演じたのは家中宏です。家中宏とは1958年3月10日生まれの男性声優で、劇団青年座に所属しています。アニメだけでなく吹き替え作品にも多く出演しているベテラン声優です。
家中宏の主な出演作品
家中宏の主な出演作品には、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の本田速人役、『スティッチ!』のハムスターヴィール役、『牙狼〈GARO〉-炎の刻印-』のベルナルド・ディオン役、『ハイキュー!! TO THE TOP』の雲雀田吹役、『BNA ビー・エヌ・エー』のジェム・ホーナー役などがあります。
奈良シカクに関する感想や評価
ナルトで1番かっこいいのは奈良シカクだと思う
— おーにし (@oonishi_doon) December 14, 2018
か、ガイ先生
『NARUTO(ナルト)』の登場人物の中でも奈良シカクはガイと並んでかっこいいキャラクターだといわれています。ガイもまた第4次忍界大戦で活躍してその実績が評価されているキャラクターです。奈良シカクは第4次忍界大戦の前から木ノ葉隠れの里の重役として度々登場しており、その時から名言を残すことが多かったのでかっこいいといわれていました。
@thetttsss それよりさ、NARUTO読んでてシカク何処で死んだのかなって思って読み直したら感動して、涙出てきた笑 pic.twitter.com/FKizVxhGvV
— HYO (@hyo_ox4) December 28, 2013
『NARUTO(ナルト)』の読者の中には、奈良シカクの死亡シーンを読み直して思わず泣いたという方がいました。奈良シカクの死亡シーンはシカマルとの親子の絆を感じることができる名シーンでもあります。『NARUTO(ナルト)』の中でもかっこいいと人気のキャラクターなだけあり、死亡シーンを見た時にはショックを受けたという方も多いようです。
思い返したらナルト主要キャラは殆ど生き返ってんじゃないか…えどてんせいも含んだら本当に死んだんてシカクさん、いのいちさん、ネジくらいじゃん…
— 鳩島 (@hat0j1ma) November 6, 2014
第4次忍界大戦ではこれまで『NARUTO(ナルト)』で死亡してしまったキャラクターが穢土転生によって一時的に生き返りました。穢土転生で生き返ったキャラクターの中には、親しい者と再会して最期に別れを告げることができる者もいました。しかし第4次忍界大戦で死亡した奈良シカク・いのいち・ネジは穢土転生で生き返ることはありませんでした。
特に奈良シカクといのいちは子供達と離れた場所にいたため、シカマル達は最期を見届けることもできませんでした。『NARUTO(ナルト)』のファンの中には、その状況を憂えている方もいました。
奈良シカクが死亡した理由まとめ
奈良シカクはメインキャラクターではないものの、『NARUTO(ナルト)』ファンからはかっこいいと人気のキャラクターでした。第4次忍界大戦で尾獣玉によって死亡してしまいましたが、その想いはシカマルに受け継がれています。奈良シカクの最期は『NARUTO(ナルト)』の64巻で描かれているのでぜひ読んでみてください。