2020年08月13日公開
2020年08月13日更新
【ダンまち】神様がまとめるファミリア一覧!主神や主要メンバー・ランクは?
「ダンジョンで出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち」」では、天界から下界に降りてきた神様が、自らファミリアを作り、メンバーたちをまとめていきます。「ダンまち」は主人公のベルをはじめとするダンジョン攻略を目指す冒険者たちが登場しますが、彼らは皆このファミリアに所属しています。ここでは、神様がまとめるファミリアとは?について紹介し、それぞれのファミリアの主神、ランク、主要なメンバーを一覧で紹介していきます。
目次
ダンまちの神様がまとめるファミリアとは?
ダンまちの作品情報
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」略して「ダンまち」は、GA文庫より2013年から刊行され、第15巻まで発売されているライトノベルです。作者は大森藤ノ、イラスト担当はヤスダスズヒトです。また、漫画化された「ダンまち」はヤングガンガンで2013年から2019年まで連載され、コミックは全10巻が発売されています。
「ダンまち」は、本編以外にも外伝として「ソード・オラトリア」、「ファミリアクロニクル」が刊行され、漫画化もされています。「ダンまち」がテレビアニメ化されたのは2015年で、TOKYO MX他で2019年まで放送され、2020年10月には第3期が放送予定です。本編と同様に、外伝「ソード・オラトリア」もアニメ化され、2017年に放送されました。
ダンまちの概要
「ダンまち」はオラリオという町の地下にあるダンジョンを舞台に、神様の眷属となった冒険者たちが、ダンジョン攻略のために戦い、成長していく物語です。「ダンまち」は、作者の大森藤ノが小説投稿サイト「Arcadia」に投稿した作品で、第4回「GA文庫大賞」を獲得し、2014年には「ラノベ大好き書店員大賞」を獲得した作品です。
ダンまちのあらすじ
ヘスティア・ファミリアの新人冒険者、ベル・クラネルは、無謀にもたった一人でダンジョンに挑みました。冒険者としては未だ未熟なベルは、ミノタウロスの襲撃で窮地に立たされます。そんなベルを助けてくれたのはロキ・ファミリアのアイズ・ヴァレンシュタインでした。アイズを一目で好きになったベルは、彼女にふさわしい強い冒険者になると決意します。そんなベルにヘスティアは神のナイフ(ヘスティアナイフ)を贈りました。
神様がまとめるファミリアとは?
「ダンまち」のファミリアとは、天界から下界へと降臨した神様が作ったチームのことです。メンバーは人間やエルフ、獣人など様々で、神様は主神となってファミリアを構成します。神様の名前がそのままファミリアの名前です。例えば、ヘスティアという神様が作ったファミリアは「ヘスティア・ファミリア」と呼び、ファミリアのメンバーとなった人間たちは「神の眷属」として神からの「恩恵(ファルナ)」を与えられます。
ダンジョン攻略を目指す人間たちにとってファミリアに入ることは必須で、神の恩恵を受けてこそ、ダンジョンでモンスターたちと戦う力を得ることができます。ダンジョンのあるオラリオの町には、個性豊かな主神によるファミリアが多数存在します。
ダンまちの神様がまとめるファミリア一覧~ヘスティア~
「ダンまち」の神様がまとめるファミリアについて、主神、ランク、主要なメンバーを一覧で紹介していきます。ここでは、ヘスティア・ファミリアとは?について紹介します。
ヘスティア・ファミリアのランク
ファミリアのランクを決めるのはギルドという機関です。ギルドとは、ダンジョンと冒険者たちの管理、魔石などの売買の管理など、オラリオ全体を取り仕切っています。ヘスティア・ファミリアのランクはDです。ファミリア結成からまだ日が浅いヘスティア・ファミリアは、まだメンバーも5人だけという小さいファミリアです。
ヘスティア・ファミリアとは、探索系ファミリアで「竈火(かまど)の館」を拠点とし、エンブレムのデザインは「重なり合った炎と鐘」です。このデザインの炎は主神ヘスティア、鐘は団長ベルを表しています。ファミリアの特徴は、団長のベル以外のメンバーすべてが、他のファミリアから移籍、改宗によって加入していることです。
ヘスティア・ファミリアの主神
ヘスティア・ファミリアの主神は、竈(かまど)の女神・ヘスティアです。「ダンまち」の主人公ベル・クラネルが所属しているのは、このヘスティア・ファミリアになります。自身のことを「ボク」と呼ぶボクッ子のヘスティアは、体は小柄ですが豊かなバストを持っており、バストの下から腕にかけて巻いている「例の紐」と、ツインテールが特徴です。
ファミリア初のメンバー(眷属)であるベルに対する思い入れは誰よりも強く、恋愛感情を抱いていると思われます。女性に対して優しく接するベルのことが心配なヘスティアは、ベルに近づく女性を遠ざけようと威嚇します。
ヘスティア・ファミリアの主要メンバー
ヘスティア・ファミリアの主要メンバーを一覧で紹介します。ファミリアの団長は「ダンまち」の主人公のベルで、冒険者としてのレベルは4です。ベルは女性だけでなく誰に対しても優しく、人当たりが良いことからヘスティアは常にやきもちを焼いています。しかし、ベルのそのような性格のおかげで、性格に難があるために誰にも本当の実力を知られていなかった人物をファミリアに入れることができます。
リリルカ・アーデは「小人族(パルゥム)」出身で15歳、ファミリアのサポーターとして指揮や補給を担当しています。元は「ソーマ・ファミリア」のメンバーで、冒険者でしたが、適性のないことを悟り、サポーターになりました。ソーマ・ファミリアでの辛い経験によって道を誤った自分を助けてくれたベルに深く感謝し、恋心も抱いている様子です。
ヴェルフ・クロッゾは17歳、レベル2の冒険者でファミリアの鍛冶師でもあります。元は「ヘファイストス・ファミリア」に所属していました。鍛冶師ということで、ベルの戦闘用の装備を手掛けています。
ヤマト・命(みこと)は、極東の出身で16歳、レベル2の冒険者です。元は「タケミカヅチ・ファミリア」に所属していましたが、ダンジョンでヘスティア・ファミリアに怪物進呈をしてしまったことに罪悪感を感じ、ベルたちを助けるためにヘスティア・ファミリアに改宗(コンバージョン)しました。改宗とは、所籍しているファミリアから違うファミリアへと移籍することですが、1年間は元のファミリアに戻れないことになっています。
サンジョウノ・春姫は極東の貴族出身の狐人(ルナール)で元娼婦、16歳です。元は「イシュタル・ファミリア」に所属していましたが、ファミリアがライバルのフレイヤ・ファミリアに滅ぼされたことがきっかけでベルに連れ出され、ヘスティア・ファミリアに入ることになりました。ヘスティア・ファミリアではメイド服に身を包み、家事に勤しんでいますが、戦闘時にはサポーター、妖術師として活躍します。
ダンまちの神様がまとめるファミリア一覧~ロキ~
ロキ・ファミリアのランク
ロキ・ファミリアとは、探索系ファミリアでランクは不明です。「黄昏の館」を拠点とし、エンブレムのデザインは「道化師」です。レベルの高い冒険者が集まっているファミリアで、オラリオでも最強クラスとされています。他のファミリアに比べて女性の冒険者が多いのが特徴です。ロキ・ファミリアは「ダンまち」の外伝「ソード・オラトリア」の主役として活躍します。
ロキ・ファミリアの主神
ロキ・ファミリアの主神は、紅い髪が特徴の女神・ロキです。怪しい関西弁で喋る酒好きの女神です。ロキは自身の容姿、スタイルに自信がなく、特に胸に関してはコンプレックスを持っているようで、豊かなバストを持つヘスティアとは天界にいた当時から険悪な関係で、喧嘩や言い争いが絶えません。
また、天界にいたころのロキは、退屈だからと他の神たちが互いに争うように仕向けるなど、危ない思考の持ち主でしたが、下界に降りてからは穏やかになりました。ファミリアを作ってからは、メンバーたちに対して深い愛情を持つなど天界の頃とは明らかに性格が変わったということです。
ロキ・ファミリアの主要メンバー
ロキ・ファミリアの主要なメンバーを一覧で紹介します。フィン・ディムナはロキ・ファミリアの団長で、ファミリアで最も古くからいるメンバーの一人です。フィンは「小人族(パルゥム)」出身で40歳代、レベル6の冒険者です。外見は金髪の美少年風ですが、実は冒険者としてのフィンの実力はオラリオ全体でもトップクラスです。長槍を武器とする槍術の達人であると同時に頭脳派で、指揮官としても卓越した才能の持ち主です。
アイズ・ヴァレンシュタインは16歳、レベル6の冒険者です。強くなるためだけに生きてきたアイズは「剣姫(けんき)」と呼ばれる最強の剣士となりました。強い冒険者になることだけを考えてきたアイズは、人とのコミュニケーションは苦手です。ただし、自身に憧れるベルには少し打ち解けた様子を見せます。7歳でロキ・ファミリアに入団したアイズですが、彼女の過去、出生について知っているのは主神ロキと限られた幹部だけです。
アイズは、ロキ・ファミリアが主役として活躍する、外伝「ソード・オラトリア」のヒロインです。この外伝ではアイズの両親や過去のことなどが描かれていますが、すべてが明らかにはなっておらず、謎に包まれています。
ベート・ローガは狼人(ウェアウルフ)出身で「凶狼(ヴァルナガンド)」と呼ばれる、レベル6の冒険者で22歳です。言葉の暴力によって相手を追い詰めるタイプで、特に自分より弱いものに対して浴びせる悪口雑言によってファミリア内での人望はありません。ただし、アイズに対しては、強さを追求する彼女の姿勢を高く評価するなど、強くなろうとする者を認め、応援したいと内心思っています。
リヴェリア・リヨス・アールヴは、副団長で最も古くからいるメンバーの一人で年齢不詳、レベル6の冒険者です。リヴェリアは、幼い頃から面倒を見てきたアイズを娘の様に思っています。ハイエルフ(エルフ王族)の出身で、9つの魔法を操ることから「九魔姫(ナイン・ヘル)」と呼ばれており、魔導士としてはオラリオで最強とされています。
レフィーヤ・ウィリディスは15歳、「千の妖精(サウザンド・エルフ)」と呼ばれる魔導士です。アイズを敬愛するレフィーヤは、アイズが大切にしているベルのことをライバルだと思っています。外伝「ソード・オラトリア」では主人公の一人として活躍しています。
ガレス・ランドロックは、レベル6の冒険者で56歳、ファミリアの中でフィン、リヴェリアと同じ様に最も古いメンバーです。豪快な性格と船を一人で持ち上げてしまうほどの怪力で「重傑(エルガルム)」と呼ばれています。ガレスの怪力はオラリオで最強と言われ、非常に頑丈な体とその拳であらゆる敵を砕いてしまうほどです。
ダンまちの神様がまとめるファミリア一覧~ヘファイストス~
ヘファイストス・ファミリアのランク
ヘファイストス・ファミリアとは、鍛冶師系ファミリアでランクは不明です。エンブレムは交差している二本の槌に火山がデザインされています。ヘファイストス・ファミリアは武具の製造販売で生計を立てています。レベル2以上で鍛冶師としての技量を持つ者が製造する武具は「Hφαιστοs」という高級ブランドとして、多くの冒険者たちに販売され、高い信頼を得ています。
ヘファイストス・ファミリアの主神
ヘファイストス・ファミリアの主神は、右目の眼帯がトレードマークの女神・ヘファイストスです。ヘファイストス自身も一流の鍛冶師で「神匠」と称されています。世話好きで姉御肌的な気風の良さを持つヘファイストスは、天界時代からの神友であるヘスティアが下界に降りてすぐの頃、面倒を見てあげたり、ヘスティアの懇願でベルのために「ヘスティア・ナイフ」を自ら製作してあげたりしました。
ヘファイストス・ファミリアの主要メンバー
ヘファイストス・ファミリアの主要なメンバーを一覧で紹介します。椿・コルブランドはヘファイストス・ファミリアの団長でレベル5の冒険者です。鍛冶師の最高峰で、自身が製造した武具を使ってダンジョンに挑み続けた結果、冒険者としても最強となりました。左目に眼帯を付けており「単眼の巨師(キュクロプス)」と呼ばれています。ロキ・ファミリアとは親しくしており、特にガレスとは直接契約で武具を販売しています。
ヴェルフ・クロッゾはヘファイストス・ファミリアで紹介しましたが、ヘファイストス・ファミリアの元メンバーでした。17歳の鍛冶師で、ラキア王国の貴族クロッゾ家の出身です。自称「戦える鍛冶師」で、パーティでは常に前線担当です。「戦争遊戯」で、親友のベルに協力するため「ヘスティア・ファミリア」に改宗しました。
ダンまちの神様がまとめるファミリア一覧~フレイヤ~
フレイヤ・ファミリアのランク
フレイヤ・ファミリアとは、探索系ファミリアでランクは不明です。「戦いの野」を拠点とし、エンブレムのデザインは「戦乙女の側面像」です。オラリオで唯一のレベル7に到達した最強の冒険者・オッタルに加えて、レベル6の冒険者がひしめくフレイヤ・ファミリアは、オラリオ最高の戦力と言われています。主神フレイヤとロキ・ファミリアの主神ロキの関係は良好ですが、ファミリア同士の仲は悪いです。
フレイヤ・ファミリアの主神
フレイヤ・ファミリアの主神は、天界随一の美貌を誇る美の女神・フレイヤです。フレイヤの美貌の効果は絶大で、モンスターや人間たちを魅了し、神々でさえも虜にすることができると言われています。純粋な魂を見極めることができる洞察力に優れているフレイヤは、ベルの魂の純粋さ、高潔さに心を奪われ、ベルの成長を秘かに見守っています。その執着心は強く、ベルが死んでも魂を捕まえ、誰にも渡さないと言っています。
「ダンまち」のキャラクターたちの過去が描かれている「ファミリアクロニクル」シリーズの「episodeフレイヤ」では、「伴侶」を探して旅に出たフレイヤが描かれています。
フレイヤ・ファミリアの主要メンバー
フレイヤ・ファミリアの主要なメンバーを一覧で紹介します。団長のオッタルは「猪人(ボアズ)」出身、32歳の屈強な大男で「猛者(おうじゃ)」と呼ばれています。オラリオの冒険者の中ではただ一人のレベル7を誇るオッタルですが、今では本格的な戦闘をすることはありません。幼い頃、主神フレイヤに名付けてもらい、育ててもらったオッタルは、フレイヤに対して深い忠誠心を持って仕えています。
フレイヤの命令でベルを鍛えるためミノタウロスを強化するなど、オッタルはフレイヤが寵愛するベルの成長の手助けをしています。オッタルの過去については外伝「ファミリアクロニクル」で描かれています。
アレン・フローメルはフレイヤ・ファミリアの副団長で、「猫人(キャットピープル)」出身、25歳でレベル6の冒険者です。オラリオ最速の脚力を誇り、「女神の戦車(ヴァナ・フレイア)」と呼ばれています。ただならぬ威圧感を漂わせるアレンは、誰であろうと敵意をあらわにする危険人物です。主神フレイヤに対しては心酔しており、フレイヤを侮辱する者を容赦なく殺そうとします。
ガリバー兄弟は、アルフレッグ、ドヴァリン、ベーリング、グレールという四つ子です。小人族出身、29歳でレベル5の冒険者です。四つ子ということで、よく似た容姿を持つ四人ですが、瞳の色がそれぞれ違います。戦闘時の四人は、互いにコミュニケーションを取り合わなくても息の合った連携攻撃を繰り出し、四人でまとまれば最強レベルと言われています。
ダンまちの神様がまとめるファミリア一覧~その他
ミアハ・ファミリア
ここまで「ダンまち」の主人公ベルが所属するヘスティア・ファミリア、ロキ・ファミリア、ヘファイストス・ファミリア、フレイヤ・ファミリアについて、一覧で紹介してきました。ここからは、これらの主なファミリア以外の、その他のファミリアについて一覧で紹介します。
ミアハ・ファミリアとは、道具店を商う商業系ファミリアでランクはH、主神は男神のミアハです。拠点は「青の薬舗」でエンブレムは人体、扱う商品は主に回復薬です。物語が始まった当時は、メンバーがレベル2の冒険者・ナァーザだけの小規模ファミリアでしたが、昔は名前を知らぬ者はいない中堅ファミリアでした。現在のナァーザは、戦いで深手を負ったことでダンジョン攻略を諦め、薬師となりました。
ミアハ・ファミリアの主神・ミアハは高身長で美形、誰からも好かれる性格です。しかし、商売系ファミリアの主神であるにも関わらず無料で商品を配るなど、商売に関する能力はないようです。仲が良いのはヘスティアで、お互い相談を持ち掛けたりする良い関係です。ファミリアのメンバー同士も親しくしており、ナァーザはベルの面倒をみることもあります。
タケミカヅチ・ファミリア
タケミカヅチ・ファミリアとは、探索系ファミリアでランクは不明、主神は男神のタケミカヅチです。極東出身者を集めた小規模なファミリアで、様々な武術や武具を操ることに優れています。主神のタケミカヅチは「武の神」で、武術の達人としてメンバーたちを指導しています。以前、ダンジョンを脱出する際、ベルのパーティに「怪物進呈(パス・パレード)」を行ってしまったことがあります。
そのことでヘスティア・ファミリアから不信感を抱かれますが、その後ベルを助けたことから関係が良くなりました。主なメンバーは、団長のカシマ・桜花、17歳、男性で「武神男児(マスラタケオ)」と呼ばれています。ヒタチ・千草は「比翼少女」と呼ばれ、カシマ・桜花やサンジョウノ・春姫らと幼なじみです。ヤマト・命は一年間という期限でヘスティア・ファミリアに所属しています。
ヘルメス・ファミリア
ヘルメス・ファミリアとは、探索系ファミリアで主神は男神ヘルメス、ランクはFです。「旅人の宿」を拠点とし、エンブレムのデザインは羽付きの帽子と靴です。メンバーのレベルをギルドに報告しないことがヘルメスの方針で、そのためにファミリアのランクはFで止まっています。金儲けには目が無いヘルメスは情報を集めるために世界中を旅しており、ほとんどオラリオにいません。
主なメンバーは団長のアスフィ・アル・アンドロメダです。魔道具の開発・製作にかけては天才的と称されており、「万能者(ペルセウス)」と呼ばれています。イシュタル・ファミリアから改宗したアイシャ・ベルカは美しい容姿を持つアマゾネスで「麗傑(アンティアネイラ)」と言われています。
ガネーシャ・ファミリア
ガネーシャ・ファミリアとは、探索系ファミリアで主神はガネーシャ、ランクはSです。「アイアム・ガネーシャ」を拠点とし、エンブレムのデザインは「ゾウの顔」です。高レベルの冒険者が揃うガネーシャ・ファミリアの戦力は、オラリオでトップクラスとされるロキ・ファミリアやフレイヤ・ファミリアと同等と言われています。そのためギルドからはオラリオの治安を託されています。
モンスターの調教師として優れた者が多く所属しており、怪物祭(モンスターフィリア)の主催者です。主神ガネーシャは自ら「群衆の主(ガネーシャ)」と言い、人間たちに対して深い愛情を注ぎます。団長のシャクティ・ヴァルマはレベル5の冒険者で、高い戦闘能力の持ち主です。
ディオニュソス・ファミリア
ディオニュソス・ファミリアとは、オラリオの守護を託されている中規模なファミリアで、主神は男神ディオニュソス、ランクは不明です。主神のディオニュソスは貴公子の様な容姿で気品と優雅さを合わせ持った「酒の神」です。団長のフィルヴィス・シャリアは赤い瞳のエルフです。パーティが全滅するという事態に何度遭遇しても死ななかったことから「死妖精(バンシー)」と呼ばれています。
ソーマ・ファミリア
ソーマ・ファミリアとは、神酒を造り販売することが目的のファミリアで、主神は男神ソーマです。主神ソーマの興味は神酒造りだけで、自身のファミリアについてはまるで無関心です。このような主神のいるファミリアに主だった冒険者はおらず、ファミリア内では神酒を誰よりも先に得ようとするメンバーたちが争い合う、殺気立った雰囲気となり、とうとうギルドから酒造りの禁止を言い渡されました。
ディアンケヒト・ファミリア
ディアンケヒト・ファミリアとは、医療系ファミリアで主神は老人の男神ディアンケヒト、ランクは不明です。薬の原料となる薬草の買い取りや回復薬を必要とする冒険者たちへの販売などを行っています。主なメンバー、アミッド・テアサナーレは美しさと知性を兼ね備えた少女です。治療能力に優れたアミッドはオラリオで最高の「治療師(ヒーラー)」と称されています。
アポロン・ファミリア
アポロン・ファミリアとは、探索系ファミリアで主神は男神アポロン、ランクはDです。アポロンは美意識が高く、気に入った者はどんなことをしても手に入れようとします。また、恋愛についても貪欲で、天界でヘスティアを誘惑しようとしたことがあります。ベルを手に入れるため強引に「戦争遊戯」を開催しますが完敗。ファミリアは財産没収の上、解散させられ、アポロンはオラリオを追い出されました。
ファミリアの団長はレベル3の冒険者、ヒュアキントス・クリオです。高身長でイケメンのヒュアキントスはアポロンに気に入られてファミリアに入りましたが、「戦争遊戯」でベルと対決、ベルの強力な一撃によって負けてしまいました。オラリオを追放されたアポロンの後を追って、自身もオラリオを出ていきました。
イシュタル・ファミリア
イシュタル・ファミリアとは、娼館ファミリアで主神は女神イシュタル、ランクはAです。「女主の神娼殿」が拠点で、エンブレムのデザインは「娼婦」です。オラリオ南部の歓楽街を支配するイシュタル・ファミリアは、メンバーの多くが戦闘娼婦・アマゾネスです。主なメンバーはレベル5の冒険者、フリュネ・ジャミールです。巨体のアマゾネスで、メンバーはフリュネのことを「ヒキガエル」と呼んでいます。
美の神様であるイシュタルは、同じ美の神様としてその美貌を称賛されているフレイヤを敵視しています。フレイヤのお気に入りであるベルを手に入れようとしますが、ベルにはイシュタルの「魅了」が通じませんでした。この出来事を知ったフレイヤは怒り、イシュタル・ファミリアを急襲。この一件によってイシュタルは天界に連れ戻され、自身が仕切っていた歓楽街も壊滅させられました。
イケロス・ファミリア
イケロス・ファミリアとは、狩猟者のファミリアで主神は男神イケロス、ランクはBです。拠点は地下にある人造迷宮「クノッソス」で、捕まえた異端児モンスターを貴族に売るという非情な狩猟者たちが集まったファミリアです。団長はレベル5の冒険者ディックス・ペルディクスで、先祖はクノッソスを作った奇人ダイダロスです。
イケロス自身の非道な行いとメンバーたちの悪行を黙認していたことで、イケロスはオラリオを永久に追放されてしまいました。
タナトス・ファミリア
タナトス・ファミリアとは、オラリオの破滅を目論む「闇派閥」の一つで、主神は男神タナトスです。冒険者たちにとって敵となるファミリアです。主神タナトスは「死を司る神様」で、人間の死を願っており、ファミリアのメンバーたちに「夢は来世で叶うものだ」と教え込んでいます。そのため、メンバーたちは自爆を覚悟して戦いに挑んでいきます。かつて幼いアイズを「闇派閥」に誘い込もうとしましたが失敗しています。
こちらの画像はファミリアの幹部、ヴァレッタ・グレーデです。レベル5で「殺帝(アラクニア)」と呼ばれる「闇派閥」の首脳陣の一人でもあります。もう一人の幹部、バルカ・ペルディクスはイケロス・ファミリアのディックスの兄です。バルカは呪術師で「ダイダロスの呪縛」に執心しており、他の事には一切無関心です。このタナトス・ファミリアもアポロン、イシュタル、イケロスと同様に消滅させられています。
アストレア・ファミリア
アストレア・ファミリアとは、探索系ファミリアで主神は女神アストレア、ランクはBです。女性だけで構成されているファミリアで、ガネーシャ・ファミリアと同様、オラリオの治安を護っています。「正義と秩序の女神」であるアストレアは、ファミリアのメンバーたちの心の拠り所として敬愛されています。
ある時、アストレア・ファミリアは「闇派閥」の罠にはまり、凶悪なモンスターの襲撃に見舞われました。ファミリアは壊滅状態になり、主神のアストレアと当時のメンバーだったリュー・リオンだけが生き残りました。リューはアストレアをオラリオから脱出させ、自身は素性を隠して「豊饒の女主人」でウェイトレスをしています。
ダンまちの神様がまとめるファミリアに関する感想や評価
【ダンまちⅡ 3話】
— カミュ🇦🇶🌈 (@deathpisarou) July 29, 2019
リリの行動に涙。
みんなベルくんのために集まってくれて
熱かったです。
一気にヘスティアファミリアの
メンバーが充実してきたんじゃないですか?!
攻城戦楽しみです(^^)#ダンまち
「ダンまち」の主人公ベルはヘスティア・ファミリア所属の冒険者ですが、ベルの純粋な人柄によって、主神のヘスティアだけでなくフレイヤもベルに執心するなど、みんなが彼の成長を見守っています。ヘスティア・ファミリアの主要メンバーを一覧で紹介し見てきましたが、彼らの戦いが楽しみだということです。
ダンまち外伝ソード・オラトリア4巻読んだ〜っ☆
— 田村睦心 (@623tmr) June 3, 2015
ロキ・ファミリアの古株3人!かっこよすぎでしょ‼︎‼︎ガレス先輩がめっちゃ輝いてた!アニメの居酒屋シーンを思い出して笑った!あんな可愛いかったのにかっこよすぎる!フィンは常にイケメンでした‼︎でも冷静沈着があんな風に…‼︎きゅんっ
「ダンまち」の外伝「ソード・オラトリア」はロキ・ファミリアが主となって活躍します。ロキ・ファミリアの主要なメンバーを一覧で紹介した通り、ガレス、フィン、リヴェリアの3人は最も古くからいるメンバーです。特にガレスの活躍、フィンのイケメンぶりなど、彼ら3人の活躍が良かったという感想です。
ダンまち外伝ファミリアクロニクルフレイヤ読了
— 犬千代📚 (@akatsuki_reon) December 16, 2019
フレイヤファミリアはこれまで何度か出てきたけど、その内情は初めて描かれたので読んでて面白かった
自由気ままなフレイヤ様を眺めているのも面白かった pic.twitter.com/J0N3FQwbZa
「ダンまち」の外伝「ファミリアクロニクル」は、各キャラクターの過去が描かれていますが、フレイヤ・ファミリアについて深く知ることができて良かったということと、自由奔放なフレイヤが面白かったという感想です。
ダンまちの神様がまとめるファミリア一覧まとめ
いかがでしたか?「ダンまち」の神様がまとめるファミリアについて、主神、ランク、主要なメンバーを一覧で紹介してきました。ヘスティア・ファミリアには「ダンまち」の主人公、ベルが所属していました。各ファミリアの一覧で紹介した通り、それぞれ探索系や医療系、商売系、鍛冶師系などがあり、主神の個性も様々でした。
「ダンまち」の主なファミリア以外の、その他のファミリアについても一覧で紹介しましたが、消滅してしまったファミリアもありました。「ダンまち」は2020年10月に第3期が放送予定ですが、これからも各ファミリアの活躍に期待して、お楽しみください。