2020年08月07日公開
2020年08月07日更新
【銀魂】坂田銀時の名言・名シーン集!あの名セリフを英語で言うとどうなる?
銀魂といえばギャグ要素の強い漫画ですが、1つ1つのエピソードが極めて短い作品であるという性質故に非常に名言・名シーンが多い作品でもあると言われています。特に主人公坂田銀時は主人公という事も相まって非常に名言が多く、多くのファンが感動する名セリフを残しています。今回は銀魂作中で坂田銀時が残した名言を紹介しつつ、代表的な名言の英語翻訳なども合わせて紹介していきます。
目次
坂田銀時とは?
銀魂の作品情報
坂田銀時の名言について紹介する前に坂田銀時が活躍する銀魂についても簡単に紹介しておきます。
銀魂の概要
出典: https://ciatr.jp
銀魂は2004年から週刊少年ジャンプで空知英秋先生が連載していたSFと時代劇を組み合わせた人情コメディ漫画です。江戸時代末期の性質を持ちながら独特な世界観を構築している銀魂は連載開始当初こそ注目を集めなかったものの、少しずつ人気を博していき最終的には連載先をジャンプGIGA、銀魂公式アプリへの移しながら2019年までに全704話単行本77巻にて完結まで描かれた作品です。
銀魂はメディアミックス展開も盛んに行われており、アニメはオリジナルエピソードなども含めつつ704話あるほぼ全てのエピソードがアニメ化されている他、実写化は映画で2度、さらにはdTVオリジナルドラマとして2つのエピソードが実写化されていたりと幅広く展開され多くのメディアで評価を集めています。
銀魂のあらすじ
天人(あまんと)の襲来とその後の戦争により江戸時代末期の雰囲気を残しながらも独特の発展を遂げた江戸にて剣道場の跡取り息子である志村新八は侍の魂を残す坂田銀時と出会います。普段はだらしない坂田銀時ですがその心に触れた志村新八は彼から侍の魂を学ぶべく彼が経営する万事屋に転がり込みます。やがて神楽や定春なども加わり様々な依頼をこなしていく事になるのです。
坂田銀時のプロフィール
坂田銀時は天然パーマの銀髪と死んだ魚のような気の抜けた目が特徴的な銀魂の主人公です。普段は無気力でだらしない性格をしており、万事屋銀ちゃんの仕事も適当にこなして依頼料が貰えればいいと考えています。その正体は攘夷戦争にて「白夜叉」と呼ばれた伝説の攘夷志士であり、卓越した戦闘力を誇っています。特に剣術に限れば作中での屈指の実力者であり、同時に強い生命力も持ち合わせています。
過去の因縁と万事屋という現在の仕事も相まって善人・悪人問わず交友関係が広いのが特徴であり、また人を惹き付ける何かがあると言われています。それらの人を惹き付ける理由の1つになっているのが自身の信念などに基づいた今回紹介するような名言・名セリフの数々です。ちなみに銀魂連載開始当初はどちらかといえばボケキャラでしたが、連載が進むに連れてより個性的なボケキャラが増えた事でツッコミに回る事も多いです。
坂田銀時の感動する名言・名シーンや名セリフランキングTOP30~21
30位:「将軍かよォォォォォ!!」
将軍かよォォォォォ!!
名セリフというわけではありませんが銀魂作中で坂田銀時を含む万事屋メンバーが多用するセリフとして印象に残っていると言われるのがこのセリフです。将軍登場回では大抵の場合、様々な要因でひどい目に合う将軍が登場した際、揃ってツッコミを入れています。コミカルなシーンが多いながらも毎回インパクトの強い使われ方をしているとされるセリフになっています。
29位:「こんなもんじゃ…」
こんなもんじゃ俺の魂は折れねーよ
坂田銀時はある時、地下格闘技場煉獄関にて天人と戦う事になります。この地下格闘技場は天人がバックにいる為に真選組ですら手が出せないと説明されながらも坂田銀時は子供達の願いを受けて万事屋の一行で立ち向かう事になるのです。天人相手という事で血を吐く程に攻撃を受ける坂田銀時でしたが、その時放ったセリフがこのセリフです。結果的に万事屋はこの地下格闘技場煉獄関を潰す事に成功し、子供達の願いを叶える事に成功するのでした。
28位:「バカだな…」
出典: https://prcm.jp
バカだな。一時のテンションに身を任せる奴は身を滅ぼすんだよ
銀魂2話にて初登場した長谷川泰三通称マダオ。しかし彼は初登場した時は入国管理局の一員、つまりエリートと言える存在でした。しかし央国星のハタ皇子が地球に入国しようとした際、ペットとして連れてきていたペスが暴走してしまい坂田銀時がそれを止める事になりいます。この一見で長谷川泰三はハタ皇子を殴ってしまい入国管理局の職を失う事になりますが、そんな長谷川泰三に対して放った坂田銀時の名言です。
坂田銀時は時折相手の行動を皮肉った言葉を口にしますがそんな皮肉めいた名言の1つとして人気が高く、同時にその後マダオとして長く銀魂で活躍する事になる長谷川泰三の最初の登場回である事もあり、この名言と長谷川泰三の行動は名シーンとしても人気の高い場面になっています。
27位:「つまずき転んだのを…」
出典: https://note.com
つまずき転んだのを石のせいにしたところで、何か変わるか?
続けてマダオとのシーンで描かれた名言がこの名言です。入国管理局の仕事をクビになった後、長谷川泰三は当初はまだ働こうとしており様々な面接を受けますが、グラサンが原因で全ての面接に落ちていました。そんな話を聞いた坂田銀時が長谷川泰三を殴り飛ばし「なんでもグラサンのせいにするな」と告げるのでした。
ちなみにこのシーンは河川敷のおでんの屋台で2人で話しながらの日常的な会話シーンでカッコいい風に言っている坂田銀時の後ろでおでんやの店主から「いやグラサン取ればいい話だろ」というツッコミもしっかり入っています。銀魂らしいギャグ回の中での突発的な名言シーンともされているシーンになっています。
26位:「人生を楽しく生きるコツは…」
人生を楽しく生きるコツは童心を忘れねーことだよ
銀魂のサブキャラクターの中でも名物キャラの1人である寺門お通ちゃん初登場回、アニメ6話で登場した名言がこの名言です。この時銀時と神楽は脱獄犯に脅される形でお通のコンサートに行く事になるのですが、その脱獄犯こそお通の父親だったのです。そんなお通の父親に向けて放った名言になっています。下ネタも多い回ですが比較的初期の中では珍しい感動回であったとも言われています。
25位:「グニャグニャ…」
グニャグニャ曲がりくねってもいいじゃねーか。そうしてるうちに絶対譲れねェ一本の芯みてーなもんも見えてくんじゃねーか?
またまたマダオこと長谷川泰三に向けて放った坂田銀時の名言です。就活が上手く行かずウジウジし始めた長谷川泰三に向けて放った名言になっています。日常回ではやはりダントツに長谷川泰三登場回の名シーンが多く、日常的なシーンである故に同時に背中を押された気がすると読者からの人気も高い感動系名言になっています。
24位:「今度来る時持ってくるよ…」
今度来る時持ってくるよ。首つるための縄なんざ用意するのはご免こうむるがあんたをあんたを奈落から引きずり上げるための縄なら幾らでも用意してやらぁ
こちらも長谷川泰三登場回の名言です。絶望に打ちひしがれる長谷川泰三に向けて放った名言ですが、そもそも長谷川泰三が職を失う事になった坂田銀時に言われているというのが非常にシュールな名シーンとして人気を集めています。
23位:「かの織田信長は…」
かの織田信長は今川義元が攻め入ってきた時 絶対的な劣勢の中でも最後まで諦めずに戦った 最後まで諦めねェ折れねェ根性 それが桶狭間の奇跡を呼び起こしたんだ 諦めの悪い奴には誰も勝てねェ
時代劇ものではある銀魂ですが何気に歴史上の人物や出来事に触れる例は多くありません。そんな中でも織田信長が今川義元を破った桶狭間の戦いに触れた名言がこの名言です。この名言は剣術という点において圧倒的な実力者がある久兵衛に対して何度も諦めずに立ち向かう新八との戦いを見ながら放った名言です。
22位:「どんな悪人でも…」
どんな悪人でもなァ。子供にゃ親が必要なんだよ!!
小銭形の物語の中で何故か現れる老人達を助けていく事になる坂田銀時達。しかも最初はおじいちゃんだけだったのにどんどん増えていきます。担ぎ上げながら走る銀時達は次々現れる家族達を無視しようとしますが思わず助けてしまいます。赤ん坊が現れた事で結局家族全員を抱える事になった銀時達がツッコミを入れながら放ったのがこの名言です。
銀時の名言にはこの名言のような半分ボケに対してのツッコミのような名言も多くなっており、自身の背中を押すようなセリフが名言として扱われているものも多くなっています。
21位:「俺ァ人間て奴ァ…」
俺ァ人間て奴ァもっとマシな生き物だと思いてーよ。ボケようが頭が吹っ飛ぼうが胸の中にぶっささった記憶は魂に刻み込んだ記憶は何があっても消えねーって・・・俺はそう思いたいね
万事屋はある時、とある息子から依頼を受けます。息子の父は元花火師でしたが、妻が倒れたのをきっかけにして花火師を引退、しかし介護をするうちに自身がボケてしまったのです。しかしボケてしまった爺さんは廃寺で花火を作り続けていました。爺さんの妻やお手伝いさんから爺さんの思いを聞いた坂田銀時が放ったのがこの名言です。
坂田銀時の感動する名言・名シーンや名セリフランキングTOP20~11
20位:「男は毎日肝試しを…」
男は毎日肝試しを生きてるようなもんなんだ。それをしてねーといつか腐っちまう魂が死んじまうんだよ
銀魂ではカッコいい事を言っているにも関わらずその原因が勘違いから生まれてる例もあります。万事屋はある時、町内会の「落さん」から肝試し大会のお化け役を依頼されます。しかしそれぞれがイメージするおばけがあまりにもかけ離れていた事、来るお客さんの方がよっぽど怖いなどめちゃくちゃになってしまった肝試し大会に落胆する落さんにかけたのがこの名言です。
19位:「喧嘩ってのはよォ…」
喧嘩ってのはよォ何か護るためにやるもんだろが。お前が真選組を護ろうとしたようによ
長い連載の中で腐れ縁のようになっていく万事屋と真選組ですが、その出会いのエピソードの1つとして描かれた2巻収録の9話のエピソードで放たれた名言がこの名言です。このエピソードでは真選組の局長である近藤が喧嘩で負けたという話に真選組の隊士が動揺する事から展開されます。近藤の実力を知る土方は自分でなければ勝てないと考えて近藤に勝ったという男を探し始めます。
その男とは当然坂田銀時の事です。銀魂の事を見つけた土方は総悟の刀を渡した上で勝負を挑みますが銀時は土方の刀を折って勝負を終わらせます。情けをかけられたと思った土方は非難しますがそんな土方に対して銀時が放ったのがこの名言です。
18位:「バッキャロォォォ!…」
バッキャロォォォ!喧嘩ってもんはなァ!てめーら自身で土俵にあがっててめーの拳でやるもんです!
銀魂のエピソードの中でも屈指の名シーンとも言われる10巻収録の83話「少年はカブト虫を通し生命の尊さを知る」にて坂田銀時が放った名言がこの名言です。カブト虫狩りに挑む銀時の心意気を示した名言ですが、このエピソードは全身にハチミツを塗り込んだ近藤だったりと衝撃的なシーンの連続という事もあって名シーンが多く、それらの人気も後押しして名言の1つとして扱われています。
17位:「影はどんなちっぽけでも…」
…影はどんなちっぽけでも光がねーと地面に映らねーよ。一人位、覚えてたってバチはあたらねーだろ。 だからまた何かあった時は助けにきてくれよな
アニメ272話「同窓会は思い出したくない思い出も蘇ってくる」にて放たれた名言がこの名言です。このエピソードでは攘夷志士四天王と呼ばれた坂田銀時、桂小太郎、坂本辰馬、と集まり同窓会をする事になるのですが、当時そんな彼らの影に隠れて支えてくれた黒子野太助に向けて放たれた名言になっています。
16位:「まっすぐ走ってきたつもりが…」
まっすぐ走ってきたつもりが、いつの間にか泥だらけだ。だがそれでも一心不乱に突っ走ってりゃ、いつか泥も乾いて落ちんだろ。
キャサリンエピソード回である4巻収録「昔の武勇伝は三割増で話せ」で放たれた名言がこの名言です。このエピソードではキャサリンが過去に銀河中を渡り歩いた泥棒であった事、刑務所から出て真面目に働こうとしても上手くいかなかったキャサリンを拾ったのがお登勢であった事が明らかになります。そしてそんなキャサリンの元にかつて泥棒仲間であったクリカンが現れます。
クリカンはキャサリンに戻ってくるように言いますが、キャサリンはお登勢を裏切る事はできないと頭を下げてお登勢にも手を出さないように言います。身代わりとして自身に振られる暴力に耐える事に耐えるキャサリンを助けるべく駆けつけた坂田銀時が放ったのがこの名言になっています。
15位:「まっすぐ生きたバカな…」
まっすぐ生きたバカな魂はな。たとえその身が滅ぼうが消えやしねー
29位でも紹介した地下闘技場煉獄館でのvs天人鬼獅子戦の前、既に殺したはずの「鬼道丸」の面をつけた坂田銀時が現れたのに動揺した鬼獅子の言葉に対し、坂田銀時が返すように言った名言です。銀魂では1つの話で複数の名言が生まれる例も多く、代表的な名言の1つになっています。
14位:「よくしゃべる職人に…」
よくしゃべる職人にロクな奴はいねーって口で語る術をしらねェ奴を職人という。ゆえに職人は腕で語る。おめーらはどっちのタチだ?
銀時は嘘からでまかせですら名言に聞こえてしまう場合があるのですがそんなそれっぽく聞こえる嘘の代表的な名シーンが7巻54話の「人の名前とか間違えるのは失礼だ」収録のエピソードです。このエピソードでは坂本辰馬によって万事屋の建物を壊されてしまった3人が素人大工でなんとか直そうとしていました。そこに坂本辰馬から手紙と共に謎の箱が届けられます。
その箱は宇宙一のデリバリー大工、ウンケイとカイケイでした。そんな2人に銀時が話したのがこの名言です。この名言で2人はやる気を出してたった一晩のうちに万事屋の建物を修復してしまうのでした。
13位:「健全な魂ってのはなァ…」
健全な魂ってのはなァ、表にも表れるもんだ。安心しろ。お前はいい魂(もん)もってる。
アニメ126話「文字でしか伝わらないものがある」にて坂田銀時が新八に向けて放った名言がこの名言です。このエピソードでは新八は偶然海で拾った文通に返事をする事になるのですが、新八がなかなか返事をかけず迷っている姿にお妙が勘違いして話が展開されていきます。お妙から相談された坂田銀時が新八から話を聞き出しますがそんな坂田銀時が迷うことはないとして伝えたのがこの名言です。
12位:「夜明け前だ…」
夜明け前だ。夜明け前が一番暗ェ。だが目をつぶるなよ。闇から目ェ逸らした奴には明日に射す光も見えねェ。たとえこの先どんなに深い夜が待っていてもな。
将軍暗殺篇のラスト、高杉との死闘で深い傷を負った坂田銀時は病院に入院する事になります。付きそう新八から「いったいこれから時代はどうなってしまうんでしょう?」という問いに対して答えたのがこの名言です。将軍暗殺篇の結果を受けて時代の流れが変わる中でのこのセリフは将軍暗殺篇を締めくくる名シーンであるともされています。
11位:「膳立てされた武士道…」
膳立てされた武士道貫いてどーするよ。そんなもんのためにまた大事な仲間失うつもりか。俺ァもうそんなの御免だ。どうせ命張るなら俺は俺の武士道貫く 俺の美しいと思った生き方をし俺の護りてェもん護る
この名言は銀魂に桂小太郎が初登場した回、5話「ジジイになっても名前で呼び合える友達を作れ」にて描かれた名言です。手違いによりテロリストに間違われる事になってしまった万事屋の面々。そんな面々と出会う事になったのが桂小太郎でした。防犯カメラにまでばっちりと姿が写ってしまった万事屋は帰るに帰れず桂小太郎に匿われる事になります。
神楽と新八は桂小太郎に会うのはこの時が初めてで銀時にどういう関係なのか説明を求めます。そしてそこで桂小太郎は自身を攘夷志士であると名乗り万事屋を今回の1件に巻き込んだというのです。それは全てかつて白夜叉と呼ばれた銀時を攘夷志士に加える為でした。しかし考え方の違う銀時はこの名言で桂小太郎の誘いを断るのでした。
坂田銀時の感動する名言・名シーンや名セリフランキングTOP10~4
10位:「俺ァ安い国なんぞのために…」
俺ァ安い国なんぞのために戦った事は一度たりともねぇ。国が滅ぼうが侍が滅ぼうがどうでもいいんだよ。俺ァ昔っから今も昔も俺の護るもんは何一つ変わっちゃいねェェ!!
銀魂20巻167話にて鬼兵隊の万斎と戦う中で放った名言がこの名言です。このエピソードは真選組動乱篇と言われるエピソードでそのラストに同時に土方vs伊東、銀時vs万斎の戦いが繰り広げられています。この戦いの中、銀時と万斎は共に傷つきながらもヘリコプター上で斬り合いを続けます。
そんな戦いの中で万斎は銀時に戦う理由を問います。既に侍の時代は終わり、仮に高杉が手を下す事もなくとも近いうちに滅びるというのに何故あがくのかと問うたのです。そんな万斎の問いに対しての銀時の答えがこの名言です。この名言と共に銀時は戦いにケリをつけた事も相まってエピソードを締めくくる名シーンも含まれた名言と言われています。
9位:「涙垂れ流して助けを…」
涙垂れ流して助けを請いやがれ。鼻水垂れ流して俺にすがりやがれ。泣きてぇときには泣けばいいんだ。笑いたいときには笑えばいいんだ。てめぇが醜い面で泣き喚いてる時は、それ以上汚ェ面で泣いてやる。てめぇが腹抱えて笑ってる時は、それ以上馬鹿でかい声で笑ってやる。それでいいんだよ。てめぇを捨てて潔く綺麗に死んでゆくなんて事より、小汚くてもてめぇらしく生きていく事の方がよっぽど上等だ。
アニメ180話紅蜘蛛編「大切な荷ほど重く背負い難い」にて月詠の前に現れた師匠地雷亜。1人地雷亜に挑む月詠でしたが地雷亜の策略にハマリボロボロになってしまいます。そこに駆けつけたのが銀時でした。銀時はかつての自分の師である吉田松陰の言葉を思い出しながら月詠に上記の名言を伝えるのです。月詠はこの言葉を頷きながら聞き涙を流し、坂田銀時は地雷亜と最後の戦いを繰り広げる事になります。
8位:「仲間を捨てた?違う…」
仲間を捨てた?違う、仲間を失うのが怖かったんだろう。一人で戦ってきた?違う、最初から一人であれば孤独になる苦しみもねぇからだろう。己を捨てた?違う、てめーは背負う苦しみも背負われる苦しみからも逃げた。ただの臆病者だ。
同じく紅蜘蛛篇にて銀時が月詠に向かって放った名言がこの名言です。1人地雷亜と戦い、ともすれば共倒れしてでも止めようとさえする月詠に対し白夜叉時代の自身を重ねつつ1人である事を否定し続けるのがこのエピソードでの坂田銀時です。自身と重ねているからこそ言葉の重みが違うとして人気の名言になっています。
7位:「人間って奴ぁ人の作った法以外にも…」
人間って奴ぁ人の作った法以外にも守らなきゃならねェ己の法というもんを持ってるもんさ。
万事屋に「自身の切腹の介錯」を依頼してきた少女、朝右衛門に対して坂田銀時が放った名言です。公儀処刑人であった父の思いを偶然聞いていた銀時からその過去と共に聞かされこの名言を受けて父の思いを確かに受け止めた事で公儀処刑人としての信念を取り戻す事になりました。様々な事をやらかしており一時的に投獄されていた経験を持っていたりする銀時の性質を絡めた感動エピソードだと言われています。
6位:「皮肉なもんだよな…」
出典: https://note.com
皮肉なもんだよな。ホントに大事なモンってのは、もってる奴よりもってねー奴の方がしってるもんさ。
坂田銀時は自身が両親を知らない事もあってか家族や親について触れる名言も多いです。神楽のお父さんである星海坊主に渡した際に双方に不器用な家族愛を見せる神楽と星海坊主に対しての思いを吐露した名言になっています。ちなみにこの言葉は父親である星海坊主に対して放たれたものですが、隠れて聞いていた神楽の耳にも届いています。
星海坊主はこの前後のセリフから坂田銀時に親がいない事を察しており坂田銀時も喧嘩ばかりでもお互いを思い合っている星海坊主・神楽親子の関係を「羨ましい」と取れるような発言をしています。銀時はあまり自身に親がいない事を気にしているとも取れるような発言をしないのでレアな名シーンとも言われています。
5位:「新八覚えとけよ…」
新八覚えとけよ。俺達ゃ正義の味方でもてめーのネーちゃんの味方でもねェよ。てめーの味方だ。
アニメ77話「昨日の敵は今日もなんやかんやで敵」にて展開されたエピソードにて何気なく放たれた名言がこの名言です。このエピソードのきっかけになったのは九兵衛がお妙を嫁にもらうと言い出した事です。父からは反対されている九兵衛ですが九兵衛もその思いを譲ろうとはしません。一方でお妙を連れ去るような形で連れて行った事に不服を覚えた万事屋とお妙さん繋がりで近藤、土方、沖田が柳生家を訪れます。
新八はお妙が幸せになれるなら笑って送り出すと言いながらもお妙にその気がない結婚はごめんだと言い銀時達もその思いを受けて柳生家を進みます。そんな中で銀時が新八に放った名言がこの名言です。この名言を有言実行するように銀時達は新八を大将に柳生家とお妙を賭けた勝負をする事になります。銀時の仲間思いを痛感させる名言として人気の高い名言になっていると同時に言われてみたい名言の1つとしても良く上げられます。
4位:「俺はテメェが…」
俺はテメェが百の物を捨てる間に千の物と繋がってきた。俺はテメェが千の物を壊す間に万の物に助けられて来た。たかが幾千の軍勢がどうした。俺たちは万を守ってきた三人だ。俺たちは万事屋だ!!!
坂田銀時が高杉晋作と斬り合う中で放った名言がこの名言です。同じ師を持ち同じ物を憎んだ2人の斬り合いは双方に重傷を負う事になる程の死闘になりますが、その時に坂田銀時が考えていた事です。何もかも壊すという思想を持つ高杉晋作に対して自身と対比しながらもその気持を誰よりも理解しているとして斬り合いながらもその気持ちを受け止めようとする銀時の思いが詰まった感動系名言になっています。
坂田銀時の感動する名言・名シーンや名セリフランキングTOP3
3位:「守りてーもん…」
守りてーもんってのわなー守りてーなんて思わなくても守れるんだよ
坂田銀時の心情を表現し代表的な名言としてコラボ作品などでも使われるような名セリフになっているのがこの名言です。「守る」事に強いこだわりを持っている事がわかる名言であり、この思いがあるからこそ銀時は多くのエピソードで誰かを守る為に自然と行動している事がわかる名言となっています。
2位:「美しく最後を…」
美しく最後を飾りつける暇があるなら、最後まで美しく生きようじゃねーか。
銀時の白夜叉時代からの信念になっているとされる銀時の名言がこの名言です。この名言は銀魂作中ではかつての銀時について桂が語る回想の中で登場しています。攘夷戦争にて敵軍に囲まれた銀時と桂、桂は生きる事を諦め、敵の手にかかるくらいならば自ら腹を斬ろうと銀時に進言します。そんな桂に対して銀時が返したセリフがこのセリフです。
ちなみにこのエピソードは桂初登場のエピソードであり、初めて攘夷志士時代の銀時について語られるエピソードになります。わざわざ桂がこのセリフに触れた事から桂にとっても衝撃的な言葉であったのであろうとされており、同時にその後の銀時の行動の1つの指針にもなっているといえる名言だけにその後数多くの名言が生まれてた後も銀時の信念を示した名言として高い人気を誇る名言となっています。
1位:「俺にはなぁ心臓より…」
俺にはなぁ心臓より大事な器官があるんだよ。そいつぁ見えねーが、確かに俺のどタマから股間をまっすぐブチ抜いて俺の中に存在する。そいつがあるから俺ぁまっすぐたっていられる、フラフラしてもまっすぐ歩いていける。ここで立ち止まったらそいつが折れちまうのさ。魂が折れちまうんだよ。
上記でもいくつか紹介した地下闘技場煉獄館のエピソードにて、銀時が放った名言です。煉獄館は天人が関わっている組織という事もあって土方から「関わるな」と静止が入ります。土方としてはいずれ真選組が取り押さえるつもりではあるが今はまだその時ではないというのです。しかしその裏で道信は殺されてしまいます。
沖田と土方から道信の死を知らされているとそこに子供達がやってきて道信の敵をとってほしいとお願いします。子供達の思いを受けた銀時はその依頼を受けますが、土方から天人に叶うわけないと止められます。そんな土方に対して銀時が放った名言がこの名言です。名シーンを代表するような感動できる名言として人気の高い名言になっています。
坂田銀時のあの名セリフを英語で言うとどうなる?
英語の名セリフ①「美しく最後を飾りつける暇があるなら…」
美しく最後を飾りつける暇があるなら、最後まで美しく生きようじゃねーか。
If you have time to fantasize about a beautiful end, then just live beautifully ’til the end.
上記でも紹介した銀時の白夜叉時代からの信念を示した名シーンと言えるセリフは英語になってもカッコいい名言として知られています。度々利用されるセリフという事もあって英語圏でも高い人気を誇る名言になっています。
英語の名セリフ②「新八覚えとけよ…」
新八覚えとけよ。俺達ゃ正義の味方でもてめーのネーちゃんの味方でもねェよ。てめーの味方だ。
Shinpachi, just remember this… We aren’t friends with justice or even your sister. We’re your friends.
上記でも紹介した銀時を代表する名言の1つですが、注目するべき点は日本語で「味方」となっている部分が英語翻訳されると「friends」になっているという点です。日本語での名言は英語になっても名言である事を示す代表的な名言になっています。
英語の名セリフ③「それにこの国では原チャリ…」
出典: https://festy.jp
それにこの国では原チャリ片手で止める奴を少女とは呼ばん。マウンテンゴリラと呼ぶ。
In this country, we don’t call someone who can stop a scooter with her bare hands a girl. We call her a mountain gorilla.
戦闘民族夜兎族の神楽が初登場した際に放った名シーンで銀時が放ったセリフも英語に翻訳されています。銀時らしい独特な言葉のチョイスは英語に翻訳しても変わらない意味を持っています。
英語の名セリフ④「いいか、てめーらが宇宙の…」
いいか、てめーらが宇宙のどこで何しよーとかまわねー。だが俺のこの剣、こいつが届く範囲は俺の国だ。無粋に入ってきて俺のモンに触れる奴ァ、将軍だろーが、宇宙海賊だろーが、隕石だろーが、ブッた斬る!
Listen… I don’t care what you do somewhere else in the universe, but anywhere within reach of my sword, is my country! Bastards who come in and try and mess with my things…whether it be a general, whether it be space pirates, whether it be a meteorite… I’ll destroy them all!
銀時の名言には長セリフによる名言も多いですが、長セリフ系名言は当然英語に翻訳されても長くなっています。英語では例えていくつかの物を言った際には「whether」でつなぐ形になっているのが特徴的です。
英語の名セリフ⑤「俺にはなぁ心臓より…」
俺にはなぁ心臓より大事な器官があるんだよ。そいつぁ見えねーが、確かに俺のどタマから股間をまっすぐブチ抜いて俺の中に存在する。そいつがあるから俺ぁまっすぐたっていられる、フラフラしてもまっすぐ歩いていける。ここで立ち止まったらそいつが折れちまうのさ。魂が折れちまうんだよ。
I have an organ more important than my heart. Although you can’t see it, I feel it going through my head down to my feet, and I know it exists within me. It lets me stand on my feet, it lets me walk forward without trembling. If I stop here, I feel like it would break… My soul will break.
銀時の長セリフ系名言は多くのセリフが英語翻訳される際も単語の意味よりも意味合いを重視した英語翻訳が行われる傾向にあります。銀魂の作風も相まって銀時のセリフには日本語的抽象表現も多い為そのまま英語にしたのでは意味が通じなくなってしまう為で、この名言でもいくつかの英語翻訳を意味が通じる単語に置き換えられています。
坂田銀時に関する感想や評価
たまーに昔の巻よむとほっっんと坂田銀時しんどい…。
— いとおか (@itokashi25) March 12, 2019
この顔して
このセリフ言っていて、あの暗黒歴史乗り越えてきたのかよ…って思うとすごくしんどい。息できない。するけど。
銀魂1巻は特に人情が全面的にあってめちゃくちゃ好き。まだ若干目が死んでないと思う頃。
ここからは既に銀魂を視聴している人の坂田銀時に関する感想を紹介していきます。今回の名言ランキングでも紹介したように長い銀魂の連載の歴史の中で比較的序盤から終盤に至るまで数々の名言を残している坂田銀時ですが、その過去が描かれたのが比較的物語が進んでからという事も相まって、坂田銀時の過去を知った上で改めて初期の頃の名言を読むと改めて重みを感じるという感想は非常に多くなっています。
白夜叉時代や万事屋で新八と出会うまでの間に起こった出来事など多くの過去を持っている銀時だからこその名言も多いと言われ、これらの過去が明らかになる度にそれまでの名言の重みがどんどん増していくとされています。ジャンプ漫画の主人公としては年齢が高めの坂田銀時だからこそ放てる名言も多いともされています。
お前は変わってくれるなよ、と素直に言う(それでも「斬りたくないから」とは言わないけど)ヅラと
— ニラ (@apoknce) August 23, 2018
「俺が“真っ先に”叩き斬ってやらァ」って言う銀さんの不器用過ぎる友情最高だよねみんな好きだよね#紅桜篇
また銀時の名言はその名言自体が感動できるのは当然であると同時に、誰に向かって放ったかという事も知るとより深みを増すという感想も非常に多いです。そのエピソードで登場したキャラはもちろん、銀時の過去、白夜叉時代を知っている高杉晋作や桂小太郎、坂本辰馬に対しての名言は双方の思いがぶつかり合って生まれているだけにカッコいい・感動してしまう名言が多いという声も多くなっています。
また銀時の名言は必ずしも感動的なシーンや名シーンと言えるシーンとリンクしないという感想も多くなっています。元々銀魂がギャグ色の強いエピソードも多い事もあって坂田銀時が何気ないシーンで言う言葉が名言になっている場合も多いというのが坂田銀時、ひいては銀魂の名言の1つの特徴するだという声も多いのです。むしろ言葉だけで引き込む力があるのが銀魂の名言の良さという声も見られる程になっています。
高杉とはじめて邂逅したときのセリフと、銀,魂という物語がはじまる主人公としてのセリフが同じなの、つまり高杉らとの出会いが坂,田銀,時のはじまりだったのではないかと思えてならない。松陽との出会いは、互いに人になる出会いであったということで、また少し違うのかな。
— みたびみとり (@MitoriMitabiAis) June 6, 2020
また銀時のセリフが他のキャラとの対比になっている場合が多い事、それぞれの経験から解釈が変わっている事に触れる感想も非常に多くなっています。特に銀時と高杉の2人のセリフは対になっているものも多い事から比較されがちでそれらの名言がそのままキャラクター性を現しているとする名言も多くなっています。
また感動できる坂田銀時の名言・名シーンの特徴として銀時の過去がそのまま重ねられるような場面が多いとする声も見られます。高杉や桂など直接的に過去に関わりがある場合ではなくとも断片的に描かれる過去などがより感動を煽ってくるという声も多いのです。このような場面づくりの旨さが銀時を始め銀魂のキャラの名言の多さに繋がっているとする感想も多くなっています。
銀魂のアニメって序盤少し見たくらいなのに漫画読むと銀時のセリフ全部CV杉田で再生されるくらい印象強いよな
— あっきー (@takeuchisennpai) May 26, 2019
特にアニメから銀魂にハマったという人に多い感想としては坂田銀時の声優が杉田智和さんだった事でより名言や名シーンが増えたという声も多く感動した名言の多くもその演技力からくるというものも多くなっています。アニメになってからクローズアップされた名言も見られる程で杉田智和さんの言い方や抑揚などがさらなる感動に繋がったとする声も多くなっています。
坂田銀時の名言・名シーン集まとめ
坂田銀時の名言は名シーンと言われるような感動系のものから日常回、ギャグ回の中で突発的に登場したものまで実に数多くの場面があります。主人公ゆえの露出の多さもありますが、それまでの経験から生まれる名言も多い事が名シーン以外の場面にも名言が多いとされる理由になっており、銀魂の描き方がそういう書き方になっているのもズルいとする声も見られるほどです。
これほどまでに坂田銀時の名言が多いのも銀魂の特徴であるとして特定の名言や名シーンを見たいが為に銀魂を見返すとする人もいる程になっています。人によって感動したという名言こそ異なりますが感動できる名言も多いと言われているのでまだ銀魂を視聴していない人は坂田銀時の名言にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?