【銀魂】柳生篇のあらすじをネタバレ！見どころや新八の名シーンも紹介

人気作品である銀魂の柳生篇とは、重要キャラクター柳生九兵衛が初登場したエピソードで、数々の名言も飛び出した人気の長編パートです。ここでは、柳生篇のあらすじをネタバレし、見所や名言を紹介します。それではまず、銀魂の作品情報を見ていきましょう。

銀魂とは、2004年～2019年まで連載されていた人気の漫画作品です。作者は日本の漫画家・空知英秋です。銀魂は2018年までは週刊少年ジャンプで連載されそのまま完結すると思われていましたが、最終回はジャンプGIGAに持ち越される事となり2019年に完結を迎えています。銀魂はテレビアニメ化に留まらず、実写映画化やゲーム化などのメディアミックスも盛んな大ヒット作品です。

銀魂では、宇宙人が来襲した江戸時代という、あり得ない設定で混沌とした町並みが描かれています。しかし、登場するキャラクターは歴史上実在した人物をモデルにしている事が多いです。銀魂は基本的に1～数話完結で描かれるギャグパートと、シリアスなストーリーが展開する長編シリーズで構成されています。ここでは、銀魂の柳生篇のあらすじをネタバレし、数々の名言などをまとめます。

銀魂の世界では天人と呼ばれる宇宙人が江戸に来襲し、江戸幕府は無理やり開国させられてしまいます。その為、江戸の町並みは異常に発展を遂げています。そんな江戸では侍は活躍する場を奪われ、剣術道場の跡取りである少年・新八は不本意な生活を送っていました。そんな新八はある時、万屋を営む坂田銀時と出会い、それをきっかけに様々な人物と交流を持ち、ドタバタな騒動を巻き起こしていきます。

銀魂における柳生篇が何話で描かれたのか詳しく紹介します。数々の名場面や名言を生み出した柳生篇は、原作漫画では第百～百二十三訓で描かれ、単行本の13～15巻に収録されていました。

またアニメ版では第76～81話のエピソードで描かれており、全6話となっていました。アニメDVDで言うと、シーズン2の7～8巻に収録されています。銀魂の柳生篇は作者空知英秋が、明確に長編として意識して仕掛けたエピソードだったと明かしていました。

銀魂の柳生篇のあらすじをネタバレしていきます。ある日、お妙の務め先のキャバクラに、真撰組の土方がやってきます。局長である近藤がバブルス王女というゴリラそのものな王女と見合いをさせられており、「いくらなんでもゴリラを姐さんと呼べない」と、お妙にその縁談を破談にするように頼みこみに来たのでした。

近藤は一方的にお妙に惚れているものの、お妙にその気は全くない為いつものように断固拒否をするお妙。そこに突然侍が現れ、早業の剣術を見せつけて土方を驚かせました。その侍は修行の旅から帰ってきた、柳生九兵衛でした。

一方順調に見合いを勧めているバブルス王女と近藤。見合いが行われる料亭に、お妙と柳生九兵衛もやってきます。柳生九兵衛はお妙に、「約束を果たしてほしい」と言い、強引に抱き寄せます。料亭に屋根を修理しにやってきていたお妙の弟・新八は、柳生九兵衛とお妙がキスしている場面を目撃してしまい動揺します。柳生九兵衛は驚く新八に、お妙は柳生家に嫁ぐのだと告げました。

何かの間違いではと姉・お妙に問いかける新八でしたが、お妙は「さよなら」とだけ言い残して去ってしまいます。その場に居合わせた銀時も、お妙の悲しそうな様子を気にしていました。その後、お妙は本当に姿を消してしまい、柳生家に迎えられていきました。

ある日、柳生家にお妙を取り戻しにやってきた新八と銀時。その後、真撰組の近藤・土方・沖田と、万屋のメンバーである神楽もお妙を取り戻すために参戦します。銀時たちはお妙をかけて、柳生一門の腕利きで構成された、柳生四天王と対戦する事となります。それは、額に付けた皿を割りあうというもの。それぞれが接戦を繰り広げますが、そんな中沖田と神楽はケガを負ってしまいます。

いつもは非常に仲の悪い沖田と神楽。しかし、腕をケガした神楽と脚をケガした沖田は、神楽が沖田を肩車するという戦法で共闘する事となります。最終的に、沖田ごと敵を攻撃するという力技で勝利した神楽。

真撰組副長の土方は、柳生四天王のナンバー2北大路と激突します。土方は無類のマヨネーズ好き、北大路は無類のケチャップ好きであり、何かと張り合う二人。マヨラー対ケチャラーの激闘の末、接近戦へともつれ込み、なんとか土方が勝利を収めます。その後、柳生四天王はすべて銀時達に倒される事となり、事態は解決へと向かいます。

名言や名シーンも多い柳生篇の見どころを紹介します。まず、柳生篇の最大のギャグパートと言える、トイレのシーンです。柳生篇で中々出番が回ってこなかった銀時は、実はトイレにこもっていたのでした。そこには近藤や東城の姿もあり、紙がなくてトイレから出られないという事態に陥っていたのです。アニメの放送回では非常に面白い演出もなされており人気エピソードとなっていました。

柳生篇では、通称サディスティック星の王子・沖田による「柳生の鼻をへし折りに来た」というドSすぎる名言も飛び出しています。この名言を放ちながら見せたどす黒い笑顔は、多くの沖田ファンの心に残っています。

柳生篇では新八の活躍シーンも多く描かれました。剣士としてまだ未熟な新八ですが、銀時と背中合わせで戦うかっこいいシーンが注目されていました。また、銀時が柳生九兵衛に言った「コイツ（新八）の事を語ってもらいたくない」といった名言も、銀時の新八に対する信頼が見て取れる名言だとして人気を集めました。

銀魂の柳生篇では、ギャグも織り交ぜながらの激闘の末、柳生側が破れる事となりました。幼馴染で心を通わせ合っているお妙と柳生九兵衛による、心温まる感動のラストシーンも高い評価を獲得していました。

銀魂の柳生篇に登場した、数々の名キャラクターについて紹介していきます。まず、柳生篇の登場キャラクターで、銀魂の主人公も務めるのは坂田銀時です。万屋としてゆるく活動している男ですが、実はかつて攘夷戦争にも参加した志士であり、実力のある侍です。そんな銀時のもとには、柳生篇で重要な役どころとなったお妙の弟・新八や神楽もおり、この二人と共に柳生篇でも活躍する事となります。

銀魂の柳生篇で、ヒロインと言える立ち位置となるのが、お妙です。銀魂の準主人公といえる新八の姉であり、弟と共に道場を守ろうとする気丈な女性です。とても美しい女性として描かれており、自身が働くキャバクラに通っていた真撰組の局長・近藤には一方的に惚れられています。柳生九兵衛とは幼馴染であり、彼女の憧れの存在となっていました。

銀魂の柳生篇で特にギャグパートで活躍した人物が、真撰組の局長を務める近藤です。近藤は客として訪れたキャバクラで接客にあたったお妙に一目ぼれしており、以降はお妙に結婚を申し込み振られるものの、それでも諦めない一途さを発揮しています。見た目はまさにゴリラと呼ばれるのも納得ないかつさで、高い剣術の腕は持っているものの、銀時と戦った際は破れていました。

銀魂の柳生篇で初登場し、後の銀魂のエピソードでもキーマンとなるのが、柳生九兵衛です。柳生九兵衛は男性の名前を名乗る腕利きの侍であり、恰好も男性らしくしていますが、本来の性別は女性です。古くから将軍に仕えてきた剣術の名家・柳生家の時期当主となるべく、厳しく鍛えられてきた人物です。柳生九兵衛の母親は彼女を生んですぐに他界してしまい、現当主の父に嫡男として育てられる事となります。

銀魂の柳生篇で個性的な活躍を見せつけていたのが、柳生四天王の4人でした。柳生四天王の4人とは、柳生九兵衛に仕える者たちで、柳生一門の中でも特に腕利きの剣士で構成されています。メンバーは、東城・西野・南戸・北大路。銀魂と同じく週刊少年ジャンプで連載されたラブコメ作品、いちご100%に登場するヒロインたちが名前の元ネタとなっています。

銀魂の柳生篇に登場したキャラクターで、真撰組の一番隊隊長を務めるのが沖田です。沖田は真撰組に所属する隊員の中でも、特に剣術の腕に秀でているキャラクターです。真撰組の副長である土方の座を常に狙っており、時には命すら狙うという姿勢も見せています。顔立ちは非常に可愛らしいイケメンですが、そのドSなふるまいに土方から「サディスティック星からきた王子」と評されるほどでした。

銀魂のメインキャラクターでヒロインとも言えるキャラクターが、神楽です。万屋に転がり込んで銀時と共に行動しているキャラクターで、とても可愛い顔立ちをしている少女です。夜兎という戦闘民族であるため、可愛らしい少女ながら高い戦闘能力を持っています。またかなりの大食いであり銀時を困らせている事も。ぶっきらぼうで口が悪く、真撰組の沖田とは非常に仲が悪いです。

銀魂の柳生篇で独特の活躍シーンを見せる事となったのが、真撰組副長の土方です。副長として近藤を支える立場であり、天然ボケで単純な近藤やドSすぎる沖田に対して突っ込み役をになっている事が多いキャラクターです。銀魂に登場する土方は基本的にクールでかっこいいキャラクターとして描かれていましたが、極度のマヨラーである事が判明しています。柳生篇では、そのマヨラーな部分が存分に発揮される事となりました。

柳生篇で非常にインパクトの強い活躍を見せたのが、柳生四天王の一人・北大路です。北大路は柳生四天王の中では、東城に次いで2番目の実力を誇る剣士でした。頭脳派でクールなキャラクターでしたが、ケチャップが好きすぎるケチャラーとしての一面も持っていました。また、メガネを取ると目が3になってしまうというギャグ描写も多く、とてもインパクトの強いコメディ的な活躍をしたキャラクターです。

銀魂の柳生篇に関しての感想や評価を紹介していきます。柳生篇に関しては、面白いと言った感想がとても多くなっています。柳生篇では、お妙と柳生九兵衛との関係をめぐる人間ドラマも深く描写されています。その一方でギャグシーンも多く、シリアスとコメディのバランスが非常に良いエピソードだと評価されていました。

非常に面白いエピソードだと人気を集めている、銀魂の柳生篇。柳生篇は、長期連載作品となった銀魂においても、もっとも好きなエピソードだというファンも多いほどです。お妙を奪還するというシリアスな展開と、普段はあまりそりが合わない万屋と真撰組が共闘するという展開が人気を集めた柳生篇。重要なキャラクター・柳生九兵衛が初登場した記念すべきエピソードでもありました。

銀魂の柳生篇では、最終的に泣けるという感想も多く挙がっていました。ギャグパートも注目される柳生篇ですが、柳生九兵衛のお妙を想う気持ちに泣けるという感想も見られています。また、銀時たちの活躍シーンもかっこいいと評価されていました。

銀魂の柳生篇では、本筋のシリアスな展開と同じくらい、ギャグシーンであるトイレの心理戦などが話題を集めていました。アニメの放送回で言えば、主人公の銀時は3話もトイレにこもりっぱなしだった計算となります。トイレの紙がないために心理戦にまで陥ったこのエピソードですが、紙やすりでお尻を拭いた近藤がかっこよかったという感想も挙がっていました。

ここでは、銀魂の柳生篇について、あらすじをネタバレ紹介し、数々の見所や名シーン・名言を紹介しています。柳生篇では印象深い名言や新八のかっこいい名シーンが描かれましたが、ギャグパートにも高い評価が集まっていました。是非、銀魂の柳生篇をチェックして、かっこいい名言や名シーンに注目して見てください。