2020年07月31日公開
2020年07月31日更新
銀魂のカップル・恋愛事情まとめ!公式のカップリングは?エピソードやセリフから考察
人気絶頂のまま完結を迎えた『銀魂』は、完結した後もファンから根強い人気を誇る作品です。とりわけ話題に上がるのが『銀魂』カップルについて。『銀魂』は少年漫画ゆえに恋愛描写はほとんどありませんが、実は公式カップルなのではないか?このカップリングが好き!などカップル予想を立てるファンは少なくありません。本記事では、『銀魂』に公式カップルはいるのか?また人気のカップリングやエピソードをまとめていきますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
銀魂とは?
銀魂の概要
『銀魂』は2004年から2018年まで週刊少年ジャンプで、2019Winter vol.1からvol.3までをジャンプGIGAで、2019年5月13日から6月20日更新分までの完結編を銀魂公式アプリで連載していた空知英秋原作の漫画です。空知英秋初連載作品にして、アニメ化、アニメ映画化、実写映画化、ゲーム化など様々なメディア展開を広げ、いずれも高い人気を博しました。
銀魂のあらすじ
天人(あまんと)と呼ばれる宇宙人に支配されるようになり、侍は衰退。江戸の町にも様々な人が暮らしていました。ファミレスでアルバイトをしていた志村新八はひょんなことから銀髪の侍・坂田銀時と出会い、万事屋として働くことになります。そこへ天人である夜兎族の神楽も加わり、3人で様々な依頼をこなしていくことになります。
銀魂に公式のカップリングはある?
『銀魂』には公式のカップリングはないようです。『銀魂』は人気の作品故に各キャラクターも人気が高く、ファンの間では様々なカップリング予想が立てられています。もし公式にカップリングが発表されようものなら大荒れになることは容易に推測できますし、そもそも『銀魂』は恋愛メインの作品ではないため公式のカップリングはないのでしょう。
銀魂のカップル・恋愛事情一覧~近藤勲と志村妙~
ではここからはファンから人気の高い『銀魂』のカップル・恋愛事情をそれぞれ見ていきましょう。まずは近藤勲と志村妙のプロフィールとカップリングエピソードを紹介します。
近藤勲と志村妙のプロフィール
近藤勲のプロフィール
近藤勲は江戸の治安を守る二大武装警察・真選組の局長を務めています。28歳。剣術道場の跡取りとして生まれ、幼少期こそ盗みばかり働く不良少年でしたが改心し、父親から剣術を教わっています。行き場のなかった土方や沖田を自身の剣術道場に迎え入れるなど、お人よしな性格をしています。
志村妙のプロフィール
志村妙は志村新八の2つ上の姉で18歳、剣術道場を守るためにスナック「すまいる」にて人気キャバ嬢として働いています。美少女という設定ですが酒癖が悪く、腕っぷしも強いため銀時たちに恐れられていますが、けがをして動けなくなった銀時の看病をしたり、弟である新八の心配を常にしているなど、心優しい性格をしています。
近藤勲と志村妙の関係をエピソードやセリフから考察
考察①近藤が志村妙に惚れた理由
近藤勲と志村妙の出会いは、志村妙の働くスナックに近藤が客としてやってきたときでした。「ケツ毛が濃いのが悩み」と相談する近藤。「お妙さんならどう思う?」と聞かれた志村妙は「ケツ毛こと愛します」と断言するのです。キャバ嬢として接客の一環で発したセリフでしたがこの一言で近藤勲は志村妙に惚れ、以降ストーカー化してしまいます。
考察②妙の態度が変化している?
最初こそストーカーとして全力で近藤に対して攻撃を加え、容赦ない対応をしていた志村妙ですが、ストーリーが進むにつれ少しづつ態度に変化が見られます。将軍が暗殺され、スナックにやってきて傍若無人に振る舞う一橋喜喜に対し「あの人はこんなことしない」と信頼を露にしたり、「さらば真選組編」にて近藤が見廻組に捕らえられ、ストーカー行為がなくなったことに対し「ちっとも楽しくない」と寂し気な表情を見せます。
また近藤を奪還するため銀時や土方が近藤の捕らえられている島へ向かう際も、危険な中、途中までではありますが同行しています。極めつけは、無事に近藤を救出したもののこのまま江戸に留まることはできないと、江戸を去ることを決めた真選組との別れのときです。
近藤はいつものように志村妙のストーキングをしていましたが、志村妙に見破られ、家に招き入れられます。談笑し、笑顔で見送るその姿はいつ結婚してもおかしくないとまで思われていました。
銀魂のカップル・恋愛事情一覧~桂小太郎と幾松~
ファンから人気の高い『銀魂』のカップル・恋愛事情2組目は桂小太郎と幾松です。桂小太郎と幾松のプロフィールとカップリングエピソードを見ていきましょう!
桂小太郎と幾松のプロフィール
桂小太郎のプロフィール
「狂乱の貴公子」の異名を持つ桂小太郎は真選組から追われる攘夷志士の1人で、銀時らから「ヅラ」と呼ばれ、「ヅラじゃない桂だ」と返すのが口癖となっているキャラクターです。かつて銀時と攘夷戦争を戦い、その後もひたすら国を憂い、世を変えるために戦うという意思を持ち続けています。謎の生物・エリザベスを溺愛し常に行動を共にしていたり、女装をしたりと奇妙な行動も目立ちますが、民衆からの人気は高いようです。
幾松のプロフィール
幾松は江戸で夫の遺した「北斗心軒」というラーメン屋を営んでいます。夫を攘夷志士によるテロにより亡くしており、以降、攘夷志士を嫌っていましたが、攘夷志士とわかりながらもケガをした桂を真選組から匿い、アルバイトをさせていました。実は大手反物屋「錦屋」の娘で、作中に登場する武蔵っぽい人が実の父親ということが判明しています。
桂小太郎と幾松の関係をエピソードやセリフから考察
考察①一杯のラーメン
桂小太郎と幾松のエピソードは幾松の初登場時以降、描かれることはありませんでした。しかし「ポロリ編」の一杯のラーメンというタイトルで描かれることになります。このエピソードで幾松の実家が「錦屋」であること、武蔵っぽい人が実の父親であること、記憶障害を患っていることなどが判明します。終始、幾松のために奔走する桂の姿が見られ、2人の関係は進んでいるのではないか?とファンの間で話題になりました。
考察②二人は傍目から見ても良い雰囲気?
桂も幾松もともにいい歳の大人ですし、桂は独身、幾松は未亡人と、2人の関係が進んでも何ら問題はないかのように見えます。しかし幾松が夫を亡くした原因は攘夷志士によるものです。いくら桂がその攘夷志士と無関係で、桂の人となりを見て惹かれていたとしても難しいものがあるのかもしれません。しかし銀時から2人の関係を聞かれるなど、傍目から見ていい雰囲気なのは間違いないでしょう。
銀魂のカップル・恋愛事情一覧~沖田総悟と神楽~
ファンから人気の高い『銀魂』のカップル・恋愛事情3組目は沖田総悟と神楽です。沖田総悟と神楽のプロフィールとカップリングエピソードを見ていきましょう!
沖田総悟と神楽のプロフィール
沖田総悟のプロフィール
沖田総悟は近藤勲率いる真選組の1番隊隊長で、江戸っ子口調が特徴の18歳です。幼いころに近藤に拾ってもらい剣の腕を鍛え、姉を故郷に置き上京しています。姉と土方が恋仲であったことや、近藤からの信頼が厚いことなどから土方を敵対視して度々攻撃を仕掛けていますが、本当は近藤と同じくらい信頼しているようです。
神楽のプロフィール
神楽は宇宙最強を誇る戦闘種族・夜兎族(やとぞく)の少女で、1人地球にやってきて銀時の家でともに暮らしています。14歳で、「~アル」と語尾につけるのが特徴です。夜兎族特有の大食漢で、常に大盛りご飯を食べています。卵かけご飯や酢昆布が好物で、大人っぽい言動をすることもありますが、年相応のかわいらしさを持つキャラクターです。
沖田総悟と神楽の関係をエピソードやセリフから考察
考察①共闘シーンが多い
沖田総悟と神楽には共闘シーンが多く見られます。真選組の中では最年少な沖田は、真選組にいるときには大人びた言動や行動をしがちですが同年代の神楽といると年相応の幼さを見せることも多いです。また真選組の中でも随一の腕を持つ沖田はケンカばかりしつつも神楽の腕前を認めており、共闘する際は息の合った2人を見ることが出来ます。
考察②沖田がプロポーズしたと話題に
沖田の神楽に対する態度から、たびたび「沖田は神楽のことが好きなんじゃないか?」という推測をされていましたが、ファンの中で特に話題になったのがアニメ280話「鬼か人か」での沖田の発言です。船の上で新八と会話をしている神楽。
「このままだと嫁の貰い手がなくなる」と嘆く神楽の元に現れたのが土方と沖田でした。このとき沖田は上の画像のように「だったら俺が…」と発言したため、「これはプロポーズではないか?」とネット上では騒然としました。その後に「格子付きの」と追加されたため御用改めであることがわかりますが、何とも思っていない相手にこういうセリフは言わないはずだ!とファンの間では今でもどういう真意があるのか考察されています。
銀魂のカップル・恋愛事情一覧~服部全蔵と猿飛あやめ~
ファンから人気の高い『銀魂』のカップル・恋愛事情4組目は服部全蔵と猿飛あやめです。服部全蔵と猿飛あやめのプロフィールとカップリングエピソードを見ていきましょう!
服部全蔵と猿飛あやめのプロフィール
服部全蔵のプロフィール
「摩利支天の全蔵」との異名を持つ服部全蔵は元御庭番衆筆頭で、御庭番衆史上最も恐れられたと言われるほどの実力の持ち主です。いぼ痔を患っており、初登場時やギャグ回などで度々ネタにされています。銀時とは会えばケンカをする仲ではありますが、お互いにジャンプ読者であったりと馬が合うようでどちらかがピンチの時には助けに行くこともあります。
猿飛あやめのプロフィール
元御庭番衆のくノ一で、メガネにロングヘアーが特徴の猿飛あやめは「さっちゃん」という愛称で呼ばれています。現在は始末屋として働いているようですが、よく銀時の家に忍び込んでいます。自他ともに認めるMで、銀時に冷たくあしらわれても喜ぶような性格をしていますが、神楽に「デリカシーのない女」と言われたときには傷つくこともありました。
服部全蔵と猿飛あやめの関係をエピソードやセリフから考察
考察①猿飛あやめは銀時が好き?
さっちゃんこと猿飛あやめの初登場時は銀時を狙う刺客でしたが、危ういところを助けられたことにより銀時に恋をし、依頼熱烈なアプローチを仕掛けています。どんなにうざがられても自分の都合のいいように解釈し、銀時を諦めることはありません。志村妙のストーキングをしている近藤と度々顔を合わせるも同志にはならず、お互いのストーカー行為を「気持ち悪い」と思っているようです。
考察②全蔵が猿飛に言ったセリフ
全蔵とさっちゃんは元お庭番集の幼馴染です。幼いころから将軍・茂茂に仕えるため傍にいたため、茂茂もこの2人と自分は幼馴染だと思っていました。将軍暗殺編で茂茂の首を跳ねた全蔵を一時は疑ったさっちゃんですが、跳ねたのは影武者の首で本物の茂茂は社会的には死んだことにし、ひっそりと生きられるように立てられた作戦だったのです。
それを知ったさっちゃんは安堵します。しかし全蔵は攻撃を受けたため致命傷を負い、更に敵が迫ってきたためさっちゃんもボロボロの状態です。こんないつ死ぬかもわからないような状況だから本音が出たのか、全蔵から出たセリフ「俺はB専だが…」は「さっちゃんのことを好きだといっているようなものだ」とファンの間で話題となり、この2人の今後やカップリング予想がなされるようになりました。
銀魂のカップルに関する感想や評価
銀魂はもともとカップリングで読みたくないって思ってたけどひょんなことで銀月のこと調べてすんごい考察してる人たちいるな、面白いな〜〜ってずっと見てたら案の定どっぷりいった
— くるみ (@U8aBSo9mkmj19qU) April 25, 2020
ここからは『銀魂』のカップルに関する感想や評価を見ていきましょう!『銀魂』には登場キャラクターが多く、それぞれのキャラクターにファンが多くいます。また登場キャラが多いということはそれだけファンの間でカップルが作られることも多くなります。しかしながら「地雷」と言われるように、好きなカップルがいればどうしても受け入れがたいカップルも出てきます。
主人公の銀時が圧倒的に多いですが、例えば銀時と神楽、銀時と月詠、銀時とお妙、銀時とさっちゃんなど。BL好きなファンは他の男性キャラとも組み合わせて考えるため、銀時だけでかなりの数のカップルが出来上がります。そのため「カップリングで読みたくない」「『銀魂』では恋愛とかいらない』と思いながら読むファンも多くいるようです。しかしこちらの方はそう言いながらも、銀月にハマってしまったそう。
別にカップリングを全て否定してるわけじゃないし、二次創作で楽しむ分には自分も楽しんだりすることもある
— らん (@DiBhx5) May 14, 2020
だけど公式からの輸入は好きなカプでも無理なんです。
鬼滅の刃、個人的に最後が残念すぎた
まあそんな私が大好きなのは銀魂というカップリングが最後まであやふやで終わった漫画なんですけど
こちらの方は「カップリングを否定するわけじゃないけど、公式がカップルを決めてしまうことが無理」という感想を持たれています。『鬼滅の刃』、『NARUTO』、『BLEACH』など、ジャンプの看板作品には公式が定めたカップルがおり、最終回には数年後、平和に暮らしているキャラクターが描かれることが少なくありません。しかし『銀魂』はカップリングがあやふやなままで終わったため安堵するファンもいたようです。
銀魂、カップリング的なことを言えば、各自が自由に妄想出来る素晴らしい終わり方をしてくれたね…☺️
— 花野 (@dondocohanano) June 20, 2019
こちらの方も『銀魂』が公式にカップルを発表しないまま完結を迎えたことについて「各自が自由に妄想できる素晴らしい終わり方をしてくれた」という感想を持たれています。このように「カップリングが決まらないまま終わってよかった」という意見は割と多く見られました。
銀魂のカップルや人気の公式カップリングまとめ
ここまで『銀魂』に登場するキャラクターのうち、近藤勲と志村妙、桂小太郎と幾松、沖田総悟と神楽、服部全蔵と猿飛あやめのカップリングについてそれぞれの関係やプロフィールをまとめてきました。『銀魂』は様々なカップル予想がされ二次創作も盛んに行われている作品ですが、公式カップルは存在しません。『銀魂』にはかなりの数のキャラクターが登場しますので、お気に入りのカップリングを見つけてみてはいかがでしょうか?