2020年07月30日公開
2020年07月30日更新
【暗殺教室】潮田渚と茅野カエデの公式エピソード集!衝撃のディープキスシーンとは?
潮田渚と茅野カエデは『暗殺教室』の主人公とヒロインのようなポジションで、渚カエは公式カップリングだといわれています。『暗殺教室』の劇中でもカエデが渚を意識しているシーンが度々あります。また、カエデが暴走した時には渚がキスをするシーンもありました。ここでは渚とカエデの公式エピソード集や、二人の関係についてまとめています。また、アニメ『暗殺教室』の声優なども紹介します。
目次
潮田渚と茅野カエデとは?
暗殺教室の作品情報
潮田渚と茅野カエデは『暗殺教室』に登場するキャラクターです。この二人の組み合わせは人気で、『暗殺教室』の読者からは渚カエというカップリング名で呼ばれています。二人は劇中でもよく一緒にいる姿が描かれており、『暗殺教室』が連載している時からカップルになるのではないかと噂されていました。ここではそんな潮田渚と茅野カエデの関係や公式エピソード集をまとめる前に『暗殺教室』の作品情報を紹介します。
暗殺教室の概要
出典: https://festy.jp
『暗殺教室』とは2012年から2016年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されていた漫画です。全180話と番外編4話で完結しています。『暗殺教室』は『魔人探偵脳噛ネウロ』の作者でも知られる松井優征による2作目の連載作品です。2015年にはアニメ化と実写映画化を果たしました。実写映画では渚役を山田涼介、殺せんせーの声優を二宮和也が演じました。
暗殺教室のあらすじ
『暗殺教室』には謎の生物・殺せんせーが登場します。殺せんせーは月を破壊して三日月の状態にするほどの力を持つ危険な生物で、来年の3月までに自分を殺せなければ地球を滅ぼすと言い、それまで椚ヶ丘中学校3年E組の担任の教師になることを希望しました。そこで3年E組には暗殺が依頼されます。3年E組は椚ヶ丘中学校の落ちこぼれ学生が集まるクラスですが、生徒達は殺せんせーの授業を受けて次第に変わっていきます。
潮田渚と茅野カエデ(渚カエ)のカップリングが人気?
出典: https://festy.jp
『暗殺教室』の登場キャラクターのカップリングの中でも特に人気なのが、渚とカエデのカップリングです。ファンからは渚カエというカップリング名で呼ばれています。人気のカップリングですが、二人の関係は恋人ではありません。劇中ではカエデが渚へ想いを寄せているような描写があるのですが、二人の関係は発展しないまま原作漫画は完結しています。
『暗殺教室』ではそんな友達以上恋人未満な関係の二人を見ることができます。また、完結後に発売された小説ではさらに関係が発展しそうな描写もありました。そのため渚カエは今でも根強い人気のあるカップリングです。
潮田渚のプロフィール
潮田渚とは『暗殺教室』のメインキャラクターの一人です。椚ヶ丘中学校3年E組11番で、誕生日は7月20日、身長は159cm、体重は48kgです。小柄な体型で水色の長い髪をツインテールにしているのが特徴的です。渚が中性的な格好をしていたのは、母親の「女の子が欲しい」というエゴのためでした。だから渚は髪を伸ばしていたのです。
渚は自分の生き方をゲームで例えており、自分は母親の2周目だと語っていました。しかし殺せんせーとの三者面談で母親の思い通りの生き方をすることを拒否しました。それから少しずつ母親との関係は改善されているようです。E組には一学期中間テストの学年総合順位が105位で成績不良のため移動になりました。渚の暗殺者としての優れているところは殺気です。
渚は素人でも分かるほどの殺気を出して脅したり、どんな状態でも怯まずに立ち向かうことができる才能があります。また暗殺者向きの性格をしており、殺せんせーも暗殺者として生きる道を選択肢の一つに考えていました。しかし中学卒業後は殺せんせーの教育者としての一面に憧れて学校の先生になりました。
茅野カエデのプロフィール
茅野カエデとは『暗殺教室』のメインキャラクターの一人です。椚ヶ丘中学校3年E組7番で、誕生日は1月9日、身長は147cm、体重は39kgです。緑の髪の毛をツインテールにしている美少女です。貧乳が悩みで、ビッチ先生が赴任した時は「脱巨乳!!」と書かれたプラカードを掲げて追い出そうとしました。そのため村松には「永遠の0」というあだ名をつけられてしまいます。
E組のクラスメイトとは誰とでも仲が良く、特に渚と一緒に行動しているような姿が描かれています。ただ、一人に深入りせずに一歩引いた立場から物事を見たり、暗殺時にはサポートに回ることが多くあります。かわいい容姿で気遣いが出来る性格なので「クラスで気になる女子ランキング」では4位を獲得していました。
潮田渚と茅野カエデの関係がわかる公式エピソード集~序盤~
公式エピソード①ビッチ先生のディープキス
渚が初めてディープキスをするシーンが描かれたのは、『暗殺教室』の4話でビッチ先生が赴任してきた時です。このシーンは後の渚カエのディープキスシーンの伏線になっていました。ここではビッチ先生とのキスシーンのあらすじを紹介します。ビッチ先生は3年E組の英語の先生として赴任してきました。スタイルが良くて美人なビッチ先生に殺せんせーは首ったけになります。
しかしビッチ先生は殺せんせーを暗殺しに来た殺し屋でした。ビッチ先生はハニートラップを得意としている殺し屋で、仲間を連れてハニートラップで殺せんせーを暗殺しようとしていました。そのため、ビッチ先生は生徒達に授業をするつもりはなく、殺せんせーの前だけ愛想良くしていたのです。そのことを生徒に告げたビッチ先生は渚にキスをしました。
突然キスをされた渚は、長いディープキスに最初は顔を赤らめますが最後は顔を青ざめて腰を抜かしました。それを見ていたクラスメイト達は驚き、カエデは顔を赤らめながら叫びました。カエデの反応を見るとこの頃からカエデは渚に想いを寄せていることが分かります。ビッチ先生はキスが終わると、渚に殺せんせーの情報を渡すように言いました。
公式エピソード②渚の怒り
『暗殺教室』で渚とカエデの関係が分かる公式エピソードには、カエデが攻撃を受けた瞬間に渚が目の色を変えるシーンがあります。そのシーンは102話の「死神の時間・2時間目」で描かれました。102話では死神と名乗る殺し屋がビッチ先生を拉致し、E組だけで助けに来るようにと言いました。E組は一度死神に捕まってしまうものの、手際良く連携して脱出しました。
しかしすぐに脱出した渚達の前に死神が現れます。死神は殺し屋最高のスキルを持っており、次々とE組のメンバーを殴り飛ばして戦闘不能にします。そしてカエデも狙われました。カエデはみぞおちを深く殴られ、肋骨が折れたような嫌な音がします。それを見た渚は目の色を変えて「僕がやる」と言って前に出ました。
それまでは困惑した表情だったのに一瞬で表情を変えたので、カエデのために怒っていると誰もが思いました。しかし表情を変えたのは作戦の一つでした。先程の音は特殊な超体育着のフレームが衝撃を吸収した音で、渚はカエデの肋骨が折れていないことを分かっていました。しかし死神を欺くためにカエデが肋骨を折られたと思って激怒しているフリをしたのです。
ただ怒っているのは本当で、その怒気によって殺気を隠して死神に攻撃しようとしました。一見カエデが殴られたことをきっかけに冷静に作戦を立てているように見えますが、渚のセリフから怒気で殺気を隠せるほど怒っていることが分かります。渚からカエデへアプローチしているシーンはほとんどありませんが、このシーンだけでもカエデのことを大切に思っていることが分かります。
潮田渚と茅野カエデの関係がわかる公式エピソード集~衝撃の真実~
公式エピソード①カエデの正体
『暗殺教室』で渚とカエデの関係が分かる公式エピソードには、カエデの正体が判明するシーンがあります。カエデはヒロインのようなポジションにいるものの、それまで目立った行動はほとんどありませんでした。しかし大きく動き出す時があります。それは『暗殺教室』の128話で描かれています。128話では、カエデがビーズを倉庫にぶちまけてしまい、渚にこっそり声をかけて手伝ってもらおうとしていました。
そのあとをついてきていた殺せんせーも一緒にビーズを拾うことになります。3人はこの1年間の思い出話をしていましたが、突然カエデは首から触手を出して殺せんせーを襲ったのです。カエデは用意周到に落とし穴まで作り、落ちた先に対殺せんせーのプールを設置していました。そして殺せんせーが上に逃げないように落ちながら触手で殺せんせーを襲います。
カエデはこれまで殺し屋が殺せんせーを暗殺しようとして失敗しているのを観察しながら有効な手立てを考えていました。それで一番有効だと感じたのが落とし穴だったのです。しかし殺せんせーは対殺せんせー用プールに落ちる前に横に穴を開けて脱出します。皆が驚く中カエデは自分は雪村あぐりの妹だと言い、そして明日も殺すと言って立ち去りました。
カエデの正体は雪村あぐりの妹・雪村あかりで、休業中の天才子役・磨瀬榛名(ませはるな)だったのです。触手を首元に生やす場合、身体には激痛が走ります。しかしカエデは普段から激痛に耐えながら汗も出さず平然と演技をしていたのです。渚は演技をやめたカエデの本当の姿を見て困惑しました。そしてこれまでのカエデの行動を振り返ります。
カエデはE組の誰とでも仲良しでしたが、一歩距離を置いており深入りしようとしませんでした。そして渚と仲が良かったのは、渚の殺気を盾にしてカエデの殺気や復讐心を隠すためでした。巨大プリンを作ったのも、何もしないのは逆に目立つからでした。
公式エピソード②渚とカエデの髪型が似ている理由
『暗殺教室』で渚とカエデの関係が分かる公式エピソードに、渚とカエデの髪型が一緒の理由が判明するシーンがあります。カエデが正体を明かしてから、なぜ天才子役がE組にいるのかその過去も判明しました。カエデはある日姉のあぐりを突然亡くしました。あぐりが死亡した時の状況からカエデは殺せんせーがあぐりを殺したのだと思い、怒りと復讐心に囚われるようになります。
カエデはあぐりの亡骸の側にあった薬品を持ち出し、殺せんせーを殺すために自分の首に注入します。そして唯一あぐりと似ていた黒髪を染めて外見だけでなく名前も変え、難関の椚ヶ丘中学校へと転入します。椚ヶ丘中学校に転入できるだけの頭脳があればE組に行くことはないのですが、殺せんせーがE組に赴任することを知っていたので理事長を脅してE組に入りました。
そしてカエデはE組の教室に入ると渚に声をかけました。カエデは殺せんせーを暗殺するために、自分が主役になるつもりはありませんでした。自分の代わりの主役を立てて、その後ろに隠れようとします。そこで目をつけたのが渚でした。カエデは渚に髪が長いことを指摘し、自分と同じ髪型に結ってあげました。渚はカエデにしてもらった髪型が気に入ったので、それ以降カエデと同じツインテールにしていたのです。
そんな渚はカエデの復讐心に気づくことができず、どこからどこまでが演技だったのかと悩むようになります。『暗殺教室』の渚カエのカップリングを推していた読者の間でもこのストーリーは話題になりました。カエデは過去にあぐりの胸を羨むシーンがあったので貧乳コンプレックスは昔からのようですが、カエデの渚に対する想いが演技だったのか多くの読者を混乱させました。
潮田渚と茅野カエデの関係がわかる公式エピソード集~ディープキスシーン~
公式エピソード①カエデの暴走
『暗殺教室』で渚とカエデの関係が分かる公式エピソードに、カエデの暴走シーンがあります。それは『暗殺教室』の132話で描かれています。132話では、カエデが触手を使ってついに殺せんせーとの決着をつけようとします。一方でE組のメンバーはカエデが殺せんせーに向かって「人殺し」と言っていたことが気になっていました。
しかし殺せんせーと信頼関係を築いていた生徒達は、殺せんせーのことを疑うつもりはありません。ただ過去のことを話して欲しいと頼みました。殺せんせーはそれに対して承諾しますが、この場に大切なクラスメイトのカエデがいないので皆が揃ってから話すと言いました。その時、カエデの呼び出しメールが殺せんせーのところに届きます。
カエデは触手を使って殺せんせーと戦おうとしますが、殺せんせーはこのまま触手を使い続ければ命も危ないと忠告します。しかし復讐心に囚われたカエデは聞く耳を持ちません。渚も説得しようとしますが、カエデは別に命を無駄にしようとしているわけではないと言います。カエデはただ目の前の殺せんせーを殺したいだけなのです。するとカエデの触手を中心に周りが一気に燃え上がります。
炎によってE組の生徒達は近づくことができず、殺せんせーとカエデの激しい戦いを見ていることしかできません。殺せんせーも月を破壊するほどの能力を持っているものの、カエデを殺すわけにもいかないので触手で戦いながら対策を考えます。急がなければカエデは生命力を維持できなくなってしまいます。本来ならば触手の殺意と人間の殺意を一致させないように時間をかけて説得するのがベストです。
しかし、カエデの場合はその時間もなく話をする状態でもありません。殺せんせーもカエデからの猛攻を受けて残像をきちんと作れないほど苦戦していました。そこで殺せんせーは首だけを伸ばして残像を作り、ある作戦をE組に伝えました。
公式エピソード②ビッチ先生直伝のディープキス
『暗殺教室』で渚とカエデの関係が分かる公式エピソードに、渚がカエデにビッチ先生直伝のディープキスをするシーンがあります。殺せんせーはカエデの相手をしながら顔だけ生徒の方へ伸ばし、作戦を伝えました。このままではカエデが死んでしまうので、触手を無理やり引き抜くしかないと言います。そこで殺せんせーはあえてカエデに急所の近くを突かせることにします。
その瞬間殺せたという達成感で近づく隙ができます。その隙にE組の誰かがカエデに殺意を忘れさせる何かをするように言いました。触手の殺意と一致していなければ最小限のダメージで触手を引き抜くことができるので、そのきっかけを作らなければならないのです。しかし殺意からどのようにして背かせることができるのか分からずE組は戸惑います。ただこれは殺意の対象である殺せんせーには出来ないことでした。
それを聞いた渚は何かできないかと考えますが、考えつくのは暗殺する術ばかりでした。しかしその中でカエデを傷つけない方法が一つだけあることを思いつきました。その間にカエデは殺せんせーの急所を突き、ふと気が緩んだ瞬間に殺せんせーに拘束されます。そのカエデの前に渚が現れました。そして渚はカエデにキスをします。
渚の行動にE組は驚き、そしてディープキスを教えたビッチ先生は不敵に笑いました。渚はこの1年皆で過ごしたこと全てが演技だったなんて言わせないと強く思いながら長いディープキスをしました。キスをされたカエデは顔を赤らめて目を回してしまい、完全に戦闘不能になります。その隙に殺せんせーがカエデの触手を抜き、なんとかカエデの暴走を止めて命を救うことができました。
カエデは意識を取り戻して本当のことを話します。最初は純粋な殺意で殺せんせーに近づこうとしていました。しかし、学校生活を送りながら生徒思いの殺せんせーを見ているうちに、本当に殺せんせーのせいであぐりが亡くなったのか疑うようになったのです。そのうち殺せんせーを殺す前にちゃんと真相を聞くべきではないかと思うようになりました。
ただ、殺意を溜め込んだ触手がそれを許しませんでした。カエデは皆が純粋に暗殺を楽しんでいた間、自分だけ復讐心に囚われていたことを後悔します。そんなカエデに、渚は髪型を教えてもらってから長い髪を気にしなくてすむようになったと言います。そしてカエデがつけた殺せんせーという名前も皆気に入っており、どのような目的があったとしてもこのクラスを作り上げてきた仲間だと励ましました。
そして今まで皆でたくさん笑いあった日々が全部演技だったなんて言わせないと言います。その言葉を聞いたカエデは「もう演技やめていいんだ」と言って泣きました。このエピソードは渚カエが公式カップリングだといわれるようになった話でもあります。渚はカエデの暴走を止めるためにカエデにキスをしましたが、これによってカエデは演技ではなく本当に渚に想いを寄せるようになります。
潮田渚と茅野カエデの関係がわかる公式エピソード集~その後~
公式エピソード①見悶えするカエデ
『暗殺教室』で渚とカエデの関係が分かる公式エピソードに、渚のことを考えてカエデが身悶えするシーンがあります。それは『暗殺教室』の142話で描かれました。カエデは触手を抜かれてから入院していました。渚は皆とカエデのお見舞いに来ていました。その時、カエデにキスをした時のことを謝ります。渚はカエデの殺意を失くすためにはキスしか思いつかなかったと説明しました。
その言葉にカエデはキスをした時のことを思い出し、一瞬だけ顔を赤らめます。しかし、得意の演技で何も気にしていない風に装い、怒っていないと言いました。渚は絶交とか言われたらどうしようと思っていたので安心します。カエデは気にしすぎだと言って、布団をかぶって「ずっと普通の友達」と言います。布団で寝始めたカエデを見た神崎は、疲れたみたいだからもう帰ろうと言って皆と病室から出ていきました。
カエデは誰も居なくなった病室で布団を被ったまま身悶えていました。カエデは渚からキスされたことで人格ごと支配されたような感覚になり、渚の前では完璧な演技ができなくなっていました。布団を被ったのもそれをごまかすためです。カエデはそれまで自分がクラスで一番の暗殺者だと思っていました。しかし渚のキスでこうも簡単に心臓を打ち抜かれてしまったのです。
カエデはクラスで一番の殺し屋は渚だと思いました。そして今度は友達役を演じきらなきゃと憂鬱そうに言います。このシーンは渚カエのカップリングを推しているファンにはとても人気のシーンです。本格的にカエデが渚のことを意識しだしたことが分かります。また、カエデが身悶えるところもとてもかわいいといわれています。
公式エピソード②バレンタイン
『暗殺教室』で渚とカエデの関係が分かる公式エピソードに、カエデが渚にバレンタインのチョコを準備するシーンがあります。それが描かれたのは『暗殺教室』の159話です。159話ではカエデが暴走した事件から時が流れ、2月になっていました。E組ではバレンタインデーにソワソワしている人が何人かいました。その中にカエデもいました。
カエデがチョコを持ってきているのを目ざとく見つけたのは中村とカルマです。渚に用意したのかと言うと、カエデは義理チョコでまだ誰に渡すのかも決まっていないと慌てたように言います。そんなカエデにカルマはキスした時の写真を見せました。カエデは入院時に友達として演技をしようと決意していましたが上手く本心を隠すことができず、中村とカルマにも渚が好きなことがバレていました。
二人は渚とカエデをくっつけて弄ろうと企み、カエデの相談にのることにします。カルマは渚は自己評価が低いのでカエデの恋心に気づくのは難しいと話します。キスをした時もカエデに好意を持つどころか恐縮してしまっているほどです。だから気持ちをちゃんと伝えなければダメだとカルマはアドバイスしました。しかし人を好きになったことがないカエデに想いを伝えるのは難易度が高いことでした。
するとカルマは皆を偵察することを提案しました。皆がバレンタインチョコを渡す姿を偵察し、渡し方は人それぞれだということを知ります。そしてその放課後、カエデはチョコを渚に渡そうと決意します。しかしいざ本人を前にすると言い淀んでしまいます。その時、渚は木の上で一心不乱に何かを読んでいる殺せんせーを見つけてすぐさま暗殺しようとします。しかし射程外で暗殺はできませんでした。
そんな渚の姿を見て、渚のまっすぐなところが好きになったのだと自覚します。そしてカエデは今まっすぐ前を向いている渚に脇見をさせてはいけないと思いました。カエデは「1年間隣にいてくれてありがとう」とだけ言って本心を伝えることなくチョコを渡しました。カエデは結局告白することはありませんでしたが、このエピソードは渚カエのファンには人気です。
公式エピソード③卒業旅行
渚とカエデの関係が分かる公式エピソードは『暗殺教室』の「殺たんD」という小説にも収録されています。「殺たんD」では高校3年生になった元E組が卒業旅行をするエピソードがあります。そこでカルマはいつものように渚とカエデをくっつけようと画策します。カエデはこの時既に女優に復帰しており、卒業旅行でカエデがいる海外に内緒で行くことになります。
卒業旅行ではたくさんのトラブルなどがありながらも、渚とカエデの距離が近づくようなシーンもあります。特に小説の挿絵はときめくものが多く、渚カエのカップリングが好きな読者にはとても好評でした。また、この「殺たんD」の内容は作者の松井優征が原作の続きだと思って差し支えないと語っています。
つまり渚カエのカップリングが公式認定されたと解釈できるのです。「殺たんD」は、渚カエのカップリングが好きなファンにとってはとても充実した内容となっているのでぜひ読んでみてください。
潮田渚と茅野カエデのアニメ声優
潮田渚役/渕上舞
アニメ『暗殺教室』で潮田渚役を演じているのは渕上舞です。渕上舞とは1987年5月28日生まれの女性声優で、m&iに所属しています。渕上舞は声優の水樹奈々のDVDを見たことをきっかけに演技の道へと進もうと決意したそうです。当初は女優志望でしたが挫折して声優として2008年にデビューしました。そして2018年からは音楽活動も始めています。
渕上舞の主な出演作品には、『おおかみかくし』の朝霧かなめ役、『ガールズ&パンツァー』の西住みほ役、『ドキドキ!プリキュア』の四葉ありす役、『カードファイト!!ヴァンガード』の比野エスカ役、『アイドル事変』の鬼丸靜役、『えとたま』のメイたん役、『桜Trick』の池野楓役、『ラディアン』のオコホ役、『魔術士オーフェンはぐれ旅』のドーチン役などがあります。
茅野カエデ役/洲崎綾
アニメ『暗殺教室』で茅野カエデ役を演じているのは洲崎綾です。洲崎綾とは1986年12月25日生まれの女性声優で、アイムエンタープライズに所属しています。2019年には放送作家の伊福部崇と結婚しています。洲崎綾は声優の林原めぐみに憧れ、声優を目指すようになりました。2010年に『バクマン。』で声優デビューし、第9回声優アワードでは新人女優賞を受賞しました。
洲崎綾の主な出演作品には、『キルラキル』の満艦飾マコ役、『たまこまーけっと』の北白川たまこ役、『アイカツ!』の夏樹みくる役、『アイドルマスターシンデレラガールズ劇場』の新田美波役、『バトルガールハイスクール』の星月みき役、『亜人』の永井慧理子役、『腐男子高校生活』の西原ルミ役、『シドニアの騎士』の星白閑・白羽衣つむぎ役などがあります。
潮田渚と茅野カエデに関する感想や評価
渚カエのキスシーンをすかさず撮りに行くカルマさん中村さんだいすき pic.twitter.com/yXCHgBTABR
— あらし@6月から低浮上 (@exampie69371444) March 26, 2020
『暗殺教室』のアニメで渚カエがキスするシーンはとても話題になりました。原作では口元が吹き出しで隠されていましたが、アニメでは渚カエがディープキスをしているのが分かります。そんな色っぽいシーンなのですが、渚がカエデにキスした瞬間にスマホを構えるカルマと中村に笑ってしまったという方もいました。中村も渚の事が好きでしたが、面白がってカルマのイタズラに積極的に便乗しているようです。
渚カエのキスシーンを見たいがために漫画を全館買うと決めた私です
— ダイチ (@daichimatu0803) May 7, 2018
カル渚も捨て難いけど
渚カエは完全に公式CPだしそもそもCPって概念ができる前から推してたからなぁ
渚カエのキスシーンを見るために『暗殺教室』を全巻買うと決めた方もいました。渚カエは公式カップリングとして人気で、渚カエがキスをする前から二人のカップリングを推していたという方もいました。『暗殺教室』では公式で渚カエのような描写が多いのですが、実際に付き合ったり結婚したりはしていません。そのため、最終回では付き合っていないことに残念がっている方がたくさんいました。
渚カエが好きで最終回でこれは渚カエ公式か!?って思ってたんだけど、はっきりとふたりが付き合っているような描写はない、渚からカエデへの恋愛感情の表現がないから非公式って意見があってええぇ!?ってなった記憶ある……そういう人もおるんやな…
— もりお (@ne90_morimori) February 1, 2019
『暗殺教室』の最終回では多くの方が渚カエが付き合うものだと思っていたようです。しかし最終回では直接会って話すシーンさえもなかったので、残念がっている声がたくさんありました。確かに公式ではカエデが渚を意識している描写はあったものの渚からカエデを想っているような描写はほとんどありませんでした。
そのため渚カエは公式カップリングではないという意見もあるようです。ただ、連載終了後に発売された「殺たんD」に収録された小説では、渚もカエデのことを大切に思っていることが判明します。この「殺たんD」が発売された時には渚カエのカップリングが好きな読者の間で話題となりました。
潮田渚と茅野カエデの公式エピソードまとめ
『暗殺教室』の渚とカエデの関係は、劇中ではカップルになることはありませんでしたが、完結後に販売された「殺たんD」によって渚カエが公式カップリングであることが認定されました。まだカップルにはなっていないものの、互いに意識しあっている状態です。渚カエのカップリングが好きな方は原作漫画だけではなく、ぜひ「殺たんD」まで読んでみてください。