【銀魂】お登勢の声優と実写版キャストは？万事屋との関係や過去・名言まとめ

今回はアニメ「銀魂」でお登勢の声優を務めたくじらさんや、若い頃のお登勢を演じた声優の榎本温子さんについて紹介していきます。さらに、お登勢とはどんなキャラクターなのか、万事屋との関係やその過去、実在のモデルなどをみていきます。また、「銀魂」の実写キャスト・キムラ緑子さんについてもみていき、ファンの心に深く響いたお登勢の名言も紹介していきます。まず、ここでは「銀魂」の作品情報をみていきます。

「銀魂」は空知英秋先生によって、2004年から2019年に週刊少年ジャンプやジャンプGIGA、銀魂公式アプリで連載されていたSFギャグ漫画です。「銀魂」のコミックは77巻で完結しましたが、74巻までの時点で国内での累計発行部数は5500万部を突破する大人気作品です。

また「銀魂」はテレビアニメや劇場版アニメ、実写映画やドラマ、ゲーム、スピンオフ作品、小説など様々なメディアで展開されており、特にテレビアニメ「銀魂」シリーズは2006年〜2018年にかけて第1期〜第4期まで放送されました。また「銀魂」の実写版は2017年7月14日に公開され、翌年の2018年8月17日には第2弾の「銀魂2 掟は破るためにこそある」が公開となりました。

江戸末期、地球は宇宙人「天人」の襲撃を受け、攘夷戦争が始まります。しかし、弱腰の幕府が開国したことで攘夷志士たちは弾圧され、大勢の侍が刀を奪われました。20年後、剣術道場の跡取りながら気乗りしないアルバイトで生活費を稼ぐ青年・志村新八は、無気力ながら侍の魂を持ち続ける坂田銀時と出会います。銀時の男気に魅せられた新八は彼の営む万事屋で働き始め、江戸中から依頼される様々な厄介事に巻き込まれていきます。

「銀魂」に登場するお登勢はスナック「お登勢」の経営者で、万事屋「銀ちゃん」の大家でもあります。彼女の「お登勢」という名前は源氏名で、本名は寺田綾乃となっています。

お登勢はその強面に反して人情深く、周囲から慕われています。そして、お登勢は自分を騙した人物でもさえも許すことができる広い心を持っています。お登勢を騙して店の売上げを盗んだキャサリンも、彼女の懐の深さに感動して改心し、彼女に絶対的な信頼を寄せるようになりました。

また、お登勢はかぶき町の四天王の1人とされ「女帝お登勢」の異名を持っています。かぶき町の四天王には他に、かぶき町で最大のヤクザ勢力である溝鼠組の組長・泥水次郎長、オカマ軍団のリーダーで元攘夷志士・西郷特盛、傭兵部隊である辰羅族をまとめ上げている華陀がいます。そんな面々の中で、登勢は特に大きな勢力を持つわけでも、戦闘力が高いわけではありません。

しかし、彼女の店が潰されそうになったとき、多くの人が駆けつけてくれたことからも分かるように、非常に人望があり、かぶき町の顔としてかなりの影響力を持つ人物なのは明らかです。さらに、お登勢はアニメオリジナルエピソードでとんでもないボケをかました以外は「銀魂」のキャラクターの中では珍しく、あまりボケるシーンがありません。そのため「銀魂」のキャラクターの中で最もまともな人物と言われています。

ここでは、アニメ「銀魂」でお登勢の声を担当した声優・くじらさんと、若い頃のお登勢の声優を務めた榎本温子さんについて紹介していきます。

アニメ「銀魂」でお登勢の声を担当したのは声優のくじらさんです。お登勢のアニメ声優・くじらさんのプロフィールをみていくと、1961年4月1日生まれ、東京都出身で本名は松本和香子さんです。お登勢のアニメ声優・くじらさんの身長は164cm、血液型はB型、所属お事務所は81プロデュースで、1980年代から声優として活動しています。次に、お登勢のアニメ声優を務めたくじらさんの主な出演作品をみていきます。

• 2002年「NARUTO -ナルト-」大蛇丸役
• 2004年「今日からマ王!」女王クマハチ役
• 2009年「ONE PIECE」スイトピー役
• 2010-2013年「神のみぞ知るセカイ」ドクロウ・スカール役
• 2011年「戦国乙女〜桃色パラドックス〜」織田ノブサダ役
• 2013年「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation」大神さくら役
• 2015-2018年「おそ松さん」松野松代〈母さん〉
• 2016年「坂本ですが?」久保田茂美役
• 2017年「CHAOS;CHILD」百瀬克子役

アニメ「銀魂」でお登勢の若い頃を演じたのは声優の榎本温子さんです。お登勢の若い頃のアニメ声優・榎本温子さんのプロフィールをみていくと、1979年11月1日生まれ、東京都出身であーちゃんの愛称で親しまれています。

お登勢の若い頃のアニメ声優・榎本温子さんの身長は155cm、血液型はA型で事務所には所属しておらず、声優やナレーター、歌手などとして1998年から活動しています。次に、お登勢の若い頃のアニメ声優を務めた榎本温子さんの主な出演作品をみていきます。

• 1998年「彼氏彼女の事情」宮沢雪野役
• 1999年「KAIKANフレーズ」雪村愛音役
• 1999-2001年「鋼鉄天使くるみ」くるみ/くるみ2式役
• 2000-2002年「だぁ!だぁ!だぁ!」小西綾役
• 2000年「メーテルレジェンド」エメラルダス役
• 2001年「ヒカルの碁」奈瀬明日美役
• 2001年「機動天使エンジェリックレイヤー」鈴原みさき役
• 2001年「チャンス〜トライアングルセッション〜」青山ユウキ役
• 2002年「アクエリアンエイジSagaII〜Don't forget me…〜」厳島美晴役
• 2003年「デ・ジ・キャラットにょ」リンナ・キャラット役

• 2004年「流星戦隊ムスメット」早乙女マルシア/オトメマゼンダ役
• 2004年「東京大学物語」水野遙役
• 2005年「それゆけ! 外道乙女隊」北華音子役
• 2006年「ふたりはプリキュア Splash☆Star」美翔舞/キュアイーグレット/キュアウィンディ役
• 2006年「パンツコインちゃん」コイン役
• 2007-2008年「CLANNAD」宮沢有紀寧役
• 2009年「ヴァイス・サヴァイヴR」しずる役
• 2009年「エレメントハンター」キアラ・フィリーナ役
• 2011-2020年「カードファイト!! ヴァンガード」先導エミ役

ここまで、お登勢のアニメ声優・くじらさんと若い頃の声優を務めた榎本温子さんのプロフィールや主な出演作品をみてきました。次に、お登勢の実写キャスト・キムラ緑子さんについてみていきます。

実写版「銀魂」でお登勢役を演じたキャストはベテラン女優のキムラ緑子さんです。お登勢の実写キャストであるキムラ緑子さんのプロフィールをみていくと、1961年10月15日生まれ、兵庫県洲本市出身です。実写キャスト・キムラ緑子さんの所属事務所はシス・カンパニー、1984年から舞台やテレビドラマ、映画などで女優として活動しています。

また、実写キャスト・キムラ緑子さんの別名義はドリー・キムラ、1984年〜2010年にはM.O.Pという劇団に所属していました。次に、実写版「銀魂」でお登勢役を演じたキムラ緑子さんのテレビドラマや映画などの主な出演作品を紹介していきます。

• 12000年「池袋ウエストゲートパーク」森永和範の母役
• 2001年「カバチタレ！」梅代役
• 2001年「救命病棟24時」田中恭子役
• 2003年「夜逃げ屋本舗」宮島千秋役
• 2004年「Dr.コトー診療所」北見康代役
• 2004年「離婚弁護士」白河亜希子役
• 2004年「WATER BOYS2」樫山礼子役
• 2005年「優しい時間」音成春子役
• 2005年「パッチギ！」アンソンとキョンジャの母役
• 2006年「嫌われ松子の一生」川尻多恵役

• 2006年「純情きらり」西野シヅ子役
• 2009年「そうか、もう君はいないのか」武田芳江役
• 2009年「サムライ・ハイスクール」望月圭子役
• 2009年「感染列島」池畑美和役
• 2010年「不毛地帯」鮫島玲子役
• 2010年「おとうと」大原ひとみ役
• 2010年「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」内藤妙子役
• 2011年「絶対零度～未解決事件特命捜査～」福井正恵役
• 2012年「テルマエ・ロマエ」山越由美役
• 2012年「悪夢ちゃん」甘澤龍子役

• 2013年「ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブルレイン」木暮景子役
• 2013年「ごちそうさん」山下（西門）和枝役
• 2014年「医龍-Team Medical Dragon-4」猪原薫役
• 2015年「偽装の夫婦」郷田照乃役
• 2016年「僕のヤバイ妻」鯨井有希役
• 2017年「陸王」飯山素子役
• 2017年「関ケ原」北政所役
• 2018年「半分、青い。」藤村光江役
• 2019年「必殺仕事人2019」綾小路てん役
• 2020年「ハケンの品格」井手美香役

ここまで「銀魂」のアニメ声優や実写キャストを紹介してきました。次に、ここでは「銀魂」のお登勢と万事屋との関係やその過去、実在のモデルなどをみていきます。

お登勢はいつも家賃滞納をする万事屋に過激な言葉で催促し、いつも怒っているイメージですが、万事屋の3人とスナックの従業員であるキャサリンやたまのことを「家族」と呼んでいます。

若い頃のお登勢はかぶき町のアイドルと謳われるほどの美少女だったそうで、団子屋の看板娘として働いていました。お登勢は若い頃から面倒見がよく、店には内緒で貧しい子どもたちに団子を与えるなどしていたそうです。また、かぶき町の四天王の1人である泥水次郎長と幼馴染で、彼の想い人でもあります。彼が言うには自分が道を踏み外さなかったのはお登勢のおかげなのだそうです。

そして、お登勢の夫である寺田辰五郎は泥水次郎長の親友で、攘夷戦争で亡くなっています。攘夷戦争の終結後、お登勢は夫の墓参りに行き、行き倒れの銀時と会いました。

アニメ「銀魂」50話のタイトルは「ふたりはタマキュア Silver☆Soul!」で「ふたりはプリキュアMaxHeart」及び「ふたりはプリキュアSplash☆Star」のパロディとなっています。このエピソードのタイトルはプリキュアを意識しているようで、シルバー世代からお登勢もメンバー入りしていることから「Silver」と名付けられています。このネーミングについて、ファンの間では絶妙だと好評となっています。

また、衣装もプリキュアを意識しており、かなり完成度の高いパロディと言われていますが、東映からの厳重な抗議を受けたという噂もあります。しかし、その後しばらく経ったアニメ252話で再び「老け入るタマキュア！」というタイトルで、お登勢によるプリキュアのパロディが放送されました。

「銀魂」のお登勢の実在のモデルは、幕末に薩摩藩が定宿としていた寺田屋の女将・お登勢です。実在のお登勢も世話好きな人物だったそうで、尊皇攘夷運動をしていた志士の面倒をよく見ていたそうです。また、坂本龍馬の妻であるお龍を実の娘のように扱い、お龍の実家への仕送りも行っていたそうです。

ここまで「銀魂」のアニメ声優や実写キャストを紹介し、お登勢と万事屋との関係やその過去、実在のモデルなどについてみてきました。次に、ファンの心に深く響いたとされるお登勢の名言を紹介していきます。

前科者の天人であるキャサリンを雇用してくれる店はなく、彼女が再び盗みを働こうとしたときに、お登勢が言ったセリフです。この言葉のおかげでキャサリンは本気で改心し、もう二度とお登勢を裏切らないことを決意。キャサリンはもう一度、お登勢の店で働かせてもらえることになりました。そして、このセリフはキャサリンのみならず、ファンの心にも深く響いた、お登勢の名言として知られています。

お登勢がかぶき町のボス猫であるホウイチと銀時を重ね、ホウイチに対して銀時への思いを語ったシーンのセリフです。それまでの「銀魂」のストーリーを想起させ、銀時に対するお登勢の想いも伝わるセリフとして、ファンの心に深く響いた名言となっています。

こちらはアニメ「銀魂」でお登勢の声優を務めたくじらさんに関するツイートで、お登勢役のくじらさんの声が好きだという感想となっています。

こちらもアニメ「銀魂」でお登勢の声優を務めたくじらさんに関するツイートで、くじらさんの声が絶賛されています。

こちらもアニメ「銀魂」でお登勢の声優を務めたくじらさんに関するツイートです。お登勢役を演じたくじらさんの演技が高く評価されています。

いかがでしたか？「銀魂」のアニメ声優・くじらさんや若い頃の声優を務めた榎本温子さんについて、そのプロフィールや主な出演作品を紹介し、お登勢の実写キャストを務めたキムラ緑子さんについてもみてきました。さらに、お登勢というキャラクターについて、万事屋との関係やその過去、実在のモデル、名言などを紹介し、お登勢はかぶき町四天王の一人でかなりの影響力を持つ人物であることが分かりました。

そして、夫を攘夷戦争で亡くしていること。万事屋や自分の店の従業員のことを家族だと思っていること。幕末に実在した寺田屋の女将がモデルであることなどが分かりました。皆さんもぜひお登勢、そしてお登勢のアニメ声優を務めたくじらさん、榎本温子さん、実写キャストのキムラ緑子さんに注目してみてください！