【ハイキュー】宮侑は稲荷崎のイケメンセッター！双子の宮治との関係や名言・声優も

ハイキューでユースの合宿に召集されるほどの実力を持っている宮侑は、稲荷崎高校の排球部においてセッターを務めていました。「おりこうさん」などの数多くの感動的な名言を放って同じセッターの影山をはじめ多くの選手を大きく成長させた人物でもあります。バレーに対する純粋な愛情をずっと持ち続けることができた彼は、「セッターの鏡」と呼ばれるほどの高校NO.1セッターに成長していきました。

ハイキューではセッターでありながらも強烈なサーブを放つことができる宮侑の存在を確認することができます。強烈なジャンプフローターとスパイクサーブを放つことができる彼はIHと中総体においてはベストサーバーを受賞していました。そこで、稲荷崎のイケメンセッターと呼ばれて注目を集めている宮侑の能力や強さ、双子の兄弟である宮治との関係、心に突き刺さるような名言、声優を務めている宮野真守さんもご紹介します。

3800万部の累計発行部数を2020年5月の時点で突破している「ハイキュー!!」は、2012年2月～2020年7月に渡って週刊少年ジャンプによって連載され第43巻まで単行本が刊行された漫画となっています。テレビアニメとしては2014年4月から放送がスタートし第1期～第4期の第1クールまで毎日放送ほかで2020年4月に渡って展開されていきました。第1期～第2期までは全25話+OADによって放送されています。

第3期は全10話+OAD、第4期第1クールにおいては全13話によって放送されました。テレビアニメとしては第4期の第1クールまで放送されたハイキューは、2020年10月からは第4期の第2クールの放送が予定されています。かつてミドルブロッカー（中学・高校）として活躍していた作者によって描かれたハイキューでは男子高生たちのバレーボールを通して培っていく友情や青春、絆、努力や葛藤などが描かれていきました。

宮城県にはかつて小さな巨人が在籍していた烏野高校がありました。その高校でエースとして活躍していた小さな巨人は小さな身体から大きなオーラを放ち周囲を魅了してしまうバレーをしていたのです。彼の存在によってバレーへの憧れを抱いた少年は多くいました。純粋にバレーに向き合うことができる日向は小さな巨人の母校である烏野高校の排球部において、ライバルである影山とバチバチしながら成長していきます。

稲荷崎高校の排球部において「7」という背番号を付けている宮侑には、「11」という背番号を付けている双子の兄弟である宮治の存在がありました。笑顔で毒を吐くことがある宮侑は、セッターを務めており高校NO.1セッターとして活躍していたのです。裏打ちされた実力を持っている彼はかっこいい名言も放っていますが、多くの優秀な選手に影響を与える人物でもありました。

• 名前：宮侑（みやあつむ）
• 体重：73.3kg→80.4kg
• 身長：183.6㎝→187.4㎝
• 学校・所属：稲荷崎高校2年2組→MSBYブラックジャッカル（23歳）
• ポジション：セッター（S）
• 血液型：不明
• 誕生日：10月5日
• 好物：トロ
• CV（声優）：宮野真守
• 悩み：指先が乾燥気味になる、新ボールに完全になれない

横文字の名前に憧れている宮侑は幼少期から双子の兄弟である宮治と常に競っては兄弟喧嘩をして成長していたようです。双子の兄弟である宮治も優秀なウイングスパイカーとして活躍していましたが、セッターの彼ほどバレーに愛情を持っていませんでした。高圧的でお調子者の性格を持っている宮侑は、ユースの合宿に召集されるほどのセッターとしての能力と共に威力のあるサーブも放つことができたのです。

高校NO.1セッターとして活躍している宮侑は、自分のセッターとしてのプレーにも責任と自信を持っていました。そのため自分が放ったトスに対して合わせることができなかったり打てなかったりする選手は双子の兄弟である宮治であろうとポンコツだと呼んでいたのです。絶対的なバレーへの愛と純粋な心を持っている彼は数々のかっこいい名言を放っていますが、一見ぶっきらぼうな名言は多くの心を掴み影響を与えていました。

自分の感情を隠さずにさらけ出してくる宮侑は、努力によっての実力と自信を兼ね備えていたため高圧的に振舞うこともありますが、お調子者の性格で子供っぽい要素も持っていたのです。幼少期は穏やかな性格の双子の兄弟である宮治の方がほんわかしていましたが、バレーの技術的には1枚上手だったために、セッターを務めている宮侑が負けても負けても挑戦を挑む立場だったのです。

ウイングスパイカーとして活躍していた双子の兄弟の宮治よりもバレーへの情熱が少し勝っていた彼は、常に好戦的だったために我の強い2人はセットプレーに対してもよく意見がぶつかり殴り合いの大喧嘩をしていました。バレーが好きだった宮兄弟は常に自分の意見を主張してどっちも引かない場合は大喧嘩となるのはいつものことだったのです。それによって彼ら2人からは素晴らしいコンビネーションが生まれていきました。

ユース合宿において過去のトラウマから人とぶつかるのを避けていい子を装ってセッターをしている影山のプレーを見ていた宮侑は「おりこうさん」だという名言を放っています。皮肉交じりの彼の名言は、時には自分の意見を主張することも喧嘩も必要だということを気付かせてくれる名言となったのです。彼の名言によって目を覚ますことができた影山は大きく成長することができました。

「高校バレー最強ツインズ宮兄弟」と呼ばれるようになった双子の宮侑と少し穏やかな性格の宮治はお互いの意見をぶつけ合って切磋琢磨して成長してきたために試合においては周囲を圧倒するようなコンビプレーを次々と放っていくことができました。高校NO.1セッターと呼ばれている宮侑が主にセッターを務め、めしが大好きな宮治がウイングスパイカーとして活躍するという役割もほぼ決まっていました。

ズケズケと自分の意見を放つことができる彼らは、練習時などは大喧嘩をするのが日常茶飯事でしたが試合中は、役割分担がほぼ決まっていながらも、状況に応じて瞬時に入れ代わったり補い合ったりして最高のコンビプレーを見せていたのです。双子ならではの息の合ったプレーに周囲は感動していました。バレーの試合では「高校バレー最強ツインズ宮兄弟」と呼ばれている2人は稲荷崎のアイドル的な存在にもなっています。

長身でスポーツ万能な双子の宮兄弟は、「宮ツインズ」とも呼ばれイケメンなバレーの上手い双子としてアイドル的な人気を女性から得ることになりました。初登場の際には関西弁の集団ということで少し怖そうな雰囲気が漂っていた稲荷崎高校でしたが、仲睦まじいイケメンな双子の宮兄弟を見た周囲の女子生徒からは黄色い声援が送られていたのです。

バレーに対して純粋な愛情を注いでいる宮侑は、セッターとして高校ではずば抜けた能力を放っていましたが、サーブにおいても強烈な技を2つも持っていたのです。春高において強豪校である烏野高校との試合の際に彼からサーブが放たれることになりました。強烈なサーブを放つことでも定評がある彼は非常に集中してサーブを放ちラインギリギリに入れることができたのです。

彼がサーブを放とうとした瞬間静まり返った客席では双子の宮兄弟をアイドル的に応援している女の子2人がサーブの最中に大声で声援を送っていました。何とかサーブをキメることができた彼ですが、放った直後に観客席を振り返りギラっと睨みつけて心の中で放った名言が上記のセリフとなっています。バレーへの愛情が強すぎて時に高圧的になってしまう彼はかなり威圧的な名言を心の中で放っていました。

真っ向から勝負することができる宮侑は、烏野高校との試合においてサーブを放つ際に天才リベロといわれている西谷夕を果敢に狙っていきました。試合に勝ちたいと思う選手は守備力が弱い場所を狙って攻撃を仕掛けていくことが多くなっています。そのため、守備においては最高の能力を持っているとされるリベロにサーブを打ち込んでいく選手はほとんどいません。

得点ができる可能性が低いリベロをあえて狙っていることで、天才リベロを狙って崩すことで相手の気持ちを折る作戦かと周囲は深読みしていましたが、彼がサービスエースを2つも取った後に放った名言が上記のセリフとなっています。彼は純粋にバレーを楽しみ、より強い選手から得点を得る喜びを噛みしめていました。この名言からもわかるように彼は常にバレーを愛し頂点を目指して進み続けていたのです。

変人速攻を瞬時に真似することができる能力を持っている宮侑の声を担当したのは声優の宮野真守さんです。小学校から劇団ひまわりに所属していた声優の宮野真守さんは、声優の他に歌手や俳優としても活躍しています。兄の影響で劇団ひまわりに入った彼は、小学校1年生の時に西友大市という西友のCMに出演したことでデビューをしました。小学5年生の際に大舞台で演じたことで大きな転機を迎えることになります。

• 名前：宮野真守（みやのまもる）
• 愛称：マモ、マモちゃん
• 所属事務所：劇団ひまわり
• 職業：声優、歌手、俳優
• 声優デビュー：2001年
• 血液型：B型
• 生年月日：1983年6月8日
• 出身地：埼玉県大宮市
• 配偶者：あり
• 身長：182㎝

中学・高校生時代は3年B組金八先生やニュースの女などテレビドラマにも出演するようになりました。幼少期から子役として活躍してきた宮野真守さんですが、将来への不安を抱くようになり声優や俳優として活躍できるように演技や歌、ダンスなどのレッスンを受けるようになります。高校3年生の時に声優デビューを果たした彼は、2008年においては声優アワードなどを受賞しました。

声優の宮野真守さんの主な出演作品としては、真・女神転生Dチルドレン ライト&ダークのアキラ役やアイシールド21の桜庭春人役、ときめきメモリアル Only Loveの青葉陸役、DEATH NOTEの夜神月役、機動戦士ガンダム00の刹那・F・セイエイ役、西洋骨董洋菓子店 ～アンティーク～の神田エイジ役、ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜のキリエ・イルニス役などがありました。

その他のテレビアニメとしては、STAR DRIVER 輝きのタクトのツナシ・タクト役や裏切りは僕の名前を知っているの碓氷愁生役、君に届け 2ND SEASONの三浦健人役、最強銀河 究極ゼロ 〜バトルスピリッツ〜の目覚めのツルハシ役、クロスアンジュ 天使と竜の輪舞のタスク役、東京喰種トーキョーグールの月山習役、文豪ストレイドッグスの太宰治役、ゾンビランドサガの巽幸太郎役などがあります。

バレーへの愛情が揺るぎないものとなっている宮侑は、選抜強化合宿に呼ばれる程のセッターとなっています。全日本ユースにセッターとして召集された理由がわかるような場面はさまざまな試合において確認することができました。高校NO.1セッターと呼ばれている彼は、どんな無理な体勢からでもオーバーハンドでのトスを上げる強い精神力と柔軟な筋肉を持ち合わせていたのです。

双子の兄弟である宮治が自分よりもバレーへの愛情が少しばかり深かったと語っているだけある選手でした。天才セッターと呼ばれている彼は、監督や周囲に指示されたわけでもなく、自分のセッターとしてのポリシーとしてオーバーハンドトスにこだわりを持っていたのです。そのため、普通のセッターであればアンダーハンドであげるであろう場面の乱れたレシーブに対しても自分の身体を瞬時に滑り込ませていました。

烏野高校においてかつて小さな巨人を育て上げた烏養監督を唸らせ、ユースのセッターの凄さを見せつけていたのです。他校の監督からも高い評価を得ている彼は、音駒高校において同じセッターを務めている弧爪研磨からもセッターの鏡だと評価されています。どんなに厳しい状況の球でも瞬時に自分の身体をボールの下に入れることができるスピード感と無理な体勢を支える筋力、的確にセットする能力全てにおいて完璧だったのです。

幼少期から切磋琢磨して練習をしたり大喧嘩をしたりしながら成長してきた宮兄弟は、周囲のメンバーよりも一緒にいる時間が長くぶつかった回数も多い分お互いの考えや癖、弱点や長所を全て理解していました。そのため、高校NO.1セッターとして活躍している宮侑が一番輝くことができたのは、双子の兄弟である宮治とのコンビネーションだったのです。アイコンタクトやトスを呼ぶことなく瞬時にセットを合わせることができました。

烏野高校と稲荷崎高校が対戦した際には負けず嫌いで果敢に挑戦していく日向と相手の能力を見抜く力を持っている影山のコンビが変人速攻によって攻撃をしてきたのです。その際も見よう見真似で瞬時にコピーして次の瞬間には自分たちの攻撃にしてしまっています。能力の高い選手に関してはワクワクした気持ちを隠すことができない宮侑は、双子ならではの変人速攻を完成させ放っていきました。

攻撃された相手の技を瞬時にマスターして攻撃し返すことはもちろん、セッターとウイングスパイカーとしてのお互いの役割を入れ替えての攻撃となる双子による「変人速攻の裏」まで編み出しています。「双子速攻・背」と呼ばれているバックトスでの変人速攻など双子による変人速攻はさまざまなバリエーションを作り出すことができたのです。息の合ったプレーによって相手を苦しめていきました。

双子の兄弟である宮治とのコンビネーションンに加えて、ユースの合宿に召集されるほどのセッターの能力を持っている宮侑は、強烈なサーブを放つこともできました。IHや中総体においてはベストサーバーを受賞したほどの腕前を持っていたのです。彼から放たれるサーブは二刀流となっており、強烈なサーブを放つと共にどんなサーブがくるかわからない二重のプレッシャーを相手に与えることができました。

彼から放たれるサーブは、ジャンプフローターサーブという無回転でありながらどこにブレるかわからない予測不能なサーブに加えて、高速スパイクサーブという抜群の精度を誇っている強烈な威力のサーブがあったのです。

強烈なサーブを2種類も得意としているためどちらがくるのかわからないことによるプレッシャーも相当だったようで、烏野高校との戦いにおいては天才リベロとされている西谷を狙って攻撃しており、さらにサービスエースを2本連続で決めているなど素晴らしい力を見せていました。

春高において格下だと思っていた烏野高校との戦いにおいて最終的には無念の敗退となってしまいました。稲荷崎高校において主将を務めていた北信介はウイングスパイカーとして活躍していましたが、宮兄弟のような突出した才能は持っていなかったのです。3年生になってやっとスタメン入りした彼は、これまでの地道な努力とバレーに対する姿勢、チームを導くことができる主将としての立場によってスタメン入りを果たしました。

選手としては活躍する機会が少なかった彼ですが、高校生最後の試合において主将としてみんな精一杯戦ったと激励しており「後悔はしていない」とはっきりと気持ちを伝えていました。3年生になってやっと主要メンバーとして戦うことができた彼は後悔はしていないものの、自分の仲間が凄いことをもっと自慢したかったといっています。

その言葉に反応した宮兄弟は、主将を務めていた北信介に向かって孫の代まで自慢できるような後輩にきっとなるから自慢してくださいと言葉を返していました。その言葉に感動していた彼は、それは楽しみだという言葉を残し、振り返らずに去っていったのです。主将である北信介とのやり取りによって2年生である宮兄弟は敗北したものの、次への道を進み始めることになります。

春高において2回戦で烏野高校と戦うことになった稲荷崎高校は当初相手をバカにしていたために、試合は楽に勝ち進めることができると考えていました。しかし、負けず嫌いで素直な性格の日向はミドルブロッカーとして自分に上げてくれたトスに関してはどんな状況であっても打ち抜く姿勢を貫いていたのです。スーパーレシーブによってチームの気持ちを一つにしていく彼の姿に宮侑も次第に感動を覚えていきました。

試合がスタートした当初はバカにしていた宮侑もどんな姿勢からもスパイクモーションに入って打ち抜く日向に好感を持ち恐怖心すら覚えるようになります。そのため、最終的に烏野高校に敗れましたが、最後はどんな状況でもセッターを信じて打ち抜いてきた日向に向かっていつか必ずあんたにトスを上げるといい放っていたのです。試合が終了した時点でそのような言葉を放たれた日向とセッターの影山には「？」が浮かんでいました。

小説版のハイキューを読んだ読者からはバレーへの愛情が素晴らしい宮侑の存在をもっと好きになったという感想が寄せられていました。バレーを純粋に愛している彼は、敵であっても自分と同じ気持ちを持っている日向の存在を認めています。貪欲に球を追い求め、自分の仕事をしっかりとプライドを持ってやり抜く闘志に感動していたようです。

高圧的な姿勢を見せる宮侑に対して恋に落ちそうになったとコメントをしている人もいました。笑顔で周囲を固まらせてしまうような毒舌を放つことができる彼ですが、スパイカーに対しては献身的にボールをセットしようとする健気な姿を見せていました。どんなに無理な状況でも必ずボールの下に入って絶妙なトスを上げることができたのです。彼のセッターとしての能力や強い精神に感動している人は多くいました。

純粋にバレーを愛している宮侑の姿がかっこよすぎると感想を寄せている人は多くいました。お調子者の性格を持った彼は子供っぽい要素がありますが、他校の監督をはじめ同じポジションのセッターからもセッターの鏡だと評価されていたのです。ユースの合宿に召集されるほどの実力を持っている彼は、強い相手と対戦することを何よりの喜びとしておりサーブを放つ際も天才リベロを狙って攻撃していました。

バレーに対して真摯に向き合うことができる宮侑のバレーに対する愛情は双子の兄弟の宮治からも認められている程深いものがありました。セッターとして活躍している彼は、どんなに難しい球であっても瞬時にボールの下に入ってオーバーハンドによってトスを上げることを心に決めていました。この姿勢を貫いた結果、高校NO.1セッターと呼ばれるようになったのです。