【約束のネバーランド】ゴールディ・ポンドの正体は?猟場編に登場する子供や鬼を紹介

アニメ第1期終了後も多くの人々に愛されている「約ネバ」こと漫画『約束のネバーランド』。鬼と子供たちの生き残りを賭けた心理戦が肝にもなっている『約束のネバーランド』のなかでも人気の編に「ゴールディ・ポンド猟場編」があります。今回はこんな『約束のネバーランド』の「ゴールディ・ポンド猟場編」について徹底解析!「ゴールディ・ポンド猟場編」に登場する子供は?「ゴールディ・ポンド猟場編」の鬼の目的は?そして「ゴールディ・ポンド」の正体とはなど、約ネバの世界観の秘密と魅力に迫っていきましょう!

【約束のネバーランド】ゴールディ・ポンドの正体は?猟場編に登場する子供や鬼を紹介のイメージ

目次

  1. ゴールディ・ポンドが話題の約束のネバーランドとは?
  2. ゴールディ・ポンドの正体
  3. ゴールディ・ポンド猟場編の登場キャラ一覧~子供たち~
  4. ゴールディ・ポンド猟場編の登場キャラ一覧~鬼~
  5. ゴールディ・ポンド猟場編の登場キャラ一覧~その他の人間~
  6. ゴールディ・ポンドのあらすじと結末ネタバレ
  7. ゴールディ・ポンドに関する感想や評価
  8. ゴールディ・ポンドの正体まとめ

ゴールディ・ポンドが話題の約束のネバーランドとは?

第1期アニメが2020年7月に再放送され、2期の放映も2020年10月に決まっている人気アニメ『約束のネバーランド』。気になるアニメ1期の続編として約ネバファンに期待されている「ゴールディ・ポンド猟場編」とはいったいどんな物語が待っているのでしょうか?今回はそんな『約束のネバーランド』ゴールディ・ポンド猟場編に登場する子供たちや鬼、そして「ゴールディ・ポンド」という謎の地にまつわる秘密などをご紹介していきましょう!

あらすじやゴールディ・ポンドの秘密なども触れて紹介していくため、原作漫画『約束のネバーランド』の該当巻をまだ読んでない方やアニメまで楽しみにとっておきたい方はお気をつけください。

約束のネバーランド(約ネバ)の概要

「約ネバ」の愛称でファンに愛されている漫画『約束のネバーランド』は、『ポピィの願い』(2016,『少年ジャンプ+』掲載)でも知られる白井カイウ先生と出水ぽすか先生のタッグによるダークファンタジー漫画です。2016年から集英社の『少年ジャンプ』で掲載が開始し、2020年の『少年ジャンプ28号』では最終話の181話が掲載され約ネバファンから喝采を浴びることになりました。

その人気は2019年のアニメ化という形でも現れ、第1期が全12話構成で放送された上で第2期の放送もすでに決まっています。またスピンオフギャグ漫画の『お約束のネバーランド』やスピンオフ小説の『約束のネバーランド 〜ノーマンからの手紙〜』『約束のネバーランド 〜ママたちの追想曲〜』に加え、2020年12月には実写映画化も企画されるなど約ネバの人気は衰えることを知りません。

約束のネバーランド(約ネバ)のあらすじ

孤児院「グレイス=フィールドハウス」で血の繋がらない兄弟たちと牧歌的な生活していた少女「エマ」は幼馴染の「ノーマン」とともに、禁じられた門の先で「自分たちが『鬼』の食事のために飼われた子供たちである」という過酷な真実を知り、同じく幼馴染の「レイ」や兄弟たちとともに孤児院からの脱走を謀ります。

脱走は謎の支援者「W・ミネルヴァ」という人物の手掛かりを元にしており、孤児院を脱走した子供たちは鬼の蔓延る外界で「W・ミネルヴァ」に出会うべく更なる心理戦と危険を伴う旅をすることになります。そんななか、地下のシェルターで見つけた地図のなかに「ゴールディ・ポンド」と呼ばれる隠された場所を見つけることになりエマとレイはシェルターで遭遇した「おじさん」と「ゴールディ・ポンド」を目指すのでした……!

約束のネバーランド

ゴールディ・ポンドの正体

正体①エマたちが目指した場所

エマたち子供達の目的は「W・ミネルヴァ」がペンに残した謎を解きながら「人間として安全に暮らせる場所を探すこと」でした。その旅の途中で、地下シェルターという拠点を見つけますが「W・ミネルヴァ」本人の痕跡や素性は未だ不明のままでした。そこで地下シェルター内部を探索し、得た地図によって「ゴールディ・ポンド」なる地を発見するのです。

「ゴールディ・ポンド」とはなんなのか?なぜ「W・ミネルヴァ」がこの場所を指し示したのか?「ゴールディ・ポンド」に「W・ミネルヴァ」はいるのか?エマはその謎に挑むためにレイと地下シェルターに生存していた「おじさん」とともにこの「ゴールディ・ポンド」の座標を目指すことになります。

そもそも「ゴールディ・ポンド」に「W・ミネルヴァ」を求めた根源的な理由として「世界への不理解」という面があります。地下シェルター内部でもじゃがいもの栽培など自生するための設備やセキュリティ面でのメリットもありましたが、鬼の世界がエマたち子供達にどのように作用しているか、どうして食用児などという残酷な定めがあるのかなど世界の常識や現状把握が子供達には欠けています。

また、「グレイス=フィールドハウス」に残してきたフィルをはじめとする幼い子供達を鬼の魔の手から救うためにも世界の常識そのものに立ち向かう必要があり、「W・ミネルヴァ」のような世界を把握している人物の協力は必須であるとエマたちは考えたのです。そのため、地下シェルターで遭遇したほかの孤児院の脱走者である「おじさん」もまたエマは救おうと決意し、道中で徐々に「おじさん」の凍りついた心を解かしていきます。

正体②バイヨン卿所有の秘密の狩猟場

そしてエマの望みとは違う鬼からの奇襲という形で、「ゴールディ・ポンド」に至りエマは「ゴールディ・ポンド」とはなんなのかを否応がなく知ることになります。それは、「バイヨン卿と呼ばれる貴族鬼とその友人たちのための違法な狩猟場」という非情な正体でした。

鬼たちの社会では人間との1000年前の約束によって「人間を狩ってはいけない」とされていました。しかし、「ゴールディ・ポンド」の鬼たちは闘争本能を満たすためにその約束を破り、密かに各農園(孤児院)や外の世界から子供達を拉致し狩場として「ゴールディ・ポンド」を利用していたのです。

食用児としての子供の運用もエマたちの反感と恐怖を買いましたが、ちょうど生き残るために動植物を狩ることで命を奪うことの重さを学んだばかりのエマはこの「ゴールディ・ポンド」の在り方に対して憤り「子供たちを誰も殺させない」と鬼を殺し返す作戦に加担することになります。この葛藤は約ネバファンにとって多くの名シーンのなかでも人気のターニングポイントのひとつになっています。

正体③人間側の世界へ渡る道を残した場所

ではなぜ「W・ミネルヴァ」が子供達に「ゴールディ・ポンド」を指し示したかという点についてですが、実は「ゴールディ・ポンド」の本来の姿とは鬼から子供たちを救うための「食用児のための超大型のシェルター」であることが明らかになります。また、謎を解いた先には「W・ミネルヴァ」のメッセージとともに昇降機が残されており、「W・ミネルヴァ」が人間側の世界へと子供達を逃す気だったことがわかります。

多くのヒントや鬼の社会でも秘匿され続けたお互いの社会にとっての「ゴールディ・ポンド(黄金の池)」だっただけに、エマたちも当初はこの昇降機を使っての立ち回りなども考えていましたが、それもまた思わぬ方向に動いていきます。

正体④現在はどうなっている?

「ゴールディ・ポンド」はその後、エマや子供達の「ある作戦」を経てレウウィス大公をはじめとする強力な鬼たちに打ち勝ち、その末に追っ手を避けるため最終的には爆破することにしました。かくして「ゴールディ・ポンド」を用いた鬼とヒトの思惑は水底に沈むことになるのです。

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ゴールディ・ポンド猟場編の登場キャラ一覧~子供たち~

この章では約ネバで大人気の「ゴールディ・ポンド猟場編」に登場する子供達を一覧にして紹介していきましょう。出身プラント名や得意なことなどもまとめます。『約束のネバーランド』の世界観把握に欠かせない要素が多く含まれますので謎解きをする気分でご覧ください!

エマ

エマは『約束のネバーランド』の主人公で、孤児院「グレイス=フィールドハウス」で日課として行われていたテストではほぼ満点のスコアを維持し続け、「レイ」や「ノーマン」と並んで「フルスコア」と鬼や「ママ」たちに呼ばれることになりました。「レイ」や「ノーマン」とは同い年の幼馴染でありこの3人が中心になって「グレイス=フィールドハウス」脱走を果たします。首元の識別記号は「63194」という数字の羅列です。

心優しく素直なエマはその柔和さの裏に深い洞察力と行動力を秘めており、柔軟な判断力によって子供達を率いるリーダーシップも持ち合わせています。アニメ版では諸星すみれさんが声を担当しました。

レイ

レイはエマと同じく孤児院「グレイス=フィールドハウス」に暮らしていた子供のひとりです。物静かで物事に斜に構えた態度をとることが多いですが、それは「ある理由」でいち早く「グレイス=フィールドハウス」の歪みに気付きその恐怖や絶望に浸っていたからだということが判明します。根はとても仲間思いで、持ち前の洞察力と超人的な観察力で冷淡に物事を解決していきます。

洞察力や観察力が鋭いだけでなく銃火器の扱いや論理思考が徹底していて記憶力も優れたのがレイの強みでもあります。首元の識別記号は「81194」という数字の羅列です。アニメ版では伊瀬茉莉也さんが声を担当しました。

テオ

「ゴールディ・ポンド猟場編」で一番最初にエマと遭遇する少年がテオです。テオは童顔で行動も肝が据わらない印象が登場当初は強いですが実はエマよりも1つ年上の12歳です。そんなテオは「グレイス=フィールドハウス」と同じく「高級農園」というカテゴリーに入っている「グランド=ヴァレー」孤児院の出身です。認識番号は「FⅢ715-412」となっており、モニカやジェイクとともに生き残りを賭けて逃げていました。

モニカ

モニカとはテオやジェイクとともに「ゴールディ・ポンド猟場編」に登場する「グランド=ヴァレー」孤児院の少女です。しかし、エマの奮闘むなしくモニカは詳しい情報が出る前に最強クラスの鬼であるレウウィス大公に殺されてしまいます。テオから「お姉ちゃん」と呼ばれていることから立場上ないしは孤児院入りした順序上モニカの方が古株であることが伺えます。

ジェイク

「ゴールディ・ポンド猟場編」の最序盤に登場する3人組の中でテオに「お兄ちゃん」と言われていた年長の子供がジェイクです。明らかに発育がいいことからテオよりも年上であることが判別できます。モニカと同じく詳しい情報が出るよりも先に無情にもレウウィス大公に殺されてしまいました。

ヴァイオレット

「ゴールディ・ポンド猟場編」においてエマをルーカスたちに引き合わせたボーイッシュな少女がヴァイオレットです。ヴァイオレットもテオたち3人組と同じ「グランド=ヴァレー」孤児院の出身ですが、識別番号の「DⅣ332-198」をみるに「グレイス=フィールドハウス」と同じく「グランド=ヴァレー」孤児院もまたいくつかのセクションに分かれていることが伺えます。

ヴァイオレットはテオよりも年上の13歳の少女で勝気で勇敢な少女です。のちに「夜目が効く」という長所も明らかになりより頼りになるようになったキャラクターのひとりです。

オリバー

オリバーとは「ゴールディ・ポンド猟場編」において子供達の現場司令塔として多くを背負う「グランド=ヴァレー」孤児院の少年です。心優しい性格と芯の強さをもち、1番の古株でもあります。識別番号は「AⅡ866-890」でテオともヴァイオレットとも違うセクションの出身である可能性が高いと言えるでしょう。

出荷時の年齢は9〜10歳の間と言われており、現在17歳の年長者なのでゴールディ・ポンドで7年以上も鬼から逃げ続けた子供ということになります。多くの子供達の死を看取ってきたからこそ、自分を支え育ててくれたルーカスへの信頼が最も厚く、本当の父親のように慕っています。

サンディ

サンディとはパンチパーマのような巻き毛が特徴的なオリバーと同年代の「グランド=ヴァレー」孤児院の少年です。年齢は17歳で出荷タイミングは不明ですが、オリバーよりは後ながらも「ゴールディ・ポンド猟場編」に登場する子供のなかで長く生き残り続けている年長者のひとりになります。その長年生き延び続けた知識と実践に基づいた救護技術が長所でザックとともに多くの子供たちを治療しています。

識別番号は「PⅥ468-992」で、「ゴールディ・ポンド猟場編」ではノウムとノウマを相手に捨て身の奮戦するなどの活躍をみせました。

ザック

ザックとはヘアバンドを常につけている識別番号「QⅡ863-552」の浅黒い肌の少年です。「グランド=ヴァレー」孤児院出身で18歳と「ゴールディ・ポンド猟場編」に登場する子供のなかでも年齢上は最年長でその生存能力と身体能力、そして極限の状況でも諦めない芯の強さは子供達の間でも信頼されています。また、武闘派肌で鬼に臆さず立ち向かうため向かい傷が多く、その治療を自分で行なっていたため医療技術にも長けています。

ナイジェル

ナイジェルとは主にメカニックとして裏方支援を行なっている16歳の少年です。「グランド=ヴァレー」孤児院出身で識別番号は「RⅢ522-633」、宝物としてアビエイターキャップとゴーグルをつけておりよくエマのように(エマは地毛ですが)芽が出ている姿で描かれています。

ともにルーチェと対峙したジリアンとはお互いにある「似たような境遇」を共有しており、自らルーチェ打倒の道を選んでいます。鬼に対しても非常に有効な武器をルーカスの発案のもと開発しており、目の前のトラブルに対しても柔軟に対応する力も持ち合わせています。

ソーニャ

そばかすとメガネが印象的な「グランド=ヴァレー」孤児院の少女は子供達の参謀格として活躍するソーニャです。17歳とサンディやオリバーと同時期に「ゴールディ・ポンド」に連れてこられたであろう少女で、分析力と作戦立案力に長け副リーダーとして子供達を導いています。作戦実行時にはサンディたちとともにノウスとノウマと対峙し自分を囮とする大胆な策を講じました。

ぺぺ

パンチパーマを後ろでくくって右頰に刺青を入れている少年がぺぺです。年齢は16歳で識別番号は「PⅩ363-076」の「グランド=ヴァレー」孤児院から連れ去られた少年ですが、リーダー格の子供達のなかでは新参者だと言います。それでも高級農園の最年長出荷年齢を15歳と仮定すると「ゴールディ・ポンド」で1年は少なくとも生き残っていることになるので十二分に手練れだと言えるでしょう。

料理をつくるのが得意で、鬼の魔の手から逃げ延び狩猟から生き残った子供達に対して温かい食事を振る舞い精神面をケアしている姿が確認できます。過酷な状況でも仲間を助けることを躊躇しない強さがあり、何度も仲間たちを救いました。

ジリアン

ジリアンとはポップなニット帽にワッペンが特徴的な「グランド=ヴァレー」孤児院出身の少女です。年齢は15歳で識別番号は「QⅠ231-493」となっており、カラッとした性格の裏でルーチェや鬼に対する恨みを抱いています。「ゴールディ・ポンド」のアジト内における食料管理をしていたのもジリアンです。

ナイジェルとは境遇を共にするだけでなくお互い信じ合い背中を預け合う親密な関係で約ネバファンの間では「ナイジリ」として親しまれている人気のある子供キャラクターのひとりです。

ポーラ

ポーラとは長髪で常に口元をバンダナなどで隠している「グランド=ヴァレー」孤児院出身の少女です。17歳と「ゴールディ・ポンド」の少女たちのなかでは最年長で、長らくルーカスのもとで銃器を取り扱っていたからか狙撃の腕前は子供達のなかでもトップクラスとなります。

識別番号は「AⅪ640-651」でΛ(ラムダ)農園の子供であるアダム以外とは食事の席も共にはせず口元を見せようとしません。なぜ口元を隠しているかは不明ですが、のちに明かされる世界観の設定で「不揃いの子供は廃棄される」という設定があるため、もしかすると口元に大きな傷があるなどして正規の出荷ルートではなく「ゴールディ・ポンド」に至ってしまった可能性もあります。

アダム

アダムとは「Λ7214農園」と呼ばれるバイヨン卿の出資下にある実験農園出身で、言語能力や思考能力に陰りがある一方で実験体としての強制的なパンプアップ処理により強靭な肉体と鬼のような筋力を有しており、普段はアジトの門を守っています。また、目撃した数字を復唱する癖があり、Λ農園にいた際に目撃した「22194」という数字の羅列のみを口走ります。

考察ヒントTips:鬼の特性と狩猟

先の章で「ゴールディ・ポンド」の目的は狩猟本能を満たすための忌まわしい娯楽施設だと紹介しました。しかし、ここにも少し考察すべきポイントが秘められているのです。その考察の下地として「ゴールディ・ポンド猟場編」よりも後に明らかになった重要な『約束のネバーランド』に登場する鬼の世界観設定があります。

それは、「鬼は食べた獲物の遺伝子を取り込んで細胞分裂を繰り返し、成長、身体の維持を行う生物である」という点です。つまり、蜘蛛を食べれば蜘蛛らしい器官を得、人間を食べれば人間のような特徴を有するようになるのです。

そのうえで、バイヨン卿は「Λ7214農園」から「試食品として」アダムを「ゴールディ・ポンド」へさらってきました。Λの実験農園では優れた知能や並外れた戦闘能力をもつ子供達を人為的につくろうとしていました。また、「ゴールディ・ポンド」の子供達は「生き残れば生き残るほど身体的技術的に強く」なります。底なしの闘争本能や他の鬼とは桁違いの強さがどこから来たのか、考察してみるのも楽しいかもしれません。

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ゴールディ・ポンド猟場編の登場キャラ一覧~鬼~

『約束のネバーランド』に欠かせないのが多彩にしておぞましく、恐ろしい鬼たちです。この章では「ゴールディ・ポンド猟場編」に登場する鬼たちをご紹介していきましょう!

バイヨン卿

バイヨン卿はゴールディ・ポンド猟場を密かに運営していた貴族鬼のひとりです。「卿」という称号からもわかる通り実は鬼の社会の中でもトップ5に入る上位貴族「五摂家」の一角を担っているキャラクターでもありました。1000年前の人間との戦争とその際に味わった狩りの高揚感が忘れられず、ラートリー家の弱みに付け込む形でゴールディ・ポンドを制圧。その後、親しい友人たちにのみゴールディ・ポンド猟場を開くことになります。

レウウィス大公

ゴールディ・ポンド猟場のラスボスとも言えるのがこのレウウィス大公です。紳士的な言葉遣いに反して、バイヨン卿以上の強大な戦闘狂として登場します。抵抗する知恵や力を持つ人間を敬愛しており、同時に抵抗し自分を殺しに来るように仕向けるなど絶対強者な立場を揺るがすことがないプライドの高い鬼でもあります。また、敢えて出自は伏せさせていただきますが称号として「大公」という号を持つほどの家柄であることがわかります。

バイヨン卿とは古くからの戦友関係で、1000年前の戦争を知っているとみられています。また年齢の問題で回復能力に衰えがあるといい、そこが決戦時の焦点ともなりました。肩にとまっている猿のような生物は実は小型の鬼で名前を「パルウゥス」といい、主人がピンチになると連携してサポートしてきます。

ノウスとノウマ

ノウスとノウマはゴールディ・ポンド猟場の常連で2人でいつも行動を共にしている男女の鬼です。鳥のような立体観察力と木をへし折る腕力などを発揮しています。

また出自については、2人とも同じく上位貴族「五摂家」の一角であるノウム家の一員だと考えられます。当代にあたる「ノウム卿」との関わりは不明ですが、ノウスとノウマがなんの号も持っていなかったことからルーチェ同様に後々登場する「ノウム卿」の子供達ないしは「末妹」という表現から「ノウム卿」の甥姪なのではないかと考察出来るでしょう。

ルーチェ

ルーチェはΛ農場の子供たちのような屈強な鬼たちを従えた派手な鬼です。その正体は上位貴族「五摂家」の一角ドッザ卿の息子であることがのちに判明します。父親のドッザに比べて体が脆弱で、少し走っただけでも息が上がっているのがわかります。

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ゴールディ・ポンド猟場編の登場キャラ一覧~その他の人間~

この章では「ゴールディ・ポンド猟場編」に登場し、ゴールディ・ポンド猟場に深い因縁を持っている「グローリー=ベル」孤児院の生き残りになる「おじさん」とルーカスについてご紹介していきましょう!この2人は約ネバファンのなかでも一等人気のある大人キャラクターたちなので気になる方は原作漫画をチェックするといいでしょう!

おじさん

「おじさん」と呼ばれる人物はエマたちが「W・ミネルヴァ」の残した地点に存在していた「地下シェルター」の生き残りです。深いトラウマを抱えエマたちを拒絶しますが、エマたちと心を通わせることで頼もしい味方へと変わっていきます。そしてその深い悲しみや絶望の根元が「ゴールディ・ポンド」にあることが後々明らかになってくるのです。

年齢は28歳前後で識別番号は「ETR3M8」。戦闘技術は『約束のネバーランド』中でもトップクラスで気配を完全に遮断して鬼に忍び寄ったり、鬼の特性を逆手にとった行動をとるなど圧倒的な強さをみせました。

ルーカス

ルーカスは「ゴールディ・ポンド」の子供達を育て支え、アジトと呼ばれる地下にいながら生存技術を教えている隻腕の男性です。識別番号は「KGX2A7」でなんとこの「ゴールディ・ポンド」で13年もの間生き残り続けてきたことが語られます。

それも、「ゴールディ・ポンド猟場編」を読み進めていくと過去の真実が判明し、その実は「グローリー=ベル」孤児院と呼ばれる高級農場から脱走しそして同じようにシェルターで得た情報をもとに「W・ミネルヴァ」を探しに「ゴールディ・ポンド」に来た少年たちのひとりであることが明らかになるのです。

Thumb【約束のネバーランド】ルーカスの正体は?おじさんとの関係や生きている理由は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ゴールディ・ポンドのあらすじと結末ネタバレ

「ゴールディ・ポンド猟場編」のあらすじをネタバレを最小限にして雰囲気を知るための見所ハイライトのみをご紹介しましょう!どのようにして「ゴールディ・ポンド猟場編」が進むのかなどの目安にしてください。

ネタバレ①ノウス&ノウマ戦

原作漫画を読んでほしいため敢えてどうして反抗作戦に至ったかなどを割愛してご紹介しますが、約ネバの鬼の特性が垣間見えるゴールディ・ポンド猟場編の名勝負のひとつとして「ノウス&ノウマ戦」があります。ノウスとノウマは前述でもご紹介した通り、鬼の貴族のなかでも武闘派肌なノウム一族の出身で2人で連携して狩りを行います。

そんなノウスとノウマに対して、サンディとソーニャが前衛、ポーラとヴァイオレットが後衛の4人体制で対峙します。このノウス&ノウマ戦では子供達も知らなかった新たな特性…共食いによる瞬間的な強化の恐ろしさが明らかになります。約ネバファンにとって非常に気持ちが悪い一戦となっています。

ネタバレ②ルーカスとバイヨン卿の対決

一方で、ゴールディ・ポンド猟場を生み出したバイヨン卿には手練れであるザックとペペという生存能力の高いコンビが対峙します。しかし、バイヨン卿はこの戦線を突破、その先に待つ「グローリー=ベル」孤児院の生き残りであるルーカスの因縁の闘いもゴールディ・ポンド猟場編における見所のひとつです。バイヨン卿の狡猾でアジトに肉薄する描写やルーカスの究極の選択など約ネバファンを沸かせた名勝負になっています。

ネタバレ③レウウィス大公戦

そして、子供達が各鬼と対峙するなか、最も恐ろしい戦闘力と執拗な攻撃性を持つレウウィス大公にはエマが対峙し10分の休戦を勝ち得ます。そしてそれぞれの局面が噛み合って、総力戦としてレウウィス大公と子供達の最終決戦が繰り広げられるのです!そのカッコよさや強さから珍しくレウウィス大公は約ネバファンから支持されており人気投票でも上位に食い込んでくるなどの大躍進を見せました。

どのような激戦が待っているのかはすべて原作漫画『約束のネバーランド』で確認できるので、気になる方は該当巻にあたる8巻からをぜひ読んでみてください!

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ゴールディ・ポンドに関する感想や評価

約ネバの名シーンが数多く存在する「ゴールディ・ポンド猟場編」。約ネバファンからはどのような評価を受けているのでしょうか?SNSから抜粋して約ネバファンの声をお届けしましょう!

この方は、ファンアートとして『約束のネバーランド』の面白かった回をイラストにしています。心に残る名シーンの多い面白い回として「ゴールディ・ポンド猟場編」はうつっているようです。

この方は原作漫画『約束のネバーランド』の各編感想を実況ツイートしてくださっています。「ゴールディ・ポンド猟場編」が解放されるまでの速度感や世界の謎などを楽しまれている約ネバファンの方々は多くいるようです。

『約束のネバーランド』の「ゴールディ・ポンド猟場編」はぜひともアニメ化してほしい!という声は約ネバファンのなかでも多くの方が頷くものになっています。それだけアクションが豊富でダイナミックな表現になっているということなのでしょう。

また先述の章でご紹介した「ナイジリ」など多くの応援したくなる絆がみられるのも「ゴールディ・ポンド猟場編」の魅力としてあげられることがあります。たくさんの登場人物が一気に増える章でもありますが、それゆえに群像劇としての面白さも増していると言えるのです。

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ゴールディ・ポンドの正体まとめ

『約束のネバーランド』の「ゴールディ・ポンド猟場編」についてご紹介はいかがでしたか?読み返してみるとわかることや、新しい謎に出会えるかもしれない宝箱のような約ネバの世界に浸ってみるのも楽しいかもしれません。

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