2020年07月13日公開
2020年07月13日更新
【SPY×FAMILY】アーニャ・フォージャーは超能力者?かわいいシーンや名言も紹介
少年ジャンプ+でトップの人気を誇る『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』には、アーニャ・フォージャーというかわいい女の子が登場します。アーニャ・フォージャーは『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』のメインキャラクターの一人で、超能力を持っています。この記事では、アーニャ・フォージャーのプロフィールや超能力、かわいい名シーン・名言などを紹介します。
目次
アーニャ・フォージャーとは?
スパイファミリーの作品情報
アーニャ・フォージャーとは『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』に登場するメインキャラクターです。『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』は少年ジャンプ+で連載されており、人気ランキングで1位を取るほど注目の高い漫画です。ここではアーニャ・フォージャーについて詳しく紹介する前に、『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』の作品情報をまとめています。
スパイファミリー(SPY×FAMILY)の概要
『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』は2019年から少年ジャンプ+で連載されている漫画です。スパイを題材とした作品ですが、アクションだけでなくコメディ要素もあります。少年ジャンプ+では連載開始早々に話題となり、現在では少年ジャンプ+を代表する人気ナンバーワンの作品として知られています。単行本化する前から評価されることとなった異例の作品でもあります。
スパイファミリー(SPY×FAMILY)のあらすじ
ロイド・フォージャーは「黄昏」という名前で西国のスパイをしていました。しかしある時、西国情報局から7日以内に結婚して子どもを作れという指令が来ます。無理難題の指令に、ロイドは仕方なく孤児院で身寄りのない子どもを引き取りました。その子どもがアーニャ・フォージャーです。しかし任務のためにアーニャ・フォージャーを学校に行かせるには母親役が必要でした。そんな時、ヨルという未婚の女性と出会います。
アーニャ・フォージャーのプロフィール
アーニャ・フォージャーはとある実験施設で育った4〜5歳の女の子です。ロイドと出会った時には孤児院で暮らしており、多くの家に引き取られては返されるのを繰り返していたようです。そのせいかロイドに捨てられないように気を使うこともあります。ロイドのことは「ちち」、ヨルのことは「はは」と呼んでいます。まだ幼いのでたどたどしい喋り方をします。
好奇心旺盛でスパイアニメが大好きなので、ロイドやヨルの正体を知っても怖がることなくすぐに仲良くなりました。名門のイーデン校に通っていますが、6歳に満たないアーニャにとってはまだ難しいことばかりで勉強は苦手です。しかし勉強を頑張れば赤点を回避できるほどの実力を持っています。
学校ではよく親友のベッキーと一緒に行動していますが、ロイドの任務のためにダミアンとは仲良くなりたいと思っています。ちなみにロイドの計画ではアーニャ・フォージャーがイーデン校でステラを8つ獲得して特待生となり、懇親会でダミアンの父に接触するつもりでした。ただアーニャ・フォージャーの成績が悪いので望み薄だと思い、現在では子ども同士で仲良くさせて接触するプランも同時に遂行しています。
そのため、アーニャ・フォージャーはあくまでもロイドの任務のためにダミアンと仲良くしようとしています。一方でダミアンは任務のことなど知らないので、純粋にアーニャ・フォージャーに好意を持っているようです。ちなみに現在アーニャ・フォージャーは人命救助をしたことでステラを一つ獲得しています。
アーニャ・フォージャーは超能力者?
アーニャ・フォージャーには心が読める能力がある
アーニャ・フォージャーは心が読める超能力を持っています。なぜ超能力を持っているのかというと、ある組織の実験施設で人体実験をされていたからです。施設では心を読む人間を作る実験をしていたわけでなく、実験の過程で偶然生み出された能力でした。しかしアーニャ・フォージャーは実験施設で辛い毎日を過ごしていました。
施設の人間は「世界平和のため」と言っていたので、実験は東国に関わるものだったのではないかと考えられています。しかしアーニャ・フォージャーは実験施設から逃げ出し、その後孤児院で正体を隠しながら暮らすことになります。複数の家庭に引き取られては孤児院に戻されているということは、この心が読める能力で不気味に思われたからなのではないかといわれています。
実際に『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』で登場した孤児院の院長は、アーニャ・フォージャーのことを気味の悪い娘だと思っていました。アーニャ・フォージャーの能力は便利なだけではありません。新月になると心を読む超能力が使えなくなってしまうのです。実験施設の人はそのことを「エクリプス」と呼んでいました。
アーニャ・フォージャーは人混みの中にいると鼻血が出る?
アーニャ・フォージャーは心を読む事ができるので、人混みが苦手です。実際に『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』の3話ではアーニャ・フォージャーが人混みを嫌がるシーンがありました。3話では、ロイドが見聞を広げるためにアーニャ・フォージャーとヨルと共に外出します。ロイドは政治や歴史に精通させるために政治家の講演を聴きに行きました。
しかしそこで反対派が騒ぎだし、様々な人間の批判的な心の声が聞こえてきます。アーニャ・フォージャーはその心の声に耐えきれず頭がくらくらしてしまいます。その後おばあさんがひったくり犯に襲われているのを見て、ヨルが反射的に助けようとしました。ロイドもアーニャ・フォージャーを抱えて犯人を追いますが、人が多くて見失ってしまいます。
再び人が多いところに来てしまったアーニャ・フォージャーは、鼻血を出して失神しそうになりました。このように能力を制御出来ず勝手に心の声が聞こえてくるので、限界を超えると鼻血を出してしまうこともあります。また、イーデン校に通った時はクラスメイトの悪口をダイレクトに感じてしまい、苦しむ場面もありました。
アーニャ・フォージャーのかわいいシーンや名言集
かわいいシーンや名言①「ちち ものすごい…」
アーニャ・フォージャーには「ちち ものすごい…」という名言があります。この名言は『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』の1話で描かれました。1話ではイーデン校に入学できる賢い子どもを探すロイドが、アーニャ・フォージャーに出会います。ロイドはアーニャ・フォージャーを引き取ったものの、扱い方が分からず他の子どもに変えようと思っていました。
そんな時、アーニャ・フォージャーがロイドの通信機を使ってしまい、敵対組織に誘拐されてしまいました。ロイドは泣くアーニャ・フォージャーを抱えて救出しますが、泣く姿を見て自分の昔の姿と重ねます。これ以上子どもを巻き込まないように警察に保護してもらうように言いましたが、アーニャ・フォージャーはロイドの元へと戻ってきました。
アーニャ・フォージャーは心を読み、子どものために戦うロイドがかっこいいと思いました。ロイドと一緒に家に帰りたいというアーニャ・フォージャーに、ロイドは「あの家はヘビが出て危ないから引っ越す」と言いました。敵に狙われるという心配を子どもにさせないようにかっこいい嘘をつくロイドに対してこの名言が出ました。
ちち ものすごい うそつき でも・・・かっこいいうそつき!
かわいいシーンや名言②「ちちとははイチャイチャ…」
アーニャ・フォージャーには「ちちとははイチャイチャ…」という名言があります。この名言は『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』の3話で描かれました。ロイドはイーデン校の面接試験に向けて見聞を広げるために、家族でお出かけします。しかし移動中、おばあさんがひったくりにあっているのを見てヨルは助けようとしました。ロイドとアーニャ・フォージャーも犯人を追います。
アーニャ・フォージャーが能力を使って大勢の人の中から犯人を見つけ出すと、ロイドはすぐにひったくり犯を取り押さえました。失神した犯人は周囲の人に任せ、奪われた財布をおばあさんに届けます。おばあさんはフォージャー家に感謝をしました。ロイドはたまには人助けも悪くないと思い、ヨルに「いい気分転換になった」と感謝を伝えました。その2人の様子を見たアーニャ・フォージャーはこの名言を言いました。
ちちとははイチャイチャ
かわいいシーンや名言③「100てんまんてんです…」
アーニャ・フォージャーには「100てんまんてんです…」という名言があります。この名言は『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』の5話で描かれました。5話ではついにイーデン校の面接試験が始まります。しかし面接官の中には先代校長のコネで教師をしている意地の悪い先生がいました。その先生は美形夫婦のフォージャー家に嫉妬心を抱いていました。
意地悪な質問が続く中、もうひとりの面接官が両親に点数をつけるなら何点かという質問をしました。アーニャ・フォージャーはすぐに「100点まんてん」と答えました。心温まる名言ですが、意地悪な先生は前の母と今の母の点数をつけるならどちらが高得点なのかと聞きました。その質問にアーニャ・フォージャーは泣いてしまい、ロイドとヨルも激怒します。面接のシーンは家族の絆が分かる名シーンでした。
100てんまんてんです ちちもははもおもしろくてだいすきです
かわいいシーンや名言④「いきなりなぐってごめんなさい…」
アーニャ・フォージャーには「いきなりなぐってごめんなさい…」という名言があります。この名言は『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』の9話で描かれました。アーニャ・フォージャーはいよいよイーデン校の入学します。イーデン校の子ども達にとって親のステータスはとても重要でした。その中でも目立っていたのが、父が国家統一党総裁であるダミアンでした。
ダミアンはアーニャ・フォージャーに親の仕事を聞きます。仕事次第では自分の友達にしてやると言うのです。ロイドは精神科医をしているので、そのことをダミアンに伝えるとバカにされてしまいました。アーニャ・フォージャーはギリギリまで我慢していましたが、ついにダミアンを殴ってしまいます。その翌日、ロイドは必ずダミアンに謝るようにと口を酸っぱくして言いました。
食堂でようやく謝罪のタイミングを作ることができたアーニャ・フォージャーはダミアンに声をかけます。ダミアンは何か言ってやろうとしますが、なぜか言葉に詰まってしまい何も言えません。その間、アーニャ・フォージャーは周りの生徒達による悪口を能力で感じ取っていました。その悪口に耐えきれず、泣きながら殴ったことを謝りました。
いきなりなぐってごめんなさい アーニャほんとはおまえとなかよくしたいです・・・!
かわいいシーンや名言⑤「きゃさりんをしあわせに…」
アーニャ・フォージャーには「きゃさりんをしあわせに…」という名言があります。この名言は『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』の番外編で描かれました。ヨルは殺し屋としての任務が終わり、その報告をしている最中に襲われてしまいます。お尻を負傷してしまったヨルはどうにか痛みに耐えていましたが、ロイドはそれを見て機嫌が悪いと勘違いしました。
そこでヨルの機嫌を取るために、ロイドはデートに誘います。ヨルはお尻を痛めているので座ることができず、デート中も苦労します。そして2人はあるレストランに行きました。そのレストランで働いていたウエイトレスの一人が、先日ヨルが壊滅させた組織の一員だったのです。ウエイトレスは組織壊滅を機に恋人のキャサリンのために裏社会から足を洗うつもりでした。
しかしたまたまヨルを見つけたことで、自分が敵を討たなければならないと決心します。ロイドとヨルの後をつけていたアーニャ・フォージャーは能力でヨルが危ないことを知り、フランキーと共にレストランに潜入します。ウエイトレスはレストランにあるもので爆弾を作ろうとしましたが、その考えを読んだアーニャ・フォージャーは先に爆弾を作ってウエイトレスを撃退しました。この名言はその時のセリフです。
きゃさりんをしあわせにしてやれ・・・
アーニャ・フォージャーの父親と母親
父親はロイド・フォージャー
アーニャ・フォージャーの父はロイド・フォージャーです。ロイドは表向き精神科医を名乗っていますが、その正体は西国情報局の「黄昏」と呼ばれるスパイです。戦争を企むデズモンドから情報を聞き出すために東国に潜入しています。ちなみに精神科医というのはスパイを隠すために嘘をついているわけではなく、ちゃんと病院に勤務しています。
アーニャ・フォージャーやヨルとは任務の間だけの関係ですが、任務よりも仮初の家族を優先することもしばしばあります。他の家族にはスパイであることを隠していますが、心を読む能力を持っているアーニャ・フォージャーには正体がバレています。ちなみにアーニャ・フォージャーが心が読めることは知りません。
母親はヨル・フォージャー
アーニャ・フォージャーの母はヨル・フォージャーです。旧姓はブライアでした。27歳になっても恋人が出来ないことを弟のユーリに心配されるので、恋人を探していました。そんな時、アーニャ・フォージャーの母親役を探しているロイドと出会い、利害が一致したので1年前から結婚していることにしました。表向きは市役所に務める公務員ですが、その正体は「いばら姫」といわれる殺し屋です。
ロイドと結婚したのは弟を安心させるためだけでなく、未婚の女性が国家保安局に目をつけられやすいという理由もありました。ちなみに弟のユーリは保安局に勤めていますが、財務省勤務だと思っています。ロイドはユーリが保安局の人間だということは見抜いたものの、ヨルが殺し屋だとは気づいていません。アーニャ・フォージャーはもちろん能力でヨルが殺し屋だということを知っています。
アーニャ・フォージャーのかわいい魅力
かわいい魅力①語彙力
アーニャ・フォージャーの魅力は語彙力が少ないところです。アーニャ・フォージャーはまだ4〜5歳なので、周りの6歳の子どもと比べるとたどたどしく喋ります。少ない語彙力で話そうとするところがかわいいといわれています。
かわいい魅力②ちちとははが大好き
アーニャ・フォージャーはロイドとヨルが大好きです。これまで4件の家庭に引き取られたものの、孤児院に戻された過去がありました。そのため、アーニャ・フォージャーはまた孤児院に戻ることを気にしており、『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』の1話ではただ捨てられないようにするのに必死でした。しかし、ロイドの心を読んでかっこいいスパイだと知り、ロイドのことが好きになりました。
ヨルのことも大好きで、2人の出会いのきっかけを作ったのがアーニャ・フォージャーでした。ヨルのことは殺し屋だと知っても怖がることなくかっこいいと思っています。ヨルもアーニャ・フォージャーのことを可愛がっており、頑張って母親役を務めています。出会って間もない期間限定の偽装家族ですが、アーニャ・フォージャーにとっては大切な家族なのです。
かわいい魅力③一生懸命
アーニャ・フォージャーの魅力は一生懸命なところです。アーニャ・フォージャーはロイドの任務が失敗すればこの家族ごっこも終わってしまうと思っていました。だからロイドの心を読み、作戦対象であるダミアンと仲良くなろうと奮闘します。しかしなかなかうまく行かず、空回ってしまうこともたくさんあります。それでも諦めずにダミアンと仲を深めようとする姿が一生懸命でかわいいといわれています。
かわいい魅力④おきにいりのやつ
アーニャ・フォージャーの魅力は大切なものがちゃんとあるところです。『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』の2巻のカバー裏には「アーニャのおきにいりのやつ」が紹介されていました。そこには今までロイドからもらったぬいぐるみや制服、そしてロイドとヨル、親友のベッキーなどが描かれていました。ロイドからもらったぬいぐるみは番外編でも大切にしている様子が描かれています。
番外編では飼い犬のボンドが嫉妬心からペンギンのぬいぐるみを引き裂いてしまいます。ロイドは新しいのを買ってやると言いましたが、父からもらったものだからあのぬいぐるみじゃないとダメだと言って泣きました。父からのプレゼントだから大切にしていると言うアーニャ・フォージャーに、ロイドも思わず照れていました。
アーニャ・フォージャーに関する感想や評価
#SPYxFAMILY 、とてもおすすめ。
— 凪野 晴(Hal Nagino)@KDP (@HalNagino) January 8, 2020
ホームコメディに、スパイのスパイスが効いててね。
ロイドさん、かっこいい。
ヨルさん、素敵。
アーニャは、かわいい。変顔含めて、かわいい。 pic.twitter.com/mAffYNEAnp
アーニャ・フォージャーは『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』に登場するキャラクターの中でもかわいいと人気です。単行本の特典ではアーニャ・フォージャーのかわいいシーンや変顔を集めたシールが付いていたり、少年ジャンプ+ではベスト表情投票なども開催されています。かわいい表情から変顔まで表情豊かなところが愛されています。
スパイファミリー読みました。あ〜これは面白い。登場人物揃いも揃って斜め上だけどまさかわんこまで超能力持ってるとは思ってなかった。個人的にダミアン、めちゃめちゃいいキャラしてるので今後ともアーニャとドタバタしてて欲しい…
— 浜田 (@735hamada) July 7, 2020
『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』は登場人物が個性豊かなところも評価されています。任務の対象となっているダミアンも最初は傲慢な性格が目立っていましたが、ストーリーが進むと実は男気のある性格をしていることが判明します。特にアーニャ・フォージャーに照れているダミアンとそれに気づいていないアーニャ・フォージャーのやり取りは面白くてかわいいと人気です。
アーニャが超能力持ちだから結局筒抜けなんだけど、ちちもははもめちゃくちゃヤバい仕事してるのに(だからこそ)アーニャには一切悟らせまいという意識が共通なのがいい
— もつ (@mkz88) June 29, 2020
フォージャー家は仮初の家族で、ロイドもヨルも自分の正体を悟られないように気をつけて行動をしています。何かあれば徹底してごまかそうとする2人ですが、心が読めるアーニャ・フォージャーには筒抜けなところもまた面白いといわれています。仮初の家族ですが、本当の家族のような絆が芽生えているところも見ていてほっこりするという感想もありました。
アーニャ・フォージャーまとめ
『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』に登場するアーニャ・フォージャーには魅力がたくさんありました。特に表情豊かなところや健気で一生懸命なところが人気です。ぜひ『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』を読んで、アーニャ・フォージャーの活躍を見てみてください。