【約束のネバーランド】エマの怖いシーンを紹介!性格や鬼説も検証

約束のネバーランドは週刊少年ジャンプにて連載されていた漫画作品です。また、約束のネバーランドの略称は「約ネバ」といい、ファンからは約ネバと呼ばれています。約束のネバーランドの主人公・エマは、一見可愛いメインヒロインです。しかし、エマには読者を「怖い」と思わせるような言動、または怖いシーンなどがあり、可愛いだけの少女ではないことが分かります。エマの怖い(けど可愛い)面を知っている人物は主にノーマンとレイです。この記事では、エマの怖いシーンや鬼説などを紹介し、エマの人物像を考察します。

【約束のネバーランド】エマの怖いシーンを紹介!性格や鬼説も検証のイメージ

目次

  1. 約束のネバーランドのエマとは?
  2. 約束のネバーランドのエマの怖いシーンや性格
  3. 約束のネバーランドのエマの正体は?鬼説を検証
  4. 約束のネバーランドのエマの結末は?
  5. 約束のネバーランドのエマの声優
  6. 約束のネバーランドのエマに関する感想や評価
  7. 約束のネバーランドのエマの怖いシーンまとめ

約束のネバーランドのエマとは?

週刊少年ジャンプで連載が終了した後も、アニメ2期の放送や実写映画化、海外ドラマ化など、勢いが止まらない約束のネバーランド。約束のネバーランドのジャンルはサスペンス、ダーク・ファンタジーで、良い意味でジャンプらしからぬ雰囲気の作風を醸し出している人気作品です。

約束のネバーランドの主人公・エマは、たくましくて可愛いメインヒロインです。しかし、ダーク・ファンタジー系作品の主人公であるためか、エマは時折主人公らしくない怖い表情を浮かべます。この記事では、エマが怖いと言われる理由、狂気さえも感じる怖いシーンを紹介します。

約束のネバーランド(約ネバ)の作品情報

約束のネバーランドは、2016年8月1日から連載が始まり、2020年6月15日に連載が終了した漫画作品です。ジャンプ作品の中でも異彩を放っていた約束のネバーランドは、原作と作画が分かれており、原作は白井カイウさん、作画は出水ぽすかさんが担当しました。約束のネバーランドはアニメ化に伴い、新規ファンを多く作り上げました。約ネバはアニメもハイクオリティで、2021年にはアニメ第2期の放送が決定しています。

約束のネバーランド(約ネバ)のあらすじ

美しい森に囲まれた孤児院・グレイス=フィールドハウス(略して"GF"または"ハウス")には、赤ん坊から11歳まで、様々な年齢の孤児達が暮らしています。血は繋がっていませんが、子供達はお互いを本当の家族(兄弟)であると認識していました。ハウスで育ったエマは、優しく活発な性格をしている少女で、11歳の年長のお姉さんとして、幼い弟妹の面倒を見ていました。

ですが、エマもまだまだ甘えたい年頃で、ハウスのママであるイザベラに甘えることも少なくありません。エマと同い年のノーマン、レイは、エマにとって親友であり家族でもある大切な存在で、いつも一緒にいることが自然でした。里親の元に行くより、ノーマンやレイ達といたいと考えていたエマは、あわよくばこの幸せがずっと続けば良いと願います。

しかし、妹のコニーの里親が決まり、彼女が里親から引き取られた日に悲劇は起こります。エマとノーマンはコニーが忘れ物をしたことに気づき、大急ぎで彼女の元へ向かいました。コニーが入っていったとされる暗い建物に侵入した2人は、そこで信じられない光景を目にするのでした…。

エマのプロフィール

ここでは、約束のネバーランドの主人公でもあり、メインヒロインでもあるエマのプロフィールを紹介します。約束のネバーランドの主人公を務めるだけあって、エマはとてもたくましく、勇敢な心を持つ女の子です。エマは何があっても諦めない性格をしており、無茶なことも平気で行ってしまう困った癖もあります。約束のネバーランドには闇の深いシーンが多く存在し、ジャンプの王道作品ではないかもしれません。

しかし、エマはかなり情に熱い性格なので、ジャンプ作品の主人公として申し分がないと言えるでしょう。ボーイッシュな風貌のエマは、約ネバがジャンプ作品であることも起因して、よく男の子と間違えられる傾向がありますが、11歳(初登場時の年齢)の女の子です。エマ(11歳)の身長は145cmで、ノーマン(145cm)とレイ(150cm)の背丈とあまり変わりません。

エマの首にはGF出身の食用児に刻まれる認識番号があり、彼女独自の認識番号は「63194」です。また、ハウスの最年長組でもあるエマは、世話好きな性格も関係し、よく幼い子供達の面倒を見ています。ですが、エマ自身も純粋で天然な性格であるが故、同い年のノーマンとレイより幼いイメージを抱かれることが少なくありません。

エマとノーマンの関係

ハウスの最年長組であるエマ、ノーマン、レイは、毎朝行われるテストで毎回300点のフルスコアを叩き出す天才でした。いつも一緒にいる仲良し3人組ですが、ここではノーマンとエマ、2人の関係に焦点を当てます。ノーマンはエマに対して友情以外の感情を抱いており、レイの前で「(エマのことが)好きだから」と大胆な発言をしたり、他者のことを考える時も「エマとみんな」という表現を用いることが少なくありません。

ノーマンの世界はエマを中心に回っていると言っても過言ではないでしょう。エマがいない世界はノーマンにとって絶望そのものであり、エマと永遠に生きていくことがノーマンの夢なのです。そのため、エマを助けるためにはどんな犠牲でも払う、堅い意志を持っています。約束のネバーランドを読んで、エマを一途に想い続けるノーマンの姿に魅了されるファンも少なくありません。

エマとレイの関係

エマとレイは家族でもあり、親友同士でもありますが、それ以外にも戦友として苦楽を共にしてきました。レイはエマと一緒にいた期間がノーマンよりも長く、エマの相棒的存在といっても過言ではないでしょう。レイはエマと同様に勇敢な人物ですが、エマよりも冷静な性格をしており、彼女の無鉄砲な作戦に乗る時もあれば、ブレーキ役になることもあります。

そのため、約束のネバーランドの作中では、エマが無茶しないようにレイが忠告するシーンがしばしば描かれています。情に熱いエマとクールなレイの関係は、微笑ましい兄妹(もしくは姉弟)のような関係だと言えるでしょう。

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約束のネバーランドのエマの怖いシーンや性格

約束のネバーランドの可愛い主人公であるエマ。しかし、時折見せる狂気が怖いと言われています。エマの怖い狂気とは、表情であったり、彼女の純粋な発言だったりします。いつも元気で明るいエマが、突然狂気を醸し出す様子がとても怖いのです。下記では約束のネバーランドの主人公・エマの怖いシーンを紹介します。 

エマの怖いシーン

エマは笑顔がキュートな可愛いヒロインです。では、どうして「怖い」と言われてしまうのでしょうか?エマ=怖いというイメージが作られたのは、主に物語の序盤(GFハウス脱獄編)でレイに見せた、ある表情と台詞が原因だと考えられます。エマとノーマンをGFから逃がすために、レイは前から、とある実験を行っていたのです。

それは、ハウスの子供達の耳に埋め込まれた発信器を取り出す実験でした。当初のレイは、親友のエマとノーマンだけが助かれば良いと考えていたので、他の子供達を使ってその実験を行っていました。その事実を知ったエマは驚くと同時に、レイの苦しかった想いに寄り添い、今までの苦労に感謝の気持ちを述べました。

しかし、エマはハウスの子供達=家族と考えているため、レイが他の子(家族)で実験していたことだけは許せず、「そういう線引きもう二度としないでね」と言いながら、ゾッとするような表情をレイに見せました。これ以降のシーンでも、エマの怖い部分が垣間見られるシーンが存在し、いつものエマとは違う雰囲気を感じることができます。

エマの怖いといわれる性格

天真爛漫な子供らしい性格と誰よりも勇敢な心を有するエマは、GF脱獄後も様々な人々を惹きつけ、家族(仲間)を増やしていきました。家族にはとことん優しいエマですが、自分と家族の命を狙う敵には勇猛果敢に立ち向かいます。エマの性格は怖いというよりも、純粋が故に狂気を孕んでいると言った方が合っているのかもしれません。

エマの性別は?女性?

一言で言うと、エマは女の子です。では何故男の子に間違えられてしまうのでしょうか?エマはどんなに恐ろしい状況に陥っても、途中でギブアップすることはなく、何事も諦めない少し頑固な性格をしています。また、敵と戦う時のエマはとても勇敢でたのもしく、誰もが付いていきたくなるほどです。

たくましい印象が強いせいか、或いは約束のネバーランドが少年漫画であるからか、エマはよく少年に間違えられており、性別が迷子になっています。中性的やキャラが好き、ボーイッシュな女の子が好き、という方はエマに惚れ惚れするかもしれません。 

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約束のネバーランドのエマの正体は?鬼説を検証

約束のネバーランドで描かれる世界は「鬼」が支配しており、エマ達は生き残るために、その鬼達と戦うことになります。エマは少女らしからぬパワーや奇跡の回復力の持ち主で、約ネバの世界で鬼と対等に渡り合える人物だと言えるでしょう。ジャンプ作品の主人公ならではの強さを感じられます。

しかし、エマ自身はとても平和主義者であるため、鬼と戦うことに疑問を感じ、鬼の命を奪いたくないと考え始めます。そのため、エマは鬼に好意的で、実は鬼なのでは?など、考察好きの約ネバファンから「エマ=鬼」という説が出ました。下記では、「エマ=鬼」説を物語で起きた事象と共に紹介します。 

鬼説①身体能力の高さ

GFにいた頃から運動神経抜群で体力があったエマですが、ゴールディ・ポンド編では半端ない強さを見せつけています。戦闘狂の鬼・レウウィス大公とも互角に戦い、圧倒的に不利だった戦況を切り抜け、ユウゴやレイの協力もあり、レウウィス大公を敗北へ追い詰めました。 エマの強さは、まさに鬼のようです。 

鬼説②回復力

レウウィス大公との戦いで、エマは大きな鋭い爪で腹部を貫かれてしまい、生死をさ迷います。貫かれた部分が、あともう少しずれていたら、確実に死んでいたエマですが、奇跡的に意識を取り戻し、死は免れました。鬼から致命傷をくらっても、すぐに回復するエマの生命力に驚愕した読者は、彼女が鬼なのでは?と思い始めます。 

鬼説③髪型

赤毛のショートヘアが特徴的なエマには、「触覚」と呼ばれる大きなアホ毛があります。エマのアホ毛(触覚)は約束のネバーランドの作中でも謎扱いされており、どうやらアホ毛自身に意思があるようです。約ネバのおまけ漫画で、イザベラがエマの散髪をしようとした際に、アホ毛はハサミで自分が切られないように高速でかわしていました。もしかしたらエマのアホ毛が動いてしまうのは、鬼の力なのかもしれません、恐らくですが…。

鬼説④耳の切断

エマはGFから脱走する際に、火事を起こしてイザベラを攪乱させます。エマは他の子供達が逃げるのをサポートするため、発信器が埋め込まれた左耳を切除することで、イザベラを出し抜きました。その後、エマはレイや子供達と共に、GFからの脱獄を成功させました。

連載当時、エマのこの人間離れした荒業を見た約ネバファンは、「こんな大怪我を負っているのに、自由自在に動けるエマは人間ではない」と感じたようで、エマ=鬼説が後押しされる結果となったのです。

鬼説⑤ムジカの存在

約ネバの鬼が人間を食べるのは、知性を得ることが目的で、人間を食さないと知性を保てないためでした。しかし、ムジカは元々知性を有している鬼で、人間と近い存在であったため、人間を食べる必要がありませんでした。ムジカとエマは鬼と人間のハーフ説がありましたが、ムジカの正体が明らかになったことで、「エマ=鬼」説は信憑性のないものに変化します。

約ネバの過去編で描かれた伏線

上記で紹介した「エマ=鬼」説は、決定的な根拠がないため、立証は難しいと言えるでしょう。それではエマの正体とは何なのでしょうか?約束のネバーランドの過去編では、エマと同じ赤毛の男性が登場します。さらに、この男性はエマと似ている面もあり、鬼との平和的関係を望んでいました。もしかしたらこの人物は、エマの先祖に当たるのかもしれません。

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約束のネバーランドのエマの結末は?

ネタバレ①エマが結んだ約束

七つの壁を抜け、「??(鬼語の名前)」と出会ったエマは、1000年前の約束を改定し、鬼と人間の世界を分断することで、その対価はエマが大切にしているものでした。しかし、エマは自分の大切な家族を対価にするわけにはいかず、その代わり別の大切なものを対価として払うことになります。 

ネタバレ②再会したママも味方に

最終決戦の舞台は、なんとエマ達が育ったGFでした。グランマや恐ろしい鬼の強襲に遭う子供達ですが、そこでイザベラなど、飼育監であったママ達と再会します。イザベラ達も飼育監という立場を捨て、エマ達のように真の自由を得ようと戦っていたのです。エマ達と和解したイザベラは、子供達を守る盾となり、鬼との闘いで息を引き取ります。 

ネタバレ③人間の世界へ

凶悪な鬼との闘い、ラートリー家との確執、全てを乗り越えて、ノーマンやレイ、ハウスの子供達やママ達も、鬼の世界から人間の世界へ移ることに成功しました。しかし、そこにエマの姿はありませんでした。エマだけが地球のどこかへ飛ばされてしまったのです。ノーマン達はエマを探して、地球中を捜査するのでした…。

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約束のネバーランドのエマの声優

諸星すみれのプロフィール

諸星すみれさんは、女優や歌手もこなすマルチな才能を持つ声優です。神奈川県足柄上郡大井町出身、1999年4月23日生まれ。諸星すみれさんが声優になりたいと思ったきっかけは、小さい頃に映画『千と千尋の神隠し』を観た際に、「湯婆婆になりたい!」と発言したことからでした。

諸星すみれの主な出演作品

諸星すみれさんの有名な出演作品は、幼い頃だと『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』のニーナ・タッカー役、『アイカツ!』では主人公の星宮いちご役、ジャンプ作品では『ハイキュー!!』シリーズの谷地仁花役や、『東京喰種トーキョーグール』の笛口雛実役を演じました。

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約束のネバーランドのエマに関する感想や評価

堂々と完結した約束のネバーランド。再会したノーマンとエマの関係性が気になるという声も多く、エマ達のその後がどうなったのか、気になるファンも多いと思われます。家族の皆から愛され、幸せな生活を送るエマの姿を想像せざるを得ません。

約束のネバーランドのストーリーは、絶望で沈んでいた世界を、エマという温かい太陽が照らしていく物語だったと言えるでしょう。ポジティブで可愛い主人公、つまりエマがいたことで、読者は希望を感じ、最終回まで見守ることができたのかもしれません。

約束のネバーランドを読破した後に、ファンが感じることは「この作品に出会えて良かった」という気持ちではないでしょうか。約ネバはエマがいたからこそ成立した話であり、エマなしでは大きな感動を読者に与えることはできなかったと考えられます。

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約束のネバーランドのエマの怖いシーンまとめ

この記事では、約束のネバーランドの「エマ=鬼」説の考察、エマの思わずゾッとする怖いシーンなどをまとめてお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?終わり(最終回)を迎えた約束のネバーランドですが、今後も様々な形でメディア展開していくため、目が離せません!

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