【進撃の巨人】ユミルの性別は女?正体・過去やクリスタとの関係を解説

進撃の巨人で勇ましく男らしい雰囲気を漂わせているユミルは、性別が女性なのか男性なのか判断しにくいキャラクターとして姿を現しています。頬にはたくさんのそばかすがあり、黒髪で鋭い目つきをしているため男性に間違われることも多かったのです。また、戦闘技術が高くきつい言動を放つユミルは、的確に相手の心理の裏側を嗅ぎ分ける鋭い嗅覚も持っていました。そこで、性別が女性なのか男性なのかわかりにくいユミルの正体や過去、献身的に行動することができるクリスタとの関係を解説していきます。

【進撃の巨人】ユミルの性別は女?正体・過去やクリスタとの関係を解説のイメージ

目次

  1. ユミルとは?
  2. ユミルの性別は女?
  3. ユミルの過去や活躍・正体
  4. ユミルとクリスタ・フリッツの関係
  5. ユミルのかわいいグッズ
  6. ユミルの声優
  7. ユミルに関する感想や評価
  8. ユミルの性別まとめ

ユミルとは?

進撃の巨人の第9巻・第37話において姿を現したユミルは、その時点では名前すらも不明な謎が多い人物という印象を放っていました。性別すらはっきりわからない正体がわかりにくい存在でもあったのです。しかし、特別な何かを背負っているような不思議な雰囲気もありました。男性的な見た目をしているユミルですが、アニメ版においては原作とは雰囲気がガラッと変わり女性らしい魅力が演出されています。

進撃の巨人で計算高い性格のユミルは、自分の価値観を人に押し付けたり人を見下したりするところもありました。しかし、気品があり献身的に相手を思いやって行動することができるクリスタに対しては戦いの際に助けたり勇気付けたりするような言動もしています。そこで、性別が不明だと評判のユミルの隠されている正体や背負っている過去、同期の間では一番モテる可愛らしいクリスタとの関係をご紹介していきましょう。

進撃の巨人の作品情報

進撃の巨人の概要

コーエーテクモゲームスによって2016年2月18日に発売されたゲーム「進撃の巨人」が大人気となったために続いて2018年3月15日には「進撃の巨人2」も発売され話題を呼びました。別冊少年マガジンによって2009年10月号から連載がスタートした「進撃の巨人(しんげきのきょじん)」は、1億部(2019年12月の時点)の世界累計発行部数を達成し漫画の他にもさまざまな関連作品が制作・販売されています。

2020年4月の時点では31巻まで単行本で刊行された進撃の巨人は、大分県出身の漫画家である諫山創さんによって描かれた漫画となっており現在も連載中です。進撃の巨人は週刊少年マガジンでも2度特別編が掲載されている作品で、人間を捕食する巨人とさまざまな民族との激しい戦いがグロテスクで残酷な描写で描かれているダーク・ファンタジーとなっています。

進撃の巨人のあらすじ

人間を喰らう巨人が出現したことで人間は、シーナ、ローゼ、マリアなどの巨大な三重の城壁を建設しました。その巨大な壁によって人間は100年の間、巨人に襲われることなく生活することができたのです。しかし、外側の城壁が巨人によって壊されてしまいました。そのため、無鉄砲な性格のエレンが大好きな心優しかった母親は巨人によって死亡します。勇敢な性格の彼は母の仇を討つべく訓練兵団に入ることを決めました。

ユミルのプロフィール

14歳の頃に第104期・訓練兵団へ入団したユミルは、鋭い目つきと頬のそばかすが印象的な戦士となっていました。進撃の巨人で性別が女性なのか男性なのかわかりにくいと言われているユミルですが、アニメ版では原作とは異なり女性らしい雰囲気を漂わせています。そのため、アニメ版においては性別を間違えることもないでしょう。気品があって男性からも女性からも人気があるクリスタとはトロスト区奪還戦で一緒に戦っています。

  • 本名:ユミル
  • 誕生日:2月17日
  • 年齢:14歳→17歳(第104期訓練兵団へ入団:14歳)
  • 体重:63kg
  • 身長:172㎝
  • 出身地:マーレ大陸
  • 血液型:不明
  • CV(声優):藤田咲
  • 公式人気投票:第11位(第1回)、第14位(第2回)

きつい言動が目立つユミルですが、戦闘能力は非常に高く周囲からもかなり高い評価を得ていました。抜群の戦闘技術を誇っているユミルは、104期の同期の中では上位10位に入るほどの実力の持ち主だったのです。洞察力に優れている彼女は、簡単には見抜くことができない相手の心理の裏側まで的確に見通し嗅ぎ当てる鋭い嗅覚も持っていました。また、温和でかわいいクリスタを庇って戦うなど心優しいところもあったのです。

進撃の巨人 作品公式サイト

ユミルの性別は女?

意外な過去を持つユミルは、スラっとした長身に頬はそばかす、キリっとした印象を与える黒髪の見た目だったために周囲からは男性のように勘違いされることも多かったようです。戦闘技術も非常に高く同期の男性よりもずば抜けた才能を持っていました。そのため、一見男性のように見えるユミルは性別がわかりにくいキャラクターとして話題を集めていました。

計算高く狡猾な性格を持っているユミルは、素晴らしい洞察力を持っていたために、相手が隠そうとしている心理の裏側まで見抜く力も持っていたのです。しかし、自分勝手な思い込みも非常に激しいユミルは、自分を主と考えている傾向があり、兵士としてとても重要な部分が欠けているとも上司からは言われていました。そこで、中性的な見た目によって性別がわかりにくいと言われているユミルの性別をご紹介します。

ユミルは長身で中性的なためよく男に間違えられる

長身で中性的な雰囲気を漂わせているユミルは、男性と性別をよく間違えられていました。そんな彼女の性別は女性となっています。戦闘技術が高く優れた戦士のユミルですが、主としての自分を重要視しており自分以外の主に従うのを好まない傾向がありました。そのため、優秀な戦闘技術を持っているものの兵士として最も必要で重要な部分が欠けているとも言われていたのです。

スラっとした身長を持つユミルは、女神と呼ばれているクリスタと並んで歩くとまるでカップルのようでもありました。それくらい男性に間違えるほどスラっとかっこいい身長と見た目を持っていたのです。また、破天荒で天衣無縫な性格を持っているサシャ・ブラウスを使い走りに使用したり、探求心に富んでいるアルミン・アルレルトを見下したりするところがありました。

ユミルの性別は女

原作においては男性的な雰囲気を漂わせているユミルですが、アニメ版においては女性らしい色っぽい雰囲気を醸し出しています。そんな正体がわかりにくいユミルの性別は女性となっていました。同じ女性であるクリスタは女神のようだと周囲に言われており男性からもモテモテでしたが、ずる賢い性格の彼女はそんな純粋なクリスタの献身的な性格を利用して付け入るなど、利用価値のある者を徹底的に利用するところがありました。

自分の価値観を重要視しているユミルは、どんな人間でも自分の価値観に照らし合わせて評価し利用するところがあったのです。しかし、初任務においては勇敢な男らしい姿を見せています。約50%の確率で戦死する可能性のある調査兵団への入団を勇ましい性格のユミルは即座に決意していました。そのため、単に自分勝手で利己主義な性格だけでもないようです。

さらに、彼女は世間ずれしているような時にきつい言動をすることがありますが、洞察力に優れている彼女だからこそ見抜くことができる、彼女なりのアドバイスだということが次第にわかっていきました。周囲への気遣いなど一切していないようなぶっきらぼうな雰囲気を漂わせていますが、心優しく相手を思いやることもできたのです。

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ユミルの過去や活躍・正体

「絶望の中で鈍く光る」の第5話で初登場したユミルは、調査兵団として活躍していましたが意外な過去を持っていました。一見若者のように見えるユミルですが、75歳を超える年齢を持っているともされていたのです。そのため彼女の意外な過去や出生の秘密、正体などに注目が集まるようになります。彼女の過去はかなり悲惨なものだったことが仲間であるクリスタへ宛てた手紙の内容で記されていました。

物心がつくようになった頃のユミルはすでに周囲の大人たちと同様に物乞いをして暮らす生活をしていたのです。名前もなく、自分の両親が誰でどこから来たのかさえ全くわからない状態でした。悲惨な過去を持つユミルは、壁の外の世界であるマーレ大陸で生まれたようです。いつものように物乞いをしていた彼女にある男が近づいてきました。彼は物乞いをしていた彼女に「ユミル」と名付けたのです。

生い立ちもわからない彼女が「ユミル」と名乗るようになった瞬間から周囲からは大切にされるようになり、温かい寝床も与えられるようになります。第122話では、巨人が誕生するきっかけを作ったユミル・フリッツの正体が明らかになっていきました。エルディアの繁栄に貢献してくれたユミル・フリッツの存在はエルディア人にとってはかけがえのないものだったのです。そのため、同じ名前の彼女は大切にされるようになります。

ユミルの活躍①正体は巨人?継承した過去は?

名前もなく物乞いをしていた過去を持つユミルは、「ユミル」という名前を与えられたことによって人生が一変します。温かい食事とベッドを与えられるようになったのです。しかし、その人物を演じていることがマーレ政府に知られたことで彼女はさらに悲惨な過去を持つことになります。エルディア人にとっては重要人物であったものの、マーレ大陸を管理しているマーレにとっては危険人物だったのです。

過去に行われたエルディア帝国と現在マーレ大陸を支配しているマーレ大国との巨人大戦を知らない彼女は、自分に名前を付けた男性に裏切られ、マーレ政府に捕まることになります。捕まった彼女はマーレ市民から石を投げられるという辛い目に遭うことになったのです。彼女は巨人化する薬を投与されたことで巨人となります。パラディ島(楽園)へ送られた彼女は始祖奪還組のライナーたちと遭遇しました。

そこには機転の良さと十分な体力を持っていたマルセル・ガリアードは「顎(あぎと)の巨人」として姿を現します。彼との戦いに勝利した彼女はマルセルを捕食することで「顎(あぎと)の巨人」の力を身体に宿すことができたのです。マーレ政府によって巨人化されていた彼女は人間の姿を取り戻し、さらに顎の巨人の力を手に入れたという過去を持つことになります。それによって壁の内側へ侵入することができたのです。

ユミルの活躍②訓練兵へ

仲間を庇ったマルセルを捕食したユミルは、再び人間の身体と自分の意志で使用することができる顎の巨人の力を手にすることができました。そのため、壁の中へ侵入することができたユミルは、訓練兵として活動することになります。超大型巨人によって引き起こされたシガンシナ区襲撃事件が起こったことでそれに関わっていくことになりました。

104期訓練兵団として活躍することになった彼女は、心優しく温和な性格のクリスタと出会います。複雑な過去を持っている彼女の正体はヒストリア・レイスだったのです。本名を隠し正体を気付かれずに生きてきたクリスタにも壮絶な辛い過去がありました。雪山で訓練を行っていた104期訓練兵団ですが、仲間でいつも不安そうな表情をしているダズが動けなくなってしまいます。

また、女神のような気品のあるクリスタが実は妾の子として辛い過去を持ち訓練兵に追いやられたことを知ったユミルは、彼女を先に基地へ戻らせました。その後巨人の姿になった彼女は動けなくなってしまった臆病者のダズを担いで崖から降り、無事に基地へ戻ったのです。ロープも何もない状態で仲間を連れて崖から降りてきた彼女に疑問を持ったクリスタはその秘密を自分が本名を名乗ることを条件に教えてもらいます。

ユミルの活躍③ウトガルド城戦

女型の巨人との戦いがストヘス区で始まろうとしていた以前、104期訓練兵団のメンバーである面倒見がよく責任感の強いライナーや、丸坊主頭で自分を天才と自称しているコニー、身体能力が非常に高いベルトルト、温和で女神と呼ばれているクリスタ、ポニーテールのかわいい少女であるサシャ、そばかすの頬を持つユミルは真ん中の壁であるウォール・ローゼの南の方角にいました。

2番目の真ん中の壁として存在しているウォール・ローゼに突然巨人が現れたとの知らせを聞いたユミルら104期訓練兵団の仲間達は住民を安全な場所へ避難させるために馬に乗って誘導していきます。住民を安全な場所へ避難させた後は、壁のどの部分が傷つけられたか穴があいていないかを確認する作業に取り掛かりました。しかし、壁の損傷は見つからず穴はあいていないようでした。

夜になってしまったために104期訓練兵団のメンバー達はウトガルド城に泊まることにします。そこでは仲間たちと一緒に食事をしながら疲れを癒していました。お調子者のコニーが自分の母親に似ている巨人を見つけたと言い出したことで、チビなコニーの話に大笑いして馬鹿にしたような言葉を発していたユミルですが、正体が謎なところが多い彼女は冷静なライナーに話しをごまかそうとしただろうと指摘されています。

ウトガルド城に備蓄されている食料をユミルが漁っていると、そこに冷静沈着な性格のライナーがやってきました。彼女が持っていた缶詰めに驚いていたライナーでしたが、そんな時巨人が城を襲ってきたのです。ウトガルド城が壊されそうになったため辛い過去を持つユミルはとうとう巨人となりその正体を明らかにします。彼女は巨人になる直前に本名や正体を隠しているクリスタに温かい言葉を残していました。

彼女の人生に口出しする権利はないが自分の願望としては過去を乗り越えて胸を張って生きるようにとの言葉だったのです。その言葉を残したユミルは巨人となって城を襲ってきた巨人と戦いました。しかし、圧倒的な数の巨人を相手に戦ったユミルは死にそうになります。そこへ駆け付けた猪突猛進な性格のエレンや寡黙な美少女のミカサによって助かります。重傷を負ったユミルの傍に駆け寄ったクリスタは自分の本名を伝えました。

ユミルの活躍④壁外逃亡編

戦闘技術が非常に高いユミルは、ウォール・ローゼの壁に戻ったことでリーダー的な存在であるライナーや主体性に欠けるベルトルトの正体を知ることになります。戦いにおいて重傷を負い意識を失ってしまったユミルは超大型巨人に捕まってしまいました。無鉄砲な性格のエレンと一緒に気弱な性格のベルトルトや周囲からは兄貴分として慕われていたライナーによって拉致されることになります。

彼らを拉致したライナー達は巨大樹の森で一旦休憩を取ることにしました。彼らはタイミングを見極めて故郷に帰る予定だったのです。献身的に周囲に気を配ることができるクリスタを助けたいユミルは、自分を拉致した頼りがいのある性格のライナー達に協力することにしました。調査兵団が巨大樹の森にやってきた際には素早く心優しいクリスタを連れ去っています。

才能に溢れているライナー達が逃げる中、調査兵団は非常に強い正義感を持っているエレンを奪い返そうと知性を持っていない無垢の巨人を多数繰り出して攻撃を仕掛けてきました。大混乱な状況となりますが、座標の力を使いこなすことができるようになっていたエレンは有利に戦うことができたため調査兵団が優勢となります。壁内に残るか彼らと共に行くか迷ったユミルですが、最終的には心を許したクリスタに別れを告げました。

ユミルの活躍⑤マーレ帰還

相手の心理の裏側を見通すことができるユミルは、最終的には自分達を拉致した仲間思いで責任感が強いライナーや臆病な性格でありながらなんでもそつなくこなすことができるベルトルトらを助ける道を選んでいます。マーレに帰還することで辛い運命を再度受け入れることになりました。彼らを救った理由は彼らの過去や境遇を知っているのは自分だけだったからとも自分が馬鹿だからとも発言していました。

彼らを助けたユミルは、マーレに帰ったことで再び残虐なエルディア人として扱われることになります。彼女がマーレに戻った際の描写は詳しく描かれていませんが、現在の顎の巨人を受け継いでいるポルコの記憶のシーンで姿を現していました。レイス卿の礼拝堂地下のような場所にひっそりと手足を縛られたユミルの姿があったのです。彼女の前にはかつて顎の巨人の継承者だったマルセルの実弟であるポルコの姿がありました。

現時点ではファミリーネームであるガリアードと呼ばれているポルコが顎の巨人の力を受け継いでいることからも、顎の巨人の力を受け継いでいたユミルは彼によって捕食されたと考えることができます。彼女はさまざまなエルディア人の過去や正体を知っていく中で自らの運命を受け入れ自らの意志によって巨人になる変身の力を継承したようです。

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ユミルとクリスタ・フリッツの関係

第89話では鋭い嗅覚を持っているユミルは、エルディア人にとっては偉大な存在である「ユミル・フリッツ」と同じ名前となっていますが、その正体は彼女とは全く関係がなく別人だということが明らかになっています。三重の壁の外で誕生し物乞いをしていたユミルはエルディア人ということははっきりとわかっていますが、物心ついた時から1人だったためにその正体は本人ですらもわからなかったのです。

そんな彼女はエルディア人のある男によって祀り上げられ「ユミル」として生きることになります。彼は偉大なフミル・フリッツを崇拝していたために無名な物乞いをしていた彼女を祀り上げることで満足していたのでした。信仰対象となった彼女は周囲から大切にされ、物乞いをしていた時よりも素晴らしい生活を手に入れることができたのです。そのため、しばらくの間は幸せな日々を送ることができました。

訓練兵となってクリスタと出会った際も自分の正体を語った時に、かつての信仰対象だった時代も悪くはなかったと感想を漏らしていたのです。しかし、それがバレてマーレ政府に捕まってからは巨人化の注射をされパラディ島(楽園)へ送られ60年の間は知性を持っていない無垢な巨人として彷徨うことになりました。しかし、マーレの戦士を務めていたマルセルを捕食したことによって人間の姿に戻り力も手に入れクリスタと出会います。

ユミルとクリスタの関係

統率力のある頼れる存在だったマルセルを喰ったユミルは、無垢な巨人から九つの巨人の1人である顎の巨人の力を手に入れます。人間の姿に戻ることができた彼女は壁内に容易に侵入することができました。戦闘技術が高かった彼女は104期生の訓練兵となることで、本名や正体を隠して生きなければならなかったクリスタと出会い調査兵団として一緒に働くことになります。

壁の内側に忍び込んだ彼女は第二の人生を送ることに成功しました。教会で孤児として生活を送ることができたのです。そこで生活しているうちに女神のようにかわいいクリスタが三重の壁の秘密を握っている一族と繋がりがあることを知るようになります。改名されて訓練兵団に送られたクリスタに興味を抱いた彼女は自分も第104期訓練兵団へ入ることを決意したのです。

自分と似たような境遇のクリスタに対して興味を抱いた彼女は、献身的に行動することができるクリスタをよく観察しながら次第に近づいていきました。初めは馬鹿にしていた彼女ですが純粋なクリスタの正体や性格を知るうちにいつの間にか心を許し、大切にしたい存在へと変化していったのです。

ユミルとフリッツの関係

全ての巨人の母となる、エルディア人にとっては偉大な存在である「ユミル・フリッツ」は、かつて奴隷として働いていましたがある失敗をしたことで国外に追放されてしまいます。幼い少女にとっての国外追放は死罪と同じ意味でした。森の獣たちに襲われ食べるものもなく重傷を負っていた少女は大地の有機物に存在していた悪魔と契約を交わしたことによって凶悪な巨人の力を手に入れたのです。

彼女の力はエルディア帝国を建国するために使用され、かつて彼女を国外へ追放した国王も自分の妃として迎えています。そして3人の娘を産むことになりました。しかし、戦いの最中に国王に放たれた矢を自らの命を犠牲にして受けたことで死亡してしまいます。自分の命を救ってくれた彼女に対して国王はあくまでも奴隷として扱い、自分の娘たちに彼女の力を受け継がせるために母親を捕食させたのです。

そして死んでも尚奴隷として生き続けるという壮絶な人生を送った人物でもありました。しかし、英雄としての彼女の存在しか知らないエルディア人は彼女を神のように崇拝していたのです。そのため、彼女の存在を信仰の対象にし、孤児であった無名の少女にユミルと名付けたのでしょう。第89話では、同じ名前を持っている2人ですが全くの別人であることが明らかとなっていました。

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ユミルのかわいいグッズ

打算的でずる賢い性格を持っているユミルは、性別が不明なキャラクターとして原作では姿を現していますが、アニメ版では魅力的な女性として描かれています。心を開くことができたクリスタとは仲良くなっていきましたが、最終的には辛い別れが待っていました。しかし、前向きに生きることができた彼女は本名を名乗れるようになったクリスタに大きな希望を与えることができたのです。

そんな彼女のキャラクターは高く評価されておりかわいいグッズも発売されるようになりました。そこで、かわいいキーホルダーやストラップ、彼女のコスプレを楽しむことができるコスプレグッズなどをご紹介していきます。

ユミルのグッズ①キーホルダー

洞察力に優れているユミルのかわいいグッズとしてはキーホルダーや携帯用ストラップなどが人気となっています。上記の画像のキーホルダーは木製のボードに可愛らしいユミルのイラストが刻まれている木製ストラップとなっていました。

その他にも、仲良しとなった女神のようなクリスタと凛々しくかっこいい姿のユミルが描かれているアクリルマスコットキーホルダーも販売されています。キーホルダーや携帯用ストラップ、缶バッチなどは種類も多く手ごろな値段で学生でも気軽に購入することができるため好評のようです。

ユミルのグッズ②コスプレグッズ

戦闘技術が高いユミルのコスプレを楽しんでいる人も意外と多いようです。彼女のコスプレを楽しむためには上記の画像のようなコスプレ用ウィッグが欠かせません。セミロングの人であればコスプレ用ウィッグがなくても地毛でコスプレが楽しめるかもしれませんが、より本格的にコスプレを楽しみたい人は上記の画像のようなコスプレ用ウィッグがそれほど高くなく販売されていますので上手に活用するのもいいでしょう。

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ユミルの声優

そばかすの頬を持ち男性のようにスラっとした長身のユミルは、原作では男性のような雰囲気が漂っており中性的なキャラクターとして注目を集めていましたが、アニメ版においては女性らしい雰囲気が描かれるようになったためにすぐに女性と見分けることができるようになりました。

彼女の声を担当した藤田咲さんによってさらに女性らしい要素がパワーアップしたと言えるかもしれません。そこで、鋭い嗅覚を持っているユミルの声を担当した藤田咲さんのプロフィールや主な出演作品をご紹介します。

藤田咲のプロフィール

鋭い目つきで勇敢な性格のユミルの声を担当したのは声優の藤田咲さんです。日本ナレーション演技研究所に2003年に入所した藤田咲さんは、同年に開催された「VOICE ARTIST&SINGER AUDITION『VSオーディション2003』」というポニーキャニオン主催のオーディションに参加し、審査員特別賞を受賞しました。翌年の2004年には「声優志望の大学生」というアニメTVにおいて2代目のリポーターに抜擢されています。

  • 芸名:藤田咲(ふじたさき)
  • 本名:藤田咲子(ふじたさきこ)
  • 愛称:さきんぬ、咲ちゃん、さっきぃ
  • 身長:153㎝
  • 生年月日:1984年10月19日
  • 出身地:東京都
  • 所属事務所:アーツビジョン
  • 職業:声優、歌手
  • 声優デビュー:2005年

2005年に本名から現在の藤田咲という芸名を使用するようになりました。大学を2007年3月に卒業した藤田咲さんは、本格的に声優として活動していきます。2008年9月には「Crystal Quartz」というシングルを発売し歌手デビューをしました。日本ナレーション演技研究所を卒業することになった彼女は、現在のアーツビジョンに正式に所属することになり幅広く声優や歌手として活躍するようになります。

藤田咲の主な出演作品

声優の藤田咲さんの主な出演作品には、つよきす Cool×Sweetの蟹沢きぬ役や、ときめきメモリアル Only Loveの弥生水奈役、がくえんゆーとぴあ まなびストレート!の小鳥桃葉役、夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜の七海アオ役、WORKING!!の伊波まひる役、蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-のヒュウガ役、新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATIONの発音ミク役、CONCEPTIONのフェミルナ役などがあります。

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ユミルに関する感想や評価

2期のアニメ版によって勇ましくかっこいいユミルに惚れたという人は多いようです。お調子者で元気いっぱいのコニーとの絡みのシーンが好きだと感想を寄せている人もいます。また、同じような境遇で育った辛い過去を持っているクリスタ(ヒストリア)とは幸せになってほしいと願っている人もいました。辛い境遇を生きてきた彼女ですが常に前向きで生命力溢れる生き方に共感している人もいたようです。

進撃の巨人のシーズン1を見ていた際にエンドロールで戦闘技術が高いユミルの名前が「そばかす」となっていたことで驚いた人は多かったようです。彼女の名前が今後重要になってくるということでそのように名付けたのだとしてもさすがに「そばかす」にしなくてもと思った人もいました。また、頬にそばかすがいっぱいあるユミルのキャラクターが一番好きだと感想を寄せている人もいます。

作業をしながら久しぶりに進撃の巨人を楽しんでいる人もいるようです。久しぶりに見返して感動してしまった人は泣けて仕方がないと感想を寄せていました。その理由として物乞いをしていた時代や最終的に自らの意志で死を決意するユミルの存在に心を打たれて泣かずにはいられない人もいたようです。

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ユミルの性別まとめ

身体能力が高く洞察力もずば抜けているユミルは、長身でかっこいい雰囲気が漂っていたため男性のキャラクターによく間違えられる中性的な要素を持っていました。原作ではかなり性別の見分けが付けられない要素が多いですが、アニメ版においては女性らしい魅力が放たれるようになります。同じ境遇を持つ仲間たちを助けたことで最終的に命を落としていますが、自分の人生を納得して潔く閉じているようでもありました。 

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