2020年06月24日公開
2020年06月24日更新
【進撃の巨人】氷爆石は立体機動装置の燃料?巨大樹の森や黒金竹との関係とは?
進撃の巨人のスピンオフ作品「Before the fall」に登場する氷爆石について紹介します。氷爆石とは立体機動装置の燃料として使われているものです。氷爆石はジークの発言から巨大樹の森や黒金竹と関係があると考察されています。また氷爆石はメタンハイドレートと似ているともいわれています。本記事では、進撃の巨人に登場する氷爆石に関すること、さらに氷爆石に関する感想や評価をまとめて紹介します。
氷爆石が登場する進撃の巨人とは?
本記事で注目する氷爆石(ひょうばくせき)とは「進撃の巨人」のスピンオフ作品「Before the fall」でその存在が確認された立体機動装置の燃料です。立体機動装置は「進撃の巨人」に登場するキャラクターが巨人と戦うために欠かせない武器です。立体機動装置なしで人類が巨人と戦うことは至難の業です。そんな「進撃の巨人」で重要な役割を持つ立体起動装置の燃料の氷爆石について、本記事で詳しくまとめていきます。
進撃の巨人の概要
「進撃の巨人」とは人間と巨人の戦いを描いたダークファンタジーです。講談社の『別冊少年マガジン』で連載されて人気を博し、アニメ化、映画化もされている大ヒットコンテンツです。単行本の累計発行部数は全世界1億部を突破。(2019年12月)作り込まれた世界観と、今までにない奇抜な設定が好評を博し、多くのファンを獲得しています。
スピンオフ作品も数多く作成され、本記事でとりあげる「Before the fall」のほか、「隔絶都市の女王」「悔いなき選択」「LOST GIRLS」なども高い人気を誇っています。
進撃の巨人のあらすじ
人類は大きな壁で囲われた国で暮らしていました。壁の外には巨人と言われる人類の敵がおり、人類はその未知の存在である巨人の存在に怯えて過ごしていたものの、100年間の平和な時間によってその脅威も忘れつつありました。しかしある日突然、高い壁をはるかに超える大型の巨人があらわれ、壁を破壊し人類の平和は崩れ去ります。主人公のエレンは巨人を駆逐することを心に決め、巨人と戦う兵団に入隊するのでした。
氷爆石は立体機動装置の燃料?
氷爆石はスピンオフ「Before the fall」で登場
ここまで「進撃の巨人」の作品情報やあらすじについてみていきました。ここからは立体機動装置の燃料である氷爆石について紹介をしていきます。
氷爆石はスピンオフ作品「Before the fall」で登場しました。「Before the fall」は「進撃の巨人」のスピンオフ作品で当初は小説として世に出ましたが、後に漫画版も作成されました。スピンオフ作品「Before the fall」の内容は原作漫画「進撃の巨人」の前日譚であり、立体機動装置の誕生秘話が明かされています。
「Before the fall」の主なストーリーは立体機動装置の誕生秘話ですが、立体機動装置が誕生するまでの人類と巨人との闘いや苦悩が描かれています。立体機動装置は最初に開発されてから、本編「進撃の巨人」で使用されるまでに幾度と改良されており、「進撃の巨人」の奥深い世界観を楽しむことができます。
氷爆石は立体機動装置の燃料として使われている
そもそも氷爆石とは一体何のことなのでしょうか?氷爆石とは立体起動装置の燃料であるガスの原料です。工場都市の地下で産出される石であり、この工場都市の地下以外でとることは出来ません。地下カルデラ湖に埋蔵されていて、その量は膨大だそうです。地下のガスが凍ったものであり、見た目は氷の様に見えます。凍ると収縮する特徴をもち、常温では200倍にまで体積が膨張します。凍った状態のものを氷爆石といいます。
氷爆石と巨大樹の森や黒金竹・メタンハイドレートとの関係
ジークの発言から巨大樹の森や黒金竹と関係があると判明?
ここまで「進撃の巨人」のスピンオフ作品「Before the fall」と本記事の主題である氷爆石についてみていきました。ここからは氷爆石と巨大樹の森や黒金竹について、さらにはメタンハイドレートとの関係について紹介をしていきます。
作中でジークが氷爆石について発言しているシーンがありました。ジークは氷爆石はパラディ島以外では発掘されたことのない未知の地下資源だと語っています。また、巨人の力で産み出した燃える石、光る石についても語っています。古代の王がパラディ島に穴を掘り、そこに氷爆石などの財宝などを蓄えたのではないかという話をしていました。
パラディ島は独自の生態系を持っており、巨大樹の森や黒金竹(くろがねだけ)が存在しています。黒金竹は一見竹にみえますが、金属以上の硬度で非常に軽いという特徴を持っています。この黒金竹は立体機動装置の原料となっています。巨大樹の森や黒金竹、これらの珍しい生態系は豊富な地下資源である氷爆石が原因ではないだろうか?と考察する声もありました。
氷爆石はメタンハイドレートと似ている?
氷爆石はメタンハイドレートと似ている?と言った声がありました。おそらく氷爆石はメタンハイドレートをモデルにして考えられたのではないか?と考察されています。メタンハイドレートは実際に存在する化石燃料の一種です。メタンは地球温暖化対策として有効な新エネルギー源であるとされています。なんと石油や石炭と比べて燃焼時の二酸化炭素の排出量がおよそ半分です。
そのためメタンハイドレートはエコな新エネルギー源として注目されています。このメタンハイドレートと氷爆石を比較する考察がネット上で数多くされています。実際にメタンハイドレートをモデルに氷爆石が作られたのかは定かではありませんが、漫画と実際の世界の類似した点が見つかり、より一層氷爆石に注目が集まりました。
氷爆石に関する感想や評価
ここまで立体機動装置の燃料である氷爆石について、さらには氷爆石と巨大樹の森や黒金竹・メタンハイドレートとの関係をみていきました。氷爆石は、立体起動装置に欠かせない物質であることが判明しています。では「進撃の巨人」のファンからはどのような感想を持たれているのでしょうか?ここからは氷爆石に関する感想や評価を紹介をしていきます。
例のオオイワ、世界中で島にしかないとされる巨大樹の森、氷爆石(や黒金竹)、ひいてはパラディ島そのものがなぜ存在するのか巨人の謎と同じくらい気になる
— iri (@yhc_mg) June 17, 2020
氷爆石に関するツイートで「なぜ存在するのか?」という疑問の声がありました。氷爆石は立体起動装置の燃料であり、兵団にかかせない物質です。しかし、なぜそんなものが存在するのだろうか?と疑問に思う人も多いようです。「進撃の巨人」は伏線が張られている作品なので、まだまだ謎が隠されているのではないか?と考察する声もありました。
進撃最終回までに氷爆石と黒金竹と酵母の謎は明かされるのかしら......
— 家鴨 (@komechimochi) June 13, 2020
続いて、氷爆石に関するツイートを紹介します。氷爆石に関するツイートでは「氷爆石の謎は明かされるのだろうか?」というものが数多くありました。「進撃の巨人」は作り込まれた世界観が魅力的であり、立体起動装置という武器一つをとっても深いエピソードが存在します。氷爆石についても今後より深いエピソードが描かれることを期待する声がありました。
全ての硬質化を解いたということは地下資源の氷爆石も溶け始めてるってこと?ジークは氷爆石を「巨人の力で産み出した」と言ったけど、これが硬質化を指しているなら地盤沈下が起こるかもしれないし、氷爆石は立体機動装置の燃料でもあるので装置が突然動かなくなることも有り得るじゃん こわい
— わさび (@SBIII_ii) December 10, 2019
続いて、氷爆石に関するツイートを紹介します。氷爆石に関するツイートで鋭い考察がありました。もしも巨人の硬質化の力で氷爆石が産み出されたのであれば、巨人の硬質化が解かれてしまえば立体機動装置の燃料がなくなるかもしれないと考察されていました。
氷爆石ってこれ絶対メタンハイドレートだよね?
— アラモ銃砲店 (@agfshdwax00) July 9, 2018
Twitterでは氷爆石とメタンハイドレートの関係性について気になっている人が多くいました。「氷爆石ってメタンハイドレートの事?」「氷爆石はやっぱりメタンハイドレートかな」「メタンハイドレートがモデルじゃないかな。」というツイートもありました。
氷爆石についてまとめ
いかがでしたか?「進撃の巨人」のスピンオフ作品「Before the fall」」でその存在が明らかになった氷爆石についてみていきました。氷爆石は立体機動装置の燃料であり、巨人と戦う人類に欠かせないものです。氷爆石のほか、黒金竹や巨大樹の森など、パラディ島は大陸にはない不思議な生態系や地下資源が豊富です。これらの独自の生態系にはまだまだ多くの謎が隠されています。
「進撃の巨人」は深い人間模様が描かれており、各キャラクター達が強烈な印象を残しています。しかし、立体起動装置など「進撃の巨人」をより魅力的に惹きたてている武器や小物、設定などに着目してみると、また違った観点から作品を楽しむことができます。ぜひ一度、氷爆石の存在が確認できる「進撃の巨人」のスピンオフ作品「Before the fall」」をご覧になってみてはいかがでしょうか?