2018年07月07日公開
2022年11月10日更新
黒子のバスケの虹村修造は帝光バスケ部元キャプテン!声優や能力・画像まとめ
「黒子のバスケ」は藤巻忠俊先生により2009年から2014年まで週刊少年ジャンプで連載されていた大人気高校バスケットボール漫画です。能力を駆使し主人公の黒子テツヤ他さまざまなキャラクターが物語を盛り上げます。今回は「黒子のバスケ」から帝光中学バスケ部キャプテン虹村修造にスポットを当てて徹底調査していきたいと思います。虹村修造の能力や性格、担当声優や、イラスト画像も交えつつ魅力をたっぷり紹介します。
目次
黒子のバスケの虹村修造とは?能力から声優まで徹底調査!
「黒子のバスケ」は主人公の黒子テツヤ以外にも魅力的で個性的なキャラクターがたくさんいます。今回は「キセキの世代」がまだ帝光(ていこう)中学校にいた頃、中学No.1プレイヤーと評された人物であり、キセキの世代を取りまとめるキャプテンを務めていた虹村修造について徹底調査していきます。
虹村修造が渡米してからの消息が分かっておらず何をしているのか気になる人も多いのではないでしょうか。虹村修造の性格や能力、帝光中学校での活躍やアニメ・イラスト画像等、エピソードまたは担当声優などの話も織り交ぜ虹村修造の基本的なプロフィールを含め魅力をたっぷり紹介していきます。
黒子のバスケとは?
黒子のバスケあらすじ
「黒子のバスケ」は藤巻忠俊先生による作品で高校バスケットボールを題材にしています。週刊少年ジャンプで2009年2号から2014年40号まで連載しており、コミックは全30巻、アニメは2012年4月から2015年6月の間計3期放送されました。2017年には「劇場版黒子のバスケLAST GAME」が上映されファンを沸かせました。
中学バスケットボール部で全中3連覇を誇る超強豪校が存在しました。その名も帝光中学校。10年に1人と呼ばれる天才が5人も集まり、輝かしい歴史の中で彼らは最強と称され「キセキの世代」と呼ばれていました。そんな彼らには奇妙な噂の存在がありました。試合記録もなければ、誰も覚えている人がいない「幻の6人目」がいたという噂です。
天才5人からも一目置かれた幻のシックスマンこと主人公の黒子テツヤは創設2年目の誠凛高校バスケットボール部へと入部します。アメリカ帰りの火神大我(かがみ たいが)も入部し、やがて2人は火神を光、黒子を影とするスタイルを確立し、別々に進学したキセキの世代と闘い全国制覇を目指すというストーリーです。個々の選手に様々な能力があり今までにはないバスケット漫画ではないかと思います。
帝光中学校とは?
帝光中学校は中学バスケットボールの超強豪で知られています。100人を超える部員と、全中で3連覇を成し遂げています。バスケットボール以外にもあらゆる部活動で功績を残しており、生徒数も多いマンモス校です。バスケ部の横断幕は「百戦百勝」で勝つことが絶対の理念です。
Vジャンプ付録のファンブックにて帝光中学校の特待生制度などの存在が明らかにされ部活動だけでなく学業面にも力を注いでいることが判明しました。黒子のバスケ連載初期は回想のみでしたが、204Q(Qは話数カウント)から帝光編として過去編が開始されました。黒子テツヤとキセキの世代との関係がより詳しく描かれています。
黒子のバスケ帝光編のあらすじ
虹村修造が出てくる帝光編は黒子のバスケコミック23~25巻、テレビアニメ63Q~66Qになります。虹村修造の性格や能力、声優などの魅力を語る前に帝光編のあらすじを紹介いたします。黒子テツヤは小学校5年生の頃にテレビで見た試合の影響でバスケを始めます。仲の良い荻原シゲヒロと練習を重ね、彼が転校すると知った時、全国中学で戦うことを誓います。
黒子はバスケの強豪校の帝光中学校へ入学するも、そこはすでに強者揃いで長く3軍止まりで挫折をしますが、黒子の才能を赤司に見出され青峰と相棒を組み能力を開花させます。2年の春になり灰崎が退部したことで、入部したばかりの黄瀬がレギュラーになります。この時期から強くなりすぎた青峰は練習をサボるようになります。
その後、白金監督が病床に伏し、理事長がキセキの世代を特別扱いし始めます。徐々に彼らは才能を開花させていくものの、相手チームへの誠意も失い、別人のように豹変していきます。黒子は失望し一時バスケを離れようとしますが荻原に「黒子ならキセキの世代を変えられる」と言われ再び熱意を取り戻していきます。
黒子のバスケの虹村修造について
帝光バスケ部の前主将
虹村修造は帝光中学校3年キャプテンです。背番号は4番から9番へ、ポジションはポイントフォワードorパワーフォワード(PF)からスモールフォワード、得意プレイはドライブからパスに変更されています。バスケットを始めるきっかけは白金監督に誘われてバスケの世界に足を踏み入れました。黒子テツヤたちが1年生、赤司征十郎が副キャプテンだった時、帝光男子バスケ部をまとめるキャプテンを務めていました。
座右の銘は「初心忘れるべからず」であり、副キャプテンの赤司征十郎に注目しています。簡単にプロフィールを紹介します。帝光中学3年A組、血液型A型、身長179cm、体重67kg、好きな食べ物はチャーハン、趣味は卓球、特技は空手です。誕生日はハッキリと定まっておらず、ジャンプフェスタで配布された「黒スポ」では6月12日(ふたご座)ですが、オフィシャルファンブックでは7月10日(かに座)になっています。
熱血な性格
虹村修造は黒髪にキリっとした目元にアヒル口で、外見だけですと爽やかで知的な雰囲気が漂う少年ですが、実際はかなりのやんちゃだったようです。落ち着いたように見えますがところどころでその部分が顔を見せます。仮病を使って部活を休んだ灰崎祥吾に鉄拳制裁与えたり、無理矢理挨拶させたりしますが、もちろんバスケでは暴力を振るうことはありません(力業は灰崎限定のようです)。
1年生のみが出場できる試合に途中出場した際には本気でプレイしてしまったり、バスケのことになると熱中しすぎてしまう部分もあります。その反面、冷静沈着で物事もしっかり考え捉えることができ、自分の力をよく理解しコントロールできます。また後輩の異変にさりげなく気付き、しっかりフォローし面倒見が良いところもあります。熱血漢でありながら周りを見ることでき皆を引っ張ることができるリーダーシップの持ち主です。
家族思い
家族構成も書籍によって記述が変更されています。まずは小説版第5巻では父・弟・妹のみの家族構成でしたが、オフィシャルファンブック第2弾「くろフェス!」の初版では父・母、第二版以降は父・母・弟・妹に変更になっています。虹村修造はバスケだけでなく心も本当に強い人物です。小説版で弟妹を「幼い」と表記があったので歳が離れているのかもしれません。
春に父親が病に倒れてしまいますが、その事情を誰にも伝えることはなく何もないように装い部員を引っ張っていました。ですが父親の容態が分からずいつ悪くなるかもしれず、もしかしたら試合中に最悪の事態が起こったときに自分自身は迷わず父親の元へ向かうだろうという性分を把握しキャプテンを辞めます。
信頼し、注目していた副キャプテンの赤司征十郎にキャプテンを譲り全てを任せてバスケからも退くことになりますが一切の後悔や涙を見せることなく、すんなりと譲り引き際の良い虹村修造は懐が広く、また本当に帝光男子バスケ部の先を思っていたからこそだったのではないでしょうか。彼でなけれなキセキの世代を束ねることができなかったかもしれません。
キャラクターソングも出ている!
実は第3回黒子のバスケ人気投票では帝光編での登場にも関わらず14位にランクインし、黒バス大賞では17位、スモールフォワード部門では2位と好成績を収めています。出番は多くなく、メインキャラクターたちよりは少ないですがキーホルダーやぬいぐるみなどのグッズも出ていることから人気のあるキャラクターであることが窺えます。
虹村修造(担当声優:鮎置龍太郎)のキャラクターソングは1曲のみ出ています。「セイシュンTIP-OFF!!~MVP虹村ver.」を出しており2015年8月26日に発売した「黒子のバスケ3rd SEASON5」の特典CDに収録されています。「オラ、シャキッとしろ!」と歌詞にも含まれている通り彼の熱血漢な部分が前面に出た曲となっています。
黒子のバスケの虹村修造の能力とは?
中学No.1のプレイヤー
キセキの世代をまとめ上げ、百戦百勝の勝ちにこだわる帝光男子バスケットボール部のキャプテンであり、大人数の部員の面倒を見るというカリスマ的なリーダーシップを持っているだけでなく実力も兼ね備えています。中学生とは思えないほどの技とパスセンスやドリブルに優れており、キセキの世代が覚醒し頭角を現す前は中学No.1プレイヤーでした。キャプテン退任後は黄瀬の控えSFにコンバートされ、2連覇に貢献します。
スピードとパワーに優れたPF
ポジションは本誌掲載時と単行本で変わっています。本誌掲載時はパワーフォワードでしたが、単行本ではポイントフォワードになっています。またVジャンプ付録「キャラクターバイブル+」では、パワーフォワードに戻っています。ちなみにスモールフォワードについては、パワーフォワードからコンバート後のポジションになります。
パワーフォワードはポジション背番号「4番」と呼ばれることもあります。コート内ではゴール下での守備、得点を主な役割とし、パワフルなプレーと得点能力が求められます。ポイントフォワードは、フォワードがポイントガード(司令塔的存在)の役割をこなすことを言います。スモールフォワードは得点を取ることが主な役割です。どこのポジションに位置しても役割を全うできることが彼の能力ではないでしょうか。
黒子のバスケの虹村修造の高校の進学先は?
卒業後はアメリカへ
虹村修造は帝光中学校卒業後は、父親の病気治療のためアメリカに渡っています。キセキの世代の1つ上の学年ですので現在では高校2年生ということになるのでしょうか。バスケから一時身を引き、父親の治療に専念していることが窺えます。ちなみに渡米先で陽泉高校バスケ部の氷室辰也と出会っているようです(小説5巻参照)。バスケは今でも愛しており、父親が回復すればまた復帰したいとファンブックで語っています。
中学卒業のその日にアメリカへ渡航した先で青年たちのひったくりに遭ってしまいます。困ったと悩みながらも父親の病院へ向かいますが一向に辿り着けません。そんな時に街中のバスケットコートで楽しむ現地の少年たちと出会いますが、そこに乱入してきた男たちの賭けバスケに巻き込まれることになります。そこを助けたのが氷室辰也であり、虹村との出会いでもあります。
高校の進学先は不明
先ほどの述べましたように現在は高校2年生かと思いますが、渡米後の高校は判明しておらず不明とのことでとです。オフィシャルファンブック「くろフェス!」では現在は部に所属はしておらずストリートバスケをやっているとのことです。「EXTRA GAME」のラストでは木吉鉄平と会話をしているシーンから、虹村修造の父親の入院先と同じ病院なのではないかと推測されます。
黒子のバスケの虹村修造の意外な過去とは?
昔は相当ヤンチャしてた
現在は黒髪に知的な雰囲気漂う少年ですが、実は昔は相当ヤンチャしていたとのことです。仮病で問題児の灰崎祥吾が練習をサボっていたときも鉄拳制裁を加え練習に連れてきたりするほどなので相当腕っぷしも強いようです。なんと盗んだバイクで走りだした過去もあり、まるであの名曲の歌詞に出てきそうなことをやってのけた人物です。
ちなみに氷室辰也に対して、虹村に「どんだけケンカ慣れしてんだよ…」と言われていたようです。虹村修造も呆れるほどの強さも気になるところですが、ヤンチャをしていた彼もどのくらいのものだったのか気になります。灰崎祥吾とやり合い一方的にボコボコにしていましたがあれでも手加減はしていたようです。
素行が悪くて金髪だった
今の見た目からは全く想像できませんが、中学1年生の頃は金髪で、試合態度も悪く、大分調子こいていたという過去が…こちらは「黒子のバスケ3rd season5」の特典CDになりますので気になる方はGETしてみてはいかがでしょうか。原作ではあまり出番がないためドラマCDでの活躍は貴重と言えます。いつかは虹村修造をメインにした過去の話も読んでみたい方も多いのではないでしょうか?
黒子のバスケの虹村修造の声優を務めたのは?
声優は鮎置龍太郎さん
黒子のバスケの虹村修造の声を担当したのは置鮎龍太郎(おきあゆ りょうたろう)さんです。1969年11月17日生まれ、青二プロダクション所属です。高校生の頃に声優という職業に興味を持ち始め、養成所に通い始めます。当時住んでいた大阪には養成所がなく、オーディションで青二塾大坂校に入り、その後青二プロダクションに合格し、上京します。
主な出演作品は「SLAM DUNK」の三井寿役、「ママレード・ボーイ」の松浦遊役、「遊☆戯☆王」の本田ヒロト役、「フルーツバスケット」の草摩紫呉役、「鋼の錬金術師」のスカー役、「BLEACH」の朽木白哉役、「トリコ」のトリコ役など数多くのキャラクターを演じています。爽やかな二枚目から厳つい大男まで幅広い役と演技力で現在に至るまで人気を誇るベテラン声優です。
声優の鮎置龍太郎さんの交友関係
同じ事務所の声優の稲田徹さんとは「マイブラザー」と呼ぶほど仲が良く、声優の楠大典とはダイエット仲間だそうです。また以前ラジオで「テニスの王子様」に出演した際に自分の演じるキャラクター手塚国光の性格を無視し好き勝手しゃべっていたため、キャラクターブレイカー、キャラクタークラッシャーなどと呼ばれていたこともあります。ちなみに現在の配偶者は同事務所の声優の前田愛さんです。
黒子のバスケの虹村修造のイラスト画像4選!
虹村修造のイラスト画像①レインボー主将
ここからはイラスト画像を紹介いたします。一部のファンの間では敬意を込めて「レインボー主将」や「レインボー先輩」と呼ばれています。ファンブックで髪の色をレインボーにする案もあったと作者が語っていました。もちろん髪の毛はレインボーではありませんが213Qカラー扉絵では虹色のリストバンドをしています。虹色のリストバンドは売っているお店も多いですのでファンならば持っている人もいるのではないでしょうか?
帝光中学校は監督も含めそれぞれ名前に色が含まれています。ご存知の通りキセキの世代の名前にも色が含まれています。曲者ぞろいのメンバーは"黄"瀬涼太、"緑"間真太郎、"青"峰大輝、"紫"原敦、"赤"司征十郎、そして"黒"子テツヤ。彼らを取りまとめる力と先見の目があるからこその"虹"なのかもしれません。
虹村修造のイラスト画像②虹色キセキ
虹色キセキのファンが描いたイラスト画像も多くあります。虹色キセキは、キセキの世代+帝光中バスケ部マネージャー桃井さつき+灰崎祥吾+虹村修造の作品に用いられます。虹村修造が登場する前は八色キセキというものもあったようです。虹村修造とチームメイトだった期間があまりなかった黄瀬涼太が不在の場合もあります。
虹村修造のイラスト画像③虹村と灰崎
虹村修造が1番面倒を見ていたのは問題児の灰崎祥吾ではないでしょうか。灰崎祥吾(声優は森田成一さん)は帝光中学バスケ部で元・五人目の選手でした。黄瀬が一軍に上がったことで赤司に退部を勧告さました。能力は強奪(スナッチ)で相手の技を奪うというもので、真似をされると相手は技を使えなくなってしまいます。
出典: https://prcm.jp
そんな灰崎も苦手なものを虹村修造と書くあたり、彼が手を焼いていたことが窺えます。仮病で練習をサボった際も鉄拳制裁を食らわし無理矢理連れてきたり、赤司にかかってきた電話を奪って応答したりと気にかけています。虹村修造は灰崎と過去の自分を重ねて見ていたために面倒を見ていたのではないかと思われます。
虹村修造のイラスト画像④同級生
キセキの世代や灰崎との交友関係ばかりでしたが、もちろん虹村修造の同級生もおりいつも一緒にいることが多いキャラクターを紹介します。1人目は久保田正也(くぼた まさや)、身長177cm、体重65kg、誕生日7月15日で虹村がキャプテンの時は赤司と並び副キャプテンを務めました。ポジションはシューティングガードです。
久保田正也は虹村と同級生のため一緒にいることが多いです。前髪は長く、目が隠れています。2人目は関口徹(せきぐち とおる)、身長177cm、体重65kg、誕生日7月15日でポジションはスモールフォワードです。虹村修造と久保田正也と仲が良いのでキャプテンを務める中で心休まる友人なのではないでしょうか。画像を4選紹介しましたがお気に入りの1枚が見つかりましたでしょうか?
黒子のバスケの虹村修造についてまとめてみた
虹村修造は黒子のバスケの中でも回想編の帝光中学校時代の時に登場するキャラクターであり原作での出番もあまりありません。ですが、黒子のバスケ第3回人気投票では14位という好位置につけ少なからずグッズも登場し人気のあるキャラクターです。かっこよく、アヒル口という可愛さもありながら、中学1年生のときは金髪でかなりのヤンチャだったといキャップも魅力です。
またチームをまとめる優れたリーダーシップ力や、バスケットボールの実力も兼ね揃えた上に、家族思いの彼が人気があるのが頷けます。声優、能力やイラスト画像など紹介してきました。虹村修造についてもっと知りたいまたは気になるという方は、小説5巻「黒子のバスケ-Replace V-ふぞろいのエースたち」に登場しますので是非チェックしてみてください!