【ハンターハンター】幻影旅団がかっこいい!メンバーの強さ・念能力もまとめて紹介

ハンターハンターの中でも特にかっこいいと人気を集めているのが幻影旅団です。ヨークシン編以降の多くのエピソードで登場しその強さや考え方でハンターハンターの物語を盛り上げています。今回はハンターハンターに登場する幻影旅団について、所属しているメンバーやかっこいいと言われる魅力、所属しているメンバーそれぞれの念能力、幻影旅団の現在と今後についてまとめて紹介していきます。

【ハンターハンター】幻影旅団がかっこいい!メンバーの強さ・念能力もまとめて紹介のイメージ

目次

  1. 幻影旅団とは?
  2. 幻影旅団がかっこいい!魅力を紹介
  3. 幻影旅団のメンバーの強さ・念能力
  4. 幻影旅団の蜘蛛の活躍エピソード
  5. 幻影旅団の初登場での会話シーン
  6. 幻影旅団のメンバーの現在や今後
  7. 幻影旅団に関する感想や評価
  8. 幻影旅団のかっこいい魅力まとめ

幻影旅団とは?

ハンターハンターの作品情報

幻影旅団について紹介する前に幻影旅団が活躍するハンターハンターについても簡単に紹介しておきます。

ハンターハンターの概要

ハンターハンターは1998年から2020年6月現在まで連載されている冒険活劇漫画です。様々なものを収集する職業「ハンター」を題材とした漫画で、少年漫画にしてはグロテスクな描写が多いですがその残酷といえるまでの物語と作り込まれた世界観がかっこいいと高い人気を集めています。これまでに3度アニメ化が行われるなど長い期間人気を集めている漫画になっています。

連載期間だけで言えば2020年現在ジャンプ誌上ではワンピースについで長い連載期間になっていますが休載期間が非常に長い事でも知られています。年間単位での休載期間も珍しくなく連載が再開されるとなるとネットニュースに掲載される程になっています。2020年6月現在も2018年11月から続いている休載中で連載再開が待たれています。

ハンターハンターのあらすじ

自然豊かなくじら島に住む少年ゴンは、幼少期に森で出会ったハンターカイトによって死んだと聞かされていた父親であるジンがハンターとして世界中で活躍している事を知ります。この出来事がきっかけでハンターという職業に興味を持ったゴンはジンを探すという目的を持ってプロハンターになる事を選びます。育ての親であるミトさんの許可もなんとか取り付けゴンはくじら島を飛び出すのでした。

プロハンター試験の会場を目指すゴンは道中でクラピカとレオリオと出会い仲間になります。そんな仲間になったクラピカがプロハンターを目指す理由として名前が登場したのが幻影旅団でした。無事にハンター試験に合格したゴン達は、いくつかのエピソードを経てヨークシンにて幻影旅団と相対する事になります。

幻影旅団の概要

幻影旅団は通称クモと呼ばれる盗賊集団です。主な活動内容は盗みの他殺しも行い、幻影旅団のメンバーは全員の戦闘能力が非常に高い事からプロハンターであっても簡単には手を出す事は出来ません。加えて創設時から参加しているメンバーの多くは流星街出身である事から情報が少なく、旅団に関しての情報だけでも高値で取引される程になっています。

幻影旅団は基本的に13名で構成されており団長を筆頭にした組織形態を取っています。団長をクモの頭、団員をクモの脚に見立てており、団員は全員身体の一部にクモの証として0~12の団員ナンバーが刻まれたクモの入れ墨を持っています。

『HUNTER×HUNTER』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

幻影旅団がかっこいい!魅力を紹介

かっこいい魅力①クロロがかっこいい

幻影旅団のかっこいい要素としてその筆頭に上がるのが団長であるクロロの存在はかなり大きな要素になっています。設立時からの団長でありながら自らの命よりも幻影旅団の存続を優先したり、ルールとして団長の命令は絶対としているにも関わらず、基本的にはメンバーの合議制を取るなどのスタンスを取るなど組織のトップとしてのカリスマ性が幻影旅団がかっこいいと言われる要因になっています。

かっこいい魅力②フランクリンも魅力的

幻影旅団のメンバーは非常にクセが強い一方で冷静に話し合いができるメンバーも多くなっています。13名と漫画の1つの組織としては大所帯であるにも関わらず団員の中にサブキャラと呼べるようなキャラクターがおらずどこかで必ず目立っているシーンがあるのも幻影旅団の魅力になっています。ド派手に活躍するキャラクターや渋い活躍をするフランクリンのようなキャラクターまでいるのが幻影旅団のかっこいいと言われる要因になっています。

かっこいい魅力③マフィアに喧嘩を売る

幻影旅団のかっこよさが全面に描かれたのが初登場であり全員が集合したヨークシンでの活動です。全員が招集されるという珍しい出来事をして狙うお宝はマフィアが取り仕切る地下オークションの競売にかけられるお宝全部を狙うというのです。地下オークションを狙うというのはつまり取り仕切るマフィアを敵に回すという事であり、全部を奪えば当然世界中のマフィアを敵に回す事になります。

幻影旅団がかっこいいのはこの決定をした団長であるクロロはもちろんメンバー全員がその決定に対して一言も「無理」と言わない事です。メンバー全員が世界中のマフィアを敵に回してもやれると考えているとみるとかなりかっこいいと言われる事になりました。

かっこいい魅力④メンバーが流星街出身

ハンターハンターの世界では基本的に総国民番号制が実施されており、その気になれば個人情報は簡単に入手する事が出来ます。しかしそれが唯一適用されないのが世界中のゴミが集まる流星街です。公式には誰も住んでいない事になっていますが実際には相当数の人数が住んでいると考えられています。幻影旅団のメンバーの多くはこの流星街の出身です。

流星街出身の住人はデータベースに個人情報がない存在であり、裏世界の住人には重宝される存在でもあるのです。そんな裏世界の優位性を持ちながらも裏世界を取り仕切るマフィアをさも当然のように敵に回す幻影旅団がかっこいいと言われ同時にミステリアスを持っている事が人気を高める要因になっています。

かっこいい魅力⑤団員の統率が取れている

幻影旅団は個々人でも十分に危険な人物と言われる程にクセの強いメンバーが揃っています。当然個性の強いメンバーが集まる故に意見が衝突する事もしばしばあります。しかし喧嘩はしても結束力が高いのが幻影旅団の魅力です。特に団長命令がある場合にはその命令を優先して行動する事を心掛けています。

加えて幻影旅団のルールには「団長よりも幻影旅団の存続を優先する」というルールがあり、クロロ自身も「死んだら誰かが注げばいい」「団長よりも団員の存続が大事な場合もある」と発言するなど決められたルールの元に行動しているのがかっこいいという声も多くなっています。

かっこいい魅力⑥メンバーに絆がある?

幻影旅団は流星街時代からのメンバーも多い事からか強い絆を持っています。普段は喧嘩し合うような仲であっても心の根っこでは繋がっているのです。ただその絆もあくまでも幻影旅団のルール内でのみ適用されるのが幻影旅団のかっこいい部分だとも言われています。幻影旅団のルールには「入団希望の者は現団員と殺し合いをして勝ったらメンバーになれる」というルールがあるのです。

この幻影旅団流の正規のルールに則って入団する事はつまりそれまでのメンバーを殺す事になるわけで普通なら恨まれてもおかしくありませんが、このルールに則って入団したヒソカを恨むような描写はありません。一方でヒソカが旅団を抜けた後に旅団員を殺した時には恨むような描写が取り入れられるなど幻影旅団は感情よりもルールを優先しているという事がわかっています。

かっこいい魅力⑦コインで決める

軽い喧嘩なら日常茶飯事な幻影旅団ですが、意見の対立による抗争はご法度になっています。プロハンターが苦戦すると言われる幻影旅団の団員が本気で衝突していたら幻影旅団は簡単に瓦解してしまう為です。クロロ不在の状態で幻影旅団の活動に対して重要な事柄を決める際に意見が割れた場合、抗争に変わって行われるのがコイントスです。

このコイントスは団長命令と同じく絶対です。それまで真っ向から対立する意見をぶつけ合っていた団員同士であっても一度コイントスで決定されれば従います。明確なルールの上で行動する所が幻影旅団がかっこいいと言われる要因になっています。

かっこいい魅力⑧義賊として慈善活動も?

幻影旅団の活動内容は基本的に盗みと殺人です。ハンターハンター作中でいえばクラピカのクルタ族に行った行動はとても残虐な物だと言えます。しかし見方を変えれば幻影旅団は戦闘のプロフェッショナル集団でもあるという事です。その戦闘能力を生かして慈善活動をする事もあるのが幻影旅団がかっこいいと言われる要因になっています。

特に流星街出身のメンバーは流星街に対しても強い思いがあるようで、キメラアント編にてザザンが流星街に現れた際には損得なしでこの討伐に乗り出しています。

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幻影旅団のメンバーの強さ・念能力

クロロ・ルシルフル

幻影旅団の創設者にして団長を務めるのがクロロ・ルシルフルです。冷静で無慈悲な性格ながら鋭い思考力と洞察力を持ち合わせており団員からの信頼は非常に高いです。趣味は読書で大抵の場合何かしらの本を読んでいるのが特徴になっています。その他判明しているプロフィールとしては年齢が26歳で身長が177cm、体重は68kg、血液型はAB型、利き手は左手である事が明らかになっています。

念能力者としては特質系の能力者でその能力「盗賊の極意(スキルハンター)」は他人の能力を盗み自身の能力として使用できるという能力です。盗む為の条件が複雑である為、簡単には盗む事ができず、盗んだ能力を使用する際には能力を封じた本を常に開いている必要があるなど制約の強い能力ながら盗む事さえできれば様々な能力を使用できるという大きなメリットがあります。

元々は開いたページの能力しか使えない能力でしたが天空闘技場にてヒソカと戦った際には、栞のテーマ(ダブルフェイス)という能力を付け加え、栞を挟む事で能力を複数使用する事ができるようになりました。この事から能力を組み合わせて使用する事が可能になりより強さを発揮する事が出来るようになっています。それぞれの能力をしっかりと理解した上で使用しているので準備さえしっかりできれば無類の強さを発揮する能力です。

ノブナガ=ハザマ

団員ナンバ-1で創設時からのメンバーの1人がノブナガ=ハザマです。着流しを着ており、常に刀を帯刀しています。ただ必要に応じて髪を下ろしたり洋服に着替えるような場面も見られています。個性の強い幻影旅団にあっても特に我の強さを持っているキャラクターであり、旅団内でも揉める事の多い1人です。その他判明しているプロフィールとしては7月8日生まれの31歳で身長は183cm、体重は75kg、血液型はB型である事がわかっています。

念能力者としては強化系の能力者である事が明らかになっていますが能力名などは不明です。ただその能力についてはハンターハンター作中にて「タイマン勝負専門というか限定条件付きの能力」と説明されており、居合の構えと4mの円の範囲を出してから「間合いに入ったら切る」「動いたら切る」等の宣言をしています。その忠告を無視すると相手を瞬時に切り裂く事ができる能力になっています。

フェイタン=ポーオト

団員ナンバー2で通称フェイと呼ばれるフェイタンは幻影旅団メンバーの中でも特に残虐な性格の持ち主で拷問を趣味とされる程陰湿な性格をしています。ハンターハンター作中でも複数の場面で拷問している場面が見られています。身長は155cmで体重は45kgと幻影旅団メンバーの中でも非常に小柄な身体の持ち主ですがパワーは高めになっています。念能力を使用しない場合は形態している傘に仕込んだ刀で戦う事が多いです。

念能力者としては変化系の能力者で、許されざる者(ペインパッカー)という能力を持っています。自分がそれまでに受けたダメージをオーラに変換して使用する能力で、フェイタンが激怒した時のみ使用する能力になっています。無差別に広範囲を攻撃する能力である事、使用がフェイタンがキレた時という状況も相まって味方がいても容赦なく攻撃される為、味方の方が待避する必要があります。

この許されざる者(ペインパッカー)はそれまでに受けたダメージの量によって、技の内容や威力、持続時間までが変化する能力である為、フェイタン自身にも強さの加減が難しい能力になっています。ハンターハンター作中では「太陽に灼かれて(ライジングサン)」と言われる状態になり、相対したザザンを消し炭にしています。またこの能力使用時フェイタンは漢語と思われる自身の本来の母国語をしゃべるのも特徴になっています。

マチ=コマチネ

ハンターハンター作中、明確に幻影旅団のメンバーとして初めて登場したキャラクターといえるのがマチ=コマチネです。団員ナンバーは3で創設時からのメンバーの1人です。女性キャラクターでありながら勝気な性格をしており、身体能力も女性メンバーの中ではかなり高くなっています。また勘が非常に鋭くその精度は旅団の行動の決定に参考される程に信頼されています。

念能力者としては変化系の能力者であり、オーラを糸状に変化させる念糸(ネンシ)という能力を持っています。念糸の強度は長さによって反比例し、短ければ1トンの重量を上げられる程の強度に、強度が最低で良いなら地球一周できる程の長さにする事も可能です。様々な事に応用が利く便利な能力ですがマチ自身が変化系の能力者である故に念糸がマチの手元から離れると極端に強度が落ちるという弱点も持っています。

ヒソカ=モロウ(前メンバー)

生粋の戦闘狂であり団長のクロロと戦う為に幻影旅団に加入していたのがヒソカ=モロウです。団員ナンバーは4ですが、これはクロロの動向を追う為の偽装入団であり、ヨークシン編以降に脱退しています。幻影旅団の証であるクモの入れ墨も薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)で偽装していました。初登場はハンター試験ですが、当時は幻影旅団のメンバーという設定は登場していませんでした。

念能力者としては変化系の能力者であり、伸縮自在の愛(バンジーガム)と薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)という2つの能力を保有しています。伸縮自在の愛(バンジーガム)はオーラをゴムとガムの両方の性質を持つ物に変化させる能力、薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)は物体の表面を覆い再現する事で質感を再現する能力になっています。

カルト・ゾルディック

ヒソカが幻影旅団を抜けた後、後番としてナンバー4の番号をもらったのがカルト・ゾルディックです。ハンターハンター作中での性別は不明ながらゾルディック家の末っ子であり、グリードアイランド編から幻影旅団に加わっています。単純な実力では他のメンバーには劣っていますが自身の目的の為にその能力を高める事を狙っています。

念能力者としては操作系の能力で、紙を自在に操る事ができる能力で、操る紙はオーラで固めればかなりの切れ味になる他、盗聴に使用する事も出来ます。

シズク=ムラサキ

流星街の出身ながら新入りに近いメンバーの1人がシズク=ムラサキです。メガネとボブヘアーの黒髪が特徴的な見た目をしており、非常に天然なキャラとして旅団メンバーからも愛されています。ただしただの馬鹿というわけではなく鋭い一面や、やると決めた事はやる冷酷な一面も持ち合わせています。

念能力者としては具現化系の能力者で、掃除機型のデメちゃんを具現化して使用しています。デメちゃんは他者の念や生命体と認知している物以外を吸い込む事ができるという能力を持っており、念能力の看過や毒の吸い出しなど用途の広い使い方を出来ます。また具現化=物体化しているので単純な鈍器として使用する場面や掃除機の口の部分についた歯で噛み付く事も可能です。

パクノダ

団員ナンバー9を持ち創設時からのメンバーの1人がパクノダです。能力名は不明ながら特質系の能力者として幻影旅団内でも重宝される能力であるとされています。身長182cmと女性にしては高めでグラマーな体型をしています。また幻影旅団内では情報処理を担当しており頭の回転も早いです。ヨークシン編にてクラピカによって殺害されてしまったメンバーの1人になっています。

フィンクス=マグカブ

創設時からのメンバーの1人で団員ナンバー5を持っているのがフィンクス=マグカブです。基本的には団のルールを優先する判断をする事が多いながらも根底では仲間思いであり、また幻影旅団のメンバーと同じく出身地である流星街の住人にも強い仲間意識を持ち合わせています。判明しているプロフィールとしては身長が185cm、体重は85kg、血液型はAB型です。

念能力者としては強化系の能力者で腕を回す事で一時的にオーラの量を増やす事ができる廻天(リッパー・サイクロトロン)という技を持っています。いわゆる溜め技であり準備が必要であるという点こそありますが回せば回すほどその威力は絶大です。ただしフィンクス自身、まだ回す回数と威力のさじ加減が掴めていないという弱点を持っており必要以上に回してしまう事もある事が作中で描かれています。

シャルナーク=リュウセイ

創設時メンバーの1人で団員ナンバー6を持っているのがシャルナークです。幻影旅団内では好青年な印象を持っており、温和な性格をしています。高い分析力や知識、情報量を持っており、幻影旅団内ではクロロ不在時にはまとめ役になる事も多く、実質的に参謀の役割を担っています。ただし自身の立場も理解しており、メンバー内で優先して誰を生き残らせる方が幻影旅団が瓦解せずに済むかなどを冷静に判断する事ができます。

念能力者としては操作系の能力者であり携帯する他人の運命(ブラックボイス)という能力を持っています。アンテナを対象に刺す事で携帯電話を使って操作する事ができる能力になっています。遠隔操作も自動操作も可能になるなど用途の幅が広くなっています。また自身にアンテナを刺すことでオーラの量を跳ね上げる自動操作モードという奥の手も持ち合わせています。

フランクリン=ボルドー

初期からの旅団員であり団員ナンバー7を持っているのがフランクリン=ボルドーです。身長219cm、体重225kgと大柄な体型をしていますが、性格は非常に冷静であり、ブレない姿勢を貫くなどした姿を見せています。

念能力者としては放出系の能力者で「俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)」という念弾を飛ばす能力を持っています。マシンガンのように連射できるにも関わらず1発1発の威力も非常に高く人体を簡単に吹き飛ばし引きちぎってしまう程の強さを誇ります。フランクリンは指先を切断し鎖で繋いでおり、この事がイメージの強化と制約と誓約の効果も相まってその威力が高まっています。

ボノレノフ=ンドンゴ

団員ナンバー10を持ち、作中加入ではなく流星街出身でもない珍しいキャラクターがボノレノフ=ンドンゴです。開発によって住処を追われた少数民族ギュドンドンド族の生き残りであり、身体に空いた穴で音を奏でその音を戦闘能力に変える事が出来ます。念能力者としては具現化系の能力者で、演奏する曲に合わせて様々な物を具現化する事が出来ます。

ウボォーギン

創設メンバーの1人で団員ナンバー11を持っているのがウボォーギンです。身長258cm、体重189kgと大柄の体格と強化系である事も合わせて単純な戦闘能力の強さであれば旅団一と言われる程に仲間からの信頼も厚いです。性格は豪快そのものである一方で時間には厳しく旅団の仲間を大切にしている面も目立ちます。ハンターハンター作中で描かれている中では最も先に殺される事になってしまいました。

コルトピ=トノフメイル

団員ナンバー12のコルトピは主に支援に特化した能力を持つ団員です。髪が全身を覆う程に長いのが特徴で顔は見えず、片目だけが描かれているシーンも多いキャラクターになっています。身体能力は旅団内では最低と言われますがそれでも一般人と比較すれば高めで日常生活には支障ないレベルを保っています。

その念能力、神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)は左手で触った物体を右手に複製する能力です。複製したものは24時間で消滅する、生命体はコピーできないなどの制約はありますがコピーできるものの幅はかなり広く、同時に複製できる物の数もかなり多いです。具現化系の能力者でありながらあくまでも複製をすることに特化した能力になっています。

オモカゲ(ヒソカの前にいたメンバー)

その存在は示唆されながらも本編で未登場であった「ヒソカに殺された元団員ナンバー4のメンバー」こそがオモカゲです。劇場版HUNTER×HUNTER『緋色の幻影』にて初登場し、ヒソカが殺したのが彼の持つ人形を作り出す能力で作り出した影武者だった事が明らかになりました。

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幻影旅団の蜘蛛の活躍エピソード

ヨークシン編

ヨークシン編では3年と2ヶ月振りに全員への招集がかかり、地下オークションの競売品全てを強奪するべく行動を開始します。しかしクラピカによってウボォーギンが殺されてしまうとその復讐と鎮魂を行うべく、行動を開始、マフィア相手に大暴れし競売品の強奪には成功しますがゴンやキルアなどの介入も受けてパクノダが死亡、クロロもクラピカの鎖に縛られ団員との接触を禁じられる事になります。

グリードアイランド編

ゴンとキルアがジンの手がかりを求めてグリードアイランドに突入する中、幻影旅団のメンバーもグリードアイランドに侵入します。目的はクロロにかけられたクラピカの念を外す除念師を探す事で、結果的にゲーム内に参加していた除念師であるアベンガネを見つける事に成功します。グリードアイランド編ではどちらかと言えば裏で暗躍している形で本編には直接関わってきません。

キメラアント編

キメラアント編では流星街にメンバーの一部が登場。キメラアントの1匹ザザンが根城にしてしまった為の討伐隊的な慈善活動を行っています。この時登場したのはフェイタン、フィンクス、ボノレノフ、シャルナーク、シズク、カルトで、それぞれにキメラアントと交戦しており、最終的にはフェイタンがザザンを倒す形で流星街を救っています。

暗黒大陸編

暗黒大陸編ではヒソカがずっと願っていたクロロとの対決が天空闘技場にて行われます。結果はクロロの勝利でありヒソカは殺されてしまいますがヒソカは自身の念能力によって復活、コルトピとシャルナークを殺害してしまいます。加えてヒソカは幻影旅団全員の抹殺を宣言するのでした。

その後幻影旅団は暗黒大陸を目指す船に入り込みます。狙いはお宝ですが、同時に幻影旅団の仲間を殺害したヒソカの殺害をも目論でいる状態です。

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幻影旅団の初登場での会話シーン

フェイタンとフランクリンの会話

幻影旅団の団員が揃って初めて登場したのがフェイタン、フランクリン、マチ、ノブナガの4人です。4人はヨークシンを目指す中で何気ない会話から幻影旅団のあり方や関係性について語る事になります。このシーンの中でも「普段は別々に活動している事」「メンバーの入れ替わりがある事」などが明らかになっています。

ウボォーギン対マフャア達

お宝を奪おうとした幻影旅団はマフィアと交戦状態に陥ります。対峙したウボォーギンはバズーカや狙撃など明らかに過剰とも言える戦力を向けますがウボォーギンは全く意に介する様子がない程の圧倒的な強さを発揮します。対戦車バズーカを片手で防いで「さすがにかなり痛えな」で済んでしまう程の強さを発揮しているのです。

戦闘が終わった後のクロロとゼノの会話

ヨークシン編にてクロロはマフィアから依頼を受けたゼノとシルバと1対2で交戦する事になります。この戦いはゼノとシルバに依頼を出した十老頭がイルミ達に殺された事で終了しますが問題となるのはその後の会話です。戦いが終わった後、クロロはゼノに「1対1で闘ったらオレとあんたどっちが勝つ?」と問いかけます。それ対してゼノの答えは以下の通りでした。

・・・・・・ふん
そりゃあ十中八九ワシじゃろ
おぬしが本気でワシを殺ろうと思えば
話は別だがな
全く
なめた
ガキじゃ

つまりこの時クロロはあわよくばゼノの能力を盗もうとしており本気で闘っていなかったという事になります。このエピソードがクロロの、そして幻影旅団の強さを示しているとした人気を集めています。

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幻影旅団のメンバーの現在や今後

幻影旅団のメンバーの現在

2020年6月現在進行系の暗黒大陸編時点で幻影旅団はメンバーの数が減り合計で10人になっています。ハンターハンター作中でウボォーギン、パクノダ、コルトピ、シャルナークと死亡した一方で補充されたのはカルトとイルミの2人だけです。イルミもヒソカの依頼で幻影旅団に加入しており、全員がヒソカの命を狙っています。

幻影旅団はこれから全員死ぬ?

詳細は不明ながら劇場版ハンターハンターが公開されたタイミングでインタビューに答えた中で原作者の冨樫先生はクラピカと幻影旅団の戦いの行く末について「全員死にます」と発言しています。この事から幻影旅団には大きな死亡フラグがたっている状態だと言われており、どのような結末を迎えるのか様々な形で考察されています。

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幻影旅団に関する感想や評価

ここからは既にハンターハンターを読んでいる人の幻影旅団に関しての感想を紹介していきます。長きに渡って登場している幻影旅団ですがその強さが特に垣間見えていたとしてヨークシン編での活躍がかっこいいという声は非常に多いです。単純な戦闘の強さはもちろんですがメンバーそれぞれがそれぞれの役割を果たしているのがかっこいいという声も多いです。

既に原作者である冨樫先生によって死亡予告が入っている幻影旅団ですが、その詳細は未だ不明である事から様々な考察が展開されています。それぞれの思惑や意志の強さも相まって様々な展開が考察されるだけに先が見えないと言われる要因が非常に多くなっています。

元々暗黒大陸編は幻影旅団とヒソカの争いはもちろん、同じ船内にはクラピカも乗船している事、カキン王国の相続争いなど様々なエピソードが内包しているだけにどのエピソードがどのような形で繋がるのかが気になるという人も多くなっています。特に幻影旅団は本来別枠でも良いだけに敢えて一緒になっている意味を考察しているファンも多くなっています。

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幻影旅団のかっこいい魅力まとめ

幻影旅団はハンターハンターに登場する盗賊組織です。やっている事自体は決して褒められる事ではありませんがその信念の強さや戦闘、旅団員の幻影旅団への思いの強さなども相まってかっこいい組織としてハンターハンターの高い人気を高める要因にもなる程です。

幻影旅団は暗黒大陸編にてヒソカとの双方に殺害の意志を示している事、原作者である冨樫先生に全員死ぬとまで言われている事から今後の展開が気になるという人も多くなっています。ハンターハンターの物語に大きく関わる可能性も十分に考えられるので今後の幻影旅団の行動に注視してみてはいかがでしょうか?

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