2020年06月08日公開
2020年06月08日更新
【呪術廻戦】禪院真希の強さの秘密は?天与呪縛や双子の妹・真依との関係も紹介
呪術廻戦で禪院家という呪術界では御三家の1つとされている名門に生まれた禪院真希は、身体に生まれつき呪力が宿っていなかったため当主の娘でありながら虐げられて育つことになります。呪霊を見ることができず術式も扱えない真希は雑用ばかりさせられていたのです。しかし、呪術廻戦で逆境を面白がる芯の強さを持っていた真希は、次期当主になると宣言をして家を出て修業を積むことになりました。そこで、反骨精神が旺盛で呪具の扱いに優れている真希の強さの秘密や双子の妹である真依との関係、天与呪縛についてご紹介します。
目次
呪術廻戦の禪院真希とは?
呪術廻戦でジャンクフードが大好きな禪院真希は、170㎝と女性にしては長身のクールでかっこいい雰囲気の女の子でした。呪術界では名門の禪院家当主(26代目)の娘として誕生していながら呪力が宿っていなかったために、呪霊を全く見ることができず術式も扱えないという大きな試練を背負っていたのです。幼少期から虐げられて育った彼女は呪術師として名を上げるために家を出て東京都立呪術専門高等学校で学ぶことにしました。
呪術廻戦で男勝りでたくましい真希は2級呪術師以上の腕を持ちながらも禪院家の妨害によって等級を4級呪術師のままにされたり、さまざまな嫌がらせをされたりしていましたがそれに立ち向かう芯の強さがあったのです。そこで、呪術廻戦で呪具の扱いが非常に上手い禪院真希の強さの秘密や幼少期は非常に仲が良かった双子の妹である真依との関係、天与呪縛についてもご紹介します。
呪術廻戦の作品情報
呪術廻戦の概要
2018年14号(3月)から週刊少年ジャンプによって連載がスタートした「呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)」は、岩手県出身の芥見下々(あくたみげげ)さんによって描かれた漫画となっています。2020年4月の時点では10巻まで単行本で刊行されており、現在も連載中です。呪術廻戦では人間の負の感情によって誕生した呪霊や化け物を呪術師が呪術によって祓っていくバトル・ダークファンタジーが描かれています。
多くの人から高い評価を得るようになった呪術廻戦は、みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019で大賞を受賞したり、全国書店員が選んだおすすめコミック2019では第1位になったりしました。また、450万部(2020年5月時点)のJC累計発行部数を突破しており、2020年10月からはテレビアニメとしてもTBS系列や毎日放送によって放送されることが決定しています。
呪術廻戦のあらすじ
幼馴染みである祈本里香と心優しい乙骨憂太は、幼少期に将来結婚しようと約束した仲でした。しかし、婚約者であった里香は彼の目の前で車に轢かれ死亡してしまいます。成仏できなかった彼女はそれ以降優太に憑りつかれるようになりました。特級過呪怨霊となった彼女は心優しい優太をいじめるものに対して仕返しをしていくようになります。気弱な優太は生きる自信を失いますが彼女を成仏させようと決意しました。
禪院真希のプロフィール
呪術廻戦には禪院家という呪術界で御三家の1つとされている名門の出である禪院真希の姿がありました。呪術廻戦で26代目禪院家の当主を務めていたのは彼女の父である禪院直毘人となっています。また、彼女には双子の妹も存在しており禪院真依という名前でした。幼少期の2人はとても仲が良い姉妹でしたが、生まれつき身体に呪力が宿っていなかった彼女は自ら鍛えるために家を出たためそれ以来真依は姉を恨むようになります。
- 名前:禪院真希(ぜんいんまき)
- 父親:禪院家26代目当主・禪院直毘人(ぜんいんなおびと)
- 双子の妹:禪院真依(ぜんいんまい)
- 所属:東京都立呪術高等専門学校・2年生
- 身長:170㎝
- 等級:4級呪術師
呪術廻戦で呪霊をを見ることができない術式を扱うことができない真希は、呪霊を見ることができる特殊な眼鏡をかけていました。呪術廻戦で呪霊を見ることができず、術式を扱うことができない彼女でしたが、身体能力が非常に高かったために、「呪具」という呪力が込められている武器を使用することで敵とも対等に戦うことができています。呪具の扱いにおいては同級生の伏黒恵からも学生一だと評価されていました。
禪院真希の性格
呪術廻戦でクールでかっこいいと評判の真希は、非常に面倒見の良い性格だったために後輩からも慕われる姉御肌的な性格を持っていました。呪術廻戦で幼少期から双子の妹である真依と一緒に蔑まれ、虐げられて育った彼女ですが、男勝りで反骨精神も旺盛だったために、そんな嫌がらせや圧力に立ち向かっていくポジティブでたくましい性格も持っていたのです。
呪術廻戦で周囲からの圧力や嫌がらせにも負けなかった彼女は、立派な呪術師として名を上げ禪院家の次期当主になってみせると宣言していました。呪術廻戦で姉御肌的な性格を持った彼女は友達をはじめ後輩、担任の先生や初対面の相手に対しても下の名前で呼ぶことが多く、自分の名前も苗字で呼ばれるのを嫌い、名前で呼ぶように指摘しているところが度々描かれています。
後輩である釘崎野薔薇に対してもとても可愛がっていました。パシリと呼んでいますが、愛情がこもっているためかなり慕われていたのです。はっきりとした性格のため、気弱な乙骨憂太を当初は嫌っていましたが、彼の内面の優しさに触れていくうちに次第に仲良くなり、いつの間にか惹かれるようになっていきます。
禪院真希が呪術師になった理由
呪術廻戦で呪術界においては御三家の1つといわれている禪院家の当主の娘として誕生していながら呪力が生まれつき身体に宿っていなかった真希は、半人前として扱われ雑用を強いられていました。呪力をを宿していない彼女は呪霊をを見ることも術式を扱うこともできなかったのです。呪術廻戦で代々呪術師として優秀な人材を生み出してきた禪院家には厳しい家訓がありました。
呪術廻戦では禪院家でなければ優秀な呪術師にはなれない、優秀な呪術師でなければ人ではないというような厳しい家訓が掲げられていたのです。26代目当主を務めている禪院直毘人の娘として誕生した真希と双子の妹の真依ら2人は呪力が宿っていなかったことから落ちこぼれとして虐げられて育ちます。呪術廻戦で逆境を面白がることができるたくましい精神の持ち主の真希は、1級呪術師となって禪院家を見返すために家を出ました。
人間として半人前扱いされた彼女は持ち前の反骨精神によって東京都立呪術専門高等学校に入学し、優秀な呪術師として名を上げることを目指します。呪具の扱いにおいては才能を発揮している彼女は術式は扱うことができませんが、禪院家の当主になってみせるという男勝りの啖呵を切って堂々と家を出ていきました。彼女には自分たちを馬鹿にした人間を見返すという強い信念と高い目標があったのです。
禪院真希が4級呪術師止まりである理由
呪術廻戦には名門の家に生まれながらも代々受け継がれるはずの呪力が身体に宿っていなかっただけで、半人前とされ人間として扱ってもらえずに蔑まれ、虐げられて育った真希の姿がありました。呪術廻戦で男勝りで何にでも積極的に挑戦することができる彼女は家を出て東京都立呪術高等専門学校で修業を積むことで、呪具の扱いにおいては学生一といわれるほどの腕前となります。
呪術廻戦で生まれつき呪力を宿していない彼女は、術式が扱えない代わりに呪力を纏った武器となっている呪具を誰よりも巧みに操ったり、呪霊を見ることができなければ呪霊を見ることができる特殊な眼鏡を愛用したりして自分にとっての欠点を次々と克服していきました。呪術廻戦で逆境を面白がることができる性格の彼女は、いつの間にか2級呪術師以上の強さを持つようになります。
しかし、名門の禪院家から飛び出した彼女にはさらなる試練が待っていたのです。名門の出でありながら呪力を宿っていない彼女を呪術師として認めようとしない禪院家は圧力をかけ4級呪術師以上に昇級させないようにしていました。1級の呪術師になってしまえば、禪院家において当主にふさわしいと認めたことになってしまうためそれだけは何としても阻止しようとしていたのです。
禪院真希は伏黒恵の親戚だった?
呪術廻戦では1年後輩にあたる伏黒恵(ふしぐろめぐみ)が落ちこぼれと蔑まれてきた真希の親戚だったことが明らかとなっています。2級呪術師として十分な強さを持っている彼は禪院家で代々受け継がれている「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」という術式が扱える人物でもありました。呪術廻戦で禪院家の親戚でありながらも名字が違うのは伏黒家に父親である禪院甚爾(ぜんいんとうじ)が婿入りしたためです。
呪術廻戦では彼女の親戚となっている伏黒恵は、父親が伏黒家に婿入りした後に誕生しています。そのため幼少期は禪院家とは一切関わっていなかったために彼女たち姉妹も親戚である伏黒恵の存在は知らされていませんでした。呪術廻戦で生真面目で冷静な性格の伏黒恵自身が彼女に親戚であることを打ち明けたためにこの事実が発覚したのです。
呪術廻戦の禪院真希の強さの秘密
呪術廻戦で反骨精神が旺盛で男勝りな性格をしている真希は、呪術界では名門とされる御三家となっている禪院家に誕生しますが、双子の妹同様に生まれた時から代々受け継がれている呪力をほとんど宿していなかったために出来損ないとして虐げられて育つことになりました。呪術廻戦で逆境を面白がって生きることができる彼女は次期当主になるといい放ち家を飛び出します。
呪術廻戦で立派な呪術師となるための強い信念を持っている彼女は修業を積み重ねていくことで次第に術式に匹敵するような強さを手に入れていきました。そこで、呪術廻戦で面倒見の良い性格の彼女が強くなっていくことができた秘密をご紹介します。
強さの秘密①身体能力が高い
呪術廻戦で生まれた時から呪力をほとんど持っていなかった真希は、名門の禪院家の出身であり、当主の娘でありながらも人間として扱ってもらえず虐げられて育つことになりました。しかし、呪術廻戦で呪力を持っていなかった彼女には天与呪縛という大きな恩栄があったのです。その恩栄とは異次元的な身体能力でした。彼女はその身体能力の高さによって呪具を巧みに操り呪術師と同様に戦うことができました。
呪術廻戦では、その身体能力の高さを示すような彼女の活躍が度々描かれています。呪術廻戦で素手によって銃弾の弾をキャッチしたり、戦っている最中に敵が扱っている刀を無傷で奪い取ったり、呪力によって放たれた豪速球を軽々とホームランにしたり、一般人には到底真似できないような身体能力を持っていたのです。また、自分の身長と同様の呪具を軽々と扱って敵と戦うこともできました。
強さの秘密②眼鏡は呪力を視るための呪具
呪術廻戦で常に眼鏡をかけている真希は、視力が悪くて眼鏡をかけているわけではありませんでした。呪術廻戦で彼女が眼鏡をかけるのは戦いの際に呪霊を見るためだったのです。呪力をほとんど持っていない彼女は術式を扱うことができないのはもちろん、呪霊を見ることもできませんでした。
そのため、呪霊を見ることができる呪具である眼鏡を愛用していたのです。生まれた時点で呪力を持っていなかった彼女は、呪術師として相当なハンデを背負っているように感じる人も多いようですが、彼女はそれを上回る恩栄を受けていました。
さらに、術式が扱えなくても、呪霊を見ることができなくても、呪力の宿っている武器や眼鏡などの呪具を上手に活用することで補うことができたのです。自らの呪力を使用して術式によって戦うことはできませんが彼女には呪具を誰よりも巧みに操ることができる優れた身体能力がありました。
強さの秘密③呪具の扱いが学年一
呪術廻戦で最強の呪術師を目指している真希は呪力を持っていませんでしたが、呪力が宿っている呪具となっている眼鏡をかけたり武器を使用したりすることで敵と対等に戦うことができました。逆境を面白がることができる性格の彼女は呪術廻戦で、誰よりも巧みに呪具を扱っています。その呪具さばきは素晴らしく、後輩であり2級呪術師の腕前の伏黒恵からも学年一の使い手だと高い評価を得ていました。
呪術廻戦で「京都姉妹校交流会」の際には、170㎝ほどの自分の身長くらいある長さの薙刀を巧みに操っています。木々が生い茂っている障害物が多い森の中でも自在に操ることができる能力を持っていました。呪術廻戦で特級呪霊との戦いにおいても三節棍や遊雲などの呪具を初めてながらも上手に使いこなしています。耐久性に自信がある特級呪霊にさえも大きなダメージを与えていました。
呪術廻戦の禪院真希の天与呪縛を考察
考察①呪力がないのは天与呪縛の代償
反骨精神が旺盛で男勝りな性格を持っている真希は誕生した当初からほとんど呪力を持っていません。そのため術式を扱うことができず人間として接してもらえませんでした。彼女に生まれながらに呪力が宿っていなかったのは天与呪縛が原因だったのです。
生まれつき肉体に縛りをかける、強制しているためにある力が使えなくなる状態を天与呪縛といいます。呪術廻戦では生まれた時から天与呪縛という恩栄を受けていたからこそ彼女は呪力を手にできなかったのです。
呪術廻戦で天与呪縛という恩栄を受け取っていた彼女は何かに制限をかけて使用できなくすることでもう一方の能力や強さを最大限に引き出しパワーアップさせることができるようになりました。そのため、異次元的な身体能力を手に入れることができたのです。天与呪縛の代償として呪力は手に入らなかったものの、それを上回るような身体能力を手にすることができました。
考察②禪院真希が天与呪縛で入手したもの
呪術廻戦で男勝りでポジティブに考えることができる真希は、天与呪縛によって呪力はほとんど使用できない身体となっていましたが、驚異的な身体能力を手に入れていました。呪術廻戦で天与呪縛によって手に入れることができた身体能力には、術式によって生み出された銃弾を素早く素手によってキャッチすることができる強さ、敵との戦いの最中に相手に気付かれることなく、自分も傷を負うことなく刀を奪う強さがあります。
呪術廻戦でその他の天与呪縛による優れた身体能力としてはメカ丸というピッチングマシーンを呪力によって術式を扱い豪速球が繰り出されているのにも関わらず、ホームランをどんどん打つことができるというかなり異次元の世界が広がっていました。
呪術廻戦では天与呪縛によって呪力を手にすることができなかった彼女ですが、それに匹敵するような誰にも真似することができない身体能力を手に入れることができたのです。そのため、術式を扱えない身体ではありますが、その代わりとなる呪具を誰よりも巧みに操ったり、驚異的な身体能力によって防御したり攻撃したりすることができました。
考察③禪院真希と伏黒甚爾の天与呪縛の違い
呪術廻戦で面倒見の良い性格の真希は、身体能力の向上という天与呪縛による強さを手に入れています。呪術廻戦では彼女と同様に天与呪縛によって彼女以上の強さを持っている驚くべき存在がいたのです。それは、禪院家出身で右の口元に傷を持っている伏黒甚爾でした。彼は後輩にあたる伏黒恵の父でもあります。彼は反応速度はもちろん、回避、防御、攻撃の全てにおいて彼女を上回る強さを持っていました。
さらに、呪術廻戦で最強の強さを見せつけている伏黒甚爾は呪力を見極める視力や、呪霊を飲み込み腹で飼うことができるという胃腸の強さも持っていたのです。呪術廻戦で彼女と同じように天与呪縛の恩栄を受けた彼は身体中が頑丈になり、どんな呪いに対してもびくともしない耐性を持つことができています。天与呪縛の恩栄を受けている2人ですがその違いは呪力の量だったようです。
ほんの少ししか呪力が宿っていない、ほとんど宿っていなかった彼女に対して、彼は全く持っていません。全く呪力を持っていないということはその反動でより強力な身体能力を手にできることを意味しています。縛りが大きいほど大きな力を得ることができるということです。そのため、呪力が0の彼は、完全に捨て去ることで呪力に対して一切受け付けない耐久性を手に入れることができました。
呪術廻戦の禪院真希の双子の妹・真依との関係
禪院真希の双子の妹は真依
呪術廻戦で名門の出でありながら呪力を持って生まれなかった真希は、周囲から蔑まれ、虐げられて育ってきましたが、彼女には真依という双子の妹がいました。呪術廻戦で双子の妹である真依は姉ほどではありませんでしたがほとんど呪力を持っていなかったために2人は一緒に雑用を強いられていたのです。穏やかで女性らしい性格だった妹の真依はすでに自分の運命を受け入れていました。
しかし、呪術廻戦で周囲からの圧力に反発して戦いを挑んだ姉のおかげで自分まで辛い修業を1人で強いられてしまうことになります。そのため、呪術廻戦で自由に外の世界へ飛び出し生き生きとしている姉とは違って、皮肉屋的な性格になっていきました。姉とは違って呪力は持っていたものの、あまり上手に術式を扱うことができず、姉同様に落ちこぼれ扱いされていたのです。
禪院真依は本心では禪院真希が好き?
呪術廻戦の第42話では男勝りな真希の双子の妹である真依の幼少期の回想シーンが描かれていました。そこでは、臆病で怖がりな性格の妹の真依は姉と一緒に手を繋いでいます。その際に絶対に置いていかないように、絶対に手を離さないようにと何度も何度も姉にお願いしていました。呪術廻戦であまりにもしつこく同じ言葉を繰り返す妹の真依に姉は、姉妹なんだから当然離さないといい放っています。
しかし、呪術廻戦で周囲から人間として扱ってもらえず雑用を強いられている日々に嫌気がさした彼女は1人で家を出てしまいました。臆病で怖がりだった妹の真依はあれほどずっと一緒にいてと約束していた姉が自分を1人ぼっちにして出て行ってしまったことが相当ショックだったようです。呪術廻戦で姉が大好きだった妹の真依は、逆に姉を恨むことで生きていけるようになったのかもしれません。
1人ぼっちで辛い修業をさせられた妹の真依は、「京都姉妹校交流会」での姉との戦いに敗れ本当の気持ちを打ち明けます。妹の真依の悲しみを知った彼女は結果的に嘘をついてしまったことを謝りました。しかし、彼女もあの状況では自分を嫌いになるしかなかったという正直な気持ちを打ち明けています。呪力を持たなかった姉の真希や、術式を上手に扱うことができなかった妹の真依はかなり辛い幼少期を送ったようです。
呪術廻戦の禪院真希の戦績
禪院真希の戦績①巨大呪霊
呪術廻戦の0巻では学校に存在している呪霊を祓いに心優しい乙骨憂太と向かっています。その際に巨大な呪霊と出会いました。呪術廻戦で男勝りで逆境を面白がることができる性格の真希は20m以上ある巨大な呪霊と戦おうとしますが、あっけなく気弱な乙骨憂太と一緒に丸呑みされてしまったのです。
呪術廻戦で呪力を持っていなかった彼女は呪力が宿っている呪具によって呪霊と戦うことができるのですが、彼女は丸呑みされた際に唯一の戦う武器である呪具を落としてしまいます。それによって反撃することもできずにいました。さらに、呪いによって傷口から侵食されてしまい全く動けなくなり負けてしまったのです。呪力を持っていなかった彼女は自分自身の力だけでは立ち向かうことができませんでした。
禪院真希の戦績②三輪霞
呪術廻戦では京都校と東京校による「京都姉妹校交流会」が行われていました。敷地内の森で両校の生徒たちが激しく戦うことになります。呪術廻戦の第39話~40話にかけて一般人に近い感性を持っている三輪霞(みわかすみ)と芯の強さを持っている真希は戦っていました。異次元的な身体能力を持っている彼女の最初の対戦相手となったのが同じ2年生(京都校)の三輪霞でした。
呪術廻戦で「シン・陰流(簡易領域)」の使い手であった三輪霞は、自分の半径2.21m内に入ってきたものを容赦なく自動で斬ることができる術式を扱うことができたのです。呪術廻戦で少しミーハーな性格の三輪霞の術式の特徴を見抜いた彼女はクナイを遠距離から囮として巧みに使用していきました。囮となっているクナイに反応した三輪霞に一気に間合いを詰めたことでいとも簡単に彼女の刀を奪ってしまいます。
刀が唯一の武器であった三輪霞は、戦うことができなくなり負けてしまいました。相手が気付かないほどの素早さで刀を奪うという抜群の身体能力を上手に活用した戦いとなっています。反射神経抜群の彼女は、尋常でない素早さで相手の欠点を見抜きお互いに負傷することなく戦いを終えていました。
禪院真希の戦績③禪院真依
呪術廻戦の第42話では「京都姉妹校交流会」の戦いにおいて双子の妹である真依と戦っています。呪術廻戦で反骨精神が旺盛で立派な呪術師となるために修業していた真希は、1人寂しく辛い修業に耐えた真依から「構築術式」という術式を放たれていました。かつて臆病で怖がりだった真依は必死に修業をさせられたことで姉の真希も知らない「構築術式」を扱えるようになったのです。
呪術廻戦では実の妹から「構築術式」による銃撃を放たれますが、運動神経抜群の彼女はその銃弾をなんと素手でキャッチしてしまいます。呪術廻戦で普通の呪術師と比較してはるかに力がない真依は1発の銃弾を生成するのが精一杯だったために戦う武器がなくなって負けてしまいました。呪力を持てなかった代わりに素晴らしい運動神経を持つことができた彼女は人間離れした戦いを見せています。
禪院真希の戦績④花御
呪術廻戦の第46話~第47話に渡っては特級呪霊である花御(はなみ)と戦っています。彼は人間が森を畏怖する感情から誕生しました。呪術廻戦で人間によって荒らされている大地や海、空、森などは人間がいなくなることを望んでいるという思いの元戦いを挑んできたのです。
呪術廻戦で彼は「京都姉妹校交流会」が行われている最中に攻撃を仕掛けてきました。学校を襲ってきた花御は学校に保管されている「呪胎九相図」や「両面宿儺の指」を奪うためにやってきたのです。
呪具の達人であった真希は、「遊雲」という三節棍を活用することで全身が固い樹木によってできている花御にダメージを徐々に与えることができました。後輩でありながら2級呪術師となっている伏黒恵と一緒にコンビネーションアタックを放つことで大きなダメージを与えたものの反撃によって途中退場しています。
呪術廻戦の禪院真希のかわいい魅力
かわいい魅力①乙骨憂太との関係
呪術廻戦では勇ましく男勝りな性格の真希は、気弱な乙骨憂太が編入生として入ってきたことで同級生でありながらも後輩となったため、彼の担任教師である五条悟から色々と面倒を見てあげるようにと指導役を任されました。呪術廻戦で姉御肌的な性格を持っている彼女はスパルタ的な指導に加え、きつい言動が多かったために気弱な性格の乙骨憂太は彼女に苦手意識を持つようになります。
しかし、呪術廻戦で一緒に生活を共にしていく中で面倒見の良いまっすぐな性格を持った女性だとわかっていくうちに次第に心を開くようになっていきました。天然な性格の乙骨憂太は彼女を慕うようになり、クールでかっこいい真希みたいになりたいなどの言動を度々口にするようになります。呪術廻戦で純粋な心を持った乙骨憂太が優しい言葉を発してくる度に男勝りな真希は赤面したりドギマギしたりするようになりました。
同級生でいつも一緒にいるパンダからも天然で無垢な骨憂太と一緒にいる時の彼女は、丸くなると指摘されており、お互いに少し意識した関係が描かれています。彼女が大怪我をした際も必死になって行動していることからも気付かないうちに惹かれているのかもしれません。お互いに想いをはっきりと口にしているわけではありませんが、今後どのように進展していくのか注目されている2人でもありました。
かわいい魅力②禪院直毘人と行動
呪術廻戦では1年生の担任教師である五条悟が「渋谷事変」によって封印されてしまいます。「渋谷事変」とは特級呪術師の1人である夏油傑(げとうすぐる)によって企てられた呪霊テロだったのです。封印されてしまった五条悟を救うために呪術廻戦でいがみ合っていた芯の強さを持っている真希と禪院家において26代目の当主を務めている禪院直毘人(ぜんいん なおびと)は一旦手を組むことになります。
そのため「禪院班」として一緒に行動することになりました。そのメンバーの中には可愛がっている後輩の釘崎野薔薇の姿もあったのです。渋谷駅の地下鉄ホームへ向かった彼女たちは帳を降ろしている呪詛師を探し出すことになりました。それによって「帳(とばり)」を解除することで渋谷駅の地下鉄ホームへの侵入が可能となるからだったのです。
呪術廻戦の禪院真希に関する感想や評価
一々表情がカッコ良すぎて禪院真希の夢女になりそう
— ㍿Tomozawa🐧 (@tomozawa_mamoru) May 25, 2020
逆境を面白がることができる性格の禪院真希の表情が一々かっこよすぎるというコメントは多く寄せられていました。名門の出でありながら呪力を持っていなかっただけで虐げられて育つことになった彼女ですが、持ち前の反骨精神によってあえて難しい試練に挑戦しようという芯の強さを持っていたのです。彼女の男勝りでかっこいい言動に好感を持つ女性は多くいました。
釘崎野薔薇もやばかったけど禪院真希に秒で落ちた無理だった強くてかっこいい女にすこぶる弱い
— つぇる (@zell_9999) May 25, 2020
姉御肌的な性格を持っている禪院真希は、秒で虜にしてしまうほどの強さとかっこよさを持っていたようです。当初彼女の後輩である釘崎野薔薇に好意を寄せていた人も、さらに強い彼女の存在を知って秒で落ちてしまう人もいました。かっこよくて強い女性にすこぶる弱いと自らを分析している人もいます。
呪術はいいぞ……
— 珀莵🐰🐯 (@ha_ku_to_0402) May 25, 2020
登場人物みんな妙にリアルな人間感があっていいぞ……
あと呪術女子みんな可愛いから見て
個人的に注目して欲しいのは釘崎野薔薇と折本里香と禪院真希
リアルな人間感が見事に描かれている呪術廻戦の作品自体を高く評価している人はかなり多くいました。また、作中に登場している女子がみんなかわいいとコメントされていたのです。その中に名前を連ねていたのは反骨精神が強くてかっこいいと評判の禪院真希でした。身体能力が抜群の彼女は呪力を持っていない代わりに素晴らしい能力を手に入れています。
呪術廻戦の禪院真希まとめ
呪術廻戦には呪術界において御三家といわれている名門の出でありながら呪力を持っていないというだけで辛い幼少期を過ごした真希の姿がありました。呪術廻戦で彼女に呪力の力は授けられませんでしたが、それの代わりに異次元的な身体能力を手にすることができています。その身体能力の高さによって呪具を巧みに使いこなし、あらゆる敵とも勇敢に戦うことができました。