【ワンピース 】ガシャガシャの実の能力はキッドの上位互換?バレットの強さは?

人気漫画『ワンピース』はアニメ放送20周年を記念して劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』が放映されました。映画ではバレットという海賊が登場します。バレットはガシャガシャの実を使う強敵で、ルフィだけでなくローやサボ達が共闘してやっと勝つことができた相手です。ガシャガシャの実はキッドの能力の上位互換ともいわれています。この記事では『ワンピース』のバレットのガシャガシャの実の能力や強さを紹介します。

【ワンピース 】ガシャガシャの実の能力はキッドの上位互換?バレットの強さは?のイメージ

目次

  1. ガシャガシャの実とは?
  2. ガシャガシャの実の能力はキッドの上位互換?
  3. ガシャガシャの実の能力者・バレットの強さは?
  4. ガシャガシャの実の能力者・バレットの人物像
  5. ガシャガシャの実の能力者・バレットの声優を紹介
  6. ガシャガシャの実に関する感想や評価
  7. ガシャガシャの実の能力はキッドの上位互換?まとめ

ガシャガシャの実とは?

ワンピースの作品情報

『ワンピース』とは週刊少年ジャンプで連載されている人気漫画です。バレットは『ワンピース』の映画『ONE PIECE STAMPEDE』に登場したキャラクターでした。ここではバレットのガシャガシャの実の能力や強さについて詳しく紹介する前に、まずは『ワンピース』の作品概要やあらすじを紹介します。

ワンピースの概要

『ワンピース』は尾田栄一郎によって連載されている少年漫画で、海賊を中心とした冒険ストーリーが描かれています。『ワンピース』は1999年にアニメ化され、その翌年の2000年には映画第1作目が放映されました。この記事で紹介するバレットが登場した『ONE PIECE STAMPEDE』は劇場版第14作目で、アニメ20周年を記念して製作されました。

ワンピースのあらすじ

海賊王のゴールド・ロジャーは処刑される直前に「ひとつなぎの大秘宝」について言葉を遺しました。これにより世の中は大海賊時代へと突入します。海賊達が猛威を奮う時代に海への冒険を始めたのが、主人公のルフィです。ルフィは麦わら海賊団を結成し、やがて15億ベリーもの懸賞金をかけられるほどの力をつけていきます。ルフィは海賊でもトップの強さを持つ四皇と戦いながら終着点であるラフテルを目指します。

ガシャガシャの実はパラミシア系悪魔の実

『ワンピース』に登場する悪魔の実の能力には3つの種類があります。ゾオン(動物)系とロギア(自然)系とパラミシア(超人)系の3つです。ロギア(自然)系は体を自然エネルギーに変換することが出来る能力です。エースや三大将がロギア(自然)系の能力者です。ゾオン(動物)系の能力は、自分の体を動物に変化させる事ができます。通常の動物に加え、古代種や幻獣種などロギア(自然)系よりも希少といわれる能力もあります。

マルコやドレークがゾオン(動物)系の能力者です。そしてその他の能力をパラミシア(超人)系の能力に分けられています。『ワンピース』の主人公のルフィがこの能力を持っています。そしてバレットの持っているガシャガシャの実も、武器と肉体を合体させることができるパラミシア(超人)系の悪魔の実です。

ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム)

ガシャガシャの実の能力はキッドの上位互換?

ガシャガシャの実の能力とは?

ガシャガシャの実の能力の特徴は、武器同士もしくは武器と自分の肉体を合体させることができる能力です。ユースタス・キッドの悪魔の実の能力とよく似ていることから、キッドの上位互換となる能力なのではないかといわれています。ガシャガシャの実は、武器や肉体を合体させることで新たな武器を作ることができるという特徴を持っています。

映画『ONE PIECE STAMPEDE』では、最終的に合体させた武器で巨大なロボットのようなものを作り上げていました。バレットはガシャガシャの実の能力が覚醒しているので、武器だけでなく周りの自然物など普通なら武器になりえないものも吸収して合体させることができました。そのため建物があった場所などは覚醒の能力によって吸収されて更地になってしまいます。

さらにバレットは、ガシャガシャの実の能力で作り上げた巨大なロボットに武装色の覇気を纏わせて強度を上げていました。このようにガシャガシャの実は能力の影響範囲が広いことから、キッドの能力の上位互換なのではないかという考察があります。現在原作で判明している上位互換の能力といえば、エースのメラメラの実の上位互換のサカヅキのマグマグの実です。

ロギア(自然)系の能力者の場合は武装色の覇気を纏わなければ物理攻撃は通用しません。しかし上位互換の能力者であれば、武装色を纏わずとも物理攻撃を与えることができます。バレットの場合はそもそもずっと覚醒した状態で能力を使っていました。キッドの能力は覚醒していないため、それだけでも見劣りしてしまいます。また、バレットはキッドとの戦闘シーンではほとんど能力を使用していませんでした。

つまり、基礎的な戦闘力だけで悪魔の実の能力を使っているキッドを倒していたのです。そのため、ガシャガシャの実の能力がキッドの能力を上回っているというよりも、単純に基礎的な戦闘力がキッドを上回っていたといわれています。映画の戦闘描写だけではキッドの能力の上位互換なのか比べるのは難しいという意見もありました。

キッドの能力を考察

キッドの能力はまだ原作でも詳しく描かれていない謎の多い能力です。ただ、キッドの能力は磁力を操るといわれています。磁力人間になることができるので、金属類を自分を中心として集めることができます。シャボンディ諸島で海軍に囲まれた時は、海兵が持っている武器を磁力で奪いました。また、2年後にはシャンクスとの戦いで失った左手を補うために、左手を金属で作っていました。

キッドの能力は磁力によって金属を集めることができるだけでなく、金属を跳返すことができる特徴があります。実際に作中では、銃弾が自分に到達する前に跳ね返す姿が描かれています。ただキッドは戦闘描写が少なく、能力の全貌は明らかになっていません。『ONE PIECE STAMPEDE』では金属の左腕で殴るだけの戦闘描写しかありませんでした。

ガシャガシャの実とキッドの能力の共通点

ガシャガシャの実がキッドの能力の上位互換だといわれているのは、能力が似ているからです。ただキッドは磁力人間、バレットは合体人間なので厳密には全く違う能力です。しかし2つの能力は武器を集めて合体できるところが共通しています。ただキッドの場合は寄せ集めただけなのですが、バレットは武器を合体させることで新たな武器を作ることができます。このようなところから上位互換だといわれているようです。

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ガシャガシャの実の能力者・バレットの強さは?

海賊王に迫る強さ

バレットは海賊王のロジャーに何度も戦いを挑むほどの強さを持っていました。そもそもバレットはロジャーの敵ではなく、本編から27前までロジャー海賊団に所属していました。船長であるロジャーに対して何度も勝負を挑んでいたのですが、その度に負けてしまいます。それまで負け知らずだったバレットは初めて負け続けることを経験しました。

バレットはいつかロジャーを倒して世界最強になろうとしていました。ロジャーは戦いを挑む度にバレットにまた挑戦するように言いました。こうしてバレットはロジャーに挑み続けたことで「鬼の跡目」と呼ばれるようになるほど強くなりました。しかしロジャーが不治の病にかかったことを知り、一刻も早く強くならねばならないと焦るようになりました。

その頃、バレットは仲間を守るという意識が芽生えていました。しかしそのことで戦闘中に迷いが生じ、仲間がいることが強さの妨げになると思うようになりました。結局仲間の存在を無下にして一人で強さを高めたバレットは、最後まで仲間のために戦うロジャーには勝つことができませんでした。世間ではロジャーの右腕であるレイリーと同等の強さを持っているといわれています。

覇王色の覇気が使える

バレットは覇王色の覇気を使う事ができます。ルフィの前に登場した時には覇王色の覇気を放ち、たくさんいたの海賊達を戦闘不能にしました。意識を保っていた最悪の世代も冷や汗が出るほど精度の高い覇王色の覇気でした。ルフィも覇王色の覇気をぶつけましたが、ぶつかった瞬間に相殺されました。

強豪キャラが束になっても倒せない

バレットの強さは全盛期のレイリー並の強さを持っているといわれています。そのため、最初に戦った最悪の世代といわれるルフィ、キッド、キラー、ベッジ、ボニー、ホーキンス、アプー、ドレーク、ウルージの9人が束になっても全く敵いませんでした。最悪の世代が戦った時は、ほぼ能力を使わず覇気などの基礎戦闘力のみで戦っているので、圧倒的な強さを持っていることが分かります。

ガシャガシャの実の能力を使って作り上げた巨大ロボットで戦った時は、海軍中将を一撃で倒しています。そしてバレットの厄介なところはガシャガシャの実の能力だけではありません。バレットの武装色の覇気は普通の攻撃はほとんど効かないほどの精度を持っていました。映画の終盤ではルフィ、ロー、サボ、ハンコック、スモーカー、バギーが共闘してバレットと戦うシーンがありました。

ルフィは強力な武装色の覇気に太刀打ちできず、何度も吹き飛ばされてしまいます。ローはオペオペの実の能力で一瞬武装色の覇気の隙をつくり、そこを全員で叩き込む作戦を立てました。しかし、ルフィが吹き飛ばされたのを見て怒ったハンコックが勝手に攻撃をしてしまいます。このハンコックの蹴りで一瞬隙ができました。

バレットはすぐに持ち直そうとしますが、その隙をついてクロコダイルが砂を操り、ローの「シャンブルズ」によって合体を阻止しました。ここまでしてやっとバレットの巨大ロボットのバランスを崩すことができ、動きを鈍らせます。そしてロー、ハンコック、スモーカー、バギーの総攻撃とルフィの「大猿王銃(キングコングガン)」によって武装色の覇気を纏う巨大ロボットを破壊することができました。

バレットの巨大ロボットはルフィ、ロー、ハンコック、スモーカー、バギー、クロコダイル、ルッチの7人で攻撃を仕掛けなければ倒れないほどの強さを持っていました。ただ、クロコダイルやウソップのような武器の合体を妨げる攻撃には弱いようです。しかしその後、生身になってもバレットはルフィと戦いを続けました。ただでは倒されないタフさを持っていることが分かります。

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ガシャガシャの実の能力者・バレットの人物像

バレットは元海軍

バレットは元海軍だと勘違いされる方が多いのですが、元海軍ではありません。元海軍だったのは『ONE PIECE FILM Z』に登場したゼファーです。ただバレットは海軍ではありませんが、故郷の国の元軍人でした。バレットの故郷は戦争国家で、幼少期から少年兵として育てられてきました。幼い頃から戦争ばかりを経験してきたバレットは、戦場で最も優秀だった者に与えられるメダルに固執するようになりました。

13歳になる頃には英雄といわれ、最強の少年兵にまでなりました。そしてこの頃、戦争に疲弊し空腹に耐えきれずガシャガシャの実を食べます。これによりガシャガシャの実の能力を得たバレットは、さらなる強さで敵国へと攻め入ります。14歳になる頃、バレットはダグラス将軍という人物を慕っていました。ダグラス将軍はもし戦果を出したのなら血なまぐさい戦場から解放してやると言いました。

その言葉に夢を見たバレットは、ダグラス将軍の望み通り敵国を降伏へと追い詰めました。しかしその瞬間、バレットは味方の軍に囲まれてしまいます。ダグラス将軍はバレットの強さを恐れ、その場でバレットを殺そうとしたのです。ダグラス将軍に裏切られたバレットは、敵国だけでなく自国までも滅ぼして世界政府から追われる身となりました。

ロジャー海賊団の一員

バレットが15歳になる頃、ちょうど本編から30年前にロジャー海賊団に入りました。原作ではおでんが白ひげ海賊団に加わった時と同じ時期です。ロジャーと出会ったバレットは何度も勝負を挑むものの、勝つことはできませんでした。戦争では負け知らずのバレットが初めて連敗を経験しました。その時にロジャーを倒して世界最強になると誓いを立てます。

そして17歳になる頃には、ロジャー海賊団の「鬼の跡目」と呼ばれるようになりました。しかし、ロジャーが不治の病にかかっている事を知ります。バレットはロジャーに時間がない事を知り、勝つことに焦りを感じるようになりました。早く強くなって誓いを果たさなければならないと思う焦りなどから戦いに迷いが生じるようになります。

その結果一人で戦うことを選んだバレットは、最後の戦いでもロジャーに勝つことは出来ませんでした。戦いに負けた後はロジャーに殺せと言いましたが、ロジャーは「またいつでも来い」と言って笑いました。その後、バレットはロジャー海賊団を抜けて独立します。バレットの「強さには仲間は必要ない」という思考は、この頃に根付いたものでした。

インペルダウンの脱獄者

本編から26年前の19歳の頃、バレットはルーキーのクロコダイルと衝突します。しかし決着はつきません。26年前は丁度ロジャー海賊団と白ひげ海賊団がぶつかり、おでんがロジャー海賊団の船に乗った時期です。おでんの過去回想でバレットが登場しなかったのは、ちょうど入れ違いになっていたからでした。そしてバレットが20歳の頃にロジャーはグランドラインを制覇して海賊王と呼ばれるようになります。

その後ロジャーは自首し、処刑されてしまいます。これを知ったバレットは目標となる人物がいなくなり、しばらく海で暴れまわるようになりました。そして22歳の時に手のつけられないバレットに対してバスターコールが発令されました。これにより当時海軍大将だったセンゴクと戦うことになります。戦闘中には今まで倒してきた海賊なども参戦し、徐々にバレットは疲弊していきます。

そしていよいよ捕まってしまったバレットはインペルダウンに投獄されます。バレットは23歳から43歳までインペルダウンで過ごすことになります。獄中でもバレットは鍛錬を欠かさず体を鍛え上げ、自分なりの強さを極めてきました。そして世界最強といわれた白ひげも仲間のために死んだという情報を聞き、仲間に振り回されない一人の強さに確信を持つようになります。

脱獄したのは、黒ひげ海賊団がマリンフォード頂上戦争の混乱に乗じてインペルダウンを襲撃した時です。20年間レベル6にいたバレットはようやく外へ出ることができました。しかし仲間ではなく自分の強さだけを信じてきたバレットは黒ひげ海賊団の仲間にはなりませんでした。黒ひげ海賊団の船長であるティーチも、バレットの強さを知っていたので放っておくように言いました。

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ガシャガシャの実の能力者・バレットの声優を紹介

磯部勉のプロフィール

映画『ONE PIECE STAMPEDE』でダグラス・バレット役を演じたのは、声優の磯部勉です。磯部勉とは、1950年10月13日生まれの俳優・声優です。元々舞台俳優として活動しており、1980年代にはNHKの大河ドラマなどに出演していました。声優としてはアニメよりも洋画吹き替えをすることが多くあります。

磯部勉の主な出演作

磯部勉の主な出演作品は、『ブレイド』のディーコン・フロスト役、『MONSTER』のハインリッヒ・ルンゲ役、『劇場版銀魂 完結編 万屋よ永遠なれ』の魘魅役、『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』のジョージ・ジョースター役などがあります。洋画吹き替えでは、ブルース・ウィリス、エド・ハリス、ゲイリー・オールドマン、ジョージ・クルーニー、ハリソン・フォードなどの俳優を担当しています。

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ガシャガシャの実に関する感想や評価

『ワンピース』の読者の中には、バレットの能力はキッドの能力の上位互換だと考えている方が多いようです。しかしバレットの基礎戦闘力がレイリー並だといわれている点と、キッドの能力がまだほとんど描かれていない点から、簡単に能力の強さは測れないという声もありました。

バレットの能力とキッドの能力はとても似ていると感じている方もいました。バレットは能力が覚醒していたので、自分だけでなく周囲にまでも影響を与えることができていました。もし今後キッドが能力を覚醒させることがあるのなら、バレットのガシャガシャの実と同じような強さになるのではないかといわれています。

映画でキッドの上位互換の能力者であるバレットが新キャラとして登場したのは、ちょうど原作でキッドのライバルであるルフィが上位互換の能力を持つカタクリと戦っていたからではないかと考察している方もいました。

ガシャガシャの実はキッドの能力の上位互換だと認識している方が多いのですが、ガシャガシャの実には「反発(リベル)」のように集めた武器を跳ね返す技がありません。そのため、キッドの「反発(リベル)」に可能性を感じている方もいました。

キッドは活躍シーンがあったにも関わらず、そこまで能力を使った戦闘はしませんでした。その結果、バレットを倒すことは出来ませんでした。上位互換だといわれているガシャガシャの実の能力者が登場し、その能力者に勝つことが出来なかったキッドを哀れむ声もありました。

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ガシャガシャの実の能力はキッドの上位互換?まとめ

評判などを調べると、ガシャガシャの実の能力はキッドの能力の上位互換だと認識している方がたくさんいました。ただ、ガシャガシャの実は合体系の能力で、キッドの能力は磁力を操る能力なのでそもそも能力自体が全く違うものです。また、キッドの能力を使った戦闘シーンが原作でほとんど描かれていないので、どちらが強い能力なのか比べるのは難しいという意見もありました。

映画でもキッドは、能力で集めた金属の腕で殴るといった単純な攻撃しかしていません。もしキッドが覚醒して本領発揮したらバレット並に強いのではないかという考察もあります。バレットとキッドの戦うシーンは『ONE PIECE STAMPEDE』で描かれているので、ぜひ見てみてください。

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