【ワンピース】黒ひげの能力者狩りの方法・目的を考察！バージェスも奪う事ができる？

ワンピースで四皇の1人として周囲から恐れられている黒ひげは自分の能力アップはもちろん、黒ひげ海賊団の仲間たちのために能力者狩りをしていくようになります。ロマンや夢をいつまでも追い求める海賊らしい豪快な性格を持っている反面、歴史研究が趣味の彼は目的を達成するために用意周到に準備をすることもできました。狡猾さと豪快さを持ち合わせている彼は得体の知れない不気味さを持っていたのです。

本性が見抜けない彼は運任せに生きる豪快で海賊らしい性格の持ち主だった上に、黒ひげ海賊団の部下たちを大切に思う気持ちがあったために部下からも慕われていました。そこで、ワンピースで周囲の海賊団からも恐れられるようになった黒ひげの能力者狩りの方法・やり方やその目的、黒ひげ海賊団の操舵手であるジーザス・バージェスも能力者狩りをすることができるのかなども一緒に考察していきます。

熊本県熊本市出身の尾田栄一郎さんによって描かれた「ワンピース（ONE PIECE）」は、週刊少年ジャンプによって1997年34号（7月）から連載がスタートし現在も連載中の漫画となっています。第96巻まで単行本で刊行されているワンピースでは晴れやかな笑顔が印象的なルフィは海賊王になることを胸に仲間たちと一緒にバトルをしながら笑ったり怒ったりしながら友情を深め大きく成長していく姿が描かれていきました。

思わず泣いてしまうような感動的なエピソードや吹き出してしまうようなギャグシーンが散りばめられているため子供から大人まで人気となります。2015年6月にはギネス世界記録にも認定され世界中で話題の漫画となりました。週刊少年ジャンプでは「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に次いで2番目に長く連載されているワンピースは今後の展開が期待されています。

ワンピースというひとつなぎの大秘宝をこの世のどこかに遺したとされるゴール・D・ロジャーは、海賊王として海賊の頂点に立っていました。世界政府によって公開処刑されてしまった彼ですが、彼の遺したワンピースを巡って海賊たちは海に乗り出します。海賊王を目指しているルフィは、悪魔の実を食べたことで泳げなくなってしまいました。シャンクスと仲良くなった彼はいつか恩人との再会を胸に仲間と旅立ちました。

ワンピースで海賊らしい豪快な性格を持っているマーシャル・D・ティーチは、黒ひげと呼ばれ黒ひげ海賊団の提督として活躍しています。悪魔の実は1人1つしか持つことができないとされていますが、用意周到に計画することができる彼は唯一2つの悪魔の実を自由自在に操ることができる能力者だったのです。そのやり方は明らかとなっていませんが、歴史研究が趣味な彼はさまざまな情報を駆使して辿り着いたのでしょう。

• 名前：マーシャル・D・ティーチ
• 異名：黒ひげ
• 血液型：F型
• 年齢：38歳→40歳
• 誕生日：8月3日
• 出身地：偉大なる航路
• 所属：黒ひげ海賊団船長→提督
• 肩書：元王下七武海、悪の世代、四皇
• 身長：344cm」

彼はかつての上司であった白ひげからグラグラの実を奪っています。自然系のヤミヤミの実の能力者である彼は悪魔の実の能力者の力を封じることができる能力を得ることができました。能力者狩りを行っては周囲の海賊達を恐れさせていたのです。目的のためであれば手段を選ばない彼は狡猾で時に非情になることもできました。しかし、部下思いの一面もあり黒ひげ海賊団の仲間は大切にし度量の大きさを見せていたのです。

悪魔の実は一般的には1人1つしか所有できないようになっていました。たくさんの悪魔の実の能力を手に入れようとして2つ以上食べると、その能力の偉大さに耐えきれなくなり破裂して死亡することになっていたのです。しかし、すでに自然系のヤミヤミの実の能力者であった黒ひげは、2つ目となる超人系のグラグラの実も扱っていました。

彼は唯一悪魔の実を2つ所有することに成功している人物としてとても不思議がられていたのです。黒ひげ海賊団の仲間達を大切にしていましたので彼らの力をパワーアップさせるために能力者狩りを行うようになります。悪魔の実はそれを所有していた人物が死亡してしまうことで悪魔の実の力は解消され、世界のどこかでまた新たに悪魔の実が復活するといわれていました。

そのため、悪魔の実の能力者が死亡したのであればその悪魔の実の力を別の人物が獲得することは可能となります。しかし、死亡した人物が所有していた悪魔の実が次にどこで復活するかは明らかとなっていかなったために多くの人はその悪魔の実を手に入れるのに苦労していました。そこで、黒ひげが行っている能力者狩りの方法・やり方を考察していきます。

ヤミヤミの実を食べたことで闇人間となることができた黒ひげは、自ら闇を発生させることができるようになります。闇を発生させることで無限の引力を活用できるようになったのです。その無限の引力ではあらゆる全てのものを引き寄せることができました。暗闇であるにもかかわらず能力者の身体を引き寄せることもできたのです。能力者の身体を引き寄せその体に触れることで、悪魔の能力を無効にすることが可能でした。

その闇の範囲は能力を扱う者の力量に左右されたために、力量次第では大きな街を簡単に飲み込むことができます。白ひげ海賊団と海軍が激しい戦いを繰り広げた頂上戦争において、家族を何よりも大切に思っていた白ひげは命を落としてしまいました。その彼の悪魔の実の力を素早く奪うことができた黒ひげのやり方に注目が集まります。彼は白ひげの能力を奪う際に自らの黒い大きなマントを使用して姿を覆っていました。

そのやり方から日の当たる場所や明るい場所では悪魔の実の力を奪うことができないと考察することができます。能力者が死亡するとその能力はどこかへ行ってしまいますが、ヤミヤミの実の何でも引き寄せてしまう引力があれば能力者の身体に手を触れることで元の能力者の所へかつての悪魔の実を引き寄せることが可能なのかもしれません。闇の空間を作ることで引き寄せることに成功したと考察することもできます。

怪力を誇っているバージェスを部下としている彼は、能力者が死亡することで悪魔の実の能力が自由になって世界のどこか別の実に再び宿るということを理解していました。そのため、白ひげ海賊団と海軍が激しく衝突した頂上戦争において船長を務めていた白ひげが死亡した際に彼の能力を即座に奪い、使用することができたのです。死亡した能力者からは宿っていた能力は抜け出し再び世界にその実が現れるとされています。

そのため、頂上戦争において死亡した白ひげからはグラグラの実の能力が抜け出し、世界に再び誕生する状況になっていたのです。肉弾戦を得意としているバージェスを部下に持っている彼はその原理を知っていたために死亡した白ひげから飛び出したグラグラの実の能力を素早く奪うことができたのでしょう。悪魔の実が再び誕生する原理とそれを手に入れる方法・やり方を知っていたと考察することができます。

頂上戦争において人情味のある白ひげが死亡したことで彼のグラグラの実の能力は自由となりました。能力者狩りの方法・やり方を熟知していた彼は黒いマントによって姿を隠しており、ヤミヤミの実の力によって能力を引き寄せているようにも考えることができます。引き寄せた能力を手に入れる方法・やり方としては能力を入れる入れ物・物質が必要だったのかもしれません。

悪魔の実はまずいといわれている果実であるため、何かしらの果実に宿らせる必要があったとも考えられます。彼はすでに悪魔の実になる果実やその果実に能力を入れる方法・やり方を知っていたために即座に暗闇を作り出し実行していたのかもしれません。彼の仲間には船医であるドクＱがいました。彼は歪んだ性格から常に毒りんごと普通のりんごを混ぜ合わせて人間の運を試していたのです。

もしも、どんな果実でもいいのであれば部下であり船医のドクＱがいつも持ち歩いているりんごを使用する方法・やり方が自然でしょう。もしくは、船医のドクＱによって新たに開発された能力者狩り専用の果物があるのかもしれません。好戦的なバージェスを部下に持っている彼は悪魔の実になる果実を知っており、さらに回収方法・やり方も知っていたために即座に能力を回収できたとも考えられます。

怪力を誇っているバージェスを部下に持っているティーチは、黒ひげ海賊団の部下たちと一緒に能力者狩りをして周囲の海賊たちを震え上がらせていました。彼の扱うヤミヤミの実の力によってどんなに強い能力者であっても闇の引力によって能力が封じられることになります。そのため、特殊な能力者であっても簡単に命を落とすことになってしまったのです。そこで、次々と能力者たちを襲う彼らの能力者狩りの目的を考察していきます。

チェリーパイが大好きな彼は部下思いの提督であったために、黒ひげ海賊団の強化のために能力狩りを行っていると考えることができます。海賊らしい豪快な性格を持っている彼のロマンや夢がどのようなものかは明らかになっていませんが、自分の時代がきたなどと話している所からも世界を征服することまで考えているのかもしれません。

その場合は、自分1人だけが多くの能力を扱うことができたり、さらにパワーアップしたりしても限界があります。自分の勢力を拡大していくためには、自分をはじめバージェスなど信用できる黒ひげ海賊団の仲間たちが自分同様に力をつけていくことが重要です。そのため、白ひげ海賊団の船長を務めていた白ひげの能力を奪い自由自在に扱うことができたように他の仲間のために能力狩りをしていると考えられます。

白ひげ海賊団の船長を務めていた白ひげのグラグラの実の能力を奪い、即座に活用している所を見ても能力者狩りの方法・やり方は熟知していると考えることができるのです。そのため、今度は自分がまとめている黒ひげ海賊団の仲間たちの強化のために動いているのかもしれません。能力者狩りをすることで自分たちの力をアップすれば自らの目的を達成しやすくなることは間違いないでしょう。

懸賞金が多く掛けられいる能力者の能力者狩りをしていくことで黒ひげ海賊団の強化をすることはもちろん、それと同時に他の海賊団を弱くすることも可能になるため、能力者狩りを行っているとも考えることができます。歴史研究が趣味の彼は、海賊らしい豪快な性格を持っている反面、目的を達成するためだったら用意周到に計画することもできる忍耐強さも持っていました。

そのため、無駄な争いは好まず軽率な行動を取ることもありますが、目的のためであれば命乞いをするような俗っぽいところもあったのです。懸賞金が高額な能力者の能力を奪うことは簡単なことではありませんが、もし奪って部下の能力にすることができれば、他の海賊団を弱くしていくと同時に自らの海賊団を強化していける一石二鳥となるのです。難しいながらもやりがいのある仕事だと感じているのかもしれません。

格闘チャンピオンと自称しているバージェスを部下に持っている彼は、能力者狩りによって世界征服をしようと企んでいるのではと多くの噂が立っています。ヤミヤミの実の力によって多くの海賊達が恐れている特殊な能力でさえも封じてしまうことができるために、彼に怖いものはなくなったといっても過言ではありません。どんなに強い能力者がいたとしてもその能力を封じることができる彼は最強と考えられるからです。

しかし、用意周到に計画することができ、怪力を誇っているバージェスを部下にしている彼は、油断することなく足場をしっかりと固めるかのように能力者狩りをして自分の部下にもその能力を与えていました。海賊王に近い存在として次々と力を増している彼は海賊王になるのはもちろん、世界政府も倒し世界征服を狙っているのかもしれません。それを思わせるような発言はたくさんしています。

夢を追い求める外道と呼ばれている彼は、時に目的のためであれば非情になれる残虐さを持っていましたが、常に覆面をしているバージェスなどの部下たちに関しては度量の大きさを示していました。得体の知れないカリスマ性を漂わせている彼は緻密に計画を立てながら世界征服に向けて用意周到に行動していると考えられます。不気味さを醸し出している彼には世界征服というような大きな野望が潜んでいるのかもしれません。

ワンピースで格闘チャンピオンを自称しているジーザス・バージェスは、黒ひげ海賊団の1番船の船長を務めていました。四皇の1人である提督の黒ひげからも厚い信頼を寄せられている人物でもあったのです。彼はドレスローザ編において、義兄であるエースの悪魔の実であったメラメラの実を食べたことで彼の意志を受け継いだサボの能力を奪おうと戦いを挑んでいます。

当初は好奇心旺盛なルフィを倒そうと躍起になっていたのですが、すばしっこい彼は手に負えないと考えたのでしょうか、途中から身体を火に変化させることができる、炎を自由自在に操ることができるメラメラの実の能力者となったサボに狙いを定め能力者狩りを行おうとしていました。その際ナイフを使用して攻撃をしていたために彼のナイフによって能力者狩りができるのかと話題となります。

好戦的なジーザス・バージェスのナイフでの能力者狩りのやり方に注目が集まりましたが、彼1人では不可能だったようです。しかし、彼が背負っていた謎めいた風呂敷袋の中に黒ひげ海賊団が行っている能力者狩りのやり方の秘密が隠されているとも考察することができます。もしかしたら、悪魔の実が宿っている身体の部分を彼のナイフによって切断して持ち帰るための風呂敷とナイフと考察することもできるでしょう。

全てのものを強力な引力によって引き寄せることができ、ヤミヤミの実の力を扱うことができるティーチは、凶悪な黒ひげ海賊団を引き連れて医療大国として有名だったドラム王国へ上陸し、大暴れして滅ぼしています。運任せに生きる海賊らしい豪快な性格を持っている彼ですが、むやみやたらに暴れるために海賊になったわけではありません。彼はロマンや夢を追い求める性格を持っているため用意周到に計画することもできました。

目的を達成するためであれば、自分の能力や力を見せずに長い間力を蓄えるということもできたのです。そのため、かつての医療大国であったドラム王国を壊滅させたのには今後に繋がる大きな目的があったと考えることができます。世界的に医療に精通している国であったドラム王国は、謎だらけの悪魔の実についても色々と研究していたと考えることができるため、その情報を独り占めするために滅ぼしたのかもしれません。

悪魔の実についての研究結果を奪った黒ひげ海賊団は、その情報が他に広がって能力者狩りが自分たち以外にできないようにした可能性も考えられます。医療大国として活躍していたドラム王国がどうして壊滅させられたかの理由は明らかになっていませんが、その後能力狩りなどを行うようになったことを考えると悪魔の実に関係している可能性は高いでしょう。

白ひげ海賊団の船長を務めていた白ひげの能力を頂上戦争において奪っている彼は、死亡した人間から能力を奪う方法・やり方は熟知していると考えることができます。また、彼と行動を共にしている黒ひげ海賊団のバージェスも一見能力を奪っているような素振りを見せていました。能力者を殺すことで能力は自由になるためその後は能力を回収をすればいいだけとなります。

能力者がいなくなって自由になった悪魔の実を回収する方法・やり方が分かればティーチがいなくても能力者狩りをすることができるということです。黒ひげ海賊団の船医を務めているドクQは、生まれつき体が弱かったために運の強さで人間の価値を計るという歪んだ精神の持ち主でした。そのため普通のりんごに爆弾入りのりんごを混ぜておき、偶然通りかかった人に籠のりんごをあげていました。

仮に能力者を殺して能力を取り出す方法・やり方を心得ていた場合、その能力を入れておく物質が必要なのかもしれません。悪魔の実は果物であることから病弱でありながら船医を務めているドクQの配り歩いているりんごは能力者狩りによって得た能力を入れておける物質という伏線とも考えることができます。能力者狩りの方法・やり方を仲間のバージェスや船医のドクQもできるようになればかなり心強いでしょう。

怪力を誇っているバージェスを部下に持っているティーチは、ヤミヤミの実の力によってかなり有利に能力者狩りを行っていました。用意周到に計画することができる彼は、白ひげ海賊団と海軍が争った頂上戦争において死亡してしまった白ひげの能力を自らの能力にするために奪っています。

また、スケスケの実の能力者であったアブサロムの能力も奪い部下であるシリュウに与えていました。自分の能力をアップさせると同時に部下の能力もアップさせていくことで彼の野望が少しずつ叶っているかのようです。そこで、彼の力によって能力を奪われてしまった海賊たちをそれぞれご紹介します。

白ひげ海賊団の船長を務めていた白ひげは、振動を自由自在に操り地震を起こすことができるグラグラの実の能力者でした。四皇の1人である彼は、世界を滅ぼす力を持っている海賊として恐れられていたのです。頂上戦争において海軍と激しい戦いをしていましたが、最終的には命を落としてしまいます。海軍による心理戦によって味方によって胸を刺されてしまいますが決して彼を責めることなく、最後まで戦っていました。

好奇心旺盛で真っすぐに仲間のために戦うことができるモンキー・D・ルフィに感動した白ひげは、彼を護衛することで仲間であるエースを助けることができましたが、大きな傷を負ってしまった彼は自分の命が残り少ないのを感じ、白ひげ海賊団の船員に対して生きて新世界へ帰還するように命令をします。激しい頂上戦争が行われている最中、戦いに参加せずに戦況を見守っている卑怯な海賊がいました。

それは黒ひげ海賊団の提督を務めていたティーチだったのです。弱り切った白ひげに黒ひげの海賊団は束になって攻撃します。それでも戦い続ける白ひげに怯えながらも最後は彼の能力を奪うのでした。卑怯な形で白ひげにトドメを刺した後黒いマントによって能力を奪っています。その方法・やり方は明らかになっていませんが、彼には悪魔の実の能力を奪う方法・やり方を理解していたことが明らかとなりました。

スケスケの実の能力者であったアブサロムは、スリラーバーク海賊団の幹部の1人として船長であるゲッコー・モリアから厚い信頼を寄せられていました。船長であるモリアが命を落としそうになった時も必死に彼を救い出し助けています。ミンク族のような見た目をしていますが、これは船医であるホグバックによって施された素晴らしい移植手術によるものでした。

世界中の墓場の王となることが夢だった彼は、黒ひげ海賊団の能力者狩りによって命を落としています。どのような方法で彼が死亡したのかは明らかになっていませんが、その情報を得て怒り狂って彼らの本拠地に乗り込んでいった船長のモリアに対してその事実を素直に認めていました。さらに、ティーチの部下であるシリュウは彼のスケスケの実を使用していたためにアブサロムの死亡が確定したのです。

果皮に唐草模様がついている悪魔の実は、一口でも食べてしまうとその実に宿っている能力を手に入れることができるという特殊な力を持った実となっていました。形や色はその能力によってさまざまありますが、海の悪魔の化身とも呼ばれる悪魔の実を食べた人は能力者と呼ばれるようになります。戦闘を行う上では強力な武器となることが多いため希少な実として高価な値段1個1億ベリー以上で売られていました。

海の秘宝と呼ばれていた悪魔の実は、ユニークな見た目に反して非常にまずいと食べた能力者からはかなりの文句が上がていたほどです。この実は人間はもちろん、動物などの生物も食べると能力者になることができました。さらに、大きな攻撃力を手にすることができる反面、自然系の場合は上下関係が存在していたり、海で泳げなくなったりという大きなデメリットもあったのです。

また、悪魔の実の能力は1人1つずつしか得ることができないため、すでに能力者が他の悪魔の実を食べようとすると死亡してしまうことが政府の研究や調査から明らかとなっています。そのため、海賊らしい豪快な性格を持っている黒ひげ（ティーチ）が2つの悪魔の実を扱っていることは大きな謎となっていたのです。そこでカリスマ性を持っているティーチが悪魔の実を2つ食べることができた理由を考察していきます。

1人1つしか食べることができないとされている悪魔の実を2つも食べることができた黒ひげ（ティーチ）は、異形な身体を持っているからそれが可能だったと白ひげ海賊団において1番隊の隊長を務めていたマルコは分析していました。船医者であるマルコはかつて白ひげ海賊団で一緒に過ごしたティーチの身体を手当てしたり見てあげたりしたことがあったのでしょう。それゆえに、彼の身体が特殊だということを知っていたのです。

また、歴史研究が趣味の彼の異形な身体に関してはかつて白ひげ海賊団の仲間で船医を務めていたマルコ以外にも多くの海賊たちが語っていました。人の倍の人生を生きていると話していたのは白ひげ海賊団で2番隊の隊長を務めていたポートガス・D・エースでしたが、ロジャー海賊団の船員だった際にバラバラの実の能力者であるバギーは今まで一度も眠ったことがないらしいという話をしています。

また、麦わらの一味で船長を務めている好奇心旺盛なルフィや三刀流のゾロがティーチに初めて会った翌日に通りすがりの際に話しかけられた時には「あいつじゃない」と意味深な発言をしていました。これらの話からも彼には別の人格が存在している、彼は双子、3人存在しているなど多くの噂が立つようになります。仮に彼が複数存在しているのだとすれば悪魔の実を2つ食べられるのは可能となるのです。

巨体な大男である黒ひげ（ティーチ）は、実はイヌイヌの実ケルベロスモデルをすでに食べていたのではという噂も立っています。ケルベロスには3つの頭がある犬の怪物となっていました。頭が3つあるのと同時に心臓も3つあったのです。それゆえに、3匹が合わさっていると考えることができます。1番初めにイヌイヌの実ケルベロスモデルを食べていたのだとすれば、あと2つの悪魔の実を食べることは可能なのかもしれません。

そのため、闇の引力によって全てを引き寄せることができるヤミヤミの実を食べたり、振動の力を自由自在に操ることができるグラグラの実のみを食べたりすることが可能だったと考えることもできます。

1人に1つの悪魔の実を食べることが可能となっているため、3つの人格や体があればそれはどんな形でも可能となるのかもしれません。イヌイヌの実ケルベロスモデルを食べたかどうかは明らかになっていませんが、悪魔の実を複数食べるやり方としては十分可能な方法といえるでしょう。

怪力を誇っているバージェスを部下に持っているティーチが黒ひげ海賊団を率いて能力者狩りをしていることに驚いた人は多くいました。ヤミヤミの実の力によって特殊な能力を持っている能力者の力を封じることができる彼だからこそ可能となった攻撃だったのです。また、部下であるバージェスや船医であるドクＱらも能力者狩りにかなり貢献しているようでした。

黒ひげ海賊団が行っている能力者狩りは、結局は能力者の死によって得られるものであるため能力を奪われたということは死亡した、殺されたことを意味していました。そのため、彼らが行っている能力者狩りが怖いと感じている人も多くいます。普通に戦って殺されたというわけではなく、自らの力を封じられて殺されるわけですから底知れぬ恐怖を味わうことが予想できるからかもしれません。

すでに2つの能力を手にしている黒ひげがいまだに能力者狩りをしているのは、欲しい能力があるからではと予想している人もいました。悪魔の実の中でも最強といわれているヤミヤミの実の力と共に振動を自由に操ることができるグラグラの実の力を手に入れた彼が次に欲しいのは永遠の命ではないかと予想している人もいたのです。

怪力を誇っているバージェスを部下に持っている黒ひげ（マーシャル・D・ティーチ）は、四皇の1人として海賊王に近い男として注目を集めるようになります。そんな彼はヤミヤミの実の力によって能力者狩りをしていくようになりました。彼の力によって能力を奪われた人物は死亡することになります。能力者狩りをしていくことで彼のロマンや夢が次第に達成されているようでした。