【ワンピース】マリージョアの巨大な麦わら帽子を考察!国宝が隠されている?

ワンピースの中でも最大の謎と言われているのがマリージョアにある巨大な冷凍された麦わら帽子です。これまでの作中での描写から様々な考察が行われ、そもそも麦わら帽子が誰の物なのか、或いはドフラミンゴが発言していた国宝説、或いは国宝が隠されているのではないか説など様々な意味や大きさに対しての考察が行われています。今回はマリージョアにある大きい麦わら帽子に関しての様々な考察をまとめて紹介していきます。

【ワンピース】マリージョアの巨大な麦わら帽子を考察!国宝が隠されている?のイメージ

目次

  1. マリージョアとは?
  2. マリージョアの大きい麦わら帽子を考察
  3. マリージョアの大きい麦わら帽子は国宝?
  4. マリージョアで崇められるイム様とは?
  5. マリージョアの麦わら帽子と受け継がれる麦わら帽子
  6. マリージョアの麦わら帽子とジョイボーイの関係
  7. マリージョアに関する感想や評価
  8. マリージョアの大きい麦わら帽子考察まとめ

マリージョアとは?

ワンピースの作品情報

マリージョアについて紹介する前にマリージョアが登場するワンピースについても簡単に紹介しておきます。

ワンピースのあらすじ

海賊王を目指すルフィは東の海(イーストブルー)の故郷フーシャ村を飛び出し冒険に飛び出します。各地で冒険を繰り返しながら仲間を増やしていき麦わらの一味を結成し偉大なる航路(グランドライン)に船を進めます。そんな冒険の裏で描かれる事になるのが、世界政府を作った存在である天竜人の存在、そして彼らが住む聖地マリージョアの存在です。

マリージョアの概要

聖地マリージョアはワンピースの世界を治める国際組織「世界政府」の中心地と言える場所です。偉大なる航路(グランドライン)と直角に交差するように世界を1周している赤い土の大陸(レッドライン)の上にあり、偉大なる航路をの入り口からちょうど半周した先、海軍本部の基地マリンフォードの直ぐ側にあります。

マリージョアの中心には世界会議の会場となり、五老星がいるパンゲア城がある他、天竜人の居住区である神々の地などの区画分けがされています。またマリージョアのそばには赤い港(レッドポート)と呼ばれる港が偉大なる航路前半の海側、新世界側それぞれに設置されており、世界政府の認可が得られれば通過する事が出来ます。そしてパンゲア城の中に設置されているのが今回紹介する巨大な麦わら帽子です。

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マリージョアの大きい麦わら帽子を考察

考察①重要人物の遺品

ワンピースの世界には空白の100年を始め過去に何か大きい事件があった事を暗示する伏線が数多く登場しています。また過去の人物として描かれているキャラクターも多く、この麦わら帽子はそのような過去の重要人物の遺品なのではないかと考察されています。

実際に候補に上がっているキャラクターも何人かおり、作中過去の重要人物として度々名前が登場しているジョイボーイ、同じく過去の人物であり、大きい麦わら帽子をすっぽりかぶれそうなスリラバーグ編で死体が利用された国引きオーズなどがあります。ただ彼らはどちらかと言えば世界政府とは敵対しそうなキャラクターなので、彼らと対峙した世界政府側の重要人物の遺品なのではないかという説もあります。

余談ですが、この大きい麦わら帽子はその保管庫を訪れたイム様との対比でかなり大きいと考えられ、五老星を含める世界政府の上層部にはこの帽子が頭に合いそうなキャラクターはいません。その為、世界政府側の過去に亡くなった人物の遺品という可能性も考えられています。ただイム様が特別に小さいのでは説もあり、もしかしたら麦わら帽子自体そこまで大きくないのではとする考察もあります。

考察②Dの一族との関係

名前が明確に登場していないものとして関係性があるのではないかとされているのがルフィを始め、エースやロジャー、トラファルガー・ロー、ロビンの過去編に登場したサウロなどワンピースに登場するキャラクターの何人かが持っているミドルネーム、通称「Dの一族」との関係です。空白の100年の間にDの一族となにかがあったのではないかという考察も行われています。

世界政府の元になった20カ国による連合軍でDの一族が作った大きい国と戦争をしたという考察もあり、その時に使用されたもの、或いはその時の戦争の結果、戦利品として得たものなのではないかとする考察もあります。

考察③古代兵器ウラヌス

元々古代兵器は「世界を滅ぼしうる兵器」と言われており、その1つを世界政府が持っていると考えれば世界政府がこれまで権力を保持し続ける事が出来る要因になっているのではないかともされています。そして意味深に描かれたこの麦わら帽子こそが古代兵器ウラヌスそのもの、或いはそのトリガーになるものなのではないかとも考えられています。

或いは全く別の観点から、ワンピースの世界に3つ存在するとされる古代兵器の1つで2020年4月現在まで名前以外は触れられていない古代兵器ウラヌスの正体こそがこの大きな麦わら帽子なのではないかとする考察もあります。兵器と名付けられていますが古代兵器の1つポセイドンは「人魚姫」であるなど必ずしも兵器であるわけではない事は証明されている事から候補の1つに上がる事になりました。

考察④ローは意味を知っている?

Dの忌み名を持っている事が明らかになっており、さらにその意味合いも知っているかと思われるローはマリンフォード頂上戦争後、アマゾンリリーにルフィを届けた際、ルフィの麦わら帽子を意味深に眺めるシーンがあります。さらには過去編にてロシナンテからDの一族について聞かされているようなシーンも描かれているなどDの一族である事とその意味を知るキャラクターとして描かれている一面があるのです。

この事からローは麦わら帽子に込められた意味、或いはパンゲア城にある巨大な麦わら帽子の意味も知っている可能性があるのではないかと考察されています。しかもロシナンテから聞かされたのが幼少期である事からその後さらに自ら情報収集をしている可能性も十分に考えられます。加えるならローの家では忌み名とされている事からDという名前は世間から隠す必要があった事も伺えます。

そもそも新世界編でトラファルガー・ローがルフィら麦わらの一味をカイドウを倒す為の海賊同盟の相手に選んだ理由については不明のままです。もちろんシャボンディ諸島やマリンフォード頂上戦争などで多少接点があったのは間違いありませんがそもそも何故マリンフォード頂上戦争でルフィをわざわざ助けに現れたのかも不明のままです。

Dの一族について知っている素振りのあるキャラクターは他にもいますが、いずれも老齢のキャラクターが多くなっています。その点トラファルガー・ローは若く海賊であるという立場、何より新世界編以降のルフィとの関係性など、トラファルガー・ローの行動から或いはルフィがDの一族である事、ひいては麦わら帽子を持っている事が関係している可能性も十分に考えられます。

考察⑤敵の象徴を意味する?

ワンピースでは度々、来たるべき未来を待っているようなセリフを残しているキャラクターがいます。上記のDの一族の件もあり、この来たるべき未来に現れる敵を象徴するもの、それが大きい麦わら帽子なのではないかとする考察もあります。上記でも触れたように大きい麦わら帽子の所有者候補であるジョイボーイや国引きオーズも世界政府からみれば敵と言えるキャラクターだと言えます。

この大きい麦わら帽子が描かれたシーンは、イム様が保管庫らしき場所を訪れる形ですが、その手にはルフィの手配書が握られています。この事からこの大きい麦わら帽子自体に意味があるのではなく、麦わら帽子自体が敵の象徴のような意味合いがあるのではないかとも考察されています。だからこそイム様は麦わら帽子を持つルフィを敵視するような描写があるのではないでしょうか?

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マリージョアの大きい麦わら帽子は国宝?

冷凍保存された麦わら帽子

マリージョアに置かれた大きい麦わら帽子は外に冷気が溢れる程に冷えた部屋に保管されているのが明かされています。この麦わら帽子こそがドフラミンゴが発言したマリージョアにある国宝なのではないかという考察も行われています。

麦わら帽子の中に国宝がある?

元々この麦わら帽子が描かれたシーンとマリージョアにある国宝については異なるシーンで描かれており、2020年4月現在麦わら帽子=国宝とは断定出来ない状態です。またそばに立つイム様との対比でかなり大きい麦わら帽子である事が分かる事から、麦わら帽子の中に国宝が安置されており、麦わら帽子により普段は隠されているのではないかとする説もあります。

大きい麦わら帽子に封印的な効果があるのか、或いは中の国宝が視覚的に遮断しておく必要のあるモノ、見たものに何かの影響を与える類のモノであれば隠されている事への説明は出来ます。ただしその場合、世界政府側が隠しているのか、大きい麦わら帽子の所持者であった敵対勢力の誰かに隠されてしまったのか、など新たに様々な考察が生まれる事になります。

大きい麦わら帽子の存在と同時に考察されているのが大きい麦わら帽子が置かれた保管庫全体が冷却されているという点です。或いは冷却する事で大きい麦わら帽子、その中にある国宝の効果を停止させているのではないかとも考える事が出来ます。

ドフラミンゴの国宝についての証言

マリージョアにある国宝について言及したのは2020年4月現在ドフラミンゴだけです。ドフラミンゴは複数回に渡ってマリージョアの国宝について言及していますが、考察で最も引用されるのが以下のセリフです。

お前の〝オペオペの実〟の能力が、あの日おれの手中に入っていたら…。マリージョアの「国宝」を利用し、おれは世界の実権さえも握れていた!!!

このセリフはトラファルガー・ローと対峙したドフラミンゴが証言しています。トラファルガー・ローが食べたオペオペの実は過去編にてドフラミンゴが取引で手に入れようとした所をコラソンが強奪しローに食べさせ、しかもそのローはドフラミンゴの元から逃げ出してしまったという事が明らかになっています。加えて上記のセリフが断定系で描かれている事も注目を集めています。

オペオペの実の力で特に特別視されているのが作中で使用されていないにも関わらず存在が言及されている術者の死と引き換えに発動できる「不老手術」です。仮にドフラミンゴが求めているのがオペオペの実の不老手術であった場合、マリージョアにある国宝は目視する、或いは使用すると術者が死んでしまうようなタイプのアイテムである可能性も十分に考えられます。

加えてドフラミンゴファミリーにはドフラミンゴの為なら命を捨てる事を厭わないようなキャラクターが複数登場しています。ドフラミンゴ自身は幼少期の時点でイトイトの実を食べている事からオペオペの実を自身で食べるつもりだったとは考えにくく、ドフラミンゴファミリーの部下に食べさせる事でドフラミンゴ自身が不老手術を受ける側だった可能性が高いです。

或いはドフラミンゴの場合、マリージョアの国宝の存在は知っているもののマリージョアへの侵入は難しくその為に、擬似的なテレポートなどが出来るオペオペの実が必要だったのかもしれないという考察もされています。もちろんこれも部下に行わせる事になりますがこれら以外にもオペオペの実がROOM内であれば様々な事が出来る悪魔の実であるだけに「治癒能力」「身体の切断」様々な考察が行われています。

7つの保管庫には国宝がある?

ちなみにこの麦わら帽子が保管されている保管庫はワンピース作中で確認出来るだけで7つの保管庫がある事が確認されています。複数保管庫がある事は描かれていますが2020年4月現在その中でクローズアップされているのが麦わら帽子だけという状態です。その為、麦わら帽子を含むこの7つの保管庫のいずれかにドフラミンゴが言及した国宝がある可能性、つまり国宝と麦わら帽子は全くの別物という可能性も考察されています。

当たり前の話ですが、国宝は必ずしも1つの物を指すわけではなくこの保管庫それぞれに国宝が入っている可能性もあるのです。ドフラミンゴのいう国宝がその中の1つを指すのか国宝全てを手に入れる事を指していても流れとしては違和感はありません。この時、この保管庫を訪れたイム様はルフィの手配書を持っています。その事から麦わら帽子の前に現れただけだと考える事も十分に出来ます。

また上記で紹介した麦わら帽子=敵の象徴という考察から、他の保管庫にもそれぞれ敵の象徴に成り得るモノが入っているのではないかとする考察もあります。これらが敵側に揃った時、世界政府として対峙しなければいけないと考えられているのかもしれません。或いは敵の象徴を持つモノが揃う事を嫌って阻害するようにしている可能性もあります。

また確認できる保管庫が7つである事が世界政府が定める特例的海賊である王下七武海制度が7人である事と合わせて考察して、王下七武海とはこの7つの保管庫にそれぞれ保管された象徴の敵と対峙させる為の制度だったのではないかとする考察も展開されています。ただあくまでも描かれているのが7つというだけで保管庫自体はもっとある可能性も0ではありません。

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マリージョアで崇められるイム様とは?

イム様は天竜人のトップ

イム様とはそれまで世界政府の頂点であると考えられていた五老星さえも跪く存在です。表向きは誰も座らない事になっているマリージョアのパンゲア城にある「虚の玉座」にイム様が座っている事からも、世界政府加盟国であってもその存在は知られていないと考えられ、まさにワンピースの世界を裏から支配する存在であると考えられます。ただ2020年4月現在イム様はシルエットが描かれてただけでその正体は不明です。

その為、国宝と同じく様々な考察が行われているイム様ですが、その正体の1つとして考えられているのが「不老不死」であり、或いは空白の100年の時代から生きているのではないかとさえ考察されています。仮にイム様が見ている大きい麦わら帽子が敵の象徴であれば、空白の100年で対峙した相手を連想させる麦わら帽子をかぶったルフィに何か感じ入る所があったのかも知れません。

仮にイム様が空白の100年から生きる不老不死であったとすればその正体は世界政府を作った創造主と言われる20人の王族の1人という事が考えられます。同じく不老不死が疑われている五老星さえも跪く程の相手であり五老星も天竜人ですから天竜人の中でも特に血筋が良くないとこのような関係は成立しないと言えます。その点創造主の1人であれば血筋という点では完璧と言えるのではないでしょうか?

ちなみにイム様のシルエットの手の位置や剣の長さとの対比などからドフラミンゴの部下であり食べた瞬間から姿が変わらない=不老であるホビホビの実の能力者シュガーのように、子供のような姿である可能性もあるのではないかとも考察されており、これがイム様=不老不死説に繋がる要因にもなっています。

イム様と手配書の関係

2020年4月現在シルエット以外が不明のイム様ですが、イム様の行動に結びついているのが手配書です。上記でも触れたようにルフィの手配書を持っている他、手配書のないものの写真も持っていたりしています。ちなみにイム様が持っていた写真はいずれも既に登場しているキャラクターであり「ルフィ」「黒ひげ」「しらほし」「ビビ」の4人です。

この手配書のうち、ルフィと黒ひげに関しては切り裂いた状態になっており、しらほしについても剣を突き刺しています。一方でビビについては傷つける事なく保管しています。対して世界政府側からみればこの4人はルフィと黒ひげはDの一族、しらほしは古代兵器ポセイドンそのもの、ビビは創造主たる天竜人にならなかったネフェルタリ家の末裔というそれぞれに消す理由があるといえる存在です。

ちなみにルフィの手配書に関しては切り裂いたモノ以外に手配書の原型を保ったものも所持するなどしている事から相当な厳選をしている事が考えられます。五老星から「歴史より消すべき灯」の名を求められている事からこの4人の中の誰か或いは全員がその灯候補だと考えられていますが詳細は不明です。

またルフィの手配書を手に持つシーンではその裏にもう1枚手配書を持っているようにも描かれており、これらが上記の4人以外の手配書である可能性もあり、或いはさらなるキャラクターがイム様の「歴史より消すべき灯」候補に含まれている可能性も示唆されています。

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マリージョアの麦わら帽子と受け継がれる麦わら帽子

麦わら帽子は元々ロジャーの物だった?

イム様がルフィを気にしている理由と考えられているのが麦わら帽子です。マリージョアに大きい麦わら帽子が保管されている事からも何か因縁があるものであるというのは間違いありません。ルフィの麦わら帽子はシャンクスから預かったものですが、元々シャンクスもロジャーから受け取ったものでした。ロジャーの前については明らかになっていませんが受け継がれてきたものと考察する事ができます。

シャンクスもDの一族?

ワンピースでは本名が判明していないキャラクターも多いですが、そんな中でも最古参と言えるキャラクターの1人がシャンクスです。麦わら帽子の保有者のうち、ロジャーとルフィはDの一族である事が明らかになっています。この事から或いはシャンクスもまたDの一族であり、ロジャーとシャンクスはそれぞれに託した相手がDの一族だと知った上で託したのではないかとする考察もあります。

ただその一方でシャンクスは五老星などとの接点も示唆されている事やワンピース作中での行動からルフィと敵対するのではないかとする考察もあり、Dの一族にとっての麦わら帽子の持つ意味を知りつつ本人はDの一族ではないのではないかとする考察もあります。行動自体の謎も多いだけに不明点が多いのがシャンクスというキャラクターになっています。

ルフィに託した意味

シャンクスは海賊になる事を諦めきれないルフィにフーシャ村を出航する際に「いつかきっと返しに来い。立派な海賊になってな」というセリフを残してルフィに麦わら帽子を託しています。ルフィがロジャーと同じ言葉を言ったという事も明らかになっておりそれが麦わら帽子を託したきっかけという形でも描かれていますが肝心のその「同じ言葉」が何を指すのはか不明のままです。

ただシャンクスは四皇という海賊王に最も近い立場の1人にこそ上り詰めつつもその行動は決して海賊王を目指しているようには見えません。その事からロジャーから麦わら帽子の意味を聞かされており、或いは麦わら帽子、Dの一族の台頭を待っているのではないかとする考察もあります。言い換えればルフィが自分と同じくくらいに強くなった時にこそDの一族の意味を伝える、それがシャンクスがルフィに麦わら帽子を託した意味かも知れません。

ルフィとシャンクスが対決する?

2020年4月現在ワンピースで展開されているワノ国編は新世界編の中では四皇編という大きな括りの1つのエピソードとして展開されています。その為、ワノ国編にてカイドウと衝突した後のルフィは他の四皇と戦うのではないかと考えられています。決着こそついていませんが既にホールケーキアイランド編でビッグマムとも対決しており、残る相手として考えられるのは黒ひげとシャンクスです。

ワンピース作中ではこれまでシャンクスが度々ルフィの活躍や成長を楽しみに待っているようなシーンが描かれています。それは自分を倒せる程の強さにルフィがなる事を期待しているのではないかとする声もあり、ルフィもまた「四皇は全員俺が倒す」と明言している事から再会を喜ぶだけではなくルフィとシャンクスが対決する事になるのではないかと考察されています。

ただその時対峙する理由については様々な可能性が示唆されています。あくまでもルフィの強さを図る、さらなる成長を促すような試練的な対決である説、実はシャンクスは世界政府側の人間であり、相応の強さになったルフィ(=Dの一族)を倒す事でDの一族の意志を挫くような陰謀説、実はイム様=シャンクス或いはシャンクスは天竜人であるというシャンクス黒幕説など相反するような要素が含まれています。

2020年4月現在ルフィがDの一族について詳しく知っているという描写はありません。元々はこのDの一族の意味を語るのがシャンクスになるのではないかと考察されていましたが、トラファルガー・ローもまたDの一族について知っている描写があり、必ずしもシャンクスがルフィに伝える役割を担う必要がなくなりました。この為、黒幕説も強く押される事になっています。

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マリージョアの麦わら帽子とジョイボーイの関係

ジョイボーイとは誰?

大きい麦わら帽子が意味する事を示していると考えられる空白の100年、この空白の100年の間に生きた人物として描かれているのがジョイボーイです。ジョイボーイは巨人族であるのではないかとする考察もあり、マリージョアの麦わら帽子の持ち主だったのではないかと考察されている人物でもあります。

ジョイボーイの名前が初登場したのは魚人島編でした。ネプチューン王が「偉大なる人物」として説明している他、魚人島にあるポーネグリフにジョイボーイが生きた時代の人魚姫に宛てた魚人島との約束を破った事への謝罪文が残されています。またラフテルに辿り着いたロジャーが「ジョイボーイと同じ時代に生まれたかった」という発言する形でも登場しています。

空白の100年との関係

上記でも触れたようにジョイボーイは世界政府と対立した存在だったのではないかと考えられ或いはDの一族だったのではないか、もっと言えばDの一族の王様のような存在だったのではないかとも考えられています。またロジャーがラフテルに辿り着いた際にジョイボーイの名をわざわざ口にしている事からラフテルにジョイボーイに関連する遺産的なものがあったと考えられます。

加えてジョイボーイは魚人島にポーネグリフを残した存在で、巨人族も乗れるような約束の船という大きな船を魚人島に残している事も明らかになっています。この事からジョイボーイは志半ばで世界政府を成立させる事になる連合軍相手に敗れる事になったのではないか、それが空白の100年の真実なのではないかとする考察も展開されています。

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マリージョアに関する感想や評価

ここからは既にワンピースを視聴している人のマリージョアに関しての感想を紹介していきます。ワンピースの人気の理由の1つになっている伏線の多さですが、その中でもマリージョアにある大きい麦わら帽子はまだその存在が示唆されただけで意味などは一切不明になっています。ワンピースの根幹に関わる伏線である可能性も高い事から注目している人が多いです。

その他にもイム様の存在や五老星の不老不死説、ドフラミンゴの国宝発言、ジョイボーイの存在などマリージョアに関しては伏線が多すぎて何が何と繋がるのかが分からないという声も多くなっています。或いはマリージョアとは全く関連しない伏線になるのではないかとも考えられている伏線もある程です。

マリージョアの麦わら帽子を含めてワンピースでは露骨に先の伏線になるのだろうと言われる描写、その後2020年4月現在まで回収されていない描写も多く、この先が楽しみという声も多くなっています。元々伏線をそのまま使わず意外な繋がりを見せる事も多いだけに、空白の100年やジョイボーイなどマリージョアに関わりそうなモノ以外にも扉絵連載で展開された月のエネルなどが繋がる可能性なども考察するファンがいるほどです。

またマリージョアで描かれる物語がワンピースの最終章なのではないかという考察もあり、これらの伏線が一気に回収されるのではないかとする考察もあります。どのような形で伏線同士が繋がるのかを考察するなどこれらの多い伏線がワンピースがより楽しむべき要素を含んだ作品になっているという声も多いです。

一方であまりにも意味ありげな描写が多く、伏線だと言われている描写に対してちゃんと回収される事になるのかを気にしているファンも多いです。特にワンピースは20年以上に渡る長期連載作品であり、描かれてから10年単位で放置されている伏線も多いだけに、最終的に回収しきれない描写もあるのではないかと心配する声も多いです。

特にマリージョアの麦わら帽子に関しては、存在が描かれた以外には触れられていない事から意味深に描かれて放置される事になるのではないかとする声、敢えて謎のまま終わらせるような描き方もあるのではないかとする声が出る程になっています。

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マリージョアの大きい麦わら帽子考察まとめ

マリージョアに設置されている大きい麦わら帽子は、数多くの伏線と思われる描写が行われた世界会議編においても特に様々な考察を呼んでいる大きい伏線を象徴するような存在です。イム様やジョイボーイ、ルフィのかぶるシャンクスから受け継いだ麦わら帽子、ドフラミンゴの国宝発言など、数多くの伏線が繋がるのではないかとされ、多くの意味ありげな考察を呼ぶきっかけになっています。

2020年4月現在、大きい麦わら帽子については存在が描かれただけです。今後のワンピースの中でその存在する意味や関連する描写が増える事は間違いないので注目を集める要素になっています。ラフテルや空白の100年、Dの一族など他のワンピースの大きな伏線とも繋がる可能性も十分に高いのでこれらに注目しながらワンピースを視聴してみてはいかがでしょうか?

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