五老星の正体やメンバー一覧！強さやモデル・シャンクスとの関係とは？

今回ご紹介する不老不死疑惑のある五老星が登場する、週刊少年ジャンプで現役連載中の大人気漫画『ワンピース』について簡単にご紹介いたします。

『ワンピース』とは集英社の出版する週刊少年ジャンプで連載をしている少年漫画です。『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に次いで長期連載をしている作品になっています。『ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）』を巡って麦わらの一味や赤髪のシャンクス、謎の海賊エドワード・ウィーブルなどなど魅力的なキャラクターが多数登場します。単行本は2019年3月現在、92巻まで発刊されています。

『ワンピース』は『東の海（イーストブルー）』出身の少年、モンキー・D・ルフィが赤髪のシャンクスとの出会いをきっかけに海賊に憧れを抱くところから始まります。悪魔の実『ゴムゴムの実』を食べて一生泳げない身体になってしまったルフィは、ある日赤髪のシャンクスをバカにした山賊に歯向かって海に落とされてしまいます。ルフィは無事に赤髪のシャンクスに助け出されますが、その際に赤髪のシャンクスは片腕を失いました。

赤髪のシャンクスがルフィの住むフーシャ村を旅立つ時、ルフィは赤髪のシャンクスが被っていた麦わら帽子を託されます。ルフィは大きく立派な海賊になっていつか赤髪のシャンクスに会いに行く事を約束するのでした。やがて大きくなったルフィは海に出て、仲間である麦わらの一味と共に世界に名前を轟かせるようになり、『ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）』を手に入れて海賊王になるため冒険を続けるのでした。

それでは早速『ワンピース』に登場する謎の組織五老星の正体や不老不死疑惑についてご紹介していきます。ネタバレを含みますので、これから『ワンピース』をご覧になる方はご注意ください。

『ワンピース』の世界は世界政府という組織に統治されています。世界政府とは『ワンピース』の世界でいうと国際連合のようなもので、一部の地域を除いた世界各国が加盟しており、加盟国は170ヵ国以上にもなるそうです。その世界政府の中でも最高権力の地位に就いているのがこの五老星です。

『ワンピース』で度々登場する海軍元帥という将校がいます。その権力や強さは海軍の中でもトップクラスで、ルフィを始め多くの海賊達はこの海軍元帥に苦戦を強いられることが多々あります。そんな海軍元帥ですが、五老星はこの海軍元帥よりも偉い地位にあり、実際に現海軍元帥のサカヅキが五老星に直訴しに行った際に『お前の面子など取るに足らん！』と一蹴しています。

『ワンピース』には”天竜人”という一族が登場します。この天竜人とは、800年もの昔世界政府設立の際に関わった20人の王の一族の末裔で、総じて世界貴族”天竜人”と呼ばれています。そして単行本90巻に収録されている第907話で五老星がこの天竜人の中でも最上位の5名であることが判明したのです。

五老星は度々『ワンピース』の作中に登場するのですが、その間全く老けていません。このことから五老星は不老不死ではないかという考察をされている方が多くいます。五老星の最も古い描写は作中時間で22年前、麦わらの一味ニコ・ロビンの生い立ちにも関わる”オハラ”での出来事の回想シーンで登場します。登場した際はシルエットのみの登場ですが、五老星のメンバーも変わらず、見た目も全く変わっていないようなのです。

五老星は『オペオペの実』の能力か、もしくは最悪の世代の1人、ジュエリー・ボニーの能力を使って不老不死になったのではないかと言われています。『オペオペの実』の今の能力者は王下七武海の1人、トラファルガー・ローですので、それよりずっと昔の能力者に不老不死の手術をされたのではないかと言われています。

もう1つの可能性として言われているのはジュエリー・ボニーの能力です。ジュエリー・ボニーは自他の年齢を自在に変更することのできる悪魔の実の能力を持っています。実際に敵を子供や老人に変えて弱体化させたり、自身の姿を変え敵を欺いたりしています。こちらの能力を使って不老不死の身体を手に入れたのではないかと言われています。

しかし一方では五老星は不老不死であるわけがないという考察もあります。先程ご紹介したトラファルガー・ローの持つ悪魔の実『オペオペの実』は人を不老不死にすることのできる能力があります。悪魔の実はその性質上、所持していた能力者が死亡すると次にどこに生まれるかはわかりませんが、再び悪魔の実として現世に現れます。

人を不老不死にすることのできる希少な『オペオペの実』を、五老星が外界に野放しにするはずがないのではと言われています。そんなに希少な能力であるならばドンキホーテ・ドフラミンゴがエースの所持していた『メラメラの実』保持していたように、『オペオペの実』も五老星が保管をするはずだということだそうです。

五老星が世界政府を作った最初の20人の末裔である天竜人であることがわかりました。しかしその中でも何故この五老星だけが世界政府の最高権力者と成り得たのでしょうか？五老星が天竜人の最高位である理由としては、この世界政府を作った最初の20人の中でも代表だった王の末裔ではないかと言われています。

最近その存在が明らかになった”イム様”と呼ばれるキャラクターがいます。この”イム様”は実は月を支配する王族だったのではないかという考察があるのです。その”イム様”に付き従う五老星も同じく月からやってきた王族なのではないかと言われています。

五老星は今後どのような活躍を見せるのでしょうか？これについては今後五老星は現在の世界政府に代わる新たな世界政府を作るのではないかと言われています。現在五老星は”世界の秩序を守る”という一点に重点を置いて活動しているようで、そのためには手段を選ばないことが予想されます。それは後でご紹介するのですが、五老星は海賊である赤髪のシャンクスと連携を取るなど柔軟な動きを見せているからです。

五老星は近い将来天竜人を裏切るという考察もあります。それは単行本80巻に収録されているドンキホーテ・ドフラミンゴのセリフから想像されています。この伏線だらけのセリフから考察すると、天竜人は近い将来何者かによってその地位から追いやられる可能性があります。しかし現在天竜人は厚い庇護のもと安穏と暮らしています。天竜人を守る海軍将校達を打ち崩すことは難しいと考えられます。

しかしその天竜人を討つものが世界政府最高権力であり、天竜人の中でも最上位の存在である五老星であればどうでしょうか？五老星が腐りきった思考しか持たない他の天竜人を裏切るとするならば天竜人を今の権力から引きずり下ろすことも可能かもしれません。五老星が天竜人を裏切るという考察はそういったことから考えられているようです。

『ワンピース』の最大の謎の1つに『空白の100年』というものが存在します。このことが登場したのは麦わらの一味であるニコ・ロビンの過去の回想でのことでした。この『空白の100年』とは世界政府が樹立される前の100年を指します。世界政府はこの『空白の100年』のことをひた隠しにし、歴史学者などによる研究も禁止していました。

しかし、麦わらの一味のニコ・ロビンの故郷”オハラ”の研究者達は『空白の100年』の真実の一端に触れてしまっのです。五老星は『”オハラ”は知りすぎた』として、バスターコールを発動し”オハラ”に住む研究者だけでなく住民全てを危険な存在として滅ぼしてしまったのです。それほどのことをして五老星が守ろうとする『空白の100年』とはなんなのか、ファンの間でも様々な考察がなされています。

それではここで世界政府最高権力、不老不死と噂の五老星の強さについてご紹介します。五老星の強さについてもファンの間で様々な考察がなされていますのでそちらもあわせてご紹介いたします。

五老星のメンバーはそのほとんどが黒いスーツ姿をしています。しかし1人だけ白い袴姿の五老星がいるのです。イカツイ面構えで様相は白い袴装束、手には日本刀を携えています。こちらの五老星が所持している刀は麦わらの一味、ロロノア・ゾロの持っている”鬼徹”シリーズの1本ではないかとも言われています。そのため将来的にゾロと刀を賭けて戦うのではないかと言われており、相当強いのではないかと考察されています。

また五老星の中には顔面に大きなキズを持つ五老星がいます。このキズは過去にこの五老星が何か大きな戦いで受けたキズなのではないかと言われており、今までにも数多くの戦いを経験してきた証だと言われています。

五老星は世界政府の最高権力者で天竜人です。しかし五老星が毎度登場する際、五老星の周りには警護らしい警護がいないのです。同じ天竜人の周りには警護や奴隷がたくさんいるのに何故なのでしょうか？五老星の周りに警護がいない、それは五老星自身がとてつもなく強いからではないかと言われています。

また不老不死と言われている五老星は覇王色の覇気が使用できるのではないかと言われています。『ワンピース』に登場する老人キャラクターはやたら強いキャラクターが多く、海賊王ゴールド・ロジャーの船に乗っていた『冥王レイリー』の強さについては大将黄猿と同等かそれ以上に渡り合えるほどです。五老星も多分に漏れずとてつもなく強い老人キャラクターなのではないかと言われています。

『ワンピース』のキャラクターは歴史上実在した人物がモデルになっている事が多いです。この不老不死手術の疑惑を持つ五老星も例外ではないと考えられています。ここでは五老星のモデルになっているのではないかと言われている人物をご紹介します。

不老不死との声もある五老星のモデルの1人にアメリカ合衆国元大統領のエイブラハム・リンカーンがあげられます。金色の髪とヒゲをたくわえた彼は五老星の中でも若手と考えられているメンバーのモデルではと言われています。

先程ご紹介した白い袴姿で刀を持っている五老星のモデルはガンジー、ことマハトマ・ガンディーと考えられています。インドの政治家であり、インドの父とも呼ばれているガンジーは、度々ノーベル平和賞の候補にあげられるなど平和に関して大きく貢献をしている人物です。

頭にあざがある五老星のモデルとして考えられているのはソビエト連邦・ロシア連邦の政治家ミハエル・ゴルバチョフです。ソビエト連邦崩壊に一役買った人物で、ソ連共産党の独裁を終わらせたとしてノーベル平和賞を受賞しています。しかしその一方ではアメリカに並ぶ超大国ソビエト連邦を崩壊させたというネガティブな評価もあります。

長い白ひげを携えている五老星のモデルは自由民権運動の父、板垣退助ではないかと言われています。高知県高知市出身の日本の政治家で『板垣死すとも自由は死せず』という名言を残したことで広く知られています。『庶民派』の政治家として国民に親しまれ、過去には紙幣の絵柄を飾ったこともあります。

顔に大きな傷を持ち帽子を被っている五老星のモデルはカール・マルクスだと考えられています。カール・マルクスはドイツの政治学者で、社会主義の考え方を生み出した人物でもあります。中華人民共和国やソビエト連邦共和国誕生のきっかけになった人物だとも言われています。

それでは不老不死と言われる五老星と四皇赤髪のシャンクスとの関係についてご紹介します。他にも麦わらの一味との関係や謎多き海賊ウィーブルとの関係、また最近本誌にも登場したイム様との関係もご紹介しますので是非ご覧ください。

五老星は世界政府の人間、赤髪のシャンクスは海賊でしかも四皇の1人です。本来ならば敵対する関係のはずの2人が4年に1度のレヴェリーが行われる聖地マリージョアで密会するという衝撃の事件が描かれました。これにはファンも大混乱で、このことをきっかけにファンの間ではさらなる考察が生まれています。

五老星の赤髪のシャンクスとの関係ですが、五老星が赤髪のシャンクスに言った『君だから時間を取った』というセリフから、五老星は赤髪のシャンクスのことをある程度認めているのではないかと言われています。また赤髪のシャンクスも五老星に対して敬語を使っており、このことから両者の関係は極めて対等であり良好であるのではないかと言われています。

レヴェリーという大事なイベントの最中に大海賊である赤髪のシャンクスを招き入れるのは五老星にとってはリスクでもあるはずです。それでも五老星は赤髪のシャンクスを受け入れました。このことで赤髪のシャンクスが実は世界政府の人間ではないかという考察も生まれており、五老星と赤髪のシャンクスの関係は上司と部下の関係にあたるのではないかと考えられています。

今回赤髪のシャンクスが五老星を訪れたのは『ある海賊』について話をするためということがわかっています。そのある海賊が誰なのか、五老星に関係のある人物なのか、それについては次の項目でご紹介します。

赤髪のシャンクスが五老星に知らせた『ある海賊』についてもファンの間では様々な考察がなされています。中でも『ある海賊』がウィーブルのではないかという考察は多々見られます。ウィーブルとは第802話に登場した王下七武海の1人、エドワード・ウィーブルのことです。もとから活躍をしていたキャラクターというわけではありませんが、ここにきての突然の登場にファンの間でもウィーブルが一体何者なのかと話題になっています。

ウィーブルは現在の王下七武海の1人です。もともとの懸賞金は4億8000万ベリーで、なんとあの大海賊白ひげの息子だそうです。しかしウィーブル自身が白ひげの息子だと言い張っていますが、見た目もひげ以外は似ておらずウィーブルのが白ひげの息子であることに疑問を抱く方も多いです。

謎の多いウィーブルですが、わかっていることと言えばその強さだけです。懸賞金の金額も高額で、王下七武海に入らなければもっと懸賞金は上がっていたに違いないと言われています。白ひげ傘下の船長陣を16人も討ち取っており、大将黄猿も実力を認めるほどです。赤髪のシャンクスはこのウィーブルが将来世界政府にとって驚異になると五老星に伝えにきたのではないかと考えられています。

このウィーブルに関してはさらなる考察があり、ウィーブルの身体にツギハギをしたような複数の傷があることから、大海賊ロックスが何らかの形でウィーブルとして蘇ったのではないかと言われているのです。ゾンビの存在はスリラーバーグ編ですでに描かれているので、ウィーブルが誰かのゾンビであるという考察はかなり信憑性があります。

ちなみにロックスとは907話で名前が登場した謎の海賊で、その昔ビッグマムやカイドウなど四皇のメンバーを従えていた海賊になります。大将ガープに討ち取られはしたものの、このロックスがウィーブルとして蘇ったとしたのなら世界は大混乱に陥ることは間違いありません。赤髪のシャンクスはこの事実を知り五老星に伝えにきたのではないかとも言われています。

それでは次に五老星と麦わらの一味の関係についてご紹介します。麦わらの一味は五老星にとって目の上のたんこぶのような存在のようです。麦わらの一味が何か事件を起こす度に『またか』というような発言をしてきた五老星ですが、麦わらの一味とはどのような関係なのでしょうか？

まず五老星は世界政府の人間で、麦わらの一味船は海賊ですから当然敵対する関係にあります。しかし世界政府のトップの五老星が何故一海賊団である麦わらの一味をそこまで気にかけるのでしょうか？もちろん船長のルフィがこれまでとんでもない事件を数多く引き起こしてきたことも関係しています。しかし、五老星は麦わらの一味船長麦わらのルフィの名前にある『D』の文字を気にしている節があります。

『D』の文字についてはまだ謎も多く、『Dの意志』などと言われて名前に『D』の文字が入っている人物達を五老星は危険視しているようです。頂上決戦から2年経ち、麦わらの一味が旅する世界も情勢がガラリと変わってきました。これを大きな時代のうねりと感じた五老星は様々な人物の写真を見ながら『大掃除』が必要だとしてその写真にナイフを向けます。その中には麦わらの一味船長のルフィの写真もありました。

このことから五老星と麦わらの一味の関係は本来の世界政府と海賊の関係が成り立っていると考えられており、今後五老星と麦わらの一味がどのようにして関わり戦っていくのかがファンの間では話題になっています。

世界政府ではただ1人の王を作らず、誰も座ることができない『虚の王座』というものを作っていました。しかしそれは表向きの話だったのです。実際にその王座に座ることができるものが1人だけおり、それが最近登場した謎の人物”イム様”なのです。玉座に座る”イム様”に五老星は恭しく、深々と頭をさげます。五老星が膝を付き支持を仰ぐところから”イム様”はこの世界に存在するただ1人の王だと言われています。

それでは最後に『ワンピース』の五老星について、皆さんがどう感じているのか、考察しているのか、感想や評価をTwitterからご紹介します。ネタバレを含みますので、これから『ワンピース』をご覧になる方はご注意ください。

『ワンピース』は長期連載であり、キャラクター数も多いことから未だに謎が多く、考察の話は底を突きません。そんな中やはり五老星という存在は謎に包まれており、比較的最近存在が明らかになった”イム様”とセットで気になる方が多いようです。

五老星はその並々ならぬプレッシャーからネタとしてもよく使われています。こちらの方は最終面接の役員の方々を五老星に重ねてしまったようです。五老星は謎に包まれている集団で意外と思われるかもしれませんが、ネタとして使いやすく親しみやすい面がファンにはあるようです。

上でご紹介した五老星のメンバーについてご説明した通り、五老星の中の1人は帯刀しています。こちらの方はその五老星のメンバーが所持している刀について考察されています。麦わらの一味ロロノア・ゾロが初期から所持している”三代鬼徹”という妖刀があるのですが、最近ワノ国編に入って”二代鬼徹”が登場しました。ロロノア・ゾロが”鬼徹”シリーズを全て所持するのではないかという考察もあります。

そうすると将来的に”初代鬼徹”が登場する可能性は高く、またそれを所持するものはかなりの強敵であると考察されています。実はものすごく強いのではないかと考察されている五老星の1人が剣豪として”初代鬼徹”を持っている可能性は十分にあると考えられています。

先日放映されたアニメの『ワンピース』のOPにもついに五老星や”イム様”、赤髪のシャンクスが登場したようです。アニメも本編に近づいてきていよいよ盛り上がっってきたとワクワクしているファンの方は多いようです。

五老星が強いのかどうかはやはり気になる方も多いようです。刀を持っているメンバーについては確実に強いのではないかという声も多いです。麦わらの一味のロロノア・ゾロが刀使いで代々強者と戦って乗り越えてきているところから、刀を持っているだけで強者に見えるという読者もいます。

いかがでしたか？今回は週刊少年ジャンプで連載中の『ワンピース』に登場する五老星についてご紹介しました。詳しい正体が明らかにされておらず未だ謎の多い五老星について、メンバーや強さの考察、キャラクターのモデルなどをご紹介しています。これから活躍を増すであろうと言われる五老星に今後も是非注目してください。