【ワンピース】リューマはゾロの遠い祖先？名字は「霜月」？本名から関係を考察

ワンピースで享年47歳という若さで死亡しているリューマは、スリラーバーク編においては将軍ゾンビとして姿を現しています。かつて空飛ぶドラゴンを愛刀の秋水で倒している彼は、ゾロの遠い祖先ではないかと囁かれていました。同じ剣豪である特徴はもちろん、短髪の髪型や他者からの恩を忘れずに全力で返していこうとする姿勢、勇敢さなどどれをとっても似ていることろが多かったのです。

また、刀神様として祀られていたリューマと仲間意識が強いゾロとの戦いは名勝負として多くの人から支持されていました。そこで、ワノ国出身の侍として名を馳せた「霜月」という名字を持つリューマの本名から冷静沈着なゾロとの関係や2人の共通点、礼節にうるさいリューマの愛刀である秋水について考察しながら、テレビアニメにおいてはゾロの声優を務めている中井和哉さんについてもご紹介します。

1997年34号(7月)から週刊少年ジャンプによって連載がスタートした「ワンピース(ONE PIECE)」は、熊本県出身の尾田栄一郎さんによって描かれています。2020年4月の時点では96巻まで単行本で刊行されており、現在も連載中です。ワンピースでは海賊王を目指すルフィが仲間達と一緒にひとつなぎの大秘宝を巡って戦いを通して絆を深め合っています。

作中では激しいバトルシーンと共に感動的なエピソードや思わず吹き出してしまうようなギャグシーンも随所に散りばめられている人気の漫画です。週刊少年ジャンプでは1976年～2016年にかけて連載された「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に次いで長期間連載されている漫画として話題になっています。漫画をはじめ映画やゲーム、テレビアニメなど幅広く展開され多くの人に愛される作品となりました。

海賊王となってこの世の全てを手にしたゴール・D・ロジャー。彼は生前ワンピースという大秘宝を遺したとして伝説の海賊となっていました。海賊王になることを夢見ているルフィは海で溺れている所を友達になったシャンクスによって命を救われます。立派な海賊になって彼と再会することを誓ったルフィは仲間と共に海賊の旅をスタートさせました。旅を通して仲間同士の絆が深まり海賊として大きく成長していきます。

ワンピースでは空飛ぶドラゴンを斬り落としたということで大剣豪として名を轟かせたリューマの姿があります。ワノ国の侍として有名になったリューマは、目付きが悪く黒髪に茶筅髷(ちゃせんまげ)を施しており冷静沈着なゾロと容貌がよく似ていました。47歳にて病気によって死亡したリューマは、故郷(ワノ国)に秋水という愛刀と一緒に埋葬されています。

• 本名：霜月リューマ
• 異名：伝説の侍、刀神様
• 血液型：XF型
• 誕生日：11月6日
• 年齢：享年47歳
• 死因：病死
• 出身地：偉大なる航路 新世界 ワノ国 鈴後
• 所属：元ワノ国の侍→スリラーバーク将軍ゾンビ
• 身長：179cm

ワンピースで大剣豪でありながら少し間が抜けていたリューマはキングと呼ばれている大剣豪との戦いを求めて世界中を旅していました。しかし、その大剣豪は彼自身のことだったのです。生粋の武人であったリョーマは他者からの恩は決して忘れず全力で返すという人間でした。剣神様として祀られていたリョーマは、カゲカゲの実の力を扱うことができるモリアによって墓を荒らされ、ゾンビとして蘇ることになります。

ワンピースで愛刀の秋水を携えて海外を放浪していたリューマの本名は霜月リューマとなっています。彼は空飛ぶドラゴンを愛刀の秋水によって斬り倒したことでワノ国出身の侍として名を轟かせるようになりました。好戦的な性格のリューマは、自らの剣の力を磨くために放浪の旅をしていましたが、大剣豪と呼ばれていたキングの名を知ってからは彼と戦うことを夢見て放浪の旅を続けていました。

しかし、病気によって享年47歳という若さで亡くなってしまいます。ワノ国の侍、大剣豪のキング(リューマ・ド・キング)と呼ばれていたリューマは、彼の故郷に埋葬されることになります。彼はワノ国出身で「鈴後(りんご)」と呼ばれる郷が彼の故郷だったのです。故郷である鈴後に帰ってきたリューマは愛刀の秋水と一緒に墓に埋葬されることになります。

ワノ国出身の侍として名を轟かせたリューマは、多くの人から慕われ刀神様として大切に祀られていました。生粋の武人であったリューマは、その剣豪としての腕を買われスリラーバーク海賊船の船長を務めているモリア達によって墓を荒らされることになります。天才外科医であるドクトル・ホグバックによって強靭な肉体に改造され、カゲカゲの実の力を扱うことができるモリアによって将軍ゾンビとして復活させられました。

ワンピースで好奇心旺盛で無邪気なルフィが率いる麦わらの一味の最初の仲間となったのが、三刀流の剣士として活躍しているゾロです。仲間を大切にするルフィと出会った当時のゾロは、海賊狩りをしており海賊からも恐れられていました。賞金稼ぎをしていたゾロでしたが大きな夢を抱いているルフィの考えに賛同して仲間になります。自由奔放なルフィに対して冷静沈着なゾロは自然と副船長のような役割を担うことになりました。

• 本名：ロロノア・ゾロ
• 異名：海賊狩りのゾロ
• 血液型：XF型
• 誕生日：11月11日
• 年齢：19歳→21歳
• 出身地：東の海 シモツキ村
• 肩書：最悪の世代
• 所属：賞金稼ぎ→麦わらの一味戦闘員(剣士)、麦わら大船団
• 身長：178cm

鋭い切れ目のゾロは、美しい緑色の短髪に鍛え抜かれた強靭な肉体を持っています。人相が悪いゾロは微笑むことで周囲を凍りつかせてしまうオーラがありました。必要以上に仲間とも絡もうとしないゾロは、強い精神力の持ち主だったのです。それゆえに修業を趣味とするくらい常にトレーニングを重ねています。この強い精神力はかつての友と交わされた誓いを守るためでもありました。

第92巻のコミックスで東の海ではかつて数十年前にワノ国の船が到着していたことが明らかとなりました。その事実によってワノ国出身のリューマの子孫が東の海に渡ってきたのではと噂されるようになります。もし、それが事実だとすると剣豪として名を馳せたリューマと三刀流の剣士であるゾロは遠い子孫の関係かもしれません。

そこで、少し間が抜けているといわれていたリューマとその子孫ではと噂されるゾロとの共通点をご紹介します。麦わらの一味の仲間となったゾロの過去についてはこれまで全く語られていないため、親子関係や親戚についても明らかにされていませんでした。それゆえにワノ国出身の大剣豪であるリューマとの共通点を考察することで正体がわかってくるかもしれません。

東の海のシモツキ村出身のゾロは、鋭い切れ目を持っており人相が悪く周囲を威圧するオーラを放っていました。強敵や戦いにおいてのゾロの笑みは思わず子供が泣きだしてしまうほどの背筋が凍るような恐ろしさが漂っていたのです。また、美しい緑色の短髪にいつも白のラクダのシャツを着用しています。髪の毛とお揃いの緑色の腹巻を愛用し、3本の刀を右腰に差していました。

黒いズボンに長めの黒のブーツを着用し剣士であるため戦いやすいようにシンプルに装っていたのです。左耳には3つもピアスを付けており海賊でありながらおしゃれな見た目をしていました。それに対して刀神様として祀られていたリューマは、茶筅髷の黒髪に目つきの悪い人相をしています。薄灰色の無地の着流しを纏っていました。右腰に愛刀の秋水を差しておりそのいで立ちは時代は異なるものの現在のゾロと似ています。

特に鋭い相手を仕留めるような目付きは、子孫ではと噂されているゾロとそっくりです。さらに、髪型も歴史を感じさせる茶筅髷を取り除き現代風にすれば短髪のゾロの髪型とどこか似た感じになります。容姿などの見た目や放っているオーラ、目付きなどトータルで冷静沈着なゾロと似ている点が多いといえます。

空飛ぶドラゴンを愛刀の秋水で斬り倒したリューマは、ワノ国出身の侍として名を轟かせることになりました。その強さは世界中に伝わり「リューマ・ド・キング」と呼ばれるほどになったのです。当時の彼はより強い剣豪との戦いを求めていたため、噂になっていた剣豪のキングを求めてさまよい歩いていました。しかし、彼が探し求めていた剣豪のキングは自分自身の噂であったゆえに、彼は一生出会うことが叶わなかったのです。

47歳という若さで病死してしまった彼はワノ国に帰郷して、刀神様として祀られていました。しかし、ゾンビを仲間にしていたゲッコー・モリアによって墓を掘り起こされ、死体を持ち出されてしまいます。スリラーバーク海賊団の船医であるドクトル・ホグバックによって改造人間とされ、カゲカゲの実の力を扱うことができるモリアによって陽気で大らかな性格のブルックの影を媒体としてゾンビにされてしまいました。

将軍ゾンビとして復活した彼は、三刀流のゾロと戦うことになります。音楽と歌をこよなく愛しているブルックはその様子を見て、精神力が強いゾロと将軍ゾンビになった彼は同じ豪剣の筋力を持っているかもしれないといい放っていました。それゆえに、戦った際は同系統の破壊力を持つゆえに勝負はすぐに決着がつくと分析しています。剣士としてのスタイルが同じゾロはさすが子孫といわれるだけの強さを持っていました。

見た目の容姿や豪剣の筋力において共通点の多い将軍ゾンビとして復活したリューマと指揮力や行動力があるゾロ。彼らにはさらにかつて剣士として竜を切ったという過去がありました。世界中を放浪していた際に出会った空飛ぶドラゴンを愛刀の秋水で見事に斬り倒したリューマ。それに対して、三刀流のゾロも同様に「死・獅子歌歌(し・ししそんそん)」という上位技によって空飛ぶ竜を殺しています。

新世界編においてさらなる修業を積んだゾロは、居合術を考案しました。敵である物体の持っている呼吸を感じ取ることによって絶妙な速度や力、角度によって敵を切り裂く事に成功したのです。その威力は絶大で空を飛んでいるドラゴンでさえも斬り殺すことができました。その際にゾロから放たれた死・獅子歌歌は刀を口に加え相手の体勢を崩しながら一刀両断するという見事な攻撃だったのです。

愛刀の秋水と共に故郷の墓に埋葬されていたリョーマでしたが、永遠の眠りを妨げる人物がいたのです。カゲカゲの実の力を扱うことができるモリアは、かつての大剣豪として名を馳せていた彼の墓を荒らし、遺体を改造し、カゲカゲの実の力によって将軍ゾンビとして復活させてしまいます。将軍ゾンビとして復活した彼はかつて一緒に戦ってきた愛刀の秋水と共に冷静沈着なゾロと戦いました。

子孫ではと噂されるゾロは一歩も引かず素晴らしい戦いを繰り広げます。3本の刀を自由自在に操ることができるゾロの剣士としての才能を認めた彼は、自らの愛刀である秋水を敵であるはずのゾロに与えました。ワノ国の国宝となっている秋水を受け取ったゾロは、この勝負の勝敗はなかったことにしようと提案します。素晴らしい剣士同士だから交わすことができた心の交流でした。

かつて共に戦ってきた愛刀である秋水を自ら与えたいと思える存在だったゾロは、やはり彼の子孫である可能性は高いと考えることができます。遠い子孫にあたるかもしれないゾロとの戦いにおいて、剣を通して自分との繋がりを感じたのかもしれません。ワノ国の国宝となっている秋水を祖先かもしれない彼から直に手渡されたことによって白米好きのゾロはますます強くなるでしょう。

生前に空飛ぶドラゴンを愛刀の秋水で倒すことができたリューマの名字は「霜月」となっており本名は「霜月リューマ」です。本名に含まれている名字の霜月と同じ名前の人物や村が存在していたことが明らかとなり、大剣豪として名を馳せたリューマとの関係が噂されるようになりました。そこで、彼の本名の名字と同じ名前を持つ人物や村などとの関係を考察していきます。

彼の本名(名字)と同じ名前であるシモツキ村との関係を探ることで、3本の刀を自由自在に操ることができるゾロと病気で若くして亡くなったリューマとの関係も明らかになっていくかもしれません。子孫ではと噂されるゾロとの関係を礼節にうるさいリューマの本名から探っていきます。

ワノ国出身の侍として名を馳せたリューマの本名は「霜月リューマ」となっています。伝説の侍と呼ばれている彼には、「霜月」という名字が付けられていたのです。大剣豪だったリューマの本名に付けられているこの名字は、ワノ国においておこぼれ町と呼ばれていたえびす町において人気者だったトの康、本名は霜月康イエと同じでした。

ボロボロの身なりにふざけたお調子者の雰囲気を漂わせている彼は町の人からは仏と呼ばれていたのです。さらに、その名字によって思い起こす村が東の海に存在していました。その村とは、麦わらの一味で副船長の任務を行っているゾロの故郷である「シモツキ村」です。生粋の武人であるリューマの本名の名字と同じ名前を持つ村が存在し、その村が剣豪であるゾロの故郷であったことから2人の関係についてさまざまな噂が立ちました。

刀神様として祀られているリューマの本名が「霜月リューマ」だということが明らかとなりました。少し間が抜けている性格だった彼の本名が明らかになったことで、本名に含まれている名字と同じ村が存在することがわかります。その村が必要以上に人と絡まない性格のゾロの故郷だということで話題となりました。彼の本名と故郷の村の名前が同じだということで2人には特別な関係があるのではと考えることができます。

第92巻のコミックスで東の海に数十年前ワノ国の船が到着していた事が明らかとなりました。それゆえに、数十年前に東の海に到着したワノ国が新たにシモツキ村を興したと考えることができます。もしも、ワノ国の人達がリューマの本名と同じ名前のシモツキ村を作ったのだとしたら、ワノ国九里の方言である「スナッチ」という言葉をシモツキ村出身のゾロが知っていてもおかしくありません。

東の海に到着したワノ国の人達がシモツキ村を作っていたとして、シモツキという名前が名付けられたのにも理由があるはずです。大抵名前を付ける際にはそれに関わった有力者の名字を付けることが多いとされています。それゆえに、当時の有力者の名前は「霜月」だったと考えることができるでしょう。そう考えるとワノ国の侍として名を馳せたリューマとシモツキ村出身のゾロは遠い子孫の関係と考えることができます。

他者からの恩は一切忘れず全力で返す精神の持ち主であったリューマは、47歳という若さで病気で亡くなっているかつての大剣豪ですが部下思いのモリアによって将軍ゾンビとして復活しています。将軍ゾンビとして復活した彼はスリラーバーク編では麦わらの一味であるゾロと戦っていました。その戦いぶりを見た多くの人からゾロは子孫ではないか、大剣豪であったリューマの生まれ変わりではないかと囁かれることになります。

精神力が強いゾロが生粋の武人であったリューマの生まれ変わりや子孫ではといわれる理由としては、容姿や目つき放っているオーラが非常に似ている、2人とも剣豪として名を馳せている、ゾロが誕生する前にリューマは死亡している、かつての愛刀である秋水を与えていることなどがあげられます。これらの理由から子孫よりも生まれ変わり説の方が有力ではないかという噂も立つようになりました。

さらに、スリラーバーク編では将軍ゾンビとして復活した彼は別人格の影が使用されていることで肉体はかつてのリューマであっても人格が全く異なっているため彼ではないという見方もできるからです。それ自体が仲間意識の強いゾロが彼の生まれ変わりである伏線ではと考えることもできます。いずれにしても、子孫や生まれ変わりの関係など何かで繋がっていることは明らかでしょう。

ワノ国の将軍を務めている黒炭オロチは、ヘビヘビの実を扱うことができる能力者です。四皇として恐れられているカイドウと自分の利益のために手を組んだ黒炭オロチはワノ国を支配するようになりました。嫉妬深く傲慢な性格の黒炭オロチはワノ国の多くの民を苦しめていたのです。

かつて身分が低い時に受けた恨みをネチネチと持っている小心で臆病な性格の彼は圧倒的な力を見せつけることで自分を見下す人を作らないようにしていました。しかし、ワノ国にはかつて刀神様として祀られていたリューマの墓があります。もしも、愛刀である秋水を与えられたゾロがかつての持ち主のリューマの子孫であったり、生まれ変わりだったりするのであれば、悪行を働く黒炭オロチを斬り倒す可能性は高いです。

ワノ国の人々を苦しませている黒炭オロチを斬り倒し民を救うことでかつての英雄であった大剣豪のリューマの子孫、もしくは生まれ変わりとして英雄化され彼の愛刀であった秋水の正式な所有者として歓迎される日が来るかもしれません。生まれ変わりや子孫だということは明らかにはならず、ただ英雄として扱われるかもしれませんが、深い繋がりを感じさせるような展開を予想することができます。

ワノ国の侍として有名なリューマとの関係が噂されるゾロの刀は作中で微妙に変化をし続けてきました。初期の頃は和道一文字(わどういちもんじ)と無銘の日本刀を2本所持し三刀流で戦っています。元王下七武海のミホークとの戦いにおいて無銘の日本刀2本が全壊してしまいました。偉大なる航路では三代鬼徹(さんだいきてつ)や雪走(ゆばしり)という日本刀を新しく加えて戦いますが、酸化させられた雪走は崩壊してしまいます。

スリラーバーク編では将軍ゾンビとなったリューマとの戦いで勝利し秋水を譲り受けました。しかし、ワノ国編では武僧である牛鬼丸によって譲り受けた秋水を奪われてしまいます。彼によって本来あるべき場所である鈴後のリューマの墓に秋水が収められました。ワノ国の国宝として祀られていたことを知ったゾロは秋水を諦めることになります。その代わりに閻魔(えんま)を譲り受けていました。

三刀流のゾロは2年前さまざまな技で多くの海賊と戦ってきました。彼の最も代表的な技である交差した2本の日本刀を敵に突進しながら斬りつけていく三刀流の「鬼斬り」は相手を吹き飛ばす威力を持っています。1本の刀は口にくわえ2本の刀を構え縦に身体を斬りつける技となっている三刀流の「虎狩り」は迫力のある技となっており、周囲でみている海賊達を震え上がられました。

その他の三刀流の技には、流れるように敵の攻撃をかわしながら敵を斬ることができる「刀狼流し」や回転しながら敵を斬ることで竜巻に巻き込まれたように敵の身体が高く舞い上がってしまう「流巻き」、宙にカニのハサミで挟み込むように斬ることができる「蟹獲り」、作中で1番使用されている三十六煩悩鳳の三刀流バージョンである「百八煩悩鳳(108ポンドほう)」などがありました。

その他の三刀流には砲弾を雨のように放たれた際には真っ二つに斬ることができる「鴉魔狩り(カラスまがり)」や、闘牛の角のように両手の刀を構えて突きの攻撃をすることができる「牛鬼 勇詰」、3本の刀が歪んで見える鬼斬りの「艶美魔夜不眠(えんびまよねず)鬼斬り」、太くなった腕によって2本の日本刀を持ち、もう1本は口に咥え3本を交差させることで相手を吹き飛ばすことができる「二剛力斬(ニゴリザケ)」があります。

二刀流においては一気に多くの敵を斬ることができる「犀回(サイクル)」や、鋼鉄の客車を真っ二つにすることができる居合の斬りである「居合・羅生門」がありました。一刀流としては接近戦によって戦いにくい時などに放つことで飛ぶ斬撃を行うことができる「三十六煩悩鳳(36ポンドほう)」や飛び上がることで落下の勢いによって斬り口から発火させることができる「飛龍火焔(ひりゅうかえん)」などもあります。

多くの戦いを繰り広げてきたゾロはその後も大きな活躍をしています。そこで彼の2年後の技一覧もご紹介しましょう。三刀流奥義としては、一瞬で6発の斬撃を放ち、切断した物体をさらに縦に6つに斬ることができる「三刀流奥義・六道の辻」をはじめ、黒刀と化した刀で放つ三千世界のバージョンアップ版となっている「三刀流奥義 一大・三千・大千・世界」などがあります。

三刀流としては龍巻きのさらにパワーアップしたタイプとなっており竜巻によって吹き飛ばされるだけでなく、斬ることができる竜巻となっており、敵が逃げたとしても追いかけまわすことが可能な「黒縄(こくじょう)・大龍巻」、鬼斬りがさらにバージョンアップした「煉獄(れんごく)鬼斬り」、百八煩悩鳳の特大版となっている「千八十煩悩鳳(1080ポンドほう)」なども誕生していました。

一刀流としては水と共に飛ぶ斬撃となっている水面を下から斬り上げることで放つことができる「厄港鳥(ヤッコウドリ)」や、相手を真っ二つにすることができる「大辰撼(だいしんかん)」などがあります。恐怖によって冷静さを失った敵は元に戻ることができないでいました。その他の一刀流としては敵の攻撃によって一刀両断することができるカウンター気味の一刀流となっている「馬鬼(バキ)」がありました。

仲間意識が強いゾロの声を担当したのは声優の中井和哉さんです。中井和哉さんは、公務員として務めていましたが声優としての夢を諦めきれずに土日には青二塾へ通って声優としての腕を磨いていました。その甲斐があって第11期生として青二塾の大阪校を卒業し、声優として1995年にデビューをします。

• 名前：中井和哉(なかいかずや)
• 血液型：A型
• 生年月日：1967年11月25日
• 出身地：兵庫県神戸市
• 所属事務所：青二プロダクション
• 職業：声優、ナレーター
• 声優デビュー：1995年
• 身長：169cm

空想科学世界ガリバーボーイというテレビアニメで声優デビューを果たした中井和哉さんは、侍や剣士など刀を扱うキャラクターの声を担当することが多くなりました。2011年には第5回声優アワードにおいて「助演男優賞」を受賞しています。冷静沈着なゾロの声を担当したことで大ブレイクした彼は、ゲームやアニメの声優はもちろん、情報番組のナレーターとしても活躍するようになりました。

声優の中井和哉さんが出演した主な作品としては、機動新世紀ガンダムXのウィッツ・スー役をはじめ、RUN=DIMの宮内眞平役、BPS バトルプログラマーシラセの白瀬慧役、銀魂の土方十四郎役、戦国BASARAの伊達政宗役、ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animationの大和田紋土役、攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTUREのボーマ役、あひるの空の千葉真一役などがあります。

スリラーバーク編での冷静沈着なゾロと生粋の武人としてワノ国の人からも愛されていたリューマとの戦いが1番好きという感想を寄せている人は多くいました。正確にはスリラーバーク編で姿を現している彼は将軍ゾンビとして復活させられているため中身の人格は陽気で音楽と歌が大好きなブルックの影が使用されたものとなっています。それゆえに身体と人格との相性がいまいちだったようですが素晴らしい戦いを見せていました。

それゆえに多くの人の心を掴んだようです。3本の刀を自由自在に操ることができるゾロの戦う姿をかっこいいと評価している人も多くいました。また、将軍ゾンビとして復活させられた彼も人格は義理堅い性格のブルックが入っていたためいい人として映ったようです。負けた将軍ゾンビは潔くゾロを認め愛刀である秋水を与えていました。剣豪同士の気持ちが通じているその様子に感動している人もいます。

海賊の最高峰といわれている四皇のカイドウは、悪魔の実によって竜になることができました。それゆえに、空飛ぶドラゴンを愛刀の秋水で倒すことができたリューマ同様に、彼の愛刀を受け継いだゾロに四皇の竜に姿を変えたカイドウを斬って欲しいという声は多くあがっていました。子孫かもしれないと噂されているだけに彼に四皇の1人であるカイドウを倒してほしいという期待が多く寄せられていたのです。

生前の大剣豪として名を馳せていたリューマと美しい緑色の髪の毛を持っているゾロがそっくりでドキッとしたという人は多いようです。容姿などの見た目や雰囲気が似ていることに加えて同じ剣術の使い手であるなど多くの共通点が多い2人は深い繋がりがあるのではと考えている人が多く、かつての大剣豪であるリューマは精神力が強いゾロの祖先ではとの感想も寄せられていました。

礼節にうるさいリューマと麦わらの一味の中では副船長のような働きをしているゾロの関係をまとめてご紹介してきました。容姿をはじめかつて竜を斬ったことがある、豪剣の筋力を持っているなど多くの共通点がある2人は生まれ変わりや子孫などとも噂されるようになります。深い繋がりがありそうな2人ですが事実は明らかになっていません。しかし注目の2人ですので今後真相が次第に明らかになっていくでしょう。