【ワンピース】バロックワークスのメンバー一覧！各キャラの能力・技もまとめて紹介

『バロックワークス』は元王下七武海の『サー・クロコダイル』が作った秘密結社であり、『ワンピース』の超人気エピソード『アラバスタ編』で多くの読者に強い印象を残した組織として知られています。バロックワークスのキャラクターたちは人気が高く、キャラクターまとめなども注目されています。ここではバロックワークスの概要や『ワンピース』の基本情報などをまとめていきましょう。

『バロックワークス社』が登場する『ワンピース』は「海賊」をテーマにした海洋冒険譚であり、特に王下七武海である『サー・クロコダイル』との激闘を描いた『アラバスタ編』は数多くあるエピソードの中でも圧倒的な人気を獲得したエピソードとなっています。

『週刊少年ジャンプ』の長い歴史の中でも圧倒的な人気を獲得している人気漫画であり、『ドラゴンボール』などと並んで世界中で愛されているメガヒットコンテンツとなっています。アニメ作品も20周年を迎えて、2020年には原作、アニメ共に『ワノ国編』を描いていくと考えられています。

『東の海(イーストブルー)』の少年モンキー・D・ルフィは、幼い日に出会った海賊『赤髪のシャンクス』に憧れ、彼の宝物である「麦わら帽子」を預かりました。そして『立派な海賊になって返しに来い』というシャンクスとの約束を果たすため、海賊王を目指してルフィは海へ出ました。

『バロックワークス』は王下七武海の一人であったサー・クロコダイルが結成した秘密犯罪会社であり、社員の数は約2000人を下らない大規模な秘密結社です。主な職務内容は諜報、暗殺、盗み、賞金稼ぎであり、構成要員は強さ順にミリオンズ・ビリオンズ・オフィサーエージェントと階級分けされています。最終目的は「理想国家の建国」とされており、組織の幹部ですらボスの顔を知らない徹底した秘密主義を貫いていました。

ここではバロックワークスの社長・副社長の能力や技一覧などをまとめていきましょう。バロックワークスの社長と副社長は世界でも屈指の賞金首であり、世界的な影響力も大きい二人が手を組んでいます。スモーカーは二人が組んでいるのを見て、『ただの国盗りではなくなった』と危機感をあらわにしました。トップ二人はその後のストーリでも重要なので、しっかりとまとめていきます。

バロックワークスのボス『サー・クロコダイル』は悪魔の実『スナスナの実』を食べた能力者であり、砂を自在に操ることができます。コードネームは『Mr.0』となっています。自然系悪魔の実なので、武装色の覇気での攻撃以外は受け流すことが可能です。

巨大な砂嵐を作る『サーブルス』や攻撃に特化させた『デザートスパーダ』など多彩な技を見せています。弱点は『水に濡れること』であり、濡らすことで実体を捕らえることができます。

バロックワークスの副社長であり、現在は『麦わらの一味』の一員であるニコ・ロビンです。コードネームは『ミス・オールサンデー』であり、懸賞金額は副社長であった当時で7900万ベリーとなっています。

ニコ・ロビンは『ハナハナの実』の能力者であり、自身の体の一部、または全身を自在に咲かせることができます。ロビンは『関節技(サブミッション)』を攻撃のメインに使用しており、スピードなどはロビンの前では無力となります。

バロックワークスのメンバー・キャラの能力や技一覧などをまとめてきましょう。バロックワークスの幹部たちはオフィサーエージェントと呼ばれており、そのほとんどが悪魔の実の能力者となっています。バロックワークスのメンバーは男は「Mr.」、女は「ミス」をつけて呼ばれています。

「Mr.1」のコードネームであったダズ・ボーネスは「殺し屋」という異名をとった賞金稼ぎであり、懸賞金7500万ベリーの強さを持っています。アラバスタではゾロに敗れインペルダウンに収容されていましたが、現在は脱獄し「新世界」にいると考えられています。

「Mr.1」の悪魔の実は「スパスパの実」であり、「全身刃物人間」となっています。ゾロに出会うまでは「剣士」に傷をつけられたことがないと断言するほどの攻撃力と防御力を持っています。

「ミス・ダブルフィンガー」のコードネームであったザラは「毒グモのザラ」の異名を持っており、懸賞金3500万ベリーの懸賞金首でした。アラバスタではナミに敗れ、その後監獄に収監されました。

ミス・ダブルフィンガーは「トゲトゲの実」を食べており、全身がトゲまみれになる「トゲ人間」となっています。髪の毛をトゲに変える「シー・アーチンスティンガー」や全身をトゲに変える「スティンガーヘッジホッグ」など強力な技を持っています。

「Mr.2・ボン・クレー」のコードネームであったベンサムは「荒野のベンサム」の異名で知られ、懸賞金3200万ベリーの賞金首でした。アラバスタではサンジに敗れて、インペルダウンに収監され脱獄を試みるも失敗し、再びインペルダウンに収監されています。

「Mr.2・ボン・クレー」の食べた悪魔の実は「マネマネの実」であり、右手で触れた人物を記憶し自由に変身することができる「変身人間」となっています。基本的には拳法で戦い、「マネマネの実」と融合させることでサンジと互角の戦闘を見せました。

「Mr.3」にコードネームであったギャルディーノは「闇金ギャルディーノ」の異名で知られ、懸賞金2400万ベリーの賞金首となっています。リトルガーデン、アラバスタで「麦わらの一味」に敗れ、インペルダウンに収監されていましたが脱獄し、現在は「千両道化のバギー」の部下となっています。

Mr.3の食べてる悪魔の実は「ドルドルの実」であり、ろうそくを自在に操れる「キャンドル人間」となっています。キャンドルで作る壁「キャンドル壁（ウォール）」やキャンドルで自身を装飾する「キャンドルチャンピオン」などで戦闘します。

「ミス・ゴールデンウィーク」のコードネームであったマリアンヌは「自由の旗手マリアンヌ」に異名で知られ、懸賞金2900万ベリーの賞金首です。Mr.3と共に「リトルガーデン」で敗れた後、捕まったバロックワークスの社員たちの奪還に動きました。

「ミス・ゴールデンウィーク」の能力は特殊な絵の具を使う催眠術のような暗示術で、人に暗示をかける「カラーズトラップ」を駆使します。この暗示にはルフィですら自力で抜け出すことは不可能でした。

Mr.4のコードネームであったベーブであり、「キャッチャー殺しのベーブ」の異名を持っています。懸賞金320万ベリーと低いですが、性格的に攻撃性に欠けているためと考えられています。アラバスタではウソップとチョッパーに敗れました。

Mr.4は4トン以上のバットを軽々と振り回すという圧倒的なパワーを持っています。その実力だけならばMr.3以上とクロコダイルに言わしめる実力者で、ミス・メリークリスマスとのコンボで戦います。

ミス・メリークリスマスのコードネームであったドロフィーは「町落としのドロフィー」の異名で知られ、懸賞金1400万ベリーの賞金首でした。Mr.4とのコンビネーションは強力でしたが、ウソップとチョッパーに敗れています。

ミス・メリークリスマスは「モグモグの実」のモグラ人間であり、地中に穴を開けて自由に行き来できます。爪による攻撃やMr.4とのコンビネーション「モグラ塚4番交差点」はかなり強力なコンボでした。

Mr.5のコードネームであったジェムは「国境のジェム」という異名で知られており、懸賞金1000万ベリーの賞金首です。最も早く登場したオフィサーエージェントであり、ウイスキーピークとリトルガーデンで麦わらの一味に敗北しています。

Mr.5は「ボムボムの実」を食べた「爆弾人間」であり、体のあらゆる箇所が起爆できます。鼻くそを飛ばす『鼻空想砲（ノーズファンシーキャノン）』はかなりの威力を誇っています。​​​​​​

ミス・バレンタインのコードネームであったミキータは「運び屋ミキータ」の異名で知られ、懸賞金750万ベリーの賞金首となっています。Mr.5と共に最も早く登場したオフィサーエージェントであり、リトルガーデンとウイスキーピークで麦わらの一味に敗れてしまいました。

ミス・バレンタインは「キロキロの実」の能力者であり、自分の体重を1キログラムから1万キロまで自在に変化することができます。「一万キロプレス」が代表的な技となっています。

Mr.8のコードネームであったイガラムは「アラバスタ王国護衛隊長」でありましたが、アラバスタ王国のために潜入していました。「バロックワークス」ではウイスキーピークの町長を装い、海賊狩りをしていました。

イガラムは髪の毛に仕込んだマシンガンで攻撃する戦闘術も持っています。ウイスキーピークではゾロと交戦しあっさりと背中を取られましたが、48歳にしてはかなりの戦闘力を持っています。

「ミス・ウェンズデー」のコードネームであったアラバスタ王国の王女「ネフェルタリ・ビビ」は、アラバスタのためにバロックワークスに潜入し、一時は「麦わらの一味」でした。アラバスタでの闘いが終わったあとは王国に残りました。

「孔雀（クジャッキー）スラッシャー」という小指に付けたアクセサリーを武器として使い、王女であるにも関わらずかなりの戦闘力を持っています。王女に戻ってからはこうした戦闘スタイルを見せなくなりました。

Mr.13&ミス・フライデーは通称「13日の金曜日（アンラッキーズ）」と呼ばれており、任務失敗者への仕置きや伝達などの雑務を行っています。似顔絵が得意であったり、マシンガンを足につけていたりと様々な事が行えます。

バロックワークスのメンバーのその後は「ワンピース」の扉絵シリーズで描かれています。この扉絵シリーズ『ミスG・Wの作戦名「ミーツバロック」』では、ミス・ゴールデンウィークを主人公にしたバロックワークスメンバー奪還作戦を描いています。物語はリトルガーデンでバロックワークスのメンバーたちが逮捕されたことを知るところから始まります。

ミス・ゴールデンウィーク、Mr.5、ミス・バレンタインの三人は彼らが捕まっている島へと向かい、変装して海軍の周囲を伺っていました。しかし、海軍大佐「ヒナ」に発見され戦闘になります。

ミス・バレンタインはヒナに拘束されて、人質となってしまいます。投降しなければミス・バレンタインを処刑するという海軍に対して、ミス・ゴールデンウィークは隠れ続けていました。そこに表れたのは一度は捕まったものの、逃げ出したMr.2でした。

そんな中で、島に潜んでいたMr.2がヒナと交戦を始めて海軍にスキができました。その隙を利用してミス・バレンタインの救出に成功したミス・ゴールデンウィークとMr.5は海軍から全力で逃げました。

ミス・バレンタインを救出したミス・ゴールデンウィークたちはカラーズトラップ「裏切りの黒」で海軍船を乗っ取ってバロックワークスのメンバーたちを拘束している「海軍留置所」へと向かいます。そこでミス・ゴールデンウィークたちは一計を案じました。

海軍留置所へとたどり着いたミス・ゴールデンウィークたちは自ら捕まることで、海軍留置所の中へ潜入することを決めました。まんまと海軍留置所へ侵入したミス・ゴールデンウィークたちはついにバロックワークスのメンバーたちが拘束されている牢屋を見つけます。

最初に見つけたのはミス・ダブルフィンガーとミス・メリークリスマスでした。彼女たちは助けに来たミス・バレンタインとミス・ゴールデンウィークを快く迎え入れます。

他のメンバーも次々と見つけていき、ミス・ゴールデンウィークたちはついにMr.1やクロコダイルが入っている牢獄を発見し、バロックワークスのメンバーは再会を果たしました。脱獄して、再びバロックワークスをやろうと提案するミス・ゴールデンウィークたちでしたが、クロコダイルはあまりいい顔をしません。

全員での脱走を果たすために、海軍の留置所で大乱闘が始まります。圧倒的な力を持つ能力者たちばかりなので、海軍留置所は大爆発を起こします。

脱獄間近になった時に、肝心の「バロックワークス」のボス「サー・クロコダイル」が脱獄を拒否します。さらにMr.1もこれに同調するような動きを見せて、ミス・バレンタインたちはクロコダイルたちを置いて脱出していきます。

脱獄していく中で、ミス・ゴールデンウィークはカラーズトラップ「夢の虹色」を使い、それぞれのバロックワークスメンバーが思い描く理想の姿に変身していきました。

ミス・ゴールデンウィークは「画家」に、ミス・メリークリスマスは「お姫様」、ミス・ダブルフィンガーは「酒場のポーラ」へと変身して、理想の自分と向き合います。さらにMr.5は「消防士」、Mr.4は「ピザ屋」、ミス・バレンタインは「チョコ屋」に変身していきます。

監獄に残ったクロコダイルとMr.1にも『夢の虹色』の効力は届いていました。Mr.1は「ヒーロー」の姿に変身し、クロコダイルは「海賊王」へと変身してしまいます。クロコダイルはいまでも「海賊王」を目指していたことが判明する重要なエピソードとなっています。

海軍の留置所から脱出することに成功したミス・ゴールデンウィーク、ミス・バレンタイン、ミス・メリークリスマス、ミス・ダブルフィンガー、Mr.5、Mr.4はある島にある廃屋にたどり着きました。

そこでそれぞれのメンバーの理想に合った職業につきながら「NEWスパイダーズカフェ」の開業に成功します。再び共に働くことになったバロックワークスメンバーたちは充実した表情を見せています。

その一方で、クロコダイル、Mr.1、Mr.2、Mr.3は全員、監獄に入っていました。そして、四人は大罪人として世界一の大監獄「インペルダウン」送りが決定されました。再び彼らが登場するのは、ルフィがエース奪還のために潜入した『インペルダウン編』となりました。

バロックワークスの一般社員もまとめていきましょう。バロックワークスはその他の雑事や諜報活動などを行う一般社員が数多くいます。彼らは「ビリオンズ」と「ミリオンズ」に分かれており、「ビリオンズ」には200人の社員が在籍しています。

ビリオンズはMr.6以下のコードネームを持つメンバーや賞金稼ぎなども所属しており、スパイとしてバロックワークスに潜入していたビビやイガラムもこうしたビリオンズのメンバーの一人でした。戦闘力も高く、バロックワークスの活動を支えているメンバーたちとなっています。

ミリオンズはその下に位置する下層の社員であり、ウイスキーピークでゾロが倒した100人の賞金稼ぎたちも「ミリオンズ」に所属していました。基本的にはビリオンズの部下として活動しており、総勢1800人と数が最も多くなっています。

ここからはバロックワークスに関するネット上の感想や評価などをまとめていきましょう。バロックワークスは今でも人気の高い組織であり、そのメンバーや関係性などもネット上では注目されています。

バロックワークスはかなり人気の高い組織であり、「ワンピース」の敵キャラクターの中でも好評を博しています。ネット上には『バロックワークスがいまだに敵として一番好きかな』という声や『バロックワークス好きすぎる』という声などが挙がっています。

オフィサーエージェント同士が意外と仲がいいとネット上でも話題となっています。ネット上には『ペア同士が意外に仲がいいのが好き』という声や『バロックワークスのペアって仲いい人達が多いな』という声などが挙がっています。

バロックワークスのその後を描いた扉絵シリーズにも注目が集まっています。ネット上には『バロックワークスの扉絵シリーズは結構胸に来る』という声や『扉絵のその後のバロックワークス見ると泣きそうになる』という声などが挙がっています。

今回は『ワンピース』に登場するクロコダイルが率いた「バロックワークス」のキャラクターや能力、技、そのほかのメンバー、キャラクターたちのその後のストーリー、ネット上の感想などをまとめてきました。今でも各キャラクターの人気が高く、「扉絵」シリーズで描かれたそれぞれのメンバーのその後も話題になりました。バロックワークスのメンバーはみな個性的なキャラクターなのでバロックワークスにぜひ注目してみてください。