【ワンピース】クロコダイルの強さは？現在の懸賞金やスナスナの実の能力を考察

クロコダイルは『ワンピース』の中でもトップクラスの知名度を誇る敵キャラクターであり、圧倒的な存在感を見せつけた存在として知られています。『ワンピース』の大人気エピソード『アラバスタ編』のボスキャラクターとして極めて人気の高いキャラクターであり、マリンフォード頂上戦争後には人気が急上昇しています。ここではクロコダイルとメガヒット漫画『ワンピース』の基本情報を紹介してきましょう。

『ワンピース』は1997年から23年以上に渡って長期連載されている作品であり、アニメやゲームはもちろんハリウッドでの映像化まで決定している作品となっています。『最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ』であることでも知られており、2020年現在で世界累計発行部数4億7000万部以上の売り上げを誇っています。

海賊王ゴールド・ロジャーは死に際に、この世のすべてを手に入れられると言われている『ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）』をグランドラインの最終地点に置いてきたと言い残し、公開処刑されました。世の男たちはゴールド・ロジャーの残した『ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）』を手に入れるために海へと出ました。そしてゴールド・ロジャーの一言によって『大海賊時代』へと突入するのでした。

クロコダイルは元王下七武海であり、アラバスタを乗っ取ろうと企てた秘密犯罪結社『バロックワークス』の元社長でもありました。元の懸賞金は8100万ベリーであり『サー・クロコダイル』と呼ばれ、その悪名は世界に轟いています。初登場時の年齢は44歳であり、身長は253センチとかなり大柄です。自然系悪魔の実『スナスナの実』を食べ、自身の体を砂に変え自在に操ることが可能となっています。

ここからは『元七武海』サー・クロコダイルの強さを考察していきましょう。ルフィにとっては初めて敗北を喫した相手であり、自然系悪魔の実の能力者として圧倒的な強さを見せました。個性的で強力な部下を従わせており、世界中の海賊が恐れる七武海の一員でもありました。ルフィと出会う以前には白ひげたちと渡り合った海賊であり、大海賊たちとの因縁もあるとされています。

クロコダイルの強さ①は『ルフィとの3回戦』です。ルフィはアラバスタで三かいクロコダイルと闘っています。一回目はクロコダイルの能力を知らずに完敗してしまいました。この時はロビンによって助けられましたが、二度の対決ではクロコダイルが『水に弱い』という弱点に気づき善戦します。しかし、水を吸い取る能力によって敗北してしまいます。

三度目の戦いでは自身の血を使って砂を固まらせ、クロコダイルに攻撃を与えられるまでになりました。クロコダイルは左手のかぎづめに猛毒を仕込んでおり、ルフィに毒を仕込むことに成功していました。しかし、ルフィは毒にも動じずに、クロコダイルを気迫で圧倒します。最終的にはルフィの『ゴムゴムの暴風雨(ストーム)』で地下神殿から地上まで吹き飛ばされてしまいました。

ルフィに二度勝利したのはクロコダイルだけであり、一度目の戦闘では殺そうと思えば殺せたという程に圧倒しました。アラバスタの時点ではクロコダイルの方が格上でしたが、ルフィを甘く見てとどめを刺さなかったのが最大の敗因となっています。

クロコダイルの強さ②は『頂上決戦で感情爆発？白ひげとの過去』です。マリンフォード頂上戦争に参戦したクロコダイルの狙いは『白ひげ』エドワード・ニューゲートでした。白ひげへの攻撃はルフィに防がれてしまいましたが、白ひげがスクアードに刺されてしまった時は、『そんな弱い男に負けたつもりはない』と珍しく感情を爆発させていました。

白ひげとの関係性はいまだに不明ですが、クロコダイルのことを白ひげは『ワニ小僧』と呼んでいたり、センゴクが『白ひげに旧怨あるお前が』と語っているのでクロコダイルと白ひげの関係性はかなり有名な事であると考えられています。クロコダイルは白ひげに恨みこそあるものの、『憧れ』に近い感情も抱いており、弱くなった白ひげを見て思わず激高してしまったと考えられています。

クロコダイルの強さ③は『意外な共闘！ルフィとクロコダイル』です。ルフィとクロコダイルがインペルダウンとマリンフォード頂上戦争で共闘したことは、アラバスタのことを考えるとかなり意外な展開でした。ルフィも当初は嫌がっていたものの、結果的にはクロコダイルに助けられたシーンも多くありました。ルフィを赤犬から守ったのも、ルフィのことを気嫌いしていたクロコダイルでした。

クロコダイルの強さ④は『バレットと互角？』です。作中最強とも言われている元ロジャー海賊団のバレットとも互角に戦っていたシーンがファンの印象に残っています。クロコダイルはローと手を組んで、『スナスナの実』と『オペオペの実』の二つのコンボでバレッドの戦闘力を大幅に下げることに成功しました。こうした策略と能力の使いどころの上手さがクロコダイルの強さの一つだと言われています。

また二人が若かりし頃には闘って引き分けたことがあることが明かされており、まだ互いに未熟だったとはいえ、『鬼の跡目』とまで言われたバレッドと互角だったことには驚きの声が挙がっています。

クロコダイルの強さ⑤は『弱体化している？』です。イワンコフなども語っている通り、クロコダイルは『大きな戦力』になるほどの強さであることは知られています。しかし、覇気も使えないルフィに敗北するなど、七武海になってからはアラバスタで実業家として働いており、戦闘からは距離を置いておいた生活を送っていたと考えられています。そのため弱体化を疑う声も挙がっています。

ここではクロコダイルの懸賞金などを紹介していきましょう。クロコダイルの懸賞金についてはファンの間でも議論になっており、強さが懸賞金に反映されていないというファンも多くいます。『ワンピース』の世界では懸賞金が強さの基準となっているので、クロコダイルの懸賞金はいまでも注目の懸賞金となっています。

『インペルダウン』脱獄後のクロコダイルの懸賞金は明かされていません。同じく七武海でインペルダウン脱獄囚の一人であるジンベエは4億を超えた懸賞金をつけられているので、クロコダイルの億越えも十分に可能性があると考えられています。クロコダイルの部下であったニコ・ロビンは現在1億3000万ベリーなので、クロコダイルはこの懸賞金よりも上であるとも考えられています。

クロコダイルが海賊の頃につけられていた懸賞金は8100万ベリーでした。七武海に加入して手配書は取り下げられたものの、グランドラインに入ったばかりの『麦わらの一味』にとってはかなりの高額な懸賞金でした。この懸賞金額の低さはクロコダイルがかなりの若さで七武海に加入したという事だともいわれています。実際に同じく七武海であった『海賊女帝』ハンコックも8000万ベリーで七武海入りをしています。

ここからはクロコダイルの食べた悪魔の実『スナスナの実』の能力と技などを紹介していきましょう。登場時は無敵ともいわれた能力であり、『武装色の覇気』なしでルフィがクロコダイルに勝てたことは奇跡に近いとも言われています。クロコダイルは世界屈指の海賊であるため、クロコダイルは悪魔の実『スナスナの実』を自在に使いこなしていました。

『スナスナの実』は自然系悪魔の実であり、体全体を砂に変えるため覇気を使用しない限り、物理的な攻撃は通用しません。体の一部の実を砂に変えることができるので、下半身のみを砂に変えて飛行することも可能です。『スナスナの実』の真髄は『乾き』と言っており、右掌に触れた物体から水分のみを吸い取ることができます。その一方で、水に濡れると物理的な攻撃を受け流すことができなくなるという弱点を持っています。

『スナスナの実』の能力は覚醒するのかという点も注目されています。『覚醒』はゾオン系やパラミシア系に起こるさらなる上の領域であり、覚醒すると能力の幅が拡張されます。しかし、『スナスナの実』は自然系の悪魔の実であり、自然系が『覚醒』するという話はまだありません。

スナスナの実の技①は『砂漠の向日葵（デザート・ジラソーレ）』です。クロコダイルは砂漠の中にある水脈を感知して、『スナスナの実』の能力によって流砂を発生させる技となっています。多くの砂がある場所でのみ使える技であり、砂漠や土の豊富な場所が能力の発動条件となっています。

スナスナの実の技②は『砂漠の宝刀（デザート・スパーダ）』です。クロコダイルが多用する攻撃技であり、自身の体の砂を刃物上に変化させて攻撃します。クロコダイルの基本攻撃技のひとつで、砂漠で使用するとかなり深い跡が残ります。さらに宇通の地面で使用すると石を真っ二つにする程の威力を誇っており、刀で切られるのと変わらない切れ味を誇っています。

スナスナの実の技③は『砂漠の金剛宝刀（デザート・ラスパーダ）』です。『砂漠の宝刀（デザート・スパーダ）』の強化版の技であり、『砂漠の宝刀（デザート・スパーダ）』を複数個作り出し、同時に放つ技となっています。技名も『金剛宝刀』となっているので、刃先はさらに鋭く変化しており、攻撃力もかなり上がっている技だと考えられています。

スナスナの実の技④は『砂嵐「重」（サーブルス・ペサード)』です。砂嵐を作り出し、砂の重みで相手を押し潰す技となっています。ルフィとの三度目の戦いで使用した技で、砂嵐の回転と砂そのものの重さで相手の動きを封じると共に押しつぶす広範囲の攻撃とされています。

スナスナの実の技⑤は『侵食輪廻（グラウンド・デス）』です。『スナスナの実』の真髄である『乾き』を使用した技であり、地面の水分をすべて吸い込み砂に変えてしまう技です。『干割（グラウンド・セッコ）』で乾き切った物質にさらに乾きを与えることで、枯れはてた物をさらに砂の状態にまで戻してしまうという広範囲攻撃です。

スナスナの実の技⑥は『干割（グラウンド・セッコ）』です。地面の水分を吸い取ってしまう大技であり、周囲の物をすべて乾かしてしまうほどの吸水力を見せています。クロコダイルはデモンストレーションとして『乾き』の能力を見せましたが、『干割（グラウンド・セッコ）』は『侵食輪廻（グラウンド・デス）』につなげるために技とみられています。

スナスナの実の技⑦は『三日月形砂丘（バルハン）』です。指から出した砂を三日月状に変形させ、触れた相手の水分をすべて奪いミイラ化させる攻撃技です。クロコダイルが多用する技であり、水が手元にない状態では致命的ともなる技となっています。『三日月形砂丘（バルハン）』はアラバスタでも使用していますが、インペルダウンでも使用するなどクロコダイルの代表的な技の一つとなっています。

スナスナの実の技⑧は『砂嵐（サーブルス）』です。『砂嵐（サーブルス）』は掌で作り出した砂嵐を攻撃や防御、回避などに使う技であり、クロコダイルの『スナスナの実』の代表的な技として広く知られています。要所要所でクロコダイルは『砂嵐（サーブルス）』を使用しており、ルフィとの最初の戦いでも使用され、ユバの街を壊滅させました。

インペルダウンでは攻撃技として使用して、看守たちを根こそぎ吹き飛ばすほどの威力を見せました。さらにマリンフォード頂上戦争では赤犬に追い詰められたルフィとジンベエを『砂嵐（サーブルス）』で吹き飛ばして助けるなど、クロコダイルを代表する技として汎用性の高さを見せています。

ここではアニメ『ワンピース』でクロコダイルのアニメ声優を担当した声優について見ていきましょう。クロコダイルはアニメでも数年間に渡って描かれた『グランドライン突入編』から『アラバスタ編』まで長年登場したキャラクターであるために、クロコダイルの声優にも注目が集まっています。

クロコダイルの声優はベテラン声優の大友龍三郎です。声優が多く所属している『青二プロダクション』に所属していましたが、現在はフリーランスの声優として活動しています。誰にもまねできない低音ボイスは、特に悪役を演じる事で光ることが多いため、多くの名悪役を演じています。『ワンピース』ではクロコダイルの他に、『ワノ国編』の刀匠・天狗山飛徹の声優も演じています。

大友龍三郎は1979年は『ザ☆ウルトラマン』のロイガー役でテレビ声優デビューすると、『モンタナ・ジョーンズ』のゼロ卿や『勇者警察ジェイデッカー』の冴島十三などで声優として知名度を上げます。アーノルド・シュワルツェネッガーやヴィング・レイムスなどのハリウッドスターの担当声優としても知られており、洋画の吹き替え声優としても注目されています。

クロコダイルはかっこいいボスと言われています。アラバスタを支配するためにクロコダイルが作った秘密犯罪結社『バロックワークス』元社長でもありました。この時の経営力や統率力などは評価がたたく、ボスとしてのクロコダイルにも注目が集まっています。

クロコダイルは個性的で強力な面々を部下として持っており、抜群のカリスマ性と経営力を持っていることでも知られています。数百人の社員を束ね、巨大な秘密結社を裏社会で活動させた経営力はドフラミンゴに匹敵する経営力を持っています。さらに、ミスター1やボン・クレー、ニコ・ロビンなど錚々たるメンバーを部下にした海賊としてのカリスマ性も評価されています。
 

クロコダイルの再登場もかっこいいという声も挙がっています。クロコダイルは『インペルダウン』から脱落するルフィと共に、ジンベエやイワンコフと共に脱獄することになりました。圧倒的な戦力を誇るクロコダイルが味方になるという展開は予想顔であり、再登場の仕方もかっこいいと称賛されました。

ここからはクロコダイルに関するネット上の感想や評価を紹介していきましょう。圧倒的な強さを持つボスとして多くのファンから注目が集まっており、ネット上でもクロコダイルは人気の高いキャラクターとして知られています。

クロコダイルは強いという声がネット上にも数多く挙がっています。クロコダイルはルフィに負けたので雑魚扱いされていましたが、インペルダウンやマリンフォード頂上戦争での活躍で評価が一変して、その強さにも注目が集まっています。ネット上には『クロコダイルにルフィってどうして勝てたんだろう』という声や『クロコダイルはやっぱ強いな〜』という声などが挙がっています。

クロコダイルが実はいい奴なのではないかというのは、最近のネット上の風潮となっています。エースの処刑を阻止したり、ルフィを赤犬から助けたりとクロコダイルの性格にも注目が集まっています。ネット上には『クロコダイルが員終えるダウン脱獄後にはいい奴に生まれ変わってるな』という声や『クロコダイルは、敵だった奴が仲間になる的な実はいい奴感が好きです』という声などが挙がっています。

インペルダウンやマリンフォード頂上戦争で大活躍したクロコダイルには『かっこいい』という声が数多く集まっています。ダンディーで何事にも動じない性格などが再評価されており、クロコダイルのカッコよさはファンを魅了しています。ネット上には『クロコダイルのカッコ良さがスゴイな』という声や『クロコダイルはカッコいいわ～』という声などが挙がっています。

マリンフォード頂上戦争後にクロコダイルは敵キャラクターから人気キャラクターに変貌しました。クロコダイルは白ひげとの関係やルフィを助けた男気などで再評価されて、人気が急上昇していることが話題になっています。ネット上には『クロコダイルの人気が半端ないな』という声や『クロコダイルの人気が急上昇ですねわかります』という声などが挙がっています。

今回は『ワンピース』の人気キャラクターであるクロコダイルの強さや懸賞金、『スナスナの実』の技、ネット上の感想などをまとめてきました。クロコダイルは圧倒的な存在感を放っていたキャラクターであり、『スナスナの実』もファンには人気のある悪魔の実となっています。今後もクロコダイルは登場すると考えられているので、クロコダイルに注目して『ワンピース』をお楽しみください。