2020年04月25日公開
2020年04月25日更新
【ワンピース】氷の魔女ホワイティベイの年齢は?頂上戦争後の現在は?
1997年より週刊少年ジャンプにて連載されている尾田栄一郎の大ヒット漫画『ワンピース』。そのワノ国編などに登場するホワイティベイをご存知でしょうか?登場回数の少なさから知名度は今一つのようですが、その美しくミステリアスな容姿から一度見たら忘れられないファンも多いと言います。この記事ではホワイティベイとは?と題して、彼女のプロフィールや年齢の謎について、さらには頂上戦争後の現在の境遇まで限られた情報をかき集めて解明していきます。この機会にぜひご覧ください!
ホワイティベイとは?
ワンピースの作品情報
本記事のメインテーマ、ホワイティベイと彼女の年齢などの話題に移る前に、漫画ワンピースの作品情報を紹介していきます。
ワンピースの概要
ワンピースとは、1997年より週刊少年ジャンプにて連載されている尾田栄一郎による漫画作品です。主人公の少年モンキー・D・ルフィが「ひとつなぎの大秘宝」を求めて、熱い友情で結ばれた仲間たちと大冒険を繰り広げていきます。壮大な世界観や緻密なストーリー展開に支えられ、20年以上にわたる連載にも拘らずマンネリ化に陥ることなく読む者を魅了し続けています。
単行本の累計発行部数は、日本国内で3億9千万部、全世界では4億6千万部を超えるなど日本漫画界の記録を塗り替えてきました。一方でメディア展開も積極的に行われ、東映アニメーション制作のテレビアニメが1999年10月よりフジテレビ系列で放送されています。
また、テレビアニメ放送開始の翌年2000年には劇場版アニメ作品が公開。その後も毎年のように新作の公開を重ね、2019年8月には第14作がファンにお披露目されました。その他にも、アニメを基にした小説の刊行や頂上戦争編をモティーフにした歌舞伎作品「スーパー歌舞伎II ワンピース」の上演が行われています。
ワンピースのあらすじ
東の海のフーシャ村に住む主人公の少年、モンキー・D・ルフィ。村で赤髪の海賊シャンクスと出会ったことから海賊に憧れを抱きます。身に付けていた麦わら帽子をルフィに預けてシャンクスが村を後にしてから10年後。青年となったルフィは、海賊王になるという野望を抱いて大海原へと向かいます。
同じ夢を共有する仲間と共に、海賊団「麦わらの一味」を結成したルフィは、世界の海賊が集結する「偉大なる航路」を目指すのでした。
ホワイティベイのプロフィール
- 本名:ホワイティベイ
- 異名:氷の魔女
- 職業:白ひげ海賊団傘下の海賊団(名称不明)船長
- 出身地:不明
- 能力:無し
- 懸賞金:不明
本記事の主役・ホワイティベイとは、世界最強の男との誉れ高いエドワード・ニューゲートを首領に頂く白ひげ海賊団傘下の某海賊団で船長を務める女性。氷の魔女と呼ばれているのは、彼女の乗る船が砕氷船であることに由来します。
ホワイティベイの外見の特徴とは水色の美しい髪に切れ長の目。すうっと鼻筋の通った印象的な顔は一度見たら忘れられないと言われています。出身地や懸賞金などの素性は明らかにされていませんが、元王下七武海の一人であるサー・クロコダイルの娘だという事がわかっています。
ホワイティベイの年齢は?
ホワイティベイの年齢は不明?
頂上戦争編やワノ国編にて登場した氷の魔女ことホワイティベイ。前述のように公式の情報が少ないホワイティベイですから、年齢に関してもハッキリと何歳だと断定することはできません。そこで、ここでは頂上戦争編やワノ国編での登場時の設定など限られた情報を元に、彼女の年齢を推察してみることにします。
年齢考察①狂死郎にメイクを教えた?
ホワイティベイが何度か登場するワノ国編は、現在からおよそ30年前の回想が中心になります。ワノ国編でのホワイティベイの年齢は、おそらく20歳代でしょう。そうすると、現在のホワイティベイはワノ国編から30年経っているわけですから50歳代という事になります。
女山賊カーリー・ダダンやバロックワークスのオフィサーエージェント、ミス・メリークリスマスといった他の50代のキャラと比べるととても若く見え、50歳代とは信じがたいホワイティベイ。しかし、「シャッキー'S ぼったくりBAR」の店主シャクヤクが62歳であることを考えると、ホワイティベイが50代ということも考えられなくはありません。
また、若作りで有名な将軍の犬こと居眠り狂死郎にメイクの手ほどきをしたのが、他ならぬホワイティベイということもSNS上では囁かれています。
年齢考察②ワノ国回想編には本船の仲間と共に行動
頂上戦争編では白ひげ海賊団配下の船長として活躍するホワイティベイですが、ワノ国回想編では本船の仲間と共に行動しています。直接描かれてはいませんが、ワノ国回想編と頂上戦争編の間には、ホワイティベイが白ひげお抱えの船長を辞めてフリーとして独立する期間があるはずです。
そうしたことを考慮すると、やはり現在のホワイティベイは、齢を重ねて50代くらいになっていると考えるのが妥当なのではないでしょうか?
白ひげは聖人だった?
前述のように頂上戦争編で白ひげ傘下の海賊団で船長を務めていたホワイティベイ。その後ワノ国回想編で登場した彼女は、白ひげから独立した上で本船乗組員と共に仕事をしていました。では、ホワイティベイのボスでもある白ひげとはどんな人物だったのでしょうか?
ワノ国編で独立を許した上でなおかつ傘下に置いて守ってあげる白ひげ。過去には、自分を刀で刺した部下に怒ることもなく許してしまったことさえありました。白ひげの器の大きさや寛容な人柄がよく表れた逸話で、ある意味聖人という事ができるのではないでしょうか?
偉大なる航路後半、いわゆる新世界に君臨する4人の大海賊である四皇の一角を占める白ひげ。では、四皇の他の大海賊は部下に対してどうだったのでしょうか?
まず、ビッグマムことシャーロット・リンリンですが、「来る者は拒まず去る者は殺す」という信条の元、傘下から独立を希望する者は全て抹殺してしまいました。惨い拷問で知られる百獣のカイドウに立てついた者は、心が折れて服従せざるを得なくなるか拷問に耐え切れず死ぬことになるかのいずれかでした。
赤髪のシャンクスは、白ひげ同様に部下に対し寛容でしたが、白ひげのように身を挺して部下を守ることはあり得ないと考えられます。また、白ひげの死後、新たに四皇に就任した黒ひげことマーシャル・D・ティーチに至っては、部下が襲われ命を奪われることになっても無視を決め込むことでしょう。
ホワイティベイの頂上戦争後の現在は?
現在①生きている?
次に、現在のホワイティベイの置かれた状況について考察してみます。黒ひげに捕らえられ処刑宣告を下されたポートガス・D・エースを救出するため、白ひげ海賊団が海軍の要塞マリンフォードに攻め入った頂上戦争。白ひげ海賊団とは切っても切れない縁で結ばれたホワイティベイは、もちろん白ひげ側に付いて戦いました。
ホワイティベイが得意とするのは、彼女の代名詞ともなっている砕氷船を使った戦術です。この砕氷船とは、海面や川面に張った氷を砕いて進み、他の船の航路を確保する船の事です。陸上で言えば除雪車でしょうか?ホワイティベイは、この砕氷船を使って海軍の大将・青雉(後のクザン)が覆った海面の氷を砕き、白ひげ海賊団の航路を作りました。
頂上戦争より1年後、白ひげ団の縄張りを荒らす黒ひげ海賊団と不死鳥のマルコを隊長とする白ひげ団残党との間で繰り広げられた「落とし前戦争」。この戦いで惨敗した白ひげ団では、現在マルコ隊長はじめ戦士たちの多くが消息不明となっています。果たしてホワイティベイは現在生きているのでしょうか?
現在②エドワード・ウィーブルの残党狩りに遭っている?
ワンピース802話「ゾウ」の中での黄猿の話では、白ひげJrことエドワード・ウィーブルの残党狩りで白ひげ海賊団配下の船長のうち16人が既に犠牲となっているということでした。町ごと吹き飛ばされている凄惨な光景は旱害のジャックを彷彿とさせます。旱害のジャックとは、四皇カイドウの懐刀「災害」の一人です。
16名の名前は公表されていません。とにかくホワイティベイに関しては情報が少ないので推測するしかありませんが、彼女が仮に落とし前戦争に参戦していたとすると、エドワード・ウィーブルの強力な攻撃力で不意を突かれた場合には耐えられないかも知れません。今後の展開を見守ることになりますが、不死鳥のマルコとの再会が誰が無事に切り抜けたのかを知るカギになるのではないかと考えられています。
ホワイティベイの初登場
ホワイティベイのアニメでの初登場
ここからはワンピースでのホワイティベイの初登場回を見ていきます。まずは、アニメ版でのホワイティベイ初登場ですが、それは第465話『勝者だけが正義 発動!センゴクの作戦!』(2010年9月5日放送)での事。それでは早速ホワイティベイ登場シーンを紹介していきましょう。
白ひげ海賊団傘下の船長リトルオーズjr.が巨体を生かして海軍のバリケードを突破、処刑台のポートガス・D・エースに近づきます。しかし巨体ゆえに敵の砲弾を体に受けてしまい、あと一歩のところで胸に重傷を負って倒れ込んでしまいます。それを目にした白ひげは、動揺する部下たちにオーズが身を挺して確保してくれた道を無にするなと発破をかけます。
広場へ向かおうと倒れたオーズを踏み越えて進撃する白ひげ海賊団傘下の海賊たち。ここで、女海賊ホワイティベイが登場します。砕氷船を使って別のルートを作ると、そこに海賊たちがなだれ込んできました。
ホワイティベイの漫画での初登場
それでは、次に漫画ワンピースでのホワイティベイ初登場を紹介します。それは2010年3月9日に発売された57巻の第556話『正義は勝つ!!』です。
白ひげ海賊団13番隊モビーディック号の甲板に立つ白ひげは、リトルオーズjrが処刑台のエースの目前で倒れるのを目にします。直後に襲いかかってきた巨人族のロンズ中将をひねり潰すと、白ひげはオーズを踏み越えて進むよう部下に号令をかけました。
赤子の手をひねる様にいとも簡単にオーズを倒したド・フラミンゴが、白ひげの号令に従う海賊たちの行く手を阻みます。ド・フラミンゴが13番隊アトモス隊長に指を向けるとその指を動かしました。すると、突然アトモスは仲間の海賊に攻撃を始めます。ド・フラミンゴには他者を自由に操る能力があったのです。次の瞬間、ドフラミンゴの高らかな笑い声が戦場に響き渡りました。
その光景を見た海軍の軍人コビーとヘルメッポは、恐怖で震える体を抑えて戦場から逃げ出します。同様に怖気づいた兵士が逃走を企てると、運悪く大将のサカズキ見つかり彼のマグマの餌食となって黒焦げとなってしまいました。
そんな中で登場したのが、氷の魔女ことホワイティベイ。彼女は砕氷船で海一面を覆った氷を砕いて航路を開いていきました。すると、海軍の艦船に作戦開始の号令が轟きます。実は、白ひげは海軍の智将・センゴクの頭脳戦が始まるこの瞬間を待っていたのでした。
ホワイティベイに関する感想や評価
ここまでワンピースに登場する女海賊ホワイティベイ特集をお届けしてきましたが、最後にホワイティベイに関する感想や評価を紹介します。
2年前の白ひげの船には「戦闘員としての女性」は乗ってなかった。(※船医チームとしての看護師達は乗ってる)
— .Log【ワンピース考察】 (@manganouA) November 25, 2019
これは白ひげの考えだそうで、30年前から2年前のどこかのタイミングでそういうルールにしたのかな?
その時がホワイティベイが船を降りるタイミングと重なる?🤔https://t.co/YF13HoS3M3 pic.twitter.com/6CQvocmR02
最初に紹介するホワイティベイに関する感想や評価は、ホワイティベイの存在から白ひげ海賊船でのルールについて考察する方のツイートからです。
白ひげの船の”女性は船に乗せない”というルール。30年前のワノ国編では女海賊ホワイティベイが乗っていますが、2年前の白ひげの船には「戦闘員としての女性」は乗っていません。このことから30年前から2年前までの間にルールが制定され、それがホワイティベイが船を降りて独立するタイミングと重なるのでは?と推測しています。果たして真相はどうなのでしょうか?
今週のワンピに白ひげ海賊団登場!!マルコ、ジョズ、ビスタは幼少期の面影があります。マルコ若いねまだ見習いですって
— 士道-シドウ (@onepiece_man120) November 25, 2019
それと7番隊隊長ラクヨウに白ひげ傘下のアンドレ、エポイダ、ホワイティベイもいるよ!!しかしホワイティベイにしろイゾウにしろ見た目と年齢がイコールになってないですね... pic.twitter.com/xww03jL5vV
ホワイティベイに関する感想や評価、続いて紹介するのは、この記事でも取り上げた彼女の年齢に関するツイートです。こちらも50代と考えられる二丁拳銃使いのイゾウ同様に見た目と年齢のギャップが大きい(若く見える)と驚きの印象を表わしていました。
ONE PIECE
— ねろおれん (@nerooren_mic) November 25, 2019
→若き日の白ひげも滝ルートで漂着しとるwww
マルコと喋ってる女性、ホワイティベイか!? 服のセンス的にエルミーっぽくはないんよな。傘下海賊だけど昔は同船してたのか。てか30年前でこれとか現在のベイさん美魔女すぎん?!
おでん、白ひげもたじろぐ破天荒ぶりだww#weeklyjump #WJ52
ホワイティベイに関する感想や評価、最後に紹介するのもホワイティベイの見た目と実年齢のギャップを取り上げたツイートからです。30年前の年齢(見た目)から現在のホワイティベイの見た目の若々しさに瞠目し、「美魔女すぎる」と驚きを表現していました。
ホワイティベイの年齢まとめ
ここまで、ワンピース・ワノ国編などに登場する”氷の魔女”ことホワイティベイに焦点を当て、限られた情報から彼女の年齢を考察、さらには頂上戦争後の現在の状況についても解説してきました。いかがでしたでしょうか?
ワノ国回想編や頂上決戦編などの情報を分析すると、ホワイティベイの年齢は少なくとも50代、そして、あの居眠り狂死郎にメイクの手ほどきをしたのは他ならぬ彼女だと推定するに至りました。また、エドワード・ウィーブルの残党狩りに遭っている可能性が高く、現在生きているかどうかは断定できないのが実情です。ワンピース今後の展開で、ホワイティベイの生存が判明することを期待して待ちましょう。