【ワンピース】ナミの正体はDの一族？古代兵器ウラヌス？出生の秘密や親を考察

美しいヒロインがいると物語が華やかになりますが、少年漫画のワンピースではナミがそのポジションに該当します。もちろんナミ以外にも美しい女性キャラは存在しますが、ナミはその中でも特別な存在なのです。しかし、ワンピースの代表的ヒロインであるナミには多くの謎が残されているのです。この記事では、キュートなナミの魅力や秘密、出生や親について紹介します！

ナミが登場するワンピースとは、日本を代表する漫画・アニメとして、世界中に名を馳せている作品です。ワンピースの原作漫画は、1997年から『週刊少年ジャンプ』で連載されているため、ジャンプの長寿漫画だと言えるでしょう。アニメは1999年から放送されており、国民的人気作品として、地位を確立しています。 

「海賊王」と呼ばれた男・ゴールド・ロジャーは、死刑台で不適な笑みを浮かべ、"ある秘宝"の存在を明かしました。その秘宝の名前は「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」といい、ロジャーの死後、世界中の海賊達がワンピースを探し求める航海へ繰り出しました。

主人公・モンキー・D・ルフィは、海賊王になることを目指し、東の海(イーストブルー)から航海を始め、ワンピースを探し求める旅に出ます。ルフィは様々な仲間との出会いや強敵との戦いを経験し、着実に海賊王への道のりを歩むのでした…。 

「Dの一族」は世界政府との因縁が囁かれている一族で、物語の隅々に登場するワードです。もしナミの正体がDの一族だと聞いたら驚く方も多いと思われます。この項目では、ナミがDの一族であると言われる理由をお届けします！

ナミの正体については、Dの一族説や古代兵器"ウラヌス"説など様々な考察がされていますが、一旦この場でナミの基本プロフィールをおさらいしてみましょう。ナミの出身地は東の海のコノミ諸島ココヤシ村です。かつては、故郷を守るために、アーロンが率いる魚人海賊団に奴隷のように扱われていましたが、ルフィが船長・アーロンを倒したことで、正式に麦わらの一味の航海士として加わりました。

ナミの誕生日は7月3日で、初登場時の年齢は18歳でした。2年後の新世界編では20歳に成長しました。成長したのは年齢だけではなく、胸のサイズと身長も成長しており、東の海編(初期)のスリーサイズと身長は169cmのB86・W57・H86でしたが、ウォーターセブン編では169cmのIカップ(B95・W55・H85)になり、新世界編ではなんと170cmのJカップ(B98・W58・H88)にまで成長しました。

ナミの懸賞金は元々1600万ベリーでしたが、新世界編では6600万ベリーまでに跳ね上がります。サンジやロビンに比べると戦闘員としては少し心細いナミ。しかし、彼女も麦わらの一味の船員です。ウソップが作った天候棒(クリマ・タクト)という武器で戦うナミは、華麗且つ頼り甲斐があり、かっこいい姿を見せてくれます。

これは推測ですが、ナミがDの一族だと考察されていることに対し、ワンピース読者がまず初めに抱く感想は「ナミがDの一族？何でそうなった？」というものかもしれません。そのためまずは一度、ワンピースの作中に登場する"Dの一族"について復習します。Dの一族とは、名前のミドルネームに"D"が使われている登場人物達の総称です。

例えば、主人公であるルフィは"モンキー・D・ルフィ"とミドルネームにDが入っているので、 彼はDの一族に該当します。また、ルフィの義兄であるポートガス・Dエースも、ミドルネームにDがあるので、彼もDの一族です。Dの一族は、世界政府や天竜人にとって厄介な存在だと示唆されており、「空白の100年」と何らかの関係があるのかもしれません。

しかし、何故ナミがDの一族だと噂されているのか？それを調査したところ、興味深い答えが返ってきました。Dの一族に該当する海賊王・ゴール・D・ロジャー(ゴールド・ロジャーと同一人物)には、実は2人の子供がいて、1人はポートガス・D・エース、もう1人はナミだと考察されているのです。

ワンピースの公式情報によると、ゴール・D・ロジャーの子供は、ポートガス・D・ルージュとの間に生まれた息子・エースだけであると言われていますが、実は他にも子供がいたのではないか？と考察されています。ロジャーとエースの母親・ルージュは、自分達の子供に付ける名前をあらかじめ決めていました。男の子が生まれた場合は「エース」、女の子が生まれた場合は「アン」。

ナミの名前をローマ字に変換すると、「NAMI」となります。ですが、これを反対にして読むと「IMAN」、つまり"I'm AN"となるのです。しかし、ルージュはエースを出産した後に死亡し、ナミはエースよりも2歳年下です。そのため、無理矢理感がある考察かもしれませんが、もしナミがエースの妹で、両親がロジャーとルージュだった場合、彼女は結果的にDの一族となります。 

ナミの正体はDの一族？という説から少し脱線しますが、ワンピースの偉大なる(だが親しみ安い)原作者・尾田栄一郎先生(通称：尾田っち)は、ワンピースの連載を始める前に『ROMANCE DAWN』という短編作品を発表していました。この作品の主人公は、ワンピースと同様にルフィで、ガープ(ルフィのおじいちゃん)と似たキャラもおり、ナミポジション(ヒロイン)のキャラ「アン」も登場します。

アンは青がかった黒髪の持ち主ですが、髪色以外は初期のナミと容姿が酷似しているのです。『ROMANCE DAWN』のアンの正体は、ナミ(ヒロイン)の前進となるキャラで、ナミというキャラの出生に大きく関わるキャラだったと考察できます。尾田先生は、ワンピースを連載するにあたって、『ROMANCE DAWN』のアンの面影を投影したキャラ、つまりナミをヒロインとして登場させたのかもしれません。

2年後(新世界編)のナミはウェーブがかった長い髪をしていますが、連載当初のナミ(アン)も現在のナミも魅力的なキャラクターだと言えるでしょう。また、先述したナミの親の正体＝ロジャー＆ルージュという考察ですが、何か引っかかりませんか？ルージュ達は女の子を産んだら「アン」という名前をつけると語っていました。 

『ROMANCE DAWN』のアンはナミとそっくりです。そのため、アン＝ナミの正体で、ナミの本名はアン(I'm An)なのでは？そして、エースとは兄妹にあたり、Dの一族なのでは？と考察することができます。これらはあくまで考察なので、こじつけ感も否めませんが、もしナミの正体、または本名がアンだった説が本当なら、驚かずにはいられません。

たとえワンピースを読んでいる方でも、古代兵器ウラヌスという単語が出てくると、ウラヌスとは一体何なのか？となるケースが少なくありません。そのため、この項目では古代兵器ウラヌスの概要とナミの正体がウラヌスだと言われる理由を追及します。ワンピースで登場する古代兵器の正体とは一体どういうものなのでしょうか？ワンピースで古代兵器といえば、プルトン・ポセイドン・ウラヌスの3種類を示します。

1つ目の古代兵器プルトンは「最悪の戦艦」と呼ばれ、島を1つ滅亡させてしまうほどの威力を持つ古代兵器です。世界政府はプルトンの設計図を所望していましたが、プルトンの秘密を守るため、フランキーが設計図を燃やしてしまいます。そのため、世界政府はプルトンの情報を得られませんでした。2つ目のポセイドンは、かわいい人魚姫のしらほし自身を指します。

「古代兵器が人魚姫！？」と驚かれるかもしれませんが、ポセイドンは数百年に一度というタイミングで人魚として生まれる古代兵器なのです。ポセイドンは世界中を海で満たすほどの威力と海王類を操る能力を有しており、しらほしの成長次第では、発揮される強さも変わるかもしれません。そして、いよいよ3つ目の古代兵器は、ナミの正体だと噂されているウラヌスです。

ウラヌスは正体不明の古代兵器で、詳細は明かされていません。元ネタとなったギリシア神話のウラヌスは天空の神です。ワンピースの古代兵器ウラヌスも天空と関係があると想定されます。天空の神・ウラヌス、そこから連想されるものは天候や天気だと言えるでしょう。ナミは天気を読むことができ、魔法の天候棒(ソーサリークリマタクト)で天候を操る技も有しています。

そうなると、増々天空の神・ウラヌスとの関係が強いのでは？と感じざるを得ません。まだまだ謎が多いウラヌス。ナミとの関係性も今のところは解明されていません。ですが、もしナミがウラヌスだとしたら、世界政府に狙われる可能性があります。しかし、ナミは守られるだけの存在ではなく、自身でも正面から戦うガッツを持っている人物なので、覚醒したらとんでもない強さを手に入れるかもしれませんね。 

かつて(69話)、ルフィはナミの姿をスケッチしたことがあり、その時の絵は何故かどう見ても魚人で、ルフィのユニークな絵心(サンジがブチ切れるレベルのもの)が垣間見れました。一方、サンジはナミと初めて会った(麦わらの一味の船員になった)頃、彼女の美しさを表現する用途で「人魚」というフレーズを口に出しています。しかし、ナミの全身はどう見ても魚人でも人魚でもありません。

ナミの正体は魚人であるという考察は置いといて、ナミの正体＝人魚という説を前提に考察します。ナミは人魚と仲良くなるケースが多く、シャボンディ諸島で初めて出会った人魚のケイミーともすぐに仲良くなることができました。ケイミーがオークションに出された際も、彼女のために大金をすぐに用意することを決意したほどです。ナミはお金が大好きであるにも関わらず、出会って数日の友人を救いだそうと奮闘します。

これは人魚と何らかの縁があり、本能で動いたのかもしれません。次に紹介する例はあまりにも有名なものですが、ナミの正体＝人魚の基軸となる考察です。魚人島に訪れた麦わら一味は、リュウグウ王国の王女・しらほしと出会います。しらほしは初対面のナミに対して、「初めてお会い致しますのに…!!何だかほっと致しますね」と語り、ナミも「境遇が少し似ているからかな」と返しました。

多くのファンは「境遇が似ている」という会話を聞いて、しらほしの母親・オトヒメ王妃とナミの義母・ベルメールを思い出したことでしょう。しかし、ナミの正体が人魚であるから境遇が似てるのでは？と考えた考察ファンも少なくありません。さらにナミ＝古代兵器ウラヌス説の項目で先述した通り、しらほしの正体は古代兵器ポセイドンです。

そのため、古代兵器としても同じ境遇にいるナミとしらほしは、不思議かもしれませんが、温かい縁を感じていました。しらほしが特別にナミだけをクローズアップして「ホッとする」と言ったのは、お互いが人魚または古代兵器だからという説が有力だと言えるでしょう。ナミが古代兵器ウラヌスであれば、しらほしとナミの間で交わされた意味深なセリフの伏線も回収できるのです。

「世界の夜明け」、それは何者かによって導かれる世界の変化を表しているのかもしれません。ワンピースでもし世界を夜明けに導く存在がいるとしたら、確実に麦わらの一味のことを指すでしょう。ペドロの証言からしても、それは明らかで、ルフィ達こそ世界の夜明けを導く者なのです。

ナミの正体が古代兵器ウラヌスで、この世を照らす太陽の力を持っているとしたら、麦わらの一味総出で世界政府と戦うことになるでしょう。なぜなら、世界政府と天竜人がこの世を牛耳っている限り、ルフィ達の世界には本当の自由と光が訪れないためです。つまり、世界政府は闇と夜を指し、ウラヌスは光と太陽を指すのではないでしょうか？

また、世界政府が葬った「空白の100年間」と古代兵器ウラヌス(ナミ)の出生には何かが絡み合っている、そう思わざるを得ません。ナミの出生がまだ明かされていないのは、彼女がウラヌスで、この世の先導者となるためだからではないでしょうか？尾田先生がどのようにストーリーを温めているのか、楽しみなところですね。 

ナミの1人目の親候補は、なんとエースの母親であるポートガス・D・ルージュです。上記でもナミ＝Dの一族説を紹介しましたが、先述した考察以外にもルージュがナミの出生の秘密に関わる理由があります。アニメに登場したルージュは、ふわりとウェーブがかかったロングヘアで、どことなくナミと雰囲気が似ている印象があります。

ナミの出生には謎が潜んでいますが、ルージュのプロフィールはどうでしょうか？ルージュの出身地は南の海(サウスブルー)バテリラです。そして、ナミの出生は明かされていないため、育ったのは東の海でも、もしかしたら南の海が出生地なのかもしれません。ルージュは既に死亡しているキャラであり、ワンピースの作中でルージュはあまり登場しません。

しかし、仮に今後ルージュの話を掘り下げる回が来るとするならば、ナミの出生が発覚する可能性も微々たる確率であるのではないでしょうか？また、ルージュは子供を妊娠した際、胎内で20ヶ月も子供を守っていました。そこで挙がってきた考察が、ルージュの正体はボニー海賊団船長・ジュエリー・ボニーだという都市伝説です。

何故そのような考察が生まれたのでしょうか？それは、ボニーの悪魔の実の能力と関係があります。ボニーの能力は年齢を操るもので、もしルージュがボニーであった場合、胎内の子供の成長を操り、守り通したという説が有力です。

ちなみに、ルージュとボニーには共通点があり、どちらも南の海出身であることが明かされています。ボニーもエースと共通点があり、大食らいなところも似ていると言えるでしょう。もし、ボニー＝ルージュ説が濃厚であれば、ナミの母親はボニーという可能性もあることになりますね。

1人目の親候補はルージュでしたが、2人目の親候補としては新キャラ説が挙げられます。未だ明かされていないナミの出生。ワンピースの尾田先生は、コミックス内の質問コーナー(SBS)で、読者の様々な質問に答えてくれますが、それらの回答の中にナミの名前についてのものがありました。

その回答によると、名付け親はベルメールではなく、実の親(産みの親)がつけたものだそうです。「実の親」というワードがわざわざ表記されているため、今後の展開次第ではナミの実の親(新キャラ)が出てくる可能性もあると言えるでしょう。

様々なナミの出生と親候補が出てきましたが、3人目はなんと四皇ビッグマム(シャーロット・リンリン)です。ビッグマムはソルソルの実の能力者で、物に命を与えることができる能力を持っています。ビッグマムとナミの出生に繋がりがあるとは一般的には考えづらいですが、実はビッグマムはナミと同様に天候を操る能力を有しているのです。

ビッグマムは、左手に雷雲ゼウスを従わせており、さらに右手には太陽プロメテウスを宿し、天候自体をその手でコントロールしています。雷雲ゼウスは万国編のラストでナミの仕掛けたトラップに引っ掛かり、彼女の下僕となりました。ビッグマムの元から離れたゼウスですが、以前から自我が強く、ビッグマムの命令も無視した経験もあるため、宿主が変わっても特に気にしてはいないようです。

ゼウスとナミの関係は至って良好で、ワノ国編ではナミや麦わらの一味をサポートしています。天気自体と仲が良いナミを見ていると、増々ナミ＝古代兵器ウラヌス説が強くなるかもしれません。また、ビッグマムは口調が荒いので、敵(女性の場合)を呼ぶ時は「そこの女」や「おい、お前」を使うのでは？と感じられますが、ビッグマムがナミを呼んだ時に発した言葉は「時に娘…」でした。

ビッグマムの「娘」呼びは意外で、単純解釈は承知で言いますが、ナミは「(ビッグマムの)娘」そのものだったのではないでしょうか？また、ナミとビッグマムは同じ目の色(オレンジ色)をしており、ゼウスを盗んだ張本人(ナミ)を名指しで狙う様子もありません。

ビッグマムの子供達は親も出生も様々なので、ナミも微々たるものですが、ビッグマムの娘という可能性もあるのではないでしょうか？ビッグマムの娘であるローラにビッグマムのビブルカードを貰い、ローラの姉・シフォンともすぐに打ち解けて仲良くなったナミは、やはりビッグマムと何か繋がりがあるのでは？と考察せざるを得ません。 

ナミは1歳の時にベルメールやノジコと出会い、3人は家族になりますが、名づけ親については先述した通り不明です。ナミの実の親(産みの親)がいずれ物語に登場するとなれば、ナミという名前に込められた意味を知ることができるかもしれません。ナミの名前を漢字にすると、おそらく「波」になるでしょう。これを考察すると、産みの親がナミという名前をつけたのは、気象学者だったためだと考えられます。

初期のナミは戦闘員ではありませんでしたが、麦わらの一味が強敵と戦う回数を重ねる度に、ナミの戦闘能力はアップし、頼れる航海士として活躍しています。特にアラバスタ編からは、ウソップがナミのために作成した天候棒(クリマ・タクト)という天候を操る武器を使用し始めました。

その後、シャボンディ諸島から天候科学を研究する小さな空島「ウェザリア」に飛ばされたナミは、荒々しい新世界の天候を2年間学んだことで、さらに天候に関する知識が増え、武器も魔法の天候棒(ソーサリー・クリマ・タクト)に変わり、戦闘能力が抜群に上がりました。ナミがここまで天候に詳しくなった理由は、もちろん麦わらの一味のためですが、後々の伏線「古代兵器ウラヌス＝ナミ」に繋がってくるのかもしれません。

ナミは、Dの一族説があったり、ビッグマムの娘と考察されたり、はたまた新キャラの子供など様々な考察がなされています。エースと兄妹でDの一族説も燃える展開かもしれませんが、やはりナミの母親はベルメールだと言えるでしょう。東の海のココヤシ村出身のベルメールは、元海軍将校で、戦場にて死を覚悟した際に赤ちゃんのナミと幼いノジコを保護し、3人で生きることを決意します。

ベルメールはナミとノジコの産みの親でもなく、3人共血の繋がりはありません。しかし、ナミと姉・ノジコは母親であるベルメールが大好きで、ベルメールも2人を愛して止みませんでした。ベルメール、ナミ、ノジコの絆はダイアモンドのように固く、強いものであると言えるでしょう。ベルメールはたくさんの愛情をナミとノジコに注ぎ、2人を立派に育て上げた偉大なる母親なのです。

ナミの美貌は公式設定ですが、麦わらの一味内では色恋沙汰が一切起こりません。その一番の理由は、ワンピースの原作者・尾田先生が作中では恋愛を描かないと公言しているためです。ですが、恋愛がストーリーに関係する場合は、繊細な心理描写が描かれることがあります。

しかし、恋愛をメインに描くと、ワンピース自体のストーリーがブレてしまうため、恋愛の描写を避けているのかもしれません。麦わらの一味のメンバーもナミのことを「女」というよりも「仲間」として見ているため、ナミが危険に晒されることはほぼ皆無に等しいと言えるでしょう。
 

ナミはサンジのことを「サンジ君」と呼びます。ナミが男性に対して「君付け」で読ぶことは少しレアケースで、サンジの他に君付けで呼んでいるキャラは「トラ男君」こと、トラファルガー・ローくらいです。その他の麦わらの一味に対しては全て名前だけで呼びますが、これには何かの法則があるのでしょうか？以前、27巻のSBS(質問コーナー)で、尾田先生は以下のように答えました。

ナミがサンジを君付けで呼ぶのは"ノリ"と"女王様気質な性格"が理由だそうです。何ともシンプルな答えですが、勝ち気で可愛いナミだからこその答えかもしれません。ちなみに、ナミは最初こそローのことを「トラ男」と数回呼び捨てしていましたが、その後は「トラ男君」と呼んでいます。 

ワンピースの都市伝説は数あれど、ナミに関する話も少なくありません。その内容で特に衝撃的な話は、ナミとサンジが結婚するという都市伝説です。サンジは男女問わず優しい性格ですが、女性が相手となると、その優しさは頂点に達します。サンジはロビンのことも大好きですが、ナミに対しては特別な愛情を向けている節があるのです。

サンジにとってはつらかったホールケーキアイランド編では、優しさ故に嘘を吐いたサンジに対して、ナミはどうしようもない怒りをぶつけながら、初めて彼のことを「サンジ」と呼び捨てします。これはあくまで考察ですが、ナミがサンジを呼び捨てにしたのは、サンジに対して本気で「待っている」という覚悟を示したためなのではないでしょうか？サンジとナミは伝え方は違えど、愛情を送り合っていたのでした。

ナミといえば可愛いショートヘアが特徴的なヒロインでしたが、61巻からはロングヘアで描かれ始めました。ナミの髪型が変わった理由ですが、実はあまり深くは語られていません。新世界編では、ロビンやたしぎなど、ナミ以外にもロングヘアに変わったキャラも存在するので、髪型の変化については特に意味はないのでは？と推測します。

あくまで大人っぽく描くことに重きを置いた結果、ロングヘアになったのではないでしょうか？ショートヘアのナミが良いというファンもいれば、ロングヘアの方が好きというファンもいます。どちらも魅力的なのには変わりありませんが、ロングヘアになったばかり(新世界編スタート)の時は、ロングヘアを批判するコメントも多々ありましたが、現在ではどちらも好きという好意的な意見が多い印象です。 

上記でも紹介した通り、ナミの名前をローマ字表記にして、逆から読むと"I'm An"、つまり「私はアンです」という意味の英語が浮かんできます。つまり、ナミの本名はナミではなくアンなのでは？という考察がファンの間で生まれました。

ナミの出生は秘密ばかりですが、サンジの本名が「ヴィンスモーク・サンジ」だったように、何らかの形でナミの出生が詳細に語られ、その後「〇〇・ナミ」という表記で名前が表示される未来が訪れてもおかしくありません。

ルージュが母親という説があるナミですが、実はゴール・D・ロジャーと共通点があることをご存知でしょうか？ナミは麦わらの一味の優秀な航海士で、天候を見極める天才だと言えるでしょう。旅の途中でナミが熱を出した際、ビビはナミが体で天候を感じ取っていることに驚きを示していました。

ナミのこの能力は天性のものだと思われます。一方、ロジャーも天候を読み解く能力を有していると言われており、かつてシキと戦った際は、彼の大艦隊を悪天候で沈め、勝利を収めました。ロジャーにその自覚があるのかは分かりませんが、天候に対する何らかのスキルを持っていることだけは確かです。

思わずサンジの様に「(ん)ナミさんっ！」と目がハートになるほど、ナミのフィギュアはクオリティが高い物ばかりです。どのフィギュアも素敵ですし、種類が多いため、どれが一番かを比較することは、かなりハード、いえ絶対無理だと言えます。

また、どのナミのフィギュアが好きなのかは人それぞれなので、「好き！」と感じたもの、つまりお気に入りのナミのフィギュアをありったけの分集めて飾れば、各々のナミのフィギュアの楽園が出来上がることでしょう。

ワンピースのフィギュアは、最高のクオリティを求める「Portrait.Of.Pirates」シリーズや、価格が優しい(食玩扱いの)「超ワンピーススタイリング」シリーズなど多岐に渡るので、ナミのフィギュアに興味を持った方は、調べてみることをオススメします！ 

この言葉にドキッとしたファンは数知れず。ナミは可愛いだけではなく、かっこいい凛とした面も持ち合わせているのです。キュートで美人なナミは、お金が大好きだったり、ツッコミかと思えばお茶目だったり、実は子供好きだったりと、たくさんの魅力的なギャップを見せてくれます。

ナミの魅力は漫画・アニメだけではなく、ソーシャルネットゲーム(ソシャゲ)でも披露されています。特にアプリゲーム「ワンピース トレジャークルーズ」では美麗な絵が多いため、「絶対欲しい！」と思うカードに巡り合える可能性大です。

この記事では、メインヒロインであるナミの出生の謎や、実の親についての考察をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか？ナミはキュートで凛々しく、根性があるタフな女性です。今後ナミの出生に関するエピソードが登場するのかは未定ですが、仮にナミが古代兵器ウラヌスであった場合は、ワンピースの物語を大きく左右することでしょう。これからもナミの動向から目が離せません！